SPI ENGで落ちる人の割合は?通過率の目安と落ちる人の特徴を徹底解説

SPI ENGで落ちる人の割合は?通過率の目安と落ちる人の特徴を徹底解説

就職活動の選考で英語力を測る適性検査として、商社や外資系企業を中心に導入されているのがSPI ENGです。

受検を控えている就活生のなかには、「自分は本当に通過できるのか」「どのくらいの人が落ちるのか」といった不安を抱えている人も多いはずです。

SPI ENGには公式の通過率や合格率は公表されていませんが、就活生や採用担当者の体感を集めると、おおよその目安が見えてきます。

この記事では、SPI ENGで落ちる人の割合を業界別・企業規模別に整理し、落ちる人に共通する特徴や原因、通過率を上げる対策まで一気に解説します。

不安を抱えた状態で受検に臨むのと、数字を理解したうえで対策を立てて臨むのでは、本番のパフォーマンスに大きな差が出ます。

この記事を読んでわかること
  • SPI ENGで落ちる人の割合と通過率の目安
  • 業界・企業規模別の合格率の傾向
  • 落ちる人に共通する特徴と失敗パターン
  • 通過率を上げるために今すぐできる対策
この記事をおすすめしたい人
  • SPI ENGの受検を控えていて不安な就活生
  • 商社・外資系・グローバル企業を志望している人
  • 過去にSPI ENGで落ちた経験があり再挑戦する人
  • 通過率を上げる具体的な対策を知りたい人

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SPI ENGで落ちる人の割合の目安

SPI ENGの通過率は企業によって大きく変動しますが、就活生の体感や採用担当者の発信を集約すると、ある程度の目安が見えてきます。

商社・外資系では7割が落ちると言われる理由

SPI ENGを採用する商社・外資系企業では、応募者のうちおよそ7割が書類段階で落ちると言われています。

これは応募者の多くが英語に自信のある層であるにもかかわらず、求められる水準が高いため、平均的な英語力では足切りされる構造になっているからです。

総合商社や外資系コンサルでは、SPI ENGで偏差値60以上を取れていないとESや面接に進めないケースも珍しくなく、語彙や長文読解で足を引っ張られる就活生が多いのが実情です。

とくに人気の高い5大商社や外資系金融では、応募者数が募集枠の数十倍に達するため、SPI ENGの結果でスクリーニングする目的が強くなります。

通過率の数字だけを見ると不安になりますが、対策をしっかり積んだ層に絞ると通過率はぐっと上がるため、必要以上に怯える必要はありません。

逆に言えば、無対策のまま受検する就活生が大量に落ちることで、通過率の母数が下がっているという見方もできます。

国内グローバル企業では合格率4〜5割程度

国内グローバル展開メーカーや金融では、SPI ENGの合格率は4〜5割程度とされており、商社・外資系よりも通過しやすい傾向があります。

これらの企業では英語力は重要視されつつも、面接や他の適性検査と組み合わせて総合判断するため、SPI ENGだけで足切りされるケースは少なめです。

正答率6〜7割を取れていれば書類段階で大きく不利になることはなく、英語以外の面接準備にもリソースを割ける状態になります。

ただし、海外駐在を前提とした採用枠や英語力を重視する部署を志望する場合は、よりハイスコアが求められるケースもあります。

志望企業の業界水準を事前に把握し、必要なスコアレベルを逆算して対策を進めることが、効率的なアプローチと言えます。

通過率は企業ごとに大きく異なる

SPI ENGの通過率は企業ごとに大きく異なるため、一律の数字で判断するのは危険です。

同じ業界でも、応募者数や採用枠の規模、年度ごとの倍率変動、求める英語力の水準によって、通過率は20%から70%まで幅があります。

たとえば総合商社A社では通過率2割でも、専門商社B社では通過率5割という具合に、企業の知名度や人気度によって難易度は変わります。

そのため、就活情報サイトや先輩のOB訪問で、志望企業ごとの体感通過率を集めておくことが、戦略を立てるうえで重要になります。

「7割が落ちる」という数字は最も厳しい商社・外資系の話であり、自分が志望する企業の難易度に合わせて、対策レベルを調整していきましょう。

業界・企業規模別の合格率の傾向

SPI ENGの合格率は業界や企業規模によって異なる傾向があります。志望先のレベル感を把握するために、代表的なパターンを整理します。

総合商社・外資系コンサル(通過率2〜3割)

総合商社や外資系コンサルティングファームでは、SPI ENGの通過率は2〜3割と言われており、最も難易度が高い業界に分類されます。

これらの企業では、海外取引や英語での社内コミュニケーションが日常的に発生するため、入社時点で高い英語力が求められます。

SPI ENGで偏差値60以上、正答率8割以上を安定して取れる就活生でなければ、書類段階での通過は厳しいのが現実です。

応募者層も英語得意層が中心で、TOEIC800点超えの就活生が大量に集まるため、平均レベルの英語力では埋もれてしまいます。

志望する場合は、SPI ENG対策を3ヶ月以上前から計画的に進めて、ハイスコアを取れる状態に仕上げる必要があります。

とくに留学経験や英検1級などの実績がある就活生でも、SPI ENG特有の出題形式に慣れる時間を確保することが重要です。

グローバル展開メーカー・金融(通過率4〜5割)

グローバル展開メーカーや大手金融では、SPI ENGの通過率は4〜5割程度で、対策をしっかり積めば十分に通過可能な水準です。

これらの企業では英語力は重要視されますが、技術力や金融知識といった専門性とのバランスで判断されるため、SPI ENGだけで合否が決まるわけではありません。

正答率7割前後、偏差値55〜60を取れていれば書類段階で大きく不利になることはなく、面接や他の選考要素で勝負することができます。

ただし、海外プロジェクトを担当する部署や駐在員候補の採用では、より高いスコアが求められることもあるため注意が必要です。

志望部署や職種に応じた必要スコアの目安を、OB訪問や採用情報で事前に把握しておきましょう。

ベンチャー・スタートアップ(企業ごとに大きく変動)

ベンチャー・スタートアップ企業でのSPI ENG通過率は、企業のフェーズや事業内容によって大きく変動します。

海外展開を進めるメガベンチャーでは商社並みの英語力が求められる一方、国内事業中心のスタートアップではSPI ENGを参考程度にしか使わない場合もあります。

応募者数が大手より少ないため、英語力以外の要素(成長意欲、カルチャーフィット、即戦力スキル)で挽回できる余地が大きい点も特徴です。

ベンチャー企業を志望する場合は、SPI ENGのスコアだけにこだわらず、面接やワーク選考で人物面をアピールする戦略も有効です。

ただし上場準備フェーズや海外売上比率の高い企業では、英語力への要求水準が大手と変わらないこともあるため、企業研究をしっかり行いましょう。

SPI ENGで落ちる人に共通する3つの特徴

SPI ENGで不合格になる就活生には、対策の進め方や受検時の取り組み方に共通する特徴があります。3つの典型パターンを解説します。

特徴1 語彙力が圧倒的に不足している

SPI ENGで落ちる就活生に最も多いのが、語彙力の絶対的な不足です。

SPI ENGは同意語・反意語・空欄補充・語彙問題が出題の3〜4割を占めるため、語彙の量と精度が直接スコアに反映されます。

TOEIC500点以下の英語力で対策本も読まずに受検した就活生の多くは、語彙問題で半分も正解できず、結果として総合スコアが大きく下がります。

とくに日本の英語教育で扱われない、ビジネスシーンで使われる頻出単語(implement, accommodate, prioritize など)が出題されると、見たことすらない単語に戸惑ってしまうケースが目立ちます。

対策の基本はTOEIC頻出単語1500〜2000語を1冊の単語帳でカバーすることで、3週間で3周すれば最低限の語彙基盤は整います。

受検直前に慌てて新しい単語帳に手を出すのではなく、1冊を徹底的に周回して即答できる状態を作ることが重要です。

特徴2 長文読解で時間切れになる

SPI ENGで落ちる人の2つ目のパターンは、長文読解で時間配分を誤って後半が解けない状態に陥ることです。

SPI ENGの長文は1問あたり300〜500語のビジネス文書で、設問数も多いため、1問に時間をかけすぎると他の問題に手が回らなくなります。

とくに普段から英文を読み慣れていない就活生は、長文1問に5〜6分かけてしまい、結果として語彙問題や文法問題を解く時間が足りなくなる失敗が多発します。

1問あたりの目標時間を2〜3分に設定し、超えたら一旦飛ばして後で戻る判断が、本番では極めて重要になります。

対策としては、TOEICのPart7問題集で時間管理の練習を積み、本番より少し短い制限時間で解く訓練を繰り返すのが効果的です。

設問先読みのテクニックを習得すれば、本文を読みながら答えに直結する箇所に意識を集中でき、処理速度が大幅に上がります。

特徴3 英語学習にブランクがある

SPI ENGで落ちる人の3つ目の特徴は、大学に入ってから英語学習にブランクがあり、基礎が抜けている状態で受検することです。

大学受験で英語を頑張った経験があっても、入学後に英語に触れない期間が2〜3年続くと、語彙や文法の基礎力が大きく低下します。

とくに文法は使わないと忘れる性質があり、関係代名詞や仮定法の用法を瞬時に判別できなくなる就活生は少なくありません。

受検まで1ヶ月を切ってから慌てて対策を始めても、基礎力が抜けた状態を取り戻すのは難しく、結果としてスコアが伸び悩む原因になります。

志望業界が決まった段階で早めに英語学習を再開し、最低でも3ヶ月前からSPI ENG対策に着手するのが理想的なスケジュールです。

ブランクが長い場合は、まず中学英文法の総復習から入り、基礎を固めてから応用問題に進む段階的なアプローチが有効です。

落ちる原因のパターン別解説

SPI ENGで不合格になる原因はいくつかのパターンに分類できます。それぞれの典型例と対策の方向性を整理します。

原因パターン1 語彙不足による得点伸び悩み

最も多い不合格原因が、語彙不足による全体スコアの伸び悩みです。

SPI ENGでは同意語・反意語・空欄補充の問題で即答できる単語量が勝負を分けるため、知らない単語が多いほど明らかに不利になります。

TOEIC600点台の就活生でも、SPI ENG頻出語の対策をしていないと、同意語問題で半分以上落とすケースがあります。

対策としては、SPI ENG専用対策本に出てくる頻出語をまず完全マスターし、その後TOEIC頻出単語2000語をカバーする単語帳に進むのが効率的です。

単語学習の際は、日本語訳を介さずに即座に意味が浮かぶ状態まで仕上げることで、本番での処理速度が大幅に向上します。

音読や音声付き単語帳を併用すれば、視覚と聴覚の両方から脳に語彙を定着させることができ、定着スピードが上がります。

原因パターン2 長文読解の時間切れ

2番目に多い不合格原因が、長文読解での時間切れによる後半問題の取りこぼしです。

SPI ENGは制限時間がタイトに設定されているため、1問あたり2〜3分のペースを維持しないと、最後まで解ききれない設計になっています。

長文1問に5〜6分かけてしまうと、残りの語彙問題や文法問題を空欄のまま提出することになり、トータルスコアが大きく下がります。

対策としては、設問先読みを徹底し、本文を読みながら答えに直結する情報を意識的に拾う訓練を積むことが重要です。

本文を頭から全文精読するのではなく、各段落の最初と最後の文だけ読んで主旨を掴み、設問に関係ある箇所だけ精読するメリハリも有効です。

模試形式で本番より短い制限時間で解く練習を繰り返すと、本番で時間に追われる感覚が薄れ、冷静に処理できるようになります。

原因パターン3 英語ブランクによる基礎力不足

3番目の不合格原因は、英語学習のブランクによって中学〜高校レベルの基礎文法が抜けている状態で受検することです。

大学受験以降に英語に触れていない就活生は、関係代名詞・仮定法・現在完了といった基本文法を瞬時に判別できないケースが多くなります。

SPI ENGの文法問題は中学〜高校レベルが中心ですが、パターン認識で即答できる状態でないと、1問あたりの所要時間が伸びてしまいます。

対策としては、まず中学英文法の総復習で基礎を固め直し、その後TOEICのPart5対策本で頻出パターンを反復する段階的なアプローチが有効です。

文法は短期間で得点が伸びる分野なので、ブランクのある就活生ほど集中対策の効果が大きく出ます。

1日30分でも継続して英文に触れる習慣を作り、英語脳を取り戻す感覚を意識することがブランク解消の鍵になります。

通過率を上げるために今すぐできる対策

SPI ENGの通過率を上げるためには、限られた時間で最大効果を出す対策が必要です。今すぐ着手すべき具体的な対策を解説します。

SPI ENG専用対策本を3周する

最優先の対策は、SPI ENG専用対策本を1冊選んで3周することです。

SPI ENGには独特の出題形式(同意語・反意語・空欄補充の組み合わせなど)があるため、TOEICだけ対策しても本番で戸惑うケースが多くなります。

市販の対策本は実際のSPI ENGに近い形式で問題を収録しているため、出題傾向に慣れる目的で必ず1冊は完了させましょう。

1周目は時間を気にせず全問解いて出題形式を把握し、2周目は時間を計って本番ペースで解き、3周目は間違えた問題だけを集中的に復習します。

3周することで、頻出パターンの語彙や文法は即答できる状態になり、本番でも安定した得点が期待できます。

対策本選びは「最新版」「解説が詳しい」「収録問題数が多い」の3点を重視すると、コスパの良い学習が可能です。

TOEIC頻出単語を2000語マスターする

SPI ENGの語彙対策として、TOEIC頻出単語を2000語マスターすることも非常に効果的です。

SPI ENGとTOEICは出題される語彙の傾向が似ているため、TOEIC対策がそのままSPI ENG対策にもなります。

市販のTOEIC単語帳から1冊選び、3週間で3周することで、SPI ENG頻出語の8割以上をカバーすることができます。

単語学習の際は、ただ意味を覚えるだけでなく、例文ごと脳に入れることで、文脈問題にも対応できる語彙力が身につきます。

音声付き単語帳を活用し、通学時間や移動時間に耳から学習する習慣を作ると、忙しい就活生でも継続しやすくなります。

派生語や接頭辞・接尾辞のルールも押さえておくと、知らない単語に出会っても意味を推測できる場面が増えます。

長文読解の時間管理を模試で訓練する

長文読解の時間管理を本番前に身体に染み込ませることも、通過率を上げる重要なポイントです。

模試形式で本番と同じ制限時間を設定し、長文1問あたり2〜3分のペースで解く訓練を繰り返しましょう。

最初は時間内に解けないことが多いはずですが、設問先読みや段落主旨の把握といったテクニックを取り入れることで、徐々に処理速度が上がります。

本番では「分からない問題に固執しない」ことが何よりも重要で、1問につき設定時間を超えたら潔く飛ばす判断ができるよう、模試で必ず練習しておきます。

TOEICのPart7問題集も併用すると、SPI ENGに近い形式の長文を多くこなせるため、英語の長文に対する抵抗感が薄れていきます。

本番直前の1週間は新しい問題に手を出さず、既に解いた模試を見直して頭の中を整理する時間に使うのが理想的です。

落ちにくい受検戦略

SPI ENGで落ちないためには、対策の中身だけでなく受検時の戦略やコンディション管理も重要です。具体的なポイントを解説します。

受検する企業の順番を工夫する

SPI ENGを複数企業で受検する場合は、第一志望企業を先に受けない戦略が有効です。

SPI ENGは受検慣れによる得点向上効果が大きく、本命企業の前に2〜3社で受検経験を積んでおくと、本番でのパフォーマンスが大きく改善します。

志望度が中程度の企業や、SPI ENGを採用している練習用の企業を先に受けて、出題傾向や時間配分の感覚を掴んでから本命に臨みましょう。

使い回しが可能なテストセンター方式の企業では、過去の受検結果を流用できるため、自信のあるスコアが取れるまで複数回受けることも戦略の一つです。

志望企業ごとの受検形式(テストセンター/Webテスト/ペーパー)を事前に把握し、最適な順番で受検計画を組み立てることが重要です。

体調管理と前日の過ごし方

SPI ENGで実力を発揮するためには、本番前のコンディション管理が欠かせません。

受検前日は復習とリラックスに時間を使い、新しい問題に手を出すのは避けましょう。

前日に新しい問題を解いて解けなかった場合、不安が増して本番のメンタルに悪影響を与える可能性があります。

夕食は消化の良いものにし、夜更かしを避けて7時間以上の睡眠を確保することで、本番の集中力を最大限に引き出せます。

翌日の試験開始時間を逆算し、起床時間も含めて生活リズムを整えておくと、本番で頭が冴えた状態で臨めます。

当日の朝食は炭水化物を中心にしっかり摂り、脳のエネルギー源を確保することも忘れずに行いましょう。

受検環境の事前確認(自宅受検の場合)

自宅受検の場合は、機材トラブルで時間を失わないために、受検環境を事前にチェックしておくことが重要です。

パソコンのスペック、インターネット回線の安定性、ブラウザの推奨バージョンなどを試験案内に従って確認し、不備があれば事前に解消しておきます。

受検中に通信トラブルや機材不具合が発生すると、時間ロスでスコアが大幅に下がる原因になるため、リスクは事前に潰しておくべきです。

静かな環境を確保し、家族や同居人にも受検時間を共有して、邪魔が入らない配慮もしておきましょう。

スマホやタブレットからの通知音も切っておき、集中力を削ぐ要素を完全に排除することが理想的です。

当日の受検時間も、自分が最も集中できる時間帯(午前中など)を選択することで、パフォーマンスを最大化できます。

時間切れが最大の失点原因

SPI ENGで落ちる就活生の多くは、長文読解で時間を使い切ってしまい、語彙問題や文法問題を最後まで解ききれません。1問あたりの目標時間を必ず決め、超えたら飛ばす判断を本番で実行できるよう、模試で繰り返し練習しておきましょう。

SPI ENGの落ちる割合に関するよくある質問

SPI ENGの通過率や落ちる割合に関して、就活生から寄せられることの多い質問をまとめました。

SPI ENGはどのくらいの正答率で通過できる?

SPI ENGの通過正答率は企業によって大きく異なりますが、最低6割、商社・外資系では8割以上が目安となります。

国内グローバル企業や大手金融では正答率6〜7割で通過できるケースが多く、英語以外の選考要素で総合判断される傾向があります。

商社・外資系コンサルでは、応募者層全体の英語力が高いため、正答率8割以上(偏差値60以上)を取れていないと書類段階での通過は厳しくなります。

志望企業の業界水準を事前に把握し、必要なスコアレベルを逆算して対策を進めることが効率的なアプローチと言えます。

「7割が落ちる」という数字は最も厳しい商社・外資系の話であり、対策をしっかり積めば通過率は十分に上げられるため、悲観する必要はありません。

TOEICのスコアでSPI ENG通過率は予測できる?

TOEICのスコアはSPI ENGの通過率予測の一つの目安にはなりますが、完全には連動しないため注意が必要です。

TOEIC600点台の就活生でも、SPI ENG特有の出題形式(同意語・反意語・空欄補充)に慣れていないと、本番で実力を発揮できないケースがあります。

逆にTOEIC500点台でも、SPI ENG対策本を周回して頻出パターンに慣れた就活生は、商社・外資系以外なら通過する可能性は十分あります。

目安としては、TOEIC600点で国内グローバル企業の通過ライン、TOEIC700点で商社・外資系の入口、TOEIC800点で安定通過というイメージです。

TOEICとSPI ENGは出題傾向が似ているため、TOEIC対策がそのままSPI ENG対策にもなる点は、限られた時間を効率的に使ううえで覚えておきましょう。

SPI ENGで一度落ちたら同じ企業に再応募できない?

SPI ENGで一度落ちた企業への再応募の可否は、企業ごとのルールに従うため、一律に判断はできません。

多くの企業では「同年度内の再応募は不可」というルールを設けているため、その年の選考は事実上不可能と考えるのが現実的です。

ただし、翌年度以降の新卒採用では再応募を受け付ける企業も多いため、浪人や留年で再挑戦する場合は、改めて応募できる可能性があります。

SPI ENGはテストセンターで受検した結果を他企業で使い回せるケースもあるため、自信のあるスコアが取れるまで複数回受けて、ベストスコアを使う戦略も有効です。

一度落ちた経験がある場合は、その失敗パターンを分析し、語彙不足・時間配分・基礎力不足のどこに問題があったかを特定して、次の対策に活かしましょう。

まとめ

SPI ENGで落ちる人の割合は商社・外資系で7割程度、国内グローバル企業で5〜6割、ベンチャーで企業ごとに大きく変動するのが目安です。

業界別では、総合商社・外資系コンサルが通過率2〜3割と最も難関、グローバルメーカー・金融が4〜5割、ベンチャーは企業フェーズと事業内容次第で大きく変わります。

落ちる人に共通する特徴は、語彙力不足、長文読解での時間切れ、英語学習のブランクの3点で、これらを認識して対策することが通過率を上げる第一歩になります。

通過率を上げるためには、SPI ENG専用対策本を3周し、TOEIC頻出単語2000語をマスターし、模試で長文読解の時間管理を訓練するという段階的な対策が効果的です。

受検戦略としては、本命企業の前に練習用企業で受検経験を積み、体調管理と受検環境の事前確認まで含めて、SPI ENGで落ちないための準備を進めていきましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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