グリーで出題されるWebテスト(玉手箱)の種類と形式
ボーダーラインや採用倍率の目安と通過率を上げる戦略
選考フロー全体の流れと各ステップの対策ポイント
玉手箱の言語・計数・英語の出題傾向と学習方法
面接で頻出する質問パターンと回答のコツ
グリーの本選考やインターンを受ける予定の就活生
ゲーム・メタバース・DX領域に挑戦したい学生
玉手箱の対策をどこから始めるか迷っている人
グリーの選考フローや面接傾向を効率よく把握したい人
限られた時間でWebテスト通過レベルまで仕上げたい人
グリー(GREE株式会社)は、ソーシャルゲームを起点にメタバース、コマース、DX、広告など多角的にインターネット事業を展開する大手IT企業です。
2004年の設立以来、SNS「GREE」のヒットでモバイルインターネットの黎明期を切り拓き、東証プライム上場のリーディングカンパニーとして地位を築いています。
近年はメタバース事業のREALITYが海外ユーザーを急増させるなど、新たな成長エンジンに注目が集まっています。
就活生からの注目度の高さに比例して選考難易度も上がっており、選考を突破するにはWebテスト対策が不可欠です。
ここで足切りされては面接のチャンスすら得られません。
この記事では、グリーのWebテストの種類・形式・ボーダー・効果的な対策方法まで徹底的に解説します。
目次[目次を全て表示する]
グリーのWebテストの種類・形式
グリーの選考を受けるにあたって、まず把握すべきはWebテストの種類と形式です。
適性検査の種類によって対策方法が大きく異なるため、事前の情報収集が極めて重要になります。
ここでは出題されるテストの種類、科目構成、受検方式について順を追って解説します。
グリーで出題されるWebテストの種類
グリーの本選考では、玉手箱(日本SHL社が提供する適性検査)が実施されている傾向があります。
玉手箱は自宅受検型としてトップシェアを誇り、IT・ゲーム業界やコンサル、金融業界で広く採用されている形式です。
玉手箱を採用する企業はグリーの他にもDeNA、サイバーエージェント、楽天グループ、メルカリなどIT・Web系の主要企業が名を連ねます。
そのため玉手箱対策は、これらを併願する就活生にとって投資効率の高い対策と言えます。
ただし年度や職種によってはSPIやGABが課されるケースもあるため、複数形式に対応できる準備をしておくと安心です。
玉手箱は1問あたりの制限時間が極端に短く、即座に解法を判断するスピード処理能力が合否を分けます。
出題科目と試験時間
玉手箱の出題科目は計数・言語・英語・性格検査の4分野ですが、グリーでは計数・言語・性格検査の3科目構成が中心で、職種によって英語が追加されます。
計数は「四則逆算」が約9分で50問、「図表の読み取り」が約15分で29問という構成が代表的です。
言語は「論理的読解(GAB形式)」が約15分で32問、性格検査は約30分で68問前後が出題されます。
1問あたりに使える時間が10〜30秒と非常に短いため、「考えて解く」のではなく「見た瞬間に解法を選ぶ」反射スピードが必要です。
言語の論理的読解は、長文を読んで「合致する」「矛盾する」「判断できない」の3択で答える形式が中心です。
性格検査は似た意味の設問が複数回出るため回答の一貫性が測られ、深く考えすぎず直感的にテンポよく回答するのが自然な結果につながります。
受検方式(テストセンター/自宅受検など)
グリーの玉手箱は自宅受検型のオンライン形式が採用されています。
任意の場所で受検できるのはメリットですが、回線トラブルやPCの不具合は自己責任となるため、安定したネット環境の確保が必須です。
無線より有線LANで接続し、受検前に不要なアプリやタブを閉じてリソースを確保しておくとトラブルを防げます。
受検期間は通常1〜2週間程度ですが、ギリギリだと不測の事態に対応できないため、案内が届いたら早めに日程を確保しましょう。
玉手箱は計算用紙・ペン・電卓の使用が許可されているケースが多いので、事前に手元へ準備しておくとパフォーマンスが安定します。
受検開始後は中断ができないため、トイレや食事は事前に済ませ、最低60分は集中できる静かな時間帯を選びましょう。
グリーのWebテストのボーダー・合格ライン
Webテスト対策を行うにあたって、ボーダーラインの目安を知っておくことは非常に重要です。
ここではグリーのWebテストのボーダーや採用倍率、結果の使い回し可否について解説します。
グリーのWebテストのボーダーはどのくらい?
グリーのWebテストのボーダーは公式には公表されていませんが、就活体験談ベースでは7割程度が合格ラインの目安とされています。
IT・ゲーム業界の中でも知名度の高いポジションのため、安全圏を狙うなら8割を目標に対策を進めるのがおすすめです。
特にグリーはESとWebテストが同一フェーズで評価される傾向があり、どちらか一方が突出していても、もう一方が基準を下回ると通過は厳しくなります。
玉手箱では解答数も評価に影響するため、確実に解ける問題を素早く処理しつつ難問は飛ばす判断力が高得点の鍵です。
具体的には計数で7〜8割、言語で7割を目標にトレーニングを進めるのがバランスの取れた戦略といえます。
普段の練習でも難問に時間をかけるより、解ける問題を素早く処理する訓練を優先すると本番での得点期待値を最大化できます。
グリーの採用倍率
グリーの採用倍率は公式には非公開ですが、推定で50〜100倍程度と言われています。
ゲーム・メタバース・コマースなど複数領域で成長性が評価され、文系・理系を問わず多くの学生がエントリーします。
新卒採用枠は数十名規模で、エントリー数が数千人に達する年もあるため、実質的な競争率は高止まりしています。
学歴フィルターの有無は不明ですが、内定者には旧帝大やMARCH・関関同立以上の出身者が多い傾向が見られます。
とはいえグリーは実力主義の社風で、出身大学にかかわらずWebテスト・ES・面接で結果を出せば内定の可能性は十分にあります。
エンジニア職やデザイナー職などの専門職コースは倍率がやや落ち着く傾向があり、応募コースを戦略的に選ぶことも重要です。
テスト結果の使い回しはできる?
玉手箱は自宅受検型のため、SPIのテストセンターのような結果の使い回し制度はありません。
グリーの選考では必ず新たに玉手箱を受検することになるため、本番までに他社で玉手箱を受検しておくことが実践的な練習として有効です。
ただし同じ玉手箱でも企業によって出題科目の組み合わせが異なるため、グリーで出題されやすい計数・言語の対策を中心に進めましょう。
具体的には本番の1〜2か月前から、玉手箱を採用する中堅IT企業の選考を「練習試合」として受けておくのがおすすめです。
毎回の受検が独立しているため、過去の失敗が引き継がれることもなく、再挑戦の機会が常に与えられているとも言えます。
玉手箱で重要なのは過去のスコアではなく本番当日のパフォーマンスのため、体調と環境を整えてベストの状態で臨むことが大切です。
グリーの選考フロー
Webテスト対策を効果的に進めるためには、選考フロー全体を把握しておくことが重要です。
ここではグリーの選考フローと、各ステップで意識すべきポイントを解説します。
グリーの選考フロー一覧
グリーの新卒選考フローは「ES提出 → Webテスト → 1次面接 → 2次面接 → 最終面接 → 内定」という流れが基本です。
ESとWebテストは同時期に課されることが多く、両方を通過して初めて面接に進めます。
面接ではゲーム・メタバース領域への関心やインターネット業界の動向への理解が深く問われます。
1次面接は若手〜中堅社員、2次面接は管理職クラス、最終面接は役員クラスが担当し、選考全体の所要期間はおおよそ1〜2か月が目安です。
近年は採用の早期化が進み、インターン経由の早期選考では2〜3月に内定が出るケースもあります。
グリーは持株会社の総合採用と各事業会社の個別採用の両方があり、応募ルートによって選考フローも変わるため、エントリー時に慎重に検討しましょう。
グリーのESの傾向と対策
グリーのES通過率は20〜30%程度と推測され、人気企業らしくES段階で多くの候補者が絞り込まれます。
頻出設問は「志望動機」「学生時代に力を入れたこと」「自己PR」に加え、「インターネットで実現したいこと」「好きなサービスとその理由」といったグリーならではのテーマが目立ちます。
志望動機は「なぜITか」「なぜグリーか」「なぜそのコースか」の3段階で論理を組み立てると説得力が増します。
競合のDeNA、サイバーエージェント、ミクシィなどとの違いを整理し、グリーの多角化戦略やREALITYの世界展開など独自性に触れると差別化できます。
ガクチカでは結果よりもプロセス、特に主体的に行動した経験や変化を楽しんだ経験が求められます。
誤字脱字は即減点対象となるため、提出前に必ず第三者にレビューしてもらいましょう。
Webテスト後の選考対策
Webテストを通過した後は1次面接へ進みますが、面接対策は早い段階から並行して進めておくことが理想です。
面接では「学生時代に力を入れたこと」「IT業界とグリーを志望する理由」「入社後にやりたいこと」などが頻出します。
特にグリーでは「グリーでなければならない理由」を厳しく問われる傾向があり、他社との比較で説明できる準備が必要です。
業界研究としてグリーのIR資料や中期経営計画、田中良和CEOの発信内容に目を通しておくと回答に深みが生まれます。
逆質問の機会も多いため、事業戦略や入社後のキャリアパスに関する質問を3〜5個用意しておきましょう。
可能であればOB・OG訪問で入社2〜5年目の若手社員に話を聞くと、リアルな働き方を把握でき志望動機の解像度が上がります。
グリーのWebテスト対策方法
ここからはグリーのWebテストを突破するための、具体的な対策方法を解説します。
玉手箱は出題形式が固定されており対策の方向性が明確なテストですので、効率よく学習を進めましょう。
グリーのWebテスト対策におすすめの問題集
玉手箱対策の定番書籍としては「これが本当のWebテストだ!(1)玉手箱・C-GAB編」が広く支持されています。
計数・言語・英語の出題パターンを網羅し解説も丁寧で、玉手箱対策の入門書として最適です。
参考書は1冊を最低3周繰り返すことが基本で、1周目で全体像を把握し、2周目以降は間違えた問題に絞って反復するのが効率的です。
グリーで出題されやすい計数(四則逆算、図表の読み取り)と言語(論理的読解)を最優先で攻略しましょう。
【例題:四則逆算】
□÷5=12のとき、□に当てはまる数値を求めよ。
→ 答え:60(12×5=60と逆算する)
四則逆算は1問10秒前後で解く必要があり、頻出の計算結果を覚えておくと処理速度が劇的に向上します。
グリーのWebテストを練習できるアプリ・サービス
玉手箱はパソコンで受検するため、ブラウザ上で動作する練習サービスを活用するのが効果的です。
キャリタス就活、リクナビ、マイナビなどでは玉手箱形式の模擬試験を無料で提供しているサービスがあります。
これらは本番に近い操作感で受検でき、タイマー表示・問題切替の感覚を身につける練習として有効です。
スマホ向けの「玉手箱・C-GAB対策」アプリも複数あり、隙間時間に四則逆算を反復できます。
【例題:図表の読み取り】
ある会社の売上が前年100億円から今年125億円に増加した。前年比増加率は何%か。
→ 答え:25%(増加額25億円÷前年100億円=25%)
本番1〜2週間前には実戦形式の模試を受検し、得点・時間配分・苦手分野を客観的に把握しましょう。
グリーのWebテスト対策スケジュールの立て方
Webテスト対策はESや面接対策と並行する必要があるため、スケジュール管理が極めて重要です。
本番までに最低でも2〜3週間、できれば1か月程度の対策期間を確保することをおすすめします。
対策期間を3フェーズに分けて段階的にステップアップする学習が効果的です。
第1フェーズ(1週目)は問題集を1周して出題形式と苦手分野を特定し、第2フェーズ(2週目)は苦手分野を重点的に反復します。
第3フェーズ(3週目)は本番想定の模試を制限時間付きで受検し、時間配分の最終調整を行いましょう。
受検前日は新しい問題に挑戦せず、間違えた問題の見直しと体調管理に専念することが本番でのパフォーマンスを最大化するコツです。
グリーの面接で聞かれる質問と対策
Webテストを通過した後に待ち受ける面接についても、事前に準備しておくことが重要です。
グリーの面接は1次・2次・最終の3段階構成が基本で、フェーズごとに問われるテーマが変わります。
グリーの1次面接で聞かれる質問
1次面接は若手〜中堅社員が担当する個人面接で、30〜40分程度の時間が設けられるケースが多いです。
頻出質問は「自己紹介」「学生時代に力を入れたこと」「志望動機」「自己PR」などオーソドックスなテーマが中心です。
1次面接は基本的なコミュニケーション能力と人柄が見られている段階のため、肩肘張らず素直に答えることが大切です。
ガクチカは「状況→課題→行動→結果→学び」の順で整理し、2〜3分でまとめる練習をしておきましょう。
Web面接が採用されるケースも増えているため、安定した通信環境とカメラ・マイクの動作確認は必須です。
1次面接の通過率は40〜50%程度と推測され、終了後すぐに振り返りメモを作成して次の面接に備えましょう。
グリーの2次面接で聞かれる質問
2次面接は管理職クラスが面接官を務め、企業理解の深さや論理的思考力がより厳しく評価されます。
頻出質問は「グリーで実現したいこと」「入社後のキャリアプラン」「なぜ他のIT企業ではなくグリーなのか」など企業選びの軸を深掘りするテーマです。
ゲーム・メタバース領域やインターネット業界の動向に対する自分なりの見解を求められることもあり、日経新聞や業界専門誌で情報をアップデートしておきましょう。
論理矛盾や浅い回答は厳しく指摘されるため、想定問答を10〜15パターン準備し、模擬面接で実戦練習しておくのが理想です。
2次面接の通過率は30〜40%程度と言われ、IR資料・決算説明資料・中期経営計画には必ず目を通しておきましょう。
ケーススタディ形式の質問では、現状分析→課題抽出→施策提案→期待効果の4ステップで論理的に組み立てるとロジカルな印象を残せます。
グリーの最終面接で聞かれる質問
最終面接は役員クラスとの面接で、入社への熱意や将来のキャリアビジョン、価値観のフィット感が確認される場です。
頻出質問は「どんな社会人になりたいか」「他社の選考状況」「内定を出したら入社するか」など入社意欲を確かめるテーマが中心です。
グリーの企業理念やミッションへの共感を、自分の経験や価値観と結び付けて語ることが高評価につながります。
他社の選考状況を聞かれた際は嘘をつく必要はなく、グリーが第一志望であることを誠実に伝えましょう。
最終面接は意思確認の場という位置付けが強く、内容よりも姿勢と覚悟が重視される傾向にあります。
これまでの選考で語ってきたストーリーを一貫性を持って伝え切ることを意識し、緊張しすぎず臨みましょう。
グリーのWebテストに関するよくある質問
ここではグリーのWebテストに関して、就活生から特に多く寄せられる質問に回答していきます。
グリーのWebテスト対策はいつから始めるべき?
Webテスト対策は本選考の3か月前から始めるのが理想とされています。
グリーの本選考は例年3月頃にエントリーが始まるため、年明け前後から本格的に対策を始めるスケジュールが望ましいです。
玉手箱は出題形式の慣れがスコアに直結するため、短期集中で詰め込むより一定期間継続して問題に触れることが重要です。
すでに就活が本格化している段階でも、最低2〜3週間は確保し、毎日30〜60分の学習時間を確実に確保することが通過の条件です。
ただしWebテスト対策に時間を取られすぎてES作成や企業研究が手薄になる落とし穴に陥らないよう、優先順位の管理が重要です。
着手が遅いと感じても、玉手箱は問題集1〜2冊と模試の繰り返しで短期間でも一定のスコアアップが見込めるため、諦めずに取り組みましょう。
グリーのWebテストは難しい?
グリーの玉手箱は出題内容そのものの難易度は標準レベルですが、制限時間が極端に短いため体感難易度は非常に高いと言われています。
計数の四則逆算は1問10秒前後、図表の読み取りも1問30秒前後で解答する必要があり、解法を考える時間はほぼありません。
ただし玉手箱は出題パターンが固定されているため、対策をすれば確実にスコアが伸びるテストでもあります。
体験談ベースでは「2週間集中して問題集を3周したら7割以上取れた」という声が多く、努力が結果に直結しやすいのが特徴です。
本番では「分からない問題は飛ばす勇気」も必要で、解ける問題で確実に得点する戦略が高得点への近道です。
不安を感じる就活生こそ早めに対策を始めて「対策済み」のポジションに立つことで、精神的余裕を持って本番に臨めます。
グリーのWebテストで落ちる原因は?
グリーのWebテストで落ちる主な原因は「対策不足」「時間配分の失敗」「ESとの矛盾」の3点に集約されます。
対策不足は玉手箱特有のスピード処理に慣れず解答ペースについていけないケース、時間配分の失敗は序盤の難問に時間をかけすぎて正答数を稼げないパターンです。
ESとの矛盾は、性格検査の回答とESの人物像にズレが生じ信頼性が低いと判断される問題です。
性格検査では「企業が求める人物像」を意識しすぎず、自分らしさを保ったまま一貫性のある回答を心がけることが重要です。
また自宅受検ゆえに通信トラブルやPCのフリーズで実力を出し切れないケースもあるため、機材と回線の事前チェックは必須です。
グリーではESとWebテストが同時並行で評価されるため、両輪で対策を進めることが通過率を上げる近道となります。
まとめ
グリーのWebテストは、就活体験談ベースでは玉手箱が中心的に実施されている傾向があります。
計数・言語・性格検査の3科目構成が基本で、年度や職種によって英語が追加されるケースも報告されています。
ボーダーラインは7割程度が目安とされており、安全圏を狙うなら8割以上を目指して対策を進めましょう。
玉手箱は1問あたりの制限時間が極端に短いため、参考書を最低3周繰り返してスピード処理に慣れることが攻略の鍵です。
自宅受検型のため結果の使い回しはできず、グリーの選考では必ず新たに受検する必要がある点も押さえておきましょう。
Webテストは努力が結果に直結しやすい分野ですので、早めに対策を始めて確実に通過できる実力を身につけましょう。
面接対策では、ミッションやゲーム×メタバース×コマースの多角化戦略を自分の言葉で語れるよう企業研究を深めることが必須です。
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