CBTSは全国200以上の会場を持つテストセンタープラットフォームで、SPI3のテストセンターとは別のシステムで運営されています。
CBT-Solutions社が運営するこの会場では、会場スタッフによる対面監視・監視カメラ・持ち物チェックが標準装備であり、テストセンター受検=監視型が確定します。
この記事では、CBTSの会場独自の受検ルールやSPI3テストセンターとの違い、予約システムの使い方まで詳しく解説します。
- CBTSのテストセンターとSPI3テストセンターの違い
- 会場スタッフによる監視・本人確認・持ち物チェックの詳細
- 受検予約システムの使い方と早期予約の重要性
- テストセンター会場で電卓なしで解答するための対策
- 企業からCBTS会場での受検を指定された人
- CBTSとSPI3のテストセンターの違いが分からない人
- テストセンター受検が初めてで流れを知りたい人
目次[目次を全て表示する]
CBTSの監視型テストとは?テストセンタープラットフォームの基本を解説
CBTSはCBT-Solutions社が運営するテストセンターであり、会場受検のため監視は「確定」です。
ここでは、CBTSの特徴とSPI3テストセンターとの違いについて解説します。
CBT-Solutions社が運営するテストセンターの仕組み
CBTSはCBT-Solutions社が全国200以上の会場で運営するテストセンターサービスです。
「CBT」とはComputer Based Testingの略で、会場に設置されたPCを使って各種テストを受検する方式を指します。
CBTSの最大の特徴は「プラットフォーム型」であり、複数のテスト提供会社のテストを同一のCBTS会場で受検できる点にあります。
就職活動の適性検査だけでなく、IT資格試験(基本情報技術者試験等)や各種検定試験もCBTSの会場で実施されています。
受検者はCBT-Solutions社の予約システムを通じて、全国の会場から自分に都合の良い場所と日時を選んで予約します。
会場にはスタッフが常駐し、受付から退場まで一貫した監視体制が敷かれているため、CBTSでの受検は自動的に「監視型」となります。
SPI3のテストセンターとの違い
就活生が混同しやすいのが、CBTSとSPI3のテストセンターの違いです。
SPI3のテストセンターはリクルートマネジメントソリューションズが独自に運営しており、CBTSとは運営会社も会場もシステムもすべて異なります。
SPI3のテストセンターでは必ずSPIを受検しますが、CBTSでは企業が指定した様々なテスト(C-GABやその他の適性検査)を受検します。
予約サイトも異なり、SPI3は「テストセンター予約サイト」、CBTSは「CBT-Solutions予約サイト」からそれぞれ予約します。
ただし、一部のビルには両社のテストセンターが同居しているケースもあり、会場の外観だけでは判別できない場合があります。
企業からの受検案内に記載された予約URLを確認すれば、どちらのテストセンターで受検するのかを正確に把握できます。
CBTSで受検可能なテストの種類
CBTSは「プラットフォーム型」テストセンターであるため、複数のテスト提供会社の適性検査を受検可能です。
就職活動で利用されるテストとしては、日本SHL社のC-GABやその他の適性検査がCBTSで実施されるケースがあります。
企業から「テストセンターで受検してください」と案内があった場合、SPIテストセンターではなくCBTSの会場が指定されることがあります。
就職活動以外では、基本情報技術者試験、ITパスポート試験、TOEICなど、多くの資格・検定試験がCBTSで実施されています。
どのテストを受検する場合でも、CBTS会場の監視体制やルールは共通なので、一度経験すれば次回以降はスムーズに受検できます。
受検するテストの種類は企業の指定によるため、受検案内の内容をよく確認してテスト名を特定しましょう。
CBTS受検かどうかの見分け方
企業からの受検案内にCBTSの情報が含まれていれば、テストセンター受検(監視型)が確定です。
ここでは、CBTSでの受検を確認する具体的な方法を解説します。
CBTS会場とSPI3テストセンターの見分け方
CBTSとSPI3テストセンターを見分ける最も確実な方法は、受検案内に記載された予約サイトのURLを確認することです。
URLに「cbt-s.com」や「CBT-Solutions」の文字が含まれていればCBTSでの受検です。
一方、「arorua.net」やリクルートマネジメントソリューションズ関連のURLであればSPI3のテストセンターです。
受検案内メールの本文に「CBT-Solutions」「CBTS」という文字が直接記載されている場合もあり、この場合はCBTS受検が確定です。
「テストセンターで受検してください」とだけ案内された場合は、URLからどちらのテストセンターかを判断しましょう。
不明な場合は企業の採用担当に「受検するテストセンターの種類」を問い合わせて確認するのが最も確実です。
受検予約システムの特徴と早期予約の重要性
CBTSの予約はCBT-Solutions社の専用予約サイトから行います。
予約サイトでは全国の会場一覧と、各会場の受検可能な日時が表示され、空き状況をリアルタイムで確認できます。
就活ピーク期(3月〜5月)は多くの就活生が予約を入れるため、人気エリア(東京・大阪・名古屋等)の会場は特に早く埋まります。
受検案内が届いたら即日予約するくらいのスピード感が理想であり、後回しにすると希望の日時・会場が確保できないリスクがあります。
予約後の変更やキャンセルが可能な場合が多いため、まず仮の日程で予約を確定させてから調整するのも一つの方法です。
第一希望の会場が満席の場合は、近隣の会場や別の日程で空きを探しましょう。
口コミサイトでの確認方法
ワンキャリアやunistyleなどの就活口コミサイトで、志望企業がCBTSを利用しているかを確認できます。
選考体験記に「テストセンターで受検した」「CBTSの会場で受けた」という記載があれば、その企業はCBTS利用の実績があります。
会場の具体的な名前(例:「○○駅前のCBTSテストセンター」)が記載されていることもあり、受検前の参考として役立ちます。
ただし、企業がテスト方式や受検会場を年度ごとに変更する可能性もあるため、口コミはあくまで参考情報として活用しましょう。
最終的には企業から届く正式な受検案内の内容が最も確実な情報源です。
CBTS会場で監視される内容
CBTSのテストセンターでは、本人確認から退場まで一貫した監視体制が敷かれています。
ここでは、会場での監視の具体的な内容を解説します。
入場時の本人確認と持ち物チェック
CBTS会場に到着すると、まず受付で写真付き本人確認書類の提示が求められます。
学生証、運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど写真付きの公的身分証を1点提示し、受付スタッフが顔と写真を照合して本人確認を行います。
本人確認後、荷物はすべてロッカーに預けるよう指示されます。
スマートフォン、腕時計、電子機器、財布、参考書、メモ帳、ハンカチ以外の布類など、テストに関係のない物はすべてロッカーに収納する必要があります。
筆記用具とメモ用紙は会場から貸与されるため、自分の筆記用具を持ち込むことはできません。
ポケットに何も入っていないことを確認されることもあるため、会場に到着したら余計な物はすべてカバンにまとめておきましょう。
受検中の会場スタッフと監視カメラ
CBTSの受検エリアでは、会場スタッフの巡回と監視カメラの両方による二重の監視体制が敷かれています。
受検者は個別のPCブースに案内され、パーティションで区切られた半個室のような空間でテストに取り組みます。
各ブース間のパーティションにより他の受検者の画面は見えませんが、天井に設置された監視カメラが受検エリア全体を録画しています。
会場スタッフは受検エリア内を定期的に巡回して不審な行動がないか確認しており、不正行為はリアルタイムで発見されます。
テスト中に周囲を見回す、声を出す、ブースの外に手を伸ばすなどの行為は注意の対象となります。
ただし、普通にテストに集中して取り組んでいれば監視を意識する必要はなく、整った環境で快適に受検できます。
テスト終了時のメモ用紙回収
テスト終了後は、会場から貸与されたメモ用紙をすべてスタッフに返却する必要があります。
メモ用紙に書いた計算過程や問題のメモを持ち帰ることは厳禁であり、問題内容の外部流出を防止する措置です。
スタッフがメモ用紙の枚数を確認してから退室許可が出るため、メモ用紙を紛失しないよう注意してください。
テスト画面のスクリーンショットを撮る行為も不正に該当し、監視カメラの映像で事後的に発覚する可能性があります。
メモ用紙の返却が完了したら、ロッカーから荷物を取り出して退場となります。
受付スタッフが一つひとつ手順を案内してくれるため、初めてでも迷うことはありません。
CBTS受検の準備(予約から当日まで)
CBTS受検の準備は、テストセンターの予約から始まります。
ここでは、予約の手順・持ち物・当日の流れを解説します。
テストセンターの予約手順
CBTSでの受検が決まったら、まず企業の受検案内に記載された予約サイトURLにアクセスしましょう。
予約サイトにログインすると、受検可能な会場の一覧が表示されます。
自宅や大学から通いやすい会場を選び、空いている日時の中から自分のスケジュールに合う枠を予約します。
予約時には受検IDやパスワードの入力が求められることがあるため、企業からの案内メールを手元に用意しておいてください。
予約が完了すると確認メールが届くので、日時・会場・住所を必ずメモしておきましょう。
予約後に日程変更が必要になった場合は、予約サイトから変更手続きが可能です(変更期限が設定されている場合があるため早めに対応してください)。
当日の持ち物(シンプルに本人確認書類のみ)
CBTS受検で持参が必須なのは写真付きの本人確認書類1点のみという非常にシンプルな持ち物リストです。
学生証、運転免許証、パスポート、マイナンバーカードのいずれか1点を持参してください。
身分証は有効期限内のものが必要なので、学生証の場合は年度更新が済んでいるか事前に確認しましょう。
筆記用具とメモ用紙は会場から貸与されるため、自分で持参する必要はありません。
スマートフォンや貴重品はロッカーに預けることになるため、ロッカーの鍵をなくさないよう注意してください。
企業の案内に受検票の印刷・持参を求められている場合は、忘れずに印刷しておきましょう。
当日の流れ(入場〜退場まで)
テストセンター当日は、受検時間の15〜30分前に会場に到着するのが理想です。
到着後の流れは「受付→本人確認→荷物ロッカー預け→PCブースに案内→テスト開始→テスト終了→メモ用紙返却→荷物受け取り→退場」です。
受付ではスタッフが丁寧に手順を案内してくれるため、初めてのテストセンター受検でも心配する必要はありません。
PCブースに着席したら、画面の指示に従ってテストを開始します。
テストの種類や制限時間は企業の指定によって異なりますが、画面に残り時間が常に表示されるため確認しながら進めましょう。
テスト終了後はメモ用紙を返却し、ロッカーから荷物を取り出して退場します。
CBTS受検の対策方法(テストセンター固有のポイント)
CBTS受検の対策は、受検するテストの種類と「テストセンター環境」の両方に対応する必要があります。
ここでは、テストセンター受検ならではの対策ポイントを解説します。
受検するテストの特定が最優先
CBTS対策で最初にすべきことは、自分が受検するテストの種類を正確に特定することです。
CBTSは複数のテスト提供会社のテストを実施するプラットフォームであるため、企業の指定によって受検するテストが異なります。
企業の受検案内にテスト名(例:C-GAB、適性検査A等)が明記されていれば、そのテストに特化した対策本で学習しましょう。
テスト名が明記されていない場合は、口コミサイトで志望企業のテスト情報を調べることが次のステップです。
テストの種類がどうしても特定できない場合は、SPI対策の問題集を一通り仕上げておけば多くのテストの基礎力として活かせます。
テスト名が判明したら、その対策に集中して残りの準備期間を最大限有効に使いましょう。
電卓なし・参考書なしの環境に慣れる
テストセンターでは電卓の使用が禁止されており、計算問題はすべて暗算またはメモ用紙での筆算で解く必要があります。
自宅での模擬テストでは電卓を使ってしまいがちですが、本番では使えないため、練習段階から電卓なしで解く習慣をつけましょう。
参考書やメモの持ち込みもできないため、解法パターンや公式は完全に暗記しておく必要があります。
CBTS会場ではメモ用紙が貸与されるため、このメモ用紙を効率的に使って計算の過程を書き出す練習も重要です。
メモ用紙のスペースは無限ではないため、計算メモを小さく整理して書く技術も事前に練習しておくと本番で役立ちます。
図書館や自習室など人がいる静かな環境で、電卓なし・制限時間付きの模擬テストを解くことで、テストセンターの雰囲気に近い練習ができます。
SPIテストセンター経験者が注意すべき違い
SPI3のテストセンター受検経験がある人は、CBTSとの微妙な違いに注意が必要です。
まず、予約サイトが異なるため、SPI3の予約サイトにログインしてもCBTSの予約はできません。
受検するテストの種類がSPIとは異なる場合が多いため、SPI対策だけでは不十分な可能性があります。
会場の雰囲気や受付の流れはSPIテストセンターと似ていますが、ロッカーの使い方や退室手続きの細部が異なることがあります。
SPI3テストセンターでは受検結果の使い回しが可能ですが、CBTSで受検するテストが結果の使い回しに対応しているかは別途確認が必要です。
「テストセンターだから同じ」と思い込まず、CBTS固有の手順やルールに注意して受検に臨みましょう。
CBTS受検で気をつけるべきこと
CBTSのテストセンターには厳格なルールがあり、違反すると受検が中止される可能性があります。
ここでは、CBTS会場固有の注意点を解説します。
持ち込み禁止物と会場ルールの厳守
CBTS会場で最も注意すべきは持ち込み禁止物のルールを厳守することです。
スマートフォン、腕時計、電子機器、自分の筆記用具、参考書、メモ帳などは一切PCブースに持ち込めません。
受付後にロッカーに荷物を預ける際、ポケットの中身もすべて出すよう指示されるため、事前にポケットを空にしておくとスムーズです。
飲食物の持ち込みも禁止されており、ペットボトルの水も受検エリアには持ち込めないことが一般的です。
テスト中に問題内容をメモして持ち帰る行為は厳禁であり、監視カメラの映像で事後的に発覚するリスクがあります。
ルール違反が確認された場合はテストの即時中止と結果の無効化が行われるため、ルールを正確に理解しておきましょう。
予約変更・キャンセルの注意点
CBTS予約の変更やキャンセルには期限が設定されている場合があるため、注意が必要です。
一般的に、受検日の2〜3日前までであれば予約サイトから変更・キャンセルが可能ですが、直前の変更は受け付けられないケースがあります。
急な体調不良や予定変更でキャンセルが必要な場合は、できるだけ早く予約サイトで手続きを行いましょう。
キャンセル期限を過ぎた場合は「無断欠席」扱いとなり、企業への心象が悪化する可能性があるため、直接企業にも連絡を入れてください。
日程変更の場合は、変更後の日時が受検期限内に収まっていることを必ず確認しましょう。
万全を期すなら、受検案内が届いた時点で最も確実な日程を選んで早めに予約を確定させるのが最善です。
PCトラブル時の会場スタッフへの報告
テスト中にPCの不具合や画面のフリーズが発生した場合は、慌てずに手を挙げて会場スタッフに知らせましょう。
CBTS会場にはIT対応のスタッフが配置されているケースが多く、技術トラブルへの対応体制が整っています。
PCの再起動や別のブースへの移動で受検を再開できる場合があります。
トラブルの状況によっては受検を中止して後日再受検となる場合もありますが、企業にはCBTS側からトラブルの発生が報告されます。
念のため、トラブル発生後に企業の採用担当にもメールで状況を報告しておくと安心です。
自分の操作が原因でないトラブルであれば選考に不利になることはないため、冷静に対処してください。
CBTSに関するよくある質問
CBTSについて受検者から多く寄せられる質問に回答します。
SPI3テストセンターとの違いを中心に疑問を解消しましょう。
CBTSの会場は全国にどのくらいあるのか
CBTSのテストセンターは全国200以上の会場に展開されています。
東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、仙台、広島、新潟、金沢など、各地方の主要都市にテストセンターが設置されています。
大都市圏では複数の会場が設置されているため、自宅や大学から最寄りの会場を選択しやすくなっています。
各会場の場所や最寄り駅からのアクセス情報は予約サイトで詳細に確認できるため、予約前に所在地をチェックしておきましょう。
地方都市では会場数が限られるため、就活ピーク期は予約枠が早く埋まる傾向があります。
CBTSとSPI3テストセンターは同じ会場にあるのか
CBTSとSPI3のテストセンターは基本的に別々の会場ですが、同じビル内に両者が入っているケースもあります。
同じ商業ビルの異なるフロアにCBTSとSPIテストセンターがそれぞれ入居している場合、間違えて別のフロアに行ってしまうことがないよう注意が必要です。
予約確認メールに記載された会場名とフロア番号を必ず確認し、当日は正しい会場に向かってください。
受検体制(本人確認・荷物ロッカー・PCブース受検)はいずれのテストセンターでも共通であるため、受検の流れ自体は同様です。
SPI3テストセンターの経験があれば、CBTSでもほぼ同じ感覚で受検に臨めます。
CBTSでの受検結果は使い回しできるのか
CBTSでの受検結果の使い回し可否は、受検するテストの種類によって異なります。
SPI3のテストセンターでは過去の結果を別の企業に送信する「使い回し」が可能ですが、CBTSで実施されるテストが同様の仕組みに対応しているかはテストごとに確認が必要です。
使い回しができないテストの場合は、企業ごとに受検する必要がありますが、複数回受検することで問題形式への慣れが生まれ、スコアが向上する可能性があります。
使い回しの可否について不明な点がある場合は、企業の採用担当に直接確認するのが最も確実です。
いずれの場合でも、テスト対策をしっかり行っていれば複数回受検しても安定した成績を残せます。
まとめ
CBTSはCBT-Solutions社が全国200以上の会場で運営するテストセンタープラットフォームであり、会場受検のため監視型が確定しています。
SPI3のテストセンターとは運営会社・予約システム・受検テストのすべてが異なるため、混同しないよう受検案内の予約URLを必ず確認しましょう。
受検準備のポイントは、予約を早めに確定させることと、電卓なし・参考書なしの環境に慣れるための模擬練習を積むことです。
本人確認書類1点さえ持参すれば、筆記用具やメモ用紙は会場から貸与されるため、持ち物の準備はシンプルです。
受検するテストの種類を正確に特定し、テスト固有の対策に集中することが、CBTS受検で好成績を残すための最善のアプローチです。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート










