Strategy&のWebテスト対策!玉手箱の種類・ボーダー・通過率を徹底解説

Strategy&のWebテスト対策!玉手箱の種類・ボーダー・通過率を徹底解説
この記事を読んでわかること

Strategy&のWebテストの種類(実際はTG-WEBが主流)と独自のケーステストの形式

Strategy&のWebテストのボーダー・採用倍率・選考フロー

言語・非言語・性格検査・ケーステストの具体的な対策ポイント

この記事をおすすめしたい人

Strategy&の本選考・インターン選考を控えている就活生

戦略コンサル(PwCグループ)のWebテスト対策を効率的に進めたい人

TG-WEB・ケーステストのどちらから手をつけるべきか迷っている大学3年生(28卒)

Strategy&(ストラテジーアンド)は、PwCジャパングループに属する戦略コンサルティング部門です。

旧ブーズ・アンド・カンパニーの流れを汲み、経営戦略の立案からデジタルトランスフォーメーション、事業再編まで幅広いテーマでクライアントを支援しています。MBBに次ぐ「Tier2」の戦略コンサルとして位置づけられることが多く、マッキンゼーやBCG、ベインの併願先としても多くの学生がエントリーしています。

Strategy&の選考ではWebテストに加えて独自のケーステストが課されるため、幅広い対策が不可欠です。PwCグループ全体の採用基準と戦略コンサル部門独自の基準の両方をクリアする必要があるため、準備には相応の時間を要します。

この記事では、Strategy&のWebテストの種類や形式、ボーダーライン、そして効果的な対策方法まで徹底的に解説します。2026年7月上旬時点の最新情報をもとに、28卒(大学3年生)がサマー・秋冬インターンや早期選考に向けて効率よく準備を進められるよう、選考の全体像を整理していきましょう。

Strategy&のWebテストの種類・形式

Strategy&の選考を受けるにあたって、まず把握すべきはWebテストの種類と形式です。

適性検査の種類によって対策方法が大きく異なるため、事前の情報収集が極めて重要になります。Strategy&ではPwCグループとしての選考基準が適用されるため、グループ全体の傾向も押さえておくと安心です。

Strategy&で出題されるWebテストの種類

Strategy&の選考では、TG-WEBに加えて、独自のケーステストが出題されています。近年(2025〜2026年)の受検報告を見ると、タイトルにある玉手箱ではなく、実際にはTG-WEBが一貫して主流となっています。玉手箱はPwCグループの一部部門・過年度で見られる同系統のWebテストとして押さえておけば十分で、対策の重心はTG-WEBに置くのが正解です。

最大の注意点は、TG-WEBのスコアがPwCジャパングループ内で共有され、年間1回しか受験できないことです。Strategy&やPwCコンサルティングなどグループ各部門のどこかで一度受験すると、その初回スコアが他部門にも引き継がれます。つまり「本命でないところで練習してから本命で受け直す」という戦略が使えないため、最初の1回で高得点を取り切る必要があります。

ケーステストはコンサルティングファーム特有の選考形式であり、ビジネス上の課題を構造的に分析する力が問われます。与えられた資料やデータを読み込み、制限時間内に論理的な結論を導き出す必要があるため、普段からビジネスケースに触れておくことが有効です。近年はフェルミ推定・ケース問題を約30名規模のグループでオンライン回答させる形式も報告されています。

最新の出題情報は先輩の体験談やクチコミサイトで事前に確認しておくことをおすすめします。外資就活ドットコム、OneCareer、就活会議などの就活サイトには、Strategy&の選考体験談が多数掲載されています。特に直近1〜2年の情報が最も参考になるため、複数の情報源から最新動向をチェックしましょう。

出題科目と試験時間

TG-WEBの科目は、言語、計数(非言語)、英語、性格検査が中心です。TG-WEBには従来型と新型があり、従来型は図形・暗号・長文並べ替えといった独特の難問が特徴、新型はSPIに近い平易な問題を大量に速く解く形式です。Strategy&では難易度の高い従来型が出題されるとの報告が多く、初見では面食らいやすいため専用の対策が欠かせません。

言語では長文読解に加え、文の並べ替えや空欄補充が出題されます。計数(非言語)では図形の法則性、暗号解読、推論などが問われ、数式をそのまま解くというより「規則性を見抜く」タイプの問題が多いのが特徴です。英語では長文読解を中心に、語彙・文法問題も出題されます。

ケーステストでは、与えられたビジネスデータを基に論理的な分析と結論を導き出す力が試されます。たとえば「ある企業の新規市場参入について、市場データと競合情報を分析して戦略を提案する」といった問題が出題されます。提示されるデータ量が多いため、必要な情報を素早く取捨選択する能力も重要です。

いずれの形式でも制限時間が設定されているため、スピードと正確性の両方が求められます。TG-WEBは問題形式そのものに慣れていないと時間内に解き切れないため、パターンを事前に把握しておくことが得点の分かれ目になります。時間配分を意識した練習を繰り返し行いましょう。

受検方式(テストセンター/自宅受検など)

TG-WEBは自宅のパソコンから受検するWebテスト形式で実施されます。指定されたURLにアクセスし、制限時間内に回答する形式です。Strategy&を含むPwCグループの選考ではWebカメラによる監視(オンライン監視)が導入されているため、替え玉受験やカンニングといった不正は事実上できません。自分の実力を正面から高めておくことが唯一の対策です。

スマートフォンやタブレットでは受検できない場合があるため、必ずパソコンとカメラ環境を用意してください。監視付きのため、周囲に人がいない静かな個室で、机の上に不要なものを置かない状態で臨む必要があります。

自宅受検の場合は安定したインターネット環境の確保が欠かせません。テスト中に通信が途切れると回答が送信されないリスクがあるため、Wi-Fiが不安定な場合は有線LANの使用を検討してください。また、ブラウザのバージョンやカメラ・マイクの動作確認も事前に済ませておきましょう。

前述のとおりTG-WEBのスコアはグループ内で共有され受験は年1回限りのため、受検期間の案内が届いたら「いつ受けるか」を慎重に判断することが重要です。準備が整わないまま安易に受験すると、そのスコアが他部門にも影響します。

Strategy&のWebテストのボーダー・合格ライン

Webテスト対策を行うにあたって、ボーダーラインの目安を知っておくことは非常に重要です。

ここでは、Strategy&のWebテストのボーダーや採用倍率について解説します。

Strategy&のWebテストのボーダーはどのくらい?

Strategy&のWebテスト(TG-WEB)のボーダーは、公式には公表されていません。しかし、選考経験者の報告や就活サイトの情報をもとに、ある程度の目安を把握することは可能です。

PwCグループの戦略コンサル部門として高い選考水準が設定されており、ボーダーは非常に高いと推測されます。近年の受検報告では「許されるミスは1〜2問程度」「TG-WEB通過者は応募者の1〜2割程度」といった声もあり、戦略コンサルとしてのハイレベルな基準が適用されています。

戦略コンサルティングファームでは一般的に8〜9割以上の得点が求められると言われており、安全圏を狙うならほぼ満点に近いスコアを目指すことが推奨されます。TG-WEBは正答率と回答スピードの両方が評価されるため、時間内にすべての問題に回答することも重要な指標となります。

ケーステストの出来もあわせて総合的に評価されるため、Webテストだけでなくケース対策にも力を入れましょう。Webテストのスコアが高くても、ケーステストの分析力が低いと評価が下がる可能性があります。逆に、ケーステストで突出した成績を収められれば、Webテストのスコアが多少低くてもカバーできる場合もあります。

他の戦略コンサルファーム(マッキンゼー、BCG、ベインなど)と比較すると、Strategy&のボーダーはMBBよりはやや低めと言われていますが、それでも一般企業とは比較にならない高い水準であることに変わりはありません。

Strategy&の採用倍率

Strategy&の採用倍率は、戦略コンサル業界の中でも高い水準です。PwCグループという世界最大級のプロフェッショナルサービスファームに属していることから、知名度と信頼性の高さで毎年多くの応募者を集めています。

PwCグループのブランド力と戦略コンサルとしての知名度の高さから、毎年多くの応募者が集まります。推定では応募者数は数百名〜千名以上に達すると言われており、そこから採用されるのはごくわずかです。

新卒の採用人数は限られており、例年十数名〜20名程度の採用枠に対して数百名以上がエントリーするため、倍率は数十倍に達すると推測されます。高い倍率の中で選考を突破するためにはWebテストで高得点を獲得することが大前提です。

学歴フィルターについては、東京大学、京都大学、一橋大学、慶應義塾大学、早稲田大学など上位校の出身者が多い傾向にありますが、学歴のみで判断されるわけではありません。テストやケース面接で高い実力を示すことが最も重要です。

テスト結果の使い回しはできる?

TG-WEBは受検した企業ごとに結果が扱われる形式で、SPIのテストセンターのように「高得点回を他社に使い回す」ことは基本的にできません。ただしStrategy&の場合は事情が特殊で、PwCジャパングループ内では初回スコアが各部門に共有され、年間1回しか受験できません。

これは裏を返せば、Strategy&のためにわざわざ受け直すことができないということでもあります。PwCコンサルティングなどグループ他部門を先に受けてしまうと、そのときのスコアがStrategy&の選考にもそのまま使われます。

したがって「本命でない部門で練習してから本命に臨む」という一般的なテスト対策の戦略は通用しません。年度や選考によって運用が変わることもあるため、案内の内容は必ず自分で確認しましょう。

PwCグループのどの部門から受けるかを含めて、受験の順番と時期をあらかじめ設計しておくことが最大のポイントです。グループ内で最初に受けるテストが実質的に「本番」になると意識し、万全の準備を整えてから受検してください。

Strategy&の選考フロー

Webテスト対策を効果的に進めるためには、選考フロー全体を把握しておくことが重要です。

Strategy&の選考がどのように進むのかを確認しましょう。

新卒の選考フロー

Strategy&の新卒選考フローは、「ES提出 → Webテスト(TG-WEB) → 筆記ケース → ケース面接(1次・2次) → 最終面接(パートナー面接) → 内定」という流れが基本です。インターン(3daysジョブ)を経由するルートでは、ジョブでの評価がそのまま本選考の進路を左右します。

ESとWebテストの通過後に筆記ケースやケース面接が複数回にわたって実施され、論理的思考力が徹底的に評価されます。ケース面接は1次・2次と行われ、各回で異なるパートナーやマネージャーが面接官を務めます。面接ごとにフェルミ推定とビジネスケースの配分が変わるため、両方のパターンに対応できる準備が必要です。

ケース面接ではフェルミ推定とビジネスケースの両方が出題されることが多く、構造的な思考力とコミュニケーション力が問われます。Strategy&のケース面接では特に「実行面の具体性」が重視される傾向があり、PwCグループのリソースを活用してどのように実行するかまで言及できると高評価につながります。

最終面接ではパートナークラスとの面談が行われ、価値観やカルチャーフィットが重点的に確認されます。Strategy&の理念や文化への理解を示しつつ、自分自身のキャリアビジョンを明確に語れることが求められます。

インターン参加者には早期選考の案内が届くケースもあるため、インターンへの参加も積極的に検討しましょう。インターン経由で選考に進んだ場合、一部のステップが免除されることもあります。

Strategy&の選考の山場となるのが3daysジョブ(インターン)で、東大・一橋・早慶を中心とした50名程度の規模で実施され、参加後の評価で本選考の進路が決まります。28卒(大学3年生)にとっては、この夏〜秋のジョブ選考経由が主戦場になるため、早めの対策が欠かせません。

中途(転職)の選考フロー

中途採用の場合も、Webテストやケース面接が実施されます。中途ではより実務に近いケースが出題される傾向があり、前職での経験を活かした分析力が求められます。

コンサルティング業界やその他のプロフェッショナルファームでの実務経験が重視されますが、ケース面接での論理的思考力も同様に評価されます。事業会社からの転職の場合でも、論理的思考力とコミュニケーション力が十分に備わっていれば合格の可能性は十分にあります。

転職エージェントを通じたエントリーが一般的であり、エージェントから得られる選考情報も活用しましょう。コンサル業界に強いエージェント(ムービンストラテジックキャリア、コンコードエグゼクティブグループ、アクシスコンサルティングなど)を利用することで、選考対策の具体的なアドバイスを得られます。

中途採用のタイムラインは新卒に比べて柔軟で、通年で募集が行われることもあります。ただし、ポジションの空き状況によって募集の有無が変動するため、エージェントを通じてタイミングを見計らうことが重要です。

ESの通過率と頻出質問

Strategy&のESの通過率は決して高くはありません。戦略コンサル部門としての厳しい基準が設けられており、内容が不十分なESは即座にスクリーニングされます。

頻出質問としては、「なぜ戦略コンサルを志望するのか」「なぜStrategy&なのか」「困難を乗り越えた経験」が挙げられます。加えて、「リーダーシップを発揮した経験」「チームで成果を上げた経験」「自分の強みと弱み」なども定番の質問です。

PwCグループとしての総合力やStrategy&独自の強みへの理解を示しつつ、自身の経験を論理的に記述しましょう。「なぜStrategy&なのか」への回答では、MBBとの差別化だけでなく、PwCコンサルティングやデロイトモニターなど同系統のファームとの違いも明確にする必要があります。「戦略から実行まで」の一気通貫型アプローチに共感する理由を、自身の経験やキャリアビジョンと結びつけて語れると説得力が増します。

ESに記載した内容は面接で深掘りされるため、書いた内容に自信を持って話せるよう、具体的なエピソードを選ぶことが重要です。

Strategy&のWebテスト対策方法

ここからは、Strategy&のWebテストを突破するための具体的な対策方法を解説します。

TG-WEBの対策に加え、ケーステストへの準備も忘れずに行いましょう。TG-WEBは独特の問題形式のため、市販の専用対策本でパターンを頭に入れておくことが最短ルートです。

言語分野の出題傾向と対策

TG-WEBの言語分野では、長文読解に加えて文の並べ替え・空欄補充が出題されます。従来型のTG-WEBでは、長文を読んで筆者の主張に最も近い選択肢を選ぶ問題や、バラバラの文を正しい順序に並べ替える問題が特徴的です。

一つの長文に対して複数の設問が出される形式で、文章の論旨を素早く把握する力が求められます。長文のテーマはビジネス、科学技術、社会問題など幅広いジャンルから出題されるため、日頃から様々な分野の文章に触れておくことが有効です。

並べ替え問題では、接続詞や指示語を手がかりに文と文のつながりを論理的に再構成する力が問われます。TG-WEB特有の出題であり、SPIや玉手箱の対策だけでは十分にカバーできないため、専用の問題集で形式に慣れておくことが重要です。

制限時間が短いため、段落ごとの要旨を素早くつかむスキミング技術を身につけることが合格への鍵です。TG-WEBの言語は1問あたりにかけられる時間が短いため、すべての文章を精読する時間はありません。段落の冒頭と末尾を重点的に読み、設問に関連する箇所をピンポイントで探す技術を練習しましょう。

非言語分野の出題傾向と対策

TG-WEBの計数(非言語)分野は、図形の法則性・暗号解読・推論など、SPIや玉手箱とは毛色の異なる問題が中心です。従来型TG-WEBでは「並んだ図形から規則性を見抜く」「記号の対応関係から暗号を解読する」といった、地頭のよさを直接問うタイプの出題が目立ちます。

こうした問題は計算力よりもパターン認識力が問われるため、初見では手が止まりやすいのが特徴です。あらかじめ代表的な出題パターンを対策本で押さえておけば、本番で「見たことのある形」に落とし込めるようになります。推論や数列の問題も頻出のため、あわせて練習しておきましょう。

いずれの形式でもスピードと正確さが命であり、日頃から制限時間を設けて繰り返し練習することが重要です。TG-WEBは1問あたりの時間が短く、解法を知っているかどうかで所要時間が大きく変わるため、パターンの引き出しを増やすほど有利になります。

TG-WEBは従来型か新型かで難易度と対策が大きく異なるため、最新の選考情報を確認した上で対策を進めましょう。Strategy&では難問の従来型が出題される傾向にあるため、従来型を重点的に対策しておくのが安全です。時間が限られている場合は、直近の受検報告で出題された形式を優先しましょう。

性格検査のポイント

性格検査では、一貫性のある回答を心がけることが大切です。性格検査の結果は面接での質問内容にも影響することがあるため、適当に回答するのは避けましょう。

コンサルティング業界が求める「論理的思考力」「リーダーシップ」「協調性」「知的好奇心」を意識しつつ、正直に回答しましょう。Strategy&はPwCグループの一員であるため、チームワークやコラボレーションを重視する傾向が強いです。

矛盾した回答をすると信頼性が低いと判断される可能性があるため、自然体で臨むことが重要です。性格検査には回答の一貫性を測る仕組みが組み込まれており、似たような質問が角度を変えて繰り返し出題されます。無理に自分を偽ろうとすると、こうした仕組みに引っかかるリスクがあります。

性格検査の所要時間は約30分程度です。時間制限がある場合もあるため、深く考えすぎずに直感的に回答することが推奨されます。

おすすめの対策本・ツール

TG-WEB対策には「これが本当のWebテストだ!(TG-WEB・ヒューマネージ社のテストセンター編)」が定番の対策本です。TG-WEBの従来型・新型の両方に対応しており、独特の出題パターンを効率よく押さえられます。

ケーステスト対策には「東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート」が有効です。加えて、「現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート」や「戦略コンサルティング・ファームの面接試験」もケース問題の練習に適しています。

オンラインツールとしては、「Webテスト解法速修」やTG-WEBの模擬テストサイトが役立ちます。また、ケース面接対策としてPreploungやCaseCoachなどのプラットフォームも活用できます。

TG-WEBはグループ内で年1回しか受けられないため、模試や問題集で本番同等の緊張感に慣れてから受験することが通過率を高めるポイントです。ぶっつけ本番は避け、必ず時間を計った演習を積んでおきましょう。

対策のスケジュールとしては、選考の2カ月前からTG-WEBの基礎固めを始め、1カ月前からケーステストの集中練習に移行するのがおすすめです。対策本は最低でも2周は繰り返し解き、間違えた問題は3周目で再確認するサイクルが効果的です。

Strategy&の面接で聞かれる質問と対策

Webテストを通過した後に待ち受けるケース面接についても、事前に十分な準備をしておきましょう。

Strategy&のケース面接では、フェルミ推定やビジネスケースが出題され、仮説思考と構造的なアプローチが求められます。面接は1回あたり30〜45分程度で、前半にフェルミ推定、後半にビジネスケースという構成が一般的です。

「ある小売業の売上を3年で1.5倍にする施策は?」「日本のフードデリバリー市場の規模は?」といった問題に対して、論理的に思考プロセスを展開する力が必要です。その他にも「あるメーカーの海外進出戦略を提案してください」「ある企業のコスト削減施策を3つ挙げてください」などが出題されます。

面接で聞かれる典型的な質問としては、以下のようなものがあります。「なぜコンサルティング業界を志望するのですか?」「なぜMBBではなくStrategy&なのですか?」「PwCグループの強みをどのように活かしたいですか?」「あなたが最もインパクトを出した経験を教えてください」「Strategy&でどのようなキャリアを描いていますか?」といった質問に対して、論理的かつ具体的に回答できるよう準備しておきましょう。

Strategy&ではPwCグループの総合力を活かした提案が特徴であるため、戦略立案だけでなく実行面まで考慮した回答ができると高評価につながります。面接官は「この候補者は戦略の絵を描くだけでなく、実際にクライアントの変革を推進できるか」という視点で評価しています。

ケース面接の練習は仲間とペアで行い、面接官とのディスカッション形式に慣れておきましょう。可能であればコンサル内定者やOB・OGに模擬面接を依頼し、本番に近い環境で練習することをおすすめします。最低でも15〜20ケースは練習しておくことが望ましいです。

Strategy&のWebテストに関するよくある質問

ここでは、Strategy&のWebテストに関してよく寄せられる質問に回答します。

Strategy&のWebテストはいつ実施される?

Strategy&の選考時期は、新卒の場合はES提出後にWebテスト(TG-WEB)の案内が届くのが一般的です。ES提出から1週間程度で案内メールが届くケースが多いですが、選考状況によってタイムラインは変動します。

Strategy&は新卒を年4回(初夏・夏・秋・本選考)に分けて募集しており、回次によってエントリー締切が異なります。2026年7月上旬時点では、サマー・夏枠のエントリー締切がピークを迎えており、8月中旬締切の回も案内されています。大学3年生(28卒)でこれから応募する場合は、まず直近の締切を確認して間に合う回に出願しましょう。

夏に間に合わなくても、秋募集や本選考の回が控えているため、そこに照準を合わせて準備を進めれば問題ありません。ただし前述のとおりTG-WEBは年1回しか受験できないため、どの回で受けるかは早めに決めておくことが大切です。

Strategy&の公式サイトやPwCジャパンのキャリアページをブックマークしておき、定期的にチェックする習慣をつけると、エントリー開始や締切を見逃さずに済みます。

Webテストで落ちることはある?

はい、Webテストで落ちることは十分にあり得ます。実際に、TG-WEBの段階で多くの応募者が選考から外れており、近年の報告では通過するのは応募者の1〜2割程度とも言われています。

Strategy&はPwCグループの戦略コンサル部門として高い選考基準を設けており、TG-WEBのボーダーも高めです。一般的なPwCグループの選考よりも高い基準が適用されるため、PwCコンサルティングのWebテストに通過した実力があっても油断はできません。

Webテストのスコアがボーダーに達していなければ、ESの内容に関係なく不合格となるため、対策は必須です。逆に言えば、TG-WEBは出題パターンが決まっているため、対策によってスコアを大幅に伸ばせる分野でもあります。対策本を繰り返し解き、形式に慣れることで、確実にスコアアップを図ることができます。

ただしTG-WEBはグループ内で年1回限りの受験となるため、「落ちたら受け直す」ができない点には十分注意しましょう。一度きりの受験で結果を出せるよう、準備を万全に整えてから臨んでください。

インターン選考でもWebテストは出題される?

Strategy&のインターン選考(3daysジョブ)でも、TG-WEBやケース選考が実施されます。インターンの選考プロセスは本選考とほぼ同様の流れで実施され、Webテストの難易度も本選考と同等と考えておいたほうが安全です。

3daysジョブで好成績を残すと本選考で優遇される可能性が高く、むしろこのジョブ経由が内定への主要ルートとなっています。高い評価を得られれば、本選考で一部ステップの免除といった優遇措置を受けられることがあります。

インターンの選考も本選考と同等の難易度が設定されている点に注意しましょう。インターンだからといって対策を甘く見ると、TG-WEBの段階で足切りされてしまう可能性があります。本選考と同じ真剣さで準備に取り組んでください。

インターンのエントリー時期は本選考より早く、大学3年生(28卒)の夏〜秋が勝負どころです。2026年7月上旬の今はまさにサマー枠の締切期にあたるため、志望度が高い人は早めに動き出しましょう。

まとめ

Strategy&のWebテストは、近年の受検報告ではTG-WEBが主流で、これに独自のケーステストが加わります。タイトルにある玉手箱は同系統のWebテストとして押さえておけば十分です。

PwCグループの戦略コンサル部門として高い選考水準が設けられており、ボーダーは非常に高い水準です。許されるミスは1〜2問程度とも言われ、通過率は応募者の1〜2割程度と推測されます。

TG-WEBはPwCジャパングループ内でスコアが共有され年1回しか受験できないため、どの部門・どの回で受けるかを含めて受験の順番と時期を設計しておくことが最大のポイントです。最新の選考情報を入手した上で準備を進めましょう。

Webテスト対策とケース面接対策の両方をバランスよく進め、一度きりのTG-WEBで結果を出せるよう演習を積んでおくことが通過率を高めるポイントです。対策本は最低2周は解き、苦手分野は3周目で重点的に復習するサイクルを徹底してください。

2026年7月上旬の今は28卒(大学3年生)のサマー枠締切がピークを迎える時期です。しっかりと準備を整え、自信を持って選考に臨んでください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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