さくらインターネットの選考で実施されるWebテストの種類・形式と試験時間の目安
ボーダーライン・採用倍率・選考フローの全体像
SPIを中心とした効率的な対策方法と、面接で聞かれる頻出質問への対応
2028年3月卒業予定(現・大学3年生=28卒)でさくらインターネットの本選考やインターン選考を見据えている就活生
国産クラウド大手のWebテストを確実に突破したい人
SPI対策を何から始めればよいか分からず、企業特化の情報を一気に押さえたい人
さくらインターネットは、大阪に本社を構える国内有数のインターネットインフラ企業で、データセンター運営・クラウドサービス・ドメイン登録などを幅広く展開しています。
近年は政府クラウド(ガバメントクラウド)の認定事業者に選ばれ、GPUクラウド「高火力」でAI領域にも投資する成長企業として注目度が急上昇しています。
新卒採用はエンジニアコース・ビジネスコースの2コース制(初任給292,557円)で、少数精鋭型のため書類と適性検査の段階で確実に通過しておかないと面接のチャンスすら得られません。
この記事では、種類や形式、ボーダー、効果的な対策方法まで徹底的に解説します。
目次[目次を全て表示する]
さくらインターネットのWebテストの種類・形式
選考を受けるにあたって、まず把握すべきはWebテストの種類と形式です。
適性検査の種類によって対策方法が大きく異なるため、事前の情報収集が極めて重要になります。
さくらインターネットで出題されるWebテストの種類
近年(2025〜2026年)の受検報告で実際に確認できているのはTAL(性格・ストレス耐性を測るタイプの適性検査)で、みん就・就活会議などの体験談でも本選考でのTAL実施が複数報告されています。
TALは能力を問う一般的な筆記テストとは異なり、価値観・行動特性・ストレス耐性を可視化する検査で、能力検査パートは設問の括りごとに細かく時間制限が設けられ、性格検査パートは制限時間なしで進む形式とされています。
一方で、言語・非言語を問う能力系Webテスト(SPI・玉手箱など)についても、年度や職種によって課される可能性があるためSPIを軸とした基礎学力対策は必ず並行して押さえておくと安心です。
エンジニアコースでは適性検査に加えて技術課題やコーディング試験、Linux・ネットワークの基礎知識を問う設問が課されるケースもあります。
「去年はこうだったから今年も」と決めつけず、ワンキャリア・みん就・unistyleなど複数ソースで最新の体験談を確認しておきましょう(社名の似た「さくら情報システム」とは別会社なので体験談の取り違えに注意)。
出題科目と試験時間
SPIの出題科目は言語・非言語・性格検査の3分野です。
テストセンター形式・WEBテスティング形式ともに能力検査(言語・非言語)が約35分、性格検査が約30分を目安とします。
言語は「二語の関係」「語句の意味」「長文読解」など語彙力と文章理解力を、非言語は「推論」「割合」「損益算」「確率」など論理的思考力と計算力を問います。
性格検査は約300問を直感で答える形式で、1問あたり数秒で処理しないと最後までたどり着けないため悩みすぎないことが重要です。
能力検査は1問ずつ表示され、回答後は前の問題に戻れないため、その場での判断と決断のスピードが得点に直結します。
玉手箱の場合は言語約25分・非言語約35分とスピード勝負になるため、テストごとの時間感覚を本番前に身体に染み込ませておくことが重要です。
受検方式(テストセンター/自宅受検など)
さくらインターネットのSPIはテストセンター形式またはWEBテスティング形式(自宅受検)で実施されるケースが多いと報告されています。
テストセンターは全国の専用会場またはオンラインで受検でき、就活ピークの3〜4月は予約枠が埋まりやすいため、案内が届いたその日に予約を確定させるのが安全です。
自宅受検は安定したネット環境が必須で、試験中の切断で再受検できないケースもあるため有線接続を強く推奨します。
会場では写真付き本人確認書類が必要で、筆記用具や電卓の持ち込みは禁止です。
どちらの方式で案内が来ても対応できるよう、両形式の操作感と時間配分を事前に練習しておきましょう。
さくらインターネットのWebテストのボーダー・合格ライン
対策を行うにあたって、ボーダーラインの目安を知っておくことは非常に重要です。
ここでは、さくらインターネットのボーダーや採用倍率について解説します。
さくらインターネットのWebテストのボーダーはどのくらい?
ボーダーは公式には公表されていませんが、過去の選考体験談や口コミから6〜7割程度が目安とされています。
国産クラウドの代表格として注目度が高いため、安全圏を狙うなら7割以上を目指しましょう。
ボーダーを下回るとESの内容に関わらず足切りされるため、確実にクリアできる実力を身につけてから受検してください。
テストセンターは自分のスコアが分からないため、模試で偏差値55以上が安定して出るレベルまで仕上げておくと安心です。
さくらインターネットの採用倍率
採用倍率は新卒採用の人数に対して応募者が多いため、例年高めの水準です。
体験談ベースではエンジニア職の倍率は数十倍以上に達するとも言われ、ビジネス職も人気職種ゆえ高倍率です。
学歴フィルターの明確な基準は公表されておらず、実力主義の企業文化のもと多様な大学出身者がバランスよく採用されているとの情報が複数報告されています。
ビジネス職とエンジニア職では選考プロセスも評価軸も異なり、ビジネス職はコミュニケーション能力や事業推進力、エンジニア職は技術力やインフラ・サーバー周りの素養が問われる傾向です。
応募者全員が万全の対策をしているわけではないため、全工程できちんと対策するだけで上位層に位置取れると捉え、見かけの倍率に怯まず準備を積み上げましょう。
テスト結果の使い回しはできる?
SPIのテストセンター形式の場合、過去に他社で受検した結果を使い回すことが可能です。
受検すると最新結果が自動保存され、別企業の選考で「最新結果を提出」を選ぶと受検し直さずに送信できます。
一方、WEBテスティング形式や玉手箱は企業ごとに改めて受検する必要があり、使い回しはできません。
受検中に問題がどんどん難しくなる感覚があれば高得点の可能性が高く、終始簡単だった場合は正答率が伸びていない可能性があるため不安があれば再受検を検討してください。
さくらインターネットの選考フロー
対策を効果的に進めるためには、選考フロー全体を把握しておくことが重要です。
さくらインターネットの選考がどのように進むのかを確認しましょう。
さくらインターネットの選考フロー一覧
近年の本選考は「(説明会)→ ES提出 → 適性検査 → グループディスカッション(GD)→ 面接2〜3回 → 内定」という流れが基本です。
ビジネスコースは「ES → 適性検査 → GD → 一次面接 → 二次面接 → 最終面接」、エンジニアコースはこれに技術課題やコーディング試験、技術面接が加わります。
面接は通常2〜3回実施され、選考序盤にGDが挟まる点と、ビジョン「『やりたいこと』を『できる』に変える」への理解と共感が深く問われる点が特徴です。
ES提出から内定まで1〜2か月程度が目安で、インターン参加者には早期選考の案内が届くこともあります。
さくらインターネットのESの傾向と対策
ESでは「学生時代に最も力を入れたこと」「さくらインターネットで挑戦したいこと」など、行動特性とビジョンへの共感を測る質問が頻出します。
「やりたい」を技術や仕組みで「できる」に変えた経験を整理しておくと、ビジョンに沿ったエピソードを語れます。
ESは面接の深掘りのベースになるため、抽象表現を避け、具体的なエピソードと数字を盛り込むことが通過のポイントです。
推定通過率は3〜5割程度とされるため、第三者にも読んでもらい、論理の飛躍や曖昧な表現がないかチェックしてもらいましょう。
Webテスト後の選考対策
Webテスト通過後は複数回の面接が待ち受け、ビジョンや事業への理解度・共感度が徹底的に確認されます。
エンジニア職はLinux・ネットワーク・開発経験が深く問われるため、GitHubのREADMEに開発意図や使用技術を明記し、ポートフォリオを整えておきましょう。
ビジネス職は事業構造やマーケットへの理解、事業課題への仮説が評価されます。
面接官は現役社員が中心のため、社員ブログや採用サイトで考え方や働き方を事前にインプットし、OB訪問で志望動機の解像度を上げておくと有利です。
さくらインターネットのWebテスト対策方法
ここからは、Webテストを突破するための具体的な対策方法を解説します。
SPI対策を中心に、効率的な学習アプローチを押さえていきましょう。
さくらインターネットのWebテスト対策におすすめの問題集
SPI対策の定番は「これが本当のSPI3だ!」(SPIノートの会 著)が最もおすすめです。
テストセンター対策には「これが本当のSPI3テストセンターだ!」、WEBテスティング対策には「これが本当のWebテストだ!(3) WEBテスティング編」を併用すると、当日どの形式が来ても落ち着いて対応できます。
問題集は最低でも3周繰り返し、解法パターンを完全に身につけてから本番に臨むことが合格への近道です。
1周目は全体像の把握、2周目は弱点の集中強化、3周目は時間を計って本番ペースで解く、と段階を分けると効果が高まります。
玉手箱に備えて「これが本当の玉手箱だ!」も1周しておくと安心で、問題集は解説が詳しい最新年度版を選びましょう。
さくらインターネットのWebテストを練習できるアプリ・サービス
スマホアプリでのSPI対策は隙間時間を有効活用できるため非常に効率的です。
「SPI言語・非言語1500問」や「Study Pro」などの定番アプリは無料で使えるものも多く、通学時間や昼休みに気軽に取り組めます。
オンライン模試(キャリタス就活、ワンキャリアなど)は偏差値や分野別正答率で弱点を可視化でき、対策の総仕上げに最適です。
アプリと問題集を併用しつつ定期的に模試で実力を測定するサイクルを作り、本番が近づいたらパソコンで模試を受けて画面操作に慣れておきましょう。
さくらインターネットのWebテスト対策スケジュールの立て方
SPI対策は選考の3か月前から開始するのが理想で、本選考は例年3月以降に本格化するため12〜1月頃からのスタートが余裕を持てます。
1か月目は問題集を1周して全体像を把握、2か月目は苦手分野(推論・確率・損益算など配点が高めの分野)を重点演習、3か月目は時間を計って本番形式の練習を繰り返します。
毎日30分でも継続することが、短期集中で詰め込むよりも確実な得点力アップにつながります。
例題で推論問題の考え方を掴んでおきましょう。
【例題:推論】A・B・C・D・Eの5人がマラソンに参加した。(1) AはBより順位が上 (2) CはDより順位が下 (3) Eは1位。このとき確実に正しいものを選べ。A. Aは2位 B. Bは5位 C. CはBより下 D. DはCより上
→ 答え:D(条件(2)からC<Dなので、Dの方が順位が上)
さくらインターネットの面接で聞かれる質問と対策
Webテストを通過した後に待ち受ける面接についても、事前の準備が重要です。
さくらインターネットの面接では、ビジョンに沿った行動特性が繰り返し問われます。
さくらインターネットの1次面接で聞かれる質問
1次面接は人事担当者や若手社員が面接官となり、自己紹介・志望動機・ガクチカが中心に問われます。
頻出質問は「志望理由」「学生時代に最も力を入れたこと」「インフラ/クラウドに興味を持ったきっかけ」などで、PREP法で論理的に伝えることを心がけましょう。
「『やりたいこと』を『できる』に変える」というビジョンを意識し、誰かの「やりたい」を技術や仕組みで支えた経験を1つは必ず準備しておきます。
面接時間は30〜45分程度で、最後の逆質問は3〜5個用意し、求人票で確認できる内容ではなく社員にしか答えられない深い質問を投げかけると好印象です。
さくらインターネットの2次面接で聞かれる質問
2次面接は現場のマネージャーや事業責任者が面接官となり、職務適性とカルチャーフィットがより深く問われます。
頻出質問は「強みをさくらインターネットでどう活かすか」「チームで成果を出すために大切にしていること」「事業課題は何だと思うか」などです。
ESや1次面接を踏まえた深掘りが中心のため、自分のエピソードを複数の切り口で整理しておきましょう。
「事業課題」を聞かれたら、海外クラウド勢との競争、生成AI需要に応えるGPUインフラ拡張、ガバメントクラウドの安定運用などを踏まえ、決算資料を読み込んで自分なりの仮説を語ると評価されます。
さくらインターネットの最終面接で聞かれる質問
最終面接は役員クラスや事業責任者が面接官となり、入社意欲・カルチャーフィット・将来のキャリアビジョンが中心に問われます。
頻出質問は「なぜ他社ではなくさくらインターネットなのか」「10年後にどんな価値を生み出したいか」「内定が出たら他社選考はどうするか」などです。
入社意欲と覚悟が最も重視されるため、「なぜさくらインターネットでなければならないのか」を自分の言葉で語れるように準備しましょう。
IIJ・GMOインターネット・NTTコミュニケーションズや海外クラウドベンダーとの違いを「事業の独自性」「カルチャー」「社会的意義」など3〜4軸で整理すると、揺るがない志望動機が作れます。
さくらインターネットのWebテストに関するよくある質問
ここでは、さくらインターネットのWebテストに関して就活生からよく寄せられる質問に回答します。
さくらインターネットのWebテスト対策はいつから始めるべき?
Webテスト対策は選考時期の3か月前から始めるのが理想です。
本選考は例年3月以降に本格化するため、12〜1月頃から対策をスタートすると余裕を持って臨めるでしょう。
2026年7月上旬時点では、28卒向けのサマーインターン選考は締切のピークをほぼ過ぎ、秋冬インターン(9月頃〜募集本格化)と早期選考への接続フェーズに入っています。さくらインターネットでもオンライン会社説明会・石狩データセンター見学会・セールス職の仕事体験などが随時受付されているため、出遅れたと感じる人も秋冬の募集開始に照準を合わせて今から準備を進めれば十分に間に合います。
SPIは出題パターンが決まっており対策時間に比例してスコアが伸びるため、毎日30分を3か月続ければ多くの就活生が合格圏内に到達できると言われています。
さくらインターネットのWebテストは難しい?
テスト自体の難易度はSPIや玉手箱として標準的ですが、ボーダーが6〜7割と中程度と推測されるため、しっかり対策すれば十分に突破できます。
特に非言語の推論問題は配点が高いとされ、ここで失点するとボーダーを下回るリスクが高まるため、表や図を使った整理術を体に染み込ませておきましょう。
言語は長文読解の処理速度がボトルネックになりやすく、普段から論説文を読み込み要旨をつかむスピードを鍛えておくと有利です。
同レベルのインフラ・クラウド系企業を併願すれば対策がそのまま他社にも活きるため、対策コストに対するリターンは極めて高くなります。
さくらインターネットのWebテストで落ちる原因は?
落ちる主な原因は、対策不足によるスコアの伸び悩みと時間配分のミスです。
受検案内が届いてから慌てて対策を始め、十分に演習量を積めないまま本番を迎えるパターンが特に多く見られます。
SPIは1問1分程度のペースが必要で、序盤に時間を使いすぎると後半に手が回らずスコアが伸びません。
「文系だから非言語は苦手」と片方の対策を怠るのも典型的な原因で、苦手科目を放置せずバランスよく対策することが何よりも大切です。
性格検査で極端な回答をして信頼性が低いと判断されたり、面接のエピソードと矛盾するケースも見落としがちな失敗パターンなので注意しましょう。
まとめ
さくらインターネットのWebテストの全体像と対策のポイントをここで整理しておきましょう。
近年の受検報告で実際に確認できているのはTAL(性格・ストレス耐性型の適性検査)で、年度や職種によっては能力系Webテスト(SPI・玉手箱など)が課される可能性もあるため、SPIを軸とした基礎学力対策と並行して備えておきましょう。
ボーダーは6〜7割程度が目安とされており、安全圏を狙うなら7割以上の得点を目指して対策を進めましょう。
テストセンター形式なら他社の結果を使い回すことも可能ですが、高得点の手応えがなければ再受検を検討してください。
対策本を3周以上繰り返し、出題パターンを完全に身につけることが合格への最短ルートです。
面接ではビジョン「『やりたいこと』を『できる』に変える」への共感と自分のエピソードを結びつけて語れるかが鍵となるため、Webテスト対策と並行して自己分析と企業研究も進めておきましょう。
早めに対策を始めて確実に通過できる実力を身につけ、自信を持ってさくらインターネットの選考に臨んでください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート











