やまおか@28卒就活生
はい...。面接では「御社」って言うのに、メールだと「貴社」って書くらしくて、ごちゃごちゃになっちゃって...。
えり@就活アドバイザー
その混乱、とても多いんです!実はルールはシンプルで、一度覚えればもう迷いません。例文つきでがっつり紹介していきますね!
就活でメールを書くようになると、相手の会社をどう呼べばいいのか迷う場面が増えてきます。「貴社」と書くのか「御社」と書くのか、送信前に手が止まった経験はありませんか。
27卒・28卒として就活に臨む皆さんの中には、「メールでうっかり御社と書いて非常識だと思われないか」「使い分けの理由がわからず不安」と感じている方も多いのではないでしょうか。
会社の呼び方は、相手への敬意が表れる部分です。たった二文字の選び方一つで、ビジネスマナーの理解度が伝わってしまうこともあります。
とはいえ、難しく考える必要はありません。基本は「書くときは貴社、話すときは御社」という単純なルールだけです。
この記事では、貴社と御社の違い・正しい使い分け・そのまま使える例文を徹底解説します。
あわせて、貴学や貴行など間違えやすい呼び方や、丁寧な言い換えフレーズもまとめて紹介します。
正しい型さえ押さえれば、会社の呼び方で迷うことはなくなります。ぜひ最後まで読み込み、自信を持ってメールを送ってください。
目次[目次を全て表示する]
【就活メール】まず押さえる基本マナー(宛名・件名・署名・本文構成)
貴社と御社の話に入る前に、すべての就活メールに共通する4つの基本パーツを確認しておきましょう。それが「宛名」「件名」「本文構成」「署名」です。会社の呼び方を正しく使えても、メール全体の型が崩れていては印象は半減してしまいます。まずは土台となる型を押さえておきましょう。
宛名は「会社名+部署名+担当者名+様」が基本
宛名は本文の一番上に書く、最初に目に入る部分です。「〇〇株式会社 人事部 △△様」のように、会社名・部署名・担当者名・様の順で正式名称で記載しましょう。
会社名は「(株)」と略さず、「株式会社」と書くのがマナーです。
ここで注意したいのが、「御中」と「様」は併用しないというルールです。担当者名がわかるなら「人事部 △△様」、名前がわからない場合は「人事部 採用ご担当者様」とするのが無難です。
件名は「用件+大学名+氏名」で一目でわかるように
採用担当者は1日に何十通ものメールを受け取っています。件名を見ただけで「誰からの・何の連絡か」がわかることが重要です。
「面接日程のご相談(〇〇大学・就活太郎)」のように、用件・大学名・氏名をまとめて入れましょう。
件名が空欄だと、迷惑メールと間違われたり後回しにされたりする原因になります。一目で内容が伝わる件名を心がけてください。
本文は「宛名→挨拶・名乗り→用件→結び→署名」の順
就活メールの本文には、決まった並び順があります。上から「宛名」「挨拶・名乗り」「用件」「結びの言葉」「署名」の順に並べるのが基本の型です。
宛名のあとに「お世話になっております。〇〇大学の就活太郎です」と挨拶と名乗りを置き、続けて用件を簡潔に伝えます。
会社を指す言葉が出てくるのは、主に用件や結びの部分です。この本文中で会社を呼ぶときに使うのが「貴社」だと覚えておきましょう。
署名は大学名・学部・氏名・連絡先を毎回付ける
署名は、メールの末尾に「自分が何者か」を示すビジネスメールの基本マナーです。就活生でも、すべてのメールに付けるのが望ましいとされています。
記載する情報は、大学名・学部・学科・氏名(ふりがな)・電話番号・メールアドレスが基本です。
貴社と御社の違い(メールは「貴社」、会話は「御社」)
結論から申し上げますと、相手の会社を指す敬語には「貴社」と「御社」の2種類があり、書き言葉では「貴社」、話し言葉では「御社」を使うのが基本ルールです。どちらも意味は同じ「相手の会社を敬う言葉」ですが、使う場面が異なります。ここでは、その違いと使い分けの理由を整理しておきましょう。
「貴社」は書き言葉、「御社」は話し言葉
貴社と御社は、どちらも相手の会社を敬って呼ぶ尊敬語です。意味そのものに違いはありません。
違いは使う場面にあります。メールや履歴書、エントリーシートといった文章で書くときは「貴社」を使います。
一方、面接や説明会、電話など口に出して話すときは「御社」を使うのが一般的です。「就活メールは文章だから貴社」と覚えておけば、まず間違えません。
なぜ書き言葉と話し言葉で分けるのか
使い分けの背景には、言葉の聞き取りやすさがあります。「貴社」は、同じ読みの「記者」「汽車」「帰社」などの同音異義語が多く、耳で聞くと意味を取り違えやすい言葉です。
そのため、会話では誤解を避けやすい「御社」が使われるようになったとされています。
反対に、文章では同音異義語の心配がないため、より格式のある「貴社」が選ばれます。理由を知っておくと、とっさの場面でも迷いません。理屈で覚えておくと忘れにくいでしょう。
メール・ES・履歴書など「書く」ときは → 貴社
面接・説明会・電話など「話す」ときは → 御社
えり@就活アドバイザー
「書くなら貴社、話すなら御社」、合言葉のようにこれだけ覚えればもう大丈夫ですよ!
やまおか@28卒就活生
同音異義語が多いから会話だと御社なんですね...!理由がわかると一気にスッキリしました。
えり@就活アドバイザー
そうなんです!では次に、メールで「貴社」を実際にどう使うか、場面別に見ていきましょう。
「貴社」を使う場面と使い方+例文
就活メールで「貴社」が登場するのは、主に志望理由を伝える場面や、結びの挨拶の部分です。ここでは、どんな場面でどう使えば自然なのかを具体的に解説し、そのままコピーして使える例文も紹介します。使い方のイメージをつかんで、自信を持って書けるようにしましょう。
志望理由・結びの挨拶で使うのが基本
「貴社」がよく使われるのは、エントリーや問い合わせのメールで志望度を伝える場面です。「貴社の〇〇という事業に魅力を感じております」のように、会社を敬いながら気持ちを伝えられます。
また、メールの結びでも「末筆ながら、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます」と添えると丁寧です。
同じメール内で何度も繰り返すとくどくなるため、必要な箇所で1〜2回使うくらいがバランスの良い形です。多用しすぎないよう意識しましょう。
そのまま使える例文(エントリーメール)
以下はそのまま使える例文です。〇〇部分はご自身の情報に置き換えてください。
件名:説明会参加のお願い(〇〇大学・就活太郎)
〇〇株式会社
人事部 △△様
お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の就活太郎と申します。
この度は、貴社の会社説明会に参加させていただきたく、ご連絡いたしました。
貴社が手がける〇〇の事業に強く関心を持ち、ぜひお話を伺いたいと考えております。
ご多忙のところ恐縮ですが、参加方法についてご教示いただけますと幸いです。
末筆ながら、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。
何卒よろしくお願いいたします。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
就活 太郎(しゅうかつ たろう)
電話:090-0000-0000
「貴社の〇〇という事業」と具体名を添えると、志望度がより伝わります。
結びの「貴社のますますのご発展を〜」は、就活メールで万能に使える定番フレーズです。
ほか間違えやすい会社の呼び方(貴学・貴行・貴法人など)
相手の組織が一般的な会社(株式会社など)であれば「貴社」で問題ありません。ただし、業種や組織形態によっては「貴社」以外の呼び方が正しい場合があります。ここでは、就活で出会う可能性のある代表的な呼び分けを整理します。知っておくと、いざというとき慌てずに済みます。
銀行・学校・団体は呼び方が変わる
会社以外の組織には、それぞれ専用の敬称があります。代表的なものを押さえておきましょう。
銀行宛てなら「貴行」、信用金庫なら「貴庫」、大学や学校法人なら「貴学」を使います。
また、一般社団法人やNPOなどは「貴法人」、官公庁は「貴庁」、組合は「貴組合」とするのが正式です。迷ったときは「貴社」より無難な表現に言い換える方法もあります。たとえば「皆様」「御一同様」などです。
話し言葉のときの呼び方も知っておく
これらの呼び方にも、書き言葉と話し言葉の使い分けがあります。書き言葉の「貴行」に対して、話し言葉では「御行(おんこう)」を使います。
同様に、学校なら話し言葉で「御校(おんこう)」、法人なら「御法人」となります。
とはいえ、就活生がすべてを完璧に使い分けるのは難しいものです。確信が持てないときは「貴社」または丁寧な言い換えで対応し、明らかな誤りだけ避ければ十分です。気負いすぎる必要はありません。
銀行 → 貴行(書)/御行(話)
大学・学校 → 貴学・貴校(書)/御校(話)
一般社団法人・NPO → 貴法人(書)/御法人(話)
信用金庫 → 貴庫 / 官公庁 → 貴庁
えり@就活アドバイザー
銀行は貴行、大学は貴学。会社以外も呼び方が変わるんです。ここを知っているとぐっと差がつきますよ!
やまおか@28卒就活生
銀行を志望してるので、貴行は知らなかったら危なかったです...!覚えておきます。
えり@就活アドバイザー
気づけて良かったです!次は、そのまま使える丁寧な言い換えフレーズをまとめて紹介しますね。
言い換え・丁寧表現フレーズ集
「貴社」を正しく使えるようになったら、その前後の言い回しも丁寧に整えると、メール全体の印象がぐっと良くなります。ここでは、就活メールでそのまま使える定型フレーズを場面別にまとめました。コピーしてストックしておけば、文面づくりがぐっと楽になります。
志望度・お礼を伝える定番フレーズ
志望度を伝える場面では、「貴社」と組み合わせて使える前向きな表現が役立ちます。たとえば次のような言い回しです。
・貴社の〇〇という事業に強く魅力を感じております。
・貴社の一員として働きたいという思いが一層強まりました。
・貴社の事業内容について、より深く理解したいと考えております。
お礼を伝えるなら、「この度は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました」が万能です。感謝の言葉は具体的な場面とセットにすると、より気持ちが伝わります。
結び・お願いで使える丁寧フレーズ
メールの締めくくりには、相手への配慮を示すフレーズを置くと印象が引き締まります。状況に応じて使い分けましょう。
・末筆ながら、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。
・ご多忙のところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
・お手数をおかけしますが、ご確認のほどお願い申し上げます。
依頼や質問をするときは、「恐れ入りますが」「ご教示いただけますと幸いです」といったクッション言葉を添えましょう。やわらかい表現は、誠実さと丁寧さの両方を伝えます。
【就活メール】貴社・御社でやりがちなNG・失敗例
貴社と御社の失敗は、ちょっとした思い込みや確認不足から起こりがちです。ここでは、就活生がやりやすいNGパターンを4つ取り上げます。送信前にひと目チェックする習慣があれば、どれも簡単に防げるものばかりです。当てはまっていないか確認してみましょう。
メールで「御社」と書いてしまう
もっとも多いのが、メールやエントリーシートで「御社」と書いてしまうミスです。面接で口にする「御社」が頭に残っていると、つい文章でも使ってしまいがちです。
書類で「御社」と書くと、ビジネスマナーの基本が身についていない印象を与えかねません。送信前に「書くなら貴社」と一度確認しましょう。
逆に、面接や電話で「貴社」と言うのも不自然です。媒体に合わせて自然に切り替える意識を持ちましょう。
銀行・学校なのに「貴社」と書く
相手が銀行や大学、団体であるにもかかわらず、すべて「貴社」で済ませてしまうのも避けたい失敗です。銀行宛てに「貴社」と書くと、業界研究が浅いと受け取られる可能性があります。
銀行は「貴行」、学校は「貴学」と、組織に合った呼び方を選びましょう。
確信が持てない場合は、無理にあてはめず「皆様」などの言い換えで対応するのも一つの手です。迷ったら無難な表現に逃がすと覚えておくと安心です。
同じメールで貴社と御社が混在する
一通のメールの中で、「貴社」と「御社」が混ざってしまうのも見られるミスです。書きかけのコピーや使い回しが原因で、表記が揺れてしまうことがあります。
表記がそろっていないと、見直しをしていない印象を与えてしまいます。
送信前に本文を読み返し、会社の呼び方が「貴社」で統一されているかを必ず確認しましょう。コピペ後のチェックは特に重要です。
会社名の直後に「貴社」を重ねる
「〇〇株式会社の貴社」のように、会社名と「貴社」を重ねて書いてしまうのも不自然です。「貴社」自体が相手の会社を指す言葉なので、社名と並べると意味が重複します。
社名を出すときは「〇〇株式会社様」とし、文中で改めて指すときに「貴社」を使い分けましょう。
どちらか一方で十分です。指す対象が重ならないよう、一文ごとに役割を整理すると、すっきりした文面になります。
えり@就活アドバイザー
NGで一番多いのは「メールで御社」と「混在」です。どちらも送信前の見直しで防げますよ!
やまおか@28卒就活生
使い回しで御社のまま送ったことあったかもしれません...。これから送信前に必ず読み返します。
えり@就活アドバイザー
その習慣があれば安心です!残りの細かい疑問も、Q&Aで一気に解消していきましょう。
【就活メール】貴社・御社のよくあるQ&A
ここでは、貴社と御社の使い分けについて、就活生からよく寄せられる疑問にお答えします。敬語のルールには細かい例外もありますが、基本の考え方さえ押さえておけば、たいていの場面に対応できます。迷ったときの判断材料として参考にしてください。
エントリーシートや履歴書でも「貴社」でいいですか?
はい、エントリーシートや履歴書も「書く」書類なので、「貴社」を使うのが正解です。手書き・パソコン入力のどちらでも、文章である限り「貴社」を選びます。
面接で話すときだけ「御社」に切り替える、と整理しておくと混乱しません。
同じ志望理由でも、書類は「貴社」、面接は「御社」と媒体で言葉を変えるのが基本です。提出物はすべて貴社と覚えておきましょう。
面接やWeb面接では「御社」でいいですか?
はい、面接やWeb面接、説明会、電話など、口に出して話す場面ではすべて「御社」を使います。これらは話し言葉のやり取りだからです。
Web面接もオンラインとはいえ会話なので、「御社」で問題ありません。チャット欄に文字で書く場合だけは「貴社」が無難です。
緊張するとつい混ざりやすいので、面接前に「話すときは御社」と一度確認しておくと安心です。
銀行や信用金庫はどう呼べばいいですか?
銀行宛てのメールや書類では「貴行」、信用金庫では「貴庫」を使うのが正式です。話すときはそれぞれ「御行」「御庫」となります。
金融業界を志望する場合は、この呼び分けを知っているかどうかで業界理解の印象が変わることもあります。
もし確信が持てないときは、「皆様」「御一同様」などに言い換えれば失礼にはなりません。無理に専門用語を使う必要はありません。
大学や学校法人はどう呼べばいいですか?
大学や学校法人へのメールでは「貴学」、話すときは「御校(おんこう)」を使うのが一般的です。教育実習や学校推薦のやり取りなどで使う場面があります。
幼稚園や保育園、専門学校なども、文章では「貴校」「貴園」とすると丁寧です。
こちらも迷ったときは、「皆様」などの言い換えで対応できます。相手の組織形態を確認したうえで、適切な呼び方を選びましょう。
同じメールで「貴社」を何回も使っていいですか?
意味としては問題ありませんが、同じメール内で何度も繰り返すと、文章がくどい印象になります。1通につき1〜2回を目安にすると、自然で読みやすくなります。
2回目以降は「御社の事業」を「こちらの事業」と言い換えたり、主語を省いたりして調整しましょう。
大切なのは敬意が伝わることなので、回数より文章全体のバランスを意識すると良いでしょう。
持株会社やホールディングスも「貴社」でいいですか?
はい、株式会社の形態であれば、ホールディングスや持株会社も「貴社」で問題ありません。正式名称に「株式会社」が含まれていれば、基本は「貴社」と考えて大丈夫です。
グループ全体を指したい場合は、「貴グループ」という表現を使うこともできます。
相手の正式名称を一度確認し、それに合った呼び方を選べば失礼にはなりません。迷う場合は無難な「貴社」で問題ないでしょう。
【就活メール】貴社・御社のまとめ
ここまで、貴社と御社の違いと正しい使い分けを解説してきました。最後に、押さえておきたいポイントを振り返ります。
会社を敬う言葉には「貴社」と「御社」があり、意味は同じですが使う場面が異なります。
メールやエントリーシートなど「書く」ときは貴社、面接や電話など「話す」ときは御社を使うのが基本ルールです。
銀行は「貴行」、大学は「貴学」のように、組織によって呼び方が変わる点も覚えておきましょう。
NGで多いのは、メールで御社と書くこと、銀行・学校に貴社を使うこと、そして一通の中で表記が混在することです。送信前にひと目で確認する習慣をつけましょう。
今日からできる第一歩として、まずは志望企業が会社・銀行・学校・団体のどれに当たるかを確認し、正しい呼び方をメモしておくことをおすすめします。これだけで、呼び方の悩みはほとんど解消します。
正しい呼び方は、あなたの誠実さと丁寧さを伝える名刺代わりです。正しい型を覚えて、自信を持って送りましょう。あなたの就活がうまくいくよう、心から応援しています。
えり@就活アドバイザー
「書くなら貴社、話すなら御社、銀行は貴行・大学は貴学」、この4つを覚えればもう安心ですよ!
やまおか@28卒就活生
はい...!もう貴社と御社で迷わなくて済みそうです。さっそく志望先の呼び方を確認します。ありがとうございました!
えり@就活アドバイザー
その意気です!自信を持って送ってくださいね。応援しています!
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えり@就活アドバイザー
就活メールを書くとき、「貴社」と「御社」のどっちを使えばいいか迷うことありませんか?