新卒の就職活動では、たびたび自分の長所をアピールすることが求められます。
その時に「自分の長所は冷静さです」と伝えたい方も少なくありません。
この記事ではそんな就活生の方に向けて、冷静さを自己PRとして伝える際のポイントと注意点、内定者の例文を解説します。
- 冷静さをアピールしたい人
- 「冷静さ」を言い換えてアピールしたい人
- 長所の例文を読みたい人
目次[目次を全て表示する]
【冷静さを自己PR】長所として冷静さをアピールするのは有効?
冷静さのアピール方法についてご紹介する前に、企業に対して冷静さをアピールするのは本当に有効なのか、という疑問について改めてお答えしておきます。
働く上では、時に情熱的に動いたり、感覚で動いたりすることが重要視される場面も確かに存在します。
しかし企業に勤めている社員全員が、直感や思うがまま行動をしたら統制が取れなくなってしまいます。
全員が冷静な人材でもいけないし、全員が直感的に動く人間でもいけないのです。
ですから、その一方である「冷静さ」というのは間違いなく企業側に求められる資質ですし、自信を持ってPRして大丈夫なのです。
自分のもつ冷静さ、というものが社会に出てからもしっかりとした強みになる、ということを心得ておきましょう。
【冷静さを自己PR】企業が長所のアピールを求める理由
- 学生の人柄を知るため
- 自己分析ができているかを知るため
- 企業への入社意欲がどれだけあるか
- 自社に貢献できるかを知るため
就活において学生に自己PRを聞く企業は多数存在します。
それには当たり前のように理由が存在します。
企業が自己PRを聞く理由を明確にすることで、企業の目的に沿った内容で自己PRを作成できるようになります。
これから述べる三つの理由に目を通しておきましょう。
長所から学生の人柄を知るため
一つ目の理由は学生の人柄を知るためです。
企業は自己PRを聞くことで学生がどのような思考をしていて、どのような行動をとるのかなど、その人の人柄や性格を知ろうとしています。
そうして分かった学生の人柄や性格と自社の社風がマッチしているかを確認しているのです。
自己分析ができているかを知るため
二つ目は自己分析ができているかを知るためです。
自己分析ができている人は自分の本質が掴めているため、入社後の業務においても自分が貢献できる役割を見出すことができます。
そのため、企業は自己分析ができている人材を採用したいと考えるのです。
自己分析ができていることをアピールするためにエピソードは数字を用いるなどして、できる限り具体性を持たせるようにしましょう。
企業への入社意欲がどれだけあるか
企業への入社意欲がどれだけあるかについても長所を通じて確認しようと思っている企業が多いです。
その企業にどれくらい入社したいと思っているか、つまり意欲は入社してからの業務を行うにあたってのモチベーション維持にもつながります。
よって非常に重要なポイントの1つであるため、企業の採用担当者は入社意欲を重視していることが多いです。
自社に貢献できるかを知るため
三つ目は学生の持っているスキルや能力が自社の業務に活かすことができるかを知るためです。
というのも、企業は学生が持っているスキルが自社の業務に活かせなかったら、採用するメリットを感じないからです。
自分が貢献できることを伝えるためには企業調べを徹底し、志望する企業が必要としているスキルや能力を明確にしておくことが大切です。
【冷静さを自己PR】冷静さを持つ人の強み3選
自己PRで冷静さをアピールする際は、冷静さを持つ人の強みをチェックしておきましょう。
強み・当てはまるタイプを理解しておけば、効果的なアピールができ、採用担当者により魅力的な印象を与えられます。
冷静さを持つ人の強みは、以下のとおりです。
- 慎重に行動できる
- 落ち着いている
- 周りに流されない
このように強みを言語化しておけば、「自分の冷静さとは、具体的にどのような種類の冷静さか」と判断するうえで役立ちます。
強みを深掘りして具体的なアピールにつなげるためにも、それぞれの強みの詳細を見ていきましょう。
慎重に行動できる
冷静な人は、慎重に行動・判断ができることが大きな強みといえます。
常に冷静さをキープできれば、緊張した場面でも落ち着いて周りを先導できたり、客観的な判断や選択ができたりすることがポイントです。
そのような冷静な人は、周りからは信頼されやすく、高く評価されやすい傾向にあります。
また、常に慎重に行動できれば不必要にミスや失敗を増やすこともなくなり、一つひとつの作業における品質も向上するでしょう。
そのため、冷静な人は高い作業品質が求められる仕事でも適性を発揮できる可能性があります。
些細なミスが大きな問題につながる仕事でも、しっかりとリスクマネジメントをしながら行動できるため、周りからは作業が丁寧だと評価されやすいでしょう。
そのため、慎重さや冷静な判断が求められる仕事を志望する際は、慎重に行動できる強みに焦点を当ててアピールすることがおすすめです。
落ち着いている
冷静な人は、周りの人と比べて常に落ち着いていることが特徴です。
落ち着いて行動できれば、ミスやトラブルが少ないため、業務においては無駄が生まれません。
そのため、結果として作業効率も向上しやすく、いわゆる「仕事が早くて丁寧な人」という評価につながります。
そのような評価から、周りからスピーディーに信頼を獲得していける人も多いでしょう。
また、落ち着いている人は、必要以上に感情的になることもありません。
常に平常心を保てるため、感情的になって不要な議論をしたり、周囲の人に対して攻撃的な態度を取ったりすることはないといえます。
そのため、落ち着いている人は人間関係のトラブルに巻き込まれるケースも少なく、常に仕事に集中できる環境を持つことができます。
周りに流されない
冷静な人には、周りに流されないという強みもあります。
周りに流されない人は、感情や環境などの要素によって自分の意見・価値観を変えることはせず、自分の考えを大事にしたうえで決断を下すことができます。
常に、状況を客観視したうえで判断できる冷静さを持っているともいえるでしょう。
なお、冷静ゆえに周りに流されない人は、自分の軸が明確に定まっているためストレス耐性も高いといえます。
どのような環境下でも安定的にパフォーマンスを発揮できるため、場合によっては集中力が高いといえるケースもあります。
周りに流されない強い意思、もしくは客観的な姿勢を持てる人は、主体性が重要視される社会においては非常に重要なポイントです。
実際に周りに流されず冷静に行動したエピソードを伝えれば、高評価につながる可能性は高いでしょう。
【冷静さを自己PR】長所の冷静さがよくない評価を受けるパターン
冷静さは、十分魅力的な長所です。
しかし、本来長所である冷静さがマイナス評価を受けることがあります。
どういった際に良くない評価を受けてしまうのか把握し、長所としてアピールする際には伝え方に注意しましょう。
以下で詳しく解説していきます。
協調性がないと捉えられる
冷静さを持つ人は、自分で状況を判断し決断までに至る力があります。
そのため、周囲の意見をないがしろにするなど、協調性が欠けている印象を抱かれる可能性があります。
周囲の意見や状況もみて、その上で冷静に判断をしたエピソードを用いることで、協調性もアピールできます。
また、面接であれば話し方や表情などの雰囲気でもそういった点も見られていることがあります。
冷静な判断ができるからこそ、印象の良さなどについては気をつけるようにしましょう。
慎重すぎると捉えられる
冷静さを持つ人は、常に焦らずに判断を下すため、慎重すぎる印象を与える可能性があります。
時には判断を急がなければいけない場面もありますが、冷静な人はそこでもしっかりと判断に時間を使うことができます。
その結果、判断に遅れが生じるなど、結果マイナスに働く可能性が考えられるのです。
そのため、特にスピード感が重要な業界業種では冷静さのアピールに注意が必要です。
冷静かつ迅速な対応ができることをアピールするか、自身の持っている判断軸を明確にすることによって、確実に素早く意思決定ができていることをアピールしましょう。
関わりにくいと思われる
冷静な人は関わりにくいと思われるでしょう。
人との距離を一定に保つからです。
たとえば、集中して勉強するために1人になった経験は誰しもあるでしょう。
自分1人の環境にすることで、友人からの誘惑がなくなり勉強が進みます。
しかし、勉強ははかどりますが、周囲に壁ができてしまいます。
その結果、周りの友人はあなたとの接し方がわからなくなるでしょう。
仕事でも同様です。
仕事は複数人が1つのチームを形成します。
大きな成果を残すためにはチームワークが重要です。
そのため、人との距離間は一定ではなく、状況によって変化させましょう。
集中する時には周りから距離を置いても問題ありません。
しかし、連携が必要な時には距離を縮めるように意識しましょう。
関わりやすい人物として、スムーズに仕事ができます。
感情がわからないと思われる
冷静な人は感情がわからないと思われる可能性があります。
喜怒哀楽が表情にでにくく、読み取れないからです。
たとえば、どんな状況でも落ち着いた振る舞いができる人がいたとします。
冷静さがあれば淡々と仕事ができるでしょう。
しかし、周囲はどのように接することが正確なのかわかりません。
その結果、感情がわからないと思われます。
自分では喜怒哀楽を表現しているつもりでも、メンバーには伝わっていない可能性があります。
冷静さと無表情は別物です。
メンバーと信頼関係を構築したい就活生は、自分の気持ちを表現するようにしましょう。
感情が伝わるようになり、メンバーとの距離が近くなります。
【冷静さを自己PR】冷静さを持つ人の特徴一覧
ここまで、言い換え表現や冷静さを持つ人の性格についてご紹介しましたが、まだまだ特徴は上げられます。
ここからは、冷静さを持つ人の特徴を長所と短所に分けてご紹介します。
あなたに当てはまる長所や短所があるかを探すだけでなく、客観的に冷静さを持つ人がどう見えているのか知る参考にしてください。
冷静な人の長所一覧
ここで紹介するものの中には、性格的な良さもあれば、周囲が抱く印象としての良さもあります。
あなた自身がどんな良さを持っているのか、また、周囲からどんな印象を抱かれているのかを知る参考にしてください。
- 芯がある
- 余裕がある
- 自制心が強い
- 空気が読める
- 落ち着いて対応できる
- 人の意見に流されない
- テンションが一定している
- その場の感情に左右されない
- 不確かな情報に惑わされない
- 自分の気持ちに振り回されない
- 物事を客観的に捉えることができる
冷静な人の短所一覧
ここでは主に、周囲から見たよくない印象を短所としてご紹介いたします。
あなた自身が周囲にどう見られているのか知り、面接時のふるまいなどに注意しましょう。
- 反応が鈍い
- 独裁的である
- 周囲に馴染まない
- 感情が見えにくい
- 言葉がストレートすぎる
- 何を考えているかわからない
冷静さを持つ人は、基本的に冷たい・かたい印象を抱かれがちです。
表情や話し方に工夫をし、冷たい印象を与えないようにしましょう。
【冷静さを自己PR】冷静さを長所でアピールする人に企業が求めること
- 客観的な判断
- 計画的な行動
- 臨機応変な対応
客観的な判断
いつでも冷静でいられる人は、物事を客観的に見ることができます。
感情のままに動いてしまう人は時目前のものしか見えなくなってしまうのです。
目前のものしか見えていないと、予期せぬトラブルが発生する可能性が高くなります。
予期せぬトラブルは対応に戸惑うため、解決にかなりの時間を費やします。
そのトラブルのほとんどは、落ち着いて行動していれば発生することはなかったものです。
冷静な人は一歩引いて物事を見ることができるので、どんな時でも客観的に見て考え、判断を下します。
そのため、こうした予期せぬトラブルを回避する能力が高いと言えます。
また、客観的に物事を見られるので、ひとりよがりな判断を下す可能性が低いです。
計画的な行動
物事を客観的に見られるということは、リスクに備える能力が高いということです。
対象の周囲にある危険や普通は気づかないような細やかなところまで見ることができるでしょう。
そのためリスクが生じないように、あらかじめ計画を立てて、堅実に物事を進めることができます。
勢いで物事を進めてしまうのと、堅実に進めていくのではどちらが良いでしょうか。
考え方はさまざまですが、たとえ時間がかかっても堅実に物事を進め、必ず良い方向に持っていける力があるのであればそれは長所です。
会社としては、どちらの人材も必要です。
チャレンジする能力の高い人は会社の発展に貢献します。
一方で、堅実に仕事をこなす人は会社の基盤となって、会社を支えます。
臨機応変な対応
面接にはさまざまなスタイルがあります。
鋭い質問をしてくる面接官や、少し威圧的な雰囲気で聞いてくる面接官がいる可能性があります。
そういう時にあなたの冷静さは武器になるはずです。
いつも通り、冷静に判断して対応しましょう。
そのような対応ができれば、多くを語らなくてもあなたの冷静さは面接官に伝わるでしょう。
鋭い質問にも動じず、冷静に考えて対応できる人だと認識されれば、十分な成果です。
こうした鋭い質問には動揺してしまう人が一定数いるので、そういうところを面接官は見ています。
慎重に行動できる
冷静さを持っている人は、常に慎重に行動できる点が評価されます。
常日頃の意思決定だけでなく、トラブル発生時などにも活きる強みです。
しかし、慎重さが判断や意思決定を遅らせる可能性もあり、企業もそれを危惧する可能性があります。
慎重かつ迅速に決断をした経験を話したり、自身の持っている判断軸などを伝えることで、マイナスイメージを防ぎましょう。
【冷静さを自己PR】冷静さをアピールできる具体的なエピソード例
冷静さをアピールする際に実際に利用できるエピソードの例をご紹介致します。
冷静さをアピールするエピソードを選ぶ際には、「持ち前の冷静さがどのように発揮され成果に繋がったか」を明確にしてアピールする必要があります。
実際のエピソードには以下のようなものがあります。
エピソード例一覧
- アルバイトなどでのトラブル対応
- グループワークなどでの意見調整
- 部活など緊張する場面での対応
- インターンなどでの問題解決
- 緊急時やアクシデントへの対応
- 試験などプレッシャーがかかる状況での対応
以下で詳しく解説していきます。
アルバイトなどでのトラブル対応
冷静さを活かしてクレーム対応、トラブル解決、顧客対応などを行ったエピソードを用いることで、仕事に活きる冷静さをアピールすることが出来ます。
- 飲食店でお客様からクレームを受けた際、感情的にならずに丁寧に対応し、満足してもらえた。
- レジで会計ミスが発生したが、冷静に状況を整理し、正確な処理を行った。
- 忙しい時間帯でも焦らず、効率よく作業を進め、ミスを防いだ。
上記のようなエピソードでなくても、発生したトラブルに対して適切な対処を行い、成果につなげた経験があればそのエピソードで冷静さをアピールすることが出来ます。
グループワークなどでの意見調整
グループワークなどで意見の対立が起こった際に上手く対応したエピソード等があれば冷静さのアピールに使うことが出来ます。
- グループディスカッションで意見が対立した際、両者の意見を冷静に整理し、合意形成を促した。
- ゼミの発表準備中にメンバーが混乱していたが、冷静にタスクを整理し、役割分担を決めたことでスムーズに進行できた。
- 研究やプレゼン発表で急な変更があったが、落ち着いて対応し、成功させた。
大事な場面でそういった役割を務めた経験だけでなく、常日頃からそのような役割を任せられがちであれば、日頃の話をするのも有効です。
部活など緊張する場面での対応
プレッシャーのかかる場面で上手く対応できた過去経験は、冷静さをアピールするエピソードとして用いることができます。
- 試合や大会でメンバーが緊張している中、冷静に指示を出し、チームの動きを整えた。
- サークルのイベント運営でトラブルが発生したが、慌てずに対処し、成功に導いた。
- スピーチや発表で他のメンバーが焦っていたが、自分が落ち着いて進行役を務めた。
部活やサークルに限らず、あなた自身がプレッシャーを感じたが、上手くそれを乗り切った経験があればそれでもアピールすることができます。
インターンなどでの問題解決
問題に対して上手く対処し、成果につなげた経験があれば冷静さをアピールするエピソードとして用いることができます。
- インターン先で想定外のミスが発生したが、焦らず原因を分析し、上司と連携して解決した。
- データ入力ミスがあったが、冷静にミスを特定し、迅速に修正を行った。
- クライアントとのミーティングでトラブルが起きたが、落ち着いて状況を説明し、円滑に対応できた。
問題の大小よりもあなた自身がぶつかった問題に対してどう考えて対応したのかを伝えることが重要です。
緊急時やアクシデントへの対応
緊急時の対応や危機管理能力、判断力が活きた経験があればエピソードとして有効です。
- アルバイト先で突然の停電・機材トラブルが発生したが、慌てずに対応し、業務を再開できた。
- 道で倒れた人を見つけ、周囲の人と協力して冷静に救護対応を行った。
- 旅行先でトラブルが発生したが、慌てず情報を整理し、適切な対応をした。
トラブルの大小ではなく、トラブルに対処して成果につなげた経験はすべてエピソードとして有効です。
伝える際には、エピソードの大きさだけに集中せず、あなた自身の行動にフォーカスするように注意しましょう。
試験などプレッシャーがかかる状況での対応
プレッシャーがかかる何かの機会の中で冷静に判断・行動した経験もエピソードとして有効です。
- 就活の面接で周囲が緊張している中、自分は落ち着いて受け答えし、好評価を得た。
- 大学の試験で周囲が焦っている中、冷静に問題を解き、良い結果を出せた。
- プレゼン中に予期せぬ質問があったが、落ち着いて回答し、評価された。
例では成果が抽象的になっていますが、実際に自己PRとして使用する際には「どう評価されたのか」「どのように良い結果だったのか」等についてアピールするようにしましょう。
責任ある立場での冷静な対応
役職経験など、リーダーシップを執る中で成果につなげられた経験は、冷静さをアピールできる可能性があります。
- アルバイトでリーダーを務め、忙しい時間帯でも冷静に指示を出してチームをまとめた。
- サークルの幹部として、トラブルが発生した際も冷静に判断し、解決策を提示した。
- イベントの運営で急な変更があったが、冷静に対応し、成功に導いた。
主に組織の中で、トラブルやチームの対立などの問題が発生した際のことをエピソードとして取り上げるのが有効です。
問題に対してどのように行動し、解決し、成果につなげたのかを伝えるようにしましょう。
【冷静さを自己PR】冷静な性格が活かせる職種・業界
冷静な性格の強みは、感情に流されずに論理的に考えられることや、プレッシャーのかかる状況でも落ち着いて行動できることです。
そのため、慎重な判断が求められる業界や、問題解決能力が必要な職種で特に高く評価されます。
ここでは、冷静さが活かせる具体的な職種・業界を紹介します。
- コンサルティング業界
- IT業界
- メーカー業界
- 金融業界
- 医療・福祉業界
コンサルティング業界
コンサルティング業界では、クライアントの課題を的確に分析し、冷静かつ論理的に解決策を導き出す力が求められます。
特に、経営戦略やITシステム導入の支援を行うコンサルタントは、クライアントの要望を正確に理解し、冷静に状況を整理しながら提案を行う必要があります。
また、プレッシャーのかかる場面でも落ち着いて対応し、的確な判断を下すことが重要です。
論理的思考力と冷静な対応力を活かしながら、企業の課題解決に貢献できる職種です。
IT業界
IT業界では、システム開発やデータ分析において冷静な対応が求められます。
例えば、エンジニアはバグやシステムトラブルが発生した際に、パニックにならず冷静に原因を特定し、適切な対応を取ることが必要です。
また、データアナリストは膨大なデータを分析し、正確な判断を下すため、感情に流されず客観的な視点を持つことが重要です。
冷静に問題を分析し、最適な解決策を導き出す力が、IT業界では強みになります。
メーカー業界
メーカー業界では、品質管理や生産管理、研究開発といった職種で冷静な性格が活かされます。
品質管理では、製品の不具合やクレームが発生した際に、感情的にならず、原因を分析し改善策を考える冷静さが求められます。
また、生産管理では、納期やコストを考慮しながら効率的な生産計画を立てるため、客観的な判断力が必要です。
研究開発においても、データに基づいた冷静な分析が求められ、新しい技術の開発に貢献できます。
金融業界
金融業界では、冷静な判断力が特に重要視されます。
銀行や証券会社では、大きな金額を扱うため、感情に流されずに慎重な判断を下すことが求められます。
リスク管理の職種では、市場の変動や経済の動向を冷静に分析し、適切なリスクヘッジを行う必要があります。
また、ファイナンシャルプランナーは、顧客の資産運用やライフプランを提案する仕事であり、冷静に顧客の状況を分析し、最適なアドバイスを行うことが求められます。
医療・福祉業界
医療・福祉業界では、緊急対応や患者との関わりの中で、冷静さが非常に重要です。
医師や看護師は、手術や救急対応などのプレッシャーのかかる場面でも、的確な判断を下さなければなりません。
また、薬剤師は、患者の薬の管理を冷静に行い、正確な処方を提供する必要があります。
さらに、ソーシャルワーカーは、生活に困難を抱える人々を支援する職種であり、感情的にならずに冷静に状況を判断し、適切なサポートを行う力が求められます。
【冷静さを自己PR】冷静さを長所として伝える際のコツ
冷静さを長所として伝える際のコツは以下の3点です。
- 価値観を伝える
- 根拠を伝えるようにする
- どんなタイプなのかを伝える
冷静さは、良い面と悪い面の両方が存在します。
本章では良い面を際立たせるためのポイントを解説します。
自己PRは、自分の強みや魅力を伝えることが重要です。
採用担当者から高い評価を得るためにも、本章を参考にしてください。
価値観を伝える
まずは、価値観を採用担当者に伝えましょう。
自分の考えを説明することで、採用担当者に受け入れてもらう体制を整えるためです。
冒頭で「私は冷静な性格です」とだけ伝えても、採用担当者の頭に入りません。
代わりに「私は冷静さを大切にしています。論理的な思考で物事を捉えるためです」と伝えましょう。
自己PRに冷静さを持ち出した理由が明らかになります。
採用担当者は理由を知ることで、自己PRの内容に納得できるでしょう。
また「私の強みは冷静さです」とだけ伝えても、曖昧な表現になります。
その結果、採用担当者の印象に残らない可能性があるため注意してください。
冷静さをアピールする際は、自分がどういった人物なのか説明しましょう。
根拠を伝えるようにする
次に、冷静だと考える根拠を伝えてください。
自己PRに説得力が生まれるからです。
たとえば、以下のセリフを想像してください。
「私は冷静な性格です。アルバイトの人数が少ないシフトでも慌てずに、仕事をこなした経験があるからです」
冷静だと考える根拠があるため、納得できる文章が完成します。
もし、自己PRの文字数や発言時間に余裕がある場合、根拠を後回しにする方法もあります。
具体例やエピソードを間に挟むことで、話を膨らませることが可能です。
また、アピールする時間が別にある場合、一度にすべて話す必要はありません。
具体例には触れず、サラッと根拠を伝える程度に留めることで、話題を温存できます。
どんなタイプなのかを伝える
冷静さのタイプを説明することも重要です。
自分がどのタイプに当てはまるか伝えることで、わかりやすい自己PRになるからです。
冷静さの種類は「周囲に流されない人」「何事にも動じない人」「物事をじっくり考える人」などです。
冷静さのみを伝えてしまうと、採用担当者との間にすれ違いが起こるでしょう。
自分では周囲に流されない意味で使用しても、採用担当者は物事をじっくり考える人だと評価するかもしれません。
自分の強みを100%で伝えるためにも、どういった冷静さなのか伝えましょう。
そのためには自己分析が欠かせません。
自己PRを作る前には、済ませておきましょう。
自分の魅力を最大限に伝えて、高評価をゲットしてください。
【冷静さを自己PR】長所として冷静さを伝える際の注意点
自己PRで冷静さを伝える際には注意点が存在します。
- 面接でも冷静さをアピールする
- マイナスイメージで捉えられないようにする
この注意点を知っているかどうかでも、自己PRの魅力度が変わります。
これから紹介する注意点を確認しておきましょう。
面接でも冷静さをアピールする
人間の性格や性質、というのは話し方に現れます。
ですから自分が面接官と話す時に、熱く話せば「この人は情熱的な人だな」と思われますし、支離滅裂なことを話せば「この人は物事を考えるのが苦手で、アドリブには弱い人なのだな」と思われます。
では冷静な人間だと思われるためにはどうするかというと、論理的に話をすることが一番の近道だと思います。
冷静な人というのは相手の話をよく聞きますし、質問に対する答えも的確です。
話が曖昧な人や、そわそわした態度で聞いている人が「私は冷静です」とアピールしても説得力を持たせるのは難しいでしょう。
長所を逆にマイナスイメージで捉えられないようにする
確かに冷静という言葉は落ち着きがあり、何か問題が発生したとしても、慌てることなく解決に向けて取り組める能力を有していることをアピールできます。
しかし、冷静であるとアピールする際に全ての担当者が良いイメージを持ってくれるわけではありません。
冷静さのメリットを明確にする
「冷静さ」という長所のメリットが何であるかについても明確にする必要があります。
なぜ冷静さが重要なのか、それがどのように役立つのかを明確に伝えなければ、いくらあなたの能力を全力でアピールしても意味がないでしょう。
単に「冷静であること」を強調するだけでなく、それがどのように職場で活かされるスキルであるのかを説明する必要があります。
例えば、「私の強みは冷静さであり、どのような時にも落ち着いて業務に取り組むことができるため、急なエラーが発生した際やプロジェクトリーダーが体調を崩した時などにも的確にサポートできます」と述べると良いでしょう。
このように「冷静であるという長所を持ったあなた」を採用した際に、企業にどのようなメリットがあるのかを分かりやすく伝えることが重要なのです。
【冷静さを自己PR】冷静さを長所として100%伝えるための文章構成
- 結論
- 理由
- エピソード
- 問題
- 行動
- 結果
- 結論
冷静さをアピールする際に多くの方が悩んでしまうのが、どのような流れで述べることが正解なのか?といった点です。
自己PRは、就職面接で投げかけられる質問事項の中でも自身の強みを知ってもらう最高のアピールの場となります。
面接官の心を掴む自己PR法を知っておくことでライバルと差をつけて高評価を得ることも夢ではありません。
ここからは、冷静さを自己PRとして主張していく際に面接官に好印象を与えるアピール方法をご紹介しますので参考にしてみてください。
結論を述べる
あなたの魅力を伝えるために、最初に自分の長所を一言で明確に伝えるようにしましょう。
結論を先に述べることで、面接官や採用担当者は自分の強みをすぐに理解してくれるため、印象に残りやすくなります。
例えば、「私はリーダーシップに優れた人物です」や「私は課題解決能力に自信があります」といった一言で、自分の強みを端的に伝えることで自己PR全体の軸を明確にしましょう。
このように結論を先に話すことで、以降の具体的なエピソードや成果に説得力が生まれ、分かりやすい構成となります。
また、結論を冒頭に持ってくることで、限られた面接時間の中でも自分のアピールポイントを確実に伝えることができ、評価につなげやすくなります。
この方法はプレゼンテーションや報告書でも効果的とされる「トップダウン方式」に通じるものであり、就職活動において非常に有効です。
具体的なエピソードを書く
自己PRで自分の強みを効果的にアピールするためには、具体的なエピソードを用いることが重要です。
単に「私はリーダーシップがあります」と伝えるだけでは説得力に欠けますが、具体的な事例を挙げることで、その強みがどのように発揮されたかを明確に伝えられます。
例えば、大学のサークル活動でプロジェクトのリーダーを務め、目標を達成した経験など、具体的な状況や行動を描写することで、リアリティを持たせることが可能です。
また、そのエピソードを通じて学んだことや得たスキルについても触れることで、より深みのある自己PRが完成します。
重要なのは、そのエピソードがあなたの強みを裏付けるものであり、その経験が単なる出来事ではなく、自分自身の成長や変化につながったことを伝える点です。
これにより、面接官や企業の採用担当者に、あなたが実際にどのように役立つかを具体的にイメージしてもらえるでしょう。
成果とそのプロセスを伝える
自己PRのエピソードを書き終えたら、その成果とプロセスについても詳しく説明するようにしましょう。
エピソードを詳しく説明することは確かに重要ですが、その中でも単に経験を語るのではなく、その結果としてどのような成果が得られたのかを明確に示すことで、自分の成果をより具体的にアピールできます。
例えば、「プロジェクトのリーダーを務め、売上目標を達成した」や「チーム全体のモチベーションを向上させ、目標を達成できた」といった具体的な成果を挙げることで、自分が実際に価値を生み出すことを証明できるでしょう。
また、その成果を得るためにどのようなプロセスを経たのか、どのような問題に直面し、それをどのように解決したのかを詳しく説明することで、あなたの強みが本物であることを裏付けられます。
他の応募者と差別化するためには、あなたが経験した独自の困難や挫折、その中で培った思考や行動を強調することが有効です。
これにより、自己PRがより説得力を持ち、面接官に強い印象を与えられます。
企業への適応性を示す
いくらあなたの強みが素晴らしいものであったとしても、それが企業に適合していなければ意味がありません。
あなたの長所が企業や職務においてどのように役立つのかを具体的に示すようにしましょう。
これにより、企業の採用担当者はあなたがその企業で活躍する姿をイメージすることができます。
例えば、問題解決能力が強みであれば、「この能力を活かして、貴社のプロジェクトチームを成功に導きたい」といった形で、具体的に企業への貢献を示しましょう。
また、自分の強みが企業のミッションやビジョンと一致していることを強調することで、企業文化への適応性もアピール可能です。
さらに、過去の経験から得たスキルや知識が、応募する職種にどのように活かせるかを具体的に説明することで、即戦力としての評価も得られるでしょう。
自己PRの最後に、自分がその企業でどのように貢献できるかを強調し、面接官に強い印象を残し、採用の可能性を高めることができます。
このようにして、自分の強みを単なるスキルとしてではなく、企業の成功に直結する要素として伝えることが大切です。
【冷静さを自己PR】エピソード別!OK例文5選
- アルバイトをアピールする例文
- ゼミナールをアピールする例文
- ボランティアをアピールする例文
- サークルをアピールする例文
- 卒業論文をアピールする例文
ここからは、長所として冷静さをアピールしている自己PRのOK例文を紹介します。
ぜひ例文を参考にしてオリジナルの自己PRを組み立ててみてください。
アルバイトをアピールする例文
自己pr例文
私の長所は、どんな場面でも冷静に物事を観察できるということです。
私は大学時代、コールセンターのアルバイトをしていました。そこは新規で立ち上がったばかりの下請けコールセンターだったこともあり、オープニングスタッフの募集をしていました。仲間と同じラインからスタートできるというところに魅力を感じて応募したのですが、新規ということでレギュレーションが確立していない、という問題が働き始めてから発覚したのです。
しかし既に業務は開始されているし、今更どうすることもできなかったので、取り敢えず働くことになりました。上層部がすぐに解決する気配はなかったので、インターネットで調べたり、SNSでコールセンターに勤務している人とコンタクトを取ったりすることで大まかなレギュレーションの一般論のようなものを働きつつ学んでいきました。その働きが上司の目にも止まり、私のまとめた勤務に関する規則が正式に採用されることとなり、図らずも企業に対して貢献する結果となりました。貴社に入社した後も、この冷静さや行動力を発揮し、日々訪れると思われる様々な課題に対して、最善の解決策を見出していきたいと思います。
ゼミナールをアピールする例文
自己pr例文
私の最も強調したい強みは、厳しい状況下でも「冷静さ」を保ち続けることができることです。
これは大学でのゼミの経験を通じて磨き上げたものです。具体的に述べると、私は大学のゼミで英文学と日本文学の間にある特徴と相違点を研究するチームに所属しています。この研究は非常に高度であり、私たちが初めに立てた仮説に対して、従来の検証方法だけでは十分な証明が得られないことがほとんとです。卒業が懸かっている状況下でのプレッシャーや焦燥感は、チーム全体のモチベーションやパフォーマンスを低下させる要因ともなりかねません。そこで私はゼミ長として、まずは冷静に、チームの状態を整えることから始めました。全員の不安や疑問を共有し、一つひとつ相談し合い、仮説の検証に必要な要素や方法を再検討し、新しいアプローチの提案を行ったのです。検証方法を改善したことで非常に研究に取り組みやすくなり、仮説を立証でき、研究も成功しました。
この経験は私にとって大きな自信となり、チーム内の緊張感や焦燥感を冷静に受け止め、解消するためのアプローチを学ぶ良い機会となりました。この経験から培った冷静さと問題解決能力を活かし、貴社のチームで直面するであろうさまざまな課題や困難な状況にも冷静に対応します。そして最適な解決策を導き出すことで、組織全体の成功に貢献したいと強く思っております。
ボランティアをアピールする例文
自己pr例文
私が自信を持ち、特に強調したい強みは「冷静な判断力」です。
これは地域の保育施設でのボランティア経験を通じて培ったもので、多くの児童とのコミュニケーションの中で磨き上げたスキルだと自覚しています。ボランティアとしての私の役目は、基本的には職員のアシスタントとしてのサポート業務でした。しかし、ある日突然、職員が不在の中で児童同士が喧嘩を始めてしまいました。そこで私は冷静に状況を判断し、まずは安全を確保するためにその喧嘩を速やかに止めました。しかしこれだけではただ喧嘩を止めただけで、「解決とは言えない」と感じました、そこで児童たちに「なぜ喧嘩をしてしまったのか」「どうすればよかったのか」を自分たちで考えさせ、お互いに話し合う時間を与えました。ただ単に問題を解決するだけでなく、児童たちが「自分で考える」習慣をつけるためにも、良い判断であったと考えています。私は冷静さを持って、貴社に貢献したいと考えています。
具体的には、日常の業務においても冷静な判断を下すことはもちろん、数年後には新人や後輩の育成にも深く関わりたいと思っています。問題や課題が発生した際には、その原因を深堀りし、関わる全てのメンバーが成長することができるようなアプローチをとることを心がけます。貴社全体のスキルアップや成長の促進にも積極的に貢献できる人材を目指し、日々邁進していく所存です。
サークルをアピールする例文
自己pr例文
私には冷静な判断力があります。
この能力はダンスサークルでの経験から得られたものです。私は大学時代にダンスサークルのリーダーとして年間最大のイベントの企画を担当しました。どのジャンルで何曲踊るかを決めるにあたって、メンバー間で大きく意見が分かれてしまいました。そこで私は全員の意見を丁寧に聞き、それぞれの要望を考慮しながら、与えられた時間と自分たちのスキルを踏まえ、プログラムを策定しました。結果として、私たちのサークルは最優秀賞を受賞できました。
この経験を通して、自分の判断力と正確な意思決定のスキルに自信を持ちました。今後のキャリアにおいても、この冷静な判断力を活かして、様々な状況で正確な意思決定を行い、貴社のチームやプロジェクトの成功に貢献していくことができると自負しています。特にプロジェクト管理やチームリーダーとしての役割を担う際にはこの能力が非常に重要になると考えています。
卒業論文をアピールする例文
自己pr例文
私は冷静さを持って問題に対処できます。
これは大学卒業論文を作成するにあたって身につけた能力です。卒業論文を執筆するにあたり、メインのデータとして利用するインタビューの数が想定よりも少ないことが判明しました。しかし、このインタビューは遠方で行われたもので、直接再訪して追加取材を行うことは困難でした。そこで私は相手に再度連絡を取り、追加の取材をリモートで行えないか依頼しました。相手は快く追加でのインタビューに応じてくれ、必要なデータを集めることに成功しました。この追加取材のデータを活用して、卒業論文を計画通りに無事完成でき、指導教員からも高い評価を得ることができました。
この経験から、私はいかなる困難な状況においても冷静に対処し、解決策を見つける能力があると自負しています。貴社においてもこの冷静な判断力を活かして、チームやプロジェクトの成功に貢献していくことができると信じています。特に、予期せぬ問題が発生した場合には、この力が大いに役立つと考えています。
【冷静さを自己PR】冷静さの言い換え別!OK例文5選
自己PRで冷静さをアピールする際は、言い換え別に例文をチェックしておくことも重要です。
冷静さはさまざまな言い換えができるため、人によっては、言い換え表現を用いてアピールしたほうが的確に強みを伝えられるケースがあります。
そのためここからは、以下の言い換え別に、自己PRの例文を紹介していきます。
- 落ち着きがある
- 周りに流されない
- 判断力がある
- 洞察力がある
- 慎重に物事を進められる
より自分にとってしっくりくる言い換え表現を模索したうえで、自分ならではの良さが伝わる自己PRを作成してみてください。
例文1:落ち着きがある
自己pr例文
私の強みは、落ち着きがあるため、冷静に状況を判断できることです。
大学の文化祭では、お笑いライブの運営を担当しました。
しかしその際は、ライブのゲストが予定より遅れるというトラブルが発生しました。
混乱が生じる中、私は落ち着いて行動し、まずはゲストに連絡を取って到着時間を確認しました。
そのうえで、空いた時間は適したプログラムを優先的に進行しようと判断し、観客に違和感を抱かせることなくライブを成功に導きました。
これにより、他の運営係からは落ち着いて対応する姿勢を評価してもらえました。
入社後も落ち着きがあるという強みを活かし、状況を的確に判断しながら柔軟に対応することで、円滑な運営に貢献したいです。
上記の例文は、冷静さを「落ち着きがある」と言い換えており、突如起こったトラブルに対して落ち着いて行動したことをアピールしています。
冷静な人は、どのような状況下でも必要以上に動揺せずに、落ち着いて対応できる点が強みです。
そのため、冷静ゆえに平常心を保つことが得意な人は、「冷静」というより「落ち着いて行動できる」「落ち着きがある」と表現したほうが的確な可能性があります。
エピソードを説明する際は、起きたトラブルの内容や周りの状況、それに対して自分はどう冷静に対処したのかを説明しましょう。
例文2:周りに流されない
自己pr例文
私の強みは、常に冷静さを保ったうえで、周りに流されないことです。
大学のサークルで会計を担当した際は、本格的な活動を求めるメンバーと気軽に楽しみたいメンバーの間で意見が対立してしまい、感情的な議論になることがありました。
そこで私は、その場の雰囲気に流されないように冷静に対処し、両者が納得できる仕組みを提案しました。
結果、誰でも気軽に参加できる日程とは別に、本格的な活動日を作ることで議論はきれいにまとまりました。
これによりメンバー全員が予算設定に納得し、サークル活動の活性化につながりました。
入社後も周りに流されない強い意思と冷静さを活かし、周囲の意見を尊重しつつ、冷静な判断で組織の発展に貢献したいと考えています。
上記の例文では、冷静さを「周りに流されない」と言い換えたうえで、議論がヒートアップしている状況でも流されずに対処したことを具体的なエピソードとして伝えています。
冷静な人は、周りの意見や混乱した状況などに左右されず、常に冷静さや客観的な姿勢を保つことができます。
そのため、自分の強い意思や考えを維持できるという意味では、ビジネス環境においてしっかりと主体性を発揮できるともいえます。
エピソードを述べる際は、周りに流されないようにする中でどのような行動を取ってきたのかを、具体的に伝えましょう。
例文3:判断力がある
自己pr例文
私の強みは、必要なことを判断する力があることです。
飲食店のアルバイトでは、時間帯責任者を務めており、お客様対応やスタッフの管理を任されていました。
ある日、クレーム対応をする際にお客様が感情的になり、店内の雰囲気が悪くなってしまったことがありました。
そのため私は、その場しのぎの対応で謝罪するのではなく、まずはお客様の話を冷静に聞き取ることで事実関係を整理しました。
そのうえで具体的な解決策を提示し、誠意を持って対応しました。
結果、最終的にお客様にご納得いただき、店長からは必要なことを見極める判断力があると評価していただきました。
入社後も強みである判断力を活かし、冷静かつ的確に状況を分析することで、円滑に業務を回すうえで必要なことを見極めていきたいです。
上記の例文では、冷静さを「判断力がある」と言い換えており、大変な状況下で必要なことを冷静に判断してきたことをアピールしています。
冷静な人には、常に客観的な視点で必要なこと、最適な選択肢を判断できる強みがあります。
ビジネス環境は、常に判断や選択の連続といえるため、判断力がある人は評価につながりやすいでしょう。
そのため、エピソードを伝える際は、どのような環境下でどのような判断・選択をしてきたのかを具体的にアピールすることが重要です。
例文4:洞察力がある
自己pr例文
私の強みは、相手のニーズを的確にとらえることができる洞察力です。
学生時代の飲食店のアルバイトでは、お客様アンケートの総合評価があまり上がらないことが課題でした。
そこで私は、お客様が快適に過ごせるよう、常に店内の状況を注意深く観察するように心がけました。
お皿が空いていればさりげなく下げ、ドリンクが少なくなれば追加注文を伺ったうえで、店内の温度にも積極的に気を配りながら対応しました。
その結果、「気配りが行き届いている」と高評価をいただき、顧客満足度向上に貢献することができました。
入社後も強みである洞察力を活かし、お客様の要望やお悩みを迅速かつ的確に把握することで、満足度の向上に貢献したいと考えます。
上記の例文では、冷静さを「洞察力がある」と言い換えており、周りを冷静に注意深く観察してきたことをアピールしています。
冷静に周りの状況を見て物事を判断できる人は、身の回りの人が何を求めているのかを洞察するスキルに長けている傾向です。
このようなスキルは、お客様対応などで高い評価を得られる傾向にあり、具体的にアピールすれば魅力を感じてもらいやすいでしょう。
「直接言われたわけではないこと」を自分で考えて察知し、行動につなげてきたエピソードを伝えることが効果的です。
例文5:慎重に物事を進められる
自己pr例文
私の強みは、慎重に物事を進め、リスクを事前に考慮して行動できることです。
大学のイベント運営を担当した際は、当日は毎年トラブルが多く、対応が後手になってしまいがちなことが運営側の課題であることを知りました。
そこで私は、スムーズな進行のために、プログラムごとに発生しうるトラブルを洗い出しました。
その上で、万が一に備えた対応策をあらかじめピックアップし、迅速に対処できる体制を整えました。
実際に当日は音響設備のトラブルが発生しましたが、事前に予備スピーカーを用意していたため、イベントは混乱に陥ることもなく成功につながりました。
入社後も慎重に物事を進められる力を活かし、事前のリスクを想定しながら行動することで、トラブルには冷静かつ迅速に対応していきたいと考えます。
上記の例文では、冷静さを「慎重に物事を進められる」と言い換えており、トラブルに備えてリスク回避策を強化したことをアピールしています。
冷静ゆえに慎重に物事を進められる人は、しっかりとリスクマネジメントできるため、トラブルに対して先手の対応ができます。
そのため、実際にトラブルが起きても無駄にリソースを取られてしまうことがなく、トラブルがつきものである現場ではより効率的に動ける可能性があります。
エピソードを述べる際は、どのような点を工夫して慎重に行動してきたのかをアピールすると良いでしょう。
【冷静さを自己PR】長所として冷静さをアピールする時のNG例文
本章では、長所として冷静さをアピールする時のNG例文を2つ紹介します。
冷静さをアピールすることは、万能ではありません。
伝え方を間違えると、本来の効果が得られないでしょう。
限られた文字数や時間の中で、効率よく自分の魅力をアピールするために、参考にしてください。
自分で用意した自己PR内で、同じミスがないか確認しましょう。
今後の展望が見えない
私は、部活でチームをまとめる役に注力しました。
その結果、役割を果たすためには、冷静さが重要だと学びました。
採用されましたら、部活で培ったこの冷静さを活かして貢献していきたいと思います。
冷静さを活かしたい内容は伝わります。しかし、将来どのように活かすのかが曖昧です。自己PRは、自分の強みが仕事にどう貢献するのか伝えましょう。採用担当者は、入社後に活躍が見込める人材を採用したいと考えています。そのため、自分の能力が成果につながることを想像させる文章にしてください。「入社後は、冷静さを活かして、トラブルを迅速に解決するつもりです」など、具体的に伝えることが大切です。
冷静さが的確に働いていない
飲食店のアルバイトを務めていた際に「商品の提供が遅い」とお客様からお叱りを受けました。
そこで、私は冷静さを活かして、問題を分析し、さまざまな人と対話を重ねて問題を解決しました。
問題を分析できたのは冷静さの賜物です。しかし、対話を重ねた結果、問題を解決したのは、コミュニケーション能力を発揮したからです。冷静さを的確にアピールした文章になっていません。冷静さをアピールしたいのであれば、どのようにして分析したのかを詳しく説明しましょう。完成した自己PRを読み直す際は、自分が一番伝えたい内容が強調できている文章になっているかチェックしてください。
積極性がないと思われている
私は冷静な判断ができる人物です。
大学祭の役割分担を決める際に、冷静さを発揮しました。
私の通う大学では、渉外部が花形です。
そのため、多くの学生が立候補することは明らかでした。
そこで私は一歩後ろに下がり、立候補を辞退しました。
その結果、役割分担がスムーズに決まりました。
入社後は、冷静な判断でチームを支えていきたいです。
冷静さをアピールするつもりが、消極的な印象を与えています。
エピソード内で冷静な判断ができていないからです。
役割分担を決める際に、自分の意見を我慢するのは冷静と言えません。
確かに組織内でバランスを取ることは重要です。
しかし、自分の意思を押し殺してしまうと不満が募る原因になります。
とくに採用担当者は「積極的に仕事に取り組んでくれそうにない」と評価する危険性があるため注意してください。
協調性がないと思われてしまう
私は、周囲に流されない冷静な人物です。
チームが誤った判断をくだした時に、きちんと意見できるからです。
私はテニスサークルに所属しています。
私が大学3年生の時に今後の方針を話し合う機会がありました。
多数決により大会での優勝を目指して、練習機会を増やすことになりました。
しかし、私は緩く活動したかったため、最後まで反対しました。
今回の経験から入社後も、自分の考えと違うものはきちんとNOが言えるように努めたいです。
周囲に流されない印象よりも協調性の無さが際立っています。
採用担当者からは、チームの輪を乱す人物と評価されるかもしれません。
確かに自分の意見を伝えるのは重要です。
しかし、伝え方が悪いため、冷静さのアピールになっていません。
冷静さが悪い印象になっていないか、自分以外の人に読んでもらい確認しましょう。
【冷静さを自己PR】冷静さを長所としてアピールしよう!
例文のように、トラブルに対して論理的に、冷静に向き合ったことを伝えられると話に説得力をもたせることができます。
冷静さをアピールする時には、実例も紹介するようにしましょう。
就活市場では、今後も新卒の就職活動に関する様々な情報を発信していきますので、ぜひ他の記事もご覧ください!
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
柴田貴司
(就活市場監修者/新卒エージェント本部幹部)
柴田貴司
(就活市場監修者)
長所をアピールする際には、あなたがなぜその企業に応募しているのか、だけではなく、なぜその企業でなければならないのかについて、わかりやすく説明することが大切であると言えます。