【28卒】大学3年で就活何もしてないのは手遅れ?今からやること8選と最初の1週間

【28卒】大学3年で就活何もしてないのは手遅れ?今からやること8選と最初の1週間

大学3年生になったのに就活を何もしていないと気づき、今から始めて間に合うのか不安になっている人もいるでしょう。

大学3年で就活を何もしていなくても、手遅れではありません。

28卒の広報活動の開始は大学3年の3月1日以降とされており、今から始めても本選考までに準備の期間が残っているためです。

何もしていない人は、締切の確認と選考の準備を同時に始めることで、先に動いている学生との差を縮められます。

この記事では、28卒の大学3年生に向けて、間に合う理由、始める時期別に優先すること、今すぐやること8選、最初の1週間の進め方を解説します。

この記事を読んでわかること
  • 大学3年で就活を何もしていなくても間に合う理由
  • 始める時期別に何もしていない人が優先すること
  • 何もしていない人が今すぐやること8選
  • 何もしていない状態から抜け出す最初の1週間の進め方

目次[目次を全て表示する]

大学3年で就活何もしてないのは手遅れ?

大学3年で就活を何もしていなくても、手遅れではありません。

28卒の広報活動の開始は2027年3月1日以降で、今から始めても本選考までに準備の期間が残っています。

ただし、外資系企業や一部のベンチャー企業は大学3年の秋冬に選考を進めているため、志望する企業の締切は先に確かめておく必要があります。

何もしていない人が今日やることは、次の3つです。

  • 就活サイトに登録し、気になる企業を10社ほど選ぶ
  • 選んだ企業のインターンと早期選考の締切を一覧にする
  • 自己PRとガクチカの材料になる経験を3つ書き出す

この3つができれば、インターンへの応募と選考の準備を並行して進められます。

このあと、間に合う理由と、何もしていない人の具体的な進め方をくわしく説明します。

大学3年で何もしてなくても間に合う理由

大学3年で何もしていなくても間に合うのは、3月の広報活動の開始までに、インターンと選考の準備の期間が残っているためです。

「2027(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請」による28卒の日程では、広報活動の開始が2027年3月1日以降、採用選考活動の開始が6月1日以降、正式な内定日が10月1日以降とされています。

一方で、周りには大学3年の春から準備を始めている学生も多く、何もしていない人が焦りを感じるのは自然なことです。

大切なのは周りとの差を気にし続けることではなく、差の中身を知って、今から埋められる部分から手をつけることです。

ここでは、間に合う理由、周りがどこまで進んでいるか、遅れて見える差の中身を順に説明します。

3月の広報活動の開始まで準備の期間がある

何もしていなくても間に合う一番の理由は、28卒の広報活動の開始が2027年3月1日以降で、それまでに準備の期間があることです。

多くの企業は3月に本選考の情報を公開するため、それまでにESとWebテストの準備をそろえれば、本選考には十分に間に合います。

また、秋冬インターンは12月から2月にかけて開かれるものが多く、今から応募しても参加できるプログラムがあります。

インターンに参加すれば、企業との接点を作り、早期選考の案内を受ける道もまだ残っています。

政府の要請は経済団体などに向けたもので、すべての企業が同じ日程で動くわけではありません。

選考の早い企業がある一方で、これから募集を始める企業も多いため、今から動いても受けられる企業は十分にあります。

28卒の周りはどこまで就活を進めているか

28卒の学生の多くは、大学3年の春ごろからインターンなどの情報を集め始めています。

キャリタスが28卒の大学3年生・修士1年生を対象に行った「2028卒 7月後半時点の就職意識調査」では、インターンなどの情報収集を始めた時期で最も多かったのは大学3年の4月で、41.3%でした。

大学1〜2年のうちに情報収集を始めていた学生も28.8%いました。

周りの多くが春から情報を集めているため、秋冬の時点で何もしていないと、遅れていると感じやすくなります。

ただし、この調査は情報収集を始めた時期を聞いたもので、周りがどこまで選考の準備を終えているかまではわかりません。

情報を集め始めた時期より、これから本選考までにどこまで準備を深められるかで結果は変わります。

秋からの就活について詳しく知りたい方は次の記事を参考にしてください。

遅れて見える差の中身は2つだけ

先に動いている学生との差は、企業を知っている量と、選考を経験した回数の2つです。

2つとも、これからインターンや選考に応募すれば、少しずつ縮められる差です。

企業を知っている量は、説明会や秋冬インターンに参加し、気になる企業を調べていくことで増やせます。

選考を経験した回数は、締切の近い企業から応募して、ESや面接を実際に受けることで増やせます。

秋冬インターンの選考はESや面接を含むことが多く、1社受けるだけでも選考の流れがつかめます。

一方で、本選考で見られる自己分析にもとづいた志望動機や、学生時代に力を入れたことの伝え方は、始めた時期より準備の深さで差がつきます。

何もしていない人は、準備だけで終わらせず、応募しながら2つの差を同時に縮めていくことを意識しましょう。

始める時期別に何もしてない人が優先すること

大学3年で何もしていない人が優先することは、就活を始める時期によって変わります。

秋冬に始める人は締切のあるインターンへの応募を、2月以降に始める人は本選考の準備を優先しましょう。

就活を始める時期 優先すること
10月〜11月 秋冬インターンへの応募、ESの基本形、早期選考の確認
12月〜2月 冬インターンへの参加、Webテスト・面接の対策、本選考の準備
3月以降 本選考へのエントリー、選考を受けながらの改善、応募先を広げること

どの時期に始めても、最初にやることは締切の一覧を作ることで変わりません。

以下の記事で大学3年生の一般的な就活スケジュールを月別に紹介しています。

10月〜11月に始める人が優先すること

10月から11月に始める人は、秋冬インターンへの応募と、ESの基本形づくりを優先しましょう。

この時期は秋冬インターンの募集が集中するため、自己分析を終えるまで応募を待つと、締切が先に過ぎてしまいます。

仮の就活の軸と、自己PR・ガクチカの材料が1つずつ決まれば、応募を始めて大丈夫です。

一部の企業では早期選考も始まるため、気になる企業の採用ページで募集の状況を確かめておきましょう。

合同説明会や業界研究のイベントも増える時期なので、志望業界が決まっていない人は、1日で複数の企業を比べられる場を使うと効率的です。

次の記事で、11月から就活を始める人の進め方を解説しています。

10月から11月に応募した選考の結果は、12月以降にESや面接を直すための材料になります。

12月〜2月に始める人が優先すること

12月から2月に始める人は、1月以降に開かれる冬インターンへの応募と、Webテスト・面接の対策を優先しましょう。

12月に開かれるプログラムは11月中に締め切られることが多いため、1月以降の開催分を中心に探します。

年末年始は企業の選考や連絡が止まるため、1人で進められるESとWebテストの準備に集中できる時間です。

1月から2月は大学の試験期間と重なる学生も多いため、試験の日程と就活の締切は同じカレンダーで管理します。

Webテストは苦手な分野を集中して解くと、短い期間でも点数が上がりやすくなります。

次の記事で、冬から就活を始める人の進め方を解説しています。

2月の終わりまでに、志望企業の一覧とESの基本形をそろえておくと、3月のエントリーで迷わなくなります。

3月以降に始める人が優先すること

3月以降に始める人は、本選考へのエントリーを進めながら、選考を受けて準備を直していく進め方を優先しましょう。

3月1日には多くの企業が一斉に情報を公開するため、気になる企業にはまずエントリーして、説明会の予約を入れておきます。

エントリーの締切は企業ごとに違うため、3月に入ったら締切の一覧を毎日見直します。

準備の時間が短い分、ESは自己PRとガクチカの2つを先に仕上げ、志望動機は企業ごとに書き足していく形にすると効率的です。

説明会への参加をエントリーの条件にしている企業もあるため、志望企業の説明会は早めに予約しておきます。

選考を受けながら、通らなかった理由を振り返って直していけば、3月以降に始めても内定を目指せます。

何もしてない人が今すぐやること8選

大学3年で何もしていない人が今すぐやることは、就活サイトへの登録、自己分析、企業研究、インターンへの応募、早期選考への応募、ES、Webテスト、面接の8つです。

8つを1つずつ終わらせるのではなく、締切のあるものから手をつけて、残りを並行して進めることが追いつくコツです。

応募を先に決めておくと、ESや面接の準備に期限ができ、何をいつまでにやるかがはっきりします。

逆に、準備が終わってから応募しようとすると、その間に秋冬インターンの締切を逃しやすくなります。

迷ったときは、締切が近いものから手をつけると決めておくと、手が止まりにくくなります。

何もしてない人が今すぐやること8選
  1. 就活サイトに登録する
  2. 自己分析をして就活の軸を決める
  3. 業界研究・企業研究をする
  4. 秋冬インターンに応募する
  5. 早期選考に応募する
  6. ESの基本形を作る
  7. Webテストの対策をする
  8. 面接の対策をする

1. 就活サイトに登録する

何もしていない人が最初にやることは、就活サイトに登録して、企業の募集やイベントの情報を受け取れるようにすることです。

就活サイトは1つに絞らず、2つほど登録しておくと、載っている企業の違いから探せる幅が広がります。

大手の就活サイトに加えて、業界や職種に特化したサイトを使うと、自分の興味に近い企業を見つけやすくなります。

プロフィールを登録しておくと企業からオファーが届くスカウト型のサイトもあり、自分では見つけられなかった企業を知るきっかけになります。

登録したら、気になる企業を10社ほど選び、インターンや説明会の締切を一覧に書き出しましょう。

就活用のメールアドレスとカレンダーも同時に用意しておくと、企業からの連絡を見落としにくくなります。

2. 自己分析をして就活の軸を決める

自己分析は、企業を選ぶ基準となる就活の軸を決めるところまで進めます。

就活の軸とは、仕事や企業を選ぶときに自分が大事にしたい条件のことです。

これまでのアルバイト、サークル、ゼミ、授業の経験を振り返り、どんなときにやりがいを感じたか、どのような環境で頑張れたかを書き出してみましょう。

書き出した内容から、若いうちから挑戦できる環境、人と深く関われる仕事など、大まかな軸を1つか2つ決めれば十分です。

5年後や10年後にどのような働き方をしていたいかを考えると、今選ぶべき企業の条件も見えてきます。

思い出した経験には、そのとき自分がどう考えて動いたかも書き添えておくと、ESや面接の答えにそのまま使えます。

自己分析は1回で終わるものではなく、説明会や面接の経験を通じて更新していくものと考えましょう。

3. 業界研究・企業研究をする

業界研究・企業研究は、自己分析と並行して、少しでも興味のある業界を複数比べるところから始めます。

最初から1つの業界に絞ると、自分に合う企業に出会う機会を減らしてしまいます。

合同説明会は、1日で複数の企業を比べられるため、まだ志望業界が決まっていない人にとって効率のよい入口です。

気になる企業が見つかったら、個別の説明会に参加して、事業の内容や働き方を確かめましょう。

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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)

柴田貴司
(就活市場監修者)

業界研究や企業研究は、「なんとなく」で進めてしまうと表面的な理解に留まってしまいがちですが、自分の価値観や将来像と照らし合わせながら掘り下げていくことで、志望理由にも深みが出てきます。また、合同説明会は、企業との出会いの場であると同時に、自分の「知らなかった興味」を発見できる場でもあります。情報収集を目的とするだけでなく、「人に話を聞く姿勢」や「メモの取り方」も就活力の一部として磨かれていきますので、小さな行動の積み重ねを大切にしてくださいね。

調べた内容は企業ごとに1枚のメモにまとめておくと、志望動機を書くときに見返せます。

企業研究で確かめたいのは、事業の内容、職種、同じ業界の他社との違い、働き方やキャリアの進み方の4つです。

なぜその企業に興味を持ったのかまで言葉にしておくと、そのまま志望動機の材料になります。

4. 秋冬インターンに応募する

秋冬インターンは、本選考の前に企業の雰囲気や仕事の内容を知ることができる機会です。

秋冬インターンは本選考の時期に近いため、参加者に早期選考や本選考の案内を出す企業があります。

1日で終わるオープン・カンパニーは選考がないか軽いことが多く、何もしていない人でも申し込みやすい形です。

数日間のプログラムは選考があることが多いため、ESやWebテストの準備を先に進めておきましょう。

インターンの選考に落ちても、その企業の本選考に落ちると決まるわけではありません。

インターンの選考は本選考の練習の機会と考え、締切の近い企業から応募していきましょう。

インターンの締切は、次の締切カレンダーでまとめて確認できます。

28卒の秋冬インターンの締め切り一覧

5. 早期選考に応募する

早期選考とは、本選考の日程より前に行われる選考のことで、インターン参加者への案内や、企業の独自の日程で行われます。

早期選考は本選考より前に内定を得られる機会ですが、企業によっては早期選考で不合格になると、本選考を受けられない場合があります。

そのため、選考の練習として受ける企業と、本命の企業を分けて考えておきましょう。

本命の企業は、ESと面接の準備が整ってから応募するか、本選考で受けるかを、募集の条件を見て決めます。

練習として受ける企業でも、事業の内容と仕事の内容は確かめてから応募しましょう。

早期選考の条件は企業ごとに違うため、募集のページで、不合格のあとに本選考を受けられるかも確かめておきます。

早期選考の締切は、次の締切カレンダーでまとめて確認できます。

28卒の本選考・早期選考の締切カレンダー

6. ESの基本形を作る

ESとはエントリーシートのことで、企業に応募するときに提出する書類です。

多くの企業でESは最初の選考になるため、自己PR・ガクチカ・志望動機の3つについて、基本形を先に作っておきましょう。

ガクチカであれば、結論、取り組んだ背景、課題、行動、結果、学びの順に話の流れを整理しておきます。

企業によって文字数の指定が違うため、200字・300字・400字に縮めたり広げたりできる状態にしておくと便利です。

志望動機は企業ごとに中身が変わるため、基本形では、自分の就活の軸と、それを仕事で生かしたい理由までを書いておきます。

書いたESは、大学のキャリアセンターや友人に読んでもらい、伝わりにくい部分を直しておきましょう。

7. Webテストの対策をする

Webテストは、ESを出したあとの最初の選考になることが多い試験です。

Webテストで基準に届かないと面接に進めないため、何もしていない人こそ早めに対策を始めましょう。

テストの種類は企業ごとに違い、主なものは次の通りです。

Webテストの種類 特徴 使われやすい業界・職種
SPI(Synthetic Personality Inventory) 言語・非言語・性格の3領域。問題の難易度は標準的で、多くの企業が導入。 大手企業全般(商社・金融・メーカーなど)
玉手箱 言語・計数・英語の3領域。時間制限が厳しく、速読力が求められる。 外資系企業、総合商社、コンサル、金融系など
TG-WEB 難易度が高く、思考力・読解力を重視。問題形式が独特。 コンサル、広告、IT、難関企業など
CAB(Computer Aptitude Battery) 図形の法則性や命令表処理など、情報処理スキルを測る。IT系職種向け。 SIer、IT企業、エンジニア職など
GAB(General Aptitude Battery) 言語・計数・性格の3領域。玉手箱と似ているが形式が異なる。 外資系企業、商社、コンサルなど

最初は問題集を1冊に決め、SPIの言語と非言語を1周して、苦手な分野を見つけるところから始めましょう。

秋冬インターンの選考でWebテストを受ける企業もあるため、その選考を本番の練習の機会として使えます。

8. 面接の対策をする

面接の対策は、想定回答を作る、声に出して練習する、実際の選考を受けるの3つで進めます。

まずは、自己紹介、ガクチカ、自己PR、志望動機の4つの質問への答えを作っておきましょう。

面接ではESの内容を深掘りされるため、書いた内容について、なぜそうしたのかを2回から3回聞かれても答えられるようにしておきます。

答えを作ったら、声に出して話す練習をして、スマートフォンで録画して見返すと、話す速さや表情の癖に気づけます。

大学のキャリアセンターでは模擬面接を受けられることが多いため、予約が埋まる前に申し込んでおきましょう。

面接は経験の回数で上達する部分が大きいため、インターンの面接も本選考の練習の場として受けておくとよいでしょう。

何もしてない状態から抜け出す最初の1週間

何もしていない状態から抜け出すには、最初の1週間で、締切の一覧、自己PRの材料、1社目の応募までを進めます。

8つのやることを全部同時に始めようとすると手が止まりやすいため、最初の1週間は日ごとに目標を1つに絞りましょう。

1日目に締切の一覧を作り、3日目にESの基本形を書き、7日目に1社目に応募する、という流れが目安です。

授業やアルバイトで時間がとれない日は、その日の目標を翌日に回してもかまいません。

1週間で1社に応募できれば、何もしていない状態からは抜け出せています。

1日目|就活サイトに登録して締切の一覧を作る

1日目は、就活サイトに登録し、気になる企業を10社ほど選んで、締切の一覧を作ります。

一覧には、企業名、募集の種類、締切日、提出物の4つを書いておくと、何をいつまでに用意するかがひと目でわかります。

企業を選ぶときは、知っている企業だけでなく、就活サイトの業界別の一覧から知らない企業も2社から3社入れておくと、比べる幅が広がります。

一覧はスマートフォンのメモやカレンダーに入れておくと、授業の合間にも見返せます。

時間が残れば、これまでの経験をアルバイト、サークル、ゼミなど場面ごとに書き出しておきます。

就活用のメールアドレスとカレンダーも、この日に用意しておくと、企業からの連絡を見落としにくくなります。

1日目は完璧を目指さず、締切の一覧と経験の書き出しができれば十分です。

3日目|自己PRとガクチカの基本形を書く

3日目までに、書き出した経験から材料を選び、自己PRとガクチカの基本形を書きます。

ESの基本形は、まず400字で書いておくと、ほかの文字数に合わせて直しやすくなります。

ガクチカの材料が複数ある人は、結果より、自分で考えて動いた場面がはっきり書けるものを選ぶと、面接でも深掘りに答えやすくなります。

書けたら、大学のキャリアセンターや友人に読んでもらい、伝わりにくい部分を直しておきましょう。

同時に、Webテストの問題集を1冊決めて、毎日少しずつ解き始めます。

自己PRは、ガクチカの経験から見えた強みを結論にして、その強みを仕事でどう生かすかまで書くと、2つの内容がつながります。

3日目の目標は、締切の近い企業にそのまま出せる形のESを1つ用意することです。

7日目|1社目に応募して次の予定を決める

7日目までに、締切の一覧から締切の近い企業を選び、1社目に応募します。

実際に応募すると、ESで何を聞かれるか、どのくらいの準備が要るかがわかり、次に何をすればよいかがはっきりします。

応募する企業のESの質問は、書き始める前に確かめて、基本形のどこを直せばよいかを決めておきます。

応募が終わったら、締切の一覧を見直し、次の1週間で応募する企業を2社から3社決めましょう。

選考の結果が届いたら、通らなかった場合も、どこを直すかを1つ決めて次のESに生かします。

1社目は、志望度が高すぎない企業を選ぶと、結果を気にしすぎずに選考の流れをつかめます。

1週間ごとに、準備、応募、振り返りの流れを回していけば、何もしていなかった状態から着実に追いつけます。

大学3年の今からの就活スケジュール

大学3年の今からの就活は、10月から11月に準備と応募を始め、12月から1月に選考の経験を増やし、2月から3月に本選考の準備を仕上げ、大学4年の4月以降に選考を受けながら直していく流れが目安です。

月ごとの目標を先に決めておくと、何もしていない状態から始めても、3月の広報活動の開始までに準備を間に合わせられます。

大学3年就活スケジュール

※実際の募集・選考時期は企業によって異なります。

上記は就活の流れをつかむための目安です。

次の記事で、大学3年の就活スケジュールをさらにくわしく解説しています。

10月〜11月|就活の基礎を進めながら秋冬インターンに応募する

10月から11月は、自己分析や業界研究などの基礎を進めながら、秋冬インターンへの応募を始める時期です。

この時期は一部の企業の選考と、冬インターンの募集が並んで進むため、準備してから応募するのではなく、準備しながら応募することを意識しましょう。

秋冬インターン、オープン・カンパニー、企業説明会を調べ、興味のあるものがあれば応募していきます。

同時に、ESやWebテスト、面接の対策にも少しずつ手をつけます。

企業によってはすでに選考が始まっているため、気になる企業の採用ページも合わせて確かめましょう。

次の記事で、10月から就活を始める人の進め方を解説しています。

11月の終わりまでに、秋冬インターンに1社以上応募しておくと、12月の動きがつかみやすくなります。

12月〜1月|選考の経験を増やしてESと面接を固める

12月から1月は、冬インターンや選考に参加しながら、ESと面接の準備を固める時期です。

実際にESを出したり面接を受けたりすると、ガクチカが抽象的だった、志望動機を深掘りされて詰まった、など自分の課題が見えてきます。

見えた課題は、次の応募のESや面接に反映して、少しずつ精度を上げていきましょう。

12月の中旬から下旬にかけて企業は年末の休みに入るため、年末年始は自己分析や企業研究を見直す時間として使えます。

1月は大学の試験期間と重なる学生も多いため、試験の日程と就活の締切を同じカレンダーで管理しましょう。

冬インターンに参加した企業から早期選考の案内が届くこともあるため、メールはこまめに確かめておきます。

2月〜3月|本選考に向けて応募する企業と対策を仕上げる

2月から3月は、本選考に向けて応募する企業を整理し、これまで進めてきた対策を仕上げる時期です。

3月1日には多くの企業が一斉に情報を公開するため、それまでに志望企業の一覧と、企業ごとの志望動機を用意しておきましょう。

複数の企業に応募するようになると、ESの締切、Webテストの期限、面接の日程の管理が欠かせなくなります。

スプレッドシートやカレンダーを使い、3つの日付を1か所にまとめて管理しておくと安心です。

3月以降は、企業の採用情報やエントリーの情報を毎日確かめ、応募の機会を逃さないようにしましょう。

ただし、企業によっては3月より前に選考を始めるため、3月になってから動けばよいと考えるのは避けます。

大学4年4月以降|選考を受けながら直していく

大学4年の4月以降は、実際の選考を受けながら、準備を直していく時期です。

面接で答えに詰まった質問や、うまく伝えられなかった内容は、選考のあとに必ず振り返りましょう。

企業研究、応募、選考、振り返り、改善の流れを回すことで、選考の対策の精度が少しずつ上がります。

周りが内定を得始めても、焦って企業選びの基準をすべて変える必要はありません。

自分の就活の状況を確かめながら、必要に応じて応募する企業を広げていきましょう。

春から夏の選考のあとに、秋から冬にかけて追加の採用を行う企業もあるため、6月以降も採用ページは確かめ続けます。

選考を受けるたびに1つずつ直していけば、何もしていなかった状態から始めても、納得できる企業の内定を目指せます。

何もしてない人がやりがちな進め方と直し方

何もしていない人がやりがちなのは、準備が完璧になるまで応募しない、有名企業だけに絞る、焦って調べずに大量に応募する、の3つです。

3つとも、限られた時間を減らしてしまう進め方なので、当てはまっていないかを週に1回確かめましょう。

あわせて、1人で進めるのが難しいときの相談先も紹介します。

どれも、気づいた時点で進め方を変えれば、遅れを取り戻せます。

確かめるときは、締切の一覧と、その週に応募した企業の数を並べて見ると気づきやすくなります。

ここでは、それぞれの直し方を具体的に説明します。

準備が完璧になるまで応募しない

自己分析やESを完璧にしてから応募しようとすると、その間に興味のある企業の締切が過ぎてしまいます。

自己分析に終わりはないため、仮の就活の軸と自己PRの材料が決まった時点で応募を始めましょう。

就活では、企業を調べることで自分の価値観に気づいたり、ESを書いて初めて自己分析の足りなさに気づいたりすることがあります。

自己分析、企業研究、応募、振り返りは、別々に進めるのではなく、行き来しながら進めるものと考えます。

選考でうまく答えられなかった質問は、自己分析で深めるべき部分を教えてくれる材料になります。

応募を始める目安は、自己PRとガクチカの材料が1つずつ決まり、企業を選ぶ仮の軸を1つ言える状態になったときです。

準備しながら応募し、応募の経験を通じて準備を直していくことが、何もしていない人が追いつく近道です。

有名企業だけに絞ってしまう

就活を始めたばかりの段階では、名前を知っている有名企業を中心に調べてしまいがちです。

企業の知名度と、自分に合う仕事内容や働き方は一致するとは限りません。

世の中には、一般の消費者向けの商品を扱う企業だけでなく、企業同士の取引を中心とするBtoB企業や、特定の分野で強みを持つ中堅企業もあります。

有名企業だけに応募先を絞ると、倍率の高い選考ばかりを受けることになり、経験を積む機会も少なくなります。

企業の名前だけで判断せず、事業の内容や仕事の内容、働き方を比べましょう。

業界ごとに2社から3社を比べると、業界の中での違いと、業界をまたいだ違いの両方がわかります。

最初は企業の規模を限らず、同じ業界の中堅企業やベンチャー企業も合わせて見ておくと、自分に合う企業が見つかりやすくなります。

焦って調べずに大量に応募する

スタートが遅れたと感じると、とにかく多くの企業に応募しようとする人もいるでしょう。

応募数を増やすことだけを優先すると、企業研究やESの準備が足りなくなり、選考に通りにくくなります。

たとえば、同じ志望動機を複数の企業に使い回すと、その企業を選んだ理由が伝わりにくくなります。

仕事の内容をよく知らないまま応募すると、入社後にイメージと違ったと感じる原因にもなります。

応募する企業を増やす場合も、事業の内容、仕事の内容、募集の条件は最低限確かめてから応募しましょう。

志望動機は基本形を使い回さず、企業ごとに、その企業を選んだ理由を1文だけでも書き足すと伝わり方が変わります。

1週間に応募する社数を決めておくと、応募の数と準備の質のバランスをとりやすくなります。

1人で進めにくいときはキャリアセンターや就活エージェントに相談する

何から始めればよいかわからない、自分だけでは優先順位を決められないという場合は、人に相談することも考えましょう。

大学のキャリアセンターでは、就活の相談、ESの添削、模擬面接などの支援を受けられることが多くあります。

就活エージェントとは、専任のアドバイザーが企業の紹介や選考の対策を手伝ってくれるサービスのことで、多くは無料で使えます。

自分では見つけられなかった企業を紹介してもらえることもあり、中堅企業やベンチャー企業も検討している人には特に役立ちます。

プロフィールを登録すると企業からオファーが届く逆求人・スカウトのサービスも、新しい企業や業界を知るきっかけになります。

就活市場でも無料の就職支援サービスを提供しています。

何もしていない状態から内定を目指したい人は、まず登録して専任のアドバイザーに相談してみましょう。

大学3年で就活何もしてない人によくある質問

大学3年で就活を何もしていない人からよく聞かれる質問と、その答えを紹介します。

迷ったときは、質問の答えを参考に、自分の締切と準備の状況に当てはめて考えてみてください。

どの質問も、答えの基準は、自分が受けたい企業の締切に準備が間に合うかどうかです。

周りの進み具合ではなく、志望企業の日程を見て判断すると、焦らずに次の行動を決められます。

インターンに参加していなくても、本選考で内定を目指すことはできます。インターンの経験はガクチカや志望動機の材料になりますが、参加の有無だけで合否が決まるわけではありません。これから秋冬インターンや説明会に参加すれば、企業を知る量の差は縮められます。参加できない場合も、自己分析や企業研究を深めれば、本選考で十分に伝えられることはあります。参加できなかったことを悔やむより、今からできる準備に時間を使いましょう。

迷ったら、Webテストの対策を先に始めましょう。多くの企業がWebテストで応募者を絞っており、基準に届かないと面接に進めないためです。問題集を1冊決めて毎日少しずつ解きながら、締切の近いインターンにも応募していくと両立できます。インターンの選考でもWebテストが使われることが多いため、対策を始めておけば、インターンの選考にも生かせます。どちらか一方ではなく、Webテストを毎日の習慣にして、インターンは締切の順に応募するのが効率的です。

何もしていない状態から始めても、大手企業の本選考には間に合います。多くの大手企業は、政府の要請に沿って3月以降に広報活動を、6月以降に選考を始めるためです。大手企業はWebテストで応募者を絞ることが多いため、Webテストの対策を早めに始めておくことが大切です。大手企業の中にもインターン参加者に早期選考を案内する企業があるため、志望する企業の秋冬インターンの締切は早めに確かめておきましょう。3月までにESとWebテストの準備をそろえておくと、本選考に落ち着いて臨めます。

やりたいことがない場合は、まず企業を知るための行動を増やしましょう。最初から業界を絞る必要はありません。オンラインの説明会に複数参加して、仕事の内容ややりがいの話を聞くうちに、少し面白いと感じる企業が見つかることがあります。そう感じた理由を書き出していくと、自分が大事にしたいことが見え、就活の軸の材料になります。やりたいことは最初から決まっているものではなく、企業を知りながら見つけていくものと考えましょう。

まとめ|大学3年で就活何もしてなくても今から動けば間に合う

大学3年で就活を何もしていなくても、手遅れではありません。

28卒の広報活動の開始は2027年3月1日以降のため、今から始めても本選考までに準備の期間があります。

先に動いている学生との差は、企業を知っている量と選考の経験の2つで、どちらもこれから応募しながら縮められます。

まずは就活サイトに登録して締切の一覧を作り、自己PRとガクチカの基本形を書いて、1週間で1社目に応募しましょう。

始める時期によって優先することは変わるため、秋冬はインターンへの応募を、2月以降は本選考の準備を中心に進めます。

周りと比べて焦るより、自分の志望企業の締切に準備を間に合わせることを基準に、今日から1つずつ動き始めてください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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