【例文あり】双日の志望動機の書き方とは?書く際のポイントや求められる人物像も解説

【例文あり】双日の志望動機の書き方とは?書く際のポイントや求められる人物像も解説

【双日の志望動機】双日とは

双日は、ニチメンと日商岩井という歴史ある二つの総合商社が合併して誕生した、日本を代表する総合商社の一角です。

自動車、航空、資源、化学品、食料など、多岐にわたる事業領域でグローバルにビジネスを展開しており、世界各地に張り巡らされたネットワークを駆使して新たな価値を創造しています。

就職活動において双日を志望する場合、同社が歩んできた変革の歴史と、現在の「事業経営」を重視する姿勢を深く理解することが不可欠です。

総合商社は数多く存在しますが、その中でも双日は少数精鋭による迅速な意思決定と、若手から責任ある仕事を任せる風土が際立っています。

同社の成り立ちや現在の経営戦略を正しく把握することで、なぜ数ある商社の中で双日を選ぶのかという問いに対する、自分なりの確固たる答えを見つけることができるようになります。

双日の業務内容

双日の業務内容は、大きく分けて「トレーディング」と「事業投資・経営」の二つの柱で構成されています。

トレーディングでは、世界中の供給者と需要者を結びつけ、物流や金融、リスクマネジメント機能を付加して、最適な形で物資やサービスを流通させます。

一方で、近年同社が特に注力しているのが事業投資です。

有望な企業に出資し、単なる資金提供にとどまらず、双日の持つノウハウや人材を投入して経営に直接関与することで、企業の価値を最大化させます。

具体的には、ベトナムでの小売事業やフィリピンでの自動車販売、航空機のリース事業など、生活に密着した川下分野からエネルギー等の上流分野まで幅広く手掛けています。

入社後は、各営業本部に配属され、世界を股にかけたダイナミックな商流の構築や、投資先の経営支援を通じて、社会課題の解決と利益創出の両立を追求していくことが主な役割となります。

双日の特徴

双日の最大の特徴は、商社界における「変革者」としての立ち位置と、若手社員の圧倒的な裁量権にあります。

合併という大きな変化を乗り越えてきた背景から、既存の枠組みに捉われない柔軟な思考と、失敗を恐れずに挑戦する「双日スピリット」が全社に浸透しています。

他商社と比較しても、一人ひとりの社員に与えられる役割が大きく、若いうちからプロジェクトの最前線でタフな交渉や経営判断を経験できる環境が整っています。

また、人材育成に非常に熱心であり、社内起業家育成制度(Hassojitzプロジェクト)や、30代での課長職登用など、個人の志や能力を最大限に引き出す仕組みが機能しています。

このように、組織の規模感がありながらも、ベンチャー企業のようなスピード感と情熱を持って働ける点が、双日ならではの独自の色を生み出しています。

【双日の志望動機】双日の魅力

双日には、他の総合商社にはない独自の魅力が凝縮されており、それが多くの就活生を引きつける要因となっています。

選考では、その魅力が自分自身のキャリアビジョンとどう結びついているのかを論理的に説明することが求められます。

単に「かっこいい」「成長できそう」といった抽象的な動機ではなく、双日の「現場主義」や「挑戦を称える風土」が、自分の人生においてなぜ必要なのかを深掘りしましょう。

ここでは、双日の魅力を3つの切り口から紹介します。

これらの要素を志望動機に組み込むことで、双日への理解度の高さと熱意を効果的に伝えることができます。

若手のうちから経営の最前線に立てる裁量の大きさ

双日は総合商社の中でも、社員一人あたりの純利益が高く、少数精鋭でビジネスを動かしていることが特徴です。

そのため、入社数年目の若手社員であっても、数億円規模の契約交渉や海外投資案件の担当として、現場の主役を任されることが珍しくありません。

上司の指示を待つだけでなく、自ら足を動かして商機を見つけ出し、組織を動かしてビジネスを形にする経験を早期に積めることは、商社パーソンとしての市場価値を飛躍的に高めます。

早くから責任ある立場で勝負したいと考える学生にとって、この挑戦的な環境は最大の魅力と言えるでしょう。

既存の枠に捉われない「発想力」を重視する文化

双日は「新しい価値を、新しい発想で」という考え方を大切にしており、従来の商社のビジネスモデルに固執しない柔軟な事業展開を行っています。

社員が自由な発想で新規事業を提案できる制度が充実しており、個人のアイデアが国を動かすようなプロジェクトに発展する可能性を秘めています。

単に既存のルートを守るだけでなく、「今ここにない価値」をゼロから創り出すことに喜びを感じる人材にとって、これほど刺激的な職場はありません。

多様なバックグラウンドを持つ社員が意見を戦わせ、新しい化学反応を起こすことを奨励する空気感が、双日の成長を支える源泉となっています。

「誠実さ」と「情熱」が同居する強固なチームワーク

双日の社員は、一人ひとりが強い個性を持ちながらも、目標達成に向けて団結する強いチームワークを持っています。

現場主義を徹底しており、どんなに困難な状況でも泥臭く顧客に寄り添い、信頼を築き上げる「人間臭さ」も大きな魅力です。

個人の成果を競い合うだけでなく、「双日として何ができるか」を全員で追求する連帯感があり、若手を支える面倒見の良い文化が根付いています。

高い目標を掲げながらも、誠実さを失わずに仲間と切磋琢磨できる環境は、長期的に高いモチベーションを維持して働くための重要な要素となります。

【双日の志望動機】双日の求める人物像

双日で活躍するためには、単に頭が良いだけでなく、商社パーソンとしての逞しさと、周囲を惹きつける人間力が必要です。

同社は「挑み続ける」姿勢を極めて重視しており、選考でもそのポテンシャルが厳しくチェックされます。

ここでは、双日が求める人物像を3つのポイントに絞って解説します。

自身のこれまでの経験を振り返り、「双日のフィールドでどう戦えるか」を証明するためのヒントにしてください。

これらの要素が自分の中に備わっていることを具体的なエピソードで示すことが、内定への鍵となります。

高い目標に向かって自ら考え動き続ける「完遂力」

商社のビジネスは、一度の提案で決まるほど甘いものではありません。

商流の構築や投資後の経営支援には、数多くの壁が立ちはだかります。

そこで求められるのは、誰かに言われる前に自ら課題を見つけ出し、目標達成のために執念を持って行動できる力です。

どれだけ厳しい状況下でも、代替案を考え出し、周囲を巻き込んで最後までやり遂げた経験がある人は、双日の現場で高く評価されます。

面接では、結果の大きさ以上に、目標に対してどのようなプロセスで、どの程度の密度で取り組んだのかという「行動の質」が見られています。

多様な価値観を尊重し信頼を築く「人間力」

世界を舞台にビジネスを行う双日では、文化や言語、価値観が全く異なるパートナーと協働しなければなりません。

自分の考えを押し通すのではなく、相手の立場を深く理解し、共通のゴールを見出すための柔軟性と誠実さが不可欠です。

「この人と一緒に仕事がしたい」と思わせる魅力や、利害関係が対立する場面でも粘り強く交渉して合意形成を図る力が必要です。

部活動やボランティア、異文化交流など、異なる背景を持つ人々と一つのことを成し遂げ、信頼関係を構築した経験は、この素養を示す絶好の材料となります。

変化を楽しみ未知の領域に踏み出す「開拓者精神」

双日は常にポートフォリオの入れ替えを行い、成長分野への投資を加速させています。

そのため、自分の専門領域に安住せず、常に新しい知識を吸収し、未知の領域に飛び込む好奇心が求められます。

既存のやり方に疑問を持ち、「もっと良い方法があるはずだ」と現状を打破しようとする姿勢は、変革期にある双日において非常に重要です。

正解のない問いに対して、自分なりの仮説を立てて検証し、失敗を糧に成長できるたくましさを持つ人材こそが、次世代の双日を創るリーダーとして求められています。

【双日の志望動機】志望動機を作成する際のポイント

双日の選考において、志望動機は「なぜ商社なのか」「なぜ双日なのか」という問いに対する納得感がすべてです。

特に総合商社は各社が似た事業領域を持っているため、双日独自の強みや社風にフォーカスを当てる必要があります。

以下の4つのポイントを意識して構成することで、論理的かつ情熱的な志望動機を書き上げることができます。

なぜ「双日」かを明確にする

他商社との比較を通じて、双日のどのような点に唯一無二の魅力を感じたのかを明文化しましょう。

例えば「若手の裁量」「特定の地域や事業への強み」「合併を経て培われた開拓者精神」などが挙げられます。

OB・OG訪問を通じて得た生の声や、中期経営計画(「双日 Growth Strategy 2026」など)で示されている方向に、自身の価値観がどう合致しているかを語ることが重要です。

「双日の人」の持つ熱量に惹かれたという情緒的な理由も、具体的なエピソードを添えれば強力な武器になります。

自身の強みがいかにビジネスに貢献できるかを示す

商社の仕事は、最終的には「利益」と「社会価値」の両立です。

自分の強みが、双日のどの事業領域や職種で活かせるのか、具体的な貢献イメージを提示してください。

例えば「粘り強い交渉力で新規開拓に貢献したい」「分析力を活かして投資案件の精度を高めたい」などです。

「貢献」の視点を入れることで、単なる憧れではなく、即戦力として活躍する覚悟があることをアピールできます。

自分のポテンシャルを双日のリソースを使ってどう爆発させるかを語りましょう。

成し遂げたい夢やビジョンを具体化する

双日は「事業を通じて社会に貢献する」ことを重視しています。

あなたは双日でどのような社会課題を解決し、どのような未来を創りたいと考えていますか。

例えば「途上国の物流網を整備して豊かな生活を届けたい」「新エネルギーの普及で脱炭素社会を牽引したい」といった、スケールの大きな夢を掲げてください。

自分の人生の軸と双日の事業目的が重なっていることを証明できれば、志望動機の説得力は格段に高まります。

過去の経験(原体験)に基づいた言葉で語る

借り物の言葉ではなく、自分の実体験から湧き出た言葉を使うことが大切です。

商社を目指すきっかけとなった出来事や、自分の価値観が形成された原体験を志望動機に織り交ぜましょう。

なぜ商社という泥臭い世界に飛び込みたいと思ったのか、その根源的な動機を言語化することで、文章にオリジナリティと説得力が生まれます。

原体験に基づくストーリーは面接官の記憶に残りやすく、深い共感を得ることに繋がります。

【双日の志望動機】志望動機を伝える際の注意点

商社の面接官は、多くの就活生を見てきたプロです。

表面的な取り繕いや、どこかで聞いたような内容はすぐに見抜かれます。

双日の選考で評価を下げる「致命的なミス」を避けるために、以下の3つの注意点を必ず確認してください。

一貫性と具体性を欠いた志望動機は、商社パーソンとしての素養を疑われる原因になります。

どの企業・組織でも通じる内容にしない

「世界を舞台に働きたい」「日本を代表する仕事がしたい」といった表現は、どの商社やグローバル企業でも通用してしまいます。

これらばかりを並べると、企業研究不足と見なされます。

必ず「双日だからこそ可能なアプローチ」や「双日の特定の事業部でやりたいこと」など、固有の要素を盛り込んでください

双日でなければならない必然性を作り出すことが、熱意を証明する唯一の方法です。

「成長させてもらう」という受身の姿勢を見せない

若手の成長環境が魅力であることは事実ですが、それを「教えてもらえる」「育ててもらえる」と捉えるのは誤りです。

商社はプロの集団であり、利益を生み出すことが求められます。

成長はあくまで結果であり、目的は「ビジネスで成果を出すこと」であるべきです。

「自ら学び、組織を動かして貢献する」という主体的な姿勢を強調しましょう。

企業に寄りかかるのではなく、企業を牽引する意気込みが評価されます。

論理的整合性と熱量のバランスを欠かない

論理だけで語ると冷たい印象を与え、熱意だけで語るとビジネスパーソンとしての信頼性に欠けます。

商社には、冷徹な分析眼と、人を動かす熱い心の両方が必要です。

志望動機においても、「なぜ」というロジックと「やりたい」というパッションをバランスよく配合してください。

感情が高ぶるあまり、話の辻褄が合わなくなっていないか、提出前に何度も読み返して確認しましょう。

【双日の志望動機】双日の志望動機例文

例文1

私は「日本の優れた技術や製品を世界に広め、新興国の経済発展を現場から支えたい」と考え、貴社を志望します。

学生時代の留学先で、日本製自動車が人々の生活を支える光景を目の当たりにし、商流構築の影響力を実感しました。

専業他社と比較しても、貴社は若手に大きな裁量を与え、「現場第一」で泥臭く挑戦する風土があります。

入社後は、自身の強みである「粘り強さ」を活かし、自動車本部にて新市場の開拓に貢献したいです。

パートナーと誠実に信頼関係を築き、貴社のネットワークを駆使して、地域社会に不可欠なインフラとしての商売を創り上げたいと考えています。

例文2

私は、貴社の「新しい価値を、新しい発想で」という企業理念に強く共感し、事業経営を通じて社会課題の解決に挑みたいと考えています。

サークル活動でゼロから企画を立ち上げ、周囲を巻き込んで成功させた経験から、無から有を創り出す商社の醍醐味に惹かれました。

特に、食料・リテール分野において、ベトナムなどの成長市場で生活に密着した多角的な事業経営を行う貴社の姿勢に魅力を感じます。

私の強みである分析力と行動力を掛け合わせ、投資先の企業価値を最大化する一翼を担いたいです。

双日ならではのスピード感と柔軟な発想を持って、世界をより良くするビジネスを完遂する決意です。

例文3

私は「持続可能な社会の実現に向け、エネルギー転換を牽引するビジネスを創りたい」という想いから、貴社を志望します。

大学での研究を通じ、環境問題の解決には技術だけでなく、ビジネスとしての仕組み作りが不可欠だと痛感しました。

貴社は、次世代エネルギーやリサイクル事業において、既存の枠に捉われない革新的な挑戦を加速させています。

入社後は、化学品・エネルギー本部にて、脱炭素社会に資する新たなサプライチェーンの構築に貢献したいです。

困難な状況でも、高い目標に向かって自ら考え動き続ける私の「開拓者精神」を貴社のフィールドで発揮し、次世代の社会基盤を支える事業を成し遂げたいです。

まとめ

双日の志望動機を完成させるためには、同社が大切にする「挑み続ける姿勢」と、あなたの「成し遂げたい想い」がどこで交差するのかを明確にすることが重要です。

少数精鋭の環境で、若いうちから主役として活躍したいという覚悟を、具体的なエピソードとともに伝えましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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