サマーインターンへの応募が本格化する時期になると、企業の選考で就活生が戸惑いやすいのがGROW(グロー/GROW360)と呼ばれるコンピテンシー診断です。SPIや玉手箱のような能力検査とは性質がまったく異なり、行動特性やパーソナリティを多面的に測るため、初めて受ける人ほど面食らうことの多いテストです。
GROWの大きな特徴は、自分で自分を評価する自己評価に加えて、周囲の人があなたを評価する他者評価(360度評価)を組み合わせて分析する点にあります。さらに、質問への回答だけでなく画像や状況に対する直感的な反応を見る独特な設問もあり、正解を覚えれば突破できる性質のテストではありません。
この記事では、28卒の大学3年生がこれからサマーインターンに応募するにあたって知っておきたいGROWの全体像を、出題形式・何を測る診断か・評価のされ方・対策の向き合い方・気をつけたい回答傾向・評価を落とす人の特徴まで網羅的に解説します。情報が少ないGROWについて、この1本で「どう向き合えばよいか」がつかめる構成にしています。
あらかじめ伝えておきたいのは、GROWは「正解の回答」や「模範解答」を覚えて突破するテストではないということです。テクニックで取り繕おうとするほど評価を下げる仕組みになっているため、この記事でも答えそのものは扱いません。
代わりに本記事では、GROWがどんな観点で受検者を見ているのかを理解し、自分らしさを崩さずに一貫した回答をするための「向き合い方」を中心に解説します。仕組みを知っておくだけで、本番での無用な失点を避けられるようになります。
これからサマーインターン選考が一気に動き出すこの時期だからこそ、まずは「GROWとはどういう診断か」という全体像を押さえ、その後で評価のされ方・向き合い方・落とし穴を一つずつ確認していきましょう。
- サマーインターンで出題されるGROWの回答形式と360度評価の仕組み
- GROWが測ろうとしているコンピテンシー(行動特性)と気質・パーソナリティ
- GROWを採用する企業・業界と結果の評価のされ方・「正解がない」という意味
- 対策しにくいGROWとの向き合い方とGROWで評価を落とす人に共通する特徴
- 大学3年生(28卒)で2026年サマーインターンに応募予定の人
- GROWを初めて受けるため回答形式や360度評価に不安がある人
- 対策しにくいGROWに対してどう準備すればよいか知りたい人
目次[目次を全て表示する]
GROWとは?サマーインターンでの出題形式
まずはGROWがどのような診断で、サマーインターンではどんな形式で出題されるのかという基本を押さえましょう。能力検査とはまったく異なる性質を理解することが、無用な失敗を避ける第一歩です。
何を測る診断か(コンピテンシー・気質)
GROWはIGS(Institute for a Global Society)が開発した、AIを活用して人の行動特性と気質を多面的に分析するコンピテンシー診断です。学力や論理的思考力を測る能力検査ではなく、その人が普段どのように考え行動するかという特性そのものを浮かび上がらせることを目的としています。
ここでいうコンピテンシーとは、成果につながりやすい行動の傾向を指す概念です。リーダーシップや協調性、計画性、ストレス耐性といった仕事の場面で表れる行動特性を、複数の角度から測定していきます。能力の高さではなく、行動のクセや強みを見るのがGROWの基本的な発想です。
あわせてGROWは、生まれ持った気質やパーソナリティの傾向も分析します。たとえば外向的か内向的か、慎重か挑戦的かといった本人の根本にある性質を把握することで、入社後にどんな環境や役割でその人が力を発揮しやすいかを見極めようとしているのです。
回答形式・360度評価
GROWの回答は、いくつかの質問に対して自分に最も近い選択肢を選ぶ自己評価が中心になります。「困難な状況でも前向きに取り組めるか」といった行動傾向を問う設問に、直感的に答えていく形式が基本です。深く考え込みすぎず素直に答えることが想定されています。
さらにGROWを特徴づけているのが、画像や状況に対する反応を見る独特な設問や、複数の人物の評価を組み合わせる仕組みです。とくに自己評価だけでなく、周囲の人があなたを評価する他者評価(360度評価)を取り入れている点が、一般的な性格検査と大きく異なるところです。
360度評価では、自分の自己認識と他者から見た印象のズレも含めて分析されます。これにより、本人が自覚していない強みや、取り繕った回答との食い違いが浮かび上がる設計になっています。表面的に自分をよく見せようとしても、多面的な評価で本来の傾向が見えてくるのがGROWの仕組みです。
能力検査との違い
GROWとSPIや玉手箱のような能力検査との最大の違いは、「正解を導く速さや正確さ」ではなく「行動特性や気質そのもの」を見ている点です。計算問題や言語問題のように、勉強して正答率を上げるという対策が通用しません。
能力検査は問題演習を繰り返せば確実にスコアが伸びますが、GROWは演習で点数が上がる性質のものではありません。むしろ無理に「正解らしい回答」を覚えて臨むほど、回答に不自然さや矛盾が生じやすくなるという逆転現象が起こります。
このため、GROWの準備は問題を解く練習ではなく、出題形式に慣れて当日落ち着いて臨めるようにすることと、自分の特性を整理して一貫した回答ができる状態を作ることに置くのが正しいアプローチです。能力検査と同じ感覚で対策しようとすると空回りします。
GROWを採用している企業・業界
GROWは人物の行動特性やポテンシャルを重視する企業で導入されているため、志望先によっては避けて通れない診断です。学力よりも、入社後に活躍しそうな素養や自社との相性を入口で見極めたい企業が採用する傾向があります。
導入される場面としては、変化の激しい環境で主体的に動ける人材を求める企業や、多様な人材の特性を客観的に把握したい企業などが挙げられます。画一的な学力テストでは見えにくい個性や強みを評価したいという意図から、選考やインターンでGROWを取り入れるケースが見られます。
一方で、同じ業界でもSPIや玉手箱など能力検査を中心に使う企業も多いため、志望企業がGROWを採用しているかどうかは事前のリサーチが欠かせません。360度評価という特徴的な仕組みは事前に知っているだけで本番の動揺を大きく減らせるため、応募前に出題テストを確認しておくと安心です。
サマーインターンのGROWの評価のされ方
GROWが合否や人物像の把握にどう使われるのかは、多くの就活生が気にする点です。能力検査とは異なる評価のされ方を理解しておきましょう。
合否や人物像把握への使われ方
GROWは多くの場合、点数で順位づけして合否を決めるというより、受検者がどんな行動特性や気質を持つ人物かを把握するための材料として使われます。明確なボーダー得点が公表される性質のテストではないため、何点取れば通過という考え方は当てはまりません。
企業はGROWの結果から、その人の強みや行動の傾向、自社の求める人物像との相性などを多面的に読み取ります。能力の高さを競うのではなく、どんな特性を持っているかを理解するための診断だと捉えておくと、過度に身構えずに済みます。
サマーインターン選考では、GROWの結果が面接やワークでの行動を理解するための補助情報として使われることもあります。本人の特性を踏まえて、インターン中にどんな役割で力を発揮できそうかを見ているという側面も意識しておくとよいでしょう。
結果の扱い
GROWは行動特性や気質を測る診断であるため、能力検査のように点数で他の応募者と一列に並べて比較するというより、面接など他の選考要素と組み合わせて総合的に判断される位置づけになることが多いです。GROW単独で合否が決まるわけではありません。
サマーインターン選考では、エントリーシートや面接でアピールした人物像と、GROWから読み取れる特性に大きな食い違いがないかを確認する材料としても使われます。自己PRで語った人柄とGROWの結果が一致しているほうが、企業からの信頼につながるのです。
また、GROWは360度評価や多面的な分析によって作為的な回答を見抜きやすい仕組みを備えています。その場しのぎで「よく見せよう」とした回答はかえって評価を下げかねません。本選考まで一貫した自己理解を持っておくことが、結果的にどの選考フェーズでも有利に働きます。
「正解がない」とはどういうことか
GROWでよく言われる「正解がない」とは、特定の回答パターンを選べば必ず通過するという模範解答が存在しないという意味です。能力検査のように、正しい答えを覚えてその通りに回答すれば高得点が取れる、という発想が通用しないのです。
GROWは、どんな特性が良い・悪いと一律に決めているわけではありません。企業ごとに求める人物像が異なるため、ある企業で高く評価される特性が、別の企業では重視されないこともあります。特性そのものに優劣はなく、企業との相性として読み取られるのがGROWの考え方です。
だからこそ、無理に「正解らしい人物像」を演じる必要はありません。むしろありのままの自分の特性を正直に表現するほうが、相性の良い企業とのマッチングにつながるのです。正解を探すのではなく、自分を素直に出すことが結果的に最善の回答になります。
サマーインターンのGROW対策・向き合い方
GROWは正解を覚えて攻略する診断ではないため、対策の考え方も能力検査とは大きく異なります。ここでは点数を上げる方法ではなく、評価を落とさず自分を正しく伝えるための向き合い方を解説します。
正直に一貫して答える
GROWに向き合ううえで最も大切なのは、自分を偽らず正直に、そして全体を通して一貫した回答をすることです。GROWは多面的な分析や360度評価を通じて回答の整合性をチェックしているため、その場ごとに見栄えのよい答えを選ぶと矛盾が表面化します。
たとえば「協調性を大切にする」と答えた人が別の場面では「単独で動くほうが好き」と取れる回答を重ねると、回答全体の信頼性が下がってしまいます。本来の自分の傾向に沿って素直に答えるほうが、結果として一貫性のある自然な分析結果になります。
就活では「こう答えれば受かる」という正解像を探したくなりますが、GROWに関してはその発想が逆効果です。事前に自己分析を深めて自分の価値観や行動傾向を整理しておけば、どの質問にも軸のぶれない回答ができるようになり、結果的に評価が安定します。
自己分析で軸を持つ
GROWでぶれない回答をするためには、事前に自己分析を深めて自分の軸を持っておくことが何より有効です。自分がどんな場面で力を発揮し、どんな価値観を大切にしているかを言語化しておけば、設問にも迷わず答えられるようになります。
具体的には、これまでの経験のなかで自分が主体的に動けた場面や、逆に苦手だと感じた場面を振り返ってみるとよいでしょう。過去の行動から自分の特性を整理しておくことで、抽象的な質問にも自分の実感に基づいて答えられるようになります。
自己分析は、GROWのためだけでなくエントリーシートや面接にも直結する準備です。GROWで表れる特性と面接で語る人物像が一致していれば説得力が増します。一貫した自己理解は、選考全体を通して大きな武器になると考えて取り組みましょう。
直感的設問への向き合い方
画像や状況に対して直感的に反応するタイプの設問に対しては、まず「明確な正解はない」という前提を受け入れることが出発点です。どう答えれば有利かを計算しすぎるより、提示されたものに対して素直に反応する姿勢が大切です。
こうした設問は、考え込んで作為的に答えるより、直感的に答えたほうが本来の特性が自然に表れるように設計されています。一つひとつ深読みして「望ましい答え」を探そうとすると、かえって回答全体に不自然さが生まれてしまいます。
具体的な回答例をここで示すことはしません。なぜなら、模範解答を覚えて再現しようとすること自体が作為的な回答とみなされ、GROWの趣旨に反するからです。形式に慣れて本番で動揺しないようにしておくことが、直感的設問への最良の準備になります。
GROWで気をつけたい回答傾向
GROWでは、評価を落とさないために意識しておきたい回答の傾向があります。仕組みを知ったうえで自然に答えれば避けられるものばかりなので、ポイントを押さえておきましょう。
矛盾を避ける
GROWでまず意識したいのが、回答全体を通して矛盾を生まないことです。GROWは似た内容を角度を変えて尋ねたり、自己評価と他者評価を突き合わせたりするため、その場しのぎの回答は整合性のなさとして表面化しやすくなっています。
たとえば、ある設問では「計画的に物事を進める」と答えたのに、別の設問では「思いつきで行動することが多い」と取れる回答をすると、回答全体の信頼性が損なわれます。企業はこの矛盾を「自己理解の浅さ」や「作為的な回答」と受け取ることがあります。
こうした矛盾を避けるには、本番で取り繕おうとせず、事前に自己分析を深めておくことが有効です。自分の行動傾向や価値観を言語化しておけば、どの設問にもぶれずに答えられるようになり、矛盾そのものが生まれにくくなります。
盛りすぎのリスク
自分をよく見せようとして、あらゆる長所を最大限に肯定し短所を一切認めないような回答を続けると、かえって不自然で防衛的な印象を与えるリスクがあります。GROWは多面的に分析するため、過度な「盛り」は見抜かれやすいのです。
とくに360度評価を取り入れる場合、自己評価だけを高く見せても他者から見た印象とのズレが大きくなり、自己認識と実態の食い違いとして表れてしまうことがあります。実態以上に自分を大きく見せる回答は、信頼性を損なう結果になりかねません。
人は誰しも得意と苦手の両面を持っているのが自然です。良い面だけでなく課題も含めて率直に表現することで、等身大で信頼できる人物像が伝わります。盛りすぎず、ありのままを素直に出すことが安定した評価につながります。
他者評価の依頼の仕方
GROWで他者評価を依頼する場面がある場合は、依頼する相手と依頼の仕方に誠実さを持つことが大切です。自分をよく評価してくれそうな人ばかりを意図的に選ぶと、結果が実態とかけ離れ、かえって信頼性を損なうことになります。
本来の趣旨は、自分のことを実際によく知っている人から客観的な評価をもらうことにあります。普段の自分を率直に見てくれる相手に正直に依頼するほうが、自己評価との整合性が取れた自然な分析結果につながります。
また、評価してくれる相手に対して「高く評価してほしい」と無理にお願いするのも避けるべきです。誠実なプロセスで集めた他者評価こそが価値を持ちます。作為的に結果を操作しようとせず、正直に依頼する姿勢を大切にしましょう。
サマーインターンのGROWで評価を落とす人の特徴
GROWで思わぬ評価を受けてしまう人には共通した傾向があります。あらかじめ知っておけば、自分が同じ失敗をしないよう注意できます。
回答の矛盾
GROWで最も評価を下げやすいのが、設問ごとに答えがぶれて、回答全体に矛盾が生じてしまうケースです。GROWは似た内容を複数の角度から尋ね、自己評価と他者評価を突き合わせる設計のため、一貫性のない回答は整合性のなさとして表面化します。
たとえば、ある設問では「チームで動くのが得意」と答えたのに、別の設問では「人と関わるのは苦手」と取れる回答をすると、どちらが本当の自分なのか伝わらなくなります。回答のぶれは自己理解の浅さと受け取られかねないのです。
この失敗を避けるには、事前に自己分析を深め、自分の特性を一貫して語れる状態を作っておくことが有効です。軸が定まっていれば、どの設問にも自然と一貫した回答ができるようになり、矛盾そのものが生まれにくくなります。
自分を偽る
自分を実態以上によく見せようと偽った回答をする人も、GROWでは評価を下げやすい傾向があります。取り繕った回答は、多面的な分析や他者評価との照合で不自然さが浮かび上がるからです。
たとえば、本来は慎重なタイプなのに「常に大胆に挑戦する」と装ったり、苦手なことを「得意」と偽ったりすると、自己評価と実際の傾向の間にズレが生まれます。企業はこのズレを通じて、回答の信頼性そのものに疑問を持つことがあります。
大切なのは、自分を飾ることではなく、ありのままの特性を正直に表現することです。GROWは特性そのものに優劣をつけるテストではないため、無理に理想像を演じるより、素直に答えるほうが相性の良い企業とつながりやすいと理解しておきましょう。
一貫性のなさ
GROW単体だけでなく、エントリーシートや面接で語る人物像とGROWの結果が食い違う人も、選考全体を通した一貫性のなさとして評価を下げてしまうことがあります。各選考をバラバラに「攻略」しようとすると起こりがちな失敗です。
たとえば、面接では「主体性が強み」とアピールしているのに、GROWでは受け身な傾向が強く出てしまうと、企業はどちらが本当の姿か判断しづらくなります。選考全体で人物像が一致していることが信頼につながるのです。
これを防ぐには、選考ごとに別の自分を演じるのではなく、すべての選考で同じ自己理解に基づいて臨むことが大切です。自己分析の軸を一本に定めておけば、GROWでも面接でもぶれない人物像を示せるようになります。
サマーインターンGROWに関するよくある質問
最後に、GROWについて就活生から多く寄せられる疑問にまとめて答えます。不安を解消して本番に臨みましょう。
GROWは対策できるのか
GROWは能力検査のように問題演習で点数を伸ばすことはできませんが、「向き合い方」という意味での対策は十分に可能です。出題形式を事前に知り、360度評価や直感的設問に動揺しないようにしておくだけで、本番のパフォーマンスは大きく変わります。
具体的には、自己分析を深めて自分の価値観や行動傾向を言語化しておくこと、矛盾や偽りのある回答を避ける意識を持っておくことが有効な準備です。正解を覚える対策はできなくても、自分を正しく伝えるための準備はできると考えてください。
逆に、模範解答を探してその通りに答えようとする対策は逆効果になります。GROWは作為を見抜く設計のため、自然体で一貫して答えられる状態を作ることこそが最良の対策だと理解しておきましょう。
GROWの難易度はどのくらいか
GROWは計算や読解のような明確な難しさがあるわけではないため、学力的な意味での難易度は高くありません。勉強で正答を導く診断ではないので、知識量や処理速度で苦しむことはないのが特徴です。
ただし、360度評価や直感的な設問という見慣れない形式や、何が評価されているのか分かりにくい点から、「対策しにくさ」という意味での難しさを感じる人は多いです。初めて受ける人ほど戸惑いやすいのは事実です。
とはいえ、この記事で解説したように出題形式と向き合い方を理解しておけば、過度に身構える必要はありません。仕組みを知っているかどうかで体感的な難しさは大きく変わるため、事前の情報収集が何よりの安心材料になります。
本選考でも同じGROWが出るのか
GROWを採用している企業では、サマーインターン選考と本選考の両方でGROWを実施するケースがある一方、本選考でのみ課す企業もあります。出題の有無は企業によって異なるため一概には言えません。
形式そのものは基本的にサマーインターンと本選考で大きく変わらないため、サマーインターンでGROWを経験しておくことは本選考に向けた予行演習として大きな意味を持ちます。一度形式に慣れておけば、本選考で同じ形式に出会っても落ち着いて臨めます。
注意したいのは、サマーインターンと本選考で回答に一貫性を持たせることです。同じ企業で大きく異なる人物像が出てしまうと不自然に映るため、自己分析の軸をぶらさず、どの選考でも素直に答えることを意識しておきましょう。
GROWは行動特性(コンピテンシー)を診断する検査で、明確な正解はありません。自分を偽らず一貫して答えることが基本で、事前の自己分析が回答の安定につながります。
まとめ
GROWは、能力検査とはまったく異なる性質を持つ、行動特性や気質を多面的に測るコンピテンシー診断です。自己評価に加えて他者評価(360度評価)や直感的な設問を組み合わせており、正解を覚えて攻略するテストではないという点が最大の特徴でした。
対策の基本は、正直に一貫して答えること、自己分析で自分の軸を持っておくこと、そして直感的な設問では模範解答を狙わず素直に反応することです。点数を上げる発想ではなく、自分の特性を正しく伝える向き合い方が、GROWでは結果的に良い評価につながります。
評価を落とす人の特徴として挙げた回答の矛盾・自分を偽ること・一貫性のなさは、いずれも事前の自己分析と等身大の回答で避けられるものです。自分の価値観や行動傾向を言語化しておくことが、GROWに限らずどの選考でも軸のぶれない強みになります。
サマーインターンは本選考に向けた貴重な練習の場でもあります。この時期にGROWの形式に慣れ、向き合い方を理解しておけば、本選考でも落ち着いて臨めるはずです。仕組みを正しく知り、自然体で一貫した回答を心がけることを意識して、自信を持ってサマーインターン選考に臨みましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート










