大学1〜2年生の頃は講義やサークル、バイトなど、新しい環境に慣れるために日々を送るうちに、あっという間に時間が過ぎてしまった人も多いのではないでしょうか。
そして大学3年生になり、就活を意識しようとしても、すぐに生活を切り替えるのは難しいかもしれません。
大学生の就活は、3年生になると本格的に始まります。
3年生になってから、少しずつ就活について考え始め、インターンや説明会に参加する学生は多いです。
しかし、中には「就活が面倒くさい」「就活と言われても何をすればいいのかが分からない」という人もいるでしょう。
そのような人は、多くの場合は4年生になってから取り組もうとしますが、それでは自分の可能性を大きく狭めてしまいます。
ここでは、まだ就活を始めていない大学3年生に向けて、今すぐにやるべきことを解説していきます。
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【大学3年生でやるべきこと】大学3年生で就活が必要な理由
大学3年生の段階で「就活はまだ早い」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。
ただ昨今では選考が早期化しており、早く準備を始めても損はないでしょう。
選考は、大学3年生の5月にはすでに始まっているからです。
一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)は21年春以降に入社する社員についてはそれまで定めていた「3月解禁・6月面接」のルールを廃止し、それに伴いインターンシップと採用を直結させないといったルールもなくなりました。
つまり、早ければ3年生の間に内定を得ることが可能になったのです。
もし内定を確実にもらいたいなら、大学3年生から就活を始めた方がいいでしょう。
【大学3年生でやるべきこと】世の中の選択肢を知る
昨今では働き方も多様化していますが、やりたいことが見つからない原因は、単に知らないというだけです。
学生のなかには「何から始めたらいいかわからない」や「何をしたくないのかすらわからない」という人も多いでしょう。
ただそれは選択肢の幅が狭いのも原因で、世の中にどんな仕事があるのかを知らなければ、そもそも選ぶ範囲は限定されます。
たとえばパフェを知らない人はパフェを食べたいとは思わないですし、レストランにメニュー表がなければ料理を選ぶこともできません。
そのため、まずは世の中にどんな働き方があるかを知っておくことが大切です。
もし世の中にある仕事の選択肢を広げたいなら、業界や職種を積極的に調べれば、どんどん自身の選択肢も広がるでしょう。
読書をする
大学3年生に限りませんが、就活をするならビジネス書は読んでおいた方がいいでしょう。
なぜなら、ビジネス書などの著者は世間でいう「成功している人」に該当し、その人の生き方を学ぶのに最適な教材だからです。
また社会人としての基礎知識をつけるためにも、ビジネス書は有効です。
入社後に先輩や上司に教わる前に、マナーを身につけておけば、即戦力になると面接官にも好印象を与えられます。
読書は知識だけでなく、深い考えをもつのに最適なので、余裕があるときはビジネス書も読んでおきましょう。
新聞を読む
新聞を日常的に読む習慣を身につけておきましょう。
インターネットでも新聞記事を読むことはできますが、紙の新聞に毎日目を通すのがおすすめです。
その理由として、新聞の一面には情報が総括されていることをあげられます。
一面で見るべき記事をチェックしておけば、忙しい日でもあとから読み返せるというメリットがあるのです。
インターネットだと、最新の記事に差し替えられてしまうことも多く、探す労力がかかります。
また新聞にはいろいろな企業の広告があり、企業を知るきっかけや企業研究の材料にもなり、有益です。
ニュースを見る
大学3年生以降は、ニュースを見る習慣をつけるようにしましょう。
まずは、テレビや配信サイトをつけておくだけでも構いません。
新聞や読書と違って、比較的簡単に情報を得られるため、情報取得の手段として優れています。
また、情報を得る習慣がない人は、まずは「ながら見」などから始めてみても良いでしょう。
ながら見のように片手間に見るのであれば、ハードルが低くなり、習慣として取り入れやすいためです。
ただ、情報の偏りが生じてしまう可能性は否めないので、さまざまなニュースを広く収集するようにしましょう。
自分の目に入ったものに興味をもつ
現在世の中にあるものは、必ず誰かが働いた結果生まれたものです。
たとえばスマホなら設計や部品、運送、販売などに人の手が関わっていますし、電車に乗るときも管理してくれている誰かがいます。
商品だけでなくサービスでも同じことがいえます。
まずは、消費者から生産者、提供者の視点に立つことが大切です。
もし自分の立ち位置を確認したいなら、自己分析を始めましょう。
目指す業界や企業がまだない状態でも、自分の目に入ったものに興味をもてるようになり、「○○を作っている○○に応募したい」など、考えもまとまります。
アルバイトをする
大学3年生では、バイトをするのもおすすめです。
バイト先では正社員やフリーターなど、学校では話せない人と話せるからです。
ただ地元や、同じ学校の生徒が多いバイト先は避けるようにしましょう。
価値観が似ていれば、得るものも少ないからです。
大学3年生はバイトでも敬遠されがちですが、長く続けたいならまず目標を決めましょう。
出費を計算し直して、足りない分にバイト代をあてるのも有効な方法です。
またバイトをやめるのであれば、11~12月頃にしましょう。
本格的な就活が始まる時期は、バイトとの掛け持ちも難しくなります。
【大学3年生でやるべきこと】通年でやること
ゆとりをもって就活を始めるためにも、大学3年生になったら準備を始めましょう。
ただ何をすればいいのか事前に把握していなければ、有効に時間を使えません。
そこで大学3年生でやるべきことについて、くわしくご紹介します。
- 自己分析
- 業界研究・企業研究
- インターンに参加
- 自分磨き
- 面接でよく聞かれる質問の答えを用意する
- OB・OG訪問
- テスト対策
自己分析
大学3年生でやるべきこととして自己分析が挙げられます。
これから就活が始まっていくにあたって、最も重要なプロセスである自己分析は可能な限り早く始められると良いでしょう。
自己分析を行うことで自分がどのような業界に向いているのかはもちろん、自分の弱みや強みについて把握することもできます。
就活はあなたのことを全く知らない人に対してあなたの魅力や、採用したらどのように活躍してくれるのかといったことを考えてもらうことが非常に重要です。
よって、自分のことをさらに深く客観的に分析しておくことは非常に重要であると言えるのです。
いろんなことに挑戦する
自己分析をするなら、まずはバイトやボランティア、サークルなど、考えつく限り、いろいろなことにチャレンジしてみましょう。
挑戦を続けるうちに、「飲食業は向いていないかも」や「ボランティアで子どもたちと触れあうのが楽しかった」などの適正も見つかります。
いろいろなことにチャレンジした人は、違う環境でも柔軟に対応できる人としてうつり、面接官の印象もよくなるでしょう。
1つのことに集中する学生もメリットはあるのですが、どうしても融通のきかない人と取られ、面接ではよい印象を与えられません。
その点、いろいろなことにチャレンジする人は、失敗や挫折の経験も多いため、多角的な思考ができる人と認識されます。
また新しい仕事にも抵抗がないため、どんな職種にもなじめるのは大きなメリットでしょう。
どんなことをしているときが楽しいのか
自己分析を行うなら、過去にさかのぼって自分専用の年表を作ってみるのもおすすめです。
幼少期、小学校、中学校、高校、大学など、それぞれの時期で楽しいと感じた思い出を書き出してみましょう。
書いたものを見直せば、自分が影響された出来事、過去にやり残したことなども見つかります。
もし、昔にバイトの経験があれば、「接客のバイトは自分にあっていた気がする」などの記憶をもとに、将来就きたい仕事の目標も定まるでしょう。
将来の目標を決めるには、自己分析で過去の思い出を参考にするのも有効です。
どんなことに向いているのか
自己分析をするなら、自分がどんなことに向いているのかも振り返ってみましょう。
たとえば、過去に「自分では苦労していないのに人からほめられたことがあった」という経験があった方も多いでしょう。
また、自分にとっては簡単な作業なのに「なぜみんなはできないんだろう?」などの記憶がよみがえる可能性もあります。
簡単にできたことが向いた仕事とは限りません。
ただ、それは一種の特技であり、自分が少しでも関心をもった証拠です。
好きなことを仕事にできるとは限りませんが、興味をもたない仕事よりは長く続けられるでしょう。
譲れるところと譲れないところ
自己分析では、自分が好きなことを掘り下げることから始めてみましょう。
同時に、自身の譲れるところと譲れないところを見つけることも大切です。
たとえば早起きがどうしても苦手なら、朝早くに始まらない仕事を選ぶなど、選択肢を絞るのに使えます。
譲れないところを探すなら、住宅の物件になぞらえて考えるのも有効です。
物件を探すときには、「ここだけは!」という絶対条件と「ここはなくてもいい」との希望条件があるはずです。
譲れない条件を書き出していけば、応募したい求人も見つかるでしょう。
インターンに参加
大学3年生でぜひやっておきたいのが、インターンへの参加です。
短期・長期とありますが、自分のスタイルに応じて選べばいいので、どちらでも問題ありません。
もちろん両方にチャレンジするのも可能なので、実際に企業で働き、どんな世界が広がるのかを確認しましょう。
インターンでは同時に選考も始まるので、早めに参加するのがおすすめです。
早めに参加を決めないと、サマーインターンを見逃してしまうなどの失敗もあります。
インターンを重視するかは企業によっても差はありますが、参加自体が採用につながる企業もあるので軽く考えないことも大切です。
自分磨きをする
インターンを経験し、行きたい企業が見つかれば、次にやることは自分磨きです。
自分磨きの方法には、たとえば、英語の資格を取る、ExcelやPowerPointなどの使い方をマスターするなどがあります。
ただ業界や企業によって必要な資格は違うので、間違って限られた時間を無駄にしないように気をつけてください。
また、自分磨きにはビジネススキルを身につけることも含まれます。
たとえばPDCAを回せるようにする、目標を設定できるようにする、論理的な考えができるようにするなどがあります。
もしスキルを身につけたいなら、いろいろなことにチャレンジするのが早道です。
ぜひ、自分を磨き、企業が自分を採用したいと思ってもらえるように資格を取るなどして差別化をはかりましょう。
ビジネスマナー
就活で必須となるビジネスマナーを身につけておきましょう。
面接のやり取りはもちろん、ビジネスメールや手書きの手紙など、ビジネスマナーが問われる局面は就活で一気に増えます。
さらに、ビジネスマナーは一朝一夕では身につきません。
実際に敬語やビジネスマナーを使うことの多い場である、インターンやOB訪問を活用する、または大学の日々の授業を通して身につけることも大切です。
ビジネスマナーの本で知識を身につけるだけでは不十分なので、年配の方と話す機会を積極的に増やしましょう。
面接でよく聞かれる質問の答えを用意する
就活では、面接対策も重要です。
そのため事前にWebなどででよく聞かれる質問を探し、自己分析も同時に行い、自分なりの回答を用意しておきましょう。
面接でよく聞かれる質問には、たとえば以下のようなことがあります。
・志望動機・壁にぶちあたった経験
・長所や短所
・入社後にやりたいと思っていること
ガクチカを聞く理由は、自身が何に対して情熱をもっているのかを探り、自社の求める人物像と照らし合わせるためです。
また壁にぶちあたった経験を聞く理由は、仕事でミスがあったときに乗り越えられるかを確認しています。
特に志望動機は必ず聞かれる質問でもあり、多くの例がWeb上にあがっているので、事前に回答などをリサーチし、自分の言葉に置き換えましょう。
OB・OG訪問
OB・OG訪問も大学3年生になったら就活が本格化する前に積極的に進めておきたいところです。
大学3年生のうちにOB・OG訪問を年明けに行う人が多いですが、明確な時期は決まっていないので、大学3年どころかもっと早い段階から始めてしまっても良いでしょう。
詳しく知りたい企業があれば、積極的にOBやOGの訪問をして、情報収集をすることが重要です。
必要だと感じた場合はすぐに行動することが大切になってきます。
特に大学3年生まで熱心に勉強をしていた学生はゼミが始まるまで単位をある程度取っており、時間的に余裕があることが多いので、早い段階から対策をすることができます。
特に、周りが対策をしていない段階からスタートすることで精神的な余裕もできるので、OBやOGの連絡先を知っている場合は早い段階で交流をするようにしましょう。
OB・OG訪問については、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
WEBテスト対策
多くの企業ではWEBテストも課されるので、しっかりと早い段階から対策をしておくことでメンタルに余裕を持って取り組むことができるでしょう。
WEBテストは本選考で実施されることこそ多いものの、インターンシップの選考で実施されることもあります。
特にレベルの高い企業や倍率が高い企業の場合はインターンにおいてWEBテストを課してくる可能性が高いので、しっかりと対策していく必要があります。
特にサマーインターンを受ける人は5月から、秋冬インターンを受ける人は9月頃からWEBテスト対策を始めておくことで、心に余裕を持って進めることができるでしょう。
SPIや玉手箱についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
【大学3年生でやるべきこと】4~8月
ここからは大学3年生の4月から8月までの間に対策しておくべきことについてしっかりと解説していきます。
就活が本格化する前の4月から8月の段階は精神的な余裕こそある程度あるものの、そろそろ焦り始める人も多いです。
ここでしっかりと対策ができるかどうかで就活の結果が大きく変わってくるとも言えるので、就活を絶対に成功させたいという方は早い段階から取り組むようにしましょう。
自己分析
面接でよく聞かれる質問の答えを用意する
業界研究・企業研究
サマーインターンシップに参加
就活サービスに登録
自己分析
これは先ほども紹介した部分なので重複してしまう部分も多いのですが、とにかく自己分析を行うようにしましょう。
自己分析はすればするほど良く、やりすぎるということはないと言っても過言ではありません。
繰り返しになりますが、就活はあなたのことを全く知らない相手に「私を採用するとこのような良いことがあります」とアピールするのが目的です。
よって、自分の短所はもちろん、長所を積極的に分析し、それが誰が見ても納得できるものであるのかを確認する必要があります。
また、その魅力がどのように表現すれば伝わるかなども考えることができるので、自己分析はやるに越したことがありません。
4月から8月の段階で取り組むべきと紹介してはいますが、2年生の段階はもちろん、1年生の段階からでも早すぎることはありません。
とにかく自己分析は就活において重要なので、何度でも行うようにしましょう。
面接でよく聞かれる質問の答えを用意する
面接でよく聞かれる質問というのはどの企業においてもある程度固まっているものです。
もちろん企業によってはユニークな質問をしてくるところもありますが、ある程度聞いてくる内容というのは方向性が決まっています。
そこで、自己分析をもとに面接対策として質問の答えを用意しておくようにしましょう。
学生時代に力を入れたことや自己PR、志望動機はもちろんのこと、挫折経験や長所・短所、入社後にやりたいことについても詳しく聞かれることが多いです。
これらについては企業に合わせた回答をしっかりと用意しておくようにしましょう。
業界研究・企業研究
自己分析が終わったら、次は業界研究や企業研究も行いましょう。
業界研究とは自分が興味をもった業界について、情報収集をすることです。
まず興味をもった業界の現状を知ることから始め、市場規模がなぜ拡大しているのか、また逆に縮小をしているのかなど掘り下げていきます。
業界研究をしていくうちに、あまり興味がなかった分野に興味をもつこともあるでしょう。
業界の課題や将来像をつかむためにも、業界分析は必要です。
業界研究が終わったら、次に始めたいのが企業研究です。
興味をもった企業のピックアップをして、1社ごとに分析し、理想に近い企業を探します。
より自分にあった企業を見つけるためにも、どんな業界や企業があるのかを知ることが大切です。
業界分析については下記の記事を参考にしてみてください。
サマーインターンシップに参加
大学3年生のうちには、ぜひサマーインターンシップに参加しておきたいところです。
サマーインターンシップの募集は早いところだと5月頃から始まるので、早い段階から対策を始めておきましょう。
インターンシップは早期選考があるものもあるため、志望企業や企業が明確にある場合は絶対に参加するようにしましょう。
また、興味のある業界のサマーインターンに参加することでその業界についても詳しく知ることができます。
自分がどの業界に就職したいのか悩んでいる方も、その業界について知るためにサマーインターンシップに参加するようにしましょう。
就活サービスに登録
就活サービスに登録するのもおすすめの選択肢の一つです。
就活サービスに登録しておくと企業の選考情報の獲得だけでなく、インターンの申し込みもスムーズに行うことができます。
何より就活サービスは自己PRや志望動機、学生時代に力を入れたことといったESを作成する際にもプロが手伝ってくれます。
面接の対策も何度でもしてくれ、無料であるところも多いので、プロに早い段階から手伝ってもらい、スムーズに就活を進めていきましょう。
【大学3年生でやるべきこと】9~11月
続いて、9月から11月にかけて大学3年生のうちに就活に向けてやるべきことを紹介していきます。
この時期は多くの同級生が就活に力を入れている段階になるので、焦りを覚える人も多いでしょう。
しかし、最も大切なのは自分の長所をしっかりとアピールし、自分の就活における課題を克服していくことです。
何が問題であるかを把握しつつ、下記のポイントについても確認していきましょう。
秋インターンシップに参加
早期選考へのエントリー
説明会への参加
この時期から就活を始める場合
秋インターンシップに参加
夏のインターンシップに参加したからと言って「秋のインターンシップに参加しなくて良い」ということではありません。
インターンシップは実際に現場で働く経験を積むことのできる貴重な機会なので、できるだけ参加しておく方が良いでしょう。
秋冬のインターンは夏に比べて採用や選考に注力していく傾向があるため、なおさら力を入れることをおすすめします。
興味のある業界に絞って参加することで、就活をスムーズに進めていくことができるでしょう。
早期選考へのエントリー
この頃になると、企業によっては本選考を始めている場合も少なくありません。
自分の志望する企業のスケジュールをしっかりと確認し、早期選考が開始している場合は当然ながらエントリーをしていく必要があります。
いつエントリーするのかを把握しておき、自分の就活のスケジュールを早い段階で立てておくことが大切です。
早期選考にエントリーし、早い段階で内定をいくつか獲得しておくことで精神的にも余裕を持って就活を進められるので、早期選考へのエントリーは非常に重要であると言えます。
説明会への参加
ベンチャー企業や中小企業など、企業によってはこの時期から採用を行うことが多くなっています。
つまりこの時期から説明会を開始している場合も多いのです。
説明会では企業についての情報を多く手に入れられるため、企業研究のためにも積極的に参加したいところです。
また、説明会に参加している担当と企業の人事担当は同じである場合もあります。
よって、説明会でも積極的に入社への意志を示し、アピールしておくことで、面接官が同じ人だった場合は非常に良い印象を持った上で面接を進めていくことができます。
気になる企業の説明会には必ず参加するようにしましょう。
この時期から就活を始める場合
人によっては所属している部活のチームが大会で勝ち残るなどで引退が遅れたり、単位の取得に手間取ってしまったりして、この時期から就活を始めるという人もいるでしょう。
そうした場合は、ここまで紹介してきた自己分析やよく聞かれる質問の答えの用意、業界・企業研究、就活サービスへの登録をまず行うようにしましょう。
この時期から就活を始めても遅すぎるということはないので、焦る必要はありません。
まずやるべきことを整理し、一つひとつこなしていくことさえできれば、焦る必要は全くないのです。
【大学3年生でやるべきこと】12~3月
続いて大学3年生の12月から3月にかけてやるべきことについて詳しく紹介していきます。
この時期になると、中には内定をもらっている同級生もいるでしょうが、焦る必要はありません。
あなたのペースで就活を進めていくことが最も重要です。
下記の3点は必ず実施してもらいたいことなので、一つひとつ一緒に確認していきましょう。
冬インターンシップに参加
WEBテストの対策
早期選考を受ける
冬インターンシップに参加
夏と秋にインターンシップがあるということは、当然ながら冬にもインターンシップが開催されます。
秋のインターンシップと同様に本選校を見据えたインターンシップになることが多いです。
よって、インターンでのパフォーマンス次第では早期内定を獲得することもできるでしょう。
ということは、この時期のインターンシップは自分がその業界に就職したいかどうかを見極める段階ではありません。
完全に自分が志望している入社を希望している企業のインターンシップに参加することが大切です。
WEBテストの対策
SPIなどのWEBテストの対策はもっと早い時期に始めておくことが理想ではありますが、どれだけ遅くてもこの時期には始めておく必要があります。
本選考ではWEBテストを実施する企業が多いため、夏、もしくは秋冬のインターンでWEBテストを受けてこなかった人を勉強する必要があります。
基本的にWEBテストを実施しない企業はないので、どれだけ遅くともこの時期からは対策を進めていきましょう。
早期選考を受ける
企業によってはこの時期にも早期選考を開催しているところがあります。
本命の企業の本選考が3月以降の場合は面接の練習として受けてみるのも良いでしょう。
いくらエージェントや大学の就活や友人などと面接の練習をこなしてきていたとしても、実際に企業の採用担当者相手に面接を行う機会はなかなかありません。
よって、自分が就職しても良いと考えている企業があれば、積極的に早期選考を受け、面接の場数を踏んでおくことが大切なのです。
【大学3年生でやるべきこと】就活以外にも色々な経験をするチャンスがある
大学3年生の後半から、就活が本格化しているので、その前にいろいろな経験をしておきましょう。
いろいろな経験をしておくことで、就活の選択肢が一気に広がります。
おすすめの体験として、以下があげられます。
・短期・長期留学
・サークル活動
・語学習得
・資格取得
・PCスキルを身につける
特にインターンは募集時期が限られているため、気がついたら募集が終わっていたということも少なくありません。
ビジネスマナーも学べる機会なので、興味のある業界や会社のインターンは、大学3年生になったらチェックを始めておきましょう。
【大学3年生でやるべきこと】考えて行動するのが大事
大学3年生では、自己分析のなかで「どんな生き方がある?」「自分ってどんな人?」「企業はどんな人を採用したいのか?」などを考えることも大切です。
もし自己分析で答えが出ないようなら、バイトをする、業界研究をするなどして、自分なりの答えを出しましょう。
まずは自分で考えて行動するのが大事です。
そのためには主体性も求められます
自分で考えて行動するのは社会人に必須のスキルでもあるため、自己PRでも主体性のある受け応えを心がけてみてください。
【大学3年生でやるべきこと】やりたいこと・やるべきことを見つけて充実した大学3年生を過ごそう
大学3年生ではやるべきことも多くあり、時間を無駄にできません。
もし今までの生活のままでもいいのかなど、少しでも不安に感じたときには考えて行動するようにしましょう。
そのためにも、自己分析はしっかりと行い、自分を客観的な立場で見直すことも必要です。
ぜひ大学3年生でやるべきポイントを押さえ、就活で有利になるようにしてみてください。