【例文付き】交渉力という長所を効果的にアピールするためには？

【長所：交渉力】交渉力とは？

長所として交渉力をアピールする際は、そもそも交渉力とは何か、しっかりと理解を深めておきましょう。

交渉力とは、自身と相手との利害をうまく調整し、話し合っていく能力のことを指します。

重要なのは「自身と相手の利害を調整する」というポイントであり、相手に合わせすぎたり自分の意見を押し通したりせず、ちょうど良く折り合いがつくポイントを模索できる点が強みといえます。

相手とコミュニケーションを取りながら、意見の落としどころを見つけていけるため、交渉力が長所の人は、顧客との細かい調整が必要な仕事などで活躍できる可能性があります。

そのため、交渉力を長所としてアピールする際は、以上のように相手と意見を調整してきたエピソードを述べると効果的です。

【長所：交渉力】交渉力がある人の特徴

では、長所として交渉力を持っている人には、どのような特徴があるのでしょうか。

具体的な特徴を事前に理解しておけば、アピールポイントがわかりやすくなるため、長所をより伝えやすくなります。

交渉力がある人は、人とやり取りするうえで相手のことをよく見ており、相手が持つ意見・価値観を尊重しています。

そのうえで自分の意見を犠牲にしすぎることなく、それぞれの意見や立場を明らかにし、バランスを取っていく能力に長けています。

したがって、交渉力のある人は考え方が柔軟でもあり、頑固になりすぎない特徴があるともいえます。

常にバランスを見て行動できるため、周囲の状況を見て判断できることも能力の一つといえるでしょう。

【長所：交渉力】交渉力がある人が高く評価される職種

交渉力という長所を活かして仕事で活躍するなら、交渉力がある人が高く評価される職種・仕事を理解しておくことが重要です。

交渉力が活きる職種を志望すれば、長所としてアピールしやすくなり、企業からもその仕事が向いていることを評価してもらえるでしょう。

長所が交渉力である人が高く評価される職種は、以下のとおりです。

人と人の意見を調整する能力が高いからこそ、交渉力は、人とのかかわりが多い仕事で活きる傾向にあります。

では、詳細をそれぞれ見ていきましょう。

営業

交渉力が評価されやすい職種といえば、まず、営業が挙げられます。

営業職は、相手の会社に対して自社のサービスや製品などを売り込む仕事を担当します。

商品を売る際には、ただ売るだけでなく売る個数やプラン内容、契約期間などさまざまな調整が必要です。

これは自社の都合のみで成り立つものではなく、むしろ顧客の要望・悩みに応えなければ成り立たないため、営業業務では交渉力は大きく役立つといえます。

交渉力やコミュニケーション能力に長けている人は、顧客の要望に最大限寄り添いつつ営業の成果も大きく上げていけるため、現場では積極的に重宝されるでしょう。

これまでの学生生活などで交渉力を活かして活躍してきたエピソードがあれば、それを実績として伝えることで、企業からは高評価を得られる可能性があります。

なお、営業職は業界問わず多くの企業が優秀な人材を求めています。

そのため交渉力のように営業職で大きく役立つ長所を持っていれば、さまざまな業界で活躍できる可能性があります。

接客業

交渉力が評価されやすい職種には、ほかに、接客業が挙げられます。

接客業は、一般のお客様に対してサービスを提供したり、商品を販売したりすることが主な仕事内容です。

営業職と同様に、お客様に商品を売り込む場合は細かい交渉が重要になるため、接客業でも交渉力は大きく役立つと考えられます。

交渉力をもってお客様の要望や悩みをヒアリングし、その要望に応えられる提案をすれば、顧客満足度に大きく貢献できるでしょう。

営業職と同じく、接客業もさまざまな業界で求められる重要な仕事です。

そのため、交渉力を活かして接客の仕事に就きたい人は、志望できる業界の選択肢が多いことが嬉しいポイントといえます。

交渉力がある人は総合的にコミュニケーション能力も高い傾向にあり、サービスの最前線でお客様の信頼を獲得できるというやりがいもあります。

【長所：交渉力】 交渉力を選考時に話す際の注意点

長所として交渉力を就活の選考で話す際は、どのような能力があるのかを明確に伝えるために、ポイント・注意点を整理しておきましょう。

事前に重要なポイント・注意点を押さえておけば、より効果的なアピールができ、自分の魅力を最大限伝えることができます。

ポイントは、以下の5つがあります。

いずれも長所を話すうえで重要なポイントなので、積極的にチェックしておきましょう。

結論から話し始める

長所である交渉力をアピールする際は、まず、結論から話し始めることが重要です。

ここでは、結論とは「長所は交渉力」という点です。

そのため交渉力を長所として伝えるときは、はじめに「私の長所は交渉力です」と明確に述べましょう。

最初に結論を伝えるべき理由は、何について話すのか、テーマや論点をわかりやすくする必要があるからです。

面接では、多くのことを伝えたり説明したりするため、最初に結論に触れて印象を強めることが重要といえます。

最初からエピソードをダラダラ話してしまうと、何についての話なのか理解しにくくなり、面接官から良い評価を得られなくなります。

そのため、長所を聞かれたときははっきりと交渉力が長所であることを伝え、そのうえで具体的なエピソードや長所の詳細を説明するようにしてください。

長所を発揮したエピソードを具体的に話す

交渉力を長所として伝える際は、エピソードを具体的に説明することが重要です。

「〇〇が得意です」「〇〇ができます」という簡潔なアピールのみでは、短すぎて抽象的といえるため、自分の長所が具体的にどのようなものなのかが伝わりません。

長所が交渉力であるという信憑性もないため、面接官にとって印象に残らないアピールになってしまいます。

そのため、長所が交渉力であることをはっきり述べたあとは、長所を発揮したエピソードを詳しく伝えていく必要があります。

どのような状況で、どのような形で自分の長所が役だったのかを述べることで、アピールは面接官の記憶に残りやすくなります。

また、長所を裏付けるエピソードは、アピールの内容をほかの就活生と差別化するうえでも重要といえます。

エピソードは、不必要に長くならない範囲で、具体的に話していきましょう。

入社後、長所をどのように活かせるかを伝える

交渉力を自分の長所として伝える際は、入社後、どのような場面で長所を活かせるのか具体的にアピールすることも必要です。

企業は学生の長所を聞くことで、自分の強みを活かして活躍してくれる人材かどうかを評価しているからです。

そのため、入社後の活かし方について具体性のあるアピールができれば、企業からは評価されやすくなります。

交渉力を長所としてアピールするなら、どのような場面で、その交渉力を活かして活躍したいのかを具体的に伝えることが大切です。

自分が志望している会社の形態を理解したうえで、どのような働き方・能力が求められるのかを把握し、その内容に落とし込むかたちでアピールすることが望ましいでしょう。

志望職種や会社が大事にしている理念などと絡めてアピールすることが効果的です。

自信がないように見せない

交渉力を長所としてアピールする際は、自信がないように見せないように注意しましょう。

自信がないような印象を持たれてしまうと、せっかく長所をアピールしているにも関わらず、ネガティブなイメージばかりが強くなります。

「本当に交渉力が長所なのか」と疑問を持たれたり、嘘だと疑われたりする原因にもなります。

そのため、どのような長所を伝える場合でも、ハキハキとわかりやすく話すことが重要です。

面接官とのアイコンタクト、明るい表情もしっかりと意識しましょう。

なお、面接に慣れていないと、自分ではハキハキ喋っているつもりでも、意外と相手からは自信がなさそうに見えることも少なくありません。

面接では答えるアピールの内容だけでなく、話し方や表情、話すスピードなども研究が必要なので、選考対策を行う際は積極的に模擬面接を繰り返しましょう。

面接でも一貫性をもたせる

長所として交渉力を伝える際は、アピールに一貫性を持たせることが重要です。

自分が伝えた内容やアピールしたことに一貫性がないと、内容の矛盾から、それだけで印象が悪くなってしまうからです。

面接官は適切に人柄をつかむことができず、評価ができなくなります。

交渉力が長所だとアピールしたあとに、たとえば「頑固になってしまう部分がある」などと伝えてしまうと、面接官が戸惑う原因になるということです。

そのためアピールの内容を考えるときは、長所だけでなく志望動機や自己PRなども含め、全体的に一貫性のあるアピールになっているか見直す必要があります。

反対のことを言っていないか、矛盾がないかなどをチェックし、一貫性のあるアピールで自分の人柄・能力を明確に伝えましょう。

【長所：交渉力】交渉力をアピールする際の注意点

次に、交渉力をアピールする際に注意すべきポイントを整理していきます。

交渉力は意外とさまざまな人が持っている能力といえるため、伝え方に工夫を入れなければ、埋もれたり逆効果になったりする恐れがあります。

具体的には、以下の点に注意してアピールを考えていきましょう。

では、注意点を一つひとつ見たうえで、しっかりと面接官に響くアピールにつなげていきましょう。

win-winの関係になっているようにする

交渉力を長所としてアピールするときは、基本的に、win-winの関係になっていることが重要といえます。

なぜなら交渉力とは、お互いがwin-winの関係になるように、利害を調整できる能力だからです。

そのため、相手の意見をすべて受け入れることや、自分の意見を無理やり押し通すことなどは「交渉ができる」とはいえません。

交渉力をアピールする中で、たとえばひたすら相手の意見を聞いてきたエピソードを述べるのでは、説得力のあるアピールにはならないでしょう。

「それは交渉力があるとはいえないのでは？」と疑問を持たれてしまい、企業からは魅力を感じてもらえません。

そのため交渉力があると自負している人は、お互いが満足できるように調整するため話し合える能力があるか、いま一度考えてみましょう。

普通の能力だと思われないようにする

交渉力を長所としてアピールするなら、普通の能力だと思われないように工夫をする必要があります。

というのも、交渉力を強み・長所として持っている人は意外と少なくなく、シンプルに「交渉力が長所です」とアピールするだけでは平凡な印象になる場合があるからです。

たとえばコミュニケーション能力や臨機応変に対応する力がある人などは、交渉力をあわせ持っているものです。

そのため、まずは交渉力自体がそこまで貴重な能力になるわけではないことを認識し、ほかの人と比べて何が優れているのかをアピールする必要があります。

どのような場面で活きる交渉力なのか、交渉力をもって何ができるのかなどを具体化することで、面接官の印象には残りやすくなります。

もし、あまり差別化ができないようであれば、必要に応じて言い換えを検討するのもありでしょう。

【長所：交渉力】交渉力の言い換え表現

交渉力を長所としてアピールする場合は、より自分に合った伝え方を模索するうえで、言い換え表現を検討することもおすすめです。

交渉力にはさまざまな能力・スキルが関係しているため、捉え方によっては多くの言い換えができます。

たとえば、以下のような言い換え表現の選択肢が挙げられるでしょう。

ここでは、以上の言い換え表現について詳しく解説していきます。

「交渉力にも自信はあるが、もう少し自分にぴったり合う表現を考えたい」となったときは、積極的に言い換え表現を見つけてみましょう。

コミュニケーション能力

交渉力は、コミュニケーション能力に言い換えが可能です。

周りとスムーズな交渉ができる人は、総合的にコミュニケーション能力が高い人が多いといえます。

人と円滑にコミュニケーションが取れなければ、交渉や調整などの細やかなやり取りはできないからです。

コミュニケーション能力は、働くうえでどのような人にも最低限求められる重要な能力です。

人とのやり取りを適切かつ円滑にこなせる人は、特にチームワークや協調性を重んじる現場では能力を発揮しやすく、周りからすみやかに信頼を獲得していけます。

そのため、人間関係を構築する能力も高く、顧客とのやり取りでも重宝されるでしょう。

交渉力に特化しているというより、周りの人とのコミュニケーションを全般的に得意としている人は、交渉力ではなくコミュニケーション能力に言い換えてアピールすることがおすすめです。

柔軟性

交渉力は、柔軟性という言い換えもできるでしょう。

なぜなら交渉力がある人は、それぞれの意見や主張を調整し、落としどころを考える柔軟性を持っているからです。

柔軟性があれば、さまざまな場面で臨機応変に対応できるため、総合的に対応力が高かったり視野が広かったりすることがポイントです。

そのため、顧客対応などでそれぞれに合わせた柔軟な接し方・サービスが求められる仕事などでは、能力を発揮しやすいでしょう。

また、柔軟性がある人は人を頭ごなしに否定したり、先入観や偏見にとらわれたりしないことが特徴です。

したがって、その柔軟な考え方で周りと良い関係を築いていけることも長所であるといえます。

柔軟性と述べるだけでは、どのようなポイントで柔軟なのかがわかりにくいため、一つの意見にとらわれない柔軟性などと表現できると効果的です。

説得力

交渉力は、説得力という言い換えができる場合もあります。

交渉力があれば、相手に対して自分のアピールをより魅力的に伝える説得力を持っている場合が多いからです。

論理的に物事の良さを伝える説明スキル、わかりやすく商品やサービスの魅力を伝えるプレゼンテーション能力にも通ずるものがあります。

説得力があれば、主に営業職などでは能力を発揮しやすいでしょう。

自社の商品をわかりやすく、かつ魅力的にアピールできるため、お客様に納得のいくかたちで成果につなげることができます。

説得力やプレゼンテーション能力も、多くの企業から求められる重要なスキルです。

活躍の場は多いといえるため、さまざまな業界を志望するうえでアピールしやすい長所になるでしょう。

交渉するというより、物事の良さ・魅力を明確に説明することが得意な人は、説得力への言い換えを検討してみてください。

【長所：交渉力】交渉力をアピールする際の構成

ここからは、長所として交渉力をアピールする際の具体的な構成を解説していきます。

長所を聞かれたときは、要点をわかりやすく伝えるために、論理的で内容を把握しやすい文章の流れ・構成を意識することが重要です。

アピールするうえでおすすめの構成は、以下のとおりです。

以上の流れを意識してアピール文を作れば、どのような長所があり、それをどのような場面で発揮してきたのかが伝わりやすくなります。

では、それぞれのフェーズで重要なポイントを見ていきましょう。

結論：私の長所は交渉力です（アピールポイント）

交渉力をアピールするときは、注意点でも触れてきたように、結論からわかりやすく述べることが重要です。

最初に結論を伝えれば、「長所は交渉力」というアピールの内容を、面接官が把握しやすくなるからです。

そもそも、面接官は多くの就活生をチェックしているため、一人ひとりのアピールに細かく耳を傾けることはありません。

よって、内容のわかりにくいアピールはすぐに印象から消えてしまうため、とにかくわかりやすさを意識して文章を組み立てる必要があります。

エピソードから話すことは避け、最初に長所を明確に伝えれば、どのような能力を持つ人物なのかは伝わりやすくなるでしょう。

興味を持ってもらう・強い印象を持ってもらうきっかけになるため、長所をアピールするときは、必ずアピールポイントである長所の内容を簡潔に述べましょう。

エピソード：私は〇〇で〇〇ということをしていました

長所をアピールする際は、結論を述べたうえで、そのあとにエピソードを説明していく流れになります。

エピソードは、「長所は交渉力」という結論を裏付けるものになります。

エピソードがなければ、どのような場面で長所を発揮してきたのかという具体的なポイントがわからないため、企業側は長所を適切に評価できません。

働くうえで、どのようなシーン・業務において再現性があるのかという点も理解しにくいため、企業にとって効果的なアピールとはいえないでしょう。

そのため交渉力をアピールする際は、これまでの学生生活で、交渉力を発揮して物事を解決したり成功させたりしたエピソードを取り上げる必要があります。

なお、交渉力を伝えるエピソードは、相手とwin-winな関係を築くことができたものが良いでしょう。

お互いにとって納得のいく落としどころを見つけられる能力こそが、交渉力といえるからです。

結果：その結果、〇〇となり、〇〇に大きく貢献しました

長所として交渉力をアピールする際は、エピソードを詳しく説明したあとに、結果について触れることも忘れないようにしましょう。

結果とは、長所を活かして行動した結果、どのような成果や経験を得られたのかという点です。

チームに貢献したこと、何らかの成果をもたらしたこと、問題を解決したことなどをアピールしましょう。

結果の部分を忘れてしまうと、本当に長所が良いかたちで活かされたのかがわからないため、企業からは交渉力を評価してもらえなくなります。

なお、アピールは具体的であるほど説得力が増すため、結果の内容はできる限り具体的に伝えましょう。

売上貢献などの成果をもたらした場合は、たとえば「10%売上が向上した」などの数字を使った表現をすることが望ましいです。

展望：その経験を活かして貴社では〇〇で貢献していきたいと考えております

長所として交渉力をアピールするなら、エピソードや結果を述べたうえで、最後に自分の将来の展望に触れましょう。

その展望は、長所を活かしてどう活躍していきたいかというポイントに落とし込む必要があります。

長所の活かし方に触れるかたちで将来の展望・ビジョンを伝えれば、具体的にどのようなかたちで活躍してくれる人材なのかがわかりやすくなるため、企業も「ぜひ入社してもらいたい」と感じやすくなります。

長所の再現性が伝わることで、具体的な活躍のイメージを持ってもらえるのです。

もちろん、アピールは具体的であることが重要なので、自分の志望する職種に当てはめて活躍・貢献の仕方を伝えることが必要といえます。

単純に「交渉力を活かして頑張りたい」というアピールでは抽象的なため、「交渉力を活かして、取引先と会社双方の意見を反映させたプランを提示していきたい」などのアピールを考えましょう。

【長所：交渉力】交渉力をアピールする例文

交渉力を長所としてアピールするときは、例文を参考に、伝え方のポイントを学ぶことも重要です。

そのためここからは、長所として交渉力をアピールするときの例文を紹介していきます。

事前に例文をチェックしておけば、どのような流れでアピールすれば良いのか、どのような伝え方・表現方法があるのかがわかります。

長所をアピールする文章を初めて作成する人も書きやすくなるため、選考対策では例文もしっかりチェックしておきましょう。

【長所：交渉力】交渉力があることを長所としてアピールするために

長所として交渉力があることをアピールする際は、具体的にどのようなポイントに注意してアピールすべきか、事前にコツや注意点を理解することが大事です。

また、結論からわかりやすく伝える文章の構成や、適切な言い換え表現などもチェックしておきましょう。

交渉力は、営業職や接客業などを中心に、幅広い場面で役立つスキルといえます。

交渉力があれば総合的にコミュニケーション能力に長けている人も多いため、その強みを活かせる場面は多いでしょう。

長所である交渉力とはそもそもどのような能力なのかも理解しつつ、より効果的なアピールにつなげていきましょう。

監修者

柴田貴司

明治大学院卒業後、就活メディア運営｜自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート