「学生時代の取り組みが思いつかない」
「エントリーシートには箇条書きで書いてもいいの?」
上記のように、エントリーシート(ES)にある「学生時代の取り組み」について何を書けばいいか迷っている就活生は多いでしょう。
本記事は、学生時代の取り組みを質問された場合の回答方法を解説しています。
ESは自分の魅力をアピールできる貴重な機会です。
面接官から高評価を獲得し、志望する企業に就職できるようにしましょう。
目次[目次を全て表示する]
【es: 学生時代の取り組み】学生時代の取り組みはどう書けばいいの?
エントリーシートの「学生時代の取り組み」を書く際は、どのように何を書けば良いのか迷いやすいポイントです。
まず、学生時代の取り組み(ガクチカ)には、何をしたのかをただ書けば良いわけではありません。
「何を考えてどのように行動し、その結果どうなったのか」という詳細を意識して書くと、効果的に取り組みの内容や自分の考え方などをアピールできます。
また、結論から述べて詳細であるエピソードを伝えるという、PREP法の構成もしっかり意識しましょう。
PREP法を参考にしたうえで要点をわかりやすく伝えると、内容が理解しやすいエントリーシートに仕上がり、一気に完成度が上がります。
【es: 学生時代の取り組み】ESで「学生時代の取り組み」を聞かれたときに就活生がよくする間違い
エントリーシートで学生時代の取り組みを聞かれた際、一部の学生は、以下のような勘違いをしやすいので注意が必要です。
- 実績が凄くないといけないと思い込む
- 取り組んだことの種類はあまり重要でない
実際にエントリーシートに学生時代の取り組みを書くうえで、以上のような誤解をしてしまっていた人は多いのではないでしょうか。
そのため、誤解せずに適切な内容で学生時代の取り組みを書くためには、なぜ間違いなのか、間違いであれば何を書くべきなのかを理解することが重要です。
では、一つひとつを詳しく見ていきましょう。
実績が凄くないといけないと思い込む
エントリーシートで学生時代の取り組みを書く際に、学生は、実績が凄くなければいけないと勘違いしがちです。
「華々しい実績を上げていなければ評価されない」「大した実績がないので、書くことがない。ここで良い評価をもらうのは終わった…」と考えている学生は多いでしょう。
しかしそれは間違いであり、学生時代の取り組みでは、実績の種類や規模などは基本的に問われません。
多くの企業がエントリーシートをチェックするにあたって見ているのは、実績そのものより、取り組みの過程でどのような考え方・行動したかというポイントです。
確かに実績が素晴らしければそれに越したことはないですが、わかりやすい実績がなくても、行動の内容や考え方で良い評価を獲得できることはあるものです。
行動・考え方から、たとえば主体的に動けることや組織の中でチームワークを意識できることなどが伝われば、その人柄やスキルは評価に値します。
そのため学生時代の取り組みを書く際は、実績に強く焦点を当てるのではなく、行動や考え方の内容が伝わるように意識する必要があります。
取り組んだことの種類はあまり重要でない
エントリーシートの学生時代の取り組み・経験において、取り組んだことの種類はあまり重要ではありません。
前述のとおり企業が重視しているのは、取り組みの中からわかる本人の考え方や行動であり、課題や困難とどう向き合ってきたか・その経験からどのような成長を遂げられたのかというポイントだからです。
そのため、学生時代の取り組みといえば部活やサークル、アルバイト、ゼミなどさまざまありますが、その中でたとえば「アルバイトよりゼミのほうが有利」となることはありません。
企業が重要視するポイントを意識して書いていれば、基本的にはどのような種類の取り組みでも、良い評価は獲得できるでしょう。
そのため、エントリーシートに学生時代の取り組みを書くときは、取り組みの種類による評価の違いは気にしないようにしましょう。
重要なのは行動の内容や、その取り組みから何を学んだかというポイントです。
【es: 学生時代の取り組み】ESで「学生時代の取り組み」を聞く理由
続いて、なぜ企業が学生時代の取り組みを質問するのか解説します。
企業側の意図を把握しておくことで、文章の方向性が決まり作りやすくなります。
また、質問内容に合った返事をすることは大切です。
ESや面接において質問内容から離れた回答をしてしまう方がいます。
一生懸命答えてもコミュニケーション能力が低いと判断されるため注意してください。
詳しい内容は、次の文章になるのであらかじめ把握しておきましょう。
どんなことに努力できる人物なのか知りたいから
理由の1つ目は、どんなことに努力できる人物なのか知りたいからです。
学生時代に取り組む内容は、学業や部活動、アルバイトなど多くの就活生が経験していることがほとんどです。
そのため、書く内容は偏りがちです。
しかし、どこに注力してきたのかは就活生によって異なります。
面接官は書いている内容が重複していても、どういった努力をしてきたのか読み解くことで個性を見出しています。
例えば、同じアルバイトでも接客に力を入れた就活生と作業効率の向上に力を入れた就活生では、想像できる人物像が異なるでしょう。
企業はESを通して就活生の人柄を知りたがっていることを理解しておきましょう。
何かに打ち込む時の情熱が強いか知りたいから
理由の2つ目は、何かに打ち込む時の情熱が強いか知りたいからです。
企業は入社後に活躍してくれる就活生を探しています。
そのため、就活生が仕事にどれくらい情熱を注いでくれるか予想するために質問します。
学生時代と仕事では取り組む内容や責任感は異なるでしょう。
しかし、企業はESや面接から就活生の能力を見極めなければなりません。
比較検討の材料にするために「学生時代の取り組み」が知りたいと考えています。
取り組んだ内容選びに迷った際は、自分が一番熱中できたと思えることを思い出してみましょう。
一生懸命に取り組んでいれば文章や口調から情熱は伝わるため、自信を持って採用してください。
何かに打ち込む時の取り組み方が知りたいから
理由の3つ目は、何かに打ち込む時の取り組み方が知りたいからです。
仕事は結果も大切ですが、取り組み方も同じくらいに重要です。
そのため、企業は学生時代の取り組みから仕事の取り組み方を予測しようと考えています。
ESの内容に「周囲と連携して〇〇を成し遂げました」と記載されていれば、企業の一員として上手くやってくれるだろうと判断できます。
反対に、実績しか記載がなく取り組む姿勢が不明だと、入社後の様子が想像できず採用を迷うかもしれません。
面接官が自信を持って次の選考に進めたいと思えるように、ESには取り組み方も記載しておきましょう。
【es: 学生時代の取り組み】ESの「学生時代の取り組み」の構成
学生時代の取り組みを効果的に面接官に伝えるには、正しい構成で文章を作成する必要があります。
思いついた順に書き始めると結論が曖昧になったり、まわりくどい説明になったりして面接官から読みにくい文章と評価されるでしょう。
また、ESは文字数制限が存在します。
限られた文字数で自己PRしなければならないため、余計な言葉は省く必要があります。
面接官に伝わりやすい構成を解説していくので参考にしてください。
1. 結論
まずは、結論から述べてください。
結論から説明することで次の文章が何について記載されているのか想像しやすくなり、読みやすさにつながります。
例えば「私は、野球部に所属していた頃は、自分から話しかけるよう意識していました」と冒頭から主張したいことを説明してください。
丁寧に説明しようと野球を始めたきっかけや努力してきた内容を説明したくなりますが、後回しで問題ありません。
結論を述べたのちに、詳しく内容を伝える段階で説明すれば十分に伝わります。
何が一番主張したいのか不明のままだと面接官は、モヤモヤした状態で読み進める必要があるため注意してください。
2. きっかけ・理由・動機
次は、どうしてそれに取り組んだのか説明しましょう。
結論だけでは状況が想像しにくいため、取り組んだ理由を伝えてください。
理由を説明することで説得力を生み出せます。
「声掛けが少ないことからミスしたため、コミュニケーションを取る必要があると考えたからです」と結論を補足しましょう。
結論の次に取り組んだ理由がないと、面接官は文章を読むことに集中できません。
「どうして就活生は取り組むことにしたのだろう」と理由が気になりながら読む必要があるからです。
読みやすい文章には読み手への配慮があります。
文章の途中で疑問が浮かぶと考える時間が生まれ、読みにくい印象を与えるでしょう。
3. 具体例
そして、どのようにして取り組んだのかも説明してください。
結論を補足するためにも、自分が一番力を入れたと思う箇所を記載しましょう。
同じ題材でも取り組む方法は就活生によって大きく異なります。
自分らしさを表現するために、熱量や当時の感情を思い出しながら書いてください。
「始めは自分から挨拶するように心がけました。
休憩中にはプロ野球の話題を話しかけました」など実際に行動したことを記載しましょう。
結論に到達するまでに何をしてきたのか説明する部分です。
自分が自信を持って話せるエピソードを書くことで、面接官はより共感しやすくなります。
共感できない文章では高評価が得られないため注意してください。
4. 結果や成果
その後、どのような結果が出たのかまで記載しましょう。
取り組んでいるうちに結果が現れます。
成果が大きい、小さいに関係なく面接官に伝えましょう。
面接官は成果の大小で評価するわけではありません。
自分が結果に対してどう思ったのか、何を学んだのかが重要です。
例えば「行動した結果、信頼関係が生まれミスしてもお互いに励ませました」と記載すると面接官は何を得たのか理解できます。
取り組んだのちに結果がないと中途半端な印象になります。
最後まで成し遂げたことをアピールするためにも結果まで伝えましょう。
成功もしくは失敗のどちらでも問題ありません。
次にどう活かすかが大切です。
5. 入社後に活かせそうなこと
最後は、今後社会でその取り組みをどう活かしたいか伝えましょう。
学んだ経験をどう仕事に活かせると考えているのか面接官は注視しています。
そのため、文末には「入社後は〇〇を活用し△△したいです。」と将来のことについて記載しましょう。
ポジティブな印象で終わるため、面接官の印象も良くなります。
「入社後はコミュニケーション能力を活用し、部署に関係なく連携が取れる人材になりたいです」などなりたい姿で終わるのもおすすめです。
面接官に経験したことが入社後も発揮できることをアピールしましょう。
学生時代に取り組んだこと以外にガクチカでも悩んでいる方は、こちらの記事を参考にしてください。
【es: 学生時代の取り組み】ESの「学生時代の取り組み」を考えるときに心得てほしいこと
エントリーシートの学生時代の取り組みを考える際は、経験の種類や実績の大きさなどにはこだわらず、等身大の自分を見せることが重要です。
成果よりも取り組みの過程を振り返り、自分なりに工夫や努力を具体的に伝えましょう。
そのためここからは、学生時代の取り組みを書くにあたって、以上のポイントを踏まえるために心得てほしいことを解説していきます。
重要なポイントは以下のとおりです。
- 無理に着飾らず等身大の自分で臨む
- 成果出すまでのプロセスを重点的に振り返る
- ありきたりなエピソードでもあなたが行った工夫を示すことで差別化できる
以上の3つを意識して取り組み内容を伝えれば、自分ならではの良さが伝わるため、積極的に意識してみてください。
無理に着飾らず等身大の自分で臨む
学生時代の取り組みをエントリーシートに書くときは、無理に着飾らず、等身大の経験を正直に伝える必要があります。
等身大の経験をそのまま述べれば、嘘のない人柄や信頼感が伝わることで採用担当者に好印象を持ってもらえます。
学生時代の取り組みを伝える際に背伸びをする必要はなく、当然嘘の内容を伝えることもNGです。
そのため、学生時代の取り組みを伝える際はこれまで何を行ってきたのかをよく思い出し、取り組みの中で努力してきたことや考えたことを率直に伝えましょう。
リーダーシップを発揮したり主体的に大きな実績を作ったりしたわけではなくても、自分のそのときの行動や思考を素直に説明すれば、人柄や個性、スキルは伝わるものです。
企業は等身大の人柄・性格で本人の適性やマッチ度を判断しているため、エントリーシートに学生時代の取り組みを書くうえで無理に着飾ることは避けましょう。
成果出すまでのプロセスを重点的に振り返る
エントリーシートに学生時代の取り組みを書く際は、成果を出すまでの具体的なプロセスに触れましょう。
結果だけでなく、そこに至るまでの過程を多くの企業が評価しているからです。
結果に至るまでの過程からは、自分の物事への取り組み方・困難や課題に対する向き合い方などがよくわかります。
それは、就職後の仕事への取り組み方や組織内での立ち回り方に通ずるものがあるため、企業が学生の活躍をイメージするうえで大きく役立ちます。
そのため、どのように行動してきたのかを伝えるうえでは、困難・課題に向き合ったときの状況や自分の立ち位置や役割なども詳しく伝えると良いでしょう。
どのようなエピソードも、具体性が高まるほど企業には評価されやすくなります。
ありきたりなエピソードでもあなたが行った工夫を示すことで差別化できる
エントリーシートで学生時代の取り組みを書く場合は、ありきたりなエピソードであっても、自分自身が行った工夫を伝えることで差別化が実現します。
そのため、「部活だとありきたりすぎて個性がない気がする…」などと心配する必要はなく、その経験の中で工夫・努力の内容を詳しく伝えられれば問題ありません。
起こった問題や直面した課題に対して、自分が取ってきた行動やそのとき考えたことなどは、基本的にはほかの人とかぶらない唯一無二のものです。
その詳細を述べれば、経験の種類自体はよくあるものでもほかの就活生と明らかに差別化できるため、採用担当者の印象には残りやすくなります。
逆に、行動や工夫の内容が抽象的でわかりにくいエピソードこそ、ありきたりで印象に残りにくいため注意が必要です。
経験の種類そのものの個性が問われることはなく、重要なのはその中の自分の工夫や努力なので、努力や工夫を具体的に述べるようにしましょう。
【es: 学生時代の取り組み】ESの「学生時代の取り組み」を魅力的に見せるコツは題材によって異なる
学生時代の取り組みを回答するうえで、内容をより魅力的に見せるコツは、題材によって異なります。
正しい構成やエピソードでアピールできれば基本的に問題ありませんが、選んだ題材に応じて、コツや例文を踏まえたアピールを実践することが重要です。
そのため、学生時代の取り組みの回答方法をチェックする際は、コツと例文をよく確認し、自分が選ぶ題材に適している例文からアピール文を作成していくと良いでしょう。
コツについては次の項目で詳細を解説していきますが、先に簡単に触れておくと、「なぜその取り組みなのか」「どのように頑張ったのか」などの具体性を高めることがとにかく重要なポイントになります。
どれだけ魅力的な取り組みを行ってきたとしても、伝えるうえで具体性が低ければ、よく伝わらないうえに信憑性も下がってしまいます。
また、最初にも触れたとおり正しい構成で伝えること、これは基本として大事なことなのでぜひ忘れないようにしましょう。
【es: 学生時代の取り組み】ESの「学生時代の取り組み」の例文13選
本章では、シーン別に例文を紹介いたします。
実際の文章を読むことで、作成する際のイメージ作りに役立ててください。
また、自分が一番自信を持って書ける内容を見つけるための材料にもなるでしょう。
必要に応じて自分なりの言葉に変換したり、具体的なエピソードを追加したりして独自性のある内容に仕上げてください。
例文をそのまま使用すると、面接で深掘りされた際にボロが出るため避けましょう。
1. 学業
例文
私は、大学2年生から3年生まで韓国に留学し、自分の目で確かめる大切さを学びました。
韓国アイドルのファンになったことがきっかけです。
その後、韓国の歴史や文化を知るうちに現地に行って学びたいと思うようになり、留学を決意しました。
実際に韓国へ行くと、教科書には載っていない現地の文化や言語に多く触れられたことが、非常に印象に残っています。
百聞は一見にしかずが身にしみて理解できました。
入社後は、自分の目で確かめてから判断できる人材になれるように行動していきたいです。
学業のガクチカを詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
2. アルバイト
例文
私は、居酒屋のアルバイト経験を通して、柔軟な発想を学びました。
当時の店長は自分の字で書いたメニュー表にこだわりがありました。
しかし、海外のお客様が増えたことで注文に時間がかかるようになり、店員の作業効率が落ちていました。
そこで私は、写真つきのメニュー表を新しく用意することを提案しました。
お客様の使いやすさを優先した結果です。
無事に採用され、お客様からもとても好評でした。
入社後は、これまでの慣例に囚われない柔軟なアイデアが出せる人材になりたいです。
小玉 彩華
アルバイトは多くの就活生が経験しているため重複しがちです。
長期インターンを経験している人は、アルバイトよりも優先して作成しましょう。
より社会に近い経験になるため評価が高くなります。
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3. スポーツ(部活動など)
例文
私は、サッカー部員を増加させるために広報活動に注力しました。
3年生が引退すると部員数が減少し試合に出られなくなるためです。
元サッカー経験者やサッカーファンを中心に現状を丁寧に説明しました。
結果、3名の新入部員が獲得でき試合に出場できました。
自分の現状を周知する大切さを学びました。
これからは、自社商品の素晴らしさや使い方を多くの方に知ってもらえるようにイベントを企画したいです。
木下恵利

スポーツは個人や団体など競技によって特性が大きく異なります。
さらに、部活動や社会人チームなど所属する組織でもアピールできる要素が違います。
自分の主張したいことが明確に表現できるものを選択しましょう。
部活に関して詳しい作り方が知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
4. 演奏やパフォーマンス系
例文
私は、吹奏楽部で金賞を獲得することを目標に活動していました。
大勢の仲間と何かを作り上げたいと思ったのがきっかけです。
最初は、演奏会に参加するだけで十分と考えるメンバーが多く、練習の質は最低限でした。
そこで、私はもっと大きな会場でみんなと演奏したいことを伝え続けた結果、朝練と居残り練習に付き合ってくれるメンバーが次第に増えていきました。
最後の演奏会で、名前が呼ばれた時はとても感動したことを覚えています。
自分の考えをしっかりと伝えながら、貴社で活躍したいです。
小玉 彩華
演奏やパフォーマンスにおいて1人の力は限られています。
そのため、チームに対して自分がどのように貢献してきたかを説明しましょう。
音楽のガクチカを詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
5. サークル
例文
私は、文化祭の実行委員としてイベントの企画・運営に携わりました。
渉外部に任命されたため、地域住民やスペシャルゲストの招待に注力しました。
最初は、1週間程度で完了すると予想していましたが、実際は打ち合わせする時間や日程調整に1ヶ月かかりました。
文化祭は盛り上がったまま終了できましたが、危うく運営に支障が出るところでした。
仕事をする際も早い段階から動き始め、余裕を持って準備が完了するように努めていきます。
木下恵利

自分の役割や立ち位置を明確にしておくと読みやすくなります。
また、イベントの規模や参加人数など具体的な数字があるとより説得力が増すでしょう。
サークルのガクチカを詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
6. 趣味
例文
私は、趣味で山登りをしています。
大勢の登山仲間と計画を立て、自然と景色を楽しみながら月に一度登っています。
最初は友人に誘われたことがきっかけですが、今では登山用品にこだわるほど好きになりました。
山登りは歩いている最中はしんどいことばかりです。
しかし、山頂からの景色は何度見ても感動します。
これらの経験からチームで動く仕事は丁寧に計画し、コツコツ積み上げていくことを意識しながら進めたいと考えています。
小玉 彩華
趣味は基本的に目標がないことがほとんどです。
そのため、趣味を通して何を学んだのかを丁寧に記載しましょう。
趣味を題材にした書き方が詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
7. 自分磨き
例文
私は、自分磨きのために筋トレを1年以上継続しています。
最初は恋人欲しさに始めましたが、現在では自分の体が成長していくことをモチベーションに取り組んでいます。
筋トレは始めてすぐに効果が現れるものではありません。
しかし、成長が実感できない自分に諦めそうになりました。
そこで、先の目標は一旦気にせずに、毎日のトレーニングをクリアすることに注目しました。
筋トレを始めて2ヶ月後には、友人から体の変化を指摘されとても嬉しかったです。
筋トレから学んだ継続性は仕事にも活かしたいと考えています。
結果はすぐにでなくても諦めずに挑戦していきたいです。
木下恵利

自分磨きは資格取得やPCスキルなど幅広いジャンルがあります。
自分がどれだけ真剣、かつこだわって取り組んできたか説明できるものを選択しましょう。
8. 日々の習慣やその他
例文
私は、自分から挨拶するように心がけています。
昨年、大学の教授から挨拶された際に気分がよくなったことをきっかけに自分から話しかけるようになりました。
最初は緊張から声が小さい時もありました。
しかし、継続することで相手からも気持ちよい挨拶が返ってくるようになりました。
さらに挨拶がきっかけで同じ趣味の友人ができました。
上記の経験から、毎朝自分から挨拶し部署に関係なく連携できる人材を目指したいです。
小玉 彩華
習慣をアピールする際は継続している期間を伝えましょう。
計画性や継続力の評価につながります。
ガクチカを詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
9. インターン
例文
私は学生時代に長期インターンに参加し、実務経験を積みました。
特にチームでの課題解決に取り組む中では、論理的思考力とコミュニケーション力を養うことができました。
業務では、フローの効率化が課題となっていたため、私はチームの一員として現状分析を行い、問題点を整理しました。
そのうえでデータを基にした改善策を提案し、チーム内で議論を重ねながら具体的な施策を考案しました。
結果、提案が採用され、フロー改善による業務効率化に貢献することができました。
この経験を通じて、課題解決に必要な論理的思考力や、チームで成果を出すための協力とコミュニケーションの重要性を学びました。
入社後も課題に対する原因を論理的に考え、チームと協力しながら業務の効率化に貢献したいと考えています。
木下恵利

上の例文のように、学生時代の取り組みを伝える際の締めくくりでは、得た学びやスキルを「仕事でどう活かすか」に言及することで実践的なアピールを行うことが重要です。
また、成果に触れる際は、具体的な数値なども情報として入れておくと説得力が増します。
10. 留学
例文
私が学生時代に力を入れたことは、半年間の海外留学を通じた異文化理解の深化と語学力の向上です。
現地では、異なる価値観や文化的背景を持つ学生とディスカッションを重ね、最初は意見が噛み合わず苦労しました。
しかし、相手の背景を理解しながら伝え方を工夫することで、次第に円滑なコミュニケーションが取れるようになりました。
この取り組みを通じて、多様な価値観を受け入れる柔軟性が身についたため、円滑に関係を築く能力も向上しました。
また、今回の経験を活かし、帰国後は外国人向けの交流イベントを企画することができました。
入社後も異文化理解力や語学力を活かし、相手の立場を尊重しながら信頼関係を築き、チームで成果を生み出していきたいです。
小玉 彩華
留学の経験は「単なる語学習得」ではなく、「異文化適応力」「柔軟性」「主体性」「チャレンジ精神」などをどう発揮したかを伝えることが重要なポイントです。
また、能力を発揮したり身につけたりするうえで、努力・工夫したことにも具体的に触れるようにしましょう。
11. 資格
例文
私が学生時代に力を入れたことは、〇〇資格の取得に向けた勉強です。
独学での勉強は想像以上に難しく、最初は効率的に学習を進められず、模試の得点も伸び悩んでいました。
そこで私は学習計画を見直し、苦手分野を重点的に復習する時間を設けるなど、勉強方法を工夫しました。
また、定期的に自分の間違えやすい部分の分析も行い、学習計画の見直しに役立てました。
結果、半年間の継続的な努力が実を結び、一発合格を果たすことができました。
これにより、目標達成のためには計画性を持ち、粘り強く取り組むことが重要だと実感しました。
入社後も目標達成のために努力を続けた経験を活かし、新しい知識やスキルの習得に積極的に取り組みたいと考えます。
木下恵利

資格取得に向けた勉強をエピソードにする場合は、例文のとおり継続力や計画性などをアピールできます。
なお、資格の難易度や合格率を示すと努力の価値がより伝わるため、可能な限り詳細を述べるようにしましょう。
12. ボランティア
例文
私が学生時代に力を入れたことは、地域の清掃活動や子ども向け学習支援のボランティアへの参加です。
活動中は、限られた時間の中で効率的に活動を進めるため、チームでの役割分担の工夫が必要でした。
当初は手探りの状態で進めていましたが、事前に作業計画を立てることで、徐々にスムーズに運営できるようになりました。
結果、活動の認知度が高まったことでほかの参加者も増え、継続的な取り組みへと発展しました。
今回の経験を通じて、私は周囲と協力しながら物事を円滑に進める力を養いました。
入社後も積極的にチームワークを大切にしたうえで行動し、業務の効率化や組織の発展に貢献したいと考えます。
小玉 彩華
ボランティア活動を学生時代の取り組みとしてアピールする場合は、例文のように単なる良い経験として終わらせず、「どのような課題があり、どう解決したか」に焦点を当てることが重要です。
解決のために行ったことを具体的に述べれば、主体性や問題解決能力、論理的思考力などもアピールできます。
13. ゼミ
例文
私が学生時代に力を入れたのは、マーケティングゼミで携わった企業との共同プロジェクトです。
このプロジェクトでは、企業の商品開発に向けて、マーケティング戦略を立案する必要がありました。
当初は市場ニーズの把握が難しく、どのような提案をすべきか悩みました。
そこで私は過去の販売データを分析し、仮説を立てたうえで、ターゲット層へのアンケート調査を実施しました。
結果、消費者の具体的なニーズを把握でき、企業に対して根拠ある提案を行うことができました。
最終的に提案を採用していただくことができ、商品開発の貢献に成功しました。
この経験から、データに基づく論理的思考力を養うことができました。
入社後も根拠に基づいて分析を行うことや柔軟に発想することを意識し、より良い提案ができるよう努めていきます。
木下恵利

ゼミでの経験を学生時代の取り組みとしてアピールすれば、実践的な学びを得てきた学生として、企業側も評価しやすくなります。
研究を進める中で発揮した論理的思考力や課題解決能力がより高評価につながるため、どのような過程でスキルを養ってきたのか詳しく述べましょう。
【es: 学生時代の取り組み】ESに「学生時代の取り組み」を書くときの注意点
続いて、ESに学生時代の取り組みについて書くときに気をつけなければならないポイントについても紹介します。
以下のポイントを意識せずに作成してしまうと、気付かぬうちにマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。
ぜひ、以下の3点を念頭に置いた上で回答を考えてください。
自慢話で終わらないように注意する
華々しい成果や目立つ実績を強調したい気持ちはわかりますが、それが単なる自慢話で終わってしまうと、採用担当者に響かない可能性が高いです。
企業が本当に知りたいのは、先ほども話したように、その成果自体ではありません。
その成果を得るためにどのようなプロセスを経て、どのような考え方で課題に向き合い、何を学んだのかです。
例えば「部活で全国制覇をした」という成果だけを述べても、それがどのように達成されたのかが説明されなければ、採用担当者には伝わりません。
「自分はどのように努力をしたのか」という詳細を記載することが重要です。
嘘や誇張を含まないようにする
就活ではほとんどの人に「自分を少しでも良く見せたい」という気持ちが働くため、エントリーシートに嘘や誇張を記載してしまう方も少なくありません。
しかし、嘘や誇張は逆効果になるだけでなく、信用を失いかねない、NGの筆頭とも言える行為です。
採用担当者は多くの学生のエントリーシートを見てきており、経験豊富なプロフェッショナルです。
就活において、嘘をついたり誇張したりする学生は今も昔も多く、そのような人たちを相手にしてきた人事には、あなたの嘘がバレてしまう可能性の方が高いでしょう。
文字数の関係などで「話をスムーズにするために、趣旨を変えない程度の嘘や誇張を含める」ことは構いません。
しかし、成績や部活での順位、取得した検定の級など、決定的な部分の改ざんを行ってしまうと印象は最悪であり、バレた時点でほとんど不採用が確定することもあります。
伝えるエピソードは1つに絞る
基本的に、伝えるエピソードは1つに絞りましょう。
これは学生時代の取り組みだけでなく、自己PRや志望動機などにおいても変わりません。
もちろん、与えられた文字数が800文字など、非常に多い場合は2つ、3つと話しても構いません。
しかし、基本的エントリーシートでは各項目の文字数が300〜400程度で指定されることが多いです。
そのような限られた文字数の中で「あれも、これも」とエピソードを複数入れてしまうと、結局何が言いたいのかわからない文章が出来上がってしまいます。
基本的に伝えるエピソードは1つだけに絞り、その経験を通じて自分がどのように成長し、その成長を企業にどう還元するのかについて説明することに注力しましょう。
【es: 学生時代の取り組み】ESに書く「学生時代の取り組み」がない場合の見つけ方
学生時代の取り組みが見つからない就活生もいるでしょう。
本章では、困っている人向けに効果的に見つける方法を解説します。
仕組みを理解することで、自分では大したことはないと思っている取り組みでも武器にできます。
さらに「学生時代の取り組み」は就活において頻出の質問です。
対策無しで挑むと選考から落とされる可能性が高くなるため注意してください。
「学生時代の取り組み」の2タイプを理解する
まずは、見つけ方には「熱量と期間」の2タイプが存在することを理解してください。
熱量は大きい、もしくは普通となります。
期間は長いか短いかです。
次の文章では、熱量が大きいが期間は短く集中的に取り組んだパターンと熱量は普通だが、長期間にわたって取り組んだパターンで解説します。
2つのパターンに優劣はありません。
過去の自分を振り返る中で自分はどちらの傾向にあるか検討してみましょう。
テスト期間などの短期間に実力を発揮できる人や高校生の頃から習慣になり継続していることがある人もいます。
より自分の魅力が伝えられると考える方を選択してください。
熱量が大きく期間が短いガクチカの見つけ方
1つ目のタイプは、熱量が大きく期間が短いガクチカの見つけ方です。
過去の自分を振り返る中で、人並み以上に努力したことやしんどかったけれども達成できてよかったと思うことを探してみましょう。
もし「これかな?」と思うものがあれば忘れないためにもメモしてください。
現時点では、物足りない内容でも構成に沿って作成していくと面接で通用する内容に変化します。
また、当時の感情や工夫したエピソードを厚く書くことで面接官から高い評価を得られる文章にもできるでしょう。
案出しの段階ですぐに否定してしまうとチャンスを逃す可能性があります。
まだ、見つけられていない就活生は視野を広くしておきましょう。
熱量が普通で期間が長いガクチカの見つけ方
2つ目のタイプは、熱量が普通で期間が長いガクチカの見つけ方です。
学生時代から無理せずに継続できていることや好きで続けていることがないか振り返ってみましょう。
自分では意識していないため気がつかない人もいます。
家族や友人に当てはまることがないか質問してみるのも方法の1つです。
自分ではすごいと思っていなくても、周りから見れば尊敬にあたいする場合があります。
さらに、なぜ継続できているのか理由を説明するようにしましょう。
いつから始めたのか具体的なエピソードがあるとより魅力的な文章になります。
ガクチカを見つけるのが苦手な方は、こちらの記事を参考にしてください。
より詳しく解説しています。
【es: 学生時代の取り組み】まとめ
本記事では「学生時代の取り組み」を効果的にアピールする方法を解説してきました。
就活生がよくする勘違いや面接官が質問する理由を理解しておくことで、効率よく対策ができます。
さらに、ESでは文字数制限があるため、指示に従って記入する必要があるため注意してください。
もし、取り組みが見つけられない方は熱量の大小と期間の長短を軸に検討してみましょう。
自分らしさが表現できたオリジナリティがある文章が完成します。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
木下恵利
学業は成績優秀でなくても問題はありません。
自分が真剣に取り組んだと思う内容であれば大丈夫です。