サマーインターンへの応募が本格化する時期になると、人気企業の選考で就活生が直面するのがGPS(思考力テスト)です。SPIや玉手箱のような知識を問うテストとは性質が異なり、知識量ではなく「考える力そのもの」を測る検査なので、初めて受ける人ほど面食らいやすいのが特徴です。
GPSはベネッセi-キャリアが提供する適性検査で、批判的思考力・協働的思考力・創造的思考力といった思考力の質を測ることに重きを置いています。暗記でカバーできる範囲が少ないため、「何を勉強すればいいのか分からない」と戸惑う就活生が少なくありません。
この記事では、28卒の大学3年生がこれからサマーインターンに応募するにあたって押さえておくべきGPS対策の全体像を、出題形式・知識テストとの違い・採用企業・通過率やボーダーの目安・思考力を伸ばす対策法・評価を落とす人の特徴まで網羅的に解説します。情報が断片的で何から手をつければいいか分からない人でも、この1本を読めば対策の方向性がつかめる構成にしています。
GPSは「対策しても意味がない」と誤解されがちですが、実際には設問形式に慣れ、資料の読み解き方と論理的な答え方を練習することで得点は伸ばせるテストです。やみくもに問題集を解くのではなく、思考のプロセスを意識して取り組むことが結果につながります。
まずは「GPSとはどういうテストか」という全体像から確認し、その後で評価の目安・具体的な対策方法・落とし穴を一つずつ見ていきましょう。読み終えるころには、今日から何をすべきかが明確になっているはずです。
- サマーインターンで出題されるGPSの仕組みと出題形式
- 知識テストとの違いと採用企業・受検方式
- 評価・ボーダーの目安と結果の扱われ方
- 思考力を伸ばす対策法とGPSで評価を落とす人の特徴
- 大学3年生(28卒)で2026年サマーインターンに応募予定の人
- GPSの対策をどう進めればいいか分からず迷っている人
- 思考力テストの特徴やボーダーの目安を把握しておきたい人
目次[目次を全て表示する]
GPSとは?サマーインターンでの出題形式
まずはGPSがどのような検査で、サマーインターンではどんな形式で出題されるのかという基本を押さえましょう。テストの性質を理解することが効率的な対策の第一歩です。
思考力(批判的・協働的・創造的)を測る仕組み
GPS(GPS-Academic)はベネッセi-キャリアが提供する思考力テストで、知識の量ではなく「考える力」そのものを測ることを目的に開発されています。学校で覚えた知識を問う一般的な学力テストとは設計思想が根本から異なるのが特徴です。
GPSが測る思考力は、大きく3つの柱で整理されています。1つ目は批判的思考力で、情報をうのみにせず、根拠の妥当性や論理の筋道を吟味して判断する力を指します。資料に書かれた主張が本当に正しいのかを冷静に見極める姿勢が問われます。
2つ目は協働的思考力で、立場や意見の異なる相手の考えを理解し、合意形成や問題解決に向けて建設的に思考する力です。3つ目は創造的思考力で、既存の枠にとらわれず新しい発想やアイデアを生み出す力を指します。GPSはこの3つの思考力に加え、思考力を発揮する姿勢や実践力もあわせて測定します。
つまりGPSは、単に正解を当てるテストではなく、どのように考え、どう筋道を立てて結論にたどり着くかという思考のプロセスそのものを評価する検査だと理解しておきましょう。この前提を押さえておくと、後述する対策の方向性も自然と見えてきます。
知識テストとの違い
GPS最大の特徴は、暗記でカバーできる範囲がほとんどない点にあります。SPIの言語問題や一般常識のように「知っているかどうか」で得点が決まるのではなく、その場で与えられた情報をどう処理し、どう判断するかが評価されます。事前に答えを覚えておくという対策が通用しにくいテストです。
たとえばSPIや玉手箱は、出題パターンと解法を覚えれば短期間でも得点を伸ばせます。一方GPSは、読解・資料分析・論述といった形式を通じて思考の質そのものを見るため、解法の丸暗記では太刀打ちできません。設問の意図を正確に読み取り、根拠を示しながら考えを組み立てる力が求められます。
ただし「知識が不要だから対策できない」というわけではありません。GPSも能力検査の一種であり、設問形式に慣れ、資料の読み解き方や論理的な答え方を練習すれば、本番でのパフォーマンスは確実に上がります。知識テストとは対策の方向性が違うだけで、準備の余地は十分にあると考えておきましょう。
採用企業・受検方式
GPSは思考力や地頭を重視する企業で採用される傾向があります。マニュアルどおりに動く人材よりも、自分で課題を発見し、論理的に考えて行動できる人材を求める企業が、知識偏重のテストではなくGPSを選ぶケースが見られます。
受検方式は、自宅などのパソコンから受けるWeb形式が中心です。サマーインターンの選考では、エントリーシートと同じタイミングや一次選考の段階でGPSの受検を求められることが多く、提出期限内に各自で受検する流れが一般的です。受検環境を整えてから落ち着いて取り組める点は、自宅受験のメリットといえます。
志望企業がGPSを採用しているかどうかは、応募要項や選考体験談から事前に確認しておくと安心です。GPSは他のWebテストと比べて遭遇する機会がやや限られるため、初めて受ける人ほど形式を知らずに本番を迎えると戸惑いやすい傾向があります。事前に出題形式を把握しておくだけでも、本番の落ち着きが大きく変わります。
サマーインターンのGPSの評価・ボーダー
ここでは、サマーインターンのGPSがどのように評価され、合否にどう影響するのかという目安を解説します。評価の仕組みを知ることで、対策の優先度が見えてきます。
評価の目安
GPSは、3つの思考力(批判的・協働的・創造的)と思考力を発揮する姿勢・実践力を、それぞれ段階的に評価する形式が基本です。単純な合計点や正答率で一律に序列化するというより、思考のどの側面が強く、どの側面に伸びしろがあるかを多面的に示すレポート型の評価になっています。
そのため、GPSには「何点取れば安心」という分かりやすいボーダーラインが存在しません。むしろ、各思考力のバランスや、設問に対してどれだけ根拠を持って答えられているかという思考の質が見られていると考えるのが実態に近いでしょう。一つの能力だけが突出していても、全体として偏りが大きいと評価が伸びにくいことがあります。
受検する側として意識すべきは、特定の数字を追いかけることではなく、設問に対して論理的に、根拠を示しながら一貫した思考を見せることです。どの思考力を問う設問でも、自分の判断の理由を明確にする姿勢を保てば、全体として安定した評価につながりやすくなります。
合否への影響
サマーインターンの選考において、GPSの結果が合否にどの程度影響するかは企業の使い方によって大きく異なります。GPSだけで一律に足切りをするケースは比較的少なく、エントリーシートや面接とあわせて総合的に判断する材料として使われることが多いのが特徴です。
とはいえ、応募者が殺到する人気企業のサマーインターンでは、限られた枠に絞り込むためにGPSの結果を一次選考のスクリーニングに活用することもあります。この場合、思考力の評価が低いと書類だけでは挽回しきれず、選考の早い段階で外れてしまう可能性があります。軽視してよいテストではないと理解しておきましょう。
重要なのは、GPSを「落とすためのテスト」ではなく「自分の思考特性を企業に伝える機会」と捉えることです。論理的に考え、根拠を持って答える姿勢を一貫して示せれば、合否に対してプラスに働きます。結果の重みは企業ごとに違っても、丁寧に思考するという基本姿勢はどの企業でも評価される土台になります。
結果の扱い
GPSの結果は、企業側で応募者の思考特性を把握するためのデータとして扱われます。各思考力のスコアやバランスがレポートとして提供されるため、企業は学生がどんな考え方の強みを持つかを面接前に知ることができます。面接で「この設問でどう考えたか」を掘り下げられる場合もあります。
また、GPSの結果が面接の参考資料として活用されることも少なくありません。テストで見えた思考の傾向と、面接での受け答えに一貫性があるかを確認されることがあるため、テストでの自分の考え方と面接での発言がかけ離れないよう意識しておくとよいでしょう。
受検時に注意したいのは、結果は素直な思考のプロセスを反映するものだという点です。自分をよく見せようと取り繕った答え方をしても、論理の浅さや一貫性のなさはかえって見抜かれやすくなります。設問に対して誠実に、自分の頭で筋道立てて考える。その積み重ねが、結果として最も良い評価につながります。
サマーインターンのGPS対策方法
ここからは具体的な対策方法に入ります。思考力は一夜漬けで上がりにくいものの、設問形式への慣れと正しい練習で本番のパフォーマンスは確実に伸ばせます。王道の手順に沿って解説します。
設問形式に慣れる
GPS対策で最初に取り組むべきは、設問形式そのものに慣れることです。読解・資料分析・論述といった形式は、初見だと「何を答えればいいのか」を理解するだけで時間を取られます。形式を知っているかどうかで、本番の立ち上がりの速さが大きく変わります。
具体的には、GPSの公式情報やサンプル問題、適性検査の対策本などで出題の流れと答え方のパターンを事前につかんでおくことが有効です。「この種の設問では何を根拠に判断すればよいか」「論述では何を求められているか」を理解しておくだけで、本番で設問の意図を取り違えるリスクが下がります。
思考力テストは知識の暗記では対応できませんが、形式に慣れること自体は短期間でも十分に可能です。本番で初めて形式に触れて戸惑う就活生と、事前に形式を理解して臨む就活生とでは、同じ思考力でも発揮できるパフォーマンスに差が出ます。まずは形式への習熟を最優先に進めましょう。
資料読解の練習
GPSでは、与えられた文章やデータといった資料を正確に読み解く力が問われます。書かれている情報と書かれていない情報を切り分け、主張の根拠がどこにあるかを素早く把握する練習を積んでおくことが、批判的思考力の発揮につながります。
日常的にできる練習として、新聞の社説やビジネス記事、白書などを読み、「筆者の主張は何か」「その根拠は何か」「論理に飛躍はないか」を自分で問い直す習慣が効果的です。情報をうのみにせず一度立ち止まって吟味する癖をつけると、資料分析の設問にも落ち着いて対応できるようになります。
資料読解で大切なのは、スピードと正確さの両立です。限られた時間の中で要点を見抜く必要があるため、最初に全体構造を把握してから細部を読むという読み方を身につけておくと効率的です。普段の練習でこの読み方を意識しておけば、本番で大量の情報に直面しても慌てずに処理できます。
論理的に書く練習
GPSの論述形式では、自分の考えを論理的に、根拠を示しながら表現する力が評価されます。思いついたことをそのまま書くのではなく、「結論→理由→具体例」といった筋道を意識して書く練習を重ねておくことが、思考の質を伝えるうえで欠かせません。
練習方法としては、身近なテーマについて「自分はこう考える、なぜならこうだから」という型で短い文章を書いてみるのが効果的です。最初は時間をかけてかまいません。慣れてきたら制限時間を設け、限られた時間でも論理が崩れないように書き上げる訓練に移行していきましょう。
論述で評価を下げやすいのは、根拠を欠いた主張や、結論があいまいな文章です。何を主張したいのかを最初に明確にし、その理由を一つひとつ筋道立てて示すことを徹底すれば、読み手に思考のプロセスが伝わります。なお、GPSは思考のプロセスを見るテストなので、特定の模範解答を覚えるのではなく、自分の頭で論理を組み立てる力を磨くことが本質的な対策になります。
GPSの例題・傾向(解き方の考え方)
このセクションでは、GPSの頻出パターンと解き方の考え方、時間配分のコツ、練習に使えるリソースを紹介します。具体的な解答そのものではなく、どう考えればよいかという視点で解説します。
頻出パターンと考え方
GPSで頻出するのが、資料を読んで論理的な判断を求める形式です。提示された文章やデータに対して、主張の妥当性を吟味したり、与えられた情報から導ける結論を選んだりする設問が中心になります。ここで大切なのは、自分の思い込みや常識を持ち込まず、資料に書かれている範囲で判断する姿勢です。
批判的思考力を問う設問では、「その主張の根拠は十分か」「反対の見方はできないか」を意識して読むことが考え方の軸になります。創造的思考力を問う設問では、一つの正解に固執せず複数の視点からアイデアを発想する柔軟さが求められます。設問がどの思考力を測ろうとしているかを意識すると、考える方向を見失いにくくなります。
いずれの形式でも共通するのは、なぜその結論に至ったのかという理由を自分の中で明確にすることです。GPSは思考のプロセスを評価するテストなので、答えそのものを暗記するのではなく、根拠を持って判断する考え方の型を身につけることが応用力につながります。なお、本記事では具体的な解答は掲載しません。考え方の枠組みを理解することに集中しましょう。
時間配分のコツ
GPSは思考力を問う設問が中心のため、一問にじっくり向き合いたくなりますが、本番には制限時間があることを忘れてはいけません。資料の読解や論述に時間をかけすぎると、後半の設問に手が回らなくなります。全体を見渡して時間を配分する意識が欠かせません。
具体的には、論述系の設問にどれだけ時間を割くかをあらかじめ決めておくと安心です。完璧な文章を目指して悩み続けるより、まず論理の骨格を組み立て、結論と根拠を明確に示すことを優先するほうが、限られた時間で評価される答えになります。細部の表現にこだわりすぎないことがコツです。
こうした時間感覚は、本番でいきなり身につくものではありません。普段の練習から時間を計って取り組む習慣をつけ、制限時間内に資料を読み、考えをまとめ、書き上げるという一連の流れに慣れておきましょう。時間内に思考をアウトプットする訓練こそが、本番で実力を発揮するための備えになります。
練習リソース
GPSの練習に使えるリソースは、大きく分けて公式のサンプル問題・適性検査の対策本・日常的な思考トレーニングの3種類があります。それぞれに役割があるため、組み合わせて活用するのがおすすめです。
まず取り組みたいのが公式が公開しているサンプル問題で、出題形式や答え方の方向性を正確につかむのに役立ちます。適性検査の対策本は、思考力を問う設問への向き合い方や論述の組み立て方を体系的に学べる点が強みです。形式を理解するインプット用として活用しましょう。
そして見落とされがちですが、日常的な思考トレーニングが最も効果的なリソースです。ニュースや記事に対して根拠を吟味する、テーマについて自分の意見を論理的に書いてみるといった習慣は、批判的・創造的な思考力を地道に鍛えます。問題集をこなすだけでなく、日々の生活の中で考える癖をつけることが、思考力テストでは何より着実な対策になります。
サマーインターンのGPSで評価を落とす人の特徴
ここでは、サマーインターンのGPSで評価を落としてしまう人に共通する特徴を整理します。失敗パターンを事前に知っておけば、同じつまずきを避けられます。
設問の意図の取り違え
GPSで評価を落とす人に最も多いのが、設問の意図を正しく読み取れていないパターンです。何を問われているのかを取り違えたまま答えてしまうと、どれだけ丁寧に書いても的外れな回答になり、思考力が正しく評価されません。これは形式に慣れていない人ほど陥りやすい失敗です。
とくにGPSは、知識の正誤を問うのではなく思考のプロセスを見るテストのため、「資料から判断する」のか「自分の意見を述べる」のかといった設問の性質を見極める必要があります。ここを取り違えると、求められていない方向に労力を注ぐことになり、評価につながりません。
この失敗を防ぐには、答え始める前に設問が何を求めているかを落ち着いて確認するひと手間が有効です。事前にサンプル問題で形式に慣れておけば、本番で設問の意図を取り違えるリスクは大きく下がります。焦らず設問を正確に理解することが、評価を落とさない第一歩です。
根拠なく答える
次に多いのが、根拠を示さずに直感や思い込みで答えてしまうパターンです。GPSは「なぜそう考えたのか」という理由づけを重視するため、結論だけを書いても、その背後にある思考の筋道が見えなければ高い評価は得られません。
とくに資料分析の設問では、資料に書かれていないことを勝手に推測して答えるのは典型的な失敗です。自分の常識や経験を持ち込みすぎると、批判的思考力が低いと判断されかねません。あくまで与えられた情報を根拠に、論理的に導ける範囲で判断する姿勢が求められます。
根拠を示す習慣は、普段の練習で意識的に身につけられます。何かを主張するときは必ず「なぜなら」を添える癖をつけておけば、本番でも自然と理由づけのある回答ができるようになります。直感に頼らず、根拠を一つひとつ積み上げて考える姿勢が、安定した評価につながります。
思考プロセスが浅い
意外に見落とされがちなのが、思考プロセスが浅いまま結論を出してしまうパターンです。一つの視点だけで判断したり、表面的な理由だけで結論づけたりすると、深く考える力が不足していると見なされ、評価が伸び悩みます。
GPSが測ろうとしているのは、物事を多面的に捉え、根拠を吟味しながら結論にたどり着く力です。そのため、「他の見方はないか」「この根拠は本当に妥当か」と一度立ち止まって考え直すひと手間が、思考の深さを示すうえで重要になります。最初に思いついた答えで満足しないことが大切です。
思考を深める力は、日々の習慣で養われます。ニュースや身近な出来事に対して、複数の立場から考えたり、自分の意見に反論を想定したりする練習を重ねておくと、本番でも自然と多角的な思考ができるようになります。浅い結論で済ませず、もう一歩踏み込んで考える姿勢が、GPSで評価を高める鍵になります。
サマーインターンGPSに関するよくある質問
最後に、サマーインターンのGPSについて就活生からよく寄せられる質問に答えます。対策を始める前の疑問を解消しておきましょう。
GPSは対策できるテストなの?
「思考力テストだから対策しても無駄」と思われがちですが、GPSは正しい方向で準備すれば本番のパフォーマンスを高められるテストです。たしかに知識の暗記で得点を伸ばすことはできませんが、設問形式に慣れ、資料の読み解き方や論理的な答え方を練習することで、思考力を発揮しやすくなります。
とくに、初見で形式に戸惑って実力を出し切れないというのは非常にもったいない失敗です。事前にサンプル問題で形式を理解し、根拠を示して答える練習を積んでおくだけで、本番の立ち上がりが大きく変わります。思考力そのものは一夜漬けで上がりにくくても、発揮の仕方は十分に対策できると考えてよいでしょう。
サマーインターンのGPSは難しい?
GPSの難しさは、問題の知識的な難易度にあるのではなく、知識で解けず、その場で考えて根拠を示さなければならないという点にあります。暗記でカバーできないため、対策のしようがないと感じて難しく思える人が多いのが実情です。
しかし、設問形式に慣れ、資料を読み解いて論理的に答える練習を積めば、過度に恐れる必要はないテストです。むしろ、普段から物事を多角的に考える習慣がある人にとっては実力を発揮しやすい場でもあります。形式への慣れと思考のトレーニングを地道に続けることが、難しさを克服する最大のポイントです。
サマーインターンと本選考で同じGPSが出る?
GPSを採用している企業では、サマーインターンと本選考で同じ思考力テストが課されるケースが少なくありません。測ろうとしている思考力の枠組みは共通しているため、サマーインターンの段階でGPSの形式と考え方に慣れておけば、その経験を本選考にも活かせます。
さらに、GPSで鍛えられる批判的・論理的な思考力は、テストだけでなく面接やグループディスカッションでも問われる力と重なります。サマーインターンのGPS対策は、本選考まで通用するうえに就活全体の土台にもなる投資だと考えてよいでしょう。早い段階で思考の習慣を整えておくことが、長い目で見て大きな差になります。
まとめ
サマーインターンのGPSは、知識量ではなく思考力そのものを測るベネッセi-キャリアの適性検査です。批判的思考力・協働的思考力・創造的思考力に加え、思考力を発揮する姿勢や実践力を、読解・資料分析・論述といった形式で評価します。暗記で対応できないぶん、設問の意図を正確に読み取り、根拠を示しながら考える力が問われます。
評価には分かりやすいボーダーラインがないものの、人気企業ではスクリーニングに使われることもあるため軽視は禁物です。対策の王道は、サンプル問題で設問形式に慣れ、資料読解と論理的に書く練習を重ね、日常的に物事を多角的に考える習慣をつけることです。思考力は一夜漬けで上がりにくくても、発揮の仕方は十分に磨けます。
評価を落とす人の多くは、設問の意図の取り違え・根拠なく答える・思考プロセスの浅さのいずれかに当てはまります。逆に言えば、これらを避けて設問を正確に理解し、根拠を持って深く考える姿勢を徹底すれば、評価は着実に高まります。サマーインターンで鍛えたGPSの思考力は本選考まで活きる投資です。今日から一歩ずつ準備を始め、自信を持って選考に臨みましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート










