就職活動で企業が応募者の人物像を多面的に評価するために用いる性格検査の中で、OPQは世界中で導入実績のある代表的なパーソナリティ診断ツールです。
OPQは日本SHL社が提供する職務適性向けの性格検査で、玉手箱・GAB・CAB・万華鏡30といった主要適性検査の性格パートとしても組み込まれています。
志望企業がOPQ(またはOPQを内包したテスト)を採用しているかを把握することは、性格検査対策の精度を一段引き上げる重要な情報源となります。
この記事では、OPQを採用している業界別の有名企業を一覧で紹介し、32特性の対策ポイントから受検時の注意点までを完全網羅で解説します。
- OPQの基本情報と32特性の特徴
- OPQを採用している業界別の有名企業一覧
- 大手企業のOPQ評価ポイントと通過の目安
- 志望企業に合わせたOPQ対策の進め方
- 志望企業がOPQ(玉手箱・GAB・万華鏡30含む)を採用しているか確認したい人
- 業界別にOPQ採用企業を一気に把握したい人
- 大手・有名企業の性格検査の評価軸を知りたい人
- 志望企業に合わせて効率よく32特性の対策を進めたい人
目次[目次を全て表示する]
OPQとは?基本情報と特徴
OPQは、日本SHLが提供する職務向けパーソナリティ検査です。32の性格特性を多角的に測定し、応募者の職務適性や組織との相性を可視化します。
OPQの概要と開発元
OPQの正式名称はOccupational Personality Questionnaire(職業性パーソナリティ質問紙)で、英国SHL社(現Gartner傘下のSHLグループ)が開発しました。
日本国内では日本SHL社がライセンスを持ち、新卒・中途採用や管理職昇進選考向けに広く提供しています。
世界150カ国以上で活用されており、グローバル基準の信頼性データが蓄積されているのが大きな特徴です。
就活で実施される主要適性検査の中で、OPQは玉手箱・GAB・CAB・万華鏡30の性格検査パートとして組み込まれています。
つまり、これらのテストを受検した時点で実質的にOPQを受けていることになり、対象範囲は非常に広いです。
代表的なバージョンは「OPQ32」と呼ばれ、32の性格特性を測定する設計になっています。
OPQの出題科目と試験時間
OPQの出題は、3つの選択肢から「自分に最も近いもの」と「最も遠いもの」を選ぶ強制選択形式が中心です。
この回答形式により、自分を良く見せようとする「社会的望ましさバイアス」を抑え、より素の傾向を引き出す設計になっています。
質問数はおおむね100〜200問で、回答時間は約30〜60分が目安です。
玉手箱の性格検査部分として実施される場合は20〜30分、単独受検の場合は40〜60分程度の所要時間となります。
受検形式はWebテスト(自宅受検)が主流で、企業によってはテストセンターやペーパーテスト形式で実施されるケースもあります。
集計結果は対人関係・思考スタイル・感情・エネルギーの4領域に分類され、32特性ごとに5〜10段階のスコアで報告されます。
OPQが広く採用されている理由
OPQが多くの企業に採用される理由は、職務適性との相関データが世界的に蓄積されている点にあります。
SHLが長年運用してきた膨大な受検データから、職務パフォーマンスと特性の関係性が統計的に明らかになっており、採用判断の根拠として活用しやすい設計です。
また、玉手箱・GAB・CAB・万華鏡30といった主要適性検査の性格パートに組み込まれているため、企業側は能力検査と性格検査をワンパッケージで実施できます。
応募者を能力面と人物面の両軸で評価できる効率性が、大手企業を中心に支持される最大の理由です。
さらに、グローバル企業では海外採用と同じ基準で日本拠点の人材を評価できるため、外資系企業や日系グローバル企業にとっても利便性の高いツールといえます。
管理職昇進選考や配属検討の場面でも活用できるため、新卒採用以降も人材データとして長期的に利用される傾向があります。
OPQを採用している企業の特徴
OPQ採用企業には共通する傾向があります。ここでは業界傾向、企業側のメリット、規模・知名度の観点からOPQ採用企業の特徴を整理します。
OPQ採用企業の業界傾向
OPQを採用している企業は、金融・商社・コンサル・大手メーカーを中心に幅広く分布しています。
玉手箱・GAB・CAB・万華鏡30の性格検査として組み込まれているため、これらのテストを採用している企業はすべてOPQ採用企業に該当します。
金融業界ではメガバンク・大手証券・大手損保がそろって採用しており、業界全体で性格検査の標準ツールとして定着しています。
商社業界では五大商社のうち丸紅・三井物産・住友商事がOPQベースの選考を実施しています。
コンサル業界ではアクセンチュアやベイカレントコンサルティングといった大手ファームが性格検査としてOPQを採用しています。
メーカー業界では日立製作所・三菱電機・富士通・NECといった大手電機メーカーも玉手箱経由でOPQ採用企業に含まれます。
OPQを選ぶ企業側のメリット
企業がOPQを採用する最大のメリットは、職務適性を32の特性で多角的に把握できる点です。
SPIなどの汎用性格検査と比べて、職務パフォーマンスとの関連データが豊富で、配属判断や育成計画の参考にも活用できます。
強制選択形式の質問により、応募者が自己アピールのために回答を歪めるリスクを抑えられる点も大きな利点です。
また、玉手箱・GAB・CAB・万華鏡30の能力検査と組み合わせて実施できるため、性格検査だけを別途実施する手間が省けます。
グローバル基準で評価できる点も、海外拠点を持つ大手企業にとって重要な選定理由のひとつです。
採用後も配属や昇進判断のデータとして長期活用できるため、人材管理ツールとしての価値が高いと評価されています。
採用企業の規模・知名度の傾向
OPQは、従業員1,000人以上の大企業での導入率が圧倒的に高いのが特徴です。
とくに就職人気ランキング上位の金融・商社・コンサル・大手メーカーといった業界の中核企業で広く採用されています。
たとえば、三菱UFJ銀行・野村證券・三菱商事・アクセンチュア・日立製作所といった日本を代表する大手企業がOPQを含む選考を実施しています。
外資系金融・外資系コンサルでは、グローバル本社方針として性格検査にOPQを採用するケースが多く見られます。
一方、中堅・中小企業ではコスト面からSPIやCUBICを採用する傾向があり、OPQは大手・外資・グローバル企業に集中する傾向があります。
そのため、難関業界・大手企業を志望する就活生にとっては、OPQ対策は避けて通れない優先課題のひとつです。
【業界別】OPQ採用企業一覧
ここでは、本サイトで把握しているOPQ採用企業(玉手箱・GAB・CAB・万華鏡30経由で受検する企業を含む)を業界別に整理して紹介します。志望企業がリストにあるか確認しながら、対策の優先順位を考えてみましょう。
金融・保険業界の採用企業
金融・保険業界は、OPQ採用企業がもっとも集中する業界です。
メガバンク・大手証券・3メガ損保・大手生保・信託銀行まで、業界全体で玉手箱またはGAB経由でOPQが事実上の性格検査標準となっています。
本サイトで把握している金融・保険業界のOPQ採用企業は以下のとおりです。
三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・みずほフィナンシャルグループ・三井住友信託銀行・三菱UFJ信託銀行・りそなホールディングス・農林中央金庫・かんぽ生命保険
証券・資産運用ではこちらの企業がOPQを採用しています。
野村證券・大和証券・SMBC日興証券・みずほ証券・三菱UFJモルガン・スタンレー証券・野村アセットマネジメント・モルガン・スタンレー証券・JPモルガン証券
損害保険・生命保険ではこちらの大手企業がOPQ採用企業として並びます。
東京海上日動火災保険・三井住友海上火災保険・損害保険ジャパン・あいおいニッセイ同和損保・SOMPOホールディングス・ソニー生命保険・アフラック生命保険
とくにメガバンク3行・3メガ損保・大手証券5社はそろって玉手箱(OPQ)を採用しており、金融業界志望者は性格検査の対策が必須です。
外資系投資銀行ではモルガン・スタンレー証券・JPモルガン証券・ゴールドマン・サックスがGABやOPQ単独受検を実施しており、外資金融志望者にとっても重要な対策テストとなります。
商社・コンサル業界の採用企業
商社・コンサル業界では、五大商社・大手戦略コンサル・大手総合コンサルがOPQベースの選考を実施しています。
五大商社のうち丸紅は玉手箱、三井物産・住友商事はC-GAB、三菱商事・伊藤忠商事はGAB系のテストを採用しており、いずれも性格検査としてOPQが組み込まれています。
本サイトで把握している商社・コンサル業界のOPQ採用企業は以下のとおりです。
三井物産・住友商事・三菱商事・丸紅・伊藤忠商事・双日・豊田通商・伊藤忠丸紅鉄鋼・阪和興業・伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)
コンサル業界ではこちらの大手ファームがOPQを採用しています。
野村総合研究所・三菱総合研究所・アクセンチュア・ベイカレントコンサルティング・EYストラテジー・アンド・コンサルティング・KPMGコンサルティング・Strategy&・デロイトトーマツコンサルティング・アビームコンサルティング・ベイン・アンド・カンパニー
五大商社全社がOPQベースのテストを採用しており、商社志望者にとってOPQ対策は最優先タスクとなります。
大手戦略コンサルではStrategy&・ベイン・アンド・カンパニー、総合コンサルではアクセンチュア・デロイトトーマツコンサルティング・KPMGコンサルティングが性格検査としてOPQを組み込んでいます。
シンクタンク系では野村総合研究所・三菱総合研究所が代表的なOPQ採用企業で、コンサル志望者は商社志望者と並んでOPQ対策が必須です。
メーカー・製造業界の採用企業
メーカー・製造業界では、大手電機・大手化学・大手製薬・大手消費財メーカーがOPQ採用企業に含まれます。
玉手箱・GABを採用している企業はすべてOPQで性格検査を実施しているため、業界横断で対象範囲は非常に広いです。
本サイトで把握しているメーカー・製造業界のOPQ採用企業は以下のとおりです。
日立製作所・三菱電機・富士通・NEC・シャープ・オリンパス・テルモ・任天堂・コナミグループ・キーエンス
化学・素材分野ではこちらの企業がOPQを採用しています。
三菱ケミカル・旭化成・東レ・AGC・日本製鉄・住友林業
製薬・ヘルスケア分野ではこちらの大手企業がOPQ採用企業として並びます。
武田薬品工業・第一三共・テルモ・オリンパス
消費財・食品・化粧品分野ではこちらの有名企業がOPQを導入しています。
資生堂・コーセー・ユニ・チャーム・サッポロビール・LION・サントリーホールディングス・キリンホールディングス・ファーストリテイリング
電機・IT機器業界では日立製作所・三菱電機・富士通・NEC・シャープといった日本の総合電機メーカー5社が玉手箱経由でOPQを採用しており、電機業界志望者は必須対策です。
化粧品業界では資生堂・コーセー・LIONがGAB(OPQ性格検査)を採用しており、業界主要プレイヤーが性格検査としてOPQで応募者を評価しています。
食品・飲料業界ではサントリーホールディングス・キリンホールディングス・サッポロビールといったビール3社がGABベースでOPQを採用しています。
IT・通信業界の採用企業
IT・通信業界では、大手通信キャリア・大手Web系・大手SIer・外資系ITを中心にOPQが採用されています。
玉手箱・GAB経由でOPQを実施する企業に加えて、グローバル方針として独立にOPQを採用する外資系IT企業も多く見られます。
本サイトで把握しているIT・通信業界のOPQ採用企業は以下のとおりです。
NTTドコモ・ソフトバンク・楽天グループ・日本IBM・サイバーエージェント・DeNA・KADOKAWA・アクセンチュア・ガートナージャパン・アビームコンサルティング
大手通信キャリアではNTTドコモ・ソフトバンクが玉手箱経由でOPQを採用しています。
Web系・メガベンチャーでは楽天グループ・サイバーエージェント・DeNAといった有名企業がOPQ採用企業として並びます。
外資系ITコンサルではアクセンチュア・日本IBMが代表的なOPQ採用企業で、外資IT志望者にとっても重要な対策テストです。
調査・リサーチ寄りのガートナージャパンや、コンサル要素の強い外資系プロフェッショナルファームでも独立にOPQが採用されています。
メディア・出版系ではKADOKAWAが玉手箱経由でOPQを採用しており、出版・エンタメ業界志望者の選考対策にも含まれます。
その他業界(不動産・小売・インフラ等)の採用企業
その他業界では、大手不動産・大手百貨店・大手航空・大手メディア・大手鉄道といった生活インフラ系企業がOPQを採用しています。
就職人気ランキング上位の業界では、玉手箱またはGAB経由でOPQを実施する企業が中心です。
本サイトで把握しているその他業界のOPQ採用企業は以下のとおりです。
三井不動産・三菱地所・住友不動産・東急不動産・野村不動産・東急・ニトリホールディングス・セブン&アイ・ホールディングス・Jフロントリテイリング・三越伊勢丹
運輸・航空・海運分野ではこちらの企業がOPQ採用企業として並びます。
JAL・ANA・川崎汽船・JR東日本(一部選考)
メディア・広告分野ではこちらの有名企業がOPQを導入しています。
電通・博報堂・日本テレビ・TBS・テレビ朝日・テレビ東京・NHK・松竹
インフラ・建設分野では関西電力・凸版印刷(TOPPANグループ)が代表的なOPQ採用企業です。
不動産業界では三井不動産・三菱地所・住友不動産・東急不動産といったデベロッパー業界主要4社がGAB経由でOPQを採用しており、デベロッパー志望者は必須対策です。
航空業界ではJAL・ANAの2大エアラインがともに玉手箱経由でOPQを採用しており、エアライン志望者は確実に対策しておく必要があります。
メディア業界では民放キー局(日本テレビ・TBS・テレビ朝日・テレビ東京)と公共放送のNHKがそろってOPQを採用しており、マスコミ志望者の主要な性格検査となっています。
本サイトで把握しているOPQ採用企業は100社以上。最多は金融・保険、次いで商社・コンサル、メーカー・製造、不動産・メディア、IT・通信の順です。OPQは玉手箱・GAB・CAB・万華鏡30の性格検査として組み込まれているため、これらのテストを採用している企業はすべて対象となります。
大手・有名企業のOPQ選考データ
ここでは、大手企業を受ける際に押さえておきたいOPQの評価軸、通過率の傾向、テスト結果の使い回しルールについて解説します。
大手企業のOPQ評価ポイント
OPQには「合格点」という明確なボーダーは存在せず、企業ごとに重視する特性が異なるのが大きな特徴です。
大手企業の多くは、自社の活躍人材データと応募者の特性スコアを照合し、職務適性とカルチャーフィットの両面で評価します。
たとえば、外資系投資銀行や戦略コンサルでは「分析的思考」「タフネス」「決断力」といった特性が高く評価される傾向です。
日系メーカーや金融では「協調性」「実行力」「責任感」といったチームワーク重視の特性が好まれます。
営業職では「対人積極性」「説得力」「楽観性」が重視され、研究職では「分析力」「概念性」「独立性」が見られる傾向です。
志望企業が決まったら、企業が求める人材像を採用ページや先輩社員インタビューから読み取り、関連特性をイメージしておくと回答の一貫性を保ちやすくなります。
OPQの結果はあくまで面接時の参考データとして使われるケースも多く、面接での発言と性格検査の結果に矛盾があると評価が下がる原因となります。
そのため、自己分析を深めて「自分の強み・弱み」を明確にしておくことが、OPQの結果と面接での印象を一致させる最大のポイントです。
採用倍率と通過率の傾向
OPQ単独での通過率は明示的に公表されていませんが、能力検査と組み合わせた選考全体では3〜5割程度の通過率といわれています。
玉手箱・GAB経由でOPQを実施している企業の場合、能力検査の成績が一定水準を超えた応募者の性格検査を詳細に確認するパターンが一般的です。
外資系金融・戦略コンサルでは、応募者の絶対数が多いため、能力検査と性格検査の両方で大幅に絞り込まれます。
とくにゴールドマン・サックス・モルガン・スタンレー証券・ベイン・アンド・カンパニーといった企業では、OPQでカルチャーフィットを厳密に評価する傾向です。
日系大手商社・大手金融では能力検査の比重が高い一方、OPQで一定の違和感ある回答パターンが出ると面接前段階で落ちるケースもあります。
性格検査の結果を「相対評価」ではなく「絶対基準でのマッチ度確認」として使う企業が多いため、回答の一貫性と自己理解の深さが選考通過率を左右します。
テスト結果の使い回しと有効期限
OPQのテスト結果は、企業ごとに独立して受検するのが原則です。
玉手箱・GAB・CAB・万華鏡30の性格検査として実施される場合、各企業の選考ごとに新たに受検する形式となります。
C-GAB(テストセンター版GAB)の場合は能力検査スコアの使い回しが可能ですが、性格検査部分(OPQ)は企業ごとに新規受検が求められる場合もあります。
つまり、SPIのようにスコアの使い回しを前提とした受検戦略は基本的に通用しないと考えておくのが安全です。
応募する企業数だけ受検することになるため、毎回の受検で安定した回答を返せる回答軸を自己分析で固めておくことが重要となります。
受検環境(自宅・テストセンター)も企業ごとに異なる場合があるため、応募先からの案内メールで形式を必ず確認しましょう。
OPQを採用企業向けに対策する方法
志望企業がOPQ(または玉手箱・GAB経由のOPQ)を採用している場合、どのように対策を進めれば効率的か、スケジュール・教材・回答軸の3観点で解説します。
対策スケジュールの立て方
OPQ対策は、本番の1〜2ヶ月前から始めるのが理想的です。
性格検査は能力検査と違って詰め込み暗記が通用しないため、自己分析を深める時間を確保することが対策の本質となります。
対策の前半2〜3週間は、自己分析ワークを通して自分の強み・弱み・行動傾向を言語化します。
後半2〜3週間では、OPQの32特性を理解したうえで、自分の特性スコアがどの方向に出やすいかを練習問題で確認します。
無料の練習サイトや対策本に付属する模擬テストで、本番形式の質問パターンと所要時間に慣れておきましょう。
志望企業の求める人材像を採用ページから読み取り、自分の特性とのマッチポイントを整理しておくと、本番で迷わず回答できます。
とくに金融・コンサル・商社志望でOPQ対策が必須の場合は、能力検査(玉手箱・GAB)と並行して1〜2ヶ月の対策期間を確保するのが安全策です。
食品・メーカー・インフラ志望でも、性格検査の比重が増えている傾向があるため、1ヶ月程度の自己分析期間は確保しておきましょう。
おすすめの問題集・対策アプリ
OPQ対策の王道教材は、SHL系性格検査の対策本と自己分析ノートの併用です。
対策本は玉手箱・GAB対策本に性格検査パートが含まれているものを選び、32特性の意味と質問パターンを理解しましょう。
代表的な対策本としては、SHL系適性検査専門書のシリーズや、玉手箱・GAB対策本に含まれる性格検査章があります。
対策アプリでは性格検査の模擬受検機能を活用し、強制選択形式の回答に慣れておくことが本番のスコア安定につながります。
無料の自己分析ツール(ストレングス・ファインダー等)を併用すると、OPQ32特性の自己理解を深める助けになります。
志望企業の求める人材像を採用ページや社員インタビューから読み取り、対策本の練習問題と照らし合わせると効果的です。
効率的な反復学習のポイント
OPQで安定した結果を出すには、自己理解の深さと回答の一貫性を両立させることが重要です。
強制選択形式では「3つの選択肢のうちどれが最も自分らしいか」を瞬時に判断する必要があるため、自己分析が浅いと回答にブレが生じます。
過去の経験を「STAR法(状況・行動・結果)」で整理し、自分の行動傾向を具体例とともに言語化しておきましょう。
志望企業の求める人材像に過度に寄せた回答は、矛盾を生む原因となり評価を下げるリスクがあります。
あくまで「自分の本来の傾向」をベースに、企業との相性を確認するスタンスで臨むのが最善のアプローチです。
本番1週間前には自己分析の最終整理を行い、面接での発言とOPQの結果に齟齬が出ないように整合性を確認しましょう。
性格検査の結果は面接での印象と組み合わせて評価されるため、回答の一貫性が選考通過率を左右します。
- STEP1:自己分析を深めて自分の強み・弱み・行動傾向を言語化
- STEP2:OPQ32特性を理解し、対策本の練習問題で回答パターンを確認
- STEP3:志望企業の求める人材像と自分の特性のマッチポイントを整理
OPQ採用企業に関するよくある質問
OPQ採用企業に関して、就活生からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。志望企業の選考準備にあたって押さえておきましょう。
志望企業がOPQか事前に分かる方法は?
志望企業がOPQ(または玉手箱・GAB経由のOPQ)を採用しているかを事前に知るには、複数の情報源を組み合わせて確認するのが基本です。
本記事のような採用企業一覧の確認に加えて、就活口コミサイトやOB・OG訪問で過去の受検情報を集めるとより正確な情報が得られます。
企業の採用ページに「玉手箱」「GAB」「適性検査」と記載されている場合、性格検査としてOPQが組み込まれている可能性が高いといえます。
説明会やインターン参加時に、人事担当者から選考フローについて直接情報を得られる場合もあります。
玉手箱のテストURLが「tsvs.jp」「e-exams.jp」になっている場合は、性格検査としてOPQが実施されると判断できます。
これらの情報を総合的に判断して、志望企業の性格検査がOPQかどうかを早期に特定することが対策の第一歩です。
OPQと他テストの併用企業はある?
大手企業の中には、選考段階ごとにOPQと他の性格検査を併用している企業もあります。
たとえば、書類選考時に玉手箱経由でOPQを実施し、最終面接前にミキワメやTALといった別の性格検査を再度行うケースが見られます。
また、本選考はGAB(OPQ)、インターン選考はSPI(独自の性格検査)というように、選考フェーズで採用テストを分けている企業もあります。
選考時期によって採用テストが変わる可能性があるため、応募予定の選考フローを事前に確認することが重要です。
本選考でOPQを採用している企業であっても、最終面接でTALやミキワメといった性格検査の補完テストを実施するケースは増えています。
応募企業が複数テストを併用しているかどうかを早めに把握し、必要に応じて他テストの対策も並行しましょう。
性格検査と能力検査どちらを重視している?
OPQを採用している企業の多くは、能力検査でまず最低ラインを設定し、性格検査でカルチャーフィットを判定する2段階評価です。
玉手箱・GAB経由でOPQを実施している企業の場合、能力検査の成績で足切りを行ったうえで、性格検査の結果を面接時の参考データとして活用します。
とくに大手金融・コンサル・商社の総合職採用では、性格検査のカルチャーフィット判定が最終面接でも重視される傾向です。
営業職や接客職では、対人積極性・楽観性・説得力といった性格検査の項目が重視されやすくなります。
研究職や技術職では、能力検査の論理性・数的処理スコアと、性格検査の分析性・概念性が両軸で評価される傾向です。
志望職種の特性を踏まえて、能力検査と性格検査のバランスを意識した対策を進めましょう。
外資系コンサルや投資銀行では能力検査の比重が極めて高く、性格検査は最終面接前の確認程度の位置づけとなる企業も少なくありません。
日系大手の総合職採用では、能力検査で足切り後の性格検査が「企業カルチャーとの相性確認」として活用されます。
志望企業がOPQ採用と確認できても、受検形式(玉手箱・GAB単独・万華鏡30など)や組み合わせる能力検査によって対策の優先順位は変わります。受検形式により所要時間や質問数が異なるため、必ず応募先の受検案内メールで形式を確認したうえで本番に臨みましょう。また、性格検査は「自分らしさ」を素直に表現することが基本で、無理に企業の求める人材像に寄せると回答の一貫性が崩れる原因となります。
まとめ
OPQは、職務向け性格検査として世界中で導入されている代表的なパーソナリティ診断ツールです。
玉手箱・GAB・CAB・万華鏡30の性格検査パートとして組み込まれているため、これらのテストを採用している企業はすべてOPQ採用企業に該当します。
金融・商社・コンサル・大手メーカー・大手不動産・大手メディアなど、業界を問わず日本を代表する大手・有名企業がOPQベースの選考を実施しています。
三菱UFJ銀行・野村證券・三菱商事・アクセンチュア・日立製作所・三井不動産・JAL・電通といった企業群がOPQ採用企業として並びます。
OPQには「合格点」が存在せず、企業ごとに重視する32特性のバランスで評価される設計です。
対策は本番の1〜2ヶ月前から始め、自己分析と対策本の併用で32特性の意味と回答の一貫性を仕上げましょう。
志望企業のOPQ採用有無と受検形式(玉手箱・GAB・単独)を早期に確認し、計画的に準備を進めることが選考突破の最短ルートです。
本記事で紹介した業界別の採用企業一覧を参考に、自分の志望企業がOPQ採用かをまず確認し、効率的な対策スケジュールを組み立てて選考突破を目指してください。
OPQは自己理解の深さがそのまま結果に反映される性格検査であり、自己分析の時間を確保した分だけ志望企業との相性確認の精度は確実に高まります。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート










