やまおか@28卒就活生
はい...。質問を考えなきゃとは思うんですが、具体的にどんな内容を聞けばいいのか浮かばなくて...。
えり@就活アドバイザー
大丈夫!質問内容の考え方と、目的別にそのまま使える具体例をたっぷり紹介します。これでリストはすぐ埋まりますよ!
OB・OG訪問は、志望企業で働く先輩から「リアルな声」を聞ける貴重な機会です。
その価値を最大限に引き出せるかどうかは、「どんな質問内容を準備するか」でほぼ決まります。
同じ1時間でも、質問内容の質によって得られる情報の深さはまったく変わってきます。
27卒・28卒の皆さんの中には、「質問内容が思いつかない」「何を聞けば有意義な時間になるのか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
OB・OGは、仕事の合間に貴重な時間を割いてくれる相手です。
調べればわかることばかり聞いたり、ありきたりな質問に終始すると、せっかくのチャンスを活かしきれません。
この記事では、良い質問内容を考える手順・目的別の具体的な質問例・避けたい質問内容を、初めての方にもわかるように徹底解説します。
準備の手順さえ押さえれば、質問内容づくりは難しくありません。
ぜひ最後まで読み込み、自信を持って訪問に臨んでください。
目次[目次を全て表示する]
質問内容を考える前に押さえる基本マナー
具体的な質問例を見る前に、まずはすべてのOB・OG訪問に共通する基本マナーを4つ押さえておきましょう。
質問内容がどれだけ良くても、この土台が崩れていると好印象にはつながりません。
相手は厚意で時間を作ってくれているという意識が、すべての出発点です。
まずは姿勢の部分から確認していきます。
「貴重な時間をいただく」意識を持つ
OB・OGは、自分の通常業務を抱えながら、後輩のために貴重な時間を割いてくれています。
そのため、「お忙しい中ありがとうございます」という低姿勢を忘れないことが大切です。
限られた時間を有意義にするためにも、質問内容は事前にしっかり準備しておきましょう。
準備の質は、そのまま相手への敬意の表れにもなります。
時間を大切にする姿勢が、好印象の土台になります。
調べてわかる内容は質問しない
企業のホームページやパンフレットを見ればわかる内容を質問するのは避けましょう。
事業内容や設立年などの基本情報を尋ねると、「下調べをしていない学生」という印象を与えかねません。
事前に企業研究を済ませ、「調べた上で、さらに知りたいこと」を質問内容にするのが鉄則です。
下調べの差が、そのまま質問内容の質の差になって表れます。
準備した分だけ、得られる答えも深くなります。
質問内容は多めに用意しておく
質問内容は、本当に聞きたいものを5問前後に絞り、予備も含めて10問程度用意しておくと安心です。
会話の流れで質問が消化されたり、話が盛り上がって時間が押したりすることもあるためです。
そのうえで「これだけは聞きたい」という質問に優先順位をつけておきましょう。
多めに準備しておけば、沈黙が生まれて気まずくなることもありません。
余裕を持った準備が、落ち着いた対話につながります。
質問内容はメモして持参する
準備した質問内容は、スマートフォンや手帳にメモして持参しましょう。
メモを見ながら質問すること自体は失礼にあたらず、しっかり準備してきた証として好印象です。
緊張で頭が真っ白になっても、メモがあれば落ち着いて質問できます。
あわせて、相手の答えを書き留めるためのメモも用意しておくとよいでしょう。
準備の見える化が、当日の安心感につながります。
良い質問内容を考える3つのステップ
質問内容が思いつかないときは、「企業研究→疑問の洗い出し→仮説づくり」の3ステップで考えると整理しやすくなります。
やみくもに質問を探すよりも、手順に沿って考えるほうが、自分だけの良い質問が生まれます。
順番に見ていきましょう。
この流れを覚えれば、どんな企業相手でも質問内容に困りません。
ステップ1:企業研究で土台をつくる
まずは、訪問先の企業や業界について、調べられる範囲で徹底的にリサーチします。
事業内容・主力商品・最近のニュースなどを把握しておくことで、質問の土台ができます。
この下調べがあるからこそ、「調べた上での一歩踏み込んだ質問」ができるようになります。
逆に、土台がないと表面的な質問しか思いつきません。
質問内容づくりは、企業研究から始まると考えましょう。
ステップ2:自分の「不安」や「疑問」を書き出す
次に、「自分がこの企業で働くとしたら、何が不安か」を書き出してみましょう。
働き方・成長環境・社風など、気になる点はそのまま質問内容の種になります。
就活全体で抱えている悩みや課題も、先輩に相談する形の質問にできます。
素朴な不安ほど、現場の人にしか答えられない良い質問になりやすいものです。
自分の本音を起点にすると、質問に熱意がこもります。
ステップ3:自分の仮説を添えた質問にする
最後に、洗い出した疑問を「自分の考え+質問」の形に整えます。
「私は御社の◯◯に魅力を感じているのですが、実際はいかがでしょうか」といった形です。
こうした質問内容は、志望度の高さと思考力を同時に伝えられます。
相手も「よく考えている」と感じ、より具体的な答えを返してくれます。
仮説を添える一手間が、質問内容の質を大きく引き上げます。
えり@就活アドバイザー
「自分が働くとしたら何が不安か」を書き出すと、質問内容が一気に湧いてきますよ!
やまおか@28卒就活生
たしかに...!不安なら山ほどあります。それを質問にすればいいんですね。
えり@就活アドバイザー
その通りです!次は、目的別にそのまま使える質問内容の具体例を紹介していきますね。
目的別・OB・OG訪問の質問内容【具体例】
ここからは、4つの目的別に、そのまま使える具体的な質問内容を紹介します。
自分が知りたいテーマに合わせて選び、自分の言葉に置き換えて使ってみてください。
質問の前に「◯◯について伺いたいのですが」とテーマを示すと、相手も答えやすくなります。
気になる目的から見ていきましょう。
業界・企業理解を深める質問内容
まずは、業界や企業への理解を深めるための質問内容です。
「業界全体の今後の動向を、現場ではどう感じていらっしゃいますか」「同業他社と比べた御社ならではの強みは何でしょうか」などが挙げられます。
現場の社員だからこそ語れるリアルな業界観や競合との違いは、企業研究では得られない貴重な情報です。
志望動機を深めるうえでも、説得力のある材料になります。
「調べた上での疑問」としてぶつけると、より深い答えが返ってきます。
仕事内容・職種理解を深める質問内容
次に、実際の仕事内容を具体的にイメージするための質問内容です。
「入社1年目はどのような業務を任されましたか」「1日のスケジュールを教えていただけますか」などで、働く姿が鮮明になります。
さらに「入社前のイメージと、実際に働いてみてのギャップ」を尋ねると、その人ならではの本音が引き出せます。
複数の職種がある場合は、職種ごとの違いや適性についても聞いてみましょう。
仕事の解像度が上がれば、入社後のミスマッチも防げます。
働き方・キャリアに関する質問内容
長く働くイメージを持つために、働き方やキャリアに関する質問内容も準備しましょう。
「皆さんはどのように仕事とプライベートを両立されていますか」「今後はどんなキャリアを描いていますか」などが効果的です。
残業や休暇についても、前向きな表現に言い換えて聞くと角が立ちません。
先輩のキャリアの描き方を知ることで、自分の将来像も具体的になります。
働き方の実態は、現場の人にしか聞けない情報です。
選考対策・学生時代に関する質問内容
これからの就活に直結するのが、選考や学生時代に関する質問内容です。
「学生時代に力を入れておいてよかったことはありますか」「選考ではどんな点をアピールされましたか」などが定番です。
ただし選考対策の質問はあくまで参考として聞き、答えを丸暗記しようとしないことが大切です。
大切なのは、先輩の経験から自分に活かせる考え方を学ぶことです。
「正解探し」ではなく「ヒント探し」の姿勢で臨みましょう。
避けたい質問内容と上手な言い換え
良い質問内容がある一方で、聞くと印象を下げかねない質問内容も存在します。
ただし、知りたいこと自体がNGなのではなく、「聞き方」を変えれば失礼なく尋ねられるケースも多くあります。
ここでは避けたい質問内容と、その上手な言い換えをセットで紹介します。
知りたいことを我慢する必要はなく、角度を変える工夫がポイントです。
調べればわかる基本情報の質問
事業内容や企業理念、初任給など、調べればすぐにわかる内容をそのまま聞くのは避けましょう。
「下調べをしていない」と受け取られ、せっかくの好印象のチャンスを逃してしまいます。
基本情報は事前にインプットし、「調べた上での疑問」に変換することが大切です。
たとえば初任給そのものではなく、「入社後の成長に応じた評価の仕組み」を尋ねる形にすると深みが出ます。
準備の差は、質問のひと言にはっきり表れます。
年収・残業をストレートに聞く質問
「年収はいくらですか」「残業は多いですか」と直接的に尋ねるのは、避けたほうが無難です。
待遇しか見ていない、楽をしたいといった印象を与えかねません。
収入が気になるなら「差し支えなければ年代別のモデル年収を教えてください」、働き方なら「仕事とプライベートの両立」を尋ねる形に言い換えましょう。
同じ内容でも、聞き方次第で印象は大きく変わります。
角度を変えれば、知りたい情報は十分に得られます。
個人的すぎる・答えにくい質問
家族構成や交際相手の有無といったプライベートに踏み込む質問内容は避けましょう。
仕事と関係が薄いうえ、相手を不快にさせてしまう典型的なNGです。
また、「他社の選考状況」など相手が立場上答えにくい質問内容も控えるのが賢明です。
どうしても気になることは「お答えいただける範囲で構いませんが」と前置きすると配慮が伝わります。
相手が気持ちよく話せる範囲を見極めましょう。
えり@就活アドバイザー
聞きにくい内容も、言い換えれば大丈夫。「モデル年収」「両立の仕方」がキーワードです!
やまおか@28卒就活生
言い換えのストックができました...!これなら失礼なく聞けそうです。
えり@就活アドバイザー
その調子です!次は、質問内容づくりでやりがちなNG例を確認しておきましょう。
質問内容でやってはいけないNG例・失敗パターン
ここでは、質問内容にまつわるよくある失敗パターンを紹介します。
いずれも事前に知っておけば確実に防げるものばかりです。
良い質問内容を考える前に、まずは「やってはいけないこと」を避けるだけでも印象は大きく変わります。
自分に当てはまっていないか、チェックしながら読み進めてください。
抽象的すぎて答えにくい質問
「御社ってどんな会社ですか」「仕事は楽しいですか」のような抽象的な質問内容は、相手を困らせてしまいます。
答えの範囲が広すぎて、何を答えればよいか分からないためです。
質問内容は「1日のスケジュール」「入社1年目の業務」など具体的に絞るのがコツです。
具体的な質問ほど、具体的で役立つ答えが返ってきます。
「はい・いいえ」で終わる質問
「残業はありますか」のような、一言で答えられる質問内容ばかりだと会話が広がりません。
せっかくの対話の機会が、一問一答で終わってしまいます。
「どのように」「なぜ」といった理由や背景を引き出す聞き方を意識しましょう。
相手の答えにさらに質問を重ねることで、話は深まっていきます。
質問を詰め込みすぎて深掘りできない
用意した質問内容をすべて消化しようと焦り、次々に質問をぶつけるのも失敗のもとです。
一問一答が続くと、表面的な情報しか得られません。
大切なのは、1つの質問を深掘りして本音を引き出すことです。
質問リストはあくまで土台と考え、会話の流れを大切にしましょう。
最も多い失敗が「質問内容を詰め込みすぎて、リストの消化に必死になる」ことです。質問はあくまで会話のきっかけにすぎません。1つの答えに対し「具体的には?」「なぜそう感じたのですか?」と掘り下げる姿勢こそが、深い対話と好印象につながります。
質問内容に関するよくあるQ&A
ここでは、OB・OG訪問の質問内容について、27卒・28卒の皆さんからよく寄せられる疑問にお答えします。
細かな不安を解消しておくことで、自信を持って訪問に臨めるようになります。
気になる項目から読んでみてください。
質問内容はいくつ用意すればいいですか?
本当に聞きたい質問内容を5問前後に絞り、予備も含めて10問程度を用意しておくのが目安です。
1時間の訪問なら、1つの質問につき10分ほどかけて深掘りするイメージを持つとよいでしょう。
すべてを聞き切る必要はなく、会話の流れに応じて取捨選択して構いません。
多めに準備しておけば、話が弾んで時間が余っても慌てずに済みます。
数より「深さ」を意識して準備しましょう。
面接の逆質問と同じ内容でもいいですか?
OB・OG訪問と面接の逆質問は、目的が異なります。
OB・OG訪問では、面接では聞きにくい「働き方のリアル」や「本音」を中心に聞くのがおすすめです。
面接の逆質問は評価の場なので、より志望度や貢献意欲が伝わる内容が向いています。
訪問で得た具体的なエピソードは、面接での志望動機の説得力を高める材料になります。
場面に応じて、聞く内容を使い分けましょう。
事前に質問内容を相手に送るべきですか?
送付は必須ではありませんが、送ると相手が準備でき、当日の会話がスムーズになります。
特にオンライン訪問では、前日までに3〜5問ほどを共有しておくと親切です。
その際は「当日は会話の中で広げていければ」と添え、リストに縛られすぎない姿勢を見せましょう。
相手によっては事前共有を好まない場合もあるため、状況に応じて判断してください。
送る場合も、長すぎるリストは負担になるため簡潔にまとめます。
就活初期と後期で質問内容は変えるべき?
就活の段階に応じて、質問内容を変えると効果的です。
初期は業界・企業理解を深める質問を中心に、後期は選考対策やキャリアの具体的な質問に寄せるとよいでしょう。
自分の今の悩みや課題に直結する質問内容を選ぶことが、有意義な時間につながります。
同じ企業でも、自分の状況によって聞くべき内容は変わります。
その時々の自分に必要な情報を意識して準備しましょう。
専門用語が分からないとき、その場で聞いてもいい?
会話の中で分からない専門用語が出てきたら、その場で素直に質問して構いません。
「勉強不足で恐縮ですが、◯◯とはどのような意味でしょうか」と尋ねれば失礼にはなりません。
分かったふりをして話を進めるより、理解しようとする姿勢のほうが好印象です。
ただし、基本的な業界用語は事前に調べておくのが望ましいでしょう。
素直な姿勢と、最低限の下調べを両立させることが大切です。
同じ企業に複数人訪問する場合、質問内容は変える?
同じ企業で複数の社員に会う場合は、相手の職種や立場に合わせて質問内容を変えるのがおすすめです。
同じ質問を繰り返すより、それぞれの経験に踏み込んだほうが多角的な情報が得られます。
たとえば若手には1日の業務、管理職にはキャリアや組織の方針を尋ねるとよいでしょう。
相手ごとに質問を変えることで、企業理解が立体的になります。
誰に何を聞くと有益かを考えて準備しましょう。
えり@就活アドバイザー
質問内容の疑問、だいぶ解消できましたか?「目的別に、具体的に、深掘り」が合言葉ですよ!
やまおか@28卒就活生
はい!まずは企業研究をして、不安を書き出すところから始めます...!
えり@就活アドバイザー
完璧です!最後に要点をまとめておくので、訪問前にもう一度見直しましょう。
まとめ:質問内容は「目的別に・具体的に」準備する
OB・OG訪問の質問内容は、「企業研究→疑問の洗い出し→仮説づくり」の手順で考えると整理しやすくなります。
業界理解・仕事理解・働き方・選考対策という目的別に、具体的な質問を準備することがポイントです。
年収や残業など聞きにくい内容も、角度を変えれば失礼なく尋ねられます。
そして何より、質問は会話のきっかけにすぎません。
1つの答えを深掘りし、相手の話にしっかり耳を傾ける姿勢を大切にしましょう。
今日できる最初のアクションは、志望企業について「働くとしたら何が不安か」を書き出し、そこから質問内容を5問つくってみることです。
準備が整えば、当日は自信を持って対話を楽しむだけです。
OB・OG訪問は、相手への敬意とちょっとした気配りさえあれば必ずうまくいきます。
自信を持って、先輩との対話に臨んでください。
皆さんの就職活動を心から応援しています。
※本記事の情報は、各就活関連サイト・公式情報等を参考に作成したものであり、OB・OG訪問のマナーは企業・業界・相手や時期によって異なる場合があります。最終的な判断は、訪問先の案内やご自身の状況に合わせてご確認ください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート











えり@就活アドバイザー
OB・OG訪問の質問内容、「何を、どんな順番で聞くか」で得られる情報がまるで変わるんです!