SPI3の例題と解き方!出題パターン別にステップ解説

SPI3の例題と解き方!出題パターン別にステップ解説

就職活動の適性検査では、「SPI3」を受検することがあります。

SPI3を初めて受ける人にとって、「どんな問題が出るのか」は最も気になるポイントでしょう。

この記事では、SPI3の例題を出題パターン別に掲載し、解き方のステップまで丁寧に解説します。

この記事を読んでわかること
  • SPI3の基本情報と試験概要
  • SPI3の出題形式と試験構成
  • SPI3の例題と解き方のステップ
  • 効果的なSPI3対策の方法
この記事をおすすめしたい人
  • SPI3を初めて受検する
  • SPI3の出題傾向を知りたい
  • 例題を解いて実力を確認したい人

SPI3とは?基本情報と試験概要

SPI3はリクルートマネジメントソリューションズが開発した、SPIの最新バージョンにあたる適性検査です。

ここではSPI3の基本情報と従来のSPIとの違いを確認しましょう。

SPI3の概要と特徴

SPI3は2013年にリリースされたSPIの第3世代にあたる総合適性検査です。

従来のSPI・SPI2と同様に能力検査と性格検査で構成されていますが、測定精度が向上しています。

能力検査は言語分野と非言語分野が基本で、テストセンター方式では「構造把握」が追加されることがあります。

構造把握はSPI3から新たに導入された検査で、物事の背後にある共通構造を見抜く力を測定します。

年間の利用企業数は約15,900社、受検者数は約217万人に達しており、日本で最も多く使われている適性検査です。

就活の選考で「SPI」と案内された場合、実施されるのはほぼすべてこのSPI3であると考えてよいでしょう。

SPIとSPI3の違い

SPIとSPI3は基本的な構成は同じですが、いくつかの重要な違いがあります。

最大の違いは構造把握検査が追加された点です。

構造把握は文章の構造や数式の構造を分類する問題で、論理的思考力をより深く測定するために導入されました。

また、性格検査の質問内容も改訂されており、より精度の高い人物特性の測定が可能になっています。

受検方式はテストセンター・WEBテスティング・インハウスCBT・ペーパーテスティングの4種類で、SPI2時代と比較するとテストセンター方式の利用が大幅に増加しています。

SPI3を導入している企業の傾向

SPI3は業界・規模を問わずあらゆる企業で導入されています。

金融・商社・メーカー・IT・コンサルティングなど主要業界の大手企業はほぼ例外なくSPI3を採用しています。

特にテストセンター方式を指定する企業が多く、大手企業の選考ではテストセンター受検が主流です。

構造把握を課す企業は一部に限られますが、総合商社やコンサルティングファームなどの人気企業に多い傾向があります。

近年では中小企業やベンチャー企業でもWEBテスティング方式でSPI3を導入するケースが増加しています。

出題形式と試験構成

SPI3の出題形式を正確に把握することで、効率的な対策計画を立てることができます。

ここでは各検査の構成と特徴を詳しく解説します。

言語・非言語分野の構成

SPI3の能力検査は、言語分野と非言語分野の2つが基本構成です。

言語分野では語彙力・文法力・読解力を測定する問題が出題され、二語の関係・語句の意味・語句の用法・文の並べ替え・空欄補充・長文読解が含まれます。

非言語分野では数的処理能力と論理的思考力が問われ、推論・割合・確率・集合・表の読み取りなどが出題されます。

テストセンター方式では能力検査の制限時間が約35分で、言語と非言語を合わせて出題されます。

WEBテスティング方式では約35分で、問題形式がテストセンターとやや異なる部分があります。

構造把握検査の概要

構造把握はSPI3で新たに追加された検査で、テストセンター方式でのみ出題される可能性があります。

構造把握には「言語系」と「非言語系」の2タイプがあり、企業の指定によってどちらが出題されるかが決まります。

言語系の構造把握では複数の文章を構造的に分類する問題が出題され、文章の論理構造を見抜く力が問われます。

非言語系の構造把握では数式や計算の構造を分類する問題が出題されます。

構造把握の制限時間は約20分で、対策本での事前練習が特に重要な検査です。

性格検査の概要

SPI3の性格検査は約300問の質問に回答する形式で、所要時間は約30分です。

行動的側面・意欲的側面・情緒的側面・社会関係的側面の4領域から受検者の特性を測定します。

回答は「あてはまる」から「あてはまらない」の4段階で選択し、正解・不正解はありません。

企業は性格検査の結果を面接での質問材料としても活用するため、回答内容と面接での発言に一貫性を持たせることが重要です。

虚偽傾向を検出する仕組みが組み込まれているため、自分を偽った回答は逆効果になります。

例題|言語分野

SPI3の言語分野から、頻出の3ジャンルの例題を紹介します。

解き方のステップを身につけて、本番での正答率を高めましょう。

語句の用法

語句の用法は、同じ言葉が異なる意味で使われるパターンを判別する問題です。

多義語の使い分けが問われるため、文脈から意味を正確に読み取る力が必要です。

例えば「とる」という動詞は「写真をとる」「単位をとる」「年をとる」などさまざまな意味で使われます。

このような多義語は日常的に使う言葉ほど出題されやすい傾向にあります。

対策としては、対策本に掲載されている頻出多義語のリストを確認し、それぞれの用法を整理しておくことが有効です。

例題:語句の用法

「かたい」の意味が他と異なるものを選びなさい。

A. 約束はかたく守る B. かたい握手を交わす C. 頭がかたい D. 合格はかたい

解答 C

解き方のステップ

各選択肢の「かたい」の意味を確認します。

Aの「約束はかたく守る」は「しっかりと・確実に」という意味です。

Bの「かたい握手」は「力強い・しっかりとした」という意味です。

Dの「合格はかたい」は「確実である」という意味です。

Cの「頭がかたい」は「柔軟性がない・融通がきかない」という意味で、他の3つとは異なります。

A・B・Dは「しっかりしている・確実な」という共通の意味ですが、Cだけが「柔軟性のなさ」を表しているため、正解はCです。

文の並べ替え

文の並べ替えは、バラバラになった文を正しい順序に並べ替える問題です。

文章の論理展開を素早く把握する力が求められ、接続詞や指示語が手がかりになります。

「しかし」「したがって」「一方で」などの接続詞は文と文のつながりを示す重要なヒントです。

また、「この」「その」「これ」などの指示語が何を指しているかを特定することで、前後関係を確定できます。

解き方のコツは、まず確実につながる2文のペアを見つけ、そこから全体の順序を組み立てることです。

例題:文の並べ替え

次のア〜エの文を意味が通るように並べ替えなさい。

ア. したがって、計画的な学習が不可欠である

イ. SPIの対策には一定の期間が必要である

ウ. 特に非言語分野は苦手意識を持つ人が多い

エ. しかし、毎日少しずつ取り組めば確実に力がつく

A. イ→ウ→ア→エ B. イ→ア→ウ→エ C. ウ→イ→エ→ア D. ア→イ→ウ→エ

解答 A

解き方のステップ

まず接続詞に注目します。

アの「したがって」は前の内容を受けた結論を示すため、アは文頭には来ません。

エの「しかし」は逆接で、直前の内容と反対の内容が続くことを示します。

イは「SPIの対策には一定の期間が必要」という話題の導入であり、文頭に適しています。

ウの「特に非言語分野は苦手意識を持つ人が多い」はイの補足説明として自然につながります。

イ→ウの流れから「したがって計画的な学習が不可欠」(ア)と結論づけ、「しかし毎日取り組めば力がつく」(エ)と希望的な結びになります。

よって正解はAの「イ→ウ→ア→エ」です。

空欄補充

空欄補充は、文章中の空欄に入る適切な語句や文を選ぶ問題です。

前後の文脈から論理的に導ける答えを選ぶ必要があり、文章全体の流れを把握する読解力が問われます。

空欄の前後に接続詞がある場合は、その接続詞の種類(順接・逆接・並列・補足など)がヒントになります。

また、空欄を含む段落全体の主旨を先に把握してから選択肢を検討すると、正解を絞り込みやすくなります。

選択肢を一つずつ空欄に当てはめて読み、最も自然に文意がつながるものを選びましょう。

例題:空欄補充

「コミュニケーション能力は、単に話す力だけを指すのではない。相手の話を正確に聞き取り、(  )ことも重要な要素である。」

A. 自分の意見を強く主張する B. 相手の意図を的確に理解する C. できるだけ多くの情報を伝える D. 会話の主導権を握る

解答 B

解き方のステップ

まず文脈を確認します。

「単に話す力だけではない」と述べた上で「相手の話を正確に聞き取り」と続いているため、空欄には「聞く」側のスキルに関する内容が入ると推測できます。

選択肢Aは「自分の意見を強く主張する」で、話す側のスキルです。

選択肢Cは「できるだけ多くの情報を伝える」で、やはり話す側です。

選択肢Dは「会話の主導権を握る」で、聞く姿勢とは反対の内容です。

選択肢Bの「相手の意図を的確に理解する」は「聞き取り」の延長として自然につながります。

よって正解はBです。

例題|非言語分野

SPI3の非言語分野からは、特に配点が高い頻出ジャンルを取り上げます。

解法の手順を一つずつ確認していきましょう。

推論

推論はSPI3の非言語分野において最も出題頻度が高く、配点も大きい重要ジャンルです。

与えられた複数の条件から論理的に正しい結論を導く問題で、順序の推論・内訳の推論・真偽の判断などが出題されます。

推論問題を確実に解くためには、条件を表や図に書き出して整理する習慣が重要です。

頭の中だけで処理しようとすると条件の見落としが起きやすく、ケアレスミスの原因になります。

対策本の推論パートを重点的に繰り返し、典型的なパターンに慣れておくことが最善の準備です。

例題:推論

P、Q、R、S、Tの5人がテストを受けた。次のことがわかっている。

・Pの得点はQより高い

・Rの得点はSより低い

・Tの得点はPより高い

・Qの得点はRより高い

得点が最も高い可能性があるのは誰か。

A. PまたはT B. SまたはT C. Tのみ D. SまたはP

解答 B

解き方のステップ

条件を不等式で整理します。

P>Q、S>R、T>P、Q>Rをまとめると、T>P>Q>Rという順序が確定します。

Sについては「S>R」のみがわかっており、T・P・Qとの順序は確定していません。

したがってSはT・P・Qのどの位置にもなり得ます。

Tは確定している順序の中で最上位ですが、SがTより上の可能性もあるため、最も高い可能性があるのはSまたはTです。

よって正解はBです。

損益算

損益算は原価・定価・売値・利益の関係を使って計算する問題です。

商品の売買に関する実践的な場面が題材になっており、割合の計算力が問われます。

基本公式は「定価=原価×(1+利益率)」「売値=定価×(1−割引率)」「利益=売値−原価」の3つです。

これらの公式を確実に使いこなせるようにしておけば、大半の損益算問題に対応できます。

問題文をよく読み、何を求められているかを正確に把握してから計算に取りかかることが重要です。

例題:損益算

原価600円の商品に40%の利益を見込んで定価をつけた。この商品が売れなかったため、定価の15%引きで販売した。利益はいくらか。

A. 114円 B. 124円 C. 134円 D. 144円

解答 A. 114円

解き方のステップ

まず定価を求めます。

原価600円の40%増しなので、600×1.4=840円が定価です。

次に売値を求めます。

定価840円の15%引きなので、840×0.85=714円が売値です。

最後に利益を計算します。

売値714円−原価600円=114円が利益です。

このように損益算は公式に当てはめて順番に計算すれば確実に解ける問題です。

集合

集合の問題は、複数のグループの重なり具合を計算する問題です。

「AかつB」「AまたはB」「Aでない」などの条件を正確に整理する力が求められます。

ベン図を描くことで視覚的に条件を把握でき、解きやすくなります。

基本公式は「A∪B=A+B−A∩B」で、この包除原理を使いこなすことが解答の鍵です。

3つ以上のグループが出てくる場合はベン図の各領域に数値を書き込みながら整理しましょう。

例題:集合

100人の学生にアンケートを取った。英語が好きな人は60人、数学が好きな人は45人、両方好きな人は25人だった。どちらも好きでない人は何人か。

A. 15人 B. 20人 C. 25人 D. 30人

解答 B

解き方のステップ

包除原理を使います。

英語または数学が好きな人は、60+45−25=80人です。

全体100人から80人を引くと、どちらも好きでない人は100−80=20人です。

よって正解はBの20人です。

集合問題ではベン図を描いて各領域の人数を埋めていく方法が最も確実です。

例題|構造把握

構造把握はSPI3で追加された独自の検査で、一部の企業でのみ出題されます。

ここでは言語系・非言語系の両方の例題を紹介します。

言語系の構造把握

言語系の構造把握は、複数の文章を構造的に2グループに分類する問題です。

文章の「内容」ではなく「構造」に着目するのがポイントで、因果関係・対比・列挙などの論理構造を見抜く力が必要です。

例えば「AだからB」と「CだからD」は内容は異なりますが、因果関係という同じ構造を持っています。

対策本に掲載されている問題を繰り返し解くことで、構造を素早く判別できるようになります。

この検査は馴染みがない人が多いため、事前の練習量が得点に直結しやすい分野です。

例題:言語系構造把握

次のア〜オの文を構造の類似性でP(2つ)とQ(3つ)の2グループに分けたとき、Pに分類される文の組み合わせとして正しいものを選びなさい。

ア. 雨が降ったので、試合は中止になった

イ. 彼は優秀で、しかも努力家だ

ウ. 交通事故が原因で、道路が渋滞した

エ. このケーキは甘くて、さらにクリームが多い

オ. 風邪をひいたため、学校を休んだ

A. アとイ B. アとウ C. イとエ D. ウとオ

解答 C

解き方のステップ

各文の論理構造を判別します。

アは「雨→試合中止」で因果関係です。

イは「優秀」かつ「努力家」で並列・付加の構造です。

ウは「事故→渋滞」で因果関係です。

エは「甘い」かつ「クリームが多い」で並列・付加の構造です。

オは「風邪→休んだ」で因果関係です。

因果関係はア・ウ・オの3つ(Q)、並列・付加はイ・エの2つ(P)です。

よってPに分類されるのはイとエで、正解はCです。

非言語系の構造把握

非言語系の構造把握は、数式や計算問題の構造を分類する問題です。

計算の答えではなく、問題の「構造」が同じかどうかを判別する点が通常の数学問題と異なります。

例えば「AはBの何倍か」と「CはDの何割か」は表現は異なりますが、割合を求める同じ構造です。

非言語系の構造把握はパターンの種類が限られているため、典型的な構造を覚えておけば解きやすくなります。

対策としては、問題を見たときにまず「何を求める問題か」を分類する訓練が効果的です。

例題:非言語系構造把握

次のア〜エの問題を構造の類似性で2グループに分けたとき、アと同じグループに入るものをすべて選びなさい。

ア. 全体の30%が120人のとき、全体は何人か

イ. 500円の20%はいくらか

ウ. 80人は200人の何%か

エ. 全体の15%が45人のとき、全体は何人か

A. イのみ B. ウのみ C. エのみ D. イとウ

解答 C

解き方のステップ

各問題の構造を判別します。

アは「割合と比べる量がわかっていて、もとにする量(全体)を求める」構造です。

イは「もとにする量と割合がわかっていて、比べる量を求める」構造です。

ウは「もとにする量と比べる量がわかっていて、割合を求める」構造です。

エは「割合と比べる量がわかっていて、もとにする量(全体)を求める」構造です。

アとエは同じ構造で、イとウはそれぞれ異なる構造です。

よってアと同じグループに入るのはエのみで、正解はCです。

構造把握の対策ポイント

構造把握は他の検査と比べて対策している人が少ないため、しっかり準備すれば差をつけやすい分野です。

まず対策本の構造把握パートを一通り解き、出題パターンの全体像を把握しましょう。

言語系では「因果関係」「対比」「並列」「例示」「主張と根拠」の5つの構造パターンを覚えておくと、大半の問題に対応できます。

非言語系では「何を求める問題か」を瞬時に分類する訓練が効果的です。

構造把握は解法パターンが限られているため、対策本を2〜3周するだけで正答率が大幅に向上します。

出題傾向と難易度

SPI3の出題傾向を把握することで、対策の効率を最大化できます。

受検方式ごとの違いと全体の難易度を確認しましょう。

テストセンターの傾向

テストセンター方式のSPI3は、適応型テストを採用しているのが最大の特徴です。

正解すると次の問題の難易度が上がり、不正解だと難易度が下がる仕組みです。

そのため序盤の問題を確実に正解し、高難易度の問題に到達することが高得点の条件です。

言語分野では語彙問題と長文読解の配点が大きい傾向にあります。

非言語分野では推論が最頻出で、表の読み取りや確率も頻繁に出題されます。

WEBテスティングの傾向

WEBテスティング方式は自宅受検のため、電卓の使用が前提となっています。

そのためテストセンターと比べて計算量が多い問題が出題される傾向にあります。

言語分野ではテストセンターにない「熟語の成り立ち」が出題されるのが大きな違いです。

非言語分野では入力式(数値を直接入力する形式)の問題が含まれ、選択肢に頼れない分、正確な計算力が求められます。

WEBテスティングを受検する可能性がある場合は、入力式問題の練習も忘れずに行いましょう。

全体の難易度と合格ライン

SPI3の問題難易度は中学から高校レベルの基礎学力が問われる水準です。

特殊な知識は不要で、基本的な語彙力・計算力・論理的思考力があれば十分対応できます。

ただし制限時間に対して問題数が多く、時間内にすべてを解き切ることが難しい設計です。

一般的な合格ラインは正答率7割程度が目安ですが、人気企業では8割以上が求められることもあります。

構造把握は対策していない受検者が多い分、しっかり対策すれば得点源にしやすい検査です。

効果的な対策法

SPI3の対策は計画的に取り組むことで短期間でも成果が出やすいテストです。

具体的な対策方法を分野別に解説します。

対策本の選び方と使い方

SPI3対策の基本は、対策本を1冊完璧に仕上げることです。

対策本を選ぶ際は「SPI3対応」と明記されているものを選びましょう。

古いバージョンの対策本では構造把握が掲載されていない場合があるため注意が必要です。

使い方としては、まず1周目で全分野を通しで解き、正答率の低い分野を特定します。

2周目以降は苦手分野を重点的に反復し、解法パターンが反射的に浮かぶレベルまで練習しましょう。

SPI3対策本の選び方
  • SPI3対応と明記されているものを選ぶ
  • 構造把握の解説が含まれているか確認する
  • 最新年度版を購入する
  • 解説が丁寧な初心者向けの本から始める

構造把握の対策法

構造把握はSPI3独自の検査であるため、専用の対策が必要です。

まず対策本の構造把握パートで出題パターンの全体像を把握しましょう。

言語系は「因果」「対比」「並列」「例示」「主張と根拠」の5パターンを意識して問題を解きます。

非言語系は各問題が「何を求めているか」を瞬時に分類する訓練を繰り返します。

構造把握は出題パターンが限られているため、20〜30問程度を繰り返し解けば十分な実力が身につきます。

時間配分の戦略

SPI3で高得点を取るためには、時間配分の戦略が非常に重要です。

テストセンター方式では1問あたり30秒から1分程度のペースで解く必要があります。

解けない問題に時間をかけすぎると、解ける問題に取り組む時間が不足してしまいます。

目安として1問に1分以上かかる場合は、思い切って次の問題に進むことも戦略です。

普段の練習から時間を計って解く習慣をつけ、本番と同じ時間感覚を身につけておきましょう。

よくある質問

SPI3の例題や対策について、就活生からよく寄せられる質問にお答えします。

疑問点を解消して、万全の状態で受検に臨みましょう。

SPIとSPI3は対策を分ける必要がある?

現在企業が実施するSPIはすべてSPI3です。

そのためSPIとSPI3を別々に対策する必要はありません。

ただし、構造把握が出題される企業を受ける場合は、構造把握の対策を追加で行う必要があります。

志望企業のSPIで構造把握が出題されるかどうかは、口コミサイトや就活掲示板で確認できます。

構造把握が出題されない企業だけを受ける場合は、言語・非言語・性格検査の3つに集中すれば十分です。

構造把握はどの企業で出題される?

構造把握はテストセンター方式でのみ出題される可能性があります。

WEBテスティングやペーパーテスティングでは出題されません。

出題する企業の傾向としては、総合商社・コンサルティングファーム・金融機関などの人気企業が多いとされています。

ただし、企業が毎年出題内容を変更する可能性もあるため、最新の情報を確認することが重要です。

構造把握が出題されるかどうかは、先輩の受検体験記や就活情報サイトから情報収集しましょう。

SPI3の結果は使い回せる?

テストセンター方式のSPI3は、前回の結果を別の企業に送信することができます。

これを「結果の使い回し」と呼び、手応えのある結果を複数企業の選考に活用できる仕組みです。

ただし、新しく受検した場合は前回の結果は無効となり、最新の結果のみが送信されます。

そのため、高得点を取れた感触がある場合は無理に再受検しないことも戦略的に重要です。

なお、受検者には自分のスコアは開示されないため、手応えをもとに判断する必要があります。

まとめ

SPI3はリクルートマネジメントソリューションズが開発したSPIの最新バージョンです。

言語・非言語・性格検査に加え、構造把握が出題される場合がある点が従来のSPIとの違いです。

年間約15,900社が利用しており、就職活動において最も遭遇する確率が高い適性検査です。

対策としては、SPI3対応の対策本を1冊仕上げること構造把握の専用対策が重要です。

この記事の例題と解き方を参考に、計画的な対策で本番に備えましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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