6月に入り、周りが次々と内定の報告をする中で、自分だけが出遅れているのではと焦りを感じている就活生は多いはずです。確かに6月は就職活動のピーク期ですが、この時点で選考が終わっていない学生は決して少数ではありません。本記事では、27卒の6月時点における就活の実態を整理したうえで、今から取れる具体的な挽回策を解説します。正確な情報をもとに、焦りを行動へと変えていきましょう。
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【6月就活】出遅れても諦める必要はない理由
6月になって「もう手遅れだ」と感じてしまいそうになるかもしれませんが、実際には就活を継続している学生は思いのほか多く存在します。選考のタイミングは企業によって大きく異なり、大手企業でも6月以降に内々定を出すケースは少なくありません。また、内定を持っていることと就活を終えていることは別の話で、内定を持ちながらも納得できる企業を探して選考を続けている学生も多くいます。このセクションでは、6月時点で出遅れを感じていても前向きに動き続けられる根拠を、就活市場全体のデータとともに整理します。焦りを感じる前に、まず現状を正しく把握しておきましょう。
6月時点でも就活を続けている学生は半数以上いる
就職みらい研究所のデータによると、6月時点で内定(内々定)を保有している学生の割合は全体の70〜80%程度とされています。一見すると多数派に見えますが、内定を持っていることと就活を終えていることは全く別の話です。内定を得ながらも、さらに志望度の高い企業の選考を受け続けている学生は少なくなく、6月になっても就活を継続している学生は全体の半数以上にのぼります。
SNSや友人からの報告では内定者の声が目立ちやすいため、「周りはもう就活が終わっているのに自分だけが遅れている」という感覚に陥りやすいものです。しかしそれは実態よりも偏った情報が目に入っているケースが多く、実際の就活市場ではこの時期も多くの学生が動き続けています。焦りを感じること自体は自然なことですが、その感情に行動を妨げられては本末転倒です。周りの状況ではなく、自分が今から取れる行動に意識を向けることが、最終的に納得のいく就活結果につながります。
6月以降も採用を続ける企業は多数ある
6月末に向けて採用活動を一段落させる大手企業が増える一方、6月以降も積極的に採用を続ける企業は数多く存在します。代表的なのが、一次募集の採用目標を達成できなかった企業による二次募集・追加募集です。内定辞退が発生した企業でも同様に枠が生まれるため、6月以降に応募枠が増えるケースは毎年見られます。
中堅・中小企業やベンチャー企業は採用スケジュールが柔軟なことが多く、7月以降も随時エントリーを受け付けている企業は珍しくありません。また、秋採用として8月から10月にかけて採用活動を本格化させる企業も増えています。さらに、スカウト型の就活サービスを通じて学生にアプローチする企業の活動は通年続いており、6月時点で登録しても十分なオファーを受け取れる可能性があります。6月に動き出しても選べる選択肢は十分に残されており、行動次第で目標の企業から内定を得ることは決して難しくありません。今すぐ動き始めることが、内定への最短ルートです。
【6月就活】出遅れてしまう主な原因を確認しよう
出遅れを感じているなら、まずなぜそうなったのかを冷静に振り返ることが大切です。原因を正確に把握しないまま行動量だけを増やしても、同じ失敗を繰り返してしまう可能性があります。出遅れの原因はさまざまですが、多くの場合は就活の軸が定まっていなかったこと、エントリー数が少なかったこと、選考対策が不十分だったこと、この3つのいずれかに該当します。自分がどのパターンに当てはまるかを確認し、それぞれに応じた的確な対策を講じることで、6月からでも着実に前に進むことができます。今の状況を正確に言語化することが挽回への第一歩です。このセクションでは、出遅れの主な原因を整理していきます。
就活の軸が定まらず時間が過ぎてしまった
就活の軸とは、企業選びや自己PRの基準となる自分なりの価値観や方向性のことです。軸が定まっていないと、どの業界・企業に応募すればいいかわからず、説明会やエントリーに踏み出せないまま時間が過ぎてしまいがちです。就活の軸は自己分析によって初めて明確になります。過去の経験を振り返り、自分が何を大切にしているか、どんな環境で力を発揮できるかを整理することが不可欠です。
自己分析を疎かにすると、企業の志望動機を深く語れず、面接でも浅い回答になってしまうことが多いです。軸がないまま選考を受け続けると、選考官にも一貫性のなさが伝わってしまいます。まず「自分にとって働くうえで外せない条件」を3〜5個書き出すところから始めてみましょう。具体的には仕事の内容、働く環境、会社の規模や安定性、社風、キャリアパスなどを整理することで、応募先を絞り込む基準が生まれます。逆に軸を持たないまま応募先を増やしても通過率は上がりにくく、入社後のミスマッチにもつながりかねません。6月からの就活立て直しの最初のステップとして、まず自己分析と軸の整理に時間を使ってください。
エントリー数が少なく選考経験が積めていない
選考に進む機会そのものが少なければ、当然内定を得る確率も下がります。エントリー数が少ない原因としては、企業選びが慎重すぎる、業界を絞り込みすぎている、興味のある企業以外は見ていない、といったパターンが多く見られます。6月時点での目安として、就活後半戦で挽回するには最低でも10〜15社に同時並行でエントリーしている状態が望ましいとされています。エントリー数が5社以下の場合、連続して落選するとモチベーションが一気に下がりやすくなります。
選考経験が少ないと、面接に慣れるのにも時間がかかります。実際に選考を受けることで得られる気づきや改善点は、模擬練習だけでは得られません。エントリー数を増やすことは、単に内定の確率を上げるだけでなく、選考慣れによる通過率の底上げにもつながります。特に6月以降に受け付けている二次募集・追加募集の企業や、通年採用の企業を積極的に探してエントリーの母数を増やしていきましょう。行動量を増やすことへの躊躇が出遅れをさらに深刻にする最大の要因です。まず数を打って場数を踏むことが、6月からの挽回には不可欠です。
選考対策が不十分なまま選考に臨んでいた
どれだけ多くの企業にエントリーしても、書類選考や面接の通過率が低ければ内定はなかなか取れません。選考対策が不十分な状態で面接に臨むことは、時間とチャンスの浪費につながります。ES対策では、自己PRとガクチカのエピソードを企業の求める人物像に合わせて組み立て直すことがポイントです。同じエピソードでも、企業ごとに強調すべき部分を変えることで通過率は大きく変わります。
面接対策では、想定質問に対する回答を声に出して練習することが最も効果的です。頭の中で考えているだけでは本番に言葉が出てこないことが多く、実際に音声で練習することで表現力と自信が身につきます。選考対策は量より質です。やみくもに練習するのではなく、過去の選考でうまくいかなかった原因を分析し、苦手な部分を集中的に改善するアプローチが6月以降の挽回には効率的です。就活エージェントや大学のキャリアセンターの模擬面接サービスも積極的に活用しましょう。
【6月就活】出遅れを挽回するために今すぐやること
原因を把握したら、次は具体的な行動に移る番です。出遅れを挽回するためには、闇雲に動くのではなく優先度をつけて集中的に取り組むことが重要です。6月からの就活立て直しで特に効果的なのが、就活の軸の見直し、エントリー先の拡充、そして就活エージェントの活用の3点です。「まず何から手をつければいいかわからない」という状態でも、このセクションで紹介する順番に従って取り組んでいけば着実に前進できます。考えるより先に動く姿勢を意識し、行動量を増やすことで選考通過率と内定の可能性を着実に高めていきましょう。
就活の軸を見直してエントリー企業を絞り込む
最初にやるべきことは、今の就活の軸を改めて見直すことです。これまでの就活がうまくいっていない場合、企業の選び方や志望動機の作り方に根本的な問題があるケースが多くあります。就活の軸を見直す際は、過去にエントリーした企業に共通する魅力を言語化することが有効です。また、選考で落ちた企業と通過した企業を比べることで、自分が評価されやすい企業の傾向も見えてきます。
軸が定まったら、エントリーする企業をその軸に沿って絞り込んでいきます。数だけ増やしても対応しきれなくなるため、同時並行で10〜15社程度が適切な目安です。軸に合った企業を選ぶことで、ESや面接での志望動機の説得力が増し、選考通過率の底上げにも直結します。まずは軸の整理に30分〜1時間を確保し、そこから優先企業のリストを作ることで次のエントリー・選考対策への流れが自然とつながっていきます。軸をつくることは6月以降の就活全体の土台になる作業です。
二次募集・追加募集の企業を積極的に探す
6月以降の就活で特に重要なのが、二次募集や追加募集を行っている企業への積極的なアプローチです。これらの企業は一次募集での採用目標に達しなかったり、内定辞退が発生したりした結果として再度選考枠を設けており、6月から7月にかけて新規エントリーを受け付けています。大手企業や有名企業でも二次募集・追加募集を行うことがあり、一次募集よりも競争倍率が低いケースも存在します。
就活サイトで「二次募集」「追加募集」のキーワードで検索するほか、志望企業の採用ページを定期的にチェックする習慣もつけておきましょう。また、就活エージェントを活用すると、就活サイトには掲載されていない非公開の二次募集・追加募集情報を紹介してもらえることがあります。エージェントは企業との直接のパイプを持っているため、一般には公開されていない採用枠にアクセスできる点で6月以降の就活において特に有効です。二次募集・追加募集は6月末から7月に集中しやすいため、今すぐ情報収集を始めることが内定につながる最短ルートです。
就活エージェントを活用して選考対策を加速させる
就活エージェントは、企業の紹介だけでなくES添削・模擬面接・選考スケジュール管理など、就活全般をサポートしてくれるサービスです。6月以降に出遅れを感じている就活生にとっては、特に心強い味方になります。エージェントに相談することで、今の自分の就活状況を客観的に評価してもらい、具体的な改善策を提示してもらえます。無料で利用できるサービスがほとんどなので、活用しない手はありません。
エージェントを選ぶ際は、自分の志望業界に強いエージェントや、6月以降の後期就活に特化したサービスを選ぶと効果的です。複数のエージェントに登録しておくことで紹介される求人の幅が広がり、より多くの選択肢から選べるようになります。6月に一人で悩んでいる時間は最小限にして、プロのサポートを受けながら効率的に内定を目指す姿勢が挽回への近道になります。登録から最初の面談まで数日でできるため、この記事を読んだ今すぐ行動してみましょう。
【6月就活】出遅れを悪化させるNG行動
挽回のために行動を増やすことは大切ですが、方向性を誤ると出遅れをさらに深刻にしてしまうことがあります。特に就活後半戦で陥りやすいNG行動を事前に知っておくことで、貴重な時間を正しい方向に使えるようになります。どちらも焦りから来るパターンが多く、焦っているときこそ冷静に自分の行動を振り返ることが求められます。知っているだけで同じ失敗を繰り返さずに済み、貴重な6月の時間を正しい行動に使えるようになります。まずは2つのNG行動を頭に入れておきましょう。
大手企業のみへのこだわりを続ける
就活の後半戦になっても大手・有名企業にのみこだわり続けることは、内定獲得を遠ざける代表的なNG行動のひとつです。大手企業の春採用はほとんどが終了に近づいているこの時期、大手のみを狙い続けることは選択肢を極端に狭めてしまいます。大手でも追加募集・二次募集が出るケースはあるため情報は引き続きチェックしつつも、並行して中堅・中小企業や成長中のベンチャー企業にも積極的に目を向けることが大切です。
こうした企業は若手への裁量が大きく、スピーディなキャリアアップが期待できるという独自の魅力があり、大手にはない働き方のメリットも存在します。企業の知名度や規模で判断するのではなく、実際の仕事内容・社風・将来性・待遇を複数の軸で評価してみましょう。視野を広げて企業を探すことで、これまで知らなかった優良企業に出会えることも少なくありません。今の就活市場では、中堅企業やベンチャーでも福利厚生・安定性・成長環境が整っている企業は数多くあります。企業の幅を広げることが6月以降の就活の突破口になります。
周りと比較して行動が止まってしまう
6月は就活のプレッシャーが最も高まる時期のひとつで、友人や同期が内定を獲得したという話を聞くたびに、自分だけが取り残されているように感じてしまうことがあります。しかし、周囲と自分を比較して行動が止まってしまうことは、出遅れを加速させる最も危険なNG行動です。比較によって生まれた焦りが、志望していない企業への早期承諾や、選考対策を省いた無謀なエントリーにつながることも多く、後悔のある就活結果を招く原因になります。
就活は他者との競争ではなく、自分が納得できる企業から内定を得るための活動です。他の人が内定をとったかどうかは、あなたの就活の進め方に直接関係ありません。比較の衝動を感じたら、自分の就活スケジュールと今日やるべきタスクに意識を戻すことが大切です。スマホのSNSを一時的に制限する、内定報告をしてくる友人との会話のルールを自分で決めるなどの工夫も有効です。自分のペースで着実に前に進むことだけを意識し、焦りに引きずられない姿勢を保ちましょう。自分が動いている限り、就活は必ず前に進んでいます。
まとめ
6月になって就活の出遅れを感じていても、今から行動すれば十分に挽回できます。まずは就活を続けている学生が半数以上いるという実態を把握し、焦りを行動に変えましょう。出遅れの原因を確認し、軸の見直し・エントリー拡充・エージェント活用の3つを軸に動いていくことが挽回への近道です。大手のみへのこだわりや周囲との比較という2つのNG行動を避けながら、自分のペースで選考を進めていきましょう。6月からの行動が、最終的な内定の質と数を大きく左右します。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート










