【27卒向け】就活で企業情報をNotionで管理する方法、志望企業マスタの作り方を徹底解説

【27卒向け】就活で企業情報をNotionで管理する方法、志望企業マスタの作り方を徹底解説

就活が動き出した瞬間に襲ってくるのが、気になる企業がどんどん増えて頭の中で整理しきれなくなるという壁ではないでしょうか。

気づけばブラウザのブックマークに30社以上の採用ページが並び、就活サイトのお気に入りも別で20社、メモアプリには面接官の名前と説明会の日付がバラバラに走り書きされている。

そんな状態で「あの会社って何やってる会社だっけ?」と聞かれても、自分の言葉では一言も出てこない。

27卒のみなさんの中には、エントリー候補が膨らみ始めた今まさに、その情報の散らかりにうっすら焦りを感じている人もいるはずです。

この記事では、Notionで「志望企業マスタ」と呼べる企業情報のデータベースを一から組み立てて、散らばった会社情報を1画面に集約するための具体的な手順を解説していきます。

選考スケジュールを管理する話ではありません。

あくまで企業情報そのものの整理に絞って、プロパティ設計からビュー切替、比較表の作り方までまるっと扱います。

この記事を読んでわかること
  • 就活で企業情報の管理が後回しになる構造的な理由
  • Notionで作る志望企業マスタの全体像と設計思想
  • 必ず入れたい企業情報プロパティ12項目とその使い分け
  • 業界別・志望度別・選考状況別に切り替えるビュー活用テクニック
  • 1クリックで作れる企業比較表の作り方と運用ルール
この記事をおすすめしたい人
  • エントリー候補が30社を超えて頭の中で管理しきれない27卒
  • 企業ページのブックマークが散乱して振り返るたびに迷子になっている人
  • 志望度や業界を軸に企業をきれいに比較したい人
  • ExcelやGoogleスプレッドシートでの管理に限界を感じ始めた

目次目次を全て表示する

なぜ就活では「企業情報の管理」が後回しにされがちなのか

就活に時間を割いているはずなのに、なぜか企業情報だけはいつまで経っても整理されないまま。

ここではその構造的な理由を、27卒のみなさんがつまずきやすいポイントごとに掘り下げていきます。

情報源があまりにも分散している

1社の情報を集めようとすると、就活ナビサイト、企業の採用ページ、コーポレートサイト、IR資料、口コミサイト、X、OB訪問アプリと、最低でも5〜6個のサービスを横断することになります。

それぞれログインも別、ブックマーク先も別、メモの取り方も別。

結果として「一次情報はあちこちにあるけれど、自分用の要約はどこにもない」という状態が生まれます。

この分散こそが、企業情報の管理を始める前にくじけさせる最大の要因です。

みなさんが怠けているわけではなく、そもそも情報の置き場所が決まっていないだけ。

逆に言えば、置き場所さえ決めてしまえば、企業情報の管理はぐっと楽になります。

選考が始まると目の前の対応に追われる

説明会の参加、ES提出、Webテスト、面接の日程調整。

選考が走り出すと、毎日のようにタスクが降ってきて、企業情報をゆっくり整理する時間そのものが消えていきます。

「とりあえず今週の面接を乗り切ること」で頭がいっぱいになり、企業の事業内容や強みを自分の言葉に落とし込む作業は、いつも明日以降に先送り。

そして気づいたときには、面接で「弊社のどこに惹かれましたか?」と聞かれて言葉が詰まる、というあの嫌な瞬間が訪れます。

企業情報の管理は、選考が動き出す前に仕組み化しておくのが正解です。

選考が始まってから整理を始めると、もう追いつきません。

「あとで読む」フォルダが事実上のブラックホールになる

気になる企業を見つけたら、とりあえずブラウザのお気に入りに突っ込む。

就活ナビの「気になる」ボタンを押す。

スマホのスクショを撮る。

その瞬間は安心するのですが、後日その情報を取り出そうとしたとき、どのフォルダのどこに何があるのか、もう自分でも分からなくなっています。

情報を保存するアクションと、情報を活用するアクションが完全に分断されているからです。

みなさんが必要としているのは、保存と活用が一直線で繋がる場所。

つまり情報を入れた瞬間から、それが比較・検索・思い出しの素材になる仕組みです。

このセクションのポイント
  • 企業情報が散らかるのは怠惰ではなく構造の問題
  • 選考が始まる前に置き場所を1つに決めるのが先決
  • 保存と活用が地続きになる仕組みこそ就活生に必要
 
 

散らばった企業情報を1画面に集約!「Notion企業マスタテンプレ」を無料配布中

Notion企業マスタテンプレート

Notion企業マスタテンプレート

志望企業の事業内容・採用ページ・選考フロー・志望度を1つのデータベースに集約できるのが、就活市場のNotion企業マスタテンプレートです。

あらかじめ12項目のプロパティが設定済みで、業界・志望度・選考状況のフィルタもプリセットされています。

企業比較ビューと業界別ボードビューが切り替えワンクリックで使えるので、まずテンプレを開くだけで「整理された状態」がイメージできます。

27卒のみなさんが今からゼロで作ると数時間かかる構造を、複製ボタン1つでスタートできるのが大きなメリットです。

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企業管理が雑だと起きる3つの致命的トラブル

「別に整理しなくても何とかなるでしょ」と思っているうちは平気でも、選考が本格化した瞬間に管理の雑さは牙を剥きます。

ここでは、実際にやらかしがちな3つのトラブルを具体的に見ていきましょう。

面接で「志望動機が薄い」と一発で見抜かれる

面接で必ず聞かれる「弊社のどこに魅力を感じましたか」という質問。

これに自分の言葉で答えられないと、面接官の表情がスッと変わります。

企業情報が散らかったまま面接日を迎えると、頭の中で他社の情報と混ざってしまい、「御社の海外展開に魅力を感じました」と言いながら、実はその会社が国内事業100%だった、なんてことが普通に起きます。

面接官は何百人も学生を見ているので、「この子、ウチのことちゃんと調べてないな」という違和感は数秒で見抜かれます。

逆に言えば、企業ごとに事業内容・強み・自分が惹かれた理由を1ページにまとめておくだけで、回答のクオリティは一段上がります。

これは才能ではなく、ただの準備の差です。

同じ企業に二重エントリーしてしまう

子会社・グループ会社・新卒採用窓口が分かれている大手企業では、別ブランドだと思ってエントリーした2社が、実は同じグループの同じ職種だった、というミスが起こります。

これを防ぐには、親会社・子会社・採用窓口の対応関係をどこかに記録しておくしかありません。

Notionの企業マスタにグループ会社プロパティを1つ足しておけば、新規追加するたびに「これってあの会社のグループ?」と自分にツッコミを入れられるようになります。

二重エントリーは時間のロスだけでなく、企業から見ても印象が良くありません

志望度が低い会社ならまだしも、本命グループでこれをやると目も当てられません。

企業情報の管理は、こうした初歩的なミスを未然に防ぐ防波堤でもあります。

振り返りができず同じ失敗を繰り返す

不合格になった企業の選考を振り返らないまま、次の企業のESに同じ書き方で挑む。

これを繰り返している就活生は、一定数います。

企業ごとに「ここで落ちた理由仮説」「次に活かしたい学び」を残しておかないと、何が悪かったのか永遠に分からないまま選考だけが進んでいきます。

みなさんの貴重な時間を、改善に繋がらない受験で消費するのは本当にもったいない。

企業マスタに「結果」と「振り返り」のプロパティを置いておくだけで、不合格すらも次の選考の弾薬に変わります

失敗を資産に変える仕組みは、就活が長期戦になるほど効いてきます。

このセクションのポイント
  • 企業情報の管理不足は面接で即バレる
  • グループ会社の二重エントリーは普通に起きる
  • 振り返りプロパティで不合格を次の弾薬に変えられる
 
 

志望企業マスタをゼロから作るのが面倒な人へ、テンプレ複製で即スタート!

Notion企業マスタテンプレート

Notion企業マスタテンプレート

プロパティ設計・ビュー切替・比較表まで全部組み込まれたのが、就活市場のNotion企業マスタテンプレートです。

会社名・業界・事業内容・採用ページURL・選考フロー・志望度ランクなど、就活でよく使う12項目があらかじめ設定されています。

業界別ビュー・志望度別ビュー・比較テーブルビューが切替済みなので、複製した直後から実用レベルで使い始められます。

27卒のみなさんが今から1から作ると数時間かかる工程を、ボタン1つで省略できます。

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Notionで作る志望企業マスタの全体像

ここからは具体論です。

Notionで企業マスタを組むときに頭に入れておきたい全体像を、設計思想のレベルから整理していきます。

1社=1ページ、全社=1データベースという考え方

志望企業マスタの基本構造はシンプルです。

1つのデータベースを「志望企業」と名付け、その中に1社につき1ページを作成します。

1ページの中には、その企業の全情報を縦に積んでいくイメージです。

この構造の何が嬉しいかというと、企業ページがそのまま「自分専用のミニ企業辞典」になること。

採用ページのリンク、事業内容のメモ、説明会で聞いた話、面接官の名前、志望動機の下書き、すべてを1ページに集めておけます。

どの企業の話か迷子になる現象は、この構造を採用した時点で消えます

Excelで似たことをやろうとすると、列がどんどん増えて横スクロール地獄になりますが、Notionなら1社1ページで縦に伸ばせるので破綻しません。

プロパティ=企業の属性、本文=その企業の文脈

Notionデータベースには「プロパティ」と「ページ本文」という2つの情報の置き場所があります。

プロパティは業界・志望度・選考状況など、フィルタやソートに使う構造化された情報。

ページ本文は説明会で聞いた話、社員の雰囲気、自分が感じた魅力など、文章で書きたい非構造の情報。

この2つを使い分けるのが、企業マスタを長く使い続けるコツです。

プロパティに何でも詰め込もうとするとフィルタが効かなくなりますし、本文に全部書くと一覧で見たときに全社並べて比較できません。

「比較したい情報はプロパティ、思い出したい情報は本文」と覚えておけば迷いません。

この線引きが、後々のビュー切替や比較表作成で効いてきます。

フィルタとビュー切替が機能する設計を最初から組む

志望企業マスタは、作って終わりではありません。

選考が進むにつれて、見たい角度がどんどん変わります。

「今週ESを出さなきゃいけない会社だけ見たい」

「IT業界の本命だけ抜き出したい」

「面接が控えてる会社だけ並べたい」

こうした要望に瞬時に応えられるようにするには、フィルタが効くプロパティ設計を最初から組んでおく必要があります。

一度作った構造を後から大改造するのは、思っている以上に面倒なので、最初に少しだけ未来を想像して設計するのが賢いやり方です。

具体的なプロパティ12項目は次のセクションでまとめて紹介します。

このセクションのポイント
  • 1社=1ページの構造で自分専用の企業辞典が作れる
  • プロパティと本文の使い分けが長く使うコツ
  • フィルタが効く設計を最初に組んでおくのが鉄則

必ず入れたい企業情報プロパティ12項目

志望企業マスタの心臓部となるプロパティ設計を、12項目に絞って具体的に紹介します。

多すぎず少なすぎず、就活の最後まで運用できる構成を目指しました。

基本情報系の4項目

まずは企業を識別するための基本情報。

会社名(タイトル)、業界(セレクト)、本社所在地(テキスト)、コーポレートサイトURL(URL)の4つです。

会社名はそのままページタイトルとして使うので、データベースの主キーになります。

業界はセレクト型にして、IT・コンサル・メーカー・金融・商社・広告・その他の7つくらいから選べるようにしておくと、後の業界別ビューで活躍します。

本社所在地はテキストで十分。

地方で就活している人なら、勤務地が首都圏しかないかどうかの判断材料にもなります。

コーポレートサイトURLはURL型にしておくとリンクが青くなって即ジャンプできるので、面接前の最終チェックがめちゃくちゃ楽になります。

この4つが揃っているだけで、「会社の正体が分からない」状態は一気に解消されます。

事業・特徴系の4項目

次に、その企業を「思い出す」ための情報を支える4項目。

事業内容(テキスト)、自分の言葉で書いた強み(テキスト)、惹かれたポイント(テキスト)、気になるニュース(テキスト)です。

どれもテキスト型にしてしまうのがコツで、無理に選択肢化するとニュアンスが死にます。

事業内容は、就活ナビのコピペではなく自分が他人に説明できる言葉で1〜2行だけ書きます。

「この会社は、◯◯業界で△△を作って、◯◯な顧客に売ってる」のレベルでOK。

強みと惹かれたポイントを別プロパティに分けるのは大事で、強みは客観情報、惹かれたポイントは主観情報、と切り分けると面接でそのまま使えます。

気になるニュースは、IR発表や新聞記事のメモ用。

面接で「最近の弊社の動きで気になるものはありますか」と聞かれた瞬間にここを開けば、しっかり答えられます。

選考管理に繋がる4項目

残りの4項目は、選考フェーズと連動させるための管理系プロパティ。

採用ページURL(URL)、選考フロー(テキスト)、志望度ランク(セレクト:S/A/B/C)、ステータス(セレクト:気になる/エントリー済/書類通過/面接中/内定/お見送り/辞退)です。

採用ページURLはコーポレートサイトとは別に持っておくと、ES提出ページに一発で飛べて便利。

選考フローは「ES→Webテスト→1次→最終」のように箇条書きしておきます。

志望度ランクをS/A/B/Cで切るのは少し冷たく感じるかもしれませんが、時間の有限性を考えるとランク付けは避けて通れません

ステータスはあとからフィルタで頻繁に使うので、必ずセレクト型で。

テキスト型にしてしまうと表記揺れでフィルタが効かなくなるので注意です。

このセクションのポイント
  • プロパティは基本4+事業4+管理4の12項目でちょうどいい
  • 主観情報と客観情報は別プロパティに分ける
  • 志望度とステータスは必ずセレクト型にする

プロパティ設計が固まったら、次は実際にどう使い分けるかの話に進みます。

 
 

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Notion企業マスタテンプレート

Notion企業マスタテンプレート

この記事で紹介した12項目がそのまま設定済みなのが、就活市場のNotion企業マスタテンプレートです。

業界セレクト・志望度ランク・ステータスのオプションも、就活で使う想定値が最初から入っています。

最初の1社を入力した瞬間からビュー切替の便利さを体感できるので、設計のためのドキュメントを読み込む必要がありません。

27卒のみなさんがNotionに不慣れでも、10分以内に最初の1社を登録するところまで到達できます。

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業界別・志望度別・選考状況別のビュー切替テクニック

同じデータベースを違う角度から見せられるのがNotionの真骨頂です。

ここでは志望企業マスタを最大限活かす3つのビュー切替を紹介します。

業界別ボードビューで全体感を掴む

1つ目は、業界プロパティでグルーピングした「ボードビュー」。

カンバン形式で、IT・コンサル・メーカー・金融といった列が横に並び、各列の中に該当企業のカードが並びます。

このビューを開くと、自分の志望業界に偏りがあるかどうかが一目で見えます。

「IT業界ばかり20社あって、他業界は2社しかない」みたいな状態が視覚的に分かるので、業界の幅を広げるべきかどうかの判断材料になります。

また、面接で「他にどんな業界を見ていますか」と聞かれたときも、このビューを思い出せばスラスラ答えられます。

カードに志望度ランクの色を表示しておくと、業界ごとの本気度の偏りまで分かります。

業界別ボードは、就活を俯瞰するための地図のような役割を果たしてくれます。

志望度別テーブルビューで本命に集中する

2つ目は、志望度ランクでフィルタした「テーブルビュー」。

S・Aランクだけを表示するビューを作っておけば、本命企業だけを抜き出して集中できます。

逆にCランクだけのビューを作って、「ここは練習として受ける枠」と割り切るのも有効です。

就活は時間との戦いなので、限られた時間をどこに投下するかの判断が成果を分けます。

志望度別ビューがあれば、ESを書く順番や面接対策に割く時間配分を毎週調整できます

テーブルビューにすると、業界や事業内容など複数のプロパティを横並びで一気に見られるのがメリット。

本命だけを並べて「自分の志望業界の傾向は何だろう」と眺めるだけで、自己分析にも繋がります。

選考状況別カレンダー&フィルタで抜け漏れを防ぐ

3つ目は、ステータスプロパティでフィルタした「進行中ビュー」。

「エントリー済」「書類通過」「面接中」のいずれかにチェックが入っている企業だけを抽出するフィルタを作ります。

このビューさえ開けば、「今、自分が走らせている選考が何件あるのか」が一瞬で把握できます。

選考フェーズの管理は別記事で詳しく扱いますが、企業マスタの中にも進行中ビューを置いておくのは大事。

なぜなら、企業マスタとは別に選考管理データベースを持つ場合でも、企業マスタ上で「今この企業はどこにいるのか」が即座に分かる方が圧倒的に楽だからです。

気になる企業を新規追加してから内定までの流れが、1つのデータベースの中で完結します。

進行中フィルタを作っておくだけで、選考の抜け漏れが激減します。

このセクションのポイント
  • 業界別ボードで志望業界の偏りを可視化
  • 志望度別テーブルで時間の投下先を毎週調整
  • 進行中フィルタで選考の抜け漏れをゼロにする

企業比較表をワンクリックで作る方法

志望企業マスタの真価は、複数社をきれいに横並びで比較できるところにあります。

ここでは、企業比較表を最小手数で作るやり方を解説します。

テーブルビュー+表示プロパティ選択で比較表になる

比較表と言うと身構えてしまうかもしれませんが、Notionでは新しいテーブルビューを作って、表示するプロパティを選ぶだけで比較表になります。

具体的には、会社名・業界・事業内容・強み・志望度ランク・本社所在地、この6つを表示するテーブルビューを作成します。

これを「比較表ビュー」と名付けて保存しておけば、いつでも全社を横並びで眺められます。

Excelで作るとセル幅と改行で何時間もかかる作業が、Notionなら30秒で完成します。

みなさんが本当にやりたかった「会社を並べて見比べる」という行為が、ようやく実現します。

比較表は1つだけでなく、目的別に複数作っても構いません。

「給与比較表」「勤務地比較表」「事業フェーズ比較表」のように、見たい角度ごとに分けるのもアリです。

本命3社を絞り込んで深掘り比較する

全社の比較表とは別に、本命3社だけを抜き出した「決断用比較表」を作ることをおすすめします。

Sランクのみのフィルタを使えば、本命だけが並ぶ比較表が一瞬で出来上がります。

このビューを開きながら自分に問いかけるのは「最終的に1社しか選べないとしたら、どこを選ぶか」という質問。

3社並べた状態で、給与・事業内容・勤務地・社風・志望動機の納得度を比べると、頭の中だけで悩んでいたときには見えなかった優先順位が浮かび上がってきます

この比較作業を就活のラスト1ヶ月で慌ててやると、判断ミスをしがち。

早い段階から本命3社の比較表を作っておくと、内定が出たときの意思決定が驚くほどスムーズになります。

比較項目の追加と削除を恐れない

比較表を運用していると、「この項目いらないな」「この項目があればよかった」という気付きが必ず出てきます。

そのときに大事なのは、構造を躊躇なく変えること。

Notionはプロパティの追加と削除がワンクリックでできるので、Excelの「列を増やすと既存のセル全部が崩れる」恐怖はありません。

むしろ気付いたタイミングですぐ追加した方が、運用が長く続きます。

比較項目を増やしすぎると今度は見づらくなるので、月1回くらい棚卸しして、使っていない項目は思い切って消すのがコツです。

就活は変化の連続なので、企業マスタも生き物のように育てていくのが自然です。

このセクションのポイント
  • テーブルビュー+プロパティ選択で30秒で比較表完成
  • 本命3社の決断用比較表を早めに作っておく
  • 比較項目は月1回棚卸しして育て続ける

企業マスタを毎日5分で更新し続ける運用ルール

立派なデータベースを作っても、更新が止まったらただの遺跡です。

ここでは、企業マスタを日常的に回し続けるための運用ルールを紹介します。

新規追加のトリガーを決める

「気になる企業を見つけたら、その瞬間に企業マスタに追加する」というルールを自分の中で固めるのが第一歩。

具体的には、就活ナビで気になるボタンを押した瞬間、説明会のメールが届いた瞬間、友達から会社名を聞いた瞬間、それらすべてを「即マスタに追加するトリガー」にします。

追加と言っても、最初は会社名と業界だけでOK。

細かい情報はあとから埋めれば良いので、まずは存在をマスタに記録することを最優先します。

このルールを守るだけで、「気になってた会社の名前を忘れた」が完全にゼロになります。

みなさんの記憶力に頼らず、システムに記憶を任せるイメージです。

追加のハードルを下げることが、運用継続の最大のコツ。

1日5分の更新タイムを固定する

更新作業を「気が向いたときにやる」にすると、絶対に続きません。

夜寝る前の5分、朝の通学時間の5分、お風呂上がりの5分、いずれかに「企業マスタ更新タイム」を固定で設置します。

5分でできることは意外と多くて、その日に気になった会社の追加、面接で聞いた話のメモ、選考ステータスの更新、これだけで余裕です。

毎日5分の積み重ねが、3ヶ月後には自分専用の最強就活データベースに化けます

逆に週末にまとめてやろうとすると、平日に発生した情報の半分は記憶から消えています。

更新は短時間・高頻度が鉄則です。

スマホからでも編集できるので、移動時間を活用するのも賢いやり方。

週1回の棚卸しでマスタを清潔に保つ

毎日の更新に加えて、週1回だけ「マスタ全体を眺める日」を作ります。

日曜日の夜などに、企業マスタの全社を上から下まで一通り見て、志望度ランクの見直し、お見送りになった企業のアーカイブ、不要なプロパティの整理を行います。

この棚卸しがないと、マスタはどんどん古い情報で膨らんでいきます。

情報を増やすことよりも、不要な情報を捨てることの方が難しいのですが、ここをサボるとマスタの信頼性が落ちていきます。

週1回だけでいいので、必ず時間を確保してください。

マスタを清潔に保つことが、就活終盤での意思決定の質に直結します。

このセクションのポイント
  • 気になった瞬間を必ず追加トリガーにする
  • 更新は1日5分の固定タイムで習慣化
  • 週1回の棚卸しで情報の鮮度を保つ
 
 

選考スケジュールも一緒に管理したいなら、選考管理テンプレも要チェック

Notion選考管理テンプレート

Notion選考管理テンプレート

企業情報の管理と並行して、選考スケジュールもNotionでまとめて管理できるのが、就活市場のNotion選考管理テンプレートです。

説明会・ES締切・Webテスト・面接日程をカレンダービューで一元管理できます。

企業マスタとリレーションで紐づければ、企業ページから選考予定が一発で見られるようになります。

27卒のみなさんが選考終盤でダブルブッキングを起こす前に、早めに導入しておくのがおすすめです。

完全無料・会員登録1分で受け取れるので、選考スケジュールの管理にも不安がある27卒就活生はぜひ受け取ってみてください!

企業管理に関するよくある質問

27卒のみなさんからよく寄せられる質問を3つ取り上げて、それぞれ具体的に答えていきます。

細かい疑問が解消されれば、あとは手を動かすだけです。

Excelやスプレッドシートじゃダメなの

結論、企業情報の管理だけならExcelやGoogleスプレッドシートでもできます。

ただし、登録社数が30を超えてくると、列の横スクロール、セル内のテキストが切れる問題、本文にURLや画像を入れにくい問題が一気に噴き出します。

Notionなら1社1ページの構造なので、本文に長文メモも画像もリンクも全部突っ込めます。

さらに業界別ビュー・志望度別ビューといった同じデータを違う角度から見せる機能はExcelでは再現が難しいのが正直なところ。

シンプルに「会社名と業界をリストにしたいだけ」ならExcelで十分ですが、企業情報を本気で管理して比較もしたいならNotionが圧倒的に向いています。

みなさんの登録社数が増えそうなら、最初からNotionで組んでおいた方が結局ラクです。

どの段階から企業マスタを作り始めればいい

理想は大学3年の春、就活を意識し始めた瞬間です。

夏のインターンエントリーが本格化する前に、企業マスタの土台を作っておくと、その後の情報追加が格段に楽になります。

「もう大学4年の春だけど今からでも間に合う?」という人も、今からで全然OK。

むしろ選考が走り始めている今こそ、頭の中の混乱を一旦Notionに吐き出すことで、次の動きが見えやすくなります。

大事なのは「いつ始めるか」よりも「今の自分の情報を1ヶ所に集めること」。

企業マスタを始める最適なタイミングは、いつだって今日です。

明日からと言い続けると、内定式まで作らないまま終わります。

非公開設定にしないと情報が漏れない

Notionは初期設定で個人ワークスペースは完全非公開なので、自分以外の人に勝手に見られる心配はありません。

ただし、共有リンクを発行した場合や、公開設定を意図的にONにした場合は別です。

志望企業マスタには面接で聞いた社員の名前や社内事情のメモなど、外に出すべきでない情報が含まれることが多いです。

共有設定は「自分のみ」になっていることを定期的に確認しておきましょう。

企業ごとのページを誰かと共有したい場面があっても、志望企業マスタ全体は絶対に外に出さないのが鉄則です。

機密情報の取り扱いは、就活を超えて社会人になっても大事な感覚なので、今のうちに身につけておくと役立ちます。

このセクションのポイント
  • 30社を超えるならNotionが圧倒的に向いている
  • 始めるベストタイミングはいつだって今日
  • マスタ全体は絶対に外部公開しない
 
 

記事を読み終わった今が、企業マスタを作る最適なタイミング!

Notion企業マスタテンプレート

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この記事で紹介した志望企業マスタを、複製ボタン1つで自分のNotionに取り込めるのが、就活市場のNotion企業マスタテンプレートです。

12項目のプロパティ・3種のビュー切替・比較表ビューがすべてプリセット済み。

中身には記入例企業がサンプルとして1社入っているので、何をどう書けばいいかのイメージが一目で分かります。

27卒のみなさんが今からゼロで作ると数時間かかる準備を、たった1分で終わらせられます。

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まとめ

就活での企業情報の管理は、頭の良さや根性ではなく仕組みで解決する問題です。

気になる会社が30社を超えても、Notionで志望企業マスタを組んでおけば「あの会社、何やってる会社だっけ」と詰まることはなくなります。

大事なのは、1社=1ページの構造と、12項目のプロパティ設計、そして業界別・志望度別・選考状況別のビュー切替の3点。

この3つさえ押さえておけば、企業マスタは就活の最後まで使い続けられる相棒になります。

就活市場では、この記事で紹介した構造をそのまま使える無料のNotion企業マスタテンプレートを27卒のみなさんに配布しています。

会員登録1分で複製できるので、自分でゼロから組む手間を省きたい人はぜひ受け取ってみてください。

27卒のみなさんの就活が、情報の散らかりに振り回されない、納得感のあるものになることを応援しています。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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