- 何の仕事がしたいかわからないのは、自分に向いてる仕事がわかっていないから
- 何がしたいかわからなくても無理にやりたいことを探す必要はない
- 将来何がしたいかわからない人は今やるべき仕事を考えてみよう
何の仕事がしたいかわからない、将来何になりたいかわからない、という方は多いのではないでしょうか。
就活を進めるにあたって、まず「何の仕事がしたいのか」が、どれだけ考えても思い浮かばない人も少なくありません。
そこで今回は、何の仕事がしたいのかわからない理由について分析した後に、自分に向いてる仕事ややりがいを感じられる仕事を見つけるための方法について詳しく紹介します。
転職が珍しくない時代ではありますが、もし転職しなければ40年近く同じ環境で働くことになるならば、可能な限り快適に生活できる条件、やりがいを感じることは大切です。
「何の仕事がしたいのかわからない」「なりたい職業がない」「向いてる仕事がわからない」という方は、ぜひこの記事を読んで、やりたい仕事の見つけ方を実践してみてください。
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やりたい仕事がある大学生の方が少ない
就活やそれに付随する準備を始めるにあたって「何の仕事がしたいかわからない」と悩むことはありますが、そもそもを言ってしまえば、やりたい仕事がある大学生の方が少ない傾向にあります。
やりたいことや興味ある分野をベースとして志望企業を決めている大学生はそこまでおらず、みな「なんとなく条件が良さそう」「ここなら頑張れるかも」などのあいまいな考え方で決めています。
小玉 彩華
もちろん、エントリーシートや面接、友人の前ではそれらしい志望動機や将来のビジョンを誰もが述べるものです。
しかし実際にはそこまで確固たる志望動機やビジョンはなく、多くの人があいまいな動機・興味関心で、自分の方向性を決めているということです。
就活を始める際に何の仕事がしたいかわからないとしても、自分の状況を悲観する必要はまったくありません。
「~にはあまり興味はないが、△△はやってもいいかも」「~ならなんとなく楽しくやれそう」くらいのふんわりとした興味関心があれば、十分方向性は定められます。

やりたい仕事が必要だという考え
就活=やりたい仕事探しと考える就活生は多いでしょう。
その結果、自分に合った仕事が見つからずに不安を感じる原因になります。
確かに自分の強みを活かすために自己分析します。
さらに企業研究から自分の価値観に合う企業を見つけるでしょう。
しかし、固定概念に囚われたり、視野を狭くしたりする必要はありません。
「環境が悪くないと思った」「業務内容が自分にもできそうだと感じた」など、企業選びの基準は人によって異なります。
自分なりに納得した企業に入社しましょう。
また、働くうちに自分に合っている企業だったと判明することもあります。
そのため就活の段階から100%自分に適している企業を選ぶ必要はありません。
就活に注力するあまり将来を心配しすぎないようにしましょう。
何の仕事がしたいかわからない理由
まず、何の仕事がしたいのか思い浮かばない理由は何なのかについて考えてみましょう。
もちろん、人によってやりたい仕事が見つからない理由はそれぞれですし、100%以下が当てはまるというわけでもありません。
- 自分のことがわかっていないから
- 経験が足りていないから
- やりたい仕事を条件で探しているから
- 自分自身に自身がないから
- そもそもどんな仕事があるかわかっていないから
- やりたい仕事は好きなことではなくて良い
多くの「何の仕事がしたいのかわからない」と悩む人に当てはまる特徴は大きく分けて5つ存在するため、確認してみてください。
自分のことがわかっていないから
将来仕事で何がしたいかわからない理由は、まず、自分のことをよく理解していないからです。
自分の強みや興味を整理できていないと、何を基準に仕事を選ぶべきか、なかなか見えてきません。
何となくの興味関心で業界・職種を選んでも、どこかしっくりこない…という人は多いでしょう。
そのため、何がしたいか分からないときは、自分について徹底的に理解を深めることから始める必要があります。
これまでの経験を振り返ったり、自分の価値観や大切にしている考えなどを整理したりし、自分の強みや興味を自覚することが重要です。

自分の強みを自分自身でしっかり認識すれば、自分に自信が持てるようになります。すると、確固たる信念をもって「~に携わりたい」「~の仕事で活躍したい」という気持ちが芽生えてきます。仕事で何がしたいか分からない・選べないときは、自己分析を通じて自分の強みや興味関心を理解することで、適性を見極めましょう。
経験が足りていないから
仕事で何がしたいか分からないときは、経験が足りていないことで、そのような考え方に至ってしまう場合も多いです。
大学生は、成人した大人の一人とはいえ、社会人としてはまだまだ経験値が足りないのが実情です。
「働く」ということに対して、具体的なイメージが持てない人も多いでしょう。
特に、部活や学業に100%集中してきた人などは、アルバイトすらほとんどやったことがない…という人も少なくありません。
経験値が少なければ仕事のリアルなイメージがつかめず、漠然とした印象から就活の方向性を決めてしまいがちなので、自分の中でしっくりこない状態が続くことになります。
そのため、後悔せずに方向性や就活軸を定めるには、少しでも経験を増やすことが重要です。
アルバイトやインターン、ボランティアなどに参加し、仕事というものについてよりリアルなイメージを持ちましょう。
やりたい仕事を条件で探しているから
何の仕事がしたいかわからない理由は、やりたい仕事を、企業・職種によって異なる「条件」で探しているからです。
「年間休日120日以上」「年収~万円以上」「家賃補助~万円以上」などの求人条件を重視しながら仕事を探してしまうと、やりたい仕事はなかなか見つかりません。
重視するポイントが仕事内容ややりがいとは異なる方向だからこそ、いざ仕事内容を確認した際に、条件が気になって魅力を感じなくなってしまうのです。
また、希望条件をすべて満たせる仕事はなかなかないので、条件のみで探すと何の仕事がしたいかわからなくなってしまうのは無理もないでしょう。
そのため、条件のみに注目して求人を探すことは避けましょう。
もし良い条件の企業に就職できたとしても、将来的に仕事内容に不満を感じ、早期離職に至る可能性があります。
そもそもどんな仕事があるかわかっていないから
何の仕事がしたいか分からない…と大学生が悩んでしまうのは、そもそもどんな仕事があるのかわかっていないからです。
世の中にどんな仕事があるのかわからなければ、そもそも選びようがないでしょう。
「仕事といえば、バイトで経験した接客サービスくらいしか思いつかない…」と困っている大学生は意外と多いのではないでしょうか。
学生のうちは、まだ本格的な社会人としての経験がないため、はっきりいって視野が狭い状態です。
そのため、何の仕事がしたいか分からない状況を解決するにはまず視野を広げ、さまざま仕事や業界に興味を持つことが重要といえます。

特に、あまりなじみのないBtoB領域などは初めて耳にする仕事も多いはずなので、よく調べてから就職の方向性を見いだす必要があります。
自分自身に自信がないから
やりたい仕事が見つからないという悩みの元は、自分には特別なスキルや才能がないという自己肯定感の低さに隠れていることがあります。
多くの就活生は、企業が求めるような何かを成し遂げたいという明確な目標や、突出した強みがないと価値がないと思い込んでしまいがちです。
その結果、やりたいことを探す際に自分の興味や関心よりも、企業や社会が評価するであろう立派な仕事や難しそうな仕事に目が行ってしまい、自分事として考えられずにわからないという結論に至ってしまいます。
しかし、考えてみてください。
企業が新卒に求めるのは、入社時点での完璧なスキルセットではありません。
それよりも、入社後の成長意欲や、その企業で働くことへの前向きな姿勢です。
大切なのは、自分自身の小さな興味や楽しいと感じる瞬間を否定しないことです。
例えば、人と話すのは苦手だけど、一人で黙々と作業するのは苦にならない誰かのサポートをする仕事にやりがいを感じるといった、些細な要素でも十分な自己理解のヒントになります。
自分に自信がないと感じる時こそ、特別な何かを探すのではなく、ありのままの自分が自然と楽しめる活動や、苦痛なく続けられることは何か、という視点で自己分析を深めてみましょう。
自信は、最初からあるものではなく、小さな自己肯定の積み重ねによって育まれていくものなのです。
向いている仕事とやりたい仕事は違う
仕事で何がしたいか分からないときに注意したいのは、そもそも、向いている仕事とやりたい仕事は違うということです。
それぞれの違いは、以下のとおりになります。
- 向いている仕事:自分の能力や特性を活かせる仕事
- やりたい仕事:自分が興味を持ち、熱意を感じる仕事
向いている仕事とやりたい仕事が重なるとは限らないため、まずは、それぞれの違いを理解したうえで方向性を考える必要があります。
最初は向いている仕事を選んだうえで、経験を積みながらやりたい仕事に近づく道もあります。
また、やりたい仕事に挑戦しながら、自分の強みを活かせる方法を模索することもできます。
やりたい仕事は好きなことではなくても良い
多くの就活生が陥りがちな罠の一つに、やりたい仕事=心から夢中になれる好きなこと・趣味でなければならないという固定観念があります。
しかし、仕事と趣味は似て非なるものです。
趣味は自己満足の世界ですが、仕事は他者や社会に価値を提供し、その対価として報酬を得る活動です。
そのため、必ずしも子どもの頃から熱中していた好きなことを仕事にする必要はありませんし、むしろ、好きなことを仕事にした結果、嫌いになってしまうケースも珍しくありません。
大切なのは、情熱を注げるかではなく、この仕事を通じて社会にどんな貢献ができるか働くことで自分は何を得たいか(成長、安定、スキル、人間関係など)という視点を持つことです。
例えば、人と接するのは好きではないけれど、データ分析をして問題を解決することには面白さを感じるといった嫌いではないことや少し気になることで十分です。
あるいは、多くの人に影響を与える仕事がしたい安定した収入を得て、プライベートを充実させたいといった、仕事内容そのもの以外の働く目的から逆算して考えてみるのも有効です。
多くの仕事は、入社後に経験を積む中で徐々に面白さややりがいを発見していくものです。
就活の段階では、完璧な好きではなく、少しでも興味が持てる自分の価値観とマッチしそうというレベル感で、まずは一歩踏み出してみることが重要です。
やりたい仕事はいくつあっても良い
就職活動を進める中で、やりたい仕事は1つに絞らなければならないと思い詰めてしまう方は少なくありません。
しかし、最初からやりたい仕事を1つに絞り込む必要は全くありません。
むしろ、たった1つの企業や職種に固執してしまうと、万が一その選考に落ちてしまった際に、次の目標を見失い就職活動そのものが立ち行かなくなるリスクが高まります。
就職活動において重要なのは、複数の選択肢を持っておくことでリスクを分散し、納得のいく理想のキャリアに近づく工夫をすることです。
例えば、「人と接して課題を解決する仕事」に興味を持った場合、営業職だけでなく、IT業界のカスタマーサクセスや人材業界のコンサルタントなど、目的を達成できる場所は数多く存在します。
具体的な行動としては、自分の興味があるテーマを紙に書き出し、それらを満たす業界を最低でも3つはリストアップしてみてください。
複数の業界や企業を並行して選考に進めることで、精神的な余裕も生まれ、それぞれの面接で得た気づきを別の選考に活かす相乗効果も期待できます。
やりたい仕事は途中から変えても良い
真面目な性格の方ほど、一度志望業界や職種を決めたら、途中で絶対に変えてはいけないと自分を追い込んでしまいがちです。
しかし、就職活動の途中でやりたい仕事や志望する方向性を変更しても全く問題ありません。
むしろ、自己分析を深めたり、実際の企業説明会で話を聞いたりする過程で、自分に合う環境が他に思い当たるのは、就職活動に真剣に向き合って価値観をアップデートできている証拠です。

選考を進める中で、「自分が想像していた働き方と何かが違う」と感じる瞬間が訪れることがあります。
そのような違和感を覚えたまま無理に突き進むと、入社後の早期離職に直面する可能性が高まります。
自分の適性や能力をより発揮できる企業が他にあると感じた際は、迷わず違う角度から業界研究をやり直してみてください。
何がしたいかわからない時の対処法11選
何がしたいかわからない時の対処法は以下の9つです。
- 自己分析をする
- インターンに参加する
- 適職診断をしてみる
- 説明会に参加して企業の人の話を聞く
- OB・OG訪問をする
- 過去の経験から得意なことを探す
- キャリアプランを考える
- 家族や友人に聞いてみる
- やっていたバイトやインターンから考える
- 将来の夢に一歩でも近づく道を選ぶ
企業を選ぶには判断基準が必要になります。
しかし、就活生によっては明確な基準がまだない人もいるでしょう。
そこで本章を読むことで自分なりの見つけ方が明らかになります。
将来についてまったく想像したり、考えたりしたことがない就活生はぜひ参考にしてください。
自己分析をする
まずは自己分析から始めましょう。
やりたい仕事が見つからない状況は自分について深く理解していない可能性があるからです。
自分の好きなことや嫌いなこと、働くうえで大切にしたいことなど書き出してみましょう。
ノートやスマートフォンなど自分の使いやすいものに書くのがおすすめです。
内容の良し悪しは別にしてたくさん書き出すことが重要です。
数が多い方が自分の価値観や特徴、性格を客観視できます。
効率よく自己分析したい就活生は自己分析ツールの利用が最適です。
いくつかの質問に回答するだけで自己分析が完了します。
AIが自分の性格や強みをアドバイスしてくれるでしょう。
時間も5分程度で終わるため忙しい就活生でも問題ありません。
自己分析を通して自分に向いてる仕事を見つけましょう。
インターンに参加する
インターンに参加するのも効果的です。
事業内容の説明を受けることで働く姿が想像しやすくなります。
さらに、職場環境や雰囲気を知るきっかけになるでしょう。
公式ホームページや就活情報サイトでは発信されていない情報があるためおすすめです。
時間に余裕がある就活生は長期インターンに参加しましょう。
半年から1年の長い期間勤務することで、より業界の動向や詳しい業務内容が知れます。
長期インターンは事前に書類選考と面接があるため注意してください。
志望動機や自己PRを考えておきましょう。
書類選考や面接があると聞くとハードルが高いように感じるかもしれません。
しかし、就活が始まる前に経験できると考えましょう。
インターンに参加して自分に合った仕事を見つけるきっかけにしてください。
どんな仕事があるか調べる
最後はどんな仕事があるか調べてみましょう。
やりたい仕事が見つからない原因は、自分が知らないだけの可能性があるからです。
日本にある企業は食品や自動車、ITと多岐にわたります。
自分に向いているかどうかは調べてみないと判断できません。
そのため、将来何がしたいのか決まっていない就活生は業種や職種から調べてみましょう。
就活情報サイトや求人サイトを閲覧することで簡単に情報収集できます。
企業によっては求める人物像や必要な資格を掲載しています。
自分の価値観に合う企業が見つかれば、将来挑戦してみたい仕事が見つかるでしょう。
ただし、利用するサイトによって掲載されている企業にばらつきがあるため注意してください。
適職診断をしてみる
将来仕事で何がしたいか分からない大学生は、適職診断を通じて、自分に向いている仕事や適性を調べることも考えてみましょう。
自己分析が苦手で、「自分について深く考えることがどうしてもできない…」と困っている人は、適職診断ツールを活用すると方向性が定まりやすくなります。
適職診断ツールでは、簡単な質問に答えることで、自分に向いている仕事を知ることができます。
質問自体は難しくないため、心理テストに答える感覚で気軽に活用できる点がメリットです。
適職診断ツールでは、具体的な適職の種類のほかに、自分の強みや性格なども把握できる場合があります。
そのため、自己分析の代わりや足がかりとして活用できる可能性もあり、就活を始める前は積極的にチェックしておきたいところです。
説明会に参加して企業の人の話を聞く
仕事で何がしたいか分からないときは、就活生を対象とした企業説明会や業界研究セミナーなどに参加するのも良いでしょう。
説明会やセミナーでは、企業の人の話を聞いたり、直接質問したりできる点がメリットです。
具体的な仕事内容や業界の特徴、その仕事のやりがい、きついポイントなどを知るうえで大きく役立ちます。
特に、企業の人から聞ける話はリアルな内部事情も含めた話であるため、業界・企業についてより理解を深めることができます。
就活成功のポイントには、情報収集も大きくかかわるため、必要な情報はしっかりとキャッチしたうえで勉強することが重要です。
気になる企業・業界の説明やセミナーには積極的に参加し、自分の強みや興味が活かせる仕事は何か、冷静に見極めてみましょう。
OB・OG訪問をする
仕事で何がしたいか分からない場合は、OB・OG訪問を通じて、業界・企業について理解を深めることがおすすめです。
OBOG訪問では、社員の人と説明会以上に近い距離で話を聞くことができるため、かなり細かい部分まで業界や企業の情報を知ることができます。
どのような人が働いているのか、入社してみて仕事をどう感じたか、選考の際はどのような点に注意したか…など、さまざまなことを教えてもらえます。
その業界や企業に関して、リアルな側面が見えてくる良いきっかけになるため、自分に合うと感じられる部分も発見できる可能性があります。
OBOG訪問を行わず、何となくの感覚で志望先を決めてしまうと、内情がわからないことでミスマッチが起こる可能性に注意が必要です。
就活におけるOBOG訪問は、キャリアセンターやOBOG訪問専用アプリなどを通じて、アポを取ることがおすすめです。
過去の経験から得意なことを探す
仕事で何がしたいか分からないときは、過去の経験から得意なことを見つけていくと良いでしょう。
アルバイトやインターン、学業、サークル活動など、これまでの経験を振り返れば、それぞれの出来事に対する自分の思いや感想が整理できます。
それによって、楽しかったことやスムーズに成果を出せたこと、モチベーションが上がったことなどが見えてきます。

楽しかったことやモチベーションが上がったことは、自分の興味関心や強みを活かせる分野につながる可能性があるため、適職を見極めるきっかけになるでしょう。反対につまらないと感じたことやつらかったことなどは、適性が低く興味関心も薄い可能性があるため、明確に候補から外したうえで業界・職種を選ぶことができます。何がしたいか分からない大学生は、まずは自己分析の一環として今までの経験を振り返ってみましょう。
キャリアプランを考える
仕事で何がしたいか分からない場合は、キャリアプランから考えてみることもおすすめです。
どのような働き方をしたいか、将来的にどのようなスキルを身につけたいかなどのポイントを考えれば、そのプランに合った判断基準が見えてきます。
たとえば、地元に残って地域貢献に力を入れながら働きたい思いが強いのなら、「地元に残れる」「地域貢献の側面が強い」などが仕事を選ぶうえでの判断基準になるでしょう。
以上の判断基準であれば、全国転勤のない会社や、地元の産業に携われる仕事などが候補になると考えられます。
キャリアプランを考える際は、いつまでに何をしたいか、どうなりたいかを具体的に考えていくことが重要です。
将来の目標やなりたい自分などを整理しながらプランを立て、そこから向いている仕事を見つけてみましょう。
家族や友人に聞いてみる
仕事で何がしたいか分からない場合は、家族や友人に、自分自身について質問してみることがおすすめです。
家族や友人へ自分について質問すれば、より客観的な答えを得られる可能性があります。
自分を客観視することは難しいため、自分自身では、強みや興味関心、自分らしく活躍できる場所などをうまく見極められないものです。
そんな強みや興味関心などは、自分よりも周りの人のほうが知っているケースも少なくありません。
そのため、就活の方向性を定めるうえで何がしたいか分からない場合は、周りの人に「私の強みは?」「何の仕事が向いていると思う?」などの質問をしてみましょう。
特に自己評価の低い人は、強みと強みだと自覚していないことも多いため、家族や友人に教えてもらえれば想定外の分野で適性を見いだせるかもしれません。
やっていたバイトやインターンから考える
これまでに経験してきたアルバイトやインターンから考えるというアプローチもあります。
人によっては、アルバイトやインターンが自分の性に合っていたというケースもあるでしょう。
アルバイトを通じて大きなやりがいや自分らしく働ける快適さなどを感じていた場合は、アルバイトの延長になりそうな仕事を探してみることがおすすめです。
何の仕事がしたいか分からないときは、業界研究を経ていろいろな業界に目を向けてみることが確かに重要ですが、最終的に大事なのは働くうえでやる気を感じられる仕事を選べることです。

例えば飲食店のホールスタッフで強いやりがいを感じてきたのであれば、まずは接客業という軸を定めたうえで、就職先の選択肢を絞り込んでいくとわかりやすいでしょう。ただし、アルバイトの状態では見えなかった、さらに大変な部分が見えてくる可能性もあります。そのためアルバイトやインターンから考える際は、親しかった社員などに積極的に話を聞いてみることがおすすめです。
将来の夢に一歩でも近づく道を選ぶ
何の仕事がしたいか分からない場合は、自分の将来の夢に一歩近づく道を選ぶことで、仕事の選択肢を考えることもおすすめといえます。
将来の夢や目標は誰にでもあるため、「それを実現するにはどうすれば良いか」というアプローチで自分に合う仕事を選んでいく方法もあるということです。
なお、将来の夢と聞くと大きな夢をイメージしがちですが、ここでは漠然とした夢や目標を思い浮かべる方向で問題ありません。
まったり暮らしたい、バリバリ働きたい、趣味の〇〇を仕事につなげたい、憧れの△△になりたい…などのふんわりしたイメージでも、将来的にやりたいことに当てはまるのならそれは一つの将来の夢といえます。
その夢に一歩でも近づく働き方を考え、それが実現する企業を探してみると、自分に合う企業や仕事が見つかる可能性があります。
何の仕事がしたいかわからない状態で仕事を選ぶときのポイント
就活で仕事を選ぶにあたって、何がしたいか分からない大学生は、まずは仕事を選ぶときのポイントを理解する必要があります。
事前にポイントを押さえておけば、何がしたいか分からない状態でも、比較的判断はしやすくなるでしょう。
仕事を選ぶときのポイントは、以下が挙げられます。
- 仕事内容
- 待遇・環境
- 職場の雰囲気
- 将来性
- 正解を探しすぎない
- やりたくないを除外する
- やりたいという気持ちを捨てない
自分が就きたい仕事は、このように仕事内容や待遇、職場の雰囲気、将来性などを考慮し、総合的に判断して選ぶ必要があります。
では、具体的にどのような点をチェックすべきなのか、詳細を見ていきましょう。
仕事内容で決める
仕事を選ぶうえで、何がしたいか分からないときは、まず仕事内容に目を向けましょう。
具体的にどのような業務をするのかを細かく確認し、自分が続けられそうか考える必要があります。
未経験の状態でも挑戦しやすい仕事かどうかも、重要なチェックポイントになるでしょう。
例えば「営業」と一口にいっても、具体的な仕事内容は企業によって多岐にわたります。
営業先は個人なのか法人なのか、売る商品・商材は何なのかなど、具体的な点について理解を深めることが重要です。
そのうえで、仕事についてのイメージを固め、自分に適性があるかどうかを判断していく流れになります。
仕事内容に対する理解があいまいだと、「思っていたものと違った」という後悔につながる恐れがあります。
待遇・環境で決める
仕事を選ぶにあたって何がしたいか分からない状態のときは、待遇や労働環境に注目することも大事です。
具体的には、給与や福利厚生、残業の有無、リモートワークの可否などが挙げられます。
これらは総合的な働きやすさ・続けやすさにつながる重要な要素であり、不安要素が多ければ、就職後は働きにくさを感じる可能性があります。
仕事にやりがいを見いだせることも重要なポイントですが、ボランティアとして働くわけではないため、やはりそれなりの待遇が伴っていなければやりがいのみで働くことはできないでしょう。
そのため、待遇・労働環境の各種条件に納得できるかどうかは積極的に重視しましょう。
もちろん、最終的に妥協や譲歩は必要ですが、最初は自分が望む条件を明確に定めたうえで仕事を選ぶ必要があります。
なお、仕事へのなじみやすさを考慮する際は、研修制度・教育体制の充実度も見ておきましょう。
職場の雰囲気で決める
仕事を選ぶ際に何がしたいか分からないときは、職場の雰囲気を重視することも大切です。
社員の人間関係の雰囲気、企業文化が自分に合っているかは、快適に働くうえで重要な要素になるでしょう。
どれだけ魅力的な仕事でも、職場の雰囲気になじめなければ、安心して仕事を続けることは難しいからです。
職場の雰囲気については、人と人との相性も関わってくるため、事前によく確認する必要があります。
その際は、説明会や口コミ、OBOG訪問を通じてリアルな情報を集めることがおすすめです。
特にOBOG訪問では、実際に働く社員から内部事情を詳しく教えてもらえる可能性があります。
企業分析を行ううえで貴重な機会になる可能性があるため、機会がある場合は、具体的な雰囲気について積極的に聞いてみましょう。
将来性で決める
何がしたいか分からない大学生は、仕事を選ぶうえで、企業や業界の将来性を確かめることも重要です。
会社の成長性や業界の課題や現在の動向を考えれば、将来性についてはさまざまな情報が見えてきます。
長く働ける可能性はあるか、自分のスキルアップにつながる職場かなどを意識し、将来性のある仕事を選ぶことが大切です。
将来性に不安要素のある企業・業界を選んでしまうと、キャリア形成がうまくいかないなどの悩みが生まれる可能性があります。
途中で転職を余儀なくされれば、せっかく積み上げた経験とスキルがほとんど無駄になってしまうケースもあるでしょう。
将来性を見極めるためには、十分に業界研究を行い、現在の動向や市場規模などを見極めることが重要です。
正解を探しすぎない
やりたい仕事を探しすぎてしまう背景には、一度決めたら後戻りできないここで最高のキャリアパスを見つけなければならないという強すぎるプレッシャーがあります。
まるで、人生を左右するたった一つの正解がどこかにあって、それを見つけなければならないと信じ込んでいるかのようです。
しかし、残念ながら、就職活動には絶対的な正解は存在しません。
そして、新卒で入社した会社が、あなたの人生最後の職場になる確率も非常に低いのが現代の働き方です。
終身雇用という考え方は崩壊しており、転職は当たり前の時代になりました。
新卒での就職は、むしろ社会人としてのキャリアをスタートさせるための最初の一歩にすぎません。
このマインドセットを持つことができれば、完璧な正解を探さなければという強迫観念から解放され、ずっと楽になります。
大切なのは、現時点でのあなたの興味や価値観に照らし合わせて、今の自分にとってベターな選択をすることです。
選んだ会社が合わなかったとしても、そこで得た経験やスキルは必ず次のステップに活かせます。
焦って正解を一つに絞ろうとせず、この会社で2~3年働いたら、どんなスキルが身につくかどんな成長ができそうかといった短期的な視点で、まずはいくつか選択肢を比較検討してみましょう。
柔軟なキャリア観を持つことが、結果的にあなたの可能性を広げることにつながります。
やりたくないを除外する
やりたいことを見つけるのが難しいなら、発想を転換して、絶対にやりたくないことからリストアップしてみましょう。
これは、自己理解を深める上で非常に効果的かつ実践的な方法です。
なぜなら、やりたいことは漠然としていても、これだけは避けたいというネガティブな要素は、多くの場合、明確に心の中にあるからです。
例えば、毎日同じことの繰り返しで刺激がない仕事は嫌だノルマに追われる営業職は避けたい土日祝日は必ず休みたい人とほとんど話さない仕事は耐えられないなど、具体的に書き出してみます。
このやりたくないことリストは、あなたの譲れない価値観や、仕事に求める条件を浮き彫りにしてくれます。
リストが完成したら、それに該当する業種や職種を潔く除外していくことで、無駄な企業研究やエントリーの時間を大幅に削減できます。
例えば、デスクワークより体を動かす仕事がしたいという項目があれば、内勤中心の職種を候補から外すことができます。
また、残った選択肢の中から、なぜこれはやりたくないのか?を深く掘り下げることで、自分にとって仕事で最も大切な要素は何なのかという核となる価値観が見えてくることもあります。
ネガティブな要素の明確化は、ポジティブな要素を探すよりもずっと早く、効率的にあなたの志向性を絞り込む手助けをしてくれるでしょう。
やりたいという気持ちを捨てない
やりたい仕事を見つけようとするあまり、完璧な自己分析が終わるまで就活を進められないと立ち止まってしまう就活生も少なくありません。
しかし、自己理解は就活の準備段階で完結するものではなく、実際に社会に出て働き、様々な経験をする中で生涯にわたって深まっていくものです。
就活の段階で完璧な自己理解や適職を求めすぎるのは、現実的ではありませんし、時間ばかりが過ぎてしまう原因になります。
自己分析ツールやキャリアカウンセリングはあくまでヒントであり、それだけであなたの未来が決まるわけではありません。
重要なのは、机上の空論で終わらせずに、実際に動いてみることです。
例えば、少しでも興味を持った業界や職種のインターンシップに参加してみる、OB・OG訪問で実際の社会人の話を聞いてみる、といった具体的な行動を起こしましょう。
実際に企業やそこで働く人に触れることで、イメージだけでは分からなかった職場の雰囲気、仕事のリアルな内容、そして自分との相性を肌で感じることができます。
面白そうだなと感じたなら、それは立派なやりたいことの第一歩です。
行動こそが、最も確実な自己理解のツールです。
完璧を求めすぎずに、まずは試してみるという軽いフットワークで、一つずつ選択肢を検証していく姿勢が、あなたの就職活動を成功に導きます。
大学生が自分にあった仕事を見つける5ステップ
続いて、何の仕事がしたいのかわからない方向けに、向いてる仕事が何なのか見つけるための方法を5つのステップに分けて紹介します。
必ず全ての段階を踏まなければならないというわけではありませんが、スムーズに自分に合った仕事を見つけるためにはおすすめの対策とはいえます。
- 自分の「こうなりたい」は何か考えてみる
- 自分の「こうなりたい」が本当にしたいことなのかを深掘りする
- 自分の「こうなりたい」に必要なことを考える
- 自分の「こうなりたい」に必要なことに優先度をつける
- 決めた優先順位をもとに仕事を探していく
ぜひ、上記の5つのステップを参考にした上で、あなたに合っている仕事を見つけられるよう取り組んでみてください。
1.自分の「こうなりたい」は何か考えてみる
まずは自分の「こうなりたい」という理想像が何なのか考えてみましょう。誰しも漠然とした将来像を持っていることが多いですが、それを具体的に言語化できるレベルまで解像度を上げてみましょう。
例えば「キラキラOLになりたい」という夢があったとします。この「キラキラOL」とは具体的にどのような状態を指すかを具体的に掘り下げてみるのです。
もしかすると、それは昼休みに優雅にランチに行くことかもしれませんし、毎日定時に帰ることかもしれませんし、快適な環境でパソコンに向かって作業することかもしれません。
ここで、大事なのはその漠然としたイメージを具体的な日常の行動や状況に落とし込むことです。
具体的な目標や状況が見えてくると、それに向けて必要な行動や選択が明確になり、実現するために必要なことがわかります。また、具体的な目標を持つことでモチベーションが向上し、自分の目指す企業に就職するためにより努力できるようになります。
小玉 彩華
まず、自分の「こうなりたい」という理想像を考えてみましょう。誰しも漠然とした将来像を持っていますが、それを具体的に言語化し、解像度を上げることが大切です。漠然としたイメージを具体的な日常の行動や状況に落とし込むことがポイントです。
「こうなりたい」は自己分析で把握しよう
自己分析をすることによってあなたの適性を把握することができ、それによって向いてる仕事を探すことができるようになります。
とはいえ、自己分析は一人で行おうとしてもいつも同じような結果になってしまうことがあります。そうならないためにも、無料の自己分析ツールを使用することもおすすめです。
見つからない人は「こうなりたくない」から探してみよう
「こうなりたい」という軸から自分に合った仕事が見つからない場合は、逆の発想で、「こうなりたくない」をイメージしてみることがおすすめです。
「こうなりたくない」は、「こうなりたい」のいわば裏返しにあたるため、そうならないための選択肢を考えることが重要といえます。
実際に、素直にやりたいことやなりたい自分を思い浮かべるよりも、やりたくないことや避けたいことのほうがイメージしやすい場合もあります。
たとえば、「コミュニケーションがあまり得意ではないので、できれば接客業には就きたくない」という思いがあるなら、接客業に就かないための方向性を見いだす流れになります。
そこから、どのような選択肢・方向性が望ましいのかを細かく考えていけば、結果として「こうなりたい」は固まっていきます。
2.自分の「こうなりたい」が本当にしたいことなのかを深掘りする
次に自分の「こうなりたい」が本当にしたいことなのかについて深掘りすることも大切です。
例えば先ほどと同じように、「昼休みにランチに行く」「定時退社をする」「デスクワークをする」といった目標があったとします。しかしこれらは表面的な目標であり、もっと深いところに自分の本当の願望が隠れている可能性も大いにあります。
例えば、本質的には「ワークライフバランスが整っている生活」を目指しているのかもしれません。具体的に例を挙げるならば「休日にディズニーランドに行く余裕があること」「定時退社をして、帰宅後に趣味に時間を費やせること」などがあります。
自分の根本的な願望を明確にすることで、具体的な行動計画を立てやすくなります。
小玉 彩華
自分が本当に望んでいることを深く考えることで、表面的な目標にとらわれず、長期的に満足できるキャリアを築けるようになります。本当にやりたいことや価値観を見つめ直し、それを言語化することが大切です。
また、自分が本当に望んでいることが何かを深く考えることで、表面的な目標にとらわれず、長期的に満足できるキャリアを築けるようにもなるでしょう。
このステップにおいては自分の内面的な要求や価値観をしっかりと見つめ直し、しっかりと言語化した上で本当に自分が望む姿が何であるのかを明確にすることが重要です。
3.自分の「こうなりたい」に必要なことを考える
自分の「こうなりたい」という姿を具体的にイメージできたら、続いて理想を実現するためにはどのようなことに取り組まなければならないのかを考えましょう。
例えば、「休日にディズニーランドに行く」「定時退社をして、帰ったら趣味に取り組む」という目標がある場合、それを実現するために何が必要なのかについて考えてみてください。
まず結論として、お金が必要です。また、定時退社が可能であり、休日に突然出勤要請が来ない会社であることも重要です。この2つの要素が揃わないと「毎日定時に帰り、休みの日にはディズニーランドに行く」といった目標を叶えられません。
そこで、どの程度の収入が必要で、どのような労働環境が必要なのかなど、求められることを言語化しましょう。自分の理想の生活を実現するために欠かせない条件を箇条書きにしてみて、それに合致する職場を探してみるのです。
これにより、自分に合った職場を見つけやすくなります。

自分の「こうなりたい」という姿を具体的にイメージできたら、続いて理想を実現するためにはどのようなことに取り組まなければならないのかを考えましょう。どの程度の収入が必要で、どのような労働環境が必要なのかなど、求められることを言語化しましょう。
自分の理想の生活を実現するために欠かせない条件を箇条書きにしてみて、それに合致する職場を探してみるのです。これにより、自分に合った職場を見つけやすくなります。具体的な目標と必要な条件を明確にすることで、理想の働き方に近づけるでしょう。
また、自分にとって欠かせない条件をリストアップした上で、当てはまっている職場を見つけられれば、仕事に対する不満なども発生しにくく、人生全体の幸福度が高まる可能性もあります。
小玉 彩華
自分の理想の生活を実現するために欠かせない条件を箇条書きにしてみて、それに合致する職場を探してみることにより、自分に合った仕事を見つけやすくなります。
4.自分の「こうなりたい」に必要なことに優先度をつける
自分のなりたい姿と、それを実現するために必要なことが明確になったら、その「必要なこと」に優先度をつけることも非常に重要です。
例えば、先ほど箇条書きにした「自分のやりたいことを叶えるために必要な条件」がお金と定時退社、休日が取れることだとします。しかし、全ての条件を満たす企業はなかなか見つけづらいのが現実です。そのため、どの条件を優先するかを決めることが重要です。
例えば、「お金が無ければ、定時に帰れて、休日があっても、遊びに行けない」と考えるならば、優先順位はお金→休日→定時退社となります。

自分のなりたい姿と、それを実現するために必要なことが明確になったら、その「必要なこと」に優先度をつけることも非常に重要です。
自分の理想と現実のバランスを取りながら、優先順位をつけて職場を探すことが成功の鍵です。これにより、自分に合った働き方を見つけやすくなり、就職後も満足度の高い生活を送ることができるでしょう。
一方で、「もう少し給料が低くても、十分にやりたいことはできる」と判断した場合は、少しだけ給与が安いところも含めて就活を進めても良いかもしれません。
このように、優先順位をつけることで企業を探す際の基準が明確になり、効率的に自分に合った仕事を見つけられるようになります。
また、優先順位をつけることで自分が何を最も重視しているのかを再確認でき、妥協すべきポイントと妥協してはならないポイントを明確にできます。
小玉 彩華
優先順位をつけることで自分が何を最も重視しているのかを再確認でき、妥協すべきポイントと妥協してはならないポイントを明確にできます。
5.決めた優先順位をもとに仕事を探していく
最後に、決めた優先順位を元に仕事を探していきましょう。
優先順位をまずお金、次に休日、そしてその次に定時退社をすることとするのであれば、企業の探し方はまず稼げる業界や業種を探すことから始まります。
そして、その中でも完全週休2日制や有給消化率が高い企業を探し、さらに残業時間の平均が少ない企業に絞って探していくというのが一般的な方法になるでしょう。これにより、何の仕事がしたいかわからなくても、どのような仕事を選んでいけば良いのかが分かりやすくなります。

優先順位に基づいて仕事を探すことで、何の仕事がしたいかわからなくても、どのような仕事を選んでいけば良いのかが分かりやすくなります。また、自分の理想に近づくための具体的な道筋を立てることができるので、就職活動がスムーズに進むでしょう。
企業選びをしていく中で、自分の条件に当てはまっている企業はどのような業界に多いのかについても明確になってくるでしょう。その業界に絞って企業選びをできるようになるため、より就活がスムーズに進みます。
確かに、自分の求める条件を全て満たしている企業を求めることは大切です。しかし、現実的に難しい場合もあるため、優先順位をもとに仕事を探すことをおすすめします。
小玉 彩華
自分の求める条件を全て満たしている企業を見つけることは大切ですが、実際にはかなり難しいです。そのため、優先順位をもとに仕事を探すことがおすすめです。
何の仕事をしたいのか分からずにいると手遅れになる?
就職活動を進める中で、自分のやりたい仕事が明確にならないまま時間だけが過ぎていくことに焦りを感じる方は多いはずです。
結論からお伝えすると、何の仕事をしたいのか分からない状態を放置したまま就職先を決めてしまうと、将来的なキャリア形成において取り返しのつかない事態に陥るリスクが高まります。
自分の就活軸を持たずに何となくのイメージだけで企業を選んでしまうと、目の前の業務に対するモチベーションを維持することが難しくなり、結果として短期離職やスキル不足といった深刻な問題を引き起こすのです。
ここからは、目標を持たずに就職活動を終えてしまった場合に生じる具体的な悪影響について詳しく解説していきます。
- 早期退職する確率が高くなる
- 未経験からの挑戦がしづらくなる
- キャリアアップの機会を逃す
現状に不安を抱えている方は、自身の将来を守るためにも必ず確認してください。
早期退職する確率が高くなる
自分の中で明確な就活の軸を持たないまま入社してしまうと、早期離職につながる確率が非常に高くなります。
仕事に対する確固たる目的意識がないため、配属先での人間関係のトラブルや少しでも理不尽に感じる業務に直面した際、壁を乗り越えようと踏ん張ることができません。
すぐにここは自分の居場所ではない、もっと自分に合う企業が他にあるはずだと結論づけ、安易に退職への道を歩んでしまう傾向があります。
このように目的のない短期離職を繰り返してしまうと職歴に大きな傷がつくため、強く警戒しなければなりません。
企業の採用担当者は早期退職の経歴を見ると、自社に入社してもまたすぐに辞めてしまうのではないかと強い懸念を抱きます。
結果として次の転職活動が圧倒的に不利になり、より労働環境の悪い職場しか選べなくなるという負のループに陥ってしまいます。
取り返しがつかなくなる前に、最低限これだけは譲れないという仕事選びの基準を明確にしておくことが、自分の将来を守るための重要な防御策となります。
未経験からの挑戦がしづらくなる
やりたい仕事を先延ばしにしていると、いざ本当に挑戦したい分野が見つかった際に、未経験からの軌道修正が極めて困難になります。
一般的に、企業が未経験者を採用する枠は、ポテンシャルや吸収力を高く評価される20代の若手人材に向けられていることがほとんどです。
そのため、新卒という貴重な機会を無駄にして何となくの仕事で年齢を重ねてしまうと、後から大きな壁に直面することになります。
具体的には、30代になってからようやく自分のやりたい仕事に出会えたとしても、その時点ではすでに年齢や実務経験の不足を理由に書類選考すら通過できなくなる可能性が高いのです。
将来の選択肢を狭めないためには、ポテンシャル採用が通用する20代のうちに自分の適性を見極めることが必須です。
今の段階でやりたいことが明確でなくても、幅広い業界のインターンシップなどに参加して積極的に経験値を積むことを強く推奨します。
キャリアアップの機会を逃す
明確な目標を持たないまま就職と早期退職を繰り返した結果、最終的にキャリアアップを目指す転職活動において致命的な失敗を招くことになります。
より良い待遇や裁量のあるポジションを求めて優良企業の選考を受けようとしても、これまでの業務経験が細切れになっているため、面接官を納得させるだけのアピール材料を用意することができません。
書類選考や面接の場では、これまでどのような専門性を身につけ、自社でどう貢献できるのかを厳しく問われます。
しかし、やりたいことがブレたまま職を転々としていると、退職理由や志望動機に一貫性を持たせることができず、企業からの信用を得られないのです。

有意義なキャリアを築くためには、最初の就職の段階で将来を見据えた一貫性のある方向性を定めておくことが求められます。
自己分析で行き詰まっている方は、就活エージェントなどの客観的な視点を取り入れて自分の強みを整理することで、将来のキャリアアップに繋がる堅実な第一歩を踏み出してください。
何の仕事がしたいかわからない時に絶対やってはいけない仕事の選び方
何の仕事がしたいか分からない状態に陥ると、人によっては本来NGな方法で仕事を見つけようとしてしまう場合があるため注意が必要です。
そのためここからは、何の仕事がしたいか分からないときに絶対にやってはいけない仕事の選び方を紹介していきます。
具体的には、以下の選び方が挙げられます。
- 口コミで決める
- 福利厚生だけで決める
- 食わず嫌いをしたまま決める
これらの選び方をすると、多くの情報に踊らされ、結果として自分に合う仕事が見えなくなる可能性があるため注意しましょう。
では、なぜ上記の仕事の選び方がNGなのか、詳細を見ていきます。
口コミで決める
何の仕事がしたいか分からない状態でも、口コミですべてを決めようとするのは避けてください。
企業の口コミは、あくまで主観的な内容であり、すべての情報が正しいとは限らないからです。
そもそも企業に対する口コミは退職者ばかりが書いており、在職者はほとんど書いていない、というケースも少なくありません。
定年退職を待たずに退職した人は、やはりその企業に対して何らかの不満を持っている傾向にあるため、ネガティブな口コミが多くなるのは当然です。
したがって、ネガティブな口コミばかりでも、その意見がすべて正しいとは限らない点に注意しましょう。
あくまで退職理由の一例ととらえておき、口コミのみで判断しないことが重要といえます。
口コミも企業を選ぶうえで一つの参考材料になりますが、参考材料としてそこまで比重が大きくない、むしろ比重が小さいことを理解しておきましょう。
福利厚生だけで決める
何の仕事がしたいか分からない大学生は、福利厚生だけで仕事を決めてしまいがちなので注意が必要です。
待遇や環境から仕事を選ぶことはありといえますが、福利厚生のみで、自分に合う・合わないを判断するのは危険でしょう。
福利厚生がどれだけ魅力的でも、仕事内容が合わなかったり会社の経営理念に共感できなかったりすると、どうしても長く働くことは難しくなるからです。
福利厚生で働きやすさが保証されていても、それのみでは仕事を続けるモチベーションは保てないでしょう。
自分にとってまったくやりがいの感じられない仕事を、毎日平均8時間程度も続けることは、はっきりいって苦痛でしかありません。
必ず働き方や給与、勤務地、具体的な仕事内容などの複数の情報をかけ合わせ、慎重に判断することが重要です。
食わず嫌いをしたまま決める
何の仕事がしたいか分からない大学生は、ほかの業界についてよく調べない状態で、食わず嫌いをしたまま仕事を決めてしまうケースも少なくありません。
「この業界は嫌だ」「あの仕事はつまらなそう」と頭ごなしに嫌って説明会に参加しないままでいると、意外にも自分に合っている仕事の選択肢を逃してしまう可能性があります。
特に知識のない業界は、詳細を知らなければ、自分に向いているかどうかは的確に判断できません。
詳細を知らない状態で「向いていない」と判断するのは、基本的に時期尚早であり、それは食わず嫌いしているに過ぎません。

何の仕事がしたいか分からないときは、とにかくまずはいろいろな業界の情報を収集し、実際に見てから決めることが大切です。食わず嫌いしていた業界が、調べてみると意外と面白味があり、自分に向いている可能性を感じられたというケースは少なからずあるものです。
何の仕事がしたいかわからないまま就活をするリスク
「何の仕事がしたいのかは分からないけれども、周りもみんな就活しているし、ニートになるのも親が許してくれないから、ひとまず就活をしている」という人も少なくありません。
しかし、何の仕事がしたいのかわからないまま就活を進めることはあまりおすすめできません。
- 選考を通過できない
- 就職してからも迷い続けることになる
- 20代で転職することになる
上記のようなリスクがつきまとうため、何の仕事がしたいかを明確にした上で就活をすることをおすすめします。
就職先の決め方に迷っている方はこちらの記事で方法を紹介していますので参考にしてみてください。
選考を通過できない
何の仕事がしたいのかわからないまま就活を進めてしまうと、選考を通過できない可能性が非常に高いです。
もちろん「どのような企業でも、自動的に落ちる」というわけではありませんが、内定をもらえる可能性が下がることは間違いありません。
就活においては志望動機をはっきりと述べることが大切ですが、何の仕事がしたいかわからないまま就活をしてしまうと志望動機が曖昧なものになってしまいます。
自己PRやガクチカなどにおいても、その曖昧さが反映されてしまい、企業側に魅力的な就活生として評価される可能性は下がってしまうことが多いです。
小玉 彩華
何の仕事がしたいのかわからないまま就活を進めると、選考を通過するのが難しくなります。明確な志望動機がないと、面接でのアピールが曖昧になり、企業側に強い印象を与えることができません。
面接の受け答えも自信を持って行うことができず、消極的な印象を与えてしまう可能性が高いです。
「絶対この企業に入ってやる」という気持ちで臨む人と、「なんとなく良さげだし、受かるといいな」という気持ちで臨む人では、雰囲気1つをとっても大きな違いがあります。
「選考に通過できない」=「向いていない」と考えてしまう人も多い
就職活動を行う上では多くの企業にエントリーシートを提出して選考に進んでいくのが一般的です。
過去のデータによると、就活生一人当たり20社以上の企業にエントリーしているそうです。
そうした労力をかけても選考に進めるのはそのうちの一部しかありません。
また、せっかく選考に進んでも面接をなかなか通過できないことが続いてしまってはそのモチベーションが低下することや、そもそも向いてる仕事がないと考えるようになってしまいます。
ESや面接は難しく、ES添削、面接対策をしてもなかなか通過できないものです。
同じ業界や職種を受け続けていた方であれば、選考を通過できないというのはそれだけでその業界やその職種に向いていないのではないかと考えるようになってしまいます。
就職してからも迷い続けることになる
何の仕事がしたいのかわからないまま就活を進めると、就職してからも「結局、自分はこの仕事を選んで良かったのだろうか」と悩み続けることになってしまいます。
想像よりやりがいを持って取り組めていたとしても、「自分にはもっと向いてる業界や仕事があったのではないか?」と心のどこかで思い続ける人も多いです。
このような状態では、仕事に対するモチベーションも低下し、業務に集中できず、成果を残すことは難しいです。
小玉 彩華
何の仕事がしたいのかわからないまま就活を進めると、就職してからも「結局、自分はこの仕事を選んで良かったのだろうか」と悩み続けることになります。このような状態では、仕事に対するモチベーションが低下し、業務に集中できず、成果を残すことも難しくなってしまいます。
また、「想像よりもやりがいを感じられない」ということも往々にしてあります。
「何も考えずに就職先を選んでしまったけれども、毎日の仕事が辛い」という状態の方を否定することはできませんが、仕事にやりがいを感じられなければ、辛いと感じる人の方が多いのは事実です。
20代で転職することになる
何の仕事がしたいかわからないまま就職をしてしまうと、20代で転職することになりがちです。
転職することを前提にして新卒での就活を行う方も少なくありません。
しかし、20代での転職はキャリアが積みづらくなったり、稼ぎづらくなってしまったりするため、あまりおすすめしません。
少しでも長く働いて一定のキャリアを積んで、そのキャリアを持って転職活動を行う方が転職先でも困りません。
将来のキャリアプランのためにも、何がしたいかわからないままやみくもに就職活動を続けるのはやめましょう。

そもそも就職活動を始めてからさまざまな企業の説明会を受けたり、さまざまな業種の説明を受けたとしても、興味を持てるような仕事がない場合にはやはり向いてる仕事がないのではないかと考えるようになってしまいます。
また、最近ではSNSなどによってさまざまな仕事をしている方の声が聞けることもありますが、そういったリアルな部分を聞くことによって自分の理想と違った際にやりたい仕事や向いてる仕事が見つからないと感じてしまうことがあります。
あらかじめ何の仕事がしたいのかある程度把握してから就活を進める必要があるといえます。
大学生がやりたい仕事を探すときの注意点
何がしたいか分からない場合、仕事を探す際はさまざまな模索が必要ですが、あわせていくつかの注意点もチェックしておきましょう。
具体的な注意点は、以下の5つが挙げられます。
- できるかどうかを重視しすぎない
- 口コミ等の情報を鵜呑みにしない
- 周りの人に流されない
- 全ての条件がそろった企業はない
- 同じ職種でも内容が違うことがある
大学生がやりたい仕事を見極める際は、以上のように考えを凝り固めすぎないことが重要です。
自分が本当に興味を示せる仕事を見つけるためにも、やりたい仕事を探す際の注意点の詳細は、以下から確認しておいてください。
できるかどうかを重視しすぎない
大学生がやりたい仕事を探すうえで注意したいポイントは、できるかどうかを重視しすぎないことです。
「自分にできる仕事」という基準に縛られすぎると、可能性を狭めてしまうことになり、社会に出たあとの成長が見込めなくなります。
就職後は、未知の分野に関わったりやったことのない仕事にチャレンジしたりしながら、スキルを高めてキャリアを形成していくことが重要です。
そのため、すべての仕事を現時点の「できるかどうか」という基準で選んでいれば、自分に向いている仕事は見つかりません。
最初は未経験でも、努力や経験を積むことで成長できる仕事も多いため、できるかどうかを重視しすぎずにさまざまな選択肢を模索してみましょう。
できるかどうかではなく、「やってみたい」「できるようになりたい」という興味関心や意欲で仕事を見つければ、さまざまな選択肢を模索できます。
口コミ等の情報を鵜呑みにしない
何がしたいか分からない大学生は、自分に合う仕事を見つけるうえで、口コミなどの情報を鵜吞みにしないように注意してください。
ネット上の口コミや評判は参考になりますが、すべて正しいとは限りません。
また、口コミや評判は個人の感想・意見であるため、考え方に偏りが見られる場合も少なくありません。
そのため、口コミのみですべてを判断してしまうと、正確な情報をつかめない可能性があります。
企業・業界について正しい情報をつかむのであれば、説明会に参加したりOBOG訪問でさまざまな話を聞いたりすることが重要です。
自分の目で確かめることが大切なので、口コミや評判は、あくまで参考程度としてチェックするようにしましょう。
社員がどう思っているのか知りたい、となったときは、口コミは意見の一つであることをしっかりと認識したうえで確認しましょう。
周りの人に流されない
将来仕事で何がしたいか分からない大学生は、周りの人に流されずに、自分の考えをしっかりと持つことが重要です。
「皆が受けているから」「親に勧められたから」という理由のみで決めるのではなく、自分の価値観や将来のキャリアを基準として考えることが重要です。
就職は自分の将来を大きく左右するものなので、自分以外の人の意思で決めるのは危険です。
結果的にミスマッチが起こり、早期離職につながる可能性があるため、どれだけ迷ったとしても志望業界・企業は自分で決めるべきといえます。
自分で決めたことであれば、自信をもって志望動機や自己PRなどのアピールができるため、選考でも良い結果につながりやすくなります。
周りの人に決められた進路は、自分の意思が乗りにくいため、説得力のあるアピールもできなくなるでしょう。
全ての条件がそろった企業はない
将来仕事で何がしたいか分からない場合は、考えた方として、すべての条件がしっかりとそろった企業はないということを理解しておきましょう。
志望業界・企業の選び方に迷う人の傾向として、条件の妥協点が見つからず、理想をひたすら追い求めてしまうことがあります。
仕事内容ややりがい、収入や福利厚生などの待遇など、仕事の選び方はとことんこだわることもできますが、こだわれば当然求人は見つかりにくくなります。
そもそも条件の理想を追い求める人は、条件が合う企業が見つかったとしても、「もっと理想的な企業があるかも」と考えてしまいがちです。
理想の仕事・企業を探そうとすると、どの企業にも欠点があるように見えてしまうため、まずはとにかく優先する条件を定めることが重要です。
譲れないポイントと妥協できるポイントを整理したうえで、納得感のある企業選びにつなげましょう。
完璧を求めすぎない
やりたい仕事を見つけようとするあまり、完璧な自己分析が終わるまで就活を進められないと立ち止まってしまう就活生も少なくありません。
しかし、自己理解は就活の準備段階で完結するものではなく、実際に社会に出て働き、様々な経験をする中で生涯にわたって深まっていくものです。
就活の段階で完璧な自己理解や適職を求めすぎるのは、現実的ではありませんし、時間ばかりが過ぎてしまう原因になります。
自己分析ツールやキャリアカウンセリングはあくまでヒントであり、それだけであなたの未来が決まるわけではありません。
重要なのは、机上の空論で終わらせずに、実際に動いてみることです。
例えば、少しでも興味を持った業界や職種のインターンシップに参加してみる、OB・OG訪問で実際の社会人の話を聞いてみる、といった具体的な行動を起こしましょう。
実際に企業やそこで働く人に触れることで、イメージだけでは分からなかった職場の雰囲気、仕事のリアルな内容、そして自分との相性を肌で感じることができます。
面白そうだなと感じたなら、それは立派なやりたいことの第一歩です。
行動こそが、最も確実な自己理解のツールです。
完璧を求めすぎずに、まずは試してみるという軽いフットワークで、一つずつ選択肢を検証していく姿勢が、あなたの就職活動を成功に導きます。
同じ職種でも内容が違うことがある
仕事や企業を選ぶ際は、同じ職種でも内容が違うケースにも注意しましょう。
例えば営業職一つとっても、新規開拓営業とルート営業では、求められるスキルや働き方が大きく異なります。
また、企業によっても求められるスキルや仕事内容は違ってくる場合があるため、仕事内容はあらかじめ詳しく調べる必要があります。
具体的な業務は何があるのか、どのようなやりがいがあり、どのようなきつさが伴うのか、細かい部分まで徹底的に調べることが自分の適性を見極めることにつながります。
仕事内容を調べる際は、説明会への参加やOBOG訪問、インターンなどがあります。
インターンでは業務を体験できることも多いため、仕事をするイメージを固めるうえで良い機会になります。
自分らしく活躍できる場を的確に見極めるためにも、仕事内容は印象だけで決めつけず、しっかりと調べるようにしてください。
何の仕事がしたいかわからない人のよくある質問と回答
弊社は就活エージェントを運営していますが、多くの就活生の方々と関わる中で、「何の仕事がしたいのかわからない」と悩んでいる方は少なくありません。
様々な方々のサポートを行ってきましたが、その中でも「何の仕事がしたいのかわからない」と悩んでいる人が同時に抱いていることが多い疑問は大きく分けて3つあります。
- 将来したいことがありません。
- おすすめの仕事はありますか?
- 大学生に人気の職業はなんですか?
この3つの疑問に対して回答していくため、ぜひ参考にしてみてください。
将来したいことがないという悩みを抱える人は非常に多いため、自分を責める必要はありません。しかし、「やりたいことがない」と思ったまま就活を進めるとうまくいかない可能性が高いため、解決できるように努めましょう。
おすすめは様々なことに興味を持つことです。例えば、日常生活で目にする広告や看板で考えてみましょう。
その広告がどのようなビジネスモデルに基づいているのか、どのように制作されているのか、そしてそれに関わる人々の職種や役割は何なのかについて考えてみてください。これにより、新たな興味や関心が芽生える可能性もあります。
また、友人や知人と話してみることで、自分とは異なる視点や経験について話を聞くこともできます。これにより、自分が気づいていなかった興味のある分野や職業に興味を持てることもあるでしょう。
やりたいことが決まっている友人が居るならば、なぜすぐにその道に進むと決断できたのかについて聞いてみるのもおすすめです。また、余裕があればインターンシップやボランティア活動などに参加してみるのも良いでしょう。実際の職場を体験し、自分に合う仕事に興味を見つけられるかもしれません。
このように、多角的なアプローチを試みることで自分の将来に対する視野が広がり、やりたいことが見つかる可能性が高まるのです。
人それぞれに適正や興味が異なるため、「この仕事がおすすめです」と一概に言うことは不可能です。
おすすめの仕事が何かについて紹介することはできませんが、「大切なことは、自分が何を大切にし、何がやりがいを感じるのかを見極めることである」とはお伝えできます。
例えば、自分のスキルや興味を具体的にリストアップして、それに合った職業を探してみてください。これにより、自分が達成したい目標や、働き方の希望を明確にすることも可能です。
例えば、高収入を目指すのであれば、そのために必要な資格やスキルを身につける必要がありますし、ワークライフバランスを重視するのであれば、残業が少ない企業や業界を選ぶことがポイントになります。
結論として、「自分がやりたいことが叶う仕事が何なのか」について考えてみることが、あなたに合った仕事を見つけるための、最適で最短のルートです。
マイナビが実施した調査によると、大学生が就職先として選ぶことが多い業界は順にソフトウェア・情報処理・ネット関連、食品・農林・水産、銀行・証券でした。これらの業界はいずれも収入が安定しており、将来性も高いため、多くの大学生が働きたいと考えているのです。
特に、ソフトウェアや情報処理、ネット関連の業界はデジタル化が進む現代社会において着々と成長しており、技術職としてのスキルアップも期待できます。
また、食品や農林・水産業界は人々の日常生活に密接に関わっているため、社会的な意義を感じやすい職業です。銀行や証券の業界は、経済や金融に興味がある就活生にとって魅力的な選択肢といえます。
このように、人気の職業は時代や社会の変化に応じて変わることがありますが、それぞれ人気なことには理由があります。
ぜひ人気の理由について分析してみた上で、自分の興味や価値観に合う職業を探してみましょう。
業界別 仕事の特徴一覧|自分に合う業界を見つけよう
「やりたい仕事がわからない」ときは、まず各業界でどんな仕事をするのかを理解することが第一歩です。
以下の業界一覧を参考に、自分が「面白そう」「向いていそう」と感じる業界を探してみてください。
主要業界の仕事内容と向いている人の特徴
- 主な仕事:システム開発、アプリ開発、ITコンサルティング、インフラ構築
- 向いている人:論理的思考が得意・新技術に興味がある・課題解決が好き
- 特徴:成長産業のため求人数が多い。文系でも営業・PMとして活躍できる
- 主な仕事:貿易、商品仕入・販売、バイヤー、物流マネジメント
- 向いている人:交渉・コミュニケーションが好き・グローバル志向がある
- 特徴:総合商社は難関だが、専門商社・卸は比較的入りやすく成長できる
- 主な仕事:銀行員、証券アナリスト、FP(ファイナンシャルプランナー)、保険営業
- 向いている人:数字・経済に興味がある・信頼関係を大切にできる
- 特徴:安定した給与水準。資格取得でキャリアアップが目指せる
- 主な仕事:製品開発、品質管理、製造工程管理、技術営業
- 向いている人:ものづくりが好き・専門技術を深めたい・長期的に一つのことを追求できる
- 特徴:福利厚生が充実している企業が多い。BtoB企業は知名度が低くても優良企業が多い
- 主な仕事:広告プランナー、編集者、記者、映像制作、SNSマーケティング
- 向いている人:発信・表現が好き・トレンドに敏感・クリエイティブな発想ができる
- 特徴:競争率が高いが、デジタル分野は新たな採用枠が増加中
- 主な仕事:経営戦略立案、業務改善提案、DX推進支援
- 向いている人:課題解決思考が強い・仮説検証が得意・成長意欲が高い
- 特徴:高い給与水準。成長スピードが早く市場価値が上がりやすい
- 主な仕事:行政事務、教職、社会福祉、NPOスタッフ
- 向いている人:社会貢献意識が高い・安定した環境を求める・人の役に立つ仕事がしたい
- 特徴:給与は民間企業より低いケースもあるが、雇用安定性が高い
「何がしたいかわからない」を解決する3つの診断アプローチ
業界一覧を見ても決められない場合は、以下の3つのアプローチで自分の軸を見つけましょう。
- ①「やりたくないこと」リストを作る:やりたいことが思い浮かばなければ、逆から考える。「残業が多い仕事はいや」「ノルマが厳しいのはいや」など除外条件を洗い出す
- ②「過去の体験」から遡る:アルバイト・サークル・授業の中で「時間を忘れて取り組めた」「人から感謝された」場面を書き出す。そこに適性のヒントがある
- ③「就活エージェントに話す」:第三者に自分のことを話すことで、自分では気づいていない強みや適職を言語化してもらえる。無料で相談できるエージェントを活用しよう
何の仕事がしたいかわからないときは自分が何をすべきなのかを考えよう!
今回は何の仕事がしたいのかわからないと悩む方向けに、どのような対策をすれば良いのか、仕事を見つけるためにはどのようなことに取り組めば良いのかについて詳しく紹介しました。
全ての就活生が就活前からやりたいことが決まっているわけではありませんし、むしろあなたのように「何の仕事がしたいのかわからない」と悩む人も多いです。
大切なのは「正しい方法で、自分がやりたい仕事が何であるのか分析した上で、企業を絞り込むこと」です。これにより、就活がスムーズに進むだけでなく、就職後も自分が選んだ環境に満足した上で業務に取り組めるようになります。
転職が珍しくない時代ではありますが、最初から自分に合った企業に入るに越したことはありません。
ぜひ本記事の内容を参考に、あなたに合った仕事や企業が何か、考えてみてください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート




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小玉 彩華
ぜひ、本記事を参考にあなたがやりがいを持って、そしてモチベーション高く取り組める仕事が何か考えてみてください。