やまおか@28卒就活生
はい...。上座下座って言葉は知っていても、いざとなるとどっちがどっちか分からなくて固まってしまいそうで...。
えり@就活アドバイザー
大丈夫です!基本のルールはたった一つ、「入口から遠い席が上座」だけ。これから状況別に分かりやすく紹介していきます!
OB・OG訪問は、志望企業で実際に働く先輩から「リアルな声」を聞ける貴重な機会です。
当日の会話の中身はもちろん大切ですが、待ち合わせ場所に着いてからの「席の座り方」も、意外と相手に見られているポイントです。
そこで関わってくるのが、ビジネスマナーの基本である「上座・下座」という席次の考え方です。
27卒・28卒の皆さんの中には、「席次のマナーを知らずに、うっかり失礼な座り方をしてしまわないか」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
普段の友人とのカフェではどこに座るかなど気にしないため、いざ社会人を前にすると戸惑ってしまうのも当然です。
OB・OG訪問は、相手が仕事の合間に貴重な時間を割いてくれる場です。
席次のマナーを誤ると、せっかくのチャンスでかえって「気配りが足りない」という印象を与えてしまうことも少なくありません。
この記事では、OB・OG訪問における上座・下座の基本ルールと、カフェ・会議室など状況別の席次マナーを、初めての方にもわかるように徹底解説します。
基本の考え方さえ押さえれば、席次で迷うことはなくなります。
ぜひ最後まで読み込み、自信を持って当日に臨んでください。
目次[目次を全て表示する]
OB・OG訪問の基本マナー
席次の話に入る前に、まずはすべてのOB・OG訪問に共通する基本マナーを4つ押さえておきましょう。
OB・OGは自分の業務を抱えながら、後輩のために厚意で時間を作ってくれる相手です。
席の座り方などの細かい所作も、この土台となる意識があってこそ自然と身につきます。
ここを意識するだけで、当日の振る舞い全体に誠実さがにじみ出るはずです。
「貴重な時間を割いてくれる先輩」という意識を持つ
OB・OGは、自分の通常業務を抱えながら、後輩のために貴重な時間を割いてくれています。
そのため、上座をすすめる、ドアを開けて待つといった所作の一つひとつに、「相手への敬意」を込めることが何よりの好印象につながります。
学生という立場に甘えて「対応してもらって当然」という態度がにじむと、相手はすぐに気づくものです。
逆に、相手を立てる気配りが自然にできる学生は、それだけで「丁寧で誠実だ」という印象を与えます。
席次のマナーは、この敬意を形にする一つの手段だと考えると理解しやすくなります。
連絡は迅速・丁寧に(24時間以内の返信を目安に)
OB・OG訪問に関するメールやメッセージは、原則24時間以内に返信するのがマナーです。
早めの返信は、それだけで「丁寧で信頼できる学生」という印象を与えます。
社会人はスピード感を重視するため、迅速・丁寧な連絡は想像以上に評価されるポイントです。
とはいえ、授業やアルバイトの都合ですぐに詳細を返せないこともあるでしょう。
その場合でも、まずは受領のお礼と「いつまでに返信するか」だけ先に伝えておくと安心です。
時間厳守(対面は10分前、オンラインは5分前を目安に)
待ち合わせには、対面なら10分前、オンラインなら5分前には到着・入室しておくのが基本です。
特に対面の場合、先に到着して席に座り、相手を迎える側にまわるくらいの余裕を持ちましょう。
相手より遅れて到着するのは、時間厳守の観点から大きなマイナスです。
早めに着いておけば、店内の席の配置を確認し、どこが上座かを落ち着いて見極める時間も生まれます。
遅刻しそうな場合は、わかった時点ですぐに電話で連絡を入れましょう。
訪問はゴールではなく「準備が9割」
OB・OG訪問は、当日その場で何とかなるものではなく、事前準備で成否の大半が決まります。
企業や相手のことを調べ、質問を用意しておくのはもちろん、当日の所作のイメージトレーニングも準備の一部です。
席次のマナーも、事前に基本を知っておけば、当日その場で迷わずに動けます。
準備を怠ると、会話の中身に集中できず、せっかくの機会を活かしきれません。
「準備が9割」という意識で、当日を迎える前にしっかり備えておきましょう。
上座・下座の基本ルール
ここからが本題の席次マナーです。
難しく考える必要はなく、覚えるべき原則はたった一つです。
それは「入口から遠い席が上座、入口に近い席が下座」という考え方です。
この原則さえ頭に入れておけば、たいていの場面で正しく判断できます。
入口から遠い席が「上座」
上座とは、その場で最も立場が上の人、敬うべき人が座る席のことです。
基本的に出入口から最も遠い、奥の席が上座とされます。
これは、人の出入りで落ち着かない入口付近を避け、ゆったりと座ってもらうための配慮が由来です。
OB・OG訪問では、目上である先輩社員に上座へ座っていただくのがマナーです。
「奥のお席へどうぞ」と一言添えてすすめられると、自然で丁寧な印象を与えられます。
入口に近い席が「下座」
反対に、出入口に最も近い席が下座です。
店員の出入りや注文の対応をしやすい位置でもあるため、もてなす側・立場が下の人が座る席とされています。
OB・OG訪問では、後輩である就活生が下座に座るのが基本です。
テーブルの奥に先輩、手前(入口側)に自分、という配置をイメージすると分かりやすいでしょう。
下座に座って先輩を立てる姿勢は、それだけで気配りのできる学生という印象につながります。
景色・眺めのよい席も上座になる
入口からの距離が同じくらいの場合は、より快適な席が上座になります。
たとえば、窓の外の景色がよく見える席や、絵画が飾られた壁を背にする席などです。
これらは「より気持ちよく過ごせる席を上位の人に」という考え方に基づいています。
判断に迷ったときは、「自分が座って居心地がよいと感じる席を相手にすすめる」と覚えておくとよいでしょう。
細かいルールを暗記するより、相手を気遣う気持ちを持つことが、結果的に正しい判断につながります。
席次の大原則は「入口から遠い奥が上座、入口に近い手前が下座」。OB・OG訪問では先輩に上座(奥)、自分は下座(入口側)に座るのが基本です。迷ったら「居心地のよい席を相手に」と考えましょう。
シーン別の席次マナー(カフェ・会議室・タクシー)
基本ルールがわかったら、次は実際のシーン別に席次を確認しておきましょう。
OB・OG訪問で多いのはカフェですが、企業の会議室に通されたり、移動でタクシーに同乗したりするケースもあります。
それぞれ「入口から遠い席が上座」という原則は共通ですが、場面ごとに具体的なイメージを持っておくと安心です。
代表的な3つのシーンを順に見ていきましょう。
カフェ・喫茶店の場合
OB・OG訪問で最も多いのがカフェでの面談です。
4人がけのテーブルなら、入口から遠い奥のソファ席や奥の椅子を先輩にすすめ、自分は入口側の手前に座ります。
多くの場合、ソファ席のほうが落ち着くため上座と考えてよいでしょう。
カウンター席のように横並びになる場合は、上座下座の概念は薄れますが、先輩が壁側など落ち着く位置に座れるよう配慮します。
先に到着したら、まず席を確保し、相手が来たら「奥のお席へどうぞ」とすすめると、スマートで好印象です。
企業の会議室・応接室の場合
企業に招かれて会議室や応接室で行う場合も、基本は同じです。
入口から遠い奥の席が上座、入口に近い席が下座となります。
就活生は案内されるまで下座(入口側)で待ち、「どうぞおかけください」とすすめられてから着席するのがマナーです。
勝手に上座に座ってしまうのは大きな失礼にあたるため、必ず相手の案内を待ちましょう。
席を指定されたら、その指示に素直に従うのが一番丁寧な対応です。
タクシーに同乗する場合
移動でタクシーに乗ることになった場合、上座は運転席の真後ろの席です。
後部座席の運転席側に先輩、その隣に同行者、助手席が最も下座とされています。
後部座席に二人で座る場合、入口から乗り降りしやすい助手席側の後ろが下座と考え、就活生はそちらに座るのが無難です。
ただし、足の不自由な方がいる場合や、相手が「こっちでいいよ」と促した場合は、その意向を優先します。
形式にとらわれすぎず、相手が乗り降りしやすいよう配慮する姿勢が大切です。
えり@就活アドバイザー
カフェ・会議室・タクシー、どれも「奥が上座」で考え方は同じなんですよ。
やまおか@28卒就活生
そう聞くと少し安心しました...。でも、相手から「手前でいいよ」って言われたら、どうすればいいんでしょう...。
えり@就活アドバイザー
いい質問です!実は「相手の意向が最優先」なんです。次の章でその例外パターンを詳しく見ていきましょう!
例外と「相手の意向優先」の考え方
ここまで基本ルールを紹介してきましたが、席次には例外もあります。
最も大切なのは、ルールを杓子定規に守ることではなく、その場の状況と相手の意向に柔軟に合わせることです。
形式にこだわりすぎて、かえって場の空気をぎこちなくしてしまっては本末転倒です。
ここでは、基本ルールから外れる代表的なケースを押さえておきましょう。
相手にすすめられたら素直に従う
先輩から「そっちのほうが話しやすいから手前に座って」などと言われた場合は、その意向を素直に受け入れましょう。
マナーにこだわるあまり「いえ、私が下座に」と固辞し続けると、かえって相手に気を遣わせてしまいます。
相手のすすめに素直に従うことも、立派な気配りです。
その際は「ありがとうございます。それでは失礼します」と一言お礼を添えると、丁寧な印象になります。
マナーの目的は相手を心地よくさせることだと考えれば、判断に迷うことは少なくなります。
席の配置が特殊な場合
店や部屋によっては、上座下座が判断しにくい配置もあります。
たとえば、全席が窓に面したカウンター席や、円卓、入口が複数ある部屋などです。
こうした場合は、無理に上座下座を当てはめようとせず、「落ち着いて話せそうな席を先輩に」という基準で考えましょう。
通路側より壁側、ざわつく場所より静かな場所のほうが、一般的に上位の席と考えられます。
迷ったときほど、相手が快適に過ごせるかどうかを軸に判断するのがおすすめです。
カジュアルな雰囲気を大切にする相手もいる
OB・OGの中には、堅苦しいマナーよりもフランクな雰囲気を好む方もいます。
そうした相手に対して席次を過度に意識しすぎると、かえって距離を感じさせてしまうこともあります。
とはいえ、最初から自分の判断でくだけた態度をとるのは禁物です。
あくまで基本のマナーは押さえたうえで、相手の雰囲気に合わせて力を抜いていくのが理想です。
マナーは相手との距離を縮めるための土台であり、関係性ができてくれば自然と柔らかくしていけます。
えり@就活アドバイザー
席次は形式ばかりにとらわれず、「相手の意向優先」を覚えておけば大丈夫ですよ!
やまおか@28卒就活生
ガチガチに考えなくていいんですね...!少し気が楽になりました。
えり@就活アドバイザー
その調子です!次は、つい多くの人がやってしまうNG例を一緒に確認しましょう。
やってはいけないNG例・失敗パターン
ここでは、席次に関して就活生がやってしまいがちなNG例・失敗パターンを紹介します。
いずれも、事前に知っておけば確実に防げるものばかりです。
よい振る舞いを目指す前に、まずは「やってはいけないこと」を避けるだけでも、相手に与える印象は大きく変わります。
自分に当てはまっていないか、チェックしながら読み進めてみてください。
何も考えず先に上座に座ってしまう
最も避けたいのが、案内も待たずに自分から奥の上座に座ってしまうことです。
これは「目上の相手を立てる」という意識が欠けていると受け取られ、印象を大きく下げます。
特に企業の会議室では、案内されるまで下座で待つのが鉄則です。
カフェでも、先に着いたからといって自分が奥に座るのは避けましょう。
「自分が座る席」ではなく「相手にどこに座ってもらうか」から考える習慣をつけることが大切です。
遅刻して相手を待たせる
席次以前の問題として、遅刻は最大のNGです。
遅刻すると、相手が先に到着して席を選ぶことになり、上座をすすめる機会すら失ってしまいます。
何より、相手の貴重な時間を奪う行為であり、信頼を大きく損ないます。
対面は10分前到着を目安に、余裕を持って向かいましょう。
万が一遅れそうなときは、わかった時点ですぐに電話で連絡するのが誠意ある対応です。
マナーを気にしすぎて会話がぎこちなくなる
席次を意識するあまり、緊張して会話が硬くなってしまうのも、もったいない失敗です。
OB・OG訪問の本来の目的は、先輩から有益な話を聞くことです。
席次はあくまで土台のマナーであり、そこに神経を使いすぎて肝心の会話がおろそかになっては意味がありません。
基本だけ押さえたら、あとは自然体で会話を楽しむくらいの気持ちでちょうどよいでしょう。
意外と多いのが「相手が来る前に飲み物を注文して、先に飲み始めてしまう」失敗です。先輩が到着してから一緒に注文するのが基本マナー。先に席だけ確保し、注文は相手を待ってからにしましょう。
上座下座のよくあるQ&A
ここでは、OB・OG訪問の席次について、27卒・28卒の皆さんからよく寄せられる質問にお答えします。
細かな疑問を解消しておくことで、より自信を持って当日に臨めるようになります。
気になる項目から読んでみてください。
先に着いたら、どこに座って待てばいいですか?
カフェなどで先に着いた場合は、まず席を確保し、自分は下座(入口側)に座って待つのが基本です。
奥の上座は空けておき、相手が来たら「奥のお席へどうぞ」とすすめましょう。
荷物を上座の席に置いて取っておくのも一つの方法です。
ただし、混雑時に席を取れるかどうかが不安な場合は、事前に「先に席を確保しておきます」と伝えておくと、相手も安心して向かえます。
先に着いて落ち着いて待つ姿勢は、それだけで好印象につながります。
カウンター席しかない店だったらどうすればいいですか?
横並びのカウンター席では、上座下座の概念はほとんど気にしなくて構いません。
ただし、可能であれば先輩に壁側や奥側など、落ち着いて座れる位置をすすめると丁寧です。
通路側は人の通りが多く落ち着かないため、自分が通路側に座るとよいでしょう。
形式的なルールよりも、相手が話しやすい環境かどうかを基準に考えるのがおすすめです。
店の構造上どうにもならない場合は、無理に気にしすぎる必要はありません。
相手が「手前でいいよ」と言ったら従っていいですか?
はい、その場合は素直に従って問題ありません。
むしろ、何度も固辞すると相手に気を遣わせてしまいます。
「ありがとうございます。それでは失礼いたします」と一言お礼を添えてから着席しましょう。
マナーの本質は相手を心地よくさせることなので、相手の意向を尊重するのが最も丁寧な対応です。
素直に受け入れる柔軟さも、社会人として大切な資質の一つです。
オンライン訪問でも席次は関係ありますか?
オンラインの場合、物理的な席次のマナーはありません。
その代わり、入室のタイミングや画面の映り方が「席次マナー」に相当すると考えるとよいでしょう。
具体的には、5分前を目安に入室して相手を待つ、明るく顔がよく見える場所に座る、背景を整える、といった配慮です。
対面の「上座をすすめる」気配りを、オンラインでは「相手が快適に話せる環境づくり」に置き換えるイメージです。
媒体が変わっても、相手への敬意という根本は同じです。
名刺をいただいたら、どこに置けばいいですか?
OB・OGから名刺をいただいた場合は、立ち上がって両手で丁寧に受け取ります。
受け取った名刺は、訪問が終わるまですぐにしまわず、テーブルの上に置いておくのがマナーです。
置く位置は、自分から見て左側(相手から見て右側)に置くのが一般的とされています。
複数人の名刺をいただいた場合は、座席の順に並べておくと、名前を間違えずに会話できます。
会話が終わったら、名刺入れに丁寧にしまいましょう。
上座下座を間違えてしまったら、挽回できますか?
もちろん挽回できます。
席次はあくまでマナーの一部であり、間違えたからといって即座に評価が決まるわけではありません。
気づいた時点で「失礼しました」と一言添えれば、誠実な印象はむしろ伝わります。
それ以上に大切なのは、会話の中身や、相手の時間への感謝の気持ちです。
細かいミスを引きずらず、その後の振る舞いと会話で誠意を見せることのほうが、ずっと重要だと考えましょう。
えり@就活アドバイザー
疑問は解消できましたか?席次は「敬意を形にする気配り」と考えればOKです!
やまおか@28卒就活生
はい!入口から遠い席を勧める、という基本だけでも覚えておきます...!
えり@就活アドバイザー
それだけでも十分です!最後に要点をまとめておきますね。
まとめ:席次は「相手への敬意」を形にする気配り
OB・OG訪問の席次マナーは、「入口から遠い奥が上座、入口に近い手前が下座」という大原則さえ押さえれば、迷うことはありません。
先輩には上座(奥)をすすめ、自分は下座(入口側)に座る。
カフェでも会議室でも、この基本は共通です。
そして何より大切なのは、ルールを丸暗記することではなく、「相手に心地よく過ごしてもらう」という敬意とちょっとした気配りです。
相手から席をすすめられたら素直に従う、といった柔軟さも忘れないでください。
今日できる最初のアクションは、当日使う店や会議室の配置をイメージし、「どこに先輩を案内するか」を頭の中でシミュレーションしておくことです。
準備さえしておけば、当日は会話に集中できます。
OB・OG訪問は、相手への敬意とちょっとした気配りさえあれば必ずうまくいきます。
自信を持って、当日に臨んでください。
皆さんの就職活動を心から応援しています。
※本記事の情報は、各就活関連サイト・公式情報等を参考に作成したものであり、OB・OG訪問のマナーは企業・業界・相手や時期によって異なる場合があります。最終的な判断は、訪問先の案内やご自身の状況に合わせてご確認ください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート












えり@就活アドバイザー
OB・OG訪問でカフェに入ったとき、自分がどの席に座ればいいか迷ったことはありませんか?