目次[目次を全て表示する]
日本テレビのWebテスト・適性検査の種類と形式
日本テレビの採用選考では、玉手箱(WEBテスティングサービス)が実施されます。自宅のPCから受検できる形式で、専用のWebサイトにアクセスして受検します。
日本テレビの玉手箱概要
- テスト種類:玉手箱(WEBテスティングサービス)
- 受検場所:自宅(PC必須)
- 出題科目:四則逆算・図表の読み取り・論理読解・性格検査
- 四則逆算:52問/9分(約10秒/問)
- 図表の読み取り:29問/35分
- 論理読解:32問/30分
- 性格検査:約68問
- 電卓:四則逆算以外は使用可
玉手箱の特徴
玉手箱はSPIと並んで採用選考で広く使われているWebテストです。日本SHL社が提供しており、特に大手企業での採用が多い傾向があります。自宅受検が可能ですが、カメラや監視ツールで不正防止対策が取られている場合があります。
四則逆算の出題内容
四則逆算は玉手箱の中でも特徴的な問題形式です。「□÷3=8」のように空欄に入る数字を求める問題で、52問を9分以内に回答します。1問あたり約10秒しかないため、計算の速さが最大の鍵です。
- 加法・減法・乗法・除法のすべてが出題される
- 分数・小数点を含む計算も出題される
- 逆算のパターン(足し算の逆→引き算、掛け算の逆→割り算など)を瞬時に判断できるよう練習が必要
図表の読み取りの出題内容
図表の読み取りは29問を35分で解きます。棒グラフ・折れ線グラフ・円グラフ・表などの資料から、必要な情報を読み取って計算する問題です。電卓の使用が可能なため、複雑な計算も正確に処理できます。
- 資料から正しい数値を読み取る問題
- 増加率・減少率・比率を計算する問題
- 複数の資料を組み合わせて答える問題
論理読解の出題内容
論理読解は32問を30分で解きます。長文を読み、その内容に基づいて設問に回答する形式です。「本文の内容と合致するものを選べ」「本文から推測できることはどれか」などの問題が中心です。
- 文章の内容と合致するかを判断する問題
- 論理的な推測を問う問題
- 文章の要旨・主張を把握する問題
性格検査について
性格検査は約68問で構成されます。2択または4択の設問に回答し、受検者の行動特性・思考スタイル・価値観などを測定します。正解・不正解はありませんが、一貫性がない回答が多いと評価に影響します。
玉手箱受検時の環境整備
玉手箱は自宅のPCで受検します。安定したインターネット回線・最新のブラウザ(推奨ブラウザを事前に確認)・静かな受検環境を用意しましょう。四則逆算以外は電卓が使用可能なので、手元に電卓を準備しておくことを推奨します。また、スマートフォンでは受検できない場合が多いため注意してください。
日本テレビのWebテストのボーダー・合格ライン
日本テレビの玉手箱の合格ラインは、正答率70%以上・偏差値60以上が目安とされています。日本初の民間放送局として圧倒的な認知度と人気を誇るため、応募者のレベルは全般的に高く、ボーダーも厳しく設定されています。
日本テレビの玉手箱合格ライン(目安)
- 正答率:70%以上(目安)
- 偏差値:60以上(目安)
- 四則逆算:最低でも40問以上の正解を目指す
- 図表の読み取り・論理読解:電卓を活用しながら正確に解く
日本テレビのボーダーが高い理由
日本テレビホールディングス(日テレHD)は、テレビ放送事業のほかに映画・音楽・イベント・配信(Hulu)など幅広いエンタメ事業を展開しています。2023年にはスタジオジブリを子会社化したことでも大きな注目を集めました。ブランド力・安定性・エンタメへの影響力から、毎年非常に多くの就活生が志望する超人気企業です。
採用倍率の高さから、Webテストによる一次選考での絞り込みは厳しく、上位20〜30%程度の正答率では通過が難しいと言われています。
科目別の注意点
四則逆算はスピード勝負のため、練習量が合否に直結します。図表の読み取りは電卓を使えるため時間的な余裕はありますが、複数の資料を組み合わせる複合問題は難易度が高いです。論理読解は長文の情報処理スピードが問われます。3科目すべてを偏りなく対策することが重要です。
注意:四則逆算の平均点は低い
四則逆算は多くの受検者が苦手とする科目です。全52問を9分以内に解く必要があるため、練習なしに臨むと大幅な取りこぼしが生じます。日本テレビを目指す場合は、四則逆算の練習を最優先課題にすることを強く推奨します。
日本テレビの選考フロー
日本テレビの新卒採用では、書類選考から内定まで複数のステップが設けられています。高い競争率を突破するために、各ステップで完成度の高いアピールが必要です。
日本テレビの選考フロー
- マイナビ・就活サイトへの会員登録・エントリー
- エントリーシート(ES)提出
- 玉手箱(Webテスト)受検
- グループディスカッション(GD)またはグループワーク
- 一次面接
- 二次面接・三次面接
- 最終面接
- 内定
エントリーシートのポイント
日本テレビのエントリーシートには「あなたが作りたいコンテンツ」「日本テレビで実現したいこと」「自分の強みを発揮した経験」などの設問があります。コンテンツへの具体的なアイデアと、その背景にある思い(なぜそれを作りたいのか、誰に届けたいのか)を組み合わせることが評価ポイントです。
グループディスカッション(GD)の傾向
日本テレビのGDでは「テレビ業界の課題と解決策」「若者のテレビ離れにどう対応するか」「視聴率に代わる新しい評価指標を考えよ」など、業界特化型のテーマが多く出題されます。論理的な分析力とともに、クリエイティブな発想力が評価されます。
面接の回数と内容
面接は3〜4回実施されます。人事担当者による初期面接から始まり、部門長・役員クラスが参加する最終面接まで段階的に選考が進みます。「なぜ民放か」「なぜ日本テレビか」という志望動機の深掘りに加え、「あなたが感動したコンテンツ体験」「100万人が見たい番組の企画」など、コンテンツへの愛情と企画力を問う質問が多い傾向があります。
職種別の選考の違い
日本テレビは総合職(制作・報道・スポーツ・情報・バラエティ等)・技術職・アナウンサー職に分かれて採用されます。アナウンサー職は別途実技審査があります。総合職でも「制作を希望するか」「事業・営業系を希望するか」によって配属・求められるスキルが異なります。
日本テレビの採用スケジュール
メディア業界の採用は3〜4月にES・Webテスト、4〜5月にGD・面接、5〜6月に内定という流れが多いです。早めに動き出すことで選考慣れや情報収集の時間を確保できます。日テレグループ(BS日本テレビ・日テレプラス等)の関連会社も含めて受検先を広げることも一つの戦略です。
日本テレビの玉手箱・Webテスト対策
日本テレビの玉手箱で高得点を取るには、科目ごとに特化した練習が効果的です。特に四則逆算は独自の問題形式のため、早期から集中的に練習することを推奨します。
四則逆算の対策方法
四則逆算は玉手箱最大の難関です。1問あたり10秒という制限時間を克服するために、以下の方法で練習しましょう。
- 逆算パターンの暗記:「□+A=B → □=B-A」「A×□=B → □=B÷A」などの基本パターンを瞬時に判断できるようにする
- 計算の高速化:九九・分数計算・割り算を素早くできるよう、毎日5〜10分の計算練習を継続する
- 模擬テストで時間感覚をつかむ:実際の玉手箱練習サイトや問題集で、52問9分の制限時間をシミュレートした練習を繰り返す
- 捨て問の見極め:時間がかかる問題に時間をかけず、解けない問題は素早く次に進む判断力を養う
図表の読み取りの対策方法
図表の読み取りは電卓が使えるため、計算ミスを防ぐことが優先です。以下の点を意識して練習しましょう。
- 問題文を先に読む:グラフや表を見る前に問題文を読み、何を求めるかを把握してから資料を確認する
- 単位に注意する:「百万円」「千人」など、単位の見落としが多い。電卓入力前に単位を確認する習慣をつける
- 複合問題に慣れる:2つ以上の表・グラフを組み合わせて解く問題は特に難易度が高い。問題集で繰り返し練習する
論理読解の対策方法
論理読解では速読力と情報整理力が問われます。
- 設問を先に読む:長文を最初から読むのではなく、設問で何が問われているかを把握してから本文を読む「設問先読み」が有効
- 選択肢の罠に注意する:「本文には書かれていないが正しそうなこと」を選ぶと誤答になる。本文に根拠がある選択肢だけを選ぶ原則を徹底する
- 論理的な接続に注目する:「しかし」「したがって」「例えば」など接続詞の前後で話の流れが変わることを意識して読む
玉手箱対策おすすめの参考書
- 「これが本当のWebテストだ!(玉手箱編)」(SPIノートの会)
- 「玉手箱・C-GAB完全攻略テスト」(洋泉社)
- 「Webテスト完全対策(玉手箱・C-GAB)」(実務教育出版)
性格検査の対策
日本テレビが求める人材像(チャレンジ精神・企画力・コミュニケーション力・テレビへの情熱)を念頭に置きながら、自分の本来の特性を一貫して回答しましょう。矛盾した回答が多くならないよう、全体を通して一貫したキャラクターで答えることが重要です。
日本テレビの面接でよく聞かれる質問
日本テレビの面接では、コンテンツへの深い関与と具体的な企画力が評価されます。「どんな番組を作りたいか」を明確に語れる準備をしておきましょう。
志望動機・キャリア系の質問
- 「なぜ日本テレビを選んだのですか?」
回答例:「日本テレビは1952年の開局以来、日本初の民間放送局として放送文化をけん引してきました。スポーツ・報道・バラエティ・ドラマのすべてで圧倒的なコンテンツ力を持ち、Huluの運営やスタジオジブリの子会社化など、エンタメの新しい可能性を切り開き続けている点に強く共感しています。その挑戦の現場で、視聴者の心を動かすコンテンツを作りたいと考えています。」 - 「日本テレビで実現したいことは何ですか?」
具体的な番組企画(ジャンル・ターゲット・コンセプト)を事前に考えてから面接に臨みましょう。「社会問題をエンタメとして届けたい」「スポーツの感動をもっと多くの人に伝えたい」など、自分ならではの視点で語ることが効果的です。 - 「スタジオジブリ子会社化についてどう思いますか?」
2023年以降の面接で聞かれる可能性があるトピックです。日本テレビの戦略的な意図(コンテンツIP強化・グローバル展開・映画事業拡大)を踏まえながら、自分の意見を整理しておきましょう。
過去経験・強み系の質問
- 「あなたが最も感動したコンテンツ体験を教えてください」
テレビ・映画・音楽・本など、ジャンルを問わず「感動した理由」「その体験が自分に与えた影響」まで語れると深みが出ます。日本テレビのコンテンツを具体的に挙げると志望度の高さを示せます。 - 「100万人が見たくなる番組の企画を考えてください」
GDや面接でこのような企画系の設問が出る場合があります。ターゲット(誰に届けたいか)・コンセプト(どんな感情体験をさせたいか)・差別化ポイント(なぜ今、この企画が必要か)を30秒〜1分で伝えられるよう準備しておきましょう。 - 「チームで成果を上げた経験はありますか?」
テレビ制作は多くのスタッフが連携して行うチームワークが前提です。自分の役割・工夫・チームへの貢献を具体的に語ることが重要です。
メディア・業界に関する質問
- 「最近の日本テレビで気になった番組は?」
最新のドラマ・バラエティ・スポーツ中継などを最低3本は把握しておきましょう。「なぜその番組が気になったか」「改善するとしたらどうするか」まで言えると印象に残ります。 - 「テレビとYouTube・NetflixなどのOTTとの違いは何だと思いますか?」
テレビならではの「リアルタイム性」「公共性」「家族で見るという体験」を軸に、自分なりの考えを整理しておきましょう。 - 「若者のテレビ離れをどう解決しますか?」
問題の本質(視聴行動の変化・コンテンツの質・配信との競合)を分析し、具体的な施策(SNS連動・リアルタイム体験強化・IPの二次展開)を提案できると高く評価されます。
面接準備のポイント
日本テレビの面接で最も重要なのは「コンテンツへの本気の愛情」です。「自分が作りたい番組」を3つ程度、具体的に言語化しておくことを推奨します。また、日本テレビが誇る「24時間テレビ」「NEWS ZERO」「スッキリ(終了)」「THE MUSIC DAY」などの看板コンテンツの特徴・意義・課題についても意見を持っておくと、面接で深い議論ができます。
日本テレビのWebテスト・選考に関するよくある質問
日本テレビの選考について、就活生からよく寄せられる質問をQ&A形式でまとめました。
Q1. 玉手箱の四則逆算は電卓を使えますか?
四則逆算は電卓を使用できません。「□÷3=8」のような逆算問題を9分間で52問解く必要があります。計算自体は単純ですが、制限時間が非常に短いため、暗算や筆算のスピードを上げる練習が必要です。図表の読み取りと論理読解は電卓が使用可能です。
Q2. 玉手箱はスマートフォンで受検できますか?
玉手箱はPCでの受検が必要です(スマートフォン・タブレット非対応のことが多い)。受検前に日本テレビから届く案内メールのシステム要件を確認し、推奨ブラウザとPCの動作確認を事前に済ませておきましょう。受検中にブラウザが落ちると、再開できない場合があります。
Q3. 玉手箱の勉強はどれくらい必要ですか?
日本テレビのボーダーは偏差値60以上が目安です。四則逆算が苦手な場合は3〜4週間以上の練習が必要なこともあります。問題集を1冊通して3周することを最低ラインとして、模擬テストで時間内に解けるかを確認しながら対策を進めましょう。
Q4. 日本テレビの採用倍率はどれくらいですか?
日本テレビは人気のメディア企業であり、採用倍率は非常に高いと言われています。総合職の採用人数は年度によって異なりますが、数十名規模で、応募者は数万人に上ることもあります。ES・Webテスト・GD・面接の各段階で多くの応募者が落選するため、全ステップで高い完成度が要求されます。
Q5. 文系・理系どちらが有利ですか?
日本テレビの総合職は文系・理系を問わず採用しています。制作・報道・アナウンサー系は文系出身者が多い傾向がありますが、データサイエンス・システム・技術系の部門では理系の知識が活かせます。学部よりも「テレビへの情熱」「コンテンツへの愛情」「チームで働く力」が重視されます。
Q6. インターンシップに参加した方が有利ですか?
日本テレビは就業体験型のインターンシップを実施しています。インターンシップへの参加が選考に直接影響するかどうかは公式には明示されていませんが、業界理解を深め、企業への志望度を高める意味で積極的に参加することを推奨します。インターンシップで優秀な評価を得た学生が早期選考に呼ばれるケースもあります。
Q7. スタジオジブリの子会社化はどのような影響がありますか?
スタジオジブリは2023年に日本テレビの子会社となりました。これにより日本テレビはジブリ作品のIP(知的財産)を活用した映画・グッズ・テーマパーク・海外展開などのコンテンツビジネスを強化しています。志望動機の中でこの戦略的な展開に触れると、業界理解の深さをアピールできます。
まとめ:日本テレビのWebテスト攻略と選考突破のポイント
日本テレビの採用選考を突破するには、玉手箱(特に四則逆算)での高得点と、コンテンツへの熱量・具体的な企画力の掛け合わせが重要です。最後にポイントを整理します。
日本テレビ選考突破のチェックリスト
- ☑ 玉手箱の四則逆算(52問/9分)を集中練習している
- ☑ 図表の読み取り・論理読解も含めた3科目を総合的に対策している
- ☑ 電卓を活用した図表読み取りの練習をしている
- ☑ エントリーシートに具体的な番組企画・コンテンツへの思いを盛り込んでいる
- ☑ 「なぜ日本テレビか」を他局との差別化を踏まえて語れる
- ☑ 日本テレビの最新コンテンツ・ビジネス戦略(Hulu・ジブリ子会社化等)を把握している
- ☑ 「自分が作りたい番組」を3本程度、具体的に語れる
- ☑ GD・面接の練習をしてコンテンツへの熱量を言語化できている
日本テレビへの就職を目指すために今すぐやること
日本テレビを目指す就活生は、まず玉手箱の四則逆算対策を最優先事項として着手しましょう。毎日10〜15分の計算練習を継続することで、数週間で大幅なスピードアップが可能です。並行してエントリーシートで語る「作りたい番組企画」を具体化し、「なぜ日本テレビか」という独自の志望動機を磨き上げましょう。
日本テレビはエンタメ業界を代表するトップ企業です。「日本のテレビをもっと面白くしたい」「見る人の心を動かすコンテンツを作りたい」という本気の情熱を、選考の全ステップで一貫して伝えることが内定への最短経路です。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート











