皆さんは携帯ショップと言って、どのようなイメージを持ちますか?
「ノルマがあり、業務が大変そう」といったイメージがあるのではないでしょう?
しかし、携帯ショップは、最新機種や新しく搭載された機能ををいち早く確かめることができ、携帯電話やスマートフォン、そして最新技術などに興味を持っている人にとっては非常に楽しい職場とも言えます。
今回はそんな携帯ショップの志望動機の書き方を紹介していきます。
- 携帯ショップの志望動機の書き方
- 携帯ショップの志望動機を書く際のポイント
- 携帯ショップの面接で聞かれること
- 携帯ショップの最近の動向
- 携帯ショップの志望動機の書き方について知りたい人
- 携帯ショップの志望動機を書く際のポイントを知りたい人
- 携帯ショップの面接で聞かれることを知りたい人
- 携帯ショップの最近の動向について知りたい人
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目次[目次を全て表示する]
【携帯ショップの志望動機】携帯ショップとは
まず携帯ショップについて、基本的なことを理解しておかなければいけません。
携帯ショップは、文字通り携帯電話に関する販売やサービスをしているお店のことです。
時にはお客様の携帯を預かって、メンテナンスをおこなうこともあるでしょう。
特に最近は、携帯電話と一言でいっても操作方法や料金プランなど、ややこしいこともたくさんあるため、覚えなければいけないことが多々あります。
そのため、新しい携帯電話が登場するたびに、勉強することになるでしょう。
もしあなたが携帯電話について単純に興味があったり、難しい技術についても興味があるなら、きっと携帯ショップで楽しく働き続けることができるはずです。
携帯ショップの最近の動向
携帯ショップの最近の動向を確認し、業界理解を深めておきましょう。
最近の動向を押さえることで、トレンドを押さえた完成度の高い志望動機を書けるはずです。
以下で詳しく確認していきましょう。
- オンラインシフトへの加速
- 格安プランの登場
- 5Gの導入
オンラインシフトへの加速
近年では携帯ショップの実店舗の役割が変化し、オンライン契約の比重が大きくなりました。
現代は単にスマホなどを買いたい場合はオンラインショップを利用することが多くなり、実店舗ではより相談や複雑な手続きが行われる傾向が強くなっている。
格安プランの登場
近年注目されている格安プランとは通信事業者が大手通信会社やま低価格で提供するモバイル通信プランのことです。
必要なサービスのみに特化することでより低価格で利用できるのが大きな特徴です。
特に携帯関連では、価格に関する情報も多いため、適度に情報を収集すると良いでしょう。
5Gの導入
5Gの特徴には様々なものがありますが、まず1つ目として高速データ転送が挙げられます。
5Gは非常に高速なデータ転送速度を提供し、1gbps以上の速度が実現できています。高画質の動画ストリーミングや大容量ファイルのダウンロードもスムーズに行えるのが特徴です。
5Gは遅延がほとんど無いのも特徴であり、1ミリ秒以下の遅延が実現可能で、遠隔医療や自動運転などのサービスも実現できます。
複数のデバイスで同時に接続できるというのも特徴で、同じエリア内ならば複数のデバイスを同時に接続でき、IoT(モノのインターネット)デバイスやスマートシティの構築が容易になります。
5Gは大容量のデータ通信も可能なので、ビッグデータの送受信やクラウドベースのアプリケーションが向上するのも特徴です。
また、通信だけでなく産業・医療・交通・エンターテイメントなど様々な分野での導入も期待されています。自動運転車や遠隔手術、ARやVRの体験向上なども期待できるでしょう。
【携帯ショップの志望動機】携帯ショップの主な業務
志望動機を書く前に、まず携帯ショップの業務内容を確認しておきましょう。業務内容を確認することでより具体的な志望動機を書けるはずです。
携帯ショップの主な業務は、「商品の販売」「アフターフォロー」「イベント業務」、そして在庫管理や店内清掃などの「事務作業」などが挙げられます。
最近では「スマホ教室」など、携帯の使い方を教える講座を開いている店舗もあり、そのような店舗では「インストラクター業務」を行うこともあります。
携帯ショップでは、販売スタッフとして経験を積むことで、リーダーや店舗マネジャーなどへのキャリアアップが可能になります。
- 商品の販売
- アフターフォロー
- イベント業務
- 事務作業
1. 商品の販売
主な業務は、商品である携帯電話の販売です。
ですが、販売といっても様々で、対応の仕方がお客様によって、新規や機種変更などに分かれます。また、インターネット回線などの携帯電話以外の商品を扱う店舗もあります。
販売時には商品や料金プランの説明などをする必要があるため、商品やプランの詳細を押さえ、お客様に、わかりやすく伝えられるような工夫が必要となります。
入社したての頃はマニュアルなどが用意されている場合が多いですが、先輩などにアドバイスを求めるなど、接客力を磨いていくことがキャリアアップする上で重要となります。
2. アフターフォロー
お客様が商品を購入後に商品が故障したり、不具合が生じたりした際のサポートや修理受付などが主な業務です。
また、直営店ではクレーム対応をすることもあります。
業務を行う上で、困っているお客様に寄り添う姿勢や、対応力が重要となります。
3. イベント業務
集客を促すために、サービスやキャンペーンなどの運営を行うイベント業務を行うこともあります。
最近は、バルーンなどを活用し、イベントを盛り上げるという集客方法が注目されています。
イベント業務では、特に子供が好きという方はコミュニケーション力や対応力を発揮できるでしょう
スマホ教室
先ほど述べたように、スマホ教室などを開催している店舗では、スマホの使い方を教えるインストラクター業務を担うこともあります。
内容は写真の撮り方やメールの送り方など、基本的な操作方法を教えることがほとんどですので、不安に感じる必要はないでしょう。
インストラクター業務では、聞き取りやすい声で話すことや、わかりやすく伝える力がポイントとなってきます。
4. 事務作業
事務作業では、商品の在庫や入荷予定日の把握、お客様情報の管理などの業務がメインとなります。
裏方の業務ですが、お客様の満足度の向上や信頼を落とさないために重要な業務となります。
また、店内の清掃や内装の変更などを行うこともあります。
【携帯ショップの志望動機】携帯ショップで得られるスキル
では携帯ショップで実際に働くとなった際に、どのようなスキルを得ることができるのでしょうか。
これから携帯ショップで少しでも働いてみたいと思っている人のために、習得できる2つのスキルをここで紹介します。
1つでも興味があるものがあるなら、働いてみる価値は十分にあるといえるでしょう。
- 営業力
- 説明力
営業力
携帯ショップの仕事といえば、お客様に対して携帯電話を買ってもらうこともその1つです。
実際に携帯ショップに訪れるお客様は、必ずしも最初から欲しい携帯電話が決まっているわけではありません。人によっては、お店に訪れてから相談して決めたいと考えているケースもあります。
また、携帯電話を買ってもらう際には、あらかじめ用意しているプランにも加入してもらうことが出てくるでしょう。どのようにして良いプランに入ってもらうのかを考えるのも仕事の肝になってくるため、必然的に営業力は身につくようになります。
営業力は他の業種に行くことになっても必ず役立つスキルになりますので、仕事を通して養いたいと思っている人には最適だといえるでしょう。
説明力
実際に携帯ショップにやってくるお客様の中には、若い人だけではなく年配の人やお年寄りの人もいます。
つまり、お客様のタイプによって、同じ商品でも説明の仕方に違いが出てくるでしょう。なぜなら、共通の説明の仕方だと、相手によってはなかなか理解してくれないからです。
そのため、仕事をしていくうちに、誰もが説明の仕方を工夫することになります。特に相手がお年寄りの人の場合は、説明の仕方が難しくなりがちになるため、最初のうちは大変だと感じるでしょう。
逆に若い人を相手にする場合は、どうすれば効率的に話を進められるのかも考えることになります。
もし誰に対してもわかりやすく物事を説明できる力をつけたいなら、間違いなく携帯ショップがおすすめです。
【携帯ショップの志望動機】携帯ショップに向いている人の特徴
携帯ショップで働くことに向いている人の特徴としては、人と接するのが好きであったり、人に感謝されることが好きであったりするコミュニケーション力に長けた人などが挙げられます。
逆にコツコツと1人で仕事をこなしたい、スマホやインターネットが苦手な人には向いていません。
しかし研修を受けるうちに、自然とショップスタッフに必要なスキルを身につけられるようになり、活躍することも可能です。
- コミュニケーション力がある
- 説明力が高い
- 忍耐力と柔軟性がある
- 問題解決力がある
コミュニケーション力がある
最近、携帯ではさまざまな種類の商品があり、お客様が商品の違いや特性を知らない場合が多いです。
若い世代の方だと携帯について詳しい方もいますが、とくに年配の方になると詳しい違いまでよく知らないことがあります。
そんなときに、コミュニケーション力が重要となります。
特に、コミュニケーション力の1つであるヒアリング力を発揮し、お客様の悩みや困りごとに合った接客を行うことで、お客様の満足度向上やリピーター獲得につながるのです。新規顧客の獲得が厳しい今、お客様の満足度を上げてリピーターになってもらうことがとても重要になります。
説明力が高い
携帯の販売職や営業では、商品の特徴や他製品との違いを端的にわかりやすく説明することが必要になります。
お客様の中には、簡単な説明を求める人や具体的な説明を求める人までさまざまです。お客様を見極め、その人に合った説明をする必要があります。
お客様が具体的に知りたいことを説明し、無駄に時間をかけないようにしましょう。基本的に用事がないから話を聞こうという人でも、長々とその人が興味を持っていない話をしていてはお客様の満足度低下につながりかねません。
自分たちが売りたいものや話したいことを話すのではなく、お客様の立場になって話すことを心がけましょう。
忍耐力と柔軟性がある
顧客には様々なニーズや要望があるので、柔軟に対応する必要があります。
また全ての人が説明をきちんと聞いているわけではないので、何度も説明する必要がある際もあり、忍耐力も求められます。
「Aのプランを進めていたにもかかわらず、突然Bのプランを契約したいと言われる」なんてことあります。
そうした際にも柔軟に対応する能力も求められます。
問題解決力がある
携帯ショップには下記のようなクレームが入ることがあります。
- 使い方がわからない
- エラーが起こった
これらのクレームの処理に追われる時間が多い職業です。
使い方が分からず機嫌を損ねていたり、来店と同時に大声で怒鳴るお客様も稀に居たりするので、そうしたイレギュラーな場面も的確に対応できる人材が求められます。
そんな時も冷静に対処し、解決策を提示することが重要です。
接客経験があれば強みになる
販売職では、常にお客様と接することになります。
飲食店やアパレル関係など携帯ショップとは関係がないところでも、接客経験は共通して重宝されるスキルです。
もしもあなたにアルバイトなどで接客経験があれば、積極的にアピールすることが大事になります。
とくにホテルや少し単価の高い飲食店などでは、接客マナーなどを厳しく教えていることが多いので、そのほかの企業でもアピールポイントになるでしょう。
また、実際にアルバイトで接客業をやっていると、苦手だったはずが仕事のときは割り切って接客できるようになるので、一度経験してみるのもいいかもしれません。
【携帯ショップの志望動機】企業が志望動機を聞く3つの理由
受かる志望動機を作成するには、企業がなぜ志望動機を聞くのかを押さえておく必要があります。
また、企業が志望動機でどこを見ているか知っておくと、限られた文字の中でも無駄なくあなたの熱意をアピールすることができます。逆に、何を書けばいいのかわからずに書かれた志望動機は無駄が多いです。
志望動機を聞く理由をしっかりと押さえておくことが、良い志望動機を書くことにつながるのです。
そこで、ここでは実際に志望動機を見る際に企業が着目しているポイントを紹介していきます。
- 熱意の確認
- 企業とのマッチ度
- 活躍できる適性があるか
1. 熱意の確認
まず、企業はあなたに熱意があるかどうかを見ています。
なぜなら、多くの企業は早期離職を恐れているからです。
まず、新卒の採用コストなら平均1人あたり100万円近くがかかります。さらに、育成コストのことも含めると、1人の新人が活躍できるようになるまでに多額のコストがかかっていることになるでしょう。
しかし、入社3年以内に離職された場合、また新たに多額のコストや時間を費やすことになります。これは、企業にとって大きな損失になるので、熱意があるかどうかを見ることはとても重要になるのです。
2. 企業とのマッチ度
企業は、あなたの人柄が会社の雰囲気に合っているのか、組織にうまく馴染めるかどうかを見ています。入社してから困ったことや不安なことがあったとき、うまく組織に馴染めていれば周りで支えることもできるでしょう。
しかし、周りとうまくコミュニケーションが取れず、問題を1人で抱えたままになると大きな損失につながったり、離職の原因にもつながったりするからです。
チームの一員として足並みをそろえ、社会人として最低限のモラルやマナーがあることは、企業全体の安定性にもつながります。
また訓練などで向上されるスキルや技能とは違い、人柄というものは入社したあとも基本的に変わることはありません。そこで、企業によっては最初に人柄を見ることを重要視するところも多いのです。
志望動機を書くときは、企業が求める人物像とあなたの人柄を照らし合わせると、効果的にアピールできるでしょう。
3. 活躍できる適性があるか
熱意があり、企業の求める人柄であっても、成果を出せる人材であるかということはまた別であり、とても重要なことです。
企業は知識を持っているだけではなく、その知識を活用して成果を出せるのか、それまで経験したことのない環境でも、いつも通りのパフォーマンスを出せるのかどうかを重視します。
もし、あなたに何か活かせそうなスキルがあれば、アピールするのも良いでしょう。
しかし、とくにアピールできることがないからといって、負い目を感じる必要はありません。基本的に企業は、入社後に新人を育てていこうというスタンスだからです。
【携帯ショップの志望動機】志望動機を書く前にすべきこと
携帯ショップについての知識が深まり興味が出てきた方や、やはり携帯ショップで働きたいと考えが固まった方はいよいよ志望動機を書く準備に入りましょう。
良い志望動機を書くためには、企業が着目しているポイントを押さえて書くことが重要になります。
志望動機にただ働きたいと書くだけでは、企業の目にも留まらないのです。
今から紹介するポイントを押さえて、限られた文字数の中で自分のことをしっかりアピールできるような志望動機にしましょう。
- なぜ携帯ショップなのか
- なぜその企業なのか
- あなたの強みや価値観は何か
- あなたがどう活躍できるか
なぜ携帯ショップなのか
なぜ携帯電話業界の中でも、携帯ショップで働きたいのかを整理しましょう。
携帯ショップ以外にも、携帯を作るなど携帯と関わる仕事はたくさんあります。自分がその中から、携帯ショップを選んだ理由を整理しておくことが大切です。
携帯ショップの動向や事業内容などを押さえておくと、志望動機を書く際に役に立つでしょう。それには、業界研究が必要になります。
もしも業界研究の仕方がわからないのであれば、こちらのサイトを見て参考にするといいでしょう。
曖昧な理由はNG
よくありがちなのが「スマホの需要が高まり、スマホの普及に貢献をしたい」と書かれた志望動機です。
しかし、これは事実であり、なぜ貢献したいのかというあなたの意思が伝わりません。
なぜスマホの普及に貢献したいのかという部分を伝えることが、大事になるのです。
例えば、何かあったときに子供でもすぐに電話をかけられることで、事件が起こるのを未然に防げるためというように、なぜ自分は普及させたいのかが必要です。
企業は志望動機のあなたの意見から、あなたの価値観や人柄を見ているので、意見が曖昧な志望動機では企業に響く志望動機とはなりません。
なぜその企業なのか
なぜほかの企業ではなく、その企業を選んだのかという理由を明確に述べることが重要です。
そこで、企業独自の取り組みや企業理念などを確認しておきましょう。
明確な志望動機を作成するためには、携帯ショップの職種に関することだけでなく、志望する企業や商品についても詳しく理解しておく必要があるのです。
また、このときに他社企業と比較し、その企業の強みを照らし合わせるとより効果的です。
企業研究のやり方がわからない方は、こちらのサイトを参考にしてみるのもいいかもしれません。
あなたの強みや価値観は何か
あなたの強みや企業選びの軸、何をやりがいにしたいかなどを整理しましょう。
とくに携帯ショップでは、人対人の仕事になります。
他業界であっても接客に関わる経歴があれば、その経験はプラスとして捉えられるでしょう。
また、自分のことを整理する際には、自己分析をしておくことがおすすめです。
自己分析は、どの企業を受けるときでも必要になるので、やっておいて損はありません。
あなたと企業が求める人物像を重ね、あなたのどこをアピールできるかを押さえておきましょう。
あなたがどう活躍できるか
自分の持っているスキルや長所、強みを活かして、その企業の携帯販売に役立てることを考えてみましょう。
そのときに販売職を目指しているのであれば、入社後の具体的な目標やどのように携帯販売をしていきたいかなど、実際に働いている姿をイメージできるように、明確な入社後のビジョンを持っていることが大切になります。
一度採用担当者の立場になって考えることで、ぜひ入社して活躍してほしいと感じられるような志望動機になっているかを意識して、見直すことも良いかもしれません。
【携帯ショップの志望動機】志望動機の構成はPREP法で作ろう!
志望動機を書く際には構成を意識して書くことで論理的で分かりやす文章を作ることができます。
具体的にはPREP法を使うとよいでしょう。これはビジネスの場でも用いられる手法であり、ESや履歴書だけでなく、面接で話すときにも意識しましょう。
「Point(結論)」→「Reason(理由)」→「Example(具体的なエピソード)」→「Point(結論)」の順で構成する手法。
この順番で話すと自然に論理構造が意識できている文章がつくれる。
Point(結論)
まずは「なぜその企業を志望するのか」を簡潔に書きましょう。
ESや履歴書などのでは最初の1行目が最も重要とされているため、できるだけわかりやすく、伝えたい内容をしっかり伝えられるようにしましょう。
この結論の部分をおろそかにすると、応募数の多い会社では最後まで志望動機を見てくれない場合もあるので気を付けましょう。読み手が理解しやすい書き出しを意識することで、企業の目に留まり、しっかりとアピールできるでしょう。
- 「〇〇という企業理念に共感し、志望しました。」
- 「△△という事業に興味があり、志望しました。」
- 「〇〇というスキルを活かしたいと思い、志望しました。」
- 「〇〇を実現したいため志望しました。」
Reason(理由)
結論を書いたら、必ずそれに対する理由や根拠を書きましょう。
書き出しでグッと興味を掴むワンフレーズは、インパクトこそ絶大ですが抽象的です。そのため、結論に説得力を持たせるため、詳しい根拠を書く必要があります。
- 「貴社の〇〇というサービスを利用した際に感動しました。」
- 「アルバイトで〇〇の必要性を感じ、それに力を入れている貴社に興味を持ちました。」
- 「大学で〇〇の分野に興味を持っており、将来はその分野を広げる仕事がしたいと思うようになりました。」
Example(具体的なエピソード)
結論と理由を述べたら、それにいたった具体的なエピソードや実体験を述べましょう。
その志望動機を考えるに至った自分のこれまでの経験があるはずです。それを述べることで、志望動機に根拠を持たせることができ、説得力の高い志望動機を作成することができます。
また、志望動機が同じような学生は多く存在しますが、根拠となるエピソードによって自分の志望動機にオリジナリティーが埋めれるため、差別化をしやすくなります。
- 「学生時代のアルバイトの経験で〇〇に疑問を持つようになり、これを解決したいと考えた。」
- 「長期インターンの経験で〇〇の面白さを感じ、将来は〇〇を突き詰めていきたいと考えるようになった。」
Point(結論)
最後に結論を述べていきます。最初に述べた結論とは異なり、「入社後に成し遂げたい事」や「貢献したい事」といった入社への意気込みを重点的に述べましょう。
この部分は志望動機の最後の締めになるため、意気込みや志望度の高さを採用側に伝えるように意識しましょう。
- 「このような経験から御社(貴社)を強く志望し、入社後は〇〇に挑戦したいです。」
- 「この経験から〇〇の部分で貢献していきたいです。」
【携帯ショップの志望動機】携帯ショップの志望動機例文
志望動機で押さえるべきポイントや構成がわかったところで、いよいよ携帯ショップの志望動機の例文をご紹介しましょう。
どのような志望動機を書く場合でも、ポイントを押さえて構成を意識しながら書くことが重要になるのです。例文を参考に、あなたらしい志望動機を書いてみてくださいね。
例文1
私が貴社を志望したのは「情報サービスで全ての人に安心と安全を」という理念に強く共感したからになります。
現代では核家族化が進み、共働きという家庭も増えており、子供に目が届いていない部分もあるのが現状です。
そんな家庭のために、両親の代わりに子供を見守るサービスなどを伝えて、子供を持つ家庭に安心を届けたいと考えています。
また、私には大学時代にファミリーレストランで接客をしていた経験があります。
このときに、少し目を離しただけでもどこかに行ってしまう子供たちを社会でも守れないかと考えたのが、貴社の企業理念に共感した理由の一つです。
私は貴社のショップでの接客経験を活かし、子供を持った家族に寄り添った丁寧な接客をすることで、便利なサービスが使えるようにサポートしていきたいと思います。
例文2
私は商品を通じて、お客様に直接寄り添いたいと思い、貴社を志望いたしました。
数ある企業の中で貴社を志望したきっかけとして、祖父とともに貴社を利用したことにあります。
私の祖父は老眼で小さな文字が見づらく、機械を使うのが苦手です。
そんなときに、貴社のショップで担当してくださった方はすぐに画面の文字を大きくして祖父にも見やすくしてくれたり、機械が苦手な祖父に対してゆっくりと話したりと丁寧に説明してくださいました。
そのときに、貴社の丁寧なサポートにより喜んでいた祖父の顔を見て、自分もお客様に寄り添ったサポートをし、笑顔を見られるような仕事がしたいと感じたのです。
私は老人ホームなどご年配と関わるボランティアの経験を活かして、お客様に合った細やかな対応を心がけ、貴社のお客様満足度向上に貢献したいと考えています。
例文3
私は、貴社の革新的な取り組みや独自のビジョンに深く感銘を受け、貴社での携帯販売員としての役割を通じて、お客様に最適なデバイスを提供するためのパートナーとなりたいと強く願っています。
以前、貴社の店舗を訪れた際、私はスタッフから非常に丁寧な説明を受け、私のニーズに完璧に合ったデバイスを選択することができ、これ以降、貴社での業務に強い関心を持っています。
このような素晴らしい体験を通じて、熱意や観察力を活かし、他の多くのお客様にも最適なデバイスを提供したいと考えています。
携帯電話業界には多くの優れた企業が存在しますが、貴社は顧客中心のサービスを提供しており、その一端を担いたいと考えています。
学生時代に部活のキャプテンを務めた経験を活かし、傾聴力を持ってお客様に貢献いたします。
例文4
私は、貴社の真摯なサポート体制に心から魅かれており、ここで携帯販売員として活躍し、お客様に最良の選択をサポートしたいと考えています。
昨年、私の祖父が初めてスマートフォンを購入しようと貴社の店舗を訪れた際、高齢ということもあり、デバイスの違いはもちろん、用途もよくわかっていませんでした。
しかし、スタッフの方の丁寧な対応と説明で大枠を理解でき、嬉しそうにスマートフォンを持って帰ってきました。
私は、人とのコミュニケーションを大切にし、相手の立場や考えを尊重する姿勢を持って日々過ごしています。
このような資質を活かし、貴社が求める「お客様を第一に考える」文化に貢献できると確信しています。
貴社に入社した暁には、祖父にしてもらえたような丁寧なサポートを全てのお客様に提供し、貢献する所存です。
例文5
私は貴社の持つ徹底した顧客優先のスタイルに魅力を感じ、志望しています。
私の親友が過去に携帯のトラブルに直面した際、色々な携帯販売店を訪問しましたが、解決に至らなかった。
しかし、貴社のスタッフの方が熱心に対応してくださり、親友は大変感謝していました。
これ以降、貴社のサービスの品質の高さに憧れを持っています。
私はお客様の悩みや問題点を深く理解し、迅速かつ適切に対応するスキルがあります。
お客様からの信頼を一層深め、貴社の評価をさらに高めるお手伝いをしたいと考えています。
貴社のように顧客体験を最優先する企業、つまりユーザー目線で利他の精神がある企業こそ、私が憧れる姿です。
貴社に入社した暁には、問題処理能力を活かして貢献する所存です。
【携帯ショップの志望動機】志望動機のNG例
ここまで志望動機の例文を紹介してきましたが、逆にダメなパターンも当然あります。
具体的にどんな文章だと良くないのかを、ここで2つ紹介しましょう。
これから志望動機をエントリーシートに書く際には、決してこのような内容にならないように注意してください。
NG例文1:事実の羅列が多い
私たちの生活において、今や携帯電話は絶対に欠かせない存在になりました。
なぜなら、携帯電話1つでできることが増えたからです。
特に○○がこの業界に新規参入したり、5Gが普及したりしたことによって、ますます技術的な発展をすることになるでしょう。
だからこそ、そんな業界で私も頑張りたいと思いました。
またこのお店では、スタッフが丁寧に接客してくれたのを覚えています。
携帯電話が動かなくなって大事なデータもなくなってしまったのではないかと不安になりましたが、無事に復旧できたので、今でもすごく感謝しています。
これから貴店で働くことになった際にも、新しい機種に対する知識を学び、お客様にベストな商品やサービスを提供できればと思っています。
木下恵利
この志望動機は事実の羅列が多くなっており、自分自身の思いなどを伝えきれていません。
そのため、「どのようなことを実現したいのか」、「どのようなことをしたいのか」、「どのように貢献していくか」などを具体的に書くとよくなるでしょう。
NG例文2:志望理由が薄い・不適切
私が貴店を志望する理由は、とにかく制服がオシャレだからです。
毎日同じ場所で働き続ける際には、常に高いモチベーションを維持することが大切だと考えております。
そのためには、少しでも活き活きできるような環境でなければいけないので、制服のデザインは特に自分の中で重要視しているポイントです。
また、貴店は給与にもすごく魅力があると思っています。
他社メーカーのお店と比べても、こちらの方が高めに設定されているため、その点においても働く価値が高いことを感じております。
その他、働く人にとって便利な福利厚生があるのを確認しているので、私にとってはここしかないと強く思いました。
貴店に入った際には、そんな素敵な環境の中だからこそ全力を出して頑張りたいと思います。
木下恵利
「制服がおしゃれだから」は志望動機として不適切になります。
もちろん働く上で重要ですが、企業にとってその学生を取るメリットは何もありません。そのため、「どのようなことをしたいか」や「どのようなことができるのか」を書くとより良くなります。
まとめ
現代では生活の必需品となった携帯電話と関わるこの仕事は、とても重要な仕事のうちの一つだといえるでしょう。
お客様と直接関わることの多いこの職種は、大変ではありますがやりがいも感じられます。
携帯ショップでの就職を希望する方は、企業に自分の熱意などをしっかりとアピールすることが大切です。
しかし、企業研究や自己分析など1人では難しい場合も多いでしょう。
そんなときは1人で悩まずに、大学のキャリアセンターや就活エージェントなどを頼ることも重要になります。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
木下恵利
携帯ショップに関わらず、さまざまな業界で実店舗からオンラインショップへの移行が進んでいます。そう言った変化はしっかりリサーチしていくと良いです。