就職活動の適性検査でもっとも多く採用されているのが、SPI3です。
SPI3はSPIシリーズの最新版(現行版)として2013年から運用されており、年間16,500社以上で導入が進んでいます。
志望企業が「SPI」と案内している場合、実態は現行のSPI3を指すケースがほとんどであり、最新版の仕様を踏まえた対策が選考突破の鍵を握ります。
この記事では、SPI3採用企業を業界別に整理し、最新版で追加された付加検査や4つの受検形式まで踏み込んで、現行版仕様にあわせた対策法を解説します。
- SPI3(最新版)の基本仕様とSPI2との違い
- SPI3を採用している業界別の有名企業一覧
- 大手企業のSPI3選考データと現行版ボーダー
- 最新版の出題傾向に合わせたSPI3対策の進め方
- 志望企業がSPI3(最新版)を採用しているか確認したい人
- 業界別にSPI3採用企業を一気に把握したい人
- 4つの受検形式の違いを踏まえて現行版仕様で対策したい人
- 英語検査(ENG)や構造的把握力検査まで網羅的に準備したい人
目次[目次を全て表示する]
SPI3とは?SPI最新版の特徴
SPI3は2013年に登場したSPIシリーズの現行版で、性格検査の精度向上と付加検査の拡充が大きな特徴です。最新版ならではの仕様を整理します。
SPI3はSPIシリーズの現行版
SPI3はリクルートマネジメントソリューションズが提供するSPIシリーズの最新版で、2013年から現在まで運用が続いています。
SPIシリーズは1974年に初版が登場し、2002年にSPI2、そして2013年にSPI3へとバージョンアップされてきた歴史を持っています。
2026年時点では「SPI」と案内されるテストの実態はほぼすべてSPI3を指しており、就活生が対策すべき最新版の仕様は本記事の内容に統一されています。
導入企業数は年間16,500社以上、受検者数は約276万人に達し、SPIシリーズの中でも過去最大の採用規模となっています。
「SPIを受ける」と聞いたら、それは現行のSPI3を指すと考えて、最新版の仕様に合わせた対策を進めるのが現実的な前提です。
志望企業の選考案内に「SPI2」と書かれているケースはほぼ存在せず、案内が「SPI」表記でも実体はSPI3だと割り切って準備を進めましょう。
SPI2との違いと最新版の進化点
SPI3はSPI2から、性格検査の質問数増加・付加検査の拡充・配属判断の精度向上という3点の進化を遂げています。
性格検査はSPI2の約220問からSPI3では約300問に増加し、「組織適応力」「キャリアタイプ」といった評価軸が新たに追加されました。
能力検査では、従来からある言語・非言語に加えて、企業オプションで英語検査(ENG)と構造的把握力検査を追加できるようになっています。
配属判断や育成計画の材料として使えるレポート機能が拡張され、企業側がSPI3を「選考通過判定」だけでなく「入社後の配属設計」にも活用しやすくなりました。
この進化により、最新版SPI3は単なる足切りテストではなく、応募者の能力・性格・適性を多面的に評価する総合アセスメントツールへと位置づけが進んでいます。
就活生としては、SPI2時代の対策本で勉強するのではなく、必ずSPI3対応の最新版教材を選ぶことが対策の出発点となります。
最新版の4つの受検形式
SPI3にはテストセンター・WEBテスティング・インハウスCBT・ペーパーテスティングの4つの受検形式があります。
テストセンターは指定の会場で受検する方式で、能力検査が約35分・性格検査が約30分という構成です。受検者全員が同じ環境でテストを受けるため、不正リスクが低い形式として大手企業で広く採用されています。
WEBテスティングは自宅のPCから受検する方式で、能力検査が約35分・性格検査が約30分です。電卓の使用が前提となり、テストセンターよりも計算問題の難易度がやや高めに設定されています。
インハウスCBTは応募先企業の会議室や採用ブースで受検する方式で、企業によっては最終面接当日に実施されるケースもあります。
ペーパーテスティングは紙の問題用紙に解答する方式で、能力検査70分・性格検査40分と所要時間が長く、出題範囲も他形式より広めです。
志望企業の受検形式によって対策法が変わるため、選考案内メールで形式を確認したうえで本番準備を進めることが重要となります。
SPI3を採用している企業の特徴
SPI3採用企業には共通する傾向があります。最新版の仕様が企業側にもたらすメリットと、採用企業の規模感を整理します。
業界横断で導入が進む最新版
SPI3は最新版として、業界を問わず大手・有名企業の標準テストとして定着しています。
とくに金融・保険、メーカー、IT・通信、商社・コンサル、インフラの主要5業界では、SPI3採用企業が業界トップクラスの社数を占めています。
金融業界では4大生保(日本生命・第一生命・住友生命・明治安田生命)がそろってSPI3を採用しており、生保志望者は最新版対策が必須です。
メーカー業界ではトヨタ自動車・ソニーグループ・パナソニック・ホンダ・キヤノンといった国内代表企業の大半がSPI3で初期スクリーニングを行っています。
IT・通信ではNTTグループ各社(NTTデータ・NTTコミュニケーションズ・NTTコムウェア)・KDDI・SCSKといった大手SIerと通信キャリアが並びます。
このように、SPI3は最新版として業界横断で導入が進んでおり、就活生がもっとも遭遇する確率が高いテストといえます。
SPI3を選ぶ企業側のメリット
企業がSPI3(最新版)を採用する理由は、SPI2時代から進化した配属判断機能の充実にあります。
性格検査300問の多面的データを用いて、応募者を「自社で活躍する社員像」と統計的に照合できるため、採用後のミスマッチを減らす効果が期待できます。
能力検査では言語・非言語の基礎学力に加えて、英語検査(ENG)や構造的把握力検査をオプション追加することで、職種別に必要な能力を測定可能です。
4つの受検形式から自社の選考フローに合った方式を選べるため、応募者数が多い大手企業ほど運用しやすい設計となっています。
蓄積された受検データの規模は他テストと比較して圧倒的に大きく、自社の活躍社員プロファイルと照合する精度が高い点も評価されています。
結果として、SPI3はSPI2時代以上に「採用ROIの高いテスト」として大手企業を中心に導入が拡大しています。
採用企業は大手・有名企業に集中
SPI3採用企業は、従業員数1,000人以上の大企業を中心に分布しています。
就職人気ランキング上位の常連であるトヨタ自動車・ソニーグループ・リクルート・NTTデータ・JR東日本といった企業はいずれもSPI3を採用しています。
金融業界では日本生命・第一生命・ゴールドマン・サックス・国際協力銀行(JBIC)・日本政策金融公庫といった国内外の有名企業が並びます。
外資系投資銀行のゴールドマン・サックスや戦略コンサルのベイン・アンド・カンパニーもSPI3採用企業であり、外資志望者も最新版対策は欠かせません。
中小・ベンチャー企業の中にもSPI3を導入するケースは増えており、大手志望でなくとも対策が必要となる状況が広がっています。
「大手志望なら最新版SPI3対策が必須」と捉えて、早い段階から準備を始めるのが基本戦略です。
【業界別】SPI3採用企業一覧
ここでは、本サイトで把握しているSPI3採用企業を業界別に整理して紹介します。最新版で受検する可能性が高い企業群を志望業界ごとに確認しましょう。
金融・保険業界の採用企業
金融・保険業界のSPI3採用企業は、大手生命保険会社・地方銀行・政府系金融機関が中心です。
4大生命保険会社(日本生命・第一生命・住友生命・明治安田生命)がそろってSPI3を採用しており、生保志望者は最新版対策が必須となります。
本サイトで把握している金融・保険業界のSPI3採用企業は以下のとおりです。
日本生命・第一生命・住友生命・明治安田生命・ゆうちょ銀行・千葉銀行・横浜銀行・ゴールドマン・サックス・国際協力銀行(JBIC)・日本政策金融公庫
政府系金融機関では国際協力銀行(JBIC)と日本政策金融公庫がSPI3採用企業として代表的で、安定志向の就活生に人気の選考に対応します。
外資系投資銀行のゴールドマン・サックスも最新版SPI3を採用しており、外資金融志望者は英語検査(ENG)のオプション追加にも備える必要があります。
シンクタンク・調査会社系では日本総合研究所・大和総研・電通総研(ISID)が金融グループ系列としてSPI3を導入しています。
地方銀行では千葉銀行・横浜銀行がSPI3採用企業として代表的で、地元志向の就活生にとっても押さえておきたい選考テストです。
商社・コンサル業界の採用企業
商社・コンサル業界のSPI3採用企業は、シンクタンク系・準大手商社・専門商社が中心です。
ただし、五大商社の多くは玉手箱やC-GABなど別テストを採用しているため、商社志望者は併願先のテスト種類を必ず確認しましょう。
本サイトで把握している商社・コンサル業界のSPI3採用企業は以下のとおりです。
野村総合研究所・アビームコンサルティング・三菱総合研究所・ベイン・アンド・カンパニー・双日・伊藤忠丸紅鉄鋼・豊田通商・大塚商会・電通総研(ISID)
シンクタンク系では野村総合研究所・三菱総合研究所・日本総合研究所・大和総研といった業界トップが並び、最新版SPI3で高得点が求められます。
外資戦略コンサルのベイン・アンド・カンパニーは最新版SPI3に加えて英語検査(ENG)が追加されるケースもあるため、英語対策も並行が必要です。
専門商社では伊藤忠丸紅鉄鋼・豊田通商といったトヨタグループ・伊藤忠グループ系の中堅商社が、最新版SPI3を選考の標準ツールとして活用しています。
総合商社では双日が代表的なSPI3採用企業で、五大商社の併願先として双日を狙う就活生にも最新版対策は必須です。
メーカー・製造業界の採用企業
メーカー・製造業界は、SPI3採用企業の中で最も社数が多い業界です。
自動車・電機・素材・食品・化学・住宅まで、業界全体で最新版SPI3が事実上の標準テストとなっています。
本サイトで把握しているメーカー・製造業界のSPI3採用企業は以下のとおりです。
トヨタ自動車・ソニー・ソニーグループ・パナソニック・ホンダ・日産自動車・SUBARU・マツダ・三菱重工業・川崎重工業・IHI・キヤノン・クボタ・コマツ・ダイキン工業
食品・飲料分野では味の素・サントリー・キリンホールディングス・アサヒビール・森永製菓が代表的なSPI3採用企業として並びます。
化学・素材分野では住友化学・信越化学工業・帝人・日東電工・住友電工・ブリヂストン・TDK・京セラ・村田製作所が業界横断で最新版SPI3を導入しています。
精密機器ではセイコーエプソン・コニカミノルタ・リコー・シスメックス・オムロン、住宅では積水ハウス・大和ハウス工業がSPI3採用企業です。
製薬ではアステラス製薬・富士フイルム、自動車部品ではアイシン・デンソー、その他キーエンス・花王・東芝・ニデック・ヤマハ発動機もSPI3採用企業として該当します。
日本車主要4社(トヨタ・ホンダ・日産・マツダ)すべてが最新版SPI3を採用しており、自動車志望者は現行版仕様で確実に対策しておく必要があります。
食品・飲料業界もビール3社(サントリー・キリン・アサヒ)と味の素が並ぶなど、有名企業の大半がSPI3を導入している状況です。
重工・プラント系ではIHI・三菱重工業・川崎重工業の3大重工がそろってSPI3採用となっています。
IT・通信業界の採用企業
IT・通信業界のSPI3採用企業は、大手通信キャリア・SIer・人材系IT企業を中心に幅広く分布しています。
独立系・メーカー系・通信系を問わず、最新版SPI3の導入が進んでいる業界です。
本サイトで把握しているIT・通信業界のSPI3採用企業は以下のとおりです。
LINEヤフー・NTTデータ・NTTコミュニケーションズ・NTTコムウェア・KDDI・SCSK・Sky・TIS・富士ソフト・リクルート
NTTグループ各社(NTTデータ・NTTコミュニケーションズ・NTTコムウェア)はそろってSPI3を採用しており、グループ内のいずれを志望しても最新版対策が活きます。
通信キャリアではKDDIが代表的なSPI3採用企業で、人材・HR領域ではリクルートがSPI3開発元グループとして最新版を自社選考にも導入しています。
独立系SIerではSCSK・Sky・TIS・富士ソフトといった大手が並び、IT志望者なら最新版SPI3対策はまず押さえておきたい標準ツールです。
LINEヤフーのようなメガベンチャーから上場した大手IT企業も最新版SPI3に切り替えており、Web系志望者もSPI3は避けて通れません。
SIer業界ではテストセンター方式が主流ですが、企業によってはWEBテスティング方式を採用するケースもあるため、選考案内で形式の確認が必要です。
その他業界(小売・物流・インフラ等)の採用企業
その他業界では、鉄道・電力・ガス・小売・不動産・建設・広告といった生活インフラ系企業がSPI3を採用しています。
とくに鉄道3社(JR東日本・JR東海・JR西日本)はそろって最新版SPI3を導入しており、運輸インフラ志望者には欠かせない対策となります。
本サイトで把握しているその他業界のSPI3採用企業は以下のとおりです。
JR東日本・JR東海・JR西日本・東京メトロ・オリエンタルランド・ファーストリテイリング・ファミリーマート・ローソン・高島屋・阪急阪神ホールディングス
インフラ業界では東京電力・中部電力・九州電力・東京ガス・大阪ガス・ENEOSがSPI3採用企業として並び、エネルギー業界の主要企業を網羅しています。
不動産・建設では三井不動産・住友不動産・東急不動産・東京建物・鹿島建設・大林組・大成建設・清水建設・戸田建設・JFEスチール・TOTOが該当します。
メディア・広告分野では電通・フジテレビ・講談社・集英社・ベネッセコーポレーションといった有名企業もSPI3を採用しており、出版・広告志望者の主要選考もカバーします。
小売・コンビニ業界ではファミリーマート・ローソン・ファーストリテイリング・高島屋が最新版SPI3採用企業で、流通志望者の選考対策に直結します。
エンタメ・レジャー業界ではオリエンタルランドが代表的なSPI3採用企業で、就職人気ランキング上位の常連としてSPI3対策は必須です。
ゼネコン業界はスーパーゼネコン5社のうち鹿島建設・大林組・大成建設・清水建設の4社がSPI3採用で、戸田建設を加えた建設業界の主要企業も最新版を導入しています。
本サイトで把握しているSPI3採用企業は100社以上。最多はメーカー・製造業界、次いでインフラ・小売、IT・通信、金融、商社・コンサルの順です。最新版SPI3は業界横断で標準テスト化が進んでおり、志望業界が決まったら業界内の主要企業のSPI3採用有無を最優先で確認しましょう。
大手・有名企業のSPI3選考データ(最新版仕様)
ここでは、大手企業のSPI3最新版ボーダー、現行版仕様でのスコア使い回しルール、企業オプションで追加される付加検査について解説します。
最新版SPI3のボーダーと通過率
大手企業の最新版SPI3ボーダーは、正答率6〜8割が目安となります。
SPI3は性格検査の精度が向上した一方で、能力検査のボーダー水準はSPI2時代と大きく変わっていません。
外資系投資銀行や戦略コンサル、就職人気ランキング上位企業では、8割前後の正答率が求められるケースが多くなります。
たとえばゴールドマン・サックスやベイン・アンド・カンパニーといった外資金融・外資コンサルでは、最新版SPI3でも高水準のボーダーが維持されています。
日本の大手メーカー(トヨタ自動車・ソニーグループ・パナソニック等)では、おおむね7割前後が現行版仕様での目安です。
大手企業のSPI3通過率は3〜5割程度といわれており、応募者数が多い人気企業ほど書類とSPI3で大幅な絞り込みが行われます。
インフラ系(JR各社・東京電力・東京ガスなど)は最新版でもボーダーが6〜7割と業界の中ではやや穏やかな水準を維持しています。
建設・不動産業界では、鹿島建設・大林組・三井不動産といった業界トップ企業で最新版SPI3でも7〜8割が目安とされています。
現行版で受検する場合のスコア使い回し
SPI3の最新版仕様では、テストセンター受検スコアは受検日から約1年間有効で、複数企業の選考に使い回しが可能です。
使い回し可能なのはテストセンター方式のみで、WEBテスティングやペーパーテスティングのスコアは原則使い回しできない点はSPI2時代と同じルールです。
ただし、最新版SPI3では性格検査の質問数が増えており、テストセンターで一度受検したスコアは性格データも含めて他社に提出されます。
このため、第一志望のSPI3を最初に受けるよりも、まずは練習として志望度の低い企業で受検し、感覚を掴んでから本命を狙う戦略がよく使われます。
企業によってはテストセンター結果の使い回しを認めず、改めて自社用に受検を求めるケースもあるため、選考案内の確認が必須です。
志望企業の受検形式と使い回し可否を事前に把握したうえで、スコア戦略を立てましょう。
英語検査(ENG)と構造的把握力検査の追加
最新版SPI3では、企業オプションで英語検査(ENG)と構造的把握力検査を追加できる仕様になっています。
英語検査(ENG)は語彙・文法・長文読解で構成され、所要時間は約20分です。外資系・商社・グローバル展開する大手メーカーで追加されるケースが多くなっています。
具体的にはゴールドマン・サックス・ベイン・アンド・カンパニーといった外資系企業や、双日・伊藤忠丸紅鉄鋼といった商社系企業で英語検査の追加が想定されます。
構造的把握力検査は物事の構造・関係性を把握する力を測る検査で、コンサル・シンクタンク系を中心に追加されるケースがあります。
具体的には野村総合研究所・三菱総合研究所・アビームコンサルティングといったシンクタンク・コンサル系企業で導入実績があります。
志望企業の選考案内で「英語検査あり」「構造的把握力検査あり」と明記されている場合は、通常の言語・非言語に加えた付加対策が必須となります。
SPI3対策方法(現行版の出題傾向に対応)
最新版SPI3に合わせた対策の進め方を、スケジュール・教材・付加検査対策の3観点で解説します。
最新版対応の対策スケジュール
SPI3対策は、本番の2〜3ヶ月前から始めるのが理想的です。
最新版SPI3はSPI2時代と比較して性格検査の質問数が増えているため、対策本を選ぶ際は必ずSPI3対応の最新版教材を選びましょう。
対策の前半1ヶ月は、対策本を1冊通しで解いて出題傾向と自分の弱点分野を把握します。
後半1〜2ヶ月では、弱点分野を中心に反復演習を行い、本番形式の模試で時間配分の感覚を養います。
志望企業の受検形式(テストセンター/WEBテスティング/ペーパー)から逆算して、形式別の対策を進めることが重要です。
金融・外資系コンサル志望で英語検査(ENG)が追加される場合は、3ヶ月以上前から能力検査と英語の並行対策を開始するのが安全策となります。
インフラ・メーカー志望でボーダーが6〜7割の場合は、2ヶ月程度の対策期間でも十分に通過水準に達することができます。
最新版SPI3対応の教材選び
SPI3対策の王道教材は、最新版SPI3対応の対策本1冊と対策アプリの併用です。
対策本は必ず「SPI3」と明記された最新版を選び、SPI2時代の古い教材を流用しないように注意しましょう。
代表的な対策本としては、SPI3対策専門書のシリーズや、テストセンター対策に特化した参考書、WEBテスティング対策本の3種類があります。
対策アプリは隙間時間の反復演習に最適で、最新版SPI3の頻出パターンに対応したアプリを選ぶことが効率化のポイントです。
無料の練習サイトや模擬試験を併用することで、本番形式の操作感に慣れておくことも大切です。
志望企業の受検形式(テストセンター/WEBテスティング)に合わせた教材を選ぶと、効率的に最新版SPI3対策を進められます。
付加検査(ENG・構造的把握力)への対策
志望企業で英語検査(ENG)や構造的把握力検査が追加される場合は、通常の能力検査対策に加えた付加対策が必要です。
英語検査(ENG)対策は、SPI3-ENG対応の専用問題集を1冊購入し、語彙・文法・長文読解を最低3周反復しましょう。
TOEIC600点前後の語彙力があれば最新版SPI3-ENGには対応可能ですが、本番形式の問題に慣れておくことで時間配分に余裕が生まれます。
構造的把握力検査は物事の構造・関係性を整理する力を測るため、論理パズルやケース問題の演習で慣れておくのが効果的です。
付加検査は応募者の中でも対策していない人が多いため、しっかり準備すれば他の応募者と差をつけることができます。
志望企業の選考案内を確認し、付加検査の有無を早期に把握したうえで対策プランに組み込みましょう。
- STEP1:SPI3対応の最新版対策本を1冊通しで解いて弱点を把握
- STEP2:弱点分野を反復演習し、解法パターンを定着
- STEP3:受検形式別の模試+付加検査対策で本番に備える
SPI3採用企業に関するよくある質問
SPI3採用企業に関して、就活生からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。最新版仕様にあわせた疑問点を解消しましょう。
「SPI」と案内された場合はSPI3と考えてよい?
志望企業の選考案内で「SPI」と表記されていた場合、実態はほぼすべてSPI3と考えて問題ありません。
SPI3は2013年から運用されており、2026年現在は最新版として全企業で標準採用されているためです。
SPI2は2005年〜2013年の旧版で、現在は新規導入が停止されているため、就活生がSPI2を受検する機会はほぼ存在しません。
「SPI受検あり」と書かれていれば、本記事で解説した最新版SPI3の仕様(4受検形式・性格検査300問・付加検査オプション)を前提に対策を進めましょう。
選考案内に「SPI3」と明記されていなくても、対策本は必ずSPI3対応の最新版を選ぶことが重要です。
志望企業の口コミサイトでも「SPI」表記が多いですが、過去5年以内の口コミであればすべてSPI3を指していると考えてよいでしょう。
付加検査(ENG・構造的把握力)の追加は事前に分かる?
付加検査の追加有無は、企業の選考案内メールで事前に確認できるケースがほとんどです。
「能力検査(言語・非言語・英語)」「能力検査(言語・非言語・構造的把握力)」のように科目が明記されている場合は付加検査ありと判断できます。
外資系・商社・グローバル展開する大手メーカーでは英語検査(ENG)が追加されることが多く、コンサル・シンクタンク系では構造的把握力検査の追加が想定されます。
選考案内で科目が明記されていない場合でも、就活口コミサイトで過去の受検情報を確認することで付加検査の有無を予測できます。
不明な場合は、念のため英語検査(ENG)対策を最低限こなしておくことで、想定外の付加検査にも対応できる余裕を持てます。
志望企業のレベル(外資系・グローバル企業)が高い場合は、付加検査ありを前提に対策プランを組み立てるのが安全策です。
受検形式によって対策法はどう変わる?
SPI3の最新版は4つの受検形式があり、それぞれ対策の重点が異なります。
テストセンター方式は受検環境が統一されているため、本番形式に近い問題集や模試で時間配分の感覚を養うことが最重要です。
WEBテスティング方式は電卓使用が前提となるため、テストセンター方式よりも計算問題の難易度が高めに設定されており、電卓操作の習熟も対策に含める必要があります。
インハウスCBT方式は企業の会議室で受検するため、テストセンター方式の対策がそのまま活用できますが、企業の選考フローに合わせた精神的な準備も求められます。
ペーパーテスティング方式は所要時間が長く出題範囲も広いため、最新版SPI3対応のペーパーテスト専用対策本での演習が効果的です。
志望企業の受検形式を事前に確認し、形式別に最適化した対策を進めることが選考突破の鍵となります。
選考案内で「テストセンター」「WEBテスティング」「会場受検」と書かれていれば、それぞれの形式に合わせた対策本を選びましょう。
志望企業がSPI3採用と確認できても、最新版仕様(4受検形式・付加検査オプション)を踏まえないと対策がずれる可能性があります。とくに英語検査(ENG)や構造的把握力検査が追加される場合は、通常の能力検査対策だけでは不十分です。必ず応募先の受検案内メールで科目と形式を確認したうえで本番に臨みましょう。
まとめ
SPI3は、SPIシリーズの最新版(現行版)として2013年から運用されている総合適性検査です。
金融・保険、メーカー、IT・通信、商社・コンサル、インフラなど、業界を問わず幅広い大手・有名企業がSPI3を導入しています。
日本生命・トヨタ自動車・NTTデータ・野村総合研究所・JR東日本といった日本を代表する企業群が、SPI3採用企業として並びます。
最新版SPI3はSPI2と比較して性格検査の質問数が約300問に増加し、英語検査(ENG)・構造的把握力検査といった付加検査が企業オプションで追加可能です。
受検形式はテストセンター・WEBテスティング・インハウスCBT・ペーパーテスティングの4種類があり、形式別の対策が必要となります。
大手企業のSPI3ボーダーは正答率6〜8割が目安で、テストセンター受検のスコアは約1年間使い回しが可能です。
対策は本番の2〜3ヶ月前から始め、必ずSPI3対応の最新版教材を選んで出題パターンを徹底的に反復しましょう。
志望企業のSPI3採用有無と受検形式、付加検査の追加有無を早期に確認し、計画的に準備を進めることが選考突破の最短ルートです。
本記事で紹介した業界別の採用企業一覧を参考に、自分の志望企業がSPI3採用かをまず確認し、最新版仕様にあわせた効率的な対策で選考突破を目指してください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート











