大学3年生で年内に内定をもらう方法とは?年内に内定を狙える業界・企業6選

大学3年生で年内に内定をもらう方法とは?年内に内定を狙える業界・企業6選

「大学3年生のうちに内定をもらうことはできる?」「年内内定を目指すには、どの企業に応募すればいい?」と疑問に感じている就活生も多いのではないでしょうか。

近年は就職活動の早期化が進み、大学3年生の10月から12月にかけて早期選考を実施し、年内に内々定を出す企業も増えています。

実際に、株式会社学情が実施した28卒向け企業調査では、47.3%の企業が大学3年生の12月までに内々定を出し始める予定であることが明らかになりました。

そのため、大学3年生の年内に内定を獲得することは、決して不可能ではありません。

ただし、年内内定を目指すには、早期選考を実施している企業を見つけ、限られた時間でESや面接対策を進めることが重要です。

この記事では、28卒の最新内定状況をもとに、大学3年生で年内内定を狙える業界・企業6選や早期選考への参加方法、10〜12月の就活スケジュールを詳しく解説します。

この記事を読んでわかること
  • 大学3年生の年内に内定を獲得できるのか
  • 28卒の最新内定状況と早期選考の動向
  • 年内内定を狙える業界・企業6選
  • 早期選考に参加するための4つのルート
  • 年内内定に向けた10〜12月の就活スケジュール
  • 早期選考を突破するための具体的な対策

目次[目次を全て表示する]

【28卒】大学3年生で年内内定をもらうことは可能?

大学3年生の年内に内定を獲得することは可能です。

近年は新卒採用の早期化が進んでおり、大学3年生の秋から早期選考を開始する企業もあります。

特に、夏インターンシップの参加者を対象とした早期選考や、独自の採用日程を設けている企業では、12月までに内々定を出すケースが見られます。

ただし、大学3年生の年内に獲得するものは、一般的に正式な内定ではなく「内々定」と呼ばれます。

年内内定を目指す場合は、早期選考の実施企業を探し、応募締切から逆算して準備を進めることが重要です。

大学3年生の年内に内定を出す企業は増えている

近年、大学3年生のうちから採用選考を実施する企業が増えています。

株式会社学情が2026年8月18日に発表した28卒向け企業調査では、76.3%の企業が、28卒採用では早期化の傾向がさらに強まると予想しています。

また、大学3年生の12月までに選考を開始する予定の企業は68.4%、年内に内々定を出し始める予定の企業は47.3%でした。

調査項目 回答企業の割合
28卒採用がさらに早期化すると予想 76.3%
大学3年生の10月に選考開始予定 16.4%
大学3年生の11月に選考開始予定 9.8%
大学3年生の12月に選考開始予定 10.9%
12月までに選考開始予定(累計) 68.4%
12月までに内々定出し開始予定(累計) 47.3%

出典:株式会社学情「28年卒採用の選考開始時期・内々定出し開始予定に関する企業調査」(2026年8月18日)

※企業・団体の人事担当者450社への調査結果です。

学生の内々定率ではなく、企業の採用予定を示しています。

この結果から、年内に選考を開始する企業だけでなく、実際に内々定を出すことを予定している企業も一定数存在することがわかります。

一方で、早期選考の開始時期や内々定を出すタイミングは企業によって異なります。

そのため、年内内定を目指す場合は、早期選考への応募と選考対策をできるだけ早く進めることが大切です。

年内内定と通常の内定は何が違う?

年内内定と通常の内定は、主に選考が行われる時期や内定通知のタイミングが異なります。

大学3年生の年内に企業から採用の意思を伝えられる場合、一般的には「内々定」という形になります。

一方、28卒の正式な内定日は、政府の要請に基づく原則的な採用日程では2027年10月1日以降とされています。

項目 年内内定(早期内々定) 通常の内定
主な時期 大学3年生の秋〜冬など 大学4年生の10月以降が原則
選考ルート インターン経由・早期選考・独自選考 本選考など
企業からの通知 内々定として通知されることが一般的 正式な内定通知
主な特徴 一般的な採用日程より早く採用の意思が示される 正式な採用内定として扱われる

内々定は、企業が将来的に採用する意思を学生に伝えるものですが、正式な内定とは法的な位置づけが異なる場合があります。

なお、政府の日程は企業への要請であり、実際にはそれより早く選考を行う企業もあります。

年内内定を目指す際は、企業がいつ選考を開始し、いつ内々定を出す予定なのかを確認しましょう。

【28卒最新】大学3年生の内定率と早期選考の状況

28卒の就職活動では、大学3年生の段階から企業との接点を持ち、早期選考へ進む学生がいます。

ただし、2026年10月時点では、28卒全体の年内内々定率を確定できる時期ではありません。

そのため、現在の採用状況を把握するには、28卒向けの企業調査と、前年の27卒学生の内々定率を参考にすることが有効です。

ここでは、最新の調査結果から大学3年生の早期選考がどの程度進んでいるのかを解説します。

28卒の年内内定・早期選考に関する最新データ

株式会社学情の28卒向け企業調査では、大学3年生の10月に選考を開始する企業が16.4%と最も多く、11月が9.8%、12月が10.9%でした。

また、内々定を出し始める予定の時期では、大学3年生の12月が21.8%と最も高い割合でした。

この結果から、年内に内々定を出すことを見据えて、秋から冬にかけて選考を進める企業があることがわかります。

一方、学生の実際の内々定率については、前年の27卒の調査が参考になります。

株式会社学情が2025年11月末に実施した27卒学生向け調査では、内々定率は29.3%でした。

27卒の内々定状況 2025年11月末時点
全体 29.3%
文系 24.4%
理系 40.7%

出典:株式会社学情「27年卒内々定率調査」(2025年12月2日)

※27卒学生を対象とする調査であり、28卒の内々定率ではありません。

この調査では、前年同時期と比べて内々定率が12.4ポイント上昇していました。

ただし、企業の採用開始予定や前年の内々定率だけで、28卒学生が年内に内々定を獲得できる確率を判断することはできません。

年内内定を目指す場合は、現在の内々定率を気にするだけでなく、実際に応募可能な早期選考を確認することが重要です。

大学3年生で内定をもらう人はいつから就活を始めている?

大学3年生の年内に内々定を獲得する学生は、春から夏にかけて就活準備を始め、秋以降の早期選考に参加するケースが見られます。

例えば、以下のようなスケジュールが考えられます。

時期 主な活動
4〜6月 自己分析・業界研究・夏インターンへの応募
7〜9月 夏インターンへの参加・企業研究
9〜10月 早期選考の案内・エントリー
10〜11月 ES・Webテスト・面接
11〜12月 最終面接・内々定獲得

特に夏インターンに参加した学生は、企業から早期選考の案内を受ける場合があります。

一方、夏インターンに参加していなくても、直接応募できる早期選考やスカウト型サービスを通じて選考に進めるケースもあります。

そのため、大学3年生の10月や11月から就活を始める場合でも、年内内定を目指すことは可能です。

ただし、応募締切が終了している企業もあるため、まずは現在応募できる企業を探しましょう。

大学3年生の年内に内定を狙える業界・企業6選

大学3年生の年内に内定を目指す場合は、早期選考を実施している業界や企業を知ることが重要です。

特に、独自の採用スケジュールを設けている企業や、インターン参加者向けの選考を行っている企業では、一般的な採用日程より早く選考が進むことがあります。

ここでは、年内内定を狙える可能性がある6つの業界・企業の特徴を紹介します。

なお、紹介する企業例は2026年10月時点で28卒向けの早期募集や採用情報が確認できたものです。

早期選考を実施していることと、年内に内々定が出ることは同じではありません。

年内に内定を狙える業界・企業6選
  1. 外資系企業
  2. コンサルティング業界
  3. メガベンチャー・IT業界
  4. マスコミ・広告業界
  5. 人材業界
  6. 中小・ベンチャー企業

1.外資系企業

外資系企業では、日本企業の一般的な新卒採用スケジュールとは異なる時期に選考を実施するケースがあります。

特に外資系金融やコンサルティング、IT企業などでは、大学3年生の夏から秋にかけてインターンや本選考の募集が始まることがあります。

例えば、外資系金融のモルガン・スタンレーでは、2026年10月時点で28卒向け国内大学新卒採用の本選考情報が公開されています。

また、シティグループでも2028卒向けの新卒採用募集が行われており、金融業界では早い段階から選考が進む企業があることがわかります。

ただし、外資系企業は募集開始だけでなく、応募締切も早い場合があります。

外資系企業を志望する場合は、選考日程を早めに確認し、Webテストや面接対策を並行して進めましょう。

2.コンサルティング業界

コンサルティング業界も、大学3年生の年内に内定を狙える可能性がある業界の一つです。

外資系・日系コンサルティング企業の中には、大学3年生の夏から秋にかけてインターンや早期選考を実施する企業があります。

例えば、株式会社JDSCでは、2026年10月20日時点で28卒向けの本選考情報が公開され、年内内定が可能な募集として案内されています。

また、株式会社ビービットも、28卒向けに年内内定が可能な早期選考を実施すると採用ページで案内しています。

コンサルティング業界の選考では、論理的思考力や課題解決力が重視され、企業によってはケース面接やグループディスカッションが実施されます。

そのため、ESや一般的な面接対策だけでなく、企業ごとの選考形式に合わせた準備が重要です。

3.メガベンチャー・IT業界

メガベンチャーやIT業界でも、一般的な新卒採用日程より早く選考を実施する企業があります。

特に、独自の採用スケジュールを設けている企業では、大学3年生の秋から本選考が始まることもあります。

例えば、サイバーエージェントは2028年度のビジネスコース新卒採用において、2026年9月28日から本選考の受付を開始する予定としていました。

また、マネーフォワードでも、28卒向けソフトウェアエンジニア職の本選考が2026年9月から複数回に分けて募集されています。

IT業界は、企業や職種によって選考内容が大きく異なる点が特徴です。

ビジネス職では企業理解や課題解決力、エンジニア職ではプログラミング経験や技術的な知識などが求められる場合があります。

募集時期だけでなく、応募職種や必要なスキルも確認したうえで選考対策を進めましょう。

4.マスコミ・広告業界

マスコミ・広告業界も、独自の採用スケジュールを設けている企業がある業界です。

テレビ局や新聞社、広告会社、PR会社などでは、大学3年生の段階でインターンや本選考を実施するケースがあります。

例えば、PR・広告事業を展開するベクトルは、2026年8月に28卒向け早期本選考の開始を発表しました。

同社では、1dayインターンシップ参加者を対象に2026年9月から順次選考を案内し、最短で年内の内定を予定すると公表しています。

一方、マスコミ・広告業界のすべての企業が年内内々定に対応しているわけではありません。

テレビ局や広告会社などでは、職種ごとに選考日程が異なる場合もあります。

応募前には、採用ページで募集職種・選考開始時期・内々定を出す予定時期を確認しましょう。

5.人材業界

人材業界でも、大学3年生の段階から企業説明会や仕事体験、早期選考を実施する企業があります。

人材紹介、人材派遣、求人広告、採用支援など、企業によって事業内容が異なるため、興味のある仕事内容に合わせて応募先を探しましょう。

例えば、パーソルビジネスプロセスデザインでは、28卒向けの選考に関連するセミナーで、参加者に一次選考免除などの特典を設けている募集が確認できます。

こうした選考優遇を活用することで、通常とは異なるルートで選考に進める場合があります。

ただし、説明会への参加や選考免除が、年内内々定を保証するわけではありません。

人材業界で年内内定を目指す場合も、説明会から内々定までの選考フローと所要期間を確認することが大切です。

6.中小・ベンチャー企業

中小企業やベンチャー企業の中にも、早期選考や通年採用を実施している企業があります。

独自の採用スケジュールを採用する企業では、一般的な本選考の開始時期を待たずに応募できる場合があります。

例えば、ソーシング・ブラザーズ株式会社では、2026年10月時点で28卒向けの本選考を実施し、会社説明会から面接、最終選考へ進む採用フローを公開しています。

また、企業によっては年内内定が可能な選考を明示している場合もあります。

中小・ベンチャー企業を探す際は、企業規模だけで判断せず、事業内容や成長性、働き方なども確認しましょう。

早く内定を獲得できるという理由だけで選ぶのではなく、自分の希望に合う企業かを見極めることが重要です。

年内内定を目指す場合は、大手企業だけに絞らず、採用スケジュールの異なる企業にも目を向けましょう。

大学3年生が年内内定を獲得するための選考ルート4選

大学3年生の年内に内定を獲得するためには、早期選考への参加方法を知ることが重要です。

早期選考には、インターン参加者向けの特別ルートだけでなく、一般学生が直接応募できるルートや、企業からのスカウトを通じた選考もあります。

それぞれの特徴を理解し、自分が利用できる方法を選びましょう。

夏インターンから早期選考に進む

夏インターンに参加した学生は、企業から早期選考の案内を受けられる場合があります。

企業によっては、インターン参加者に対して社員面談や追加イベントを実施し、その後の選考へ案内することがあります。

また、通常の選考と比べて、一部の選考が免除されるケースもあります。

ただし、インターンに参加した学生全員が早期選考に進めるとは限りません。

企業によって案内条件や選考内容が異なるため、参加後に届くメールやマイページの情報を確認しましょう。

夏インターンに参加済みの場合は、参加企業から早期選考の案内が届いていないかを確認することが、年内内定に向けた最初の行動になります。

秋冬インターンから早期選考につなげる

夏インターンに参加していない場合は、秋冬インターンへの応募を検討しましょう。

秋冬インターンでは、企業理解を深めながら、社員との交流や仕事体験ができる場合があります。

また、企業によっては参加後に早期選考の案内が届くこともあります。

ただし、年内内定を目指す場合は、インターンの開催時期に注意が必要です。

例えば、12月にインターンへ参加し、その後1月から選考が始まる場合、年内に内々定を獲得することはできません。

そのため、年内内定を最優先にする場合は、秋冬インターンの開催日だけでなく、その後の選考開始時期も確認しましょう。

インターン参加と並行して、直接応募できる早期選考を探すこともおすすめです。

早期選考を実施する企業に直接エントリーする

インターンに参加していなくても、早期選考を実施している企業に直接エントリーできる場合があります。

企業によっては、大学3年生の秋から本選考を開始し、採用ページや就活サイトで募集を受け付けています。

直接応募する場合は、以下の項目を確認しましょう。

  • 28卒が応募対象になっているか
  • インターン参加が必須条件ではないか
  • ESやWebテストの提出期限
  • 面接・最終選考の実施予定時期
  • 年内に内々定が出る可能性があるか

直接応募は、夏インターンに参加していない学生でも利用できる可能性がある選考ルートです。

木下恵利

就活アドバイザー: 木下恵利

年内内定を目指す場合は、企業の公式採用ページから選考条件を確認し、応募できる企業に早めにエントリーしましょう。

逆求人・スカウト経由で早期選考に参加する

逆求人・スカウト型サービスを活用する方法もあります。

一般的な就活サイトでは学生が企業を探して応募しますが、逆求人型サービスでは学生のプロフィールを見た企業からスカウトが届く場合があります。

プロフィールには、大学生活で力を入れたことや自分の強み、希望する職種などを具体的に記載しましょう。

例えば、アルバイトで業務改善に取り組んだ経験がある場合は、課題に対してどのような工夫を行ったのかまで記載すると、自分の特徴が伝わりやすくなります。

ただし、スカウトが届いたからといって、必ず早期選考に参加できるわけではありません。

スカウトを受けた際は、選考フローや内々定までの期間を確認し、年内内定につながる募集かどうかを判断しましょう。

年内内定を狙える企業の探し方4選

年内内定を目指す場合は、早期選考を実施している企業を効率的に探すことが重要です。

特に大学3年生の10月以降は、すでに募集が終了している企業もあるため、応募可能な選考情報を優先して確認する必要があります。

ここでは、年内内定を狙える企業を探すための4つの方法を紹介します。

就活サイトで早期選考の募集を探す

年内内定を目指す場合は、まず就活サイトを活用しましょう。

就活サイトでは、28卒向けの本選考や早期選考、インターンの募集情報をまとめて確認できます。

検索する際は、以下のようなキーワードを使うのがおすすめです。

  • 28卒 早期選考
  • 28卒 年内内定
  • 28卒 本選考
  • 28卒 選考直結
  • 28卒 早期内定

これらのキーワードで検索すると、通常の本選考とは異なる時期に募集している企業を見つけやすくなります。

ただし、募集情報には説明会やインターンも含まれる場合があります。

年内内定を目指す場合は、エントリー後にいつ選考が始まるのかまで確認しましょう。

企業の採用ページで選考スケジュールを確認する

気になる企業を見つけたら、公式採用ページで選考スケジュールを確認しましょう。

就活サイトに掲載されている情報だけでは、選考開始時期や募集条件が十分にわからない場合があります。

企業の採用ページでは、応募資格、募集職種、ES締切、選考フローなどを確認できます。

また、インターン参加者限定の選考か、直接応募できる本選考かを把握することも重要です。

年内内定を目指す場合は、応募締切だけでなく、最終面接や内々定通知の予定時期についても確認しておきましょう。

最新の選考情報は、企業の公式採用ページやマイページを優先して確認することが大切です。

逆求人サイトを活用して企業からスカウトを受ける

逆求人サイトを利用することで、自分では見つけられなかった企業との接点を増やせる可能性があります。

特に、志望業界が決まっていない場合や、応募先を広げたい場合に活用しやすい方法です。

スカウトを受けるためには、プロフィールを充実させることが重要です。

自己PRやガクチカだけでなく、興味のある業界、希望する仕事内容、働くうえで大切にしたい価値観などを整理して記載しましょう。

企業からスカウトが届いた際は、募集対象が28卒であることを確認してください。

また、スカウト経由でもESや面接が必要な場合があるため、選考内容を把握しておく必要があります。

就活エージェントや早期選考イベントを活用する

早期選考を実施している企業を自分だけで探すのが難しい場合は、就活エージェントや就活イベントを活用する方法もあります。

就活エージェントでは、希望条件や適性に合う企業を紹介してもらえる場合があります。

また、企業説明会や選考イベントでは、短時間で複数企業の情報を集められることもあります。

ただし、紹介された企業が必ず年内内定に対応しているとは限りません。

相談する際は、「28卒で年内内定を目指しているため、現在早期選考を実施している企業を知りたい」と具体的に伝えるとよいでしょう。

企業探しとあわせて、ES添削や面接対策などのサポートも活用してみてください。

【28卒】年内内定を目指す10月〜12月の就活スケジュール

大学3年生の年内に内定を獲得するためには、10月から12月までの限られた期間で選考を進める必要があります。

特に、年内内々定を出す企業の中には10月以前から募集を開始している企業もあるため、早めに応募先を確保することが重要です。

以下は、10月から年内内定を目指す場合のスケジュール例です。

時期 優先して取り組むこと 目標
10月 企業探し・エントリー・ES準備 早期選考に応募する
11月 Webテスト・面接・選考改善 選考を進める
12月 最終面接・条件確認 内々定獲得を目指す

ただし、企業によって選考期間は異なります。

上記は行動計画の一例であり、年内内定を保証するものではありません。

10月|早期選考を実施する企業を探してエントリーする

大学3年生の10月は、早期選考を実施する企業を探し、エントリーを進める時期です。

年内内定を目指す場合、自己分析や業界研究をすべて終わらせてから応募するのでは、選考に間に合わない可能性があります。

そのため、まずは現在応募できる企業を確認しましょう。

気になる企業を見つけたら、募集内容や応募締切、選考フローを整理し、締切が近い企業から優先的に対応します。

自己分析では、自分の強みや価値観を大まかに整理し、ES作成に必要なエピソードを準備しておくとよいでしょう。

また、年内内定を目指す場合は、12月までに最終選考が進む可能性があるかも確認しておくことが重要です。

10月の目標は、応募先を探すだけで終わらず、実際に早期選考へエントリーすることです。

11月|早期選考に参加してES・面接対策を進める

11月は、早期選考への参加と選考対策を並行して進める時期です。

10月にエントリーした企業の選考が進む場合は、ES提出やWebテスト、面接などに対応しましょう。

特に面接では、自己PRや志望動機について深掘りされることがあります。

例えば、ガクチカを説明した後に「なぜその行動を取ったのか」「他にどのような方法を考えたのか」と質問される場合があります。

そのため、エピソードを暗記するのではなく、自分の行動や考え方を説明できるように準備することが重要です。

また、不採用になった場合は、ESの内容や面接で回答に詰まった質問を振り返りましょう。

選考を受けるたびに改善点を整理し、次の企業の選考に活かすことが大切です。

12月|最終選考・内々定獲得を目指す

12月は、年内内定を目指す学生にとって重要な時期です。

すでに面接が進んでいる企業がある場合は、最終選考に向けて企業研究を深めましょう。

最終面接では、志望度や入社後の働き方、将来のキャリアについて質問されることがあります。

そのため、企業の事業内容や求める人物像を改めて確認し、自分がなぜその企業で働きたいのかを整理しておくことが重要です。

また、内々定を獲得した場合は、仕事内容や勤務地、給与などの労働条件を確認しましょう。

一方、12月中に内々定が出なかった場合でも、就活を諦める必要はありません。

年明け以降の早期選考や本選考も視野に入れ、次の応募計画を立てることが大切です。

大学3年生が年内内定を獲得するためにやるべきこと6選

年内内定を目指す場合は、早期選考への応募と並行して、選考を突破するための準備を進める必要があります。

ただし、就活対策には自己分析、企業研究、ES、Webテスト、面接など多くの項目があるため、何から始めればよいかわからない方もいるでしょう。

ここでは、短期間で早期選考に対応するために優先したい6つの対策を紹介します。

自己分析をして就活の軸を明確にする

早期選考に参加する前に、自己分析を通じて自分の強みや価値観を整理しましょう。

自己分析が十分にできていないと、企業を選ぶ基準が曖昧になり、志望動機にも一貫性がなくなる可能性があります。

まずは、アルバイトやゼミ、サークル活動など、大学生活で力を入れた経験を振り返ってみましょう。

例えば、アルバイトで業務改善に取り組んだ経験がある場合、どのような課題に気づき、何を工夫し、どのような結果につながったのかを整理します。

その過程から、課題解決力や主体性など、自分の強みを見つけられる場合があります。

また、働くうえで重視したい条件を整理すると、就活の軸を考えやすくなります。

自己分析に時間をかけすぎず、企業研究や選考への参加と並行して進めることが重要です。

業界・企業研究を進める

年内内定を目指す場合でも、企業研究を十分に行うことが重要です。

早く内定を獲得したいという理由だけで応募先を選ぶと、仕事内容や働き方が自分に合わない可能性があります。

企業研究では、事業内容や企業の強み、求める人物像、社風などを確認しましょう。

特に同じ業界の企業を比較すると、それぞれの特徴がわかりやすくなります。

例えば、人材業界でも、人材紹介を中心とする企業と求人広告を中心とする企業では、仕事内容や事業の仕組みが異なります。

また、企業研究で得た情報は志望動機の作成にも活用できます。

年内内定を獲得できるかどうかだけでなく、入社後に自分がどのような仕事をしたいのかを考えながら企業を選びましょう。

ES・自己PR・ガクチカを準備する

早期選考に参加する際は、ESや自己PR、ガクチカを事前に準備しておきましょう。

企業によって提出書類は異なりますが、多くの選考では学生時代の経験や自分の強みについて質問されます。

自己PRでは、強みを伝えるだけでなく、それを裏付ける具体的なエピソードを盛り込むことが重要です。

例えば「主体性がある」と伝える場合は、自ら課題を見つけて行動した経験を説明すると説得力が増します。

文章を作成する際は、以下の流れを意識しましょう。

  1. 結論として強みや取り組んだことを伝える
  2. 当時の課題や目標を説明する
  3. 自分が工夫した行動を具体的に示す
  4. 結果と学びを伝える
  5. 入社後にどう活かすか説明する

作成後は、第三者に添削してもらうことで、伝わりにくい部分を改善できます。

SPI・Webテストの対策をする

早期選考では、ESや面接だけでなく、SPIなどのWebテスト・適性検査が実施される場合があります。

そのため、応募企業の選考フローを確認し、必要な試験形式に合わせて対策しましょう。

代表的な形式にはSPI、玉手箱、TG-WEBなどがあります。

試験ごとに出題内容や時間制限が異なるため、すべてを同時に対策するのではなく、応募企業で採用されている形式を優先することが重要です。

まずは模擬問題を解いて、自分が苦手とする分野を確認しましょう。

特に計数問題では、解き方を理解するだけでなく、制限時間内に回答する練習も必要になります。

短期間で対策する場合は、苦手分野を優先して復習し、問題形式に慣れることを意識しましょう。

面接対策を繰り返し行う

年内内定を獲得するためには、面接対策を繰り返し行うことが重要です。

特に早期選考では、準備期間が短いまま面接に進む場合もあるため、事前に頻出質問への回答を整理しておきましょう。

例えば、以下の質問は準備しておくのがおすすめです。

  • 自己紹介をしてください
  • 学生時代に最も力を入れたことは何ですか
  • あなたの強みと弱みを教えてください
  • なぜ当社を志望していますか
  • 入社後に挑戦したい仕事は何ですか
  • 就活の軸を教えてください

回答を丸暗記するのではなく、伝えたい要点を整理して、自分の言葉で説明できるようにしましょう。

また、スマートフォンで面接練習を録画すると、話す速さや表情、回答の長さを客観的に確認できます。

大学のキャリアセンターや友人との模擬面接も活用し、改善を繰り返しましょう。

OBOG訪問で企業理解を深める

OB・OG訪問は、実際に働く社員から仕事内容や社風について話を聞ける機会です。

企業の採用ページや説明会だけではわからない情報を得られるため、企業研究や志望動機の作成に役立ちます。

例えば、以下のような質問を準備しておくとよいでしょう。

  • 入社前と入社後でギャップを感じたことはありますか
  • 若手社員はどのような仕事を任されていますか
  • 仕事でやりがいを感じるのはどのようなときですか
  • 活躍している社員にはどのような共通点がありますか

訪問後は、社員から聞いた内容と自分の希望条件を比較し、企業への理解を深めましょう。

OB・OG訪問で得た情報を志望動機に活かすことで、企業への理解をより具体的に示しやすくなります。

夏インターンに参加していなくても年内内定は目指せる?

夏インターンに参加していなくても、大学3年生の年内に内定を目指すことは可能です。

早期選考にはインターン参加者向けのルートだけでなく、企業の採用ページから直接応募できるルートや、スカウト経由で参加できる選考もあります。

ただし、夏インターン参加者限定の選考を行う企業もあるため、応募できる企業が一部限られる場合があります。

今から年内内定を目指す場合は、複数の選考ルートを活用することが重要です。

インターン参加が必須ではない早期選考を探す

夏インターンに参加していない場合は、インターン参加を応募条件としていない早期選考を探しましょう。

企業によっては、大学3年生の秋から本選考を開始し、インターン未参加の学生も応募できる場合があります。

こうした企業を探す際は、就活サイトで「28卒 早期選考」「28卒 本選考」などのキーワードを使って検索するとよいでしょう。

また、企業の採用ページで応募条件を確認し、インターン参加が必須になっていないかを調べることも重要です。

夏インターンに参加していないからといって、年内内定を諦める必要はありません。

今から応募できる選考を優先して探しましょう。

今から就活を始める場合は選考対策と企業探しを並行する

大学3年生の10月や11月から年内内定を目指す場合は、企業探しと選考対策を並行して進めましょう。

自己分析やESを完璧に仕上げてから応募しようとすると、募集締切を逃す可能性があります。

そのため、最初は自己分析で強みや価値観を大まかに整理し、応募できる企業を探しながら準備を進めることがおすすめです。

例えば、就活サイトで企業を探す時間と、ESや面接対策に取り組む時間を分けて確保すると、準備だけに偏ることを防げます。

また、選考を実際に受けることで、自分に不足している対策が明確になる場合もあります。

今からの就活では、準備を終えてから行動するのではなく、行動しながら改善することが重要です。

大学3年生で年内内定を獲得するメリット・注意点

大学3年生の年内に内定を獲得すると、就活を進めるうえでさまざまなメリットがあります。

一方で、内定獲得の早さだけを重視すると、自分に合わない企業を選んでしまう可能性もあります。

ここでは、年内内定を目指すメリットと注意点をそれぞれ解説します。

年内内定を獲得するメリット

大学3年生の年内に内々定を獲得すると、精神的な余裕を持って就活を進めやすくなります。早期に1社から内々定を得られれば、就職先の選択肢を確保した状態で、他の志望企業の選考に取り組むこともできます。また、年内の早期選考を経験することで、ESや面接に慣れる機会が増える点もメリットです。実際の選考を通じて、自分の強みをうまく伝えられた点や、改善が必要な点を把握できます。さらに、年内に内々定を獲得した後も、志望度の高い企業への応募や企業研究を続けることができます。ただし、内々定を得た企業への回答期限などには注意が必要です。早期内々定をゴールにするのではなく、納得できる就職先を選ぶための選択肢として捉えることが大切です。

年内内定を目指す際の注意点

年内内定を目指す際は、内定獲得を急ぐあまり、自分に合わない企業を選んでしまわないように注意しましょう。特に、選考期間が短い企業では、十分に企業研究をしないまま内々定を獲得する場合もあります。そのため、内々定を獲得した際は、仕事内容や勤務地、給与、福利厚生などの労働条件を確認することが重要です。また、内々定の承諾を求められた場合は、回答期限や承諾後の手続きについて確認しましょう。他社の選考が残っている場合は、その状況を踏まえて企業に相談することも一つの方法です。年内内定を獲得することだけを目標にせず、自分が納得できる企業を選ぶことを意識しましょう。

大学3年生の年内内定に関するよくある質問

大学3年生で年内内定を目指す学生の中には、内定がない場合の不安や、内々定獲得後の就活について疑問を持つ方もいるでしょう。

ここでは、年内内定に関するよくある3つの質問について解説します。

大学3年生の年内に内々定を獲得していなくても、必ずしも就活に出遅れているわけではありません。

企業によって選考開始時期が異なり、大学4年生になってから本格的に本選考を進める企業もあります。また、年内内定を獲得した学生がいる一方、年明け以降も就活を続ける学生はいます。そのため、周囲の内定状況だけで自分の就活が遅れていると判断する必要はありません。年内に内定がないことを気にするよりも、志望企業の採用スケジュールに合わせて準備を進めることが重要です。

年内に内々定を獲得した場合、その企業への入社を十分に検討したうえで、就活を終了することもできます。

一方、第一志望の企業や気になる企業が残っている場合は、就活を継続することも可能です。内々定を獲得したからといって、必ずその時点で就活を終了しなければならないわけではありません。ただし、内々定の承諾期限や企業との約束については確認する必要があります。仕事内容や労働条件、志望度などを比較し、自分が納得できる進路を選びましょう。

年内に内々定を獲得できなかった場合は、それまでの選考を振り返り、次の選考に向けて改善しましょう。

例えば、書類選考で不採用が続く場合は、自己PRやガクチカの内容を見直すことが考えられます。面接で思うように回答できなかった場合は、頻出質問への回答を整理し、模擬面接を行うことがおすすめです。また、年明け以降も早期選考や本選考を実施する企業があるため、応募先を広げることも重要です。年内に内定を獲得できなかったことを失敗と考えず、選考経験を次の機会に活かしましょう。

まとめ|大学3年生の年内内定に向けて早期選考の準備を始めよう

大学3年生の年内に内定を獲得することは可能です。

28卒の企業調査でも、年内に選考を開始し、内々定を出す予定の企業があることが明らかになっています。

年内内定を目指す場合は、外資系企業やコンサルティング業界、IT業界など、早期選考を実施している企業を探すことが重要です。

また、夏インターンに参加していない場合でも、直接応募や逆求人型サービスなどを通じて早期選考に参加できる可能性があります。

まずは現在応募できる企業を確認し、自己分析やES作成、面接対策を並行して進めましょう。

年内内定を獲得することだけをゴールにせず、自分が納得できる企業を見つけることが大切です。

早期選考への参加を通じて就活経験を積みながら、自分に合った企業への内定獲得を目指しましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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