「誰とでも話せる力は自己PRで使える?」 「誰とでも話せる能力を自己PRする時は、どうやって伝えればいい?」という悩みを抱える就活生もいるでしょう。
本記事では、誰とでも話せる能力の言い換え表現や、アピールするポイントや注意点、例文を解説します。
ぜひ本記事を読み、誰とでも話せる能力を上手にアピールしましょう。
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【自己PR】誰とでも仲良くなれる力は強みとしてアピールできる?
誰とでも仲良くなれるというスキルは自己PRできるのでしょうか?
結論から言うと、有効であるといえます。
企業に入れば必ず誰かとのコミュニケーションをとることが必要となります。
そのため、さまざまな仕事で用いられる必須スキルの1つとして、誰とでも仲良くなれるコミュニケーション能力は強いカードとなります。
例えば、他の社員とチームを組んでプロジェクトに臨むこともあるでしょうし、上司とやり取りしなければいけない場面もあります。
そういった状況で、コミュニケーションをとらずに、自分1人で判断して行動すると自分の評価を下げるだけでなく、企業の不利益になってしまう場合もあります。
こういった状況に陥らないためにもコミュニケーション力は重要です。
以上から、誰とでも話せる能力は強みになるといえます。
【自己PR】いくつ当てはまる?「誰とでも仲良くなれる人」の特徴
まずはあなたがどのような「誰とでも仲良くなる力」を持っているのか、以下の項目を見ながら当てはまる内容をチェックしてみましょう。
- 自分から話しかけることが得意
- 相手の考えを尊重できる
- 相手を素直に褒めることができる
- 笑顔でコミュニケーションが取れる
自分から話しかけることが得意
誰とでも仲良くなれる人の中でも、積極性を持つ人の特徴です。
仲良くなれるのもそうですが、自分が人と仲良くなりたいと思えること、そして話しかけられる行動力などが魅力です。
職場での円滑な人間関係やチームワークを築くためにも重要なスキルであるといえます。
相手の考えを尊重できる
対人関係において穏やかなタイプの人はこのスキルを持っていると言えます。
職場においても、対立を避けつつ建設的な議論を進めることが出来る能力を持っているため、非常に重宝されます。
一方で、聞き手に回りやすく、消極的な印象を与える可能性もあります。
自己PRの際には、どのように考えて相手の意見を尊重し、その後の行動に活かしたのかなど、自身の意思も伝えることが重要になります。
相手を素直に褒めることができる
褒めることが得意な人は、周囲との信頼関係や良好な人間関係を築くことが出来ます。
プライドや意地を張らず、相手を認め、素直な気持ちで褒めることが出来る人は、周囲のモチベーションを高めることが出来る存在にもなり得ます。
チームワークや顧客対応が重要な職業において、非常に重宝される強みです。
笑顔でコミュニケーションが取れる
笑顔でのコミュニケーションは、特に面接時やグループディスカッションでの態度によってみられるポイントです。
誰とでも仲良くなれる力をアピールするのであれば、選考を通して企業や周囲の人に与える印象は非常に重要になります。
あなたの強みを伝えなくとも、第一印象で「このひとは人当たりがいいな」と思ってもらえるよう、笑顔で温かいコミュニケーションができていると好印象です。
【自己PR】誰とでも仲良くなれる力は言い換えてアピールしよう
「誰とでも仲良くなれる力」は、そのまま伝えても十分魅力的な強みです。
しかし、言い換え表現を使うことで、どのような力であるか、どのように業務に活かすのかを明確かつ端的に伝えることができます。
そうすることで、「誰とでも仲良くなれる力」は、単なる人間関係のスキル以上の価値を持っていることを示すことができます。
また、言い換え表現を使用する理由には、以下のようなものがあげられます。
- 仲良くなれる事実よりも過程が重要なため
- 入社後にどう活かすのか端的に伝えるため
以下で詳しく解説します。
仲良くなれる事実よりも過程が重要なため
「誰とでも仲良くなれる」という事実を伝えるだけでは、自己PRとしては物足りません。
重要なのは、その過程です。
どうやってそのスキルを身に付けたのか、どのような場面で活かしてきたのかを具体的に伝えることが大切です。
過程をアピールすることで、「誰とでも仲良くなれる力」が単なる特技ではなく、今後の職場でも十分に活かせるスキルであることを強調できます。
入社後にどう活かすのか端的に伝えるため
「仲良くなれる力」をアピールする際には、それが入社後にどのように役立つのかを伝えることが重要です。
例えば、チームでの協働作業や、クライアントとの関係構築、社内の調整業務などで活かせる具体的な場面を挙げてみましょう。
さらに、その力を使って、どのように業務をスムーズに進めることができるのか、あなたがどのように貢献できるかを示すことが大切です。
このように、自己PRでは「過去の実績」だけでなく、将来の活用法を具体的に示すことで、企業側に自分の価値をしっかりと伝えることができます。
【自己PR】誰とでも仲良くなれる強みの言い換え10選
誰とでも仲良くなれるという表現は抽象的で、人によりイメージが異なります。
そのため、アピールの際にそのまま使ってしまうとうまく自分のポテンシャルをアピールできないということもあります。
そこで、誰とでも仲良くできる力を言い換えてアピールすることが効果的と言えます。
以下では、誰とでも仲良くなれるコミュニケーション能力をより具体的に表現するための言い換えを9個紹介します。
- コミュニケーション力
- 人当たりが良い
- 協調性がある
- 好奇心旺盛
- オープンマインド
- 理解力がある
- 共感力がある
- 分け隔てなく接している
- 巻き込み力
- 傾聴力がある
1:コミュニケーション力がある
誰とでも仲良くなれる人は、コミュニケーション力が高いと言えます。
コミュニケーションは、話す力や聞く力はもちろん、会話の雰囲気を表情や相槌で作り上げることも重要です。
誰とでも仲良くできる人はこのバランスをうまく保つことができているのでしょう。
コミュニケーション力があると、初めて会った人との関係の構築はもちろん、今まで関係を築いてきた人と良好な関係を維持することが可能です。
特に、人と関わることが多い職業では大いにこのスキルを活かせるでしょう。
コミュニケーション力をより魅力的に伝えたい人は以下の言い換え表現も参考にしてください。
- 初対面の人との関係構築が得意
- 信頼関係を築くことが得意
- 要点を絞ったわかりやすい説明が得意
- 相手の意見を引き出すのが得意
コミュニケーション能力の自己PRについては以下の記事も参考にしてください。
2:人当たりが良い
誰とでも仲良くなれる人は、人に対して好感を持たれやすい人でもあります。
人は一度苦手意識を持った人と仲良くなるのが難しい傾向にあり、一度ついた印象を覆すのは難しいです。
そのため、ストレートに誰とでも仲良くなれる人はそもそも人当たりが良く、関わった人から良い印象を持たれることが多いでしょう。
また、自分が嫌だと思う態度は他の人にも取らないため、結果的に周囲からの好感度が高くなります。
穏当な態度で接されて嫌な気持ちになる人はあまりいないため、人当たりの良さが誰とでも仲良くなることにつながるのです。
- 話しやすい雰囲気を作ることができる
- 信頼関係の構築が得意
- 相手の立場に立って接することができる
3:協調性がある
誰とでも仲良くなれる人は、周囲と協力して物事を成し遂げることが得意な人だとも言えます。
自分の意思を優先し、周りとの協力を二の次にする人は、周囲から避けられる可能性も高いです。
そのため、むしろ協調性が高く、周囲の人との協力を惜しまないタイプの人は、誰とでも仲良くなれることが多いでしょう。
困っている相手に手を差し伸べられることでもあるため、優しさをアピールすることにもつながります。
誰とでも仲良くなれるという性質を協調性に言い換え、より多くの強みを含るのも効果的です。
- チームワークが得意
- チームのために貢献できる
- 全体の利益のために努力できる
- 価値観が違う人の意見を尊重できる
協調性をアピールする際は以下の記事も参考にしてみてください。
4:好奇心旺盛
誰とでも仲良くなれる人は、新しいことに興味を持つことが多く、新しいことに挑戦できる好奇心の強い人でもあります。
新しい環境に置かれても、自分からコミュニケーションを取りに行って学ぶ姿勢を取れるため、周りからの印象が良くなるのです。
また、相手の話を興味深げに聞く姿勢にもつながるため「関心を持ってもらえている」という好印象も与えられます。
つまり、誰とでも仲良くなれる人とは、好奇心旺盛で積極性の高い人物であると言えるでしょう。
- 行動力
- 主体的
- 学習意欲が高い
- 新な技術や情報に敏感である
好奇心をアピールする際は以下の記事も参考にしてみてください。
5:オープンマインドである
誰とでも仲良くなれる人は、新しい考え方や価値観を受け入れやすいオープンマインドな人です。
新しい考え方や価値観を受け入れることは、他者のことを簡単に否定しないことでもあります。
自分の考え方を頭ごなしに否定されると、嫌な気持ちになる人は多いですが、逆に受け入れられて嫌な思いをする人はあまりいないでしょう。
相手の考え方が自分とは違っても、1つの意見として認めることで建設的な意見の交換を可能にするため、誰とでも仲良くなれるのです。
- 人の意見を否定しない
- 様々な価値観を取り入れることができる
- 相手の意見に耳を傾けられる
6:理解力がある
誰とでも仲良くなれる人は、会話などから相手の考えや価値観を汲み取れる人です。
相手の話を聞くたびに「それってどういうこと?」と聞いてしまうと、話の流れが止まってしまい、相手は気持ちよく話せません。
また話している内容が理解できないと、円滑なコミュニケーションが取れないだけでなく、業務にも支障が出るため、疎ましく思われる可能性が高まります。
理解力が高ければ、相手の意を汲んでコミュニケーションが取れるため、誰とでも仲良くなりやすいです。
- 要点を掴みながら話を聞くことができる
- 飲み込みが早い
7:共感力がある
誰とでも仲良くなれる人は、相手の気持ちに寄り添える共感力の高い人です。
先述した通り、自分の意見を頭ごなしに否定されると、多くの人は嫌な気持ちになります。
特に、悩みごとや不満を打ち明けた場合に、軽く流されるだけでも相手に対する不信感が募るものです。
一方で、相手の気持ちに寄り添って、悩みごとや不満に共感できる人は「自分を理解してくれている」と感じてもらえる可能性が高く、他者からも好かれやすくなります。
そのため、誰とでも仲良くなれる能力は、共感力の高さに言い換えることが可能です。
- 様々な可能性を考えて行動できる
- 相手に寄り添うことができる
8:分け隔てなく接している
誰とでも仲良くなれる人は、どんな人とも平等に接することができると言い換えることもできます。
もともと仲の良い人や、多くの人にとっても関わりやすい人とだけ接している場合では、誰とでも仲良くできる人とはいいにくいでしょう。
つまり誰とでも仲良くなれるということは、初対面の人や、人と自分から関わることが苦手な人に対しても、平等に接することができる人であるといえます。
そして、そのようにどんな人とも分け隔てなく接する人は、「誰とでも仲良くなれる人」と周りからも信頼を得られるでしょう。
- 先入観を持たない
- 信頼関係の構築が得意
- ポジティブ思考
- 相手の良いところを見つけやすい
9:巻き込み力がある
周囲に馴染み、巻き込んで何かに取り組んだ経験があれば「巻き込み力」として話すことができます。
この言い換え表現を使用する際には、リーダーや幹事など、周囲をまとめた経験を話すとよいでしょう。
成果を上げていれば、さらに魅力的な自己PRになります。
- リーダーシップがある
- 統率力がある
10:傾聴力がある
信頼され、人と親しくなりやすい人は相手の話をよく聞くことができます。
そういった力があれば、それは「傾聴力」と表現できるでしょう。
相手の意見を柔軟に受け入れることができる力は仕事においても重要です。
この際、自身の意見がないように捉えられないようにだけ注意が必要です。
どういった想いで人の話を聞くようにしているのか、どのように仕事に活かすのか、ポイントを伝えるようにしましょう。
- 柔軟性がある
- 臨機応変に対応できる
- 人の気持ちに寄り添うことができる
【自己PR】迷ったら確認!「誰とでも仲良くなれる」言い換えの選び方
言い換え表現を使用する理由やメリットについては解説しましたが、ここからは「言い換え表現の選び方」について解説します。
選び方に迷っている方は、以下の3つの方法を実践してみてください。
1.過去に経験した役割から考える
2.人間関係で工夫した点から考える
3.志望企業の求める人材像から考える
1.過去に経験した役割から考える
まず、「誰とでも仲良くなれる力」が過去にどのような役割や場面で発揮されたかを考えます。
例えば、大学時代のサークル活動やアルバイト経験などで、あなたがどのように他者と良好な関係を築いたかを挙げてみましょう。
もし、グループのリーダーやコーディネーターとして、メンバー間の意見調整やコミュニケーションの円滑化に努めた経験があれば、その実績をもとに「調整力」「協調性」「コミュニケーション能力」といった言葉に言い換えることができます。
2.人間関係で工夫した点から考える
誰とでも仲良くなれた経験の中から、人間関係の中でどのような工夫をしてきたのかを考えることが有効です。
例えば、異なる価値観や文化を持つ人々と接する機会があった場合、どのようにして信頼関係を築いたのか、そのために意識して行ったコミュニケーション方法を振り返ってみましょう。
相手の立場を理解し、柔軟に対応したこと、意見交換の際に積極的にフィードバックを行ったことなどがあれば、それらを「柔軟な対応力」や「高い適応力」といった言葉で言い換えるとよいでしょう。
3.志望企業の求める人材像から考える
志望企業の求める人材像から考える方法もあります。
企業の求人情報や採用ページ、面接時の質問などから、その企業がどんな人材を求めているのかをリサーチしましょう。
例えば、チームワークや協力、柔軟な対応力を重視している企業であれば、自己PRの中で「協調性」「調整能力」「コミュニケーションスキル」といった言葉に言い換え、実際にどのような場面でそれを発揮したのかをエピソードと共に紹介します。
企業が重視しているスキルと自分の強みが一致していることを強調できれば、より採用に結びつきやすくなります。
【自己PR】誰とでも仲良くなれる強みを言い換えてアピールする際のポイント
誰とでも話せる能力は分かりやすいですが、あいまいな印象を与える言葉でもあります。
そのため、「私は誰とでも仲良くなれる能力があります」だけでは、あなたの強みを企業側に的確に伝えることはできません。
ここからは自己PRでアピールする際の注意点について解説していきますので、参考にしてください。
1:企業が求めている能力なのか事前に確認
まずは、誰とでも話せる能力が、自分の希望する企業で求めているものなのかを確認しましょう。
せっかく誰とでも話せる能力について質の高い自己PRをつくっても、企業がそういった人材を求めていないのでは意味がありません。
企業研究を時間をかけて行うことで、企業が求めている人物像について把握できるようになるでしょう。
2:仕事で活かせるポイントをアピールする
誰とでも話せる人は、基本的にどんな仕事でも好印象です。
しかし、仕事にどう活かすのか伝わりにくい強みでもあります。
どのように仕事に活かしていきたいのか伝えることで、企業はあなたの働くビジョンを想像できるため、より好印象を与える自己PRを作成することができます。
その際、企業の業務内容をしっかり把握しておく必要があります。
自己PR作成の際には、自己分析だけでなく、しっかり企業分析も行いましょう。
3:面接中の振る舞いに気を付ける
誰とでも話せる力をアピールする際には、面接中の振る舞いにも気を配りましょう。
誰とでも話せる力を持つ人は、人当たりがよく、コミュニケーション力が高いという印象を抱かれます。
そのため、そのイメージと異なるふるまいをしてしまうと「本当に誰とでも話せる力があるのか?」と疑われてしまう恐れがあります。
自己PRに説得力を持たせるためにも、面接中の振る舞いにも注意を配りましょう。
面接は緊張するかもしれませんが、練習を行うことで緊張を押さえることができます。
練習を積み、あなたの強みをより魅力的にアピールしてくださいね。
4:PREP法でまとめる
PREP法とは、以下のような文章フォーマットのことを言います。
-
1
- Point(結論)
- 要点・結論・主張を先に述べる。
-
2
- Reason(理由)
- その主張をする理由について話す。
-
3
- Example(具体例)
- 具体的なエピソードを話す。
-
4
- Point(結論)
- 最後にもう一度結論をまとめる。
就職活動でおさえておくべき文章フォーマットですので、これを機に身に着けるようにしましょう。
PERP法についての詳しい解説は以下の記事をご覧ください。
【自己PR】誰とでも仲良くなれる強みをアピールする例文3選
ここからは、誰とでも話せる能力をとり入れた自己PRの例文を3つ紹介します。
どういった点に注意して自己PRを書いているか確認しながら、自分で作成する際の参考にしてみてください。
私は、自分から進んでコミュニケーションをとることで、課題を解決していくことができます。
ある時、接客をしているとお客様が困っているのに気づき、「どうなさいましたか」と話を聞きに伺ったところ、どうやら頼んだ料理がまだ届いていないようでした。
店が混雑していると、注文の品によっては通常よりも時間がかかる場合があります。私はまず料理が遅れたことについて深く謝罪し、すぐに調理担当に連絡して最優先で対応してほしい旨を伝えました。
そして、料理をお持ちした際は改めて謝罪をし「ごゆっくりどうぞ」とお声掛けしました。
この能力を活かして丁寧に対応できたおかげで、お客様はその後も気持ちよく食事ができ、「丁寧な対応をしてくれて楽しい時間が過ごせたよ」とお褒めの言葉もいただくことができました。
貴社に入社してからも、自分から積極的にコミュニケーションをとって目標の達成に努めて参りたいと考えています。
私は誰とでも積極的に話すことで、問題を解決に導く能力があります。
その能力が活かされたのは高校生の時の部活動です。私は野球部でキャッチャーを務めており、下級生の頃から投手陣と密にコミュニケーションをとっていました。
3年生の夏の大会前にエースピッチャーが不調に陥ってしまい、本調子には程遠い状況でした。
このまま終わってしまっては、彼のためにもチームのためにもならないと思い、私は毎日彼と時間をかけて真剣に向き合い、どうすれば改善するのかを一緒に考えて試行錯誤を重ねました。
その甲斐もあって彼はスランプを乗り越え、前よりも絆が深まった私たちは地方大会を勝ち抜き、甲子園出場を果たしました。甲子園では1回戦で負けてしまいましたが、人と真剣に向き合うことで得た経験は何にも代えがたいものです。
もし貴社に入社できたら、自分から積極的に人と話すことで目標の達成に導きたいと思います。
私は自分の意見だけでなく、他の人の話にも耳を傾けることで、お互いの考えのよい部分を引き出すことができます。これは、私が参加したボランティアで活かされました。
私は災害ボランティアで友人数名と現地へ赴き、復興のお手伝いに参加しました。
しかし現地では、なかなかお手伝いに入らせてもらえませんでした。
友人たちはどうすればいいか分からない様子でしたが、諦めきれない私は被災者から直接話を聞き、ボランティアがやりたいことと被災者がやってほしいことにギャップがあることに気づきました。
そこで私は、お互いが歩み寄れるよう話をし、次の日から無事に復興作業を行うことができました。
帰る際には目上の方から「ありがとう」とお礼を言われ、とても嬉しかったのを覚えています。
貴社でもこの強みを最大限に生かし、よい方向に物事を進められるように導いて参ります。
【自己PR】誰とでも仲良くなれる強みをアピールする際の注意点
長所や強みは、短所と表裏一体であることが多いです。
アピールの際にはネガティブな印象を与えないように注意する必要があります。
具体的に、以下のような点には注意が必要です。
- 受け身な過去経験を話さない
- 仲良くなったエピソードだけで終わらない
- 企業の求める人材像から離れない
- グループディスカッションなどでは対応に注意
内容を確認し、自身の作成した自己PRに当てはまっている点がないかチェックしましょう。
受け身な過去経験を話さない
誰とでも仲良くなれる力をアピールする際には、受け身な過去経験を話さないように注意しましょう。
自己PRとして話すからには、あなた自身がその力を持っていることが重要です。
過去経験の中でも、自分から主体的に行動したエピソードを話すようにしましょう。
仲良くなっただけのエピソードで終わらない
仲良くなっただけのエピソードでは、単なるお調子者や八方美人のような印象を与えてしまう可能性があります。
あなた自身のどのような想いがあってそういった振る舞いをしているのかを伝えることで、あなた自身の人柄や価値観を伝えるようにしましょう。
また、その力を仕事にどう活かしたいのかを伝えると、企業はあなたと働くビジョンを描きやすくなり、より魅力的な自己PRになります。
企業の求める人材像から離れない
自己PRは企業の求める人材像と自身の強みとのマッチングが大切です。
あなたがどんなに魅力的な人材であっても、企業の求める人材像とかけ離れていれば採用に至るのは難しくなります。
企業分析などを怠らず行い、志望企業の求める人材像と繋がりがあるかどうか確認しながら自己PRを作成してください。
グループディスカッションなどでは対応に注意
誰とでも仲良くなれることをアピールするのであれば、初対面の他者と関わる機会は絶好のアピールチャンスです。
チャンスであると同時に、あなたの強みを発揮することが出来なければ、自己PRの内容と実際のあなたの姿に矛盾が生じ、企業は違和感を覚えます。
対策等をしっかりと行い、初対面のほかの就活生とも円滑なコミュニケーションをとることが出来るようにしましょう。
【自己PR】誰とでも仲良くなれる強みが活きる職種とは?
誰とでも仲良くなれるという長所を持っている人におすすめな職種を3つ紹介していきます。
下記の3つは誰とでも仲良くなれる人にとって「天職」ともいえる仕事なので、ぜひ参考にしてみてください。
営業
誰とでも仲良くなれる人は営業職に非常に向いていると言えるでしょう。
営業職では相手と良好な関係を維持することが最も重要です。
例えば新規営業の場合、初対面の人との関係づくりが非常に重要であり、ファーストインプレッションによって契約を獲得できるかは大きく左右されるので、誰とでも仲良くなれるあなたのような人材を企業は求めています。
また、ルート営業であれば良好な関係を維持するのも重要であり、すでに構築された関係をキープするだけでなく、さらに向上させるためにさまざまな工夫を凝らすことができる人材を企業は採用したいと考えています。
営業職について詳しく知りたい方はこちら
接客・サービス
接客やサービス業などにおいても、誰とでも話せる人材が求められている傾向にあります。
常にお客様に寄り添い、丁寧な対応をすることはもちろんのこと、提案などを行うことも業務において非常に重要だからです。
相手に寄り添う姿勢や、打ち解けやすさを活かすことができれば、接客やサービス業において、多くのお客様があなた目当てに来店することもあるかもしれません。
接客・サービスについて詳しく知りたい方はこちら
SE
システムエンジニアも、誰とでも仲良くなれる人にぴったりの仕事です。
あまり業務内容について詳しくない人にとっては意外に思うかもしれませんが、システムエンジニアはただパソコンの前に座ってカタカタとコードを書くだけが仕事ではなく、チームで動く業務が多いのです。
協調性を活かし、チームでプロジェクトを進め、お互いの進捗情報など、状況などを把握した上で仕事を進めていく必要があります。
よって、協調性を活かし良好な関係づくりを行うことができる人に向いていると言えるでしょう。
また、クライアントとより良い関係を築くことにもつながるので、システムエンジニアには「誰とでも仲良くなれる」という特性を持っている人がぴったりであると言えます。
SEについて詳しく知りたい方はこちら
自己PRの添削や適職診断にはエージェント活用がおすすめ
ここまで記事を読み進めて、自己PRを作成できた人は、しっかりと添削も怠らず行いましょう。
添削は、大学のキャリアセンターや無料のツールでもできます。
ですが、最もオススメなのは就活エージェントです。
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【自己PR】誰とでも仲良くなれる強みをアピールして内定を獲得しよう!
本記事では、誰とでも話せる能力を自己PRするポイントを解説しました。
本記事のポイントを押さえ、あなたらしさがあふれる魅力的な自己PRを作成してくださいね。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
小玉 彩華
具体的な伝え方の例として、大学時代にイベントの運営を通じて、どのように人間関係を築いてきたのか、そしてその結果として得られた成功体験を共有する、などが効果的です。