大阪大学(阪大)を目指す人や在学中の人の中には、「大阪大学は就職できない」という検索結果を見て不安になった方もいるかもしれません。
「本当に就職できないのか」「就職に強い学部はどこか」「経済学部や人間科学部はどこに就職しているのか」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、大阪大学と各学部が公表している2026年3月卒業生(2025年度)の進路データをもとに、学部別の就職者数と進学者数、主な就職先を解説します。
結論として、2026年3月に卒業した学部生3,330名のうち1,349名が就職し、1,609名が大学院に進学しています。
理系の学部は卒業生の8割前後が大学院に進むため就職者が少なく見えますが、文系の5学部では卒業生の75%が学部卒で就職しています。
- 大阪大学の学部卒業生の進路(2026年3月卒業生の公表データ)
- 学部別の就職者数・進学者数と、就職に強い学部の見方
- 大学が公表している主な就職先と大手企業
- 経済学部・人間科学部・文学部・法学部・外国語学部の就職先
- キャリアセンターの使い方と28卒の就活スケジュール
目次[目次を全て表示する]
大阪大学の就職の実態は?2026年3月卒業生3,330名の進路で検証
大阪大学は就職できない大学ではなく、2026年3月卒業の学部生の92.7%が就職・大学院進学・臨床研修医のいずれかに進んでいます。
就職者が卒業生の約4割にとどまるのは、理系の学部で大学院への進学が多いためです。
学部卒業生の進路は就職1,349名・大学院進学1,609名(2025年度)
大阪大学が公表している2025年度(2026年3月卒業)の学部卒業生は3,330名で、進路の内訳は次のとおりです。
| 進路 | 人数 | 卒業生に占める割合 |
|---|---|---|
| 大学院に進学 | 1,609名 | 48.3% |
| 就職(企業等・公務員・教員) | 1,349名 | 40.5% |
| 臨床研修医 | 128名 | 3.8% |
| その他 | 244名 | 7.3% |
| 合計 | 3,330名 | 100% |
出典:大阪大学「就職(進路)データ」令和7年度(2025年度)卒業者・修了者の就職(進路)データ(2026年10月確認)。割合は人数から計算。
就職者1,349名の内訳は、企業等が1,230名、公務員が97名、教員が22名です。
前の年の2024年度(2025年3月卒業)も、卒業生3,322名のうち就職1,343名、大学院進学1,585名で、ほぼ同じ割合でした。
就職者が少なく見えるのは理系の大学院進学が多いため
大阪大学で就職者が少なく見える理由は、工学部の87.3%、基礎工学部の80.8%、理学部の77.3%が大学院に進学していることにあります。
この3学部の卒業生は合わせて1,592名で、学部卒で就職したのは193名でした(人数から計算)。
大学院の修士課程(博士前期課程)を2026年3月に修了した2,136名のうち、1,597名(74.8%)が就職しています。
工学研究科・基礎工学研究科・理学研究科の修士修了者の就職者は合わせて1,122名で、学部卒の3学部の193名を大きく上回ります(人数から計算)。
理系の学生の多くは、学部の4年間ではなく修士課程を修了してから就職していると考えられます。
出典:前出の大阪大学「令和7年度(2025年度)卒業者・修了者の就職(進路)データ」学部卒業生進路状況・大学院修了学生の進路状況(博士前期・修士課程)(2026年10月確認)。
大阪大学は就職率を公表していない
大阪大学の進路データには、就職を希望した人のうち就職できた人の割合である「就職率」は載っていません。
そのため、この記事の割合は、卒業生全体に占める就職者や進学者の割合を人数から計算したものです。
「その他」の244名には、就職準備中や進学準備中の人などが含まれます。
ネット上で見かける「就職率○%」という数字は、計算のしかたが大学の公表資料と違う場合があるため、元の資料と見比べて確かめてください。
大阪大学で就職に強い学部は?学部別の就職者数と進学者数を比較
学部卒で就職する割合が高いのは薬学部(85.7%)・外国語学部(82.2%)・経済学部(79.7%)で、人数では外国語学部の470名が最も多くなっています。
大阪大学は学部ごとの就職率や就職の強さの順位を公表していないため、ここでは公表されている人数で比べます。
学部別の卒業生・進学者・就職者(2026年3月卒業生)
大阪大学の11学部の進路を並べると、文系の学部は就職、理系の学部は大学院進学が中心だとわかります。
| 学部 | 卒業生 | 大学院進学 | 就職者(うち公務員) | 就職者の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 文学部 | 176名 | 44名 | 116名(13名) | 65.9% |
| 人間科学部 | 129名 | 35名 | 80名(12名) | 62.0% |
| 外国語学部 | 572名 | 37名 | 470名(32名) | 82.2% |
| 法学部 | 270名 | 52名 | 186名(20名) | 68.9% |
| 経済学部 | 232名 | 16名 | 185名(8名) | 79.7% |
| 理学部 | 260名 | 201名 | 42名(3名) | 16.2% |
| 医学部(医学科) | 94名 | 0名 | 0名(臨床研修医91名) | - |
| 医学部(保健学科) | 159名 | 88名 | 65名(1名) | 40.9% |
| 歯学部 | 43名 | 0名 | 0名(臨床研修医37名) | - |
| 薬学部 | 63名 | 4名 | 54名(1名) | 85.7% |
| 工学部 | 863名 | 753名 | 89名(7名) | 10.3% |
| 基礎工学部 | 469名 | 379名 | 62名(0名) | 13.2% |
出典:大阪大学「令和7年度(2025年度)卒業者・修了者の就職(進路)データ」学部卒業生進路状況(2026年10月確認)。就職者の割合は「就職者÷卒業生」で計算。
文系5学部は卒業生1,379名のうち1,037名が就職
文学部・人間科学部・外国語学部・法学部・経済学部の5学部を合わせると、2026年3月卒業生1,379名のうち1,037名(75.2%)が学部卒で就職しています(人数から計算)。
文学部・人間科学部・法学部は卒業生の2〜3割が大学院に進むため、就職者の割合は60%台です。
法学部の進学者には法科大学院への進学が含まれていて、法学部は2025年度に法学科の41名が法科大学院などに進学したと公表しています。
出典:前出の大阪大学「就職(進路)データ」、大阪大学法学部「法学部を巣立ってから」2025年度の就職・進学(2026年10月確認)。
公務員の就職者は外国語学部32名・法学部20名
2026年3月卒業生のうち公務員になった学部生は97名で、外国語学部が32名、法学部が20名、文学部が13名、人間科学部が12名でした。
法学部は、就職した卒業生のうち10%が国家公務員・地方公務員の道に進んでいると説明しています。
出典:前出の大阪大学「就職(進路)データ」、大阪大学法学部「法学部を巣立ってから」(2026年10月確認)。
「就職に強い学部」を選ぶときは、就職者の割合だけでなく、大学院に進んでから就職する理系の進路も合わせて見ておくと判断しやすくなります。
同じ国立大学で学部別の就職率と就職先を公表データで比べた例として、広島大学の就職状況を次の記事で解説しています。
大阪大学の主な就職先と大手企業|大学が公表する業種別の一覧
大阪大学が公表している2025年度の主な就職先には、三菱重工業、トヨタ自動車、日立製作所などのメーカーや、NTTデータ、三井住友銀行などの全国規模の企業が並びます。
ただし、大学全体の一覧には企業ごとの人数が載っておらず、大学院の修了生の就職先も含まれています。
製造業は三菱重工業・トヨタ自動車・ダイキン工業など
大学の「業種別の主な就職先」の製造業には、三菱重工業、トヨタ自動車、三菱電機、日立製作所、ダイキン工業、村田製作所、住友電気工業、川崎重工業が載っています。
本田技研工業、キーエンス、東レ、第一三共、塩野義製薬、パナソニック、東京エレクトロン、任天堂、キヤノンなども同じ一覧にあります。
出典:大阪大学「令和7年度(2025年度)卒業者・修了者の就職(進路)データ」業種別の主な就職先(大学院学生等を含む)(2026年10月確認)。
情報通信・金融・コンサルの主な就職先
製造業以外の業種でも、全国規模の企業や官公庁が一覧に並んでいます。
| 業種 | 大学の一覧にある就職先の例 |
|---|---|
| 情報通信 | NTTデータ、日本電気(NEC)、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI、富士通、日本総合研究所、LINEヤフー |
| 銀行・証券・保険 | 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、日本生命保険、東京海上日動火災保険、大和証券グループ、国際協力銀行 |
| シンクタンク・コンサル | アクセンチュア、野村総合研究所(NRI)、アビームコンサルティング、デロイトトーマツコンサルティング、ボストン・コンサルティング・グループ |
| 商社・流通 | 伊藤忠商事、住友商事、三井物産、豊田通商、丸紅、双日、ニトリ |
| 電気・ガス・運輸 | 関西電力、大阪瓦斯、西日本旅客鉄道、東海旅客鉄道、日本航空、阪急阪神ホールディングス |
| 官公庁など | 外務省、防衛省、大阪府、大阪府教育委員会、宇宙航空研究開発機構(JAXA) |
出典:前出の大阪大学「業種別の主な就職先」2025年度(2026年10月確認)。一覧は大学の掲載順で、人数の多い順ではありません。
大手企業への就職率と企業別の人数は大学全体では非公表
大阪大学は、大学全体での大手企業への就職率や、企業ごとの就職者数を公表していません。
企業別の人数がわかるのは、学部ごとに公表している文学部と法学部の就職先で、内容は後の見出しで紹介します。
工学部・基礎工学部の卒業生の多くは修士課程を修了してから就職するため、理系の就職先は大学院の就職先とあわせて見ると実態に近くなります。
基礎工学部は2025年度の主な就職先として、学部卒業生と大学院修了生の就職先を学部の受験生向けサイトで公表しています。
出典:大阪大学基礎工学部「進学とキャリア」(就職データは2026年3月31日現在、2026年10月確認)。
同じ関西の京都大学の就職先と就活事情は、次の記事で解説しています。
大阪大学経済学部の就職先|卒業生232名のうち185名が就職
大阪大学経済学部の2026年3月卒業生は232名で、そのうち185名が就職し、大学院に進学したのは16名でした。
就職先の業種は金融・保険業が63名で最も多く、就職者の約3分の1を占めています。
就職者の割合は79.7%、前年も80.2%
経済学部の卒業生に占める就職者の割合は、2025年度(2026年3月卒業)が79.7%で、2024年度(2025年3月卒業)の80.2%とほぼ同じでした。
2025年度の就職者185名のうち、企業等は177名、公務員は8名です。
出典:大阪大学「就職(進路)データ」令和7年度・令和6年度(2026年10月確認)。割合は人数から計算。
業種は金融・保険63名、専門・技術サービス32名、情報通信29名
大学ポートレートに掲載されている経済学部の2026年3月卒業生の就職先を業種別に見ると、次のとおりです。
| 業種 | 人数 | 就職者185名に占める割合 |
|---|---|---|
| 金融業・保険業 | 63名 | 34.1% |
| 専門・技術サービス業(コンサルなど) | 32名 | 17.3% |
| 情報通信業 | 29名 | 15.7% |
| 製造業 | 22名 | 11.9% |
| 電気・ガス・熱供給・水道業 | 8名 | 4.3% |
| 公務 | 8名 | 4.3% |
| 卸売・小売業 | 7名 | 3.8% |
| そのほかの業種 | 16名 | 8.6% |
出典:大学ポートレート「進路|経済学部|大阪大学」卒業・修了者の構成(産業別)(2026年5月1日現在のデータ、2026年10月確認)。割合は人数から計算。
金融業・保険業の63名は、金融業46名と保険業17名の合計です。
「そのほかの業種」は、運輸・郵便業、不動産業、サービス業、建設業などの合計です。
経済学部だけの企業名一覧は見つからなかった
経済学部の公式サイトでは、学部ごとの就職先企業名や企業別の人数を載せたページは見つかりませんでした(2026年10月時点)。
経済学部の就職先を企業名で知りたい場合は、大学全体の「業種別の主な就職先」の金融やコンサルの欄を参考にしながら、キャリアセンターの進路情報で確かめてください。
経済学部は学科が経済・経営学科の1つだけで、3年生から研究セミナー(ゼミ)に所属して専門を深めます。
出典:大阪大学経済学部 学部パンフレット(2023)(2026年10月確認)。
大阪大学人間科学部の就職|卒業生の62%が就職、27%が大学院へ
大阪大学人間科学部の2026年3月卒業生は129名で、80名が就職し、35名が大学院に進学しました。
就職先の業種は情報通信業が25名で最も多く、就職者の31.3%を占めています。
人間科学部の就職者は80名、うち公務員12名
人間科学部の2026年3月卒業生の就職者80名のうち、企業等は68名、公務員は12名です。
卒業生に占める就職者の割合は62.0%で、2024年度(2025年3月卒業)の71.1%(173名中123名)より低くなりました。
出典:大阪大学「就職(進路)データ」令和7年度・令和6年度(2026年10月確認)。割合は人数から計算。
人間科学部は受験生向けサイトで、例年は学生の2割程度が大学院に進学し、5〜6割程度が民間企業に就職、1割程度が公務員になると説明しています。
出典:大阪大学人間科学部「キャリアと進学」(2026年10月確認)。
業種は情報通信25名、製造11名、公務8名
大学ポートレートに掲載されている人間科学部の2026年3月卒業生の就職先を業種別に見ると、情報通信業が25名、製造業が11名、公務が8名です。
続いて金融業・保険業が7名、教育・学習支援業が6名、専門・技術サービス業が5名、卸売・小売業が4名でした。
出典:大学ポートレート「進路|人間科学部|大阪大学」卒業・修了者の構成(産業別)(2026年5月1日現在のデータ、2026年10月確認)。
大学ポートレートの「公務」8名は産業の分類で、大学の進路データの公務員12名とは数え方が違います。
人間科学部が公表している就職先(2018〜2020年度)
人間科学部の受験生向けサイトには、2018〜2020年度の卒業生の就職先が業種別に載っています。
情報通信業には日本放送協会(NHK)、電通、日本マイクロソフト、富士通、金融業には三菱UFJ銀行、三井住友銀行、日本生命保険があります。
公務では厚生労働省、農林水産省、大阪国税局、大阪府、大阪市などが公表されています。
出典:前出の大阪大学人間科学部「キャリアと進学」卒業生の就職先(2018年度〜2020年度、順不同・本人報告による一部)(2026年10月確認)。
行動学・社会学・教育学・共生学と学ぶ分野が幅広い学部のため、就職先も福祉・教育から企業まで分かれています。
文学部・法学部・外国語学部の就職先|企業別の人数がわかる学部
大阪大学の文系学部のうち、文学部と法学部は就職先の企業ごとの人数を公表していて、外国語学部は業種別の割合と主な就職先を公表しています。
どの学部も、金融・情報通信・メーカー・公務員に就職先が分かれています。
文学部は3年間で344名が就職、官公庁43名
文学部が公表している2023〜2025年度の3年間の就職者は344名で、大学院(博士前期課程・修士課程)への進学者は108名です。
業種別の人数は次のとおりで、官公庁が43名、情報通信・IT・ソフトウェアが54名でした。
| 業種(文学部の区分) | 就職者(2023〜2025年度の合計) | 人数がわかる就職先の例 |
|---|---|---|
| サービス業、その他 | 80名 | 大阪大学3名、日本郵政3名、スプリックス3名 |
| 情報通信、IT、ソフトウェア | 54名 | KADOKAWA3名、NTTデータグループ2名 |
| 官公庁 | 43名 | 都道府県庁18名、市役所・町村役場等8名 |
| 製造業 | 37名 | 三菱重工業3名、JFEスチール2名 |
| 金融、証券、保険 | 27名 | 日本生命保険4名、三井住友銀行2名、三菱UFJ2名 |
| マスコミ、出版、広告、印刷 | 26名 | 讀賣新聞社2名、NHK1名 |
| 電力、ガス、倉庫、運輸 | 26名 | 関西電力2名、大阪ガス2名、JR東海2名 |
| 商社、百貨店、小売業 | 21名 | ニトリ2名、住友商事1名、三井物産1名 |
| 学校教員(中学、高校) | 20名 | 大阪府教員3名、東京都教員2名 |
| 不動産業、建築、建設業 | 10名 | 安田不動産1名、野村不動産1名 |
出典:大阪大学文学部「進路(就職)実績(学部)」大学院進学者数と就職先企業名等(2023〜2025年度)(2026年10月確認)。
都道府県庁18名のうち大阪府庁が4名、東京都庁が3名で、市役所では大阪市役所が3名です。
法学部は2025年度に188名が就職、銀行が多い
法学部が公表している2025年度の就職者は、法学科が111名、国際公共政策学科が77名です。
2学科を合わせると、三井住友銀行が7名、三菱UFJ銀行が6名、三菱UFJ信託銀行と日本生命保険が5名ずつで、銀行と保険への就職が目立ちます(2学科の人数を合計)。
官公庁等は法学科で15名、国際公共政策学科で4名で、法務省、農林水産省、大阪地方裁判所、大阪府、金融庁などが載っています。
出典:大阪大学法学部「法学部を巣立ってから」2025年度の就職・進学(2026年10月確認)。
法学部のページの就職者の合計(188名)は、大学全体の進路データの法学部の就職者(186名)と2名違います。
法学科の進学者41名のうち、大阪大学法科大学院が19名、京都大学法科大学院が10名でした。
外国語学部は就職者470名、製造業23%・情報通信19%
外国語学部の2026年3月卒業生572名のうち、就職者は470名で、公務員は32名、教員は10名でした。
出典:大阪大学「就職(進路)データ」令和7年度(2026年10月確認)。
外国語学部が公表している2024年度卒業生の就職者の業種別割合は、製造業23%、情報・通信業19%、サービス業13%、卸売業・小売業11%、金融業・保険業10%、官公庁等8%です。
主な就職先には、外務省、経済産業省、伊藤忠商事、三菱商事、三井物産、トヨタ自動車、全日本空輸(ANA)、日本航空などが載っています。
出典:大阪大学外国語学部「進路・就職状況」(2024年度卒業生)(2026年10月確認)。
大阪大学キャリアセンターの使い方と28卒の就活スケジュール
大阪大学キャリアセンターでは、吹田・豊中・箕面の3キャンパスで、キャリアアドバイザーに1回40分の個別相談を予約して受けられます。
28卒の学生は、政府が要請している就活の日程に合わせて、3年生のうちに相談と情報収集を始めておくと動きやすくなります。
キャリアアドバイザーの個別相談は1回40分の予約制
キャリアアドバイザーの相談では、就職活動の進め方、履歴書の添削、大学院に進学するか就職するかの迷いなど、進路の相談ができます。
相談室は吹田がICホール1階、豊中が学生交流棟2階の就職情報コーナー内、箕面が外国学研究講義棟2階にあり、Zoomでの相談もできます。
開室は月〜金曜日(祝日を除く)の10時20分〜16時40分で、時期によっては13時30分からです。
予約は大阪大学キャリア支援システムから1か月先まででき、一度に入れられるのは4回(1週間に2回)までです。
出典:大阪大学キャリアセンター「在学生の方へ(就活中・後)」キャリア相談について(2026年10月確認)。
キャリア支援システムには延べ26,197社から就職依頼
大阪大学キャリア支援システムとは、キャリアアドバイザーの相談の予約などに使う、大阪大学の学生向けのシステムです。
工学部の案内では、このシステムを通じて延べ26,197社から67,838件の就職依頼が来ているとしています(2026年3月現在)。
出典:大阪大学工学部「進路・就職情報」(2026年10月確認)。
キャリアセンターは2017年12月1日に設立され、「キャリア教育部門」と「就職支援部門」の2つの部門で学生を支援しています。
出典:大阪大学キャリアセンター「キャリアセンターについて」(2026年10月確認)。
28卒の就活スケジュールと準備の順番
政府が経済団体などに要請している28卒の日程では、広報活動の開始が3年生の3月1日、採用選考の開始が4年生の6月1日です。
正式な内定日は4年生の10月1日以降とされています。
出典:内閣官房「2027(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請」(2026年9月確認)。
大阪大学キャリアセンターも、2028年3月卒業・修了予定者の日程は前年度と同じ考え方で、2026年3月24日付で政府から経済団体などに要請されたと案内しています。
出典:大阪大学キャリアセンター「在学生の方へ(就活前)」就職・採用活動の日程について(2026年10月確認)。
28卒の学生は、3年生の冬までにキャリア支援システムで求人とイベントを確認し、一度キャリアアドバイザーに相談しておくと、3月の広報開始に間に合います。
理系の学生は、学部で就職するか大学院に進むかを3年生の夏までに決めておくと、インターンシップと大学院入試の準備を両立しやすくなります。
よくある質問
大阪大学の就職について、検索で多い疑問に回答します。
数字はいずれも、大阪大学と各学部が公表している2026年3月卒業生(2025年度)のデータにもとづきます。
本当ではありません。2026年3月卒業の学部生3,330名のうち1,349名が就職し、1,609名が大学院に進学しました。就職者が約4割に見えるのは、工学部の87.3%、基礎工学部の80.8%、理学部の77.3%が大学院に進むためです。
大阪大学は、就職希望者に占める就職者の割合(就職率)を公表していません。2026年3月卒業の学部生では、卒業生の40.5%が就職、48.3%が大学院に進学、3.8%が臨床研修医で、合わせて92.7%でした(人数から計算)。
大学は学部ごとの順位を公表していませんが、2026年3月卒業生で学部卒の就職者の割合が高いのは薬学部85.7%、外国語学部82.2%、経済学部79.7%です。理系の学部は大学院に進んでから就職する人が多く、修士課程の修了者は74.8%が就職しています。
2026年3月卒業生の就職者185名のうち、金融業・保険業が63名、専門・技術サービス業が32名、情報通信業が29名、製造業が22名です(大学ポートレート)。経済学部だけの企業別の人数は公表されていません。
2026年3月卒業生129名のうち80名が就職し、35名が大学院に進学しました。就職先の業種は情報通信業が25名で最も多く、製造業11名、公務8名が続きます。学部は、例年2割程度が進学し、5〜6割程度が民間企業、1割程度が公務員になると説明しています。
まとめ|大阪大学は文系は就職、理系は大学院進学が中心
大阪大学の2026年3月卒業の学部生3,330名のうち、1,349名が就職し、1,609名が大学院に進学しました。
就職者が少なく見えるのは理系の学部で大学院への進学が多いためで、文系の5学部では卒業生の75.2%が学部卒で就職しています。
経済学部は就職者185名の34.1%が金融・保険業、人間科学部は就職者80名の31.3%が情報通信業でした。
大学全体の就職率や企業別の人数は公表されていないため、志望する学部の公表データと業種の内訳を見て、自分の進路と照らし合わせることが大切です。
28卒の学生は、3年生の冬までにキャリア支援システムで求人を確認し、キャリアアドバイザーの個別相談を一度予約しておくと、3月の広報開始に間に合います。
当サイトは大阪大学とは一切関係のない非公式の情報サイトであり、大学の公式見解を代弁するものではありません。
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