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はじめに
本格的に就職活動を開始する前に、インターンへ参加したいと考えている人も多いのではないでしょうか。
「企業や業界についての理解を深めるため」「自己分析を深めるため」など参加したい目的はさまざまですが、なんとなく参加したところで成長はできません。
インターンに参加するにあたって事前に知っておきたい注意点は多くあり、徹底的に対策することが重要です。
そこで今回は、インターンについて知っておくべき注意点をくわしく解説していきます。
【インターンでの注意点とは?】インターンの選考における3つの注意点
インターンには誰でも簡単に参加できるわけではなく、インターンの選考面接に合格した人のみが参加できます。
したがって、企業に対する意欲が十分に伝わるよう「その企業でなければいけない理由」をアピールしなければなりません。
また、ライバルとの差をつけることも重要です。
そのためには、どのようなことに注意をすれば良いのでしょうか。
ここからは、インターンの選考で注意すべき3つのポイントをくわしく解説していきます。
最低限の面接マナーを身につける
インターンの選考面接は、就職活動の堅苦しい面接とは少し異なり、フランクな印象があります。
しかし、最低限の面接マナーがなければ、受かることはほとんどありません。
挨拶や正しい敬語の使い方、面接を受ける態度など、選考面接官に不快を与えてしまうと、採用はきびしいでしょう。
これらはインターンの選考面接だけではなく、この先の社会人として必要なマナーでもあるため、しっかりと身につけてから選考面接へ挑みましょう。
面接を受ける企業やその業界の知識をもっておく
インターンを始めたい理由に関して「なぜその企業なのか」「なぜその業界なのか」は必ず質問されます。
人柄や学歴、どのように活躍していけるかなどを判断する就活の面接とは違い、企業に対しての興味や関心の強さをアピールできることが重要です。
そのような質問に適切でスムーズな回答をし、ほかの人と差をつけることで印象を残せます。
したがって、受けたい企業や業界についてある程度調べて、知識を身につける必要があるというわけです。
遅刻しない
当たり前のことですが、遅刻をしてはいけません。
公共の交通機関の遅延などを除き、遅刻すると「時間の管理ができないだらしない人」などと悪い印象を与えてしまいます。
第一印象で悪印象を与えると、どれだけ素晴らしい面接ができてもすべてが台無しになってしまうため、気をつけなければいけません。
また、場合によっては遅刻をした時点で面接を受けさせてもらえない可能性もあります。
万が一、遅刻する場合は、どんな理由でも必ず選考面接が始まる前に企業へ連絡しましょう。
公共の交通機関でトラブルが発生した場合は、遅延証明書を提出する必要があります。
【インターンでの注意点とは?】インターンを始める前の3つの注意点
自分自身の成長につながるだけでなく就活にも有利なインターンですが、選考面接に受かったからといって気を抜いてはいけません。
最後までしっかりと気を引き締めて積極的に学び、企業に好印象を残すことが大切です。
ここからは、企業に迷惑をかけないように、インターンを始める前に注意すべき3つのポイントをくわしく解説していきます。
インターンに参加し、成長へつなげるためにも、注意点をしっかりと理解し対策しておきましょう。
企業との連絡でのマナーに注意する
インターンの選考面接終了後に採用の連絡など、企業と直接連絡を取る場面も多くあります。
その際に、相手に失礼のないようにメールや電話でのビジネスマナーも身につけましょう。
もっとも重要なのは、企業からの連絡に素早く反応し、遅くとも24時間以内に反応することです。
メールの場合は宛名や署名、挨拶文など、電話の場合は忙しい時間帯を避け用件は簡潔に伝えるなど、細かい部分まで注意すべき点があります。
メールでも電話でも適切に対応できるように、それぞれのマナーを身につけておきましょう。
インターンの内容を十分に確認しておく
インターンの内容は企業によって異なります。
実際にやることを事前に伝えられた場合は、念入りに確認し自分なりの準備が必要になります。
たとえば、内容を確認したうえでイメージトレーニングすることも大切です。
そうすることで、スムーズに進められるだけでなく企業に好印象を与えやすくなります。
内容の確認不足は、二度手間となってしまい迷惑をかけてしまいます。
また、内容によっては事前に準備が必要な場合もあるため、十分に確認し忘れることのないようにしましょう。
採用された企業やその業界について調べておく
選考面接を受ける前にも、企業や業界について知識をつけることは重要ですが、採用が決まったら再度調べましょう。
その知識が事業内容につながり、インターンをスムーズに進められます。
企業理念や設立年月、取り扱っている商品やサービスなどの基本情報は必ず押さえておきましょう。
また、福利厚生研修制度の有無や同業他社と比較すると、その企業の強みや弱みを発見できます。
このように、企業の特徴をより細かく理解することが重要です。
【インターンでの注意点とは?】インターンで成長するために
インターンは専門知識を学べる良い機会であるため、企業について少しでも多く学び自分自身の成長を目指したいものです。
しかし、どれだけ意気込んで参加しても結局のところ「何を学んだのか」「どれだけ成長できたのか」がわからないままに終わってしまう可能性もあります。
そのようなことを避け、インターンへ参加して成長するために注意すべき点があります。
ここからはその注意点を3つ、くわしく解説していくので、参考にしてみてください。
明確な目標をもつ
インターンに参加し、最終的にどのように成長したいのかを明確にすることが重要です。
「企業や業界について知識を増やしたいのか」「自分がその企業の社風に合っているのかを知る」など、目標は人それぞれです。
まずは、インターンを通して何について知りたいのか細かく分析してみましょう。
知りたいことはすべてメモし、質問できるようにしておくのも良いでしょう。
さらに、目標を達成させるための課題を決めることでスムーズにインターンを進められます。
積極性をもつ
インターンへの参加は、実際に企業の仕事を受けられる貴重な経験です。
自分から積極的に取り組み、成長できるような機会を自ら生み出していきましょう。
もちろん積極的に質問することは良いことですが、同じ質問を繰り返さないためにメモを取ることも重要です。
企業の方に迷惑をかけないよう、1回で理解しようとする姿勢が大切です。
しかし、わからないことをそのままにすると思わぬ失敗を呼んでしまうため、わからないことはすぐに聞きましょう。
コミュニケーションを取る
インターンは、企業の社員と直接関われる絶好のチャンスです。
また、企業の社員やほかのインターン生は、自分にないものを持っていることがあります。
なので、積極的にコミュニケーションを取ることで、自分では気づけない部分や苦手な分野についても知れる良い機会です。
もちろん、社員とコミュニケーションを取る場合は、業務の邪魔にならないよう注意が必要です。
インターンはさまざまなことを学べる貴重な機会であるため、コミュニケーションを大切にして、積極的に取り組んでいきましょう。
まとめ
今回はインターンでの注意点について、選考・始める前・成長するために分けてくわしく解説していきました。
インターンに参加するうえで注意すべき点は多くあることがわかります。
自分自身の成長のためにも、インターンで失敗しないよう、事前に注意点を知っておくことで対策ができます。
最低限のビジネスマナーを身につけ、積極性を忘れずに取り組むことが重要です。
敬語の使い方や態度は、自分では気づけない部分でもあるため、第三者に確認してもらいながら身につけていくことも1つの手段です。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート