「周りのみんな、インターンって何社くらい参加してるんだろう…?」 「自分の参加社数は、もしかして少ない…?」
就職活動を進める中で、そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、就活市場が2025年6月に実施した、大学生100名を対象としたアンケート調査の結果を元に、「インターン参加社数」のリアルな実態を徹底解説します!
この記事を読めば、他の就活生の動向が分かり、自分の現在地を客観的に見つめ直すことができます。
ぜひ、今後の就活の参考にしてくださいね。
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【結論】25卒の平均参加社数は「6.4社」
さっそく結論からお伝えします。
今回調査した100名の大学生のインターンシップ平均参加社数は、6.4社でした
これを多いと感じますか?それとも、少ないと感じますか? ただ、これはあくまで平均値。
「参加社数が極端に多い人」が平均を引き上げている可能性もあります。
もっと実態に近い数字を見ていきましょう。
一番多かったのは「5社」まずはここを目標に?
次に、参加社数ごとの人数分布を見てみると、面白いことが分かりました。
▼インターン参加社数の分布
グラフを見ると、最も回答が多かったのは「5社」で、全体の15%を占めていました。
「平均6.4社」と聞くと少しハードルが高く感じるかもしれませんが、「まず5社を目標に、色々な業界や企業を見てみよう」と考えると、具体的なアクションプランが立てやすいかもしれませんね。
「量」か「質」か?参加社数で分かる3つのタイプ
さらにデータを詳しく見ると、就活生の動きは大きく3つのタイプに分かれているようです。
自分がどこに当てはまるかチェックしてみましょう。
タイプ①:じっくり厳選型(3社以内)- 30%
全体の3割の学生は、参加社数を3社以内に絞っていました。
「すでに行きたい業界が決まっている」 「一つひとつのインターンに深くコミットして、学びを最大化したい」
という、「量より質」を重視するタイプと言えるでしょう。
少ないからといって焦る必要は全くありません。
大切なのは、その経験から何を学び、どう言語化できるかです。
タイプ②:バランス型(4〜7社)- 38%
平均値や最頻値を含むこの層が、最もボリュームの大きいゾーンです。
ある程度興味のある業界をいくつか回り、自分との相性を見極めながら、少しずつ志望を固めていく。
そんなバランスの取れた活動をしているタイプです。
多くの学生がこの進め方をしていると分かると、少し安心しますよね。
タイプ③:超積極的・行動型(8社以上)- 32%
一方で、8社以上のインターンに積極的に参加している学生も、全体の3割以上いました。
中には20社に参加したという猛者も…。
「まだ自分のやりたいことが分からないから、とにかく色々な世界を見てみたい」 「たくさんの企業と接点を持つことで、自分をアピールする場数を踏みたい」
という、行動量を重視するタイプです。
このタイプの人は、多くの経験から「なぜその中でも御社なのか」という説得力のある志望動機を語れるようになるのが強みです。
まとめ
大切なのは「目的」です。
今回の調査で、「平均6.4社」「最頻値5社」という一つの目安が見えてきました。
しかし、最も大切なのは、あなたが「何のために」インターンに参加するのかという目的意識です。
- 視野を広げたいなら、色々な業界のインターンに複数参加してみるのが良いでしょう。
- 特定の企業への理解を深めたいなら、1day、短期、長期など、同じ企業の複数のプログラムに参加するのも一つの手です。
周りの数字に一喜一憂する必要はありません。
今回のデータを参考に、自分自身の就活の軸を見つめ直し、あなたに合ったインターンの活用法を見つけてください
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート