はじめに
今回は大学生のローンについて考察してみます。
大学生は仕事を持っていないことも多いので、とにかくお金がないです。
親からお金の援助をしてもらえるようならば、問題ないのですが、場合によってはローンが必要になってくることもあるでしょう。
そして、学生がローンを使う場合にはどういった注意点が必要なのか、そもそも学生がローンを使うことは問題ないのかなどについて紹介していきます。
ローンとは?
ローンは、社会一般ではかなり知られた言葉になっていますが、学生くらいだと、まだまだ利用する機会がないので、一般的ではありません。
ローンというのは、何かを貸すという意味になっていて、現代社会で使われるローンは、だいたいお金を貸すということだと言えるでしょう。
ローンといってもいろいろなタイプのものもあり、大学生などが深く関係する学生ローンもありますし、マイカーローン、教育ローン、デンタルローンなんてものもあります。
最も大きなお金が動くのは、やはり住宅ローンだと言えるでしょう。
このように、特定商品に対して利用できるローンがあったかと思えば、カードローンやキャッシングのようなものもあります。
これらは特に使用用途が決められているわけではなく、限度額内を自由に利用することができるようになっているのです。
大学生でもローンは組めるの?
大学生でもローンを組めるのかというのは気になるところですが、アルバイトなどの安定した収入を持っている学生については、組むことができるでしょう。
具体的には、総量規制というものが関係してきていて、お金を借りる本人の収入が大きく関係してきます。
また、未成年の場合であっても、保護者の同意があり、連帯保証人を用意することができれば、ローンを組むことができるでしょう。
ただし、そういった面倒なことをするくらいであれば、保護者にお金を借りたりするのが一般的です。
そちらのほうが、金利面も気にしなくても良いですし、メリットは大きいでしょう。
基本的に、親にお金を借りられるのは、学生のうちまでというような暗黙の了解もないわけではありませんので、そういった学生の特権を上手に使うのも良いかもしれません。
実際に学生の頃にローンを組んでいた筆者の体験談
学生時代に楽器を購入するためにローンを組んだことがありました。
お金に困っていたくらいなので、購入するための代金を用意することはとてもできませんでした。
しかし、楽器を手に入れなければ、サークル活動で置いてけぼりになってしまうと思い、思い切って最初は8万円のローンを組んだのです。
最初は、しっかりとこつこつ返済していたのですが、返済日にお金が減ってくるのが嫌になってしまったのと、支払いが面倒くさくなってしまい、滞納を繰り返してしまったのです。
そして、またある時欲しいものがあって、今度は少し多めの20万円のローンを組もうとしました。
しかし、今度は、ローンをしようとすると、審査に通りませんでした。
ただ、その時は頭金をいくらか入れることによって、ローンの審査に通過することができたのです。
ただし、明らかに自分の許容量以上のお金を借りてしまったので、返済はかなり苦しかったです。
返済をするために、かなりの時間を使った記憶があり、学生時代のことを思い返してみると、かなり返済のために働いていたことを思い浮かびます。
大学生にローンはおすすめなのか?
結論から言ってしまうと、本当に欲しいものがあるならおすすめと言えるかもしれません。
たとえば、どうしても必要なものである場合やその商品を購入することによって、明らかに自分の学生生活が豊かになるのであれば、購入するのも良いでしょう。
人生の中にはそういった買い物をしなければならないタイミングもありますので、切る必要があるお金は、しっかりと切りたいところです。
たとえば、筆者の場合はローンを組んだおかげで自分の選択肢が広がったというメリットがあります。
選択肢が増えれば、それだけ学生ライフが豊かになる可能性がありますので、ローンが必ずしも悪になるわけではないでしょう。
趣味や好きなことにお金をかけられるという部分もあります。
ただし、ローンを組んだらしっかりと責任を持って払い切ることが必要になってくるでしょう。
これはお金を借りた人の鉄則であり、ルールなので、滞納してしまうようなら信用情報が傷付くので組まないほうが良いでしょう。