強みを言い換えて自己PRを差別化しよう!17個の強みの言い換え例を紹介!

強みを言い換えて自己PRを差別化しよう!17個の強みの言い換え例を紹介!

はじめに

企業に提出するESには様々なものがありますが、志望動機と自己PRは100%提出を求められると思っておいた方が良いでしょう。

そこで、志望動機と自己PRは、可能な限り他の就活生と差別化を図りたいところです。

今回は就活に活用できる強みの言い換え例を17個も紹介していくので、ぜひ確認してみてください。

記事からわかること

・企業が自己PRを聞く理由

・強みの言い換えが有効な理由

・強みの言い換え表現一覧

記事をおすすめしたい人

・自己PRを差別化するポイントが知りたい人

・魅力的な自己PRを作成したい人

【強みの言い換え例】企業が自己PRを聞く理由

まず自己PRを作成する前に、企業が自己PRをなぜ聞いてきているのかについての理由を考えておくことも重要です。

相手の立場になって物事を考えることができれば、相手が求めている回答を用意できる確率が高まります。

下記の2点を踏まえて自己PRを作成していきましょう。

ポテンシャルを見るため

企業が自己PRを聞く理由の1つとして、「ポテンシャルを見るため」という理由が挙げられます。

企業は就活生が入社した後、活躍してくれるかどうかを知りたいと考えています。

あなたが長く働いてくれる、そして成長し企業に貢献してくれる人材かを確認するためには、ポテンシャルを確認することが非常に重要です。

企業とのマッチ度を見るため

いくら就活生の能力が高かったとしても、企業とマッチしていないと100%その能力を発揮することができず、早期離職につながってしまう可能性もあります。

そこで企業は就活生に自己PRをしてもらうことで、企業とマッチしている人材かどうかを確認しているのです。

企業についてしっかりとリサーチを行っており、求められる能力を自分が有していることをアピールしてくる人材は、企業の採用担当者から良い印象を持たれる可能性が高いです。

【強みの言い換え例】強みの言い換えが有効な理由

就活において自己PRの際に、強みを言い換えることが本記事の主題ですが、強みの言い換えを行わなければならない理由は何なのでしょうか。

大きく分けて2つあるため、それぞれ一緒に確認していきましょう。

差別化につながる

強みの言い換えが有効な理由の1つとして、「差別化につながる」が挙げられます。

いくらあなたがアピールする能力が素晴らしいものであったとしても、他のライバルたちが紹介していることの多い能力をアピールすると、第一印象として「また同じ能力をアピールしてくる就活生が来た」と思われてしまう可能性が高いです。

そこで、言い換え表現を用いて他の就活生と差別化し、異なる印象を与えることも重要であると言えます。

強みを具体的にアピールできる

より具体的に強みをアピールすることで良い印象を与えられる可能性が高まります。

例えば、「コミュニケーション能力が強みです」とアピールする就活生よりも、「相手の理解度に応じて分かりやすく話す力や要点をおさえながら聞く力など」と表現する方があなたの能力を具体的にアピールしやすくなります。

良い表現を用いてより具体的にアピールをすることができれば、企業にあなたのポテンシャルを示しやすくなるのです。

【強みの言い換え例】強みの言い換え一覧

ここからは本記事の主題である、強みの言い換えの一覧について紹介していきます。

強みと言っても様々な種類があり、自分一人で発揮できるもの、対人で発揮できるもの、そしてマインド系のものが挙げられます。

それぞれ、企業の採用担当者に良い印象を与えられる可能性の高い強みを厳選して紹介していくため、ぜひ確認してみてください。

自分一人で発揮できる強み6選

まずは自分一人で発揮できる強みについて6つ紹介していきます。

これらの能力は、いずれも一人で業務を行うにあたっても活用できる能力であり、発生している課題などを解決するために一人で案を導き出せる能力や、業務に取り組むにあたって一人で工夫できる能力が挙げられます。

1.観察力

自分一人で発揮できる強みの代表例には観察力が挙げられます。

観察力は、身の回りをよく見て、問題の原因を特定したり、分析したりする能力のことを指しています。

周りを注意深く観察することができ、適切なタイミングで助け船を出せる人材は、有効な関係構築をすることが得意であり、多くの同僚から信頼される人となり得ます。

また、観察力を持つ人は判断力や気遣いをする力などにも優れていることが多いので、自己PRで観察力をアピールする人は、併せてこれらの能力もアピールできると良いでしょう。

観察力の言い換え表現

・細部まで目を通し、知見を得る力

・周りの様子を観察し、適切にサポートする力

・周りをよく観察し、分析する力

・状況をよく観察し、適切な行動ができる

観察力の自己PRについて詳しく知りたい人はぜひこちらもチェックしてください。

2.分析力

分析力も自分1人で発揮できる強みに含まれるものです。

業務上の課題の解決や新たなアイディアを形にする上で、分析力は欠かせないものです。

現状と目標のギャップをしっかりと分析した上で実現させるために、アイディアを落とし込む際に分析力は大いに役立ちます。

また、分析力を持つ人は情報収集力や提案力、発想力などに優れていることも多いため、併せてこれらの能力をアピールするのもおすすめです。

分析力の言い換え表現

・現状を分析し、課題を捉える力

・目標達成に必要な要素を分析し、行動する力

・様々な要因を考慮する力

・本質を見抜く力

分析力の自己PRについて詳しく知りたい人はぜひこちらもチェックしてください。

3.計画性

計画性も多くの企業に求められる能力なので、自信のある人はアピールできると良いでしょう。

特に、締め切りに間に合わせる業務を進めることや、クライアントと円滑なスケジュールを組む際など、スケジュール管理は社会人に欠かせないスキルの1つです。

計画性のある人は、効率性やリスク管理、自己管理能力などにも優れている場合が多いため、計画性のある人は自己PRに含められると、なお良いです。

計画性の言い換え表現

・目標達成のために適切な計画を立てられる

・適切に優先度を定め行動できる

・事前にリスク管理を行える

・逆算し、余裕のあるスケジュールを立てられる

計画性の自己PRについて詳しく知りたい人はぜひこちらもチェックしてください。

4.臨機応変さ

臨機応変さも多くの企業で求められる重要なスキルの1つなので、アピールすることをおすすめします。

特に、対人の業務を行う際は、イレギュラーな事態が訪れることが非常に多く、臨機応変に対応しなければなりません。

冷静に考え、適切な行動や対応ができる人物は、どのような企業においても求められています。

臨機応変さが強みの人は、対応力や適応力、冷静さなどにも秀でていることが多いので、アピールできると良い印象を与えられます。

臨機応変さの言い換え表現

・緊急事態に冷静に対応できる

・イレギュラーな場面で適切に対応できる

・普段から準備をおこたらない

・状況に合った柔軟な対応ができる

臨機応変さの自己PRについて詳しく知りたい人はぜひこちらもチェックしてください。

5.継続力

継続力は、業務に取り組むにあたって最も重要なスキルの1つであり、現代においては特に求められている能力の1つと言えます。

1つのことを継続して行うことが求められている企業においては、特に大きなアドバンテージとなり得る能力です。

ルーティンになりがちな業務をしっかりとこなすことができる人物は、ミスが少なく重宝されます。

継続力のある人物は、粘り強さやモチベーション維持、努力家などの側面を持っていることが多いので、併せてアピールできるとなお良い印象を与えられます。

継続力の言い換え表現

・小さな努力をコツコツと積み上げられる

・自分の成長のために努力を惜しまない

・高い目標にむかい、モチベーションを維持しながら努力できる

・壁に当たってもめげずに取り組むことができる

継続力の自己PRについて詳しく知りたい人はぜひこちらもチェックしてください。

6.主体性

主体性は、特に現代において強く求められている能力であり、積極的にアピールできれば企業の採用担当者に良い印象を与えられる能力です。

自分で考えて行動できる、主体性のある人物は、特にベンチャー企業などにおいて求められています。

また、主体性のある人は、責任感があり、リーダーシップに優れているだけでなく、問題解決能力などにも優れている場合が多いので、主体性を持って業務に取り組み、責任感を持って問題解決に取り組んだなどと話せれば、なお良い印象を与えられます。

主体性の言い換え表現

・課題に対し、当事者意識をもって取り組める

・責任感を持って行動できる

・視野を広く持ち、事前に課題に対処できる

・周りを巻き込み、行動を起こすことができる

主体性の自己PRについて詳しく知りたい人はぜひこちらもチェックしてください。

対人で発揮できる強み4選

続いては、対人の業務において特に発揮できる強みについて一緒に確認していきましょう。

様々な能力がありますが、代表的なものは下記の4つです。

接客業や営業職など、人と関わることの多い業務に取り組むことになる職業を目指している方は、下記の4つの能力のうちいずれかをアピールできれば、就活がスムーズに進みます。

1.コミュニケーション力

対人で発揮できる強みの最も代表的なものは、コミュニケーション能力です。

コミュニケーション能力は、どのような職場においても求められている能力ではあるものの、特に接客業などにおいては最重要視される能力です。

話す力、聞く力はもちろん、相槌や身振り手振りで伝える表現力などもコミュニケーション能力に含まれています。

コミュニケーション能力のある人は、協調性や社交性、論理的思考力、さらには傾聴力などに優れていることが多いため、自己PRの文章に含めることでさらに質が高く、印象の良い文章を作成できます。

コミュニケーション力の言い換え表現

・相手にわかりやすく伝える力

・具体例を用いてわかりやすく伝える力

・話から相手の本心を読み取る力

・相手が話しやすい雰囲気を作る力

コミュニケーション力の自己PRについて詳しく知りたい人はぜひこちらもチェックしてください。

2.協調性

協調性も多くの現場で求められる能力なので、積極的にアピールしていきたいところです。

社内の人々と関わるのはもちろんのこと、外部の人とやり取りをする際にも欠かせない能力です。

企業は様々な部署が協力しているので、協調性のある人物が求められています。

チームワークを向上させることや、信頼関係を構築することなど、企業で働く上で協調性は非常に重要な能力の1つです。

協調性のある人は、コミュニケーション能力、チームワーク、相手の立場に立って考える力などに優れている場合が多く、これらの能力も併せてアピールすることをおすすめします。

協調性の言い換え表現

・相手を気遣い、サポートする力

・チームの士気を高める力

・異なる意見を話し合いを通じてまとめる力

協調性の自己PRについて詳しく知りたい人はぜひこちらもチェックしてください。

3.リーダーシップ

リーダーシップは、対人において発揮できる能力の中でも、特に上の立場に立つ人に求められる能力です。

チームをまとめること、そして引っ張っていくためには欠かせないスキルと言えます。

これまでサークルや部活などでメンバーをまとめた経験や、率先して練習に取り組んだ経験がある人は、リーダーシップをアピールすることをおすすめします。

また、リーダーシップがある人は、傾聴力や指導力、分析力などに優れている場合が多いです。

リーダーシップの言い換え表現

・先頭に立ってチームを引っ張れる

・メンバーの能力を引き出すことができる

・メンバー1人1人に気を配り、適切にサポートできる

・メンバーのモチベーションを保つような声掛けができる

協調性の自己PRについて詳しく知りたい人はぜひこちらもチェックしてください。

4.共感力

共感力も対人業務を行うにあたって求められる能力の1つです。

相手の立場に立って状況を考えることや、誰かに寄り添う際に求められる能力と言えます。

信頼関係の構築に欠かせない能力であり、身につけておくことで多くの同僚から信頼を勝ち取れる能力です。

共感力がある人は、思いやりがあり、相手の立場に立って考える力を身につけている場合が多いため、自信のある人は併せてアピールすることをおすすめします。

共感力の言い換え表現

・相手に寄り添った声掛けができる

・相手の意見に耳を傾けられる

・異なる意見を否定しない

・相手の気持ちを察することができる

共感力の自己PRについて詳しく知りたい人はぜひこちらもチェックしてください。

マインド系の強み7選

続いて、マインド系の強みにはどのようなものがあるのかについて一緒に確認していきましょう。

企業において評価されやすい性格や素質の言い換え表現と言えます。

下記の7つはいずれも、社会人として高く評価されやすい能力です。

1.真面目

真面目な人物は何事にも熱心に取り組めるため、信頼を勝ち取れる可能性が非常に高いです。

ミスを犯すことも少なく、責任感を持って業務に取り組むため、信頼を勝ち取ることができ、重要な役割を任されることもあります。

また、真面目な人は、責任感や誠実さにも優れていることが多いため、自己PRの文章に含めることができればなおクオリティを高められます。

真面目の言い換え表現

・誰に対しても誠実に対応することができる

・約束したことは責任をもって果たすことができる

・日々コツコツと努力することができる

・一度決めたことを最後までやり遂げる

真面目の自己PRについて詳しく知りたい人はぜひこちらもチェックしてください。

2.粘り強い

粘り強さは、多くの企業において求められている能力であり、業務やプロジェクトを推進するにあたって非常に重要なスキルです。

壁に当たった時や挫折した時にへこたれずに取り組む姿勢が社会人には求められています。

また、粘り強い人は、負けず嫌いである場合が多く、その他にもやり遂げる力を持っており、努力家な側面がある場合が多いため、積極的にアピールできると良いです。

粘り強いの言い換え表現

・困難があってもあきらめずに取り組める

・過去の自分にまけないように努力できる

・困難を乗り越えて目標を達成できる

粘り強いの自己PRについて詳しく知りたい人はぜひこちらもチェックしてください。

3.明るい

明るさも、多くの企業において求められている性格であり、職場の雰囲気をより良くできる素質なため、積極的にアピールできると企業の採用担当者に良い印象を与えられます。

特に、接客業などにおいては明るさは必須とも言えます。

明るい人物は、ポジティブであり、共感力が高く、分け隔てなく接することができるため、併せて自己PRに含めることをおすすめします。

粘り強いの言い換え表現

・相手が話しやすい雰囲気づくりができる

・チームの雰囲気を前向きに変えられる

・ピンチをチャンスとして捉え、意欲的に努力できる

明るいの自己PRについて詳しく知りたい人はぜひこちらもチェックしてください。

4.素直

素直さは、様々な企業において評価される長所の1つであり、能力を伸ばし成長していくために必要不可欠な長所の1つです。

アドバイスをすぐに実行でき、自分の弱点に向き合えるので、一歩一歩成長していくことができる人が多いです。

素直な人は、吸収力があり、真面目という側面を持っている場合が多いので、可能であればアピールすることをおすすめします。

素直の言い換え表現

・アドバイスをすぐに実践できる

・ありのままの自分と向き合い、改善のために努力できる

素直の自己PRについて詳しく知りたい人はぜひこちらもチェックしてください。

5.好奇心

好奇心も、企業で働き、スキルを伸ばし成長していくにあたって求められている長所の1つです。

企業に新たな考えや確信をもたらすことができる、好奇心旺盛な人物こそ現代において求められるといえます。

特に、ベンチャー企業などで高く評価される傾向にある能力です。

好奇心旺盛な人は、情報収集力に優れており、その他にもトレンドをつかむ力や学習意欲にあふれている場合が多いため、自己PRに含められるとなお良い印象を与えられます。

好奇心の言い換え表現

・すぐに行動を起こすことができる

・楽しみながら学びを続けることができる

・様々な環境に飛び込むことができる

好奇心の自己PRについて詳しく知りたい人はぜひこちらもチェックしてください。

6.成長意欲

成長意欲のある人物は、現状に満足せず、自らの意思で努力を続けられるため、一般的な人材よりも成長するスピードが早く、業務を覚えるのに時間を要さないため、重宝される特徴の1つです。

特に、ベンチャー企業などの企業と人材の両方を成長させていこうと野心を抱いている企業において求められる能力と言えます。

成長意欲がある人は、努力家であり、継続力があるという一面を持っている場合が多いです。

好奇心の言い換え表現

・現状に満足せず高い目標をもって努力できる

・高い目標に向かい、日々努力を積み上げられる

・自分の弱点に向き合い、改善のために努力できる

成長意欲の自己PRについて詳しく知りたい人はぜひこちらもチェックしてください。

7.チャレンジ精神

チャレンジ精神も多くの企業で求められている能力であり、リスクを恐れずに行動できる人物は、成長の余地があると言えます。

特に、ベンチャー企業などのモチベーションを重視する文化が根付いている企業において重要視されている能力です。

チャレンジ精神がある人は、行動力があり、前向きな、ほか、物怖じしないという一面を持っている場合も多いため、自己PRの文章にこれらも含められると、より良い印象を与えられます。

チャレンジ精神の言い換え表現

・新たな可能性を信じて挑戦できる。

・リスクを恐れずに行動できる。

・苦手なことから逃げず、改善のために努力できる。

チャレンジ精神の自己PRについて詳しく知りたい人はぜひこちらもチェックしてください。

【強みの言い換え例】その他の差別化をする方法

ここまで、自己PRで活用できる強みについて、合計17個紹介してきました。

かなりの種類を紹介してきたので、自分の能力を言い換える方法を見つけられた人も多いでしょう。

しかし、その他にも差別化をする方法は存在します。

下記の2つを活用できれば、さらに他の就活生と差別化を図り、差をつけられる可能性があるので、取り組んでみてください。

キャッチフレーズを付ける

キャッチフレーズを付けられると、企業の採用担当者に印象的なアピールができる可能性が高いです。

キャッチコピー、キャッチフレーズを活用し、自分の能力をより伝わりやすい、印象に残る言い回しで表現することが大切です。

キャッチフレーズをつける方法についてはこちらの記事で紹介しているため、併せて確認してみてください。

モノに例える

モノに例えることで、自分をより強く、そして他の就活生と差別化しながら紹介することができます。

印象に残るオリジナリティのある表現を活用できれば、企業の採用担当者は就活生を絞り込むにあたり、あなたのことを思い出す可能性が高いです。

自分をモノや動物に例えるならば、何であるのか、一度考えてみましょう。

【強みの言い換え例】強みをアピールする際のポイント

続いて、強みをアピールする際のポイントについても詳しく紹介していきます。

大きく分けて4つのポイントがあるため、これらを踏まえた上で自己PRを作成し、より企業の採用担当者に強い印象を与えられるよう取り組んでみてください。

企業の求める人物像に合った強みをアピールする

企業の求める人物像に合った強みをアピールすることは、自己PRにおいて最も重要な対策の1つであると言えます。

いくらあなたが素晴らしいスキルを持っていたとしても、そのスキルが企業で活用できない、または活用できるイメージをしてもらえなければ、何の意味もありません。

そこで、企業研究をしっかり行い、採用ページなどでどのような能力が求められているのかを踏まえた上で、あなたが持っている能力と最も近いものをアピールしましょう。

わかりやすい構成を意識する

わかりやすい構成を意識するのも、自己PRを作成する上で非常に重要なポイントの1つであると言えます。

なぜならば、企業の採用担当者は無数の自己PRや志望動機を読むことになるので、一つひとつの文章をくまなく読んでいる暇はありません。

構成のテンプレートを把握し、結論ファーストで述べることで良い印象を与えられます。

自己PRの構成方法についてはこちらの記事で紹介しているので、ぜひ確認してみてください。

数字を用いると効果的

自己PRにおいて数字を用いることができれば、企業の採用担当者に強い印象を与えられます。

例えば、「大学2年生の頃~」「週5日、1日4時間勉強した」「サークルのメンバーを当初の1.2倍の50人に増やすことができた」など、定量的に説明することで具体的にエピソードの想像がしやすくなります。

企業の採用担当者はあなたが話しているエピソードの現場にいた人ではないので、話だけで情景が浮かぶような工夫を凝らすことも重要なのです。

エピソードで人柄をアピールする

エピソードで人柄をアピールすることも、自己PRを作成する上で効果的な対策の1つです。

エピソードについて話すことで、あなたの人柄が伝わりやすくなるからです。

当時何を考えていたのか、何を思って行動したのか、強みを発揮する際にどのようなことを意識したのかなどについて話すことをおすすめします。

また、周りと協力できた場合は、どのように協力したのかなどについて含めることができれば、人柄についてより強くアピールできる可能性が高まります。

入社後に強みをどう活かすかを伝える

入社後に強みをどう活かすか伝えることも、自己PRを作成する上で最も重要なポイントの1つです。

自己PRは、端的に言うならば「あなたはうちの会社に入ってどのように活躍できるのですか?」と聞かれているということです。

つまり、企業が求めている能力を有しており、そしてその能力を活用して自分は企業に貢献するのだということを話さなければなりません。

あなたが持っている能力の中で、企業の公式サイトに書かれていること、もしくは説明会で重要視されていると説明があった能力があり、その能力を生かして活躍することをアピールしましょう。

企業研究のやり方についてはこちらの記事で紹介しているので、ぜひ確認してみてください。

キャリアプランの作り方についてはこちらです。

【強みの言い換え例】強みをアピールする際の注意点

最後に、強みをアピールする際の注意点についても一緒に確認していきましょう。

就活は総合点で判断されるため、せっかく他の部分で強烈な良い印象を与えられていたとしても、注意点を踏まえずに作成してしまうと、総合的にマイナスの評価となってしまうこともあります。

下記の3点を意識した上で、マイナスの印象を与えない自己PRの文章を作成していきましょう。

強みは1つに絞る

企業において活躍できるということをアピールしたいがあまり、様々な強みを話してしまう就活生は少なくありません。

しかし、1000文字など、よほど文字数の指定が多い場合でない限りは、強みについて複数話してしまうと、文字数が足りず、それぞれの説明が中途半端に終わってしまいます。

そこで、企業が求めている、そしてあなたの自信がある能力の中で最も良い印象を与えられるであろう能力を絞り込み、そのスキルについて納得できる説明をしていきましょう。

専門用語は使わない

せっかくあなたが優秀な人材であり、企業に入社を叶えた際は活躍できる可能性が高かったとしても、その能力についてうまく説明することができなければ、入社することができません。

専門用語を使いすぎて、あなたのエピソードがうまく伝わらないと、企業の採用担当者もあなたの魅力を理解できないでしょう。

可能な限り、一般的な言葉を用いて話すことが重要です。

また、専門用語を使いすぎると、客観的に物事を考えることができない、コミュニケーション能力の低い人物であるとみなされる可能性も高いため、可能な限り一般的な用語を用いることが重要なのです。

わかりやすい表現を用いる

専門用語を使わないことにも通ずる部分がありますが、わかりやすい表現を用いることが重要です。

言い換え表現を用いる際は、言い換える前の言葉と同じ程度、もしくはそれ以上のわかりやすさで伝えましょう。

差別化を図ることに注力しすぎるあまり、一言で相手にあなたの能力をイメージしてもらえないような表現をしてしまうと、本末転倒です。

奇抜なことが重要なのではなく、可能な限り他の就活生とかぶらない表現をすることが重要なので、わかりにくい表現をする必要は全くないのです。

まとめ

今回は、自己PRにおいて強みを言い換える方法について17個紹介してきました。

奇抜さにこだわるあまり、わかりにくい表現をしてしまっては意味がありませんが、言い換え表現をうまく活用することで、他の就活生と大きく差別化を図ることは可能です。

ぜひ、本記事を参考に、企業の採用担当者の印象に残る自己PRを作成していきましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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