やまおか@28卒就活生
はい...。意味が通じればどれでもいいのでは?と思っちゃいます。
えり@就活アドバイザー
でも、とっさの返事で言葉遣いを間違えると、採用担当者から「学生気分が抜けていない」「ビジネスマナーの基礎を知らない」とマイナスな印象を持たれてしまうことがあります!
この記事では、「承知しました」「かしこまりました」「分かりました」の正確な意味とニュアンスの違いを整理し、状況に応じたベストな選び方、誤用トラブルの防止策、メールや面接で好印象を与えるコミュニケーションのマナーまで徹底解説します。
正しい言葉遣いをマスターし、自信を持って選考に臨みましょう。
目次[目次を全て表示する]
【就活敬語】就活における敬語・言葉遣いの基本マナー
言葉の使い分けについて知る前に、まずはすべての選考シーンに共通する言葉遣いの基本マナーを4つ押さえておきましょう。
これらを意識するだけで、言葉の重みと説得力が大きく変わります。
相手への敬意を言葉と態度(声色・表情)で示す
敬語は単なる「正しい文法」ではなく、相手への敬意を表すためのコミュニケーションツールです。
どれだけ美しい言葉を使っても、無表情やボソボソとした小さな声では誠意は伝わりません。
「明るい声色」「穏やかな表情」「正しい姿勢」と言葉遣いをセットにすることで、初めて好印象につながります。
尊敬語・謙譲語・丁寧語の基本ルールを把握する
就活では、主に3つの敬語を使い分けます。
-
1
- 尊敬語
- 相手の行為を高めて敬意を示す(例:おっしゃる、いらっしゃる)
-
2
- 謙譲語
- 自分の行為をへりくだり、間接的に相手を高める(例:申し上げる、伺う)
-
3
- 丁寧語
- 言葉の語尾を丁寧にする(例:〜です、〜ます)
自分の動作には「謙譲語」、面接官の動作には「尊敬語」を使うのが絶対的なルールです。
メールの文面でも面接でも一貫した言葉遣いを保つ
「メールでは完璧な敬語が使えるのに、対面の面接になると崩れてしまう」という就活生は少なくありません。
文面でも対面でも、また面接官だけでなく受付の担当者や社内ですれ違った社員に対しても、一貫して丁寧な言葉遣いを保ちましょう。
迷ったときは「より丁寧・謙虚な表現」を選ぶのが無難
とっさの受け答えで言葉の選択に迷ったときは、少し堅いと感じても「より丁寧で、自分がへりくだる表現」を選びましょう。
フランクすぎる言葉を口にしてマナー違反になるリスクはありますが、丁寧すぎて不採用になることはまずありません。
「承知・かしこまり・分かり」の用途・シーン別の使い分け
ここでは、就活生が最も迷いやすい3つの言葉の違いを、用途とシチュエーション別に解説します。
まずは一目でわかる比較表で全体像を把握しましょう。
【用途①:メール・面接の万能型】ビジネスの基本は「承知しました(いたしました)」
就活において、採用担当者や面接官からの指示・連絡に対する最も標準的で安全な返事が「承知しました」です。
「承知」には「相手の事情や指示を理解し、それを受け入れる」という意味が含まれており、ビジネスシーンで最も広く使われています。
メールの返信でも、面接中の会話でも、迷ったらまずは「承知しました(より丁寧にするなら『承知いたしました』)」を使えば間違いありません。
【用途②:役員面接や特別に敬意を示す場】最も丁寧な表現は「かしこまりました」
「承知しました」よりもさらにへりくだり、相手への深い敬意を表す言葉が「かしこまりました」です。
「かしこまる」という言葉には「身を慎み、謹んで命令を受ける」という意味があります。
最終面接で企業の役員や社長と話す際や、面接官から特別な配慮や指示を受けた際に「かしこまりました」と返答すると、非常に洗練された、礼儀正しい印象を与えることができます。
【用途③:日常会話・学生同士】就活の選考中には避けるべき「分かりました」の注意点
「分かりました」は、「分かる」という動詞に丁寧語の「ました」を付けただけの表現です。
丁寧語ではあるものの、相手を高める「尊敬語」や自分がへりくだる「謙譲語」のニュアンスが一切含まれていません。
そのため、目上の人や面接官への返事として使うのは基本的にマナー違反とみなされます。
使用するのは、グループディスカッション(GD)で同じ学生同士が意見を交わす場面などに留めましょう。
敬語の誤用・コミュニケーション行き違いの防止策
「頭では理解していても、本番の緊張で間違えた言葉が出てしまう」という失敗はよくあります。
言葉の誤用や伝達ミスを防ぐための3つの実践対策を紹介します。
普段の面接練習から「承知いたしました」を口癖にしておく
言葉は日常の習慣がそのまま出ます。
大学の友人との日常会話は別として、模擬面接の練習や、大学のキャリアセンター・OBOGとのやり取りの中では、意図的に「承知いたしました」を口癖にしてください。
自然に口から出る状態を作ることが最大の防御策です。
クッション言葉とセットで覚えて表現の幅を広げる
返事の前に「クッション言葉」を添えることで、より丁寧で円滑なコミュニケーションが可能になります。
単体ではなく、セットで覚えておきましょう。
メールの返信では内容の「復唱」を添えて承知を伝える
日程調整などのメールで、ただ一言「承知いたしました」とだけ返信するのは不親切であり、行き違いのリスクもあります。
必ず相手の指示内容を復唱して返すようにしましょう。
「〇月〇日(〇)14:00からの二次面接の件、**確かに承知いたしました。**当日は〇〇分前までに、ご指定のURLより入室いたします。」
「承知しました」の適切な使い方と好印象のマナー
正しい言葉を使うだけでなく、「どのように伝えるか」で面接官の評価はさらに高まります。
好印象を与えるためのマナーを確認しましょう。
面接の場では明るいトーンと自然な相槌(うなずき)を添える
対面やオンラインの面接で「承知いたしました」と言う際は、必ず面接官の目を見ながら、深く一度うなずく動作(相槌)を添えましょう。
声のトーンを普段よりソの音(少し高めの明るい音)で意識して発音することで、前向きで快活な印象を持ってもらえます。
メールでは簡潔かつ迅速に(24時間以内)返信を完了させる
メールで指示や案内を受け取った場合、正しい言葉遣いと同じくらい重要なのが「返信のスピード」です。
どれだけ丁寧な「承知いたしました」でも、返信に2〜3日かかってしまっては評価が落ちます。
原則として「24時間以内(できればその日のうち)」に、簡潔な文面で返信しましょう。
同じ会話や文面の中で同じ返事を連続して使いすぎない工夫
面接中に面接官からの説明が長く続く場合、毎回の相槌で「承知いたしました」「承知いたしました」と機械的に繰り返すと、かえって話を聞いていないような冷たい印象を与えます。
「はい」「かしこまりました」「ありがとうございます、承知いたしました」のように、短い相槌(はい)と丁寧な返事を適度に織り交ぜると、自然で知的な会話リズムになります。
就活の返事・言葉遣いでやってはいけないNG例・失敗パターン
ここでは、就活生が絶対に避けるべき言葉遣いの失敗パターンを3つ紹介します。
これらは減点対象になりやすいため、十分に注意してください。
目上の人や面接官に対して「了解です」「了解しました」を使う
就活で最も多く、かつ致命的な誤用が「了解しました(了解です)」です。
「了解」は、同僚や目下の人に対して「承認する」という意味合いで使われる言葉です。
目上の人や面接官に対して使うのは明らかなマナー違反であり、「失礼な学生だ」と不快感を与える危険性が高いため、絶対に使用しないでください。
「分かりました」を連発して学生気分や頼りない印象を与える
前述の通り、「分かりました」には敬意が含まれません。
面接中の緊張から「あ、分かりました」「はい、分かりました」と連発してしまうと、未成熟で頼りない印象や、社会人になる準備ができていない(学生気分が抜けていない)という評価につながってしまいます。
二重敬語(「ご承知いたしました」「お分かりになりましたか」など)になる
より丁寧な言葉を使おうとするあまり、文法的に間違った「二重敬語」になってしまうパターンです。
| NG例 | 正解 |
|---|---|
| 「ご承知いたしました」 | 「承知いたしました」 |
| 「お分かりになりましたでしょうか」 | 「ご理解いただけましたでしょうか」/「ご不明点はございませんでしょうか」 |
1つの語彙に過剰に敬語を重ねると、かえって耳障りになり、言葉の教養が疑われる原因になります。
就活の「承知・返事」の敬語に関するよくあるQ&A
最後に、就活生からよく寄せられる返事や敬語に関するリアルな疑問に一問一答形式でお答えします。
Q1. 就活で「大丈夫です」の言い換えは?
A. シチュエーションに合わせて「問題ございません」「承知いたしました」などを使い分けましょう。
「大丈夫です」は日常会話では非常に便利な言葉ですが、ビジネスや面接の場では曖昧でフランクすぎる印象を与えてしまいます。
伝える内容によって以下のように言い換えるのが正解です。
-
1
- 日程や条件などに同意する場合(問題ないとき)
- 「問題ございません」「差し支えございません」「よろしいかと思います」
-
2
- 相手からの指示や依頼を受け入れる場合
- 「承知いたしました」「かしこまりました」
-
3
- 相手の配慮や提案を断る場合(「結構です」の意味)
- 「お気遣いありがとうございます。今回は〇〇ですので、問題ございません(辞退させていただきます)」
Q2. 面接で「わかりました」はダメですか?
A. 目上の人・面接官への言葉としては不適切(基本はNG)です。
「分かりました」は、「分かる」に丁寧語の「ました」を付けただけの表現であり、相手を高める尊敬語や自分がへりくだる謙譲語のニュアンスが含まれていません。
そのため、面接官や採用担当者に対して使うのはビジネスマナー違反とみなされます。
とっさの会話で1〜2回口をついて出てしまった程度で即不合格になることはありませんが、意識して「承知いたしました」や「かしこまりました」を使うように徹底しましょう。
Q3. 就活のESで「貴社」と書くべきですか?
A. はい、ESや履歴書などの「書き言葉」では「貴社」と書くのがルールです。
就活では、相手の企業を指す言葉として「貴社(きしゃ)」と「御社(おんしゃ)」の2つを厳格に使い分けます。
| 貴社 | 御社 |
|---|---|
| エントリーシート(ES)、履歴書、お礼メール、手紙などの「書き言葉」 | 面接、面談、電話、グループディスカッションなどの「話し言葉」 |
ESの中でうっかり「御社」と書いてしまったり、反対に面接で「貴社では〜」と話してしまわないように注意してください。
(※銀行の場合は「貴行/御行」、法人の場合は「貴法人/御法人」となります)
Q4. 面接の逆質問で「大丈夫です」と答えてもいいですか?
A. 「大丈夫です」ではなく、「疑問点は解消されましたので、特にございません」と言い換えましょう。
「何か質問はありますか?」と聞かれた際に「大丈夫です」と答えるのは、稚拙で関心が薄いような印象を与えてしまいます。
原則として逆質問は事前に2〜3個用意しておくのがマナーですが、面接中の説明で疑問が本当にすべて解消された場合は、以下のように前向きな意欲を添えて伝えるのが好印象です。
「本日の詳しいご説明の中で疑問点がすべて解消されましたので、現時点で質問はございません。お話を伺い、貴社で働くイメージがより明確になり、志望度がいっそう高まりました。本日はお時間をいただきありがとうございました。」
Q5. 面接で「えっと」「あの」の言い換えは?
A. つなぎ言葉は使わず「1〜2秒の間(沈黙)」を取るか、「少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか」と伝えましょう。
言葉に詰まったときに「えっと」「あー」「あの」といったつなぎ言葉(フィラー)を連発すると、自信がなさそうに見えたり、準備不足な印象を与えたりします。
-
1
- すぐに話し始めたいとき
- 「えっと」と言いそうになったら、あえて口を閉じて1〜2秒の沈黙(間)を置いてから、落ち着いて「そうですね、私は〜」と切り出しましょう。短い間であれば違和感はありません。
-
2
- 考えをまとめる時間が欲しいとき
- 「申し訳ございません。考えを整理するために、少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか」と正直に申し出ましょう。焦って「えっと…」と話し始めるよりも、誠実で高いコミュニケーション能力があると評価されます。
まとめ:正しい敬語の習得が、就活での安心・信頼を生む
就活における「承知しました」「かしこまりました」「分かりました」の使い分けについて解説しました。
ポイントをもう一度振り返りましょう。
正しい言葉遣いは、一日で急に身につくものではありません。
しかし、一度しっかりとマスターしてしまえば、面接本番で「言葉遣いが失礼になっていないかな…」という余計な不安がなくなり、自分の強みや志望動機を伝えることだけに集中できるようになります。
社会人への第一歩として、今日からのメールや練習から「承知いたしました」「かしこまりました」を意識して使いこなしていきましょう!
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート





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えり@就活アドバイザー
面接官からの指示に対して、「分かりました」「了解しました」と返事をしていいのか迷いますよね!