ゼミ活動のガクチカの受かる書き方とは?例文とポイントを徹底解説!

ゼミ活動のガクチカの受かる書き方とは?例文とポイントを徹底解説!
この記事のポイント
  • ゼミでガクチカを書いてよし!
  • 書く時のポイントは7つある!
  • 書き方のフローがあるから真似するだけでガクチカが作れる!
  • 例文で具体的なイメージを持てる!

「ガクチカにゼミでの活動は使っても良いの?」 

「ガクチカでゼミでの活動を使うメリットは何?」 

「ガクチカでゼミでの活動を使って自分をアピールするためにはどう書いたら良いの?」

このように、ガクチカで何を書こうか、ゼミでの活動は書いても良いのかなどを悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ガクチカでゼミでの活動を使うメリットやその書き方について紹介をしています。

また例文もいくつか紹介しているので、参考にしてみてください。

この記事を読むことで、自分が学生時代力に注いできたゼミでの活動を使って自分自身をアピールすることができます。

他の就活生と差をつけられるようなガクチカを、ゼミでの活動を使って作成したいという方は是非ご覧ください。

【ゼミでガクチカ】活動をアピールしていい!

ガクチカとは学生時代に力を入れたことの略称であり、現在では定着しつつある就活用語の1つです。

ガクチカは、エントリーシートなどの書類選考時はもちろんのこと、面接などでもよく聞かれる頻度の高い質問です。

そのため就活生は、ガクチカで何を答えるかは事前に考えておく必要があるでしょう。

また、学生時代ゼミでの活動に力を注いできたという方もいるでしょう。

ゼミでの活動をガクチカに用いることは特に問題はなく、むしろ企業側に好印象を与えることもできます。

しかし、ゼミ活動は多くの就活生がガクチカに使うテーマでもあります。

ゼミ活動をガクチカに使う場合は、ガクチカで自分の何をアピールするかをよく考えた上で使うと良いでしょう。

ガクチカを質問する意図とは?

多くの就活生はこれまでの体験や経験から企業を志望しているかと思います。

しかし、なぜその企業を志望するのかと学生時代に力を入れたことに直接的な関係性はありません。

では、なぜ企業はガクチカを質問してくるのでしょうか。

全ての質問には意図があります。

企業が何を知りたくて聞いているのかを理解することで自分がなにを答えればいいのかを把握することが出来ます。

ここで、企業が着目している項目は主にこの3つです。

質問の意図

・人柄を知りたい
・持っている能力を知りたい
・入社した際の働き方を知りたい

実は、企業はゼミの活動の内容や研究が成功したか否かということにはあまり関心がないのです。

むしろ、その活動の成功のためにどのようにその人が考え、動いたのかという過程の部分に注目しているのです。

この内容に関しては別の記事にて詳しく記載させていただいていますので、そちらをご覧ください。

【ゼミでガクチカ】活動をアピールするメリット

ガクチカのテーマは人それぞれです。

ゼミ活動の他にも、サークル活動やアルバイト、またはインターンなどをテーマにする方もいます。

そしてそれらのテーマの中でもゼミでの活動は定番のテーマとも言われ、ガクチカに使うことで感じることができるメリットがいくつかあります。

次は、ガクチカでゼミでの活動をアピールするメリットについて紹介をしていきます。

メリット

・比較的ガクチカを作成しやすい
・面接官が活動の様子をイメージしやすい
・面接官に入社後の自分の役割をイメージしてもらいやすい
・興味関心の対象を伝えやすい

比較的ガクチカを作成しやすい

ゼミでの活動には、その活動をする上での目的やゴールがはっきりしている場合が多いです。

そのため、そのゴールや目標のためにどう行動したかを考え作成すれば良いので、比較的ガクチカを作成しやすいと言えます。

また、多くの研究においてはその研究を成功させるためのフローが存在しています。

自分がなにをしてきたか忘れてしまったという場合においても、そのフローをたどるだけで自分の行ってきた研究を簡単に整理することができます。

文章を考えるのが苦手と言う場合は、ガクチカをゼミでの活動にするのは1つの良い手でしょう。

面接官が活動の様子をイメージしやすい

ゼミ活動は、他のテーマに比べて面接官がイメージしやすいテーマでもあります。

なぜなら、大学を卒業した面接官の多くが、ゼミ活動を体験しているからです。

経験していることならば、たとえ研究内容が全く分からなかったとしても、その過程で苦労したことなどは理解しやすいでしょう。

理解できると、共感もしやすくなり好印象も与えやすいでしょう。

面接官に入社後の自分の役割をイメージしてもらいやすい

ゼミの中には、数人でグループとなり協力して目標達成のため研究を重ねるような活動を行うこともあるでしょう。

そのため、ゼミでの活動をガクチカで使うと、グループの中で自分がどんな役割を果たす人材なのかを伝えることができます。

それを伝えることで、面接官に社会人になった際の自分の役割をイメージしてもらいやすくなるでしょう。

このように自分が入社後にどんな形で会社に貢献できる人材なのかをアピールできるのも、ガクチカでゼミでの活動を用いるメリットの1つと言えます。

興味関心の対象を伝えやすい

多くの方は、ゼミを選ぶ際に自分が興味を持っている内容の研究を行っている所を選んでいるでしょう。

そのため、ゼミでの活動をガクチカで使うことで、あなたの興味や関心を面接官に伝えることができます。

また、ゼミの内容によっては自分の研究をゼミの中で行うものと、1つのゼミで一つの課題に全員で取り組むものがあるかと思います。

どちらもご自身の興味関心にちなんで志望していらっしゃるかとは思いますが、特に個人で研究を行う場合、興味関心が色濃く反映されることになります。

何に興味があり、どんな思いでそのゼミでの活動を行ったのかを伝えることで、あなたの人柄を理解してもらえるでしょう。

【ゼミでガクチカ】活動を書くときのポイント9選

ガクチカでゼミでの活動を書く際は、「ただ何をしたのか」だけを書くのは良くありません。

繰り返しになりますが、企業側はあなたがゼミで何をしたのかを知りたいのではありません。

あなたがゼミでの活動を通して、何を学びどう成長したのかを知りたいのです。

次は、ゼミでの活動をガクチカに書く際のポイントについて紹介をしていきます。

ポイントまとめ

1.最初に構成を作る
2.専門的な言葉は使わないようにする
3.企業の特性にあった内容をアピールする
4.取り組んだ内容の羅列はNG
5.仕事との関連性が高いときは内容を詳しく伝える
6.仕事との関連性が低いときは過程をアピールする
7.自分の価値観がきちんと伝わるように心がける
8.活動の成果や反省点を書く
9.活動にどのように取り組んだかを明示する

 1.最初に構成を作る

どんなテーマでも同様ですが、ガクチカを書く際はまずは構成を作りましょう。

そしてその際採用担当者が理解しやすいよう、まずは結論から書きだすと良いです。

大切なのは、読み手が理解しやすい構成になっているかです。

伝えたいことが山のようにあったとしても、読み手のことを考え、分かりやすい文章になるよう注意して作成していきましょう。

2.専門的な言葉は使わないようにする

就活生の中には、専門的な研究をゼミで行ったという方もいるでしょう。

そしてそのような方の中には自分が行った研究内容を伝えるために、専門的な言葉や知識をガクチカでたくさん使ってしまうようなこともあります。

しかし、これは良くありません。

専門的な言葉や知識をガクチカで使われたとしても、採用担当者がその場ですぐに理解するのは難しいです。

また、研究内容ばかりでは実際にあなたが何をアピールしたいのかがよく分からないまま終わってしまう場合もあるでしょう。

そうならないよう、研究内容はあくまで導入と考え、できる限り簡単に説明をするようにしましょう。

3.企業の特性にあった内容をアピールする

ガクチカを考える際にはまず、採用試験を受ける企業の特性などを知っておく必要があります。

そのため、企業研究はしっかり行っておきましょう。

そして企業の求める人物像、社風などを良く理解し、その上で企業の特性にあったガクチカを考えるようにしましょう。

あなたがゼミでどれだけ優れた内容の研究をしていたとしても、企業が求めている人材でない場合はその企業にとっては必要がないと見なされてしまいます。

そのためガクチカではゼミ活動を使いながら、自分はその企業に適した人材であるということをアピールしていくことが大切です。

4.取り組んだ内容の羅列はNG

ガクチカを考える際、自分が何に取り組んだのかをまずは採用担当者に知ってもらう必要があります。

そのため、なるべく具体的なエピソードなどを含めながら作成していくと良いでしょう。

しかし、一方で取り組んだ内容を延々と伝えるのは良くありません。

取り組んだ内容は、あくまで採用担当者側がイメージしやすいように分かりやすくまとめることを心がけましょう。

5.仕事との関連性が高いときは内容を詳しく伝える

ゼミでの活動が、その企業の仕事内容と関連性が高いという場合もあります。

そしてその活動内容の専門性が高ければ高いほど、採用担当者は興味をひいてくれる可能性もあるでしょう。

そのため自分のゼミでの活動が、その企業の仕事内容と関連しているような場合は自分が行ってきた研究の内容を詳しく伝えるのもおすすめです。

また面接などの場合は、あなたが行ったゼミ活動についてさらなる質問が飛ぶ可能性もあります。

そのような場合にも適切な回答ができるよう、準備をしておくと良いでしょう。

6.仕事との関連性が低いときは過程をアピールする

一方で、ゼミでの活動内容がその企業の仕事内容と関連性が低い場合もあるでしょう。

特に文系の方は、自身が研究してきたことが企業の仕事内容と結びつくという可能性は低い場合が多いでしょう。

そのような場合はゼミで行ってきた活動内容ではなく、その活動を行った過程をアピールすると良いです。

目標に向けてどのように頑張ったのか、または何が大変だったのかなどを思い出しガクチカを作成しましょう。

どんな思いであなたがゼミを頑張ったのかが伝われば、好印象を与えるガクチカにもなるでしょう。

7.自分の価値観がきちんと伝わるように心がける

ガクチカでゼミでの活動を伝える際に大切なのは、あなたがゼミでの活動を通してどう感じたか、そしてどのように成長したかです。

そのため、ガクチカができた際は、自分の価値観がきちんと伝わるような内容になっているかを再度確認するようにしましょう。

採用担当者は、ゼミでの活動内容ではなく、あなたの人間性をガクチカで見ているということを忘れずに作成しましょう。

8.活動の成果や反省点を書く

企業は学生がゼミを通して何を学び、どのように成長したのかを知りたいと考えています。

そのため活動の成果だけでなく反省点も正直に書きましょう。

反省点を書くことで、課題に直面した際にどのように対処して、克服したのかをアピールすることができます。

また「成果をあげた」ではなく、どのように成果を上げたのかを具体的に書くことによって伝わりやすくなります。

9.活動にどのように取り組んだかを明示する

企業は、学映画どのような能力やスキルをもっているのかを知りたいと考えています。

ゼミ活動の中で自分はどのような役割を担い、どのような責任を果たしたのかを明確にしましょう。

活動を通して発揮した強みや能力を具体的に書き、企業が求める人物像とどのように合致しているのかをアピールしましょう。

【ゼミでガクチカ】活動をアピールする書き方!

前述したようにガクチカを書く際は、まず最初に構成を作ると良いです。

そしてその構成と言うのが、以下のものです。

結論→動機→目標と課題→取り組み→自身の強み→結果

では、それぞれどのようなことを書くべきなのでしょうか。1つ1つの項目の内容について詳しく説明をしていきます。

結論

ガクチカを書く際は、まずは結論から書いていきます。

あなたがガクチカで書きたいことがゼミでの活動ならば、文章の最初は「私は学生時代ゼミでの活動に力を注いできました。」という内容が良いでしょう。

このように結論からスタートすることで、採用担当者もここからゼミでの活動についての話が始まるということを予想することができ、理解しやすくなります。

動機

次は、そのゼミを選んだ理由、つまり動機について書いていきましょう。

そのゼミを選んだ理由について説明することで、採用担当者はあなたが何に興味がある人なのかを知ることができます。

また、採用担当者はあなたが入社後にどれだけ熱意を持って働いてくれるかを知りたいという思いもあります。

そのため、どんな思いや熱意を持ってゼミでの活動を行ったのかを書くのも良いでしょう。

目標と課題

設定した目標や課題とは、あなたがゼミでの活動の中で行った研究内容や取り組みについてです。

ゼミでは、目標や課題に向けて研究をし、最終的にはレポートや卒論にするのが一般的です。

そのため、「ただゼミでの活動を頑張った」ではなく、実際に何を頑張ったのかを書くと良いでしょう。

この際、前述したように専門用語を多用したり、取り組んだ内容を羅列するのは避けましょう。

取り組み

目標と課題の次はアプローチについてです。

ゼミでの活動で掲げた目標に対して、具体的に何を行ったのか、発生した困難や問題点に対してはどう対策をうったのかについて書きましょう。

そして結果がどうだったのかまでを書くことで、一連のストーリーになり、採用担当者も想像しやすくなります。

また、書く内容が目標の結果に結びついたエピソードでなくても良いです。

失敗談からも学ぶことは多いので、自分の強みや良さをアピールできるようなエピソードで書くと良いでしょう。

自身の強み

具体的な経験談を書き終えたら、ここからはその経験から感じた自分の強みや良さについて書きます。

1つの経験でも、感じることや取り組み内容は人それぞれです。

あなたが行った取り組みから感じた自分の強みはどこにあるのかを書くと良いでしょう。

この項目を書くためには、自己分析ができていないと難しいでしょう。

うまく内容を作れないという場合は、今一度自己分析に戻ってみるのも1つの手です。

結果

最後は、ゼミでの活動を通してあなたがどう成長したのかについて書きます。

この項目を書く際の注意事項としては、ただの感想にならないようにすることです。

そのため、この項目で書く内容は、社会人となった際に活用できるような内容が良いでしょう。

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【ゼミでガクチカ】例文を5つご紹介!

ポイントや書き方は理解できても、それをうまく文章にできないという方もいるでしょう。

1人では前に進めないという場合は例文を参考にしたり、人に聞いたりしてみるのも良いでしょう。

アピールしたいポイントに分けて例文をいくつか紹介していきます。

協調性

例文

私は学生時代ゼミ活動に力を注いできました。

私のゼミでは、10人ほどのグループで1つの課題について研究を重ね、その内容を定期的に発表をするという活動を行っていました。

しかし最初の頃は、1人1人研究を行い意見をまとめる形をとっていたので、なかなか意見がまとまらないことも多く、発表日までに研究を終わらせることが難しく苦労をしました。

そこで私は、スムーズに活動が行えるよう10人の人数をさらに3つのグループに分けることを提案しました。

グループに分け、グループごとに役割を与え、最後にまとめました。

結果、期日までに内容をまとめられるようになりました。

この経験から、大人数で何かを行うことの大変さを感じました。

しかし一方で、大人数であっても協力すれば良い内容の研究に仕上がるということ、そして効率が上がることを学びました。

この経験から学んだことを生かし、社会で活躍をしていきたいと思います。

ポイントの解説

5つのポイント
  1. 自分のやったこと→グループでの研究
  2. 活動の中で生まれた課題→意見がまとまらない
  3. 解決策の提示→小集団にグループ分け
  4. 結果の提示→期日までに内容をまとめられた
  5. 経験から考えたこと→大人数の利点と難しさ

リーダーシップ

例文

私は学生時代、所属していたゼミのゼミ長を務めていました。

ゼミ長の主な仕事は、約30人ほどいる仲間たちをまとめ、研究の進捗を取り、教授に報告をしていくというものでした。

しかし私も含め他の学生達もゼミ以外での活動もあり、なかなか研究が進まず教授に報告できるほど研究が進まない時期がありました。

このままでは、報告会に間に合わないと考えた私は、オンライン上でスケジュールや研究状況を皆が確認できるシートを作りました。

その結果、私以外の学生も常に研究の進捗状況が分かるようになり、結果スムーズに研究が進むようになりました。

ゼミ長という役割を通して、大人数をまとめることの困難さ、そして困難なことが発生した際も、何かうてる対策はないか考えることの大切さを知りました。

御社に入社した際は、この経験を活かし貢献していきたいと考えています。

ポイントの解説

5つのポイント

ゼミ長としてリーダーシップの発揮

  1. 活動の中で生まれた課題→時間がなくて研究が進まない
  2. 解決策の提示→日程を調整しやすいようなシートの作成
  3. 結果の提示→研究の進捗を相互に確認できるようになり効率化
  4. 経験から考えたこと→人をまとめる大変さ考える大切さ

行動力

例文

学生時代、一番力を注いだのはゼミでの活動です。

私が所属していたゼミは個人での活動が多く、他のゼミのようにグループで活動をするようなことはほとんどありませんでした。

私はこのままでは、ゼミ生同士の交流が希薄になってしまうと感じました。

そこで私は、教授に個人での研究を定期的に発表し、他のゼミ生と意見を交換する場を作りたいということを提案しました。

教授から了承を頂き、今では月に1回意見交換の場を持つことができました。

そして、その結果今まで話したこともなかったゼミ生とも交流ができるようになり、ゼミの雰囲気も明るくなったように感じています。

私はこの経験から、疑問に思ったことの解決策を考えること、そしてそれを行動にうつすことの大切さを学びました。

この経験を生かして、自分の行動力を強みに御社に貢献していきたいと考えています。

ポイントの解説

5つのポイント
  1. 自分のやったこと→ゼミ生同士の交流の活性化
  2. 活動の中で生まれた課題→個人活動が多く交流が希薄
  3. 解決策の提示→意見交換の場の作成
  4. 結果の提示→雰囲気が明るくなった
  5. 経験から考えたこと→自ら考えて行動に移す大切さ

課題発見力

例文

私は学生時代ゼミ活動に力を注いできました。

私の所属するゼミではゼミ生が共通のフィールドに赴き、少人数のグループに分かれて研究活動を行いました。

しかし、組んだチームの人の興味関心がバラバラでどのようなことを対象に研究を行うのかが全く決まりませんでした。

そこで私はチームのメンバーそれぞれ関心をブレインストーミングの要領で書き出し、それぞれの関心にどのような共通点があるのかをディスカッションして整理していきました。

その結果、全員にとって関心がある課題を見つけることができ、調査を実行することができました。この経験から、私は物事を整理して論理的に考えることの大切さを学びました。

この経験を生かして御社でも活躍していきたいです。

ポイントの解説

5つのポイント
  1. 自分のやったこと→グループ内での課題発見
  2. 活動の中で生まれた課題→全員が関心をもつ課題を見つけることが出来ない
  3. 解決策の提示→全員の関心をリスト化して関心の相関図の作成
  4. 結果の提示→全員の共通の関心を見つけ協力できた
  5. 経験から考えたこと→物事を整理して論理的に考えることの大切さ

傾聴力

例文

私は学生時代ゼミ活動に力を注いできました。

私はゼミ活動の中で主に地域の方へのインタビューを通し調査を行ってまいりました。

しかし、お時間をいただいてインタビューさせていただいているにもかかわらず、自分が聞きたいことをうまく聞き出すことができずにいました。

そこで、私は相槌を打つなどで共感を示しつつ、積極的に自己開示も行うことで対象者との信頼関係の構築に努めました。

その結果、対象の方からより深いお話を聴きだすことができ、年度の最優秀論文に選出されました。この経験から人の話を聴くという行為の難しさと

その面白さを感じることができました。

御社でもこの話を聴く力を使い貢献していきたいです。

ポイントの解説

5つのポイント
  1. 自分のやったこと→傾聴による研究内容の充実化
  2. 活動の中で生まれた課題→対象者から表面的な話しか聞き出すことが出来ない
  3. 解決策の提示→相槌(共感)、自己開示により信頼関係を構築した
  4. 結果の提示→対象者からより深い話を聞きだし年度の最優秀論文として評価された
  5. 経験から考えたこと→人の話を聴くことの難しさと面白さ

【ゼミのガクチカ】文字別のガクチカ例文

ここまでガクチカを聞かれる意図やポイント、活動について書く際の注意点なども解説しました。

ここからはゼミを題材にしたガクチカの例文を文字数別に紹介します。

本記事のおさらいにもなるため、ぜひ自分が話す話題と異なる例文も参考にしてみてください。

200字のガクチカ

例文

私は学生時代、ゼミ長として課題解決プロジェクトに力を入れました。

プロジェクトでは意見の対立、そして不明瞭な役割分担が原因で、作業が停滞していました。

私はまずチーム内の意見を整理し、明確な目標設定と役割分担を提案しました。

これによりチームの士気が向上し、プロジェクトは成功しました。

この経験から、正しい役割分担とリーダーシップがいかに重要かを学びました。

この経験を活かし、貴社では将来的にリーダーとして活躍したいと考えています。

300字のガクチカ

例文

学生時代に最も力を入れたのは、データ分析プロジェクトです。

このプロジェクトでは、顧客の購買行動を解析することにより、企業のマーケティング戦略に貢献することを目指していました。

しかし、データの整理と分析手法の選定が大きな課題でした。

そこで私は新しい分析ツールを学び、より効果的なデータ処理方法を導入することで、問題を解決しました。

その結果、顧客の購買パターンを正確に把握し、企業のマーケティング戦略の改善に直接的に貢献できました。

この経験から、データ分析の重要性と、適切なツールの選定がプロジェクト成功に不可欠であることを学びました。

貴社においても、データ分析力と学び続ける姿勢でマーケティング業務で貢献したいと考えています。

400字のガクチカ

例文

学生時代に最も力を入れたのは、大学2年生の時に参加した留学生との共同プロジェクトです。

このプロジェクトでは日本文化を紹介するプレゼンテーションを作成しましたが、文化的な誤解による意見の相違も多々ありました。

準備中、私たちの間には文化的な違いから多くの誤解が生じ、プロジェクトが停滞する事態になりました。

そこで私は留学生の文化と価値観を尊重し、より深くコミュニケーションを取ることに努めました。

また、相手の視点を理解しようとする姿勢を持ち続け、お互いの意見を内容に盛り込みました。

最終的には、それぞれの文化の良さを活かしたユニークなプレゼンテーションを完成させ、他のグループからも高い評価を受けました。

また、異文化間の相互理解に基づく協働の価値を深く学ぶこともできました。

この経験を活かし、英語力と異文化への深い理解を活用して、海外進出を目指す貴社において、取引先とのやりとりや良好な関係構築に貢献する所存です。

600字のガクチカ

例文

私が学生時代に最も力を入れたのは、少子高齢化問題に関連する社会保障制度の課題についての研究発表です。

日本は急速に進む少子高齢化と、それに伴う社会保障制度の確保が大きな課題となっています。

この重要な社会問題に対する深い理解と具体的な改善策を提案することが、私の研究の目的でした。

このプロジェクトでは、まず範囲を絞らずに文献調査を始めました。

国内外の少子高齢化に関する研究や、先進国の社会保障制度に関する文献を調べ、日本独自の課題と国際的な対策の違いを把握しました。

分析を進める中で、特に医療や年金制度の負担増加が顕著であることが明らかになりました。

これに基づき、私は財源の確保と効率的な資源配分を主眼に置いた改善提案をまとめ、それを論文として発表しました。

発表では、具体的なデータに基づく分析と、実現可能な提言を通じて、教授からも非常に高い評価を得ることができました。

この経験から、私は複雑な社会問題に対する深い洞察力と、論理的な思考力を養うことができました。

また、異なる専門分野の専門家と協力しながら、多角的な視点から問題を捉え、解決策を導く力を身につけました。

貴社においてはこの洞察力と論理的思考力、そして様々な意見を受け入れる姿勢を活用し、貢献します。

プロジェクトの進行において、多くの意見を受け入れながら洞察に基づいた質の高い意見を提供し、解決へと導く所存です。

【ゼミでガクチカ】活動について書いて選考を突破しよう!

ゼミ活動は、他のテーマに比べて好印象を持たれやすく、また社会人になったあなたをイメージしやすいテーマの1つです。

そのため、ガクチカに書く内容としては最適な内容とも言えるでしょう。

大切なのは具体的な経験とあなたの強みを結び付けるところです。

また企業の特性に即した内容になっているのかも確認をしておきましょう。

これからガクチカを考えるという方は、この記事を参考に自分の人柄や強みをアピールできるガクチカを作成してみてはいかがでしょうか。

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