就職活動の適性検査では、「GPS」を受検することがあります。
GPSの対策を効率よく進めるなら、対策アプリの活用がおすすめです。
この記事では、GPSの対策に使えるおすすめアプリを無料・有料別に紹介し、効果的な使い方まで解説します。
- GPSの対策に使えるおすすめアプリ・ツール
- GPSの思考力テストの特徴と対策法
- GPSの基礎能力テストへの備え方
- GPSとSPIの違い
- GPSの対策をアプリで手軽に始めたい人
- GPSの思考力テストが不安な人
- GPSを導入している企業を受ける予定の人
目次[目次を全て表示する]
GPSとは?基本情報と特徴
GPSは、ベネッセi-キャリアが提供する適性検査(Global Problem Solving)です。
従来のWebテストとは異なる独自の出題形式が特徴であり、近年導入企業が増加しているテストです。
GPSの概要
GPS(Global Problem Solving)は、思考力・基礎能力・パーソナリティの3つの要素を測定する適性検査です。
最大の特徴は「思考力テスト」にあり、動画やアニメーションを使った問題が出題される点が従来のWebテストとは大きく異なります。
思考力テストでは「批判的思考力」「協働的思考力」「創造的思考力」の3つの思考力を測定します。
基礎能力テストでは言語処理能力と数理処理能力が問われ、SPIの言語・非言語に近い内容です。
パーソナリティ検査も含まれており、全体の所要時間は約55分(思考力35分+基礎能力20分+パーソナリティ検査)です。
GPSを導入している企業の傾向
GPSは大手企業を中心に導入が増加している適性検査です。
三菱商事、住友商事などの総合商社がインターンシップ選考でGPSを採用したことで注目を集めました。
従来のSPIや玉手箱では測定できない「思考力」を評価したい企業に支持されており、コンサルティングファームや大手メーカーでも導入が広がっています。
「答えのない問題に対する思考プロセス」を評価する企業が増えており、GPSはその需要に応えるテストとして位置づけられています。
今後も導入企業が増える見込みのため、就活生は早めにGPSの形式を理解しておくことが重要です。
GPSの出題形式と制限時間
GPSは3つのパートで構成されており、それぞれ異なる形式で出題されます。
思考力テストは約35分で、動画やアニメーションを用いた問題に回答します。
問題文の中に動画が組み込まれており、映像を見たうえで設問に答える形式のため、従来のWebテストにはない臨場感があります。
基礎能力テストは約20分で、言語処理(文章読解・語句の意味など)と数理処理(計算・図表の読み取りなど)が出題されます。
パーソナリティ検査は性格に関する質問に回答する形式であり、全体で約55分の試験時間が設定されています。
GPSの対策にアプリを活用するメリット
GPS専用の対策アプリは存在しませんが、基礎能力対策アプリや自己分析ツールを活用することでGPS対策につなげることができます。
ここでは、アプリ活用のメリットを解説します。
基礎能力テストの対策を効率的に進められる
GPSの基礎能力テストはSPIの言語・非言語に近い内容が出題されます。
言語処理では文章読解や語句の用法、数理処理では計算問題や図表の読み取りが問われるため、SPI対策アプリで基礎力を鍛えることがGPS対策に直結します。
対策アプリを使えばスキマ時間に問題演習ができるため、忙しい就活期間でも効率的に学習を進められます。
基礎能力テストは思考力テストと異なり反復練習で得点を伸ばしやすい分野であるため、アプリでの対策効果が高いです。
GPSの基礎能力テストで確実に得点することが、全体の評価を底上げするポイントです。
自分の思考パターンを把握できる
GPSの思考力テストは対策が難しいとされていますが、自分の思考パターンを事前に把握しておくことで対応力を高められます。
自己分析アプリや適性診断ツールを活用することで、自分が「論理的に考えるタイプ」か「直感的に判断するタイプ」かを客観的に確認できます。
GPSでは「批判的思考力」「協働的思考力」「創造的思考力」の3つが測定されるため、自分がどの思考力に強みがあるかを知っておくと有利です。
思考力テストでは正解を選ぶだけでなく、自分の考えの根拠を整理する力が問われます。
日頃から自分の思考プロセスを振り返る習慣をつけておくことが、GPSの思考力テスト対策につながります。
パーソナリティ検査の事前準備ができる
GPSにはパーソナリティ検査も含まれているため、自己分析アプリで性格特性を把握しておくことが重要です。
パーソナリティ検査では回答の一貫性が重視されるため、事前に自分の性格傾向を理解しておくとブレのない回答ができます。
適性診断AnalyzeU+やキミスカなどの自己分析ツールで自分の強み・弱みを整理しておくと、パーソナリティ検査への自信にもつながります。
パーソナリティ検査の結果は面接でも参照されるため、OPQ受検と面接の回答に一貫性を持たせる準備としても有効です。
GPS全体の総合評価を高めるためには、基礎能力テストとパーソナリティ検査の両方で安定した結果を出すことが大切です。
GPSの対策に活用できるおすすめアプリ【無料】
GPS専用の対策アプリは存在しませんが、基礎能力対策や自己分析に活用できる無料アプリがGPS対策に役立ちます。
ここでは、GPSの準備に活用できる無料アプリを紹介します。
SPI言語・非言語 就活問題集 -適性検査SPI3対応-
SPI言語・非言語 就活問題集は、累計370万ダウンロードを突破した人気のWebテスト対策アプリです。
GPSの基礎能力テスト(言語処理・数理処理)はSPIの出題内容と共通する部分が多いため、このアプリでの練習がGPS対策に直結します。
1,000問以上の問題が収録されており、言語・非言語の両分野を網羅的に学習できます。
GPSの基礎能力テストは約20分と制限時間が短いため、SPI対策アプリでスピーディーに回答する練習をしておくことが重要です。
無料で利用でき、スキマ時間を活用した学習に最適なアプリです。
- 対応OS:iOS / Android
- 料金:無料
- 累計370万DL突破の人気アプリ
- 1,000問以上の問題を収録
Lognavi(ログナビ)
Lognaviは、適性検査対策機能を搭載した就活アプリです。
言語・非言語各118問のWebテスト対策問題が収録されており、GPSの基礎能力テスト対策として活用できます。
性格検査の対策機能も搭載されているため、GPSのパーソナリティ検査への事前準備にも役立ちます。
テスト結果から偏差値が算出されるため、自分の実力を客観的な数値で把握しながら対策を進められます。
動画による企業紹介機能もあり、GPS対策と企業研究を同時に進められる点が魅力です。
- 対応OS:iOS / Android
- 料金:無料
- 言語・非言語各118問のWebテスト対策
- 偏差値表示で客観的に実力を把握
適性診断AnalyzeU+(オファーボックス)
適性診断AnalyzeU+は、オファーボックスが提供する本格的な適性診断ツールです。
全251問の質問に回答することで、自分の強み・弱み・性格傾向を詳細に分析してくれます。
GPSのパーソナリティ検査で測定される性格特性に近い項目が診断されるため、事前の自己理解に最適です。
思考力テストでは自分の判断力や問題解決力も問われるため、自己分析で自分の思考傾向を把握しておくことが対策につながります。
登録も利用も完全無料であり、就活生であれば誰でも気軽に利用できます。
- 対応:Webブラウザ / アプリ
- 料金:無料
- 全251問の本格的な適性診断
- 強み・弱み・性格傾向を詳細に分析
GPSの対策に活用できるツール【有料・課金あり】
GPS専用の有料対策アプリはありませんが、基礎能力の強化や思考力向上に役立つ有料ツールが存在します。
ここでは、有料ツールと選び方を紹介します。
SPI対策アプリ(有料版・課金機能あり)
SPI対策アプリの有料版では、無料版よりも多くの問題と詳しい解説が利用できます。
GPSの基礎能力テストはSPIと出題傾向が近いため、有料版のSPI対策アプリで演習量を増やすことがGPS対策に有効です。
課金で広告が非表示になるアプリもあり、集中して学習に取り組める環境を整えられます。
基礎能力テストは反復練習で確実に得点を伸ばせる分野であるため、有料アプリで問題数を確保する投資は効果的です。
500〜1,000円程度の買い切り型が多く、対策本を購入するよりもコストパフォーマンスに優れています。
ニュースアプリ(日経電子版など)
GPSの思考力テストでは時事的なテーマが出題されることがあるため、ニュースアプリで日頃から情報収集する習慣が重要です。
日経電子版やNewsPicks(ニューズピックス)などの有料ニュースアプリでは、社会問題やビジネスに関する質の高い記事を読むことができます。
思考力テストの「批判的思考力」を鍛えるには、ニュース記事を読んで「なぜそうなるのか」「本当に正しいのか」を考える習慣が効果的です。
複数の視点から物事を考える力は、GPSの思考力テストで高い評価を得るための基盤になります。
有料ニュースアプリは就活の企業研究にも役立つため、早い段階から活用することをおすすめします。
有料ツールを選ぶ基準
GPS対策で有料ツールを選ぶ際は、基礎能力強化と思考力向上のどちらを優先するかを明確にしましょう。
基礎能力テストの得点を確実に伸ばしたい場合は、SPI対策の有料アプリで演習量を増やすのが効果的です。
思考力テストへの対応力を高めたい場合は、ニュースアプリや論理的思考力を鍛えるトレーニングアプリが有効です。
まずは無料アプリで基本的な対策を行い、不足を感じた分野に有料ツールを追加するのがおすすめです。
GPS対策のためだけに多額の費用をかける必要はなく、就活全体で活用できるツールを選ぶのが賢い投資です。
GPSの対策アプリの選び方
GPS対策にアプリを活用する際は、GPSの3つのパートに対応したアプリを組み合わせることが大切です。
ここでは、選び方のポイントを解説します。
基礎能力テストに対応した問題が収録されているか
GPS対策アプリを選ぶ際に最も重要なのは、基礎能力テストに対応した問題が十分に収録されているかです。
GPSの基礎能力テストでは言語処理と数理処理が出題されるため、これらの分野をカバーしたアプリが必要です。
SPI対策アプリはGPSの基礎能力テストと出題傾向が近く、特に言語の文章読解や非言語の計算問題は共通点が多いです。
問題数が多いアプリほど多様なパターンに触れることができ、本番での対応力が向上します。
最低でも100問以上の問題が収録されたアプリを選び、繰り返し練習することをおすすめします。
性格検査・自己分析の機能があるか
GPSにはパーソナリティ検査が含まれているため、性格検査や自己分析の機能を搭載したアプリが理想的です。
適性診断AnalyzeU+やキミスカのように、性格特性を詳細に分析してくれるアプリはGPSのパーソナリティ検査対策として有効です。
基礎能力対策と自己分析を別々のアプリで行うことになりますが、それぞれの専門性が高いアプリを組み合わせるのが最も効果的です。
1つのアプリで全てをカバーしようとするよりも、目的別に複数のアプリを使い分けることをおすすめします。
無料アプリでも十分な機能を備えたものが多いため、まずは複数のアプリを試してみましょう。
思考力を鍛えるコンテンツがあるか
GPSの最大の特徴である思考力テストに備えるため、思考力を鍛えるコンテンツの有無も確認しましょう。
GPS専用の思考力対策アプリは存在しませんが、論理的思考力を鍛えるパズルアプリやクイズアプリは間接的に思考力テスト対策に役立ちます。
ニュースアプリで時事問題に関心を持ち、「なぜそうなるのか」を自分なりに考える習慣をつけることも効果的です。
GPSの思考力テストでは「唯一の正解」ではなく「思考のプロセス」が評価されるため、日頃から多角的に物事を考える訓練が重要です。
アプリだけでなく、グループディスカッションの練習など実践的な思考力トレーニングも取り入れるとよいでしょう。
GPSの対策アプリの効果的な使い方
GPS対策にアプリを活用する際は、3つのパートに対応した学習計画を立てることが重要です。
ここでは、効果的な使い方を解説します。
基礎能力テストの対策を優先する
GPS対策では、まず基礎能力テストの対策から始めるのが効率的です。
基礎能力テストは反復練習で確実に得点を伸ばせる分野であり、アプリでの対策効果が最も高いパートです。
SPI対策アプリで言語・非言語の問題を毎日20〜30分ずつ解く習慣をつけましょう。
特に数理処理は計算スピードが重要であるため、制限時間を意識しながら問題を解く練習を繰り返すことが大切です。
基礎能力テストで確実に得点することが、GPS全体の評価を底上げする最も確実な方法です。
思考力テストへの間接的な対策を行う
GPSの思考力テストは直接的な対策が難しいパートですが、間接的な対策は可能です。
日頃からニュースアプリで社会問題やビジネスニュースに触れ、「なぜそうなるのか」「他にどのような解決策があるか」を考える習慣をつけましょう。
思考力テストの「批判的思考力」は情報を鵜呑みにせず、根拠を確認しながら判断する力です。
「協働的思考力」は他者の意見を踏まえて最適解を見つける力であり、グループディスカッションの練習が有効です。
「創造的思考力」は新しいアイデアを生み出す力であり、物事を異なる角度から捉える訓練を日頃から意識しましょう。
パーソナリティ検査の準備も忘れない
GPSの対策では基礎能力と思考力に注目しがちですが、パーソナリティ検査の準備も忘れないようにしましょう。
適性診断AnalyzeU+やキミスカなどの自己分析アプリで、事前に自分の性格特性を把握しておくことが重要です。
パーソナリティ検査では回答の一貫性が重視されるため、自分の性格傾向を理解した上で回答することが大切です。
GPS受検の1〜2週間前に自己分析アプリの結果を見返し、自分の性格特性を再確認しておくと安心です。
基礎能力テスト対策と並行して自己分析を進めることで、GPSの全パートに対してバランスよく準備できます。
GPSの思考力テストでは動画やアニメーションが使用されるため、受検環境の確認が重要です。
安定したインターネット接続と音声が聞ける環境を事前に整えておきましょう。
GPSの対策アプリ以外のおすすめツール
アプリに加えて、Webサービスや日常的な情報収集を組み合わせることで、GPS対策の精度が向上します。
ここでは、アプリ以外のおすすめツールを紹介します。
ニュースサイト・時事問題への関心を高める
GPSの思考力テスト対策として最も効果的なのは、日頃からニュースや時事問題に関心を持つことです。
思考力テストでは社会問題やビジネスに関するテーマが動画形式で出題されることがあり、背景知識があると問題の理解がスムーズになります。
日経新聞、NHKニュース、NewsPicks(ニューズピックス)などで毎日ニュースをチェックする習慣をつけましょう。
ニュースを読む際は「事実」と「意見」を区別し、複数のメディアで同じテーマを比較すると批判的思考力が鍛えられます。
特に社会課題やSDGsに関連するテーマは出題されやすいため、重点的にフォローしておくとよいでしょう。
就活情報サイトのGPS対策記事
就活情報サイトでは、GPSの出題形式や例題に関する情報が掲載されています。
「就活の教科書」「ONE CAREER」「外資就活ドットコム」などのサイトでは、GPSを実際に受検した就活生の体験談が公開されています。
思考力テストでどのような動画が出題されるか、どのような形式で回答するかを事前に知っておくだけでも本番での対応力が向上します。
基礎能力テストの出題傾向や難易度についても、先輩の体験談から具体的な情報を得ることができます。
GPSは比較的新しいテストであるため、最新の情報を掲載しているサイトを確認することが重要です。
グループディスカッションの練習
GPSの「協働的思考力」を鍛えるためには、グループディスカッション(GD)の練習が非常に有効です。
大学のキャリアセンターや就活コミュニティが主催するGD練習会に参加することで、他者の意見を踏まえて考える力を養えます。
GDでは「自分の意見を論理的に伝える力」と「他者の意見を受け入れて最適解を導く力」の両方が求められ、これはGPSの思考力テストにも通じます。
オンラインのGD練習サービスも増えており、自宅から気軽に参加できる環境が整っています。
GPSの思考力テストは一朝一夕で対策できるものではないため、日頃から多角的に考える力を鍛えておくことが最善の対策です。
GPSの対策アプリに関するよくある質問
GPS対策について、就活生からよく寄せられる質問にお答えします。
GPSの思考力テストは対策できますか?
GPSの思考力テストは、従来のWebテストのように問題集を解いて対策する形式ではありません。
動画やアニメーションを用いた独自の問題形式であるため、GPSに特化した問題集やアプリは存在しません。
ただし、日頃からニュースや時事問題に関心を持ち、物事を多角的に考える習慣をつけることで思考力そのものを鍛えることは可能です。
「批判的思考力」は情報を根拠とともに評価する力、「協働的思考力」は他者の視点を取り入れる力、「創造的思考力」は新しい解決策を生み出す力です。
これらの力は日常的な思考の積み重ねで向上するものであるため、長期的な視点で準備を進めましょう。
GPSとSPIの違いは何ですか?
GPSとSPIは提供元も出題形式も大きく異なる適性検査です。
GPSはベネッセi-キャリアが提供し、思考力テスト・基礎能力テスト・パーソナリティ検査の3つで構成されています。
SPIはリクルートマネジメントソリューションズが提供し、言語・非言語・性格検査で構成されています。
最大の違いは、GPSには動画やアニメーションを使った「思考力テスト」がある点です。
SPIが知識や処理能力を測定するテストであるのに対し、GPSは思考のプロセスや問題解決力も含めて総合的に評価する点が特徴です。
GPSを導入している企業はどこですか?
GPSは大手企業を中心に導入が広がっている適性検査です。
三菱商事、住友商事などの総合商社がインターンシップ選考でGPSを採用しており、大きな注目を集めました。
その他にも大手メーカー、金融機関、コンサルティングファームなど、幅広い業界で導入が進んでいます。
GPSは比較的新しいテストであるため、導入企業は年々増加傾向にあります。
志望企業がGPSを導入しているかどうかは、企業の選考情報や就活情報サイトで確認しておきましょう。
まとめ
GPSの対策には、基礎能力テスト対策のアプリと自己分析ツールを組み合わせて活用することが最も効果的です。
「SPI言語・非言語 就活問題集」で基礎能力を強化し、「Lognavi」「適性診断AnalyzeU+」で自己分析とパーソナリティ検査への準備を進めましょう。
思考力テストは直接的な対策が難しいですが、日頃からニュースや時事問題に関心を持ち、多角的に考える習慣をつけることが最善の対策です。
就活情報サイトでGPSの出題形式を事前に確認しておくことで、本番への不安を軽減できます。
GPSの3つのパートにバランスよく準備を進め、総合的な対策でGPS突破を目指しましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート











