SPI ENG採用企業一覧!業界別の有名企業と対策法を完全網羅

SPI ENG採用企業一覧!業界別の有名企業と対策法を完全網羅

外資系企業や総合商社、グローバル展開する大手メーカーの選考で実施される英語適性検査が、SPI ENGです。

SPI ENGはSPI本体(言語・非言語)にオプションとして追加される英語能力測定検査で、語彙・文法・長文読解を約20分で測定します。

英語必須の選考に挑む就活生にとっては、通常のSPI対策に加えてENG専用の準備が選考突破のカギとなります。

この記事では、SPI ENGを採用している外資・商社・グローバル企業を業界別に整理し、TOEIC600点ラインを目安にした効率的な英語対策法までを完全網羅で解説します。

この記事を読んでわかること
  • SPI ENGの出題範囲と試験時間
  • SPI ENGを採用している外資・商社・グローバル企業の一覧
  • 大手企業のSPI ENGボーダーと英語スコア目安
  • TOEIC600点ラインから始めるSPI ENG対策の進め方
この記事をおすすめしたい人
  • 外資系・商社・グローバル企業を志望する人
  • 英語のオプション検査がある企業を事前に把握したい人
  • TOEICスコアとSPI ENGの難易度の関係を知りたい人
  • 通常のSPI対策に加えて英語対策を効率化したい人

SPI ENGとは?英語オプション検査の基本情報

SPI ENGはSPI本検査に追加される英語能力測定オプションです。実施企業や所要時間の前提を押さえておきましょう。

SPI ENGはSPIに追加される英語オプション

SPI ENGは、SPIの本検査(言語・非言語)にオプションとして追加される英語能力測定検査です。

提供元はSPIと同じくリクルートマネジメントソリューションズで、企業が応募者の英語運用力を選考段階で測定したい場合に追加発注する仕組みになっています。

SPI ENG単体で実施されるケースはほぼなく、必ずSPIの言語・非言語とセットで受検するのが基本です。

追加検査のため、選考案内に「能力検査(言語・非言語・英語)」と科目が明記されている場合はENGが組み込まれていると判断できます。

SPI ENGはあくまでオプションのため、全SPI採用企業がENGを実施するわけではなく、英語業務の比重が高い企業に限定されます。

就活生としては「SPI採用=ENGも必須」と考えるのではなく、英語業務が想定される企業のみENG対策が必要と整理して準備しましょう。

出題範囲と試験時間の特徴

SPI ENGの出題範囲は、語彙・文法・長文読解の3分野で構成されています。

語彙問題では同意語・反意語・語句の意味把握が中心で、ビジネス英語の頻出単語が出題される傾向にあります。

文法問題では空所補充・誤文訂正・語順整序など、TOEIC Part5・Part6に近い形式が並びます。

長文読解では英語ビジネス文書や論説文を素材に、内容一致・主旨把握・指示語把握といった設問が出題されます。

所要時間は約20分と短く、SPI本体(言語35分・非言語35分・性格30分)と合わせると合計100分超の長丁場になります。

短時間で語彙・文法・長文を一気に処理する必要があるため、問題を捨てる判断スピードが高得点のカギを握ります。

出題数は約40問前後で、1問あたり約30秒という非常にタイトな時間配分が求められる検査です。

受検形式はテストセンター方式が中心で、SPI本体と同じ会場・同じ画面操作で英語問題が連続して出題される構成になっています。

英語必須企業の選考で広がる導入

SPI ENGの導入は、英語業務の比重が高い企業に集中しています。

外資系投資銀行・外資系コンサルでは、英語面接の前段階としてENGを足切りに使う企業が多く存在します。

総合商社では海外駐在を前提とした採用方針のため、新卒選考からENGを追加して英語運用力をスクリーニングする傾向です。

グローバル展開する大手メーカー(自動車・電機・製薬)では、海外配属候補を選別する目的でENGを導入するケースが増えています。

近年は人材のグローバル化が進む日系大企業でも、選考フローにSPI ENGを追加する企業が増加傾向にあります。

英語を使う仕事に就きたい志望者」にとって、SPI ENG対策は通常のSPI対策と並んで必須準備の位置づけです。

SPI ENGを採用する企業の共通点

SPI ENG採用企業には明確な共通点があります。英語業務の比重・採用方針・グローバル展開度の3観点で整理します。

英語業務が中核となる外資・商社・グローバル企業

SPI ENGを採用する企業は、日常業務で英語が必須となる職場環境を持つケースが圧倒的多数です。

外資系投資銀行や外資系コンサルでは、本社報告・クライアント対応・社内会議のいずれもが英語で行われるため、入社時点で実務レベルの英語力が求められます。

総合商社では、入社後5〜10年以内に海外駐在を経験するキャリアパスが一般的で、選考段階から英語適性を測る必要があります。

グローバル展開する大手メーカーでは、海外子会社との連携・海外拠点への配属候補の選別・英語論文の読解業務などでENGスコアが参照されます。

これらの企業群はいずれも、英語が「あれば加点」ではなく「入社後の業務で日常的に使う前提」となる点が共通しています。

志望企業の社内公用語や海外売上比率を調べることで、SPI ENGが追加される可能性を事前に予測できます。

IR資料で「海外売上比率」「グローバル人材比率」「海外拠点数」が公開されている企業は、ENG追加の可能性を数値で把握できます。

また、企業の公式採用ページに「TOEIC600点以上推奨」「英語面接あり」と明記されている場合も、SPI ENGの追加実施を強く示唆する判断材料となります。

採用方針に「グローバル人材確保」を掲げる企業

採用方針として「グローバル人材確保」を掲げる企業は、SPI ENG導入率が高い傾向にあります。

とくに採用ホームページに「海外拠点への配属あり」「英語力歓迎」「TOEIC600点以上推奨」と記載がある企業は、選考でENGが追加される可能性が高いと判断できます。

金融業界では外資系投資銀行・外資系証券・外資系資産運用会社が中心となり、ゴールドマン・サックスのようなトップ層でENGが標準実施されています。

コンサル業界では外資戦略コンサル(ベイン・アンド・カンパニーなど)が代表例で、海外オフィスとの協働を前提にした採用方針のためENG追加が定着しています。

商社業界では双日・伊藤忠丸紅鉄鋼など、五大商社の併願先となる準大手商社でもENG導入企業が増加しています。

採用倍率の高い人気企業ほど、英語スコアを早期スクリーニング材料として活用する傾向が強まっています。

海外売上比率が高い大手メーカー

海外売上比率が高い大手メーカーは、SPI ENG導入企業の中核層を形成しています。

自動車業界では海外売上比率が70%を超えるトヨタ自動車・ホンダなどがグローバル人材選別の一環としてENGを実施するケースがあります。

電機・電子業界では海外比率が高いソニーグループ・パナソニック・キヤノンといった企業で、海外配属候補の選別にENGスコアを活用する動きが見られます。

製薬業界では海外売上が中心となる武田薬品工業・アステラス製薬などのグローバル製薬企業で、研究開発職・MR職にENGを追加するケースがあります。

食品・飲料業界では海外展開を強化するサントリー・キリンホールディングス・味の素などでENG導入の可能性が指摘されています。

海外売上比率50%以上」を一つの目安として、志望企業のIR資料で海外比率を確認することがENG追加予測の出発点になります。

【業界別】SPI ENG採用が想定される企業一覧

ここでは、SPI ENGの追加が想定される企業を業界別に整理して紹介します。志望企業の英語選考準備に活用してください。

外資系金融・投資銀行

外資系金融・投資銀行は、SPI ENG採用企業のなかで最も導入率が高い業界です。

本社報告や海外クライアント対応が日常業務の中心となるため、選考段階から実務レベルの英語力が要求されます。

SPI ENGの追加が想定される外資系金融・投資銀行は以下のとおりです。

ゴールドマン・サックス・モルガン・スタンレー・JPモルガン・バンクオブアメリカ・シティグループ・UBS・ドイツ銀行・BNPパリバ・クレディ・スイス・HSBC

外資系投資銀行ではSPI ENG単体ではなく、独自の英語面接・ケース面接と組み合わせて多段階の英語選考が行われるケースが一般的です。

ゴールドマン・サックスのようなトップ層では、ENGスコアに加えて英語ケース面接の通過が選考突破の必須要件となります。

外資系資産運用会社(ブラックロック・フィデリティ・PIMCOなど)でも、ENG相当の英語能力測定が選考フローに組み込まれているケースが見られます。

日系メガバンクの国際部門採用や、三菱UFJモルガン・スタンレー証券・SMBC日興証券といった国内系投資銀行でも、英語業務比率の高さからSPI ENGが追加されるケースが増加傾向にあります。

外資系コンサル・戦略コンサル

外資系コンサル・戦略コンサルは、SPI ENG導入率が外資系金融に次いで高い業界です。

海外オフィスとの協働プロジェクトや英語ケースインタビューが選考の中核となるため、英語運用力の早期スクリーニングが行われます。

SPI ENGの追加が想定される外資系コンサル・戦略コンサルは以下のとおりです。

ベイン・アンド・カンパニー・マッキンゼー・ボストンコンサルティンググループ・A.T.カーニー・PwCコンサルティング・デロイトトーマツコンサルティング・EYストラテジー・アンド・コンサルティング・KPMGコンサルティング・アクセンチュア

戦略コンサル3社(マッキンゼー・BCG・ベイン)では、SPI ENG相当の英語テストに加えて英語ケース面接が複数ラウンドで実施されます。

ベイン・アンド・カンパニーは日系の選考フローにSPI ENGを正式に組み込んでいる代表例で、外資コンサル志望者の対策必須企業となります。

総合系コンサル(PwC・デロイト・EY・KPMG・アクセンチュア)でもグローバル案件配属を狙う場合は、英語選考の通過が前提条件です。

総合商社・専門商社

総合商社・専門商社は、入社後の海外駐在を前提とした採用方針のため、SPI ENG導入企業が増加傾向にあります。

五大商社の本体選考でENGが追加されるかは年度により変動がありますが、商社系列の専門商社では追加実施が定着しています。

SPI ENGの追加が想定される商社業界の企業は以下のとおりです。

三井物産・三菱商事・住友商事・伊藤忠商事・丸紅・双日・豊田通商・伊藤忠丸紅鉄鋼・三菱商事ロジスティクス・三井物産プラントシステム

五大商社(三井物産・三菱商事・住友商事・伊藤忠商事・丸紅)は、本体のテストは玉手箱やC-GABが主流ですが、英語能力測定を別途追加する企業もあります。

双日はSPI採用企業のなかで英語業務の比重が高いため、ENG追加が想定される代表的な準大手商社の一つです。

専門商社では伊藤忠丸紅鉄鋼・豊田通商といったトヨタグループ・伊藤忠グループ系企業で、海外取引比率の高さからENG導入が進んでいます。

グローバル展開する日系大手メーカー

グローバル展開する日系大手メーカーは、海外配属候補の選別目的でSPI ENG導入が広がっている業界です。

自動車・電機・製薬・食品といった輸出比率の高い業界で、ENG導入の可能性が高まる傾向にあります。

SPI ENGの追加が想定される日系大手メーカーは以下のとおりです。

トヨタ自動車・ソニーグループ・ホンダ・日産自動車・パナソニック・キヤノン・武田薬品工業・アステラス製薬・味の素・サントリー

自動車業界では海外売上比率が70%を超えるトヨタ自動車・ホンダ・日産自動車などがグローバル人材選別のためENGを追加する可能性があります。

電機・電子業界ではソニーグループ・パナソニック・キヤノンといった海外展開の進んだ企業で、海外配属候補にENGスコアを参照するケースが見られます。

製薬業界では武田薬品工業・アステラス製薬がグローバル製薬企業の代表例で、研究開発職を中心にENGの追加実施が想定されます。

食品・飲料業界では海外売上を強化するサントリー・味の素などで、グローバル人材確保を狙ったENG導入の動きが見られます。

化学・素材業界でも信越化学工業・三井化学・住友化学といった海外売上比率の高い大手企業で、海外事業部志望者に対するENG追加実施の可能性が見込まれます。

その他グローバル業界(製薬・IT・物流・航空など)

その他グローバル業界では、外資系製薬・グローバルIT・航空・国際物流の各業界でSPI ENG導入の可能性があります。

業界特性として英語業務が日常的に発生する企業は、職種を問わずENG追加が想定されます。

SPI ENGの追加が想定されるその他業界の企業は以下のとおりです。

ファイザー・ノバルティスファーマ・グラクソ・スミスクライン・LINEヤフー・楽天グループ・全日本空輸(ANA)・日本航空(JAL)・日本郵船・商船三井

外資系製薬業界ではファイザー・ノバルティスファーマ・グラクソ・スミスクラインなどが本社と直結する業務体制のため、ENG導入率が高い傾向です。

グローバルIT分野ではLINEヤフー・楽天グループといった社内英語公用語化を推進している企業で、ENG追加の可能性があります。

航空業界ではANA・JALの総合職採用で、海外駐在候補や国際業務担当の選別にENGスコアが参照されるケースがあります。

海運業界では日本郵船・商船三井といった国際物流を担う企業で、海外駐在前提の総合職採用にENG導入が想定されます。

これらの業界に共通するのは、業務の国際性が高く、海外パートナー企業との英語コミュニケーションが日常的に発生する点です。

志望業界の英語業務頻度を整理することで、SPI ENGの優先度を判断する目安にできます。

SPI ENG採用企業の業界別傾向

SPI ENG導入率の高い業界は 外資系金融>外資系コンサル>総合商社>グローバル製薬>日系大手メーカー の順です。志望企業の海外売上比率・社内公用語・採用ホームページの記載内容を確認することで、ENG追加の可能性を事前に予測できます。

SPI ENGのボーダーと英語スコア目安

ここでは、SPI ENGのボーダー水準と、TOEICスコアとの対応関係について解説します。志望企業の難易度に合わせて目標を設定しましょう。

外資系・商社のSPI ENGボーダー

外資系金融・外資系コンサル・総合商社といったハイレベル企業のSPI ENGボーダーは、正答率8割以上が目安となります。

ゴールドマン・サックスやマッキンゼーといった超人気企業では、ENG単独の足切りに加えて英語ケース面接で再度英語力が試されます。

総合商社では海外駐在を前提とした採用のため、ENGスコアでも上位層を狙う必要があります。

双日・伊藤忠丸紅鉄鋼といった準大手商社でも、英語業務比率が高いポジションでは7〜8割の正答率が求められます。

これらの企業群を志望する場合、SPI ENG対策は通常のSPI対策と同等以上の優先度で取り組む必要があります。

英語学習に十分な時間を確保できる就活生は、TOEICスコア向上とSPI ENG対策を並行で進めることが効果的です。

日系グローバル企業のスコア水準

日系グローバル企業のSPI ENGボーダーは、正答率6〜7割が目安とされています。

トヨタ自動車・ソニーグループ・パナソニックといった日系大手メーカーでは、外資系ほど厳しい英語水準は求められない傾向です。

武田薬品工業・アステラス製薬といったグローバル製薬企業では、研究開発職を中心にENGスコアが参照されます。

LINEヤフー・楽天グループといった社内英語公用語化を進める企業では、ENGスコアに加えてTOEICスコアの提示が求められるケースもあります。

日系企業の場合、ENGスコアは「絶対的な足切り」というより「総合評価の一要素」として位置づけられる傾向が強く、面接や他指標との総合判断が中心です。

志望企業の英語業務比率に応じて、対策の優先度を柔軟に設定することが効率的な就活戦略につながります。

日系企業でも海外配属候補の特定枠(グローバル採用コース・海外要員コース)では、ENGスコアの基準が一般枠より高めに設定されているケースもあります。

TOEICスコアとSPI ENGの対応関係

SPI ENGの難易度はTOEICでいえば、600点前後の語彙・文法力で対応可能な水準とされています。

語彙レベルはビジネス英語の頻出単語が中心で、TOEIC Part5・Part6の文法問題に近い形式が並びます。

長文読解はTOEIC Part7の中盤レベルの英文が出題され、内容一致・主旨把握・指示語把握が問われます。

TOEIC600点に達していない就活生は、まずTOEIC対策本でビジネス英語の基礎語彙を固めることがSPI ENG対策の第一歩です。

TOEIC730点以上の英語力があれば、SPI ENGは特別な対策をしなくても通過水準に達する応募者が多くなります。

外資系金融・外資系コンサルを志望する場合は、TOEIC860点以上の英語力を目安に対策を進めるのが安全策となります。

SPI ENG対策の効率的な進め方

SPI ENG対策は通常のSPI対策と並行で進める必要があります。スケジュール・教材・反復演習の3観点で解説します。

SPI本体と並行で進める対策スケジュール

SPI ENG対策は、SPI本体の対策と並行で2〜3ヶ月前から始めるのが理想的です。

SPI本体(言語・非言語)の対策と同じスケジュールでENG対策を進めることで、本番までに全科目の準備を間に合わせることができます。

対策前半1ヶ月は、SPI ENG専用問題集を1冊通しで解いて自分の弱点分野(語彙・文法・長文)を把握します。

対策後半1〜2ヶ月では、弱点分野を中心に反復演習を行い、本番形式の模試で時間配分の感覚を養います。

TOEIC600点未満の就活生は、SPI ENG専用対策の前にTOEIC対策本でビジネス英語の基礎を固めるステップを追加するのが効果的です。

外資系を志望する場合は3ヶ月以上前から、日系グローバル企業を志望する場合は2ヶ月程度の対策期間が目安です。

SPI ENG対応の教材選び

SPI ENG対策の王道教材は、SPI ENG専用問題集と対策アプリの併用です。

SPI ENG専用問題集は、語彙・文法・長文読解の3分野を網羅的に解説しているものを1冊選び、最低3周は反復しましょう。

代表的な対策本としては、リクルート系のSPI3-ENG対応問題集や、テストセンター対策に特化した参考書があります。

対策アプリは隙間時間の語彙暗記に最適で、通学・通勤中の積み重ねがSPI ENG本番のスコアに直結します。

TOEIC600点に未到達の就活生は、TOEIC対策本(金のフレーズ・銀のフレーズなど)と併用してビジネス英単語の語彙力を強化することが効果的です。

無料の練習サイトや模擬試験を併用することで、SPI ENG本番形式の操作感に慣れておくことも大切です。

語彙・文法・長文の3分野別演習

SPI ENGで高得点を取るには、語彙・文法・長文の3分野別に集中演習することが重要です。

語彙分野では、ビジネス英語の同意語・反意語・語句の意味把握を中心に、頻出単語を毎日少しずつ覚える積み重ねが効果的です。

文法分野では、空所補充・誤文訂正・語順整序といったTOEIC Part5・Part6に近い形式の問題を集中演習します。

長文読解では、ビジネス文書や論説文を素材に、内容一致・主旨把握・指示語把握といった設問への対応力を養います。

長文の時間配分がSPI ENG攻略のカギで、1問あたり1分以内で解く感覚を身につけることが目標です。

本番1週間前には模擬試験で時間配分を最終確認し、コンディションを整えてSPI本体とENGを通しで受検する準備を整えましょう。

SPI ENG対策の3ステップ
  • STEP1:TOEIC600点ラインの語彙力を確保(未到達なら金のフレーズ等で基礎固め)
  • STEP2:SPI ENG専用問題集で語彙・文法・長文の3分野を3周以上反復
  • STEP3:本番形式の模試で20分の時間配分を最終確認

SPI ENG採用企業に関するよくある質問

SPI ENG採用企業に関して、就活生からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。志望企業の英語選考準備にあたって押さえておきましょう。

志望企業でSPI ENGが追加されるか事前に分かる?

SPI ENGの追加有無は、企業の選考案内メールで事前に確認できるケースがほとんどです。

「能力検査(言語・非言語・英語)」「能力検査(言語・非言語・ENG)」のように科目が明記されている場合は、SPI ENGが組み込まれていると判断できます。

選考案内で科目が明記されていない場合は、就活口コミサイトで過去の受検情報を確認することでENGの追加有無を予測できます。

企業の採用ホームページに「TOEIC600点以上推奨」「海外拠点配属あり」と明記されている企業は、ENG追加の可能性が高いと推測できます。

不明な場合は、外資系・商社・グローバル展開メーカーを志望するならENG追加を前提に対策プランを組むのが安全策です。

OB・OG訪問で過去の選考フローを確認することも、SPI ENGの実施有無を把握するうえで有効な手段となります。

TOEICで高得点があればSPI ENG対策は不要?

TOEIC730点以上の英語力があれば、SPI ENGは特別な対策をしなくても通過水準に達する応募者が多いとされています。

ただし、SPI ENGはTOEICとは出題形式が異なるため、本番形式に慣れておく目的で最低1冊は専用問題集を解いておくことが安全策です。

外資系金融・外資系コンサルを志望する場合は、TOEIC860点以上の英語力に加えてSPI ENGの満点近い得点が求められます。

TOEIC600〜730点の就活生は、SPI ENG専用問題集での反復演習が選考突破に直結する重要な対策となります。

TOEIC600点未満の就活生は、まずTOEIC対策で基礎語彙を固めることがSPI ENG攻略の第一歩です。

志望企業のレベルと自分の現在のTOEICスコアに応じて、対策の優先度と教材を選定することが効率的です。

SPI ENGとTOEICはどちらを優先すべき?

就活時期に応じて、SPI ENGとTOEICの優先順位を切り替えるのが効率的な戦略です。

就活開始前(大学3年前半まで)はTOEICの基礎語彙力を強化することで、SPI ENGを含む英語選考全般の土台を固められます。

就活本格化期(大学3年後半〜4年)は、志望企業のSPI受検が近づくため、SPI ENG専用対策の優先度を上げる必要があります。

TOEICスコア自体も、エントリーシートや採用ホームページの「TOEIC推奨スコア」をクリアする目的で重要な指標となります。

外資系・商社・グローバル企業を志望する場合は、TOEIC860点以上のスコアとSPI ENG満点近い得点の両方を目標に対策を進めましょう。

日系グローバル企業の場合はTOEIC730点と、SPI ENG7割正答率を目安にすると効率的な準備プランを組むことができます。

SPI ENGを受検する際の注意点

SPI ENGは20分の短時間で語彙・文法・長文を一気に処理する必要があります。本番では1問に時間をかけすぎず、難問は捨てて確実に取れる問題で得点を積み上げる時間配分戦略が必須です。SPI本体(言語・非言語・性格)と合わせて100分超の長丁場になるため、当日のコンディション管理も得点に直結します。

まとめ

SPI ENGは、SPI本検査にオプションとして追加される英語能力測定検査です。

外資系金融・外資系コンサル・総合商社・グローバル展開する日系大手メーカーなど、英語業務の比重が高い企業を中心に導入が進んでいます。

ゴールドマン・サックス・ベイン・アンド・カンパニー・双日・トヨタ自動車・武田薬品工業といった企業群でSPI ENG追加の可能性があります。

出題範囲は語彙・文法・長文読解の3分野で、所要時間は約20分。SPI本体と合わせると100分超の長丁場になります。

外資系・商社のボーダーは正答率8割以上、日系グローバル企業のボーダーは6〜7割が目安です。

TOEICで言えば600点前後の語彙・文法力で対応可能な難易度ですが、本番形式に慣れるために専用問題集の演習は必須です。

対策はSPI本体と並行で2〜3ヶ月前から始め、語彙・文法・長文の3分野別に反復演習を進めましょう。

本記事で紹介した業界別の採用企業一覧を参考に、自分の志望企業でSPI ENGが追加される可能性を早期に確認し、TOEIC学習とSPI ENG対策の両輪で英語選考突破を目指してください。

外資・商社・グローバル企業を本気で狙う就活生にとって、SPI ENG対策は通常のSPI対策と並んで選考突破の必須準備となります。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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