オービックのWebテストの種類・形式と試験時間の目安
ボーダーライン・採用倍率・選考フローの全体像
SPIを中心とした効率的な対策方法と面接の頻出質問
オービックの本選考やインターン選考を控えている就活生
独立系SIerのリーディングカンパニーのWebテストを確実に突破したい人
SPI対策を企業特化情報込みで一気に押さえたい人
オービック(株式会社オービック)は、1968年創業の独立系SIerで、東証プライム市場に上場する国内有数のシステムインテグレーターです。
主力は会計・人事・販売などを統合した純国産ERPパッケージ「OBIC7」で、累計28,000社超の導入実績を持ち、国内ERP市場のベンダー別売上シェア1位を獲得しています。
自社開発・直販・サポートまで一気通貫で提供する「ワンストップソリューション」が最大の特徴で、営業利益率40%超という高収益体質も人気の理由です。
選考の特徴として、エントリーシートを課さずWebテストと複数回の面接のみで合否を判断する独自スタイルを採用しており、Webテストの重要度は他社より極めて高い水準です。
採用倍率は推定70倍前後とされ、ESがない分だけWebテストでのスクリーニングが厳格に行われます。
つまりWebテストで足切りされれば面接のチャンスすら得られません。この記事で種類・形式・ボーダー・対策法まで一気に押さえ、自信を持って選考に臨みましょう。
目次[目次を全て表示する]
オービックのWebテストの種類・形式
オービックの選考でまず把握すべきはWebテストの種類と形式です。適性検査の種類によって対策が大きく異なるため、事前の情報収集が突破のカギを握ります。ここでは出題テスト・科目・受検方式を順に整理します。
オービックで出題されるWebテストの種類
オービックの本選考では、就活生の体験談ベースでSPI(テストセンター形式・WEBテスティング形式)が報告されるケースが多く、年度や職種によっては玉手箱や独自テストの声もあります。
SPIは言語・非言語・性格検査の3分野で能力と価値観を測る形式で、特殊な前提知識を必要とせず地頭や論理的思考の素地を測定できる点が特徴です。
オービックはESを課さない分、早い段階でWebテストを課すため、能力検査の得点が選考結果を直接左右します。SE職では非言語が特に重視されるとの体験談が多いです。
テスト形式は前年度と変わるケースもあるため、ワンキャリア・みん就・unistyleなど複数の就活サイトを横断して最新の体験談を確認し、SPIをベースに玉手箱の頻出形式も1周しておく保険型対策が安全です。
出題科目と試験時間
採用される可能性が高いSPIの出題科目は言語・非言語・性格検査の3分野です。能力検査は約35分、性格検査は約30分が目安となります。
言語分野では「二語の関係」「語句の意味」「文章の並び替え」「長文読解」など、語彙力と文章理解力を問う問題が出題されます。
非言語分野では「推論」「割合」「損益算」「速度算」「確率」「集合」など論理的思考力と計算力を問う問題が中心で、特に推論は配点が高いとされます。
性格検査は約300問を直感的に回答する形式で、1問数秒のペースで進める設計です。玉手箱の場合は計数約9分など一層のスピード勝負になるため、テストごとの時間感覚を本番前に体に染み込ませておきましょう。
受検方式(テストセンター/自宅受検など)
オービックのSPIはテストセンター形式またはWEBテスティング形式(自宅受検)で実施されるケースが多いと報告されています。テストセンターは全国の専用会場やオンラインテストセンターで受検します。
就活ピークの3〜4月は予約枠がすぐ埋まるため、案内が届いたその日のうちに予約を確定させる動きが安全です。
自宅受検の場合は安定した通信環境が必須で、試験中の切断は再受検不可のケースもあるため有線接続を強く推奨します。家族に試験中であることを伝え、静かな環境を整えましょう。
テストセンター会場では写真付き本人確認書類が必要で、筆記用具や電卓の持ち込みは禁止です。予約時間の15〜20分前に到着して心の余裕を保つと、開始時の集中力が安定します。
オービックのWebテストのボーダー・合格ライン
対策を進めるうえで、ボーダーラインの目安を知っておくことは欠かせません。ここではオービックのWebテストのボーダー水準・採用倍率・結果の使い回し可否を解説し、目標スコアの設計に役立てます。
オービックのWebテストのボーダーはどのくらい?
オービックのWebテストのボーダーは公式には非公表ですが、過去の体験談や口コミから7割前後が目安とされています。
ESを課さずWebテストと面接のみで選考するため、スクリーニングが特に厳しい企業の一つです。NTTデータや野村総研など同業大手と同等以上の水準と考えるのが現実的です。
ボーダーを下回れば即足切りとなるため、「ぴったり」ではなく「大きく上回るスコア」を目標に据えましょう。模試で偏差値60以上が安定して出るレベルなら十分クリア可能です。
「言語7割・非言語7割」のバランスが理想で、片方が極端に低いと総合評価が下がるため、両分野の底上げを並行して進めることが大切です。
オービックの採用倍率
オービックの採用倍率は新卒人数に対し応募者が圧倒的に多く、体験談ベースで推定70倍前後に達するとも言われる厳しい競争環境です。
SE職と営業職(プロモーション職)では評価軸が異なり、SE職は論理的思考力と業務理解力、営業職は加えてコミュニケーション力や提案力が問われます。
学歴フィルターは「存在しない」との情報もあり、難関大以外からの内定実績も報告されています。ガクチカやポテンシャルが評価されれば学歴の壁を超えられるカルチャーです。
応募者全員が万全の対策をしているわけではないため、全工程できちんと対策するだけで上位層に位置取れます。見かけの倍率に怯まず目の前の対策を積み上げましょう。
テスト結果の使い回しはできる?
SPIのテストセンター形式なら、過去に他社で受検した結果を使い回すことが可能です。最新結果が自動保存され、別企業の選考時に「最新結果を提出」を選べば再受検せず送信できます。
一方、WEBテスティング形式や玉手箱が出題された場合は企業ごとに受検が必要で、使い回しはできません。
テストセンターは自分のスコアが分からないため、受検中の手応えで判断します。難易度がどんどん上がる感覚があれば高得点の可能性が高く、終始簡単だった場合は正答率が伸びていない可能性があります。
「最後の問題が解ききれず難しいと感じた」場合は使い回し、「スムーズに解けて時間が余った」場合は再受検を検討するのが体験談ベースの目安です。結果は最新に上書きされるため、対策を済ませてから臨みましょう。
オービックの選考フロー
Webテスト対策を効果的に進めるには、選考フロー全体の把握が欠かせません。オービックの選考がどう進むのか、ES代替の取り扱い、Webテスト後の対策までを順に確認していきましょう。
オービックの選考フロー一覧
オービックの新卒選考は「エントリー → Webテスト → 複数回の面接 → 内定」が基本で、特徴はエントリーシート(ES)が存在しない点です。Webテストを最初のスクリーニングに据えています。
面接は「Webテスト → 一次 → 二次 → 三次 → 最終」と3〜4回実施されることが多く、各段階で志望動機や人柄、論理性が繰り返し確認されます。
一次は人事や若手社員が中心で基本的な志望動機・ガクチカ、二次以降は現場マネージャーや部門責任者が登場し職務適性やフィット感を深掘りします。
エントリーから内定まで1〜2か月程度が目安です。インターン参加者には早期選考の案内が届くこともあるため、早く動ける学生はサマーインターンから積極的にエントリーするのが近道です。
オービックのESの傾向と対策
オービックの本選考ではESが課されないため、「ガクチカ800字」などの書類選考はありません。ただしマイページ登録時に自己PR・志望動機・ガクチカの入力を求められるケースがあり、形式上のESに準じます。
面接準備としても志望動機・自己PR・ガクチカの3本柱は必須なので、書面で整理した内容を口頭でも自然に語れるレベルまで仕上げておきましょう。
特に「なぜSIer業界か」「なぜ独立系か」「なぜオービックか」の3段階で志望動機を整理しておくと、どの角度の質問にも論理的に答えられます。
「自社開発・直販・サポート一気通貫」というユニークなビジネスモデルになぜ魅力を感じるかを言語化することが、初期段階の評価を高める決め手です。提出前は第三者にチェックしてもらいましょう。
Webテスト後の選考対策
Webテスト通過後は複数回の面接が待ち受けます。自己紹介・志望動機・ガクチカの深掘りに加え、オービックのビジネスモデルへの理解度・共感度が徹底的に確認されます。
「自社開発・直販・サポート」「日本企業特化のERP」「中堅・大手企業の業務システム構築」の3キーワードを軸に、自分のエピソードと結びつけて語れるよう準備しましょう。
SE職は論理的思考力や学習意欲、営業職は中堅・大手企業のビジネス理解や業界課題への仮説が評価ポイントです。未経験者も多く採用されるため、技術スキルより姿勢が重視されます。
面接官は現役社員が中心のため、IR資料・採用サイト・社員インタビューを5〜10本読み込み、OB訪問で社内の雰囲気を聞いておくと、志望動機の解像度が一気に上がります。
オービックのWebテスト対策方法
ここからはオービックのWebテストを突破する具体的な対策方法を解説します。SPI対策を中心に、おすすめ問題集・アプリ・学習スケジュールの3点から効率的な学習アプローチを押さえていきましょう。
オービックのWebテスト対策におすすめの問題集
SPI対策の定番書は「これが本当のSPI3だ!」(SPIノートの会 著)が最もおすすめです。テストセンター特化なら「これが本当のSPI3テストセンターだ!」も併用しましょう。
WEBテスティング形式に備えて「これが本当のWebテストだ!(3) WEBテスティング編」も持っておくと安心で、この3冊で出題され得る形式を一通り網羅できます。
問題集は最低3周繰り返し、解法パターンを完全に身につけてから本番に臨むことが合格への近道です。1周目で弱点把握、2周目で復習、3周目で時間を計りながら本番ペースで解きます。
玉手箱が報告されるケースもあるため「これが本当の玉手箱だ!」も1周しておくと、突発的な形式変更にも柔軟に対応できます。問題集は解説の詳しさを最優先に最新年度版を選びましょう。
オービックのWebテストを練習できるアプリ・サービス
スマホアプリでのSPI対策は隙間時間を活用でき非常に効率的です。「SPI言語・非言語1500問」や「Study Pro」など無料の定番アプリは、通学時間や昼休みに気軽に取り組めます。
アプリの強みは習慣化のしやすさで、1日10〜15分の積み重ねで頻出パターンを定着させられます。
キャリタス就活やワンキャリアなどのオンライン模試では本番形式の練習ができ、偏差値や分野別正答率で弱点が可視化されます。結果をもとに重点分野を決めるPDCAサイクルを回しましょう。
アプリと問題集を併用し定期的に模試で実力を測定するサイクルが効果的です。本番が近づいたら必ずパソコンで模試を受け、画面操作に慣れておくことも忘れないようにしましょう。
オービックのWebテスト対策スケジュールの立て方
SPI対策は選考の3か月前から開始するのが理想です。本選考は例年3月以降に本格化するため、12月〜1月頃から始めると余裕を持って臨めます。
1か月目は問題集を1周して全体像を把握、2か月目は苦手分野(推論・確率・損益算など配点が高い分野)を集中演習、3か月目は時間を計りながら本番形式で練習します。
非言語は対策効果が出やすく、言語の語彙力は短期間で伸びにくいため、初期から毎日10〜20語ずつ覚える習慣をつけましょう。毎日30分の継続が短期集中の詰め込みより確実です。
例題:推論(順序)の典型問題で考え方の流れを掴みましょう。
【例題:推論】A〜Eの5人がマラソンに参加。(1)AはBより順位が上 (2)CはDより順位が下 (3)Eは1位。確実に正しいものは? A.Aは2位 B.Bは5位 C.CはBより下 D.DはCより上 → 答え:D(条件(2)よりC<DなのでDが上)
オービックの面接で聞かれる質問と対策
Webテスト通過後の面接も事前準備が重要です。オービックの面接では論理的思考力と志望動機の深さが繰り返し問われます。ここでは1次・2次・最終の各段階の頻出質問と対策を整理します。
オービックの1次面接で聞かれる質問
1次面接は人事や若手社員が面接官となり、自己紹介・志望動機・ガクチカが中心に問われます。「オービックを志望する理由」「学生時代に最も力を入れたこと」「就活軸」などが頻出です。
基本的なコミュニケーション力と論理的思考力が見られるため、PREP法(結論→理由→具体例→結論)を意識して伝えましょう。自己紹介は1分以内で簡潔にまとめます。
ESがない分、口頭で語る志望動機の論理性が結果を大きく左右するため、「なぜSIerか・なぜ独立系か・なぜオービックか」の3段階で整理しておきましょう。
面接時間は30〜45分程度で、最後に逆質問の時間があります。「活躍する若手社員の共通点」など入社後の働き方をイメージした質問を3〜5個用意すると好印象です。
オービックの2次面接で聞かれる質問
2次面接は現場マネージャーや事業責任者が登場し、職務適性と論理的思考力がより深く問われます。「強みをオービックでどう活かすか」「オービックの事業課題は何か」などが頻出です。
1次の内容を踏まえた深掘りが中心となるため、1つのエピソードを「なぜ・困難・乗り越え方・学び・活かし方」の5つの切り口で語れるよう整理しておきましょう。
「事業課題」を問われたら、ERP市場の競合激化・クラウドシフト・業務システム内製化トレンドなど構造的課題を踏まえ、自分なりの仮説を語ると評価につながります。
IR資料や決算説明会資料に目を通し、競合(SAPジャパン・Oracle・富士通・ワークスアプリケーションズなど)と比較したオービックの強み・弱みを自分の言葉で整理しておくと議論が深まります。
オービックの最終面接で聞かれる質問
最終面接は役員や事業責任者が面接官となり、入社意欲・カルチャーフィット・キャリアビジョンが中心です。「なぜ他社ではなくオービックか」「10年後どんな価値を生み出したいか」などが頻出です。
入社意欲と覚悟が最も重視されるため、「なぜオービックでなければならないのか」を自分の言葉で語れるように準備しましょう。他社との比較では具体的な違いを説明できると説得力が増します。
面接時間は30〜60分程度で、雑談ベースの会話の中で人物面を見極められることもあります。論理性以上に表情・声のトーン・受け答えの自然さが見られています。
オービックは中途採用をほぼ実施せず長期育成にこだわるため、「長く腰を据えて働けるか」「お客様に誠実に向き合えるか」が特に重視されます。一貫性を保ちつつ熱量を持って語りましょう。
オービックのWebテストに関するよくある質問
ここでは、オービックのWebテストに関して就活生からよく寄せられる質問に回答します。対策の開始時期、難易度、落ちる原因の3点を取り上げ、準備の方向性を明確にしていきましょう。
オービックのWebテスト対策はいつから始めるべき?
オービックのWebテスト対策は選考時期の3か月前から始めるのが理想です。本選考は例年3月以降に本格化するため、12月〜1月頃からスタートすると余裕を持って臨めます。
インターン選考は夏が5〜6月、秋冬が9〜11月の選考時期となるため、その2〜3か月前から対策を始めましょう。
SPIは出題パターンが決まっており、対策時間に比例してスコアが伸びやすいテストです。毎日30分を3か月続ければ、ほとんどの就活生が合格圏内に到達できると言われています。
対策が遅れた場合は、頻出度の高い分野(推論・割合・確率・長文読解)に絞って演習量を増やすのが現実的な短期対策です。SPIは1〜2年生のうちから取り組んでも問題ありません。
オービックのWebテストは難しい?
オービックのWebテスト自体の難易度はSPI・玉手箱として標準的ですが、ボーダーが7割前後と高めに設定されていると推測されるため、相対的に難しいと感じる就活生は多いです。
問題自体は対策本の頻出パターンが中心ですが、高いボーダーをクリアするには解答スピードと正答率の両方を高水準で維持する必要があります。
特に非言語の推論は配点が高く、ここで失点するとボーダーを下回るリスクが高まります。表や図を使った整理術を体に染み込ませ、長文読解の処理速度も普段から鍛えておきましょう。
対策本を3周以上繰り返し模試で本番感覚を養えば、難易度に十分対応できます。同レベルのSIer・ITサービス系を併願すれば、対策がそのまま他社にも活きてリターンが高くなります。
オービックのWebテストで落ちる原因は?
落ちる主な原因は、対策不足によるスコアの伸び悩みと時間配分のミスです。序盤で時間を使いすぎると後半に手が回らず、結果的にスコアが伸びない失敗が多く報告されています。
「文系だから非言語は苦手」と片方の対策を怠るのも典型的な原因です。SPIは言語・非言語の総合スコアで評価されるため、苦手科目を放置せずバランスよく対策することが大切です。
性格検査で極端な回答をして信頼性が低いと判断されたり、面接のエピソードと矛盾するケースも見落としがちな失敗です。言い回しを変えた質問で一貫性が測られる点に注意しましょう。
もう一つの典型例が「Webテスト対策をしすぎて面接準備を遅らせる」パターンです。突破ラインを超えれば良いだけなので、深追いせず早めに志望動機・面接対策にリソースを配分しましょう。
まとめ
オービックのWebテストの全体像と対策のポイントをここで整理しておきましょう。最後に、テストの内容・ボーダー・対策の優先度という重要な要点を再確認します。
オービックのWebテストは体験談ベースでSPI(テストセンター・WEBテスティング)が中心と報告され、年度や職種によっては玉手箱や独自テストが課されるケースもあります。
言語・非言語・性格検査の3分野で構成され、ボーダーは7割前後が目安です。安全圏を狙うなら8割以上の得点を目指して対策を進めましょう。
最大の特徴は「ESがない」点で、その分Webテストの結果が選考通過に直結するため、他社以上に対策の優先度を高く設定することが重要です。
テストセンター形式なら他社の結果を使い回せますが、高得点の手応えがなければ再受検を検討してください。対策本を3周以上繰り返し、出題パターンを完全に身につけることが合格への最短ルートです。
面接では「自社開発・直販・サポート」というユニークなビジネスモデルへの共感と自分のエピソードを結びつけて語れるかが鍵となるため、Webテスト対策と並行して自己分析・企業研究も進めましょう。
Webテストは努力が結果に直結しやすい分野です。早めに対策を始めて確実に通過できる実力を身につけ、自信を持ってオービックの選考に臨んでください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート










