GPSの練習問題で実力アップ!思考力テストの対策問題と解説

GPSの練習問題で実力アップ!思考力テストの対策問題と解説

就職活動の適性検査では、「GPS」を受検することがあります。

GPSの対策をしたいけれど、練習問題がなかなか見つからないと困っている就活生も多いのではないでしょうか。

この記事では、GPSテストの練習問題と詳しい解説をセクション別に紹介します。

この記事を読んでわかること
  • GPSのセクション別練習問題
  • 思考力テストの練習問題と解き方
  • 基礎能力テストの練習問題と解き方
  • 練習問題を活かした効果的な学習法
この記事をおすすめしたい人
  • GPSの練習問題を解いて実力を上げたい
  • GPSの出題形式を問題で確認したい
  • GPSの対策を効率的に進めたい

GPSとは?練習問題に取り組む前に知っておくべきこと

GPSは、ベネッセi-キャリアが提供する思考力重視の適性検査です。

練習問題に取り組む前に、GPSの基本情報と出題の特徴を押さえておきましょう。

GPSの概要と特徴

GPSは「GPS-Business」の通称で、株式会社ベネッセi-キャリアが開発・提供している適性検査です。

正式名称の「GPS」は「Global Proficiency Skills」の略称で、社会で活躍するために必要な力を多角的に測定するテストとして設計されています。

GPSの最大の特徴は、単なる知識量ではなく「思考力」を重視している点にあります。

具体的には「批判的思考力」「創造的思考力」「協働的思考力」の3つの思考力を測定し、問題解決力の高い人材かどうかを見極めます。

年間約20万人以上の大学生が受検しており、就活における主要な適性検査の一つとして定着しています。

ベネッセコーポレーションや関西電力など教育系・人材系企業を中心に導入が進んでおり、近年ではIT企業やコンサルティングファームでも採用されるケースが増えています。

GPSの出題セクションと制限時間

GPSの出題内容は大きく「思考力」「基礎能力」「パーソナリティ」の3つのセクションで構成されています。

思考力セクションは約35問・制限時間45分で、テキスト問題に加えて音声問題や動画問題が出題されます。

基礎能力セクションは約30問・制限時間25分で、言語能力と数理処理能力を測定する問題が出題されます。

パーソナリティ(性格検査)セクションは約23問・制限時間10分で、受検者の行動特性や価値観を測定します。

GPSの大きな特徴として、音声や動画を使った問題が出題される点が挙げられます。

テキストだけでなく音声や動画から情報を読み取って解答する必要があるため、練習問題を通じて出題形式に慣れておくことが重要です。

練習問題で対策すべき理由

GPSは他のWebテストと比較して専用の対策教材が圧倒的に少ないテストです。

SPIや玉手箱であれば書店に多数の問題集が並んでいますが、GPSに特化した問題集はほとんど出版されていません。

そのため、練習問題を見つけて繰り返し解くことが、数少ない有効な対策方法の一つとなります。

練習問題に取り組むことで、GPSの出題パターンや時間配分の感覚を身につけることができます。

特に思考力セクションは暗記では対応できないため、さまざまなパターンの問題に触れて思考の引き出しを増やしておくことが重要です。

以下のセクションでは、GPSの各セクションに対応した練習問題を解説付きで紹介します。

GPSの思考力セクション:批判的思考力の練習問題

批判的思考力とは、情報を鵜呑みにせず論理的・合理的に判断する力のことです。

実際の出題形式に近い練習問題を解いて、批判的思考力を鍛えましょう。

情報の正確さを判断する練習問題

批判的思考力の問題では、提示された情報から論理的に正しい結論を導き出す力が試されます。

データや調査結果をもとに、どこまでが事実でどこからが推測なのかを見極めることがポイントです。

以下の練習問題で、情報の正確さを判断する力を鍛えましょう。

練習問題1:情報の正確さの判断

ある大学で行われた調査によると、1日にSNSを3時間以上使用する学生のGPAは、1時間未満の学生と比較して平均0.5ポイント低いことがわかった。この調査結果から確実に言えることとして、最も適切なものはどれか。

A. SNSの使いすぎは学業成績を下げる原因である

B. SNSの使用時間とGPAの間に負の相関関係がある

C. SNSを制限すれば成績が上がる

D. 成績が低い学生ほどSNSに逃避する傾向がある

解答 B

解説

この問題では「相関関係」と「因果関係」を区別する力が求められます。

調査結果が示しているのは「SNS使用時間が長い学生はGPAが低い傾向がある」という相関関係のみです。

選択肢AはSNSが成績低下の原因だと因果関係を断定しているため不適切です。

選択肢CもSNSを制限すれば成績が上がるという因果関係を前提としており、調査結果からは導き出せません。

選択肢Dは因果の方向を逆に設定したものですが、これも調査データからは判断できません。

調査データから確実に言えるのは相関関係の存在のみなので、正解はBです。

練習問題2:データの解釈

ある市の防犯統計によると、防犯カメラの設置台数が多い地区ほど犯罪件数が多い傾向がある。この統計データの解釈として最も適切なものはどれか。

A. 防犯カメラは犯罪の抑止に効果がない

B. 防犯カメラの存在が犯罪を誘発している

C. 犯罪件数が多い地区に重点的に防犯カメラが設置されている可能性がある

D. 防犯カメラの台数を減らせば犯罪が減る

解答 C

解説

この問題では見かけ上の相関関係の背後にある因果構造を考える力が試されます。

防犯カメラの設置台数と犯罪件数に正の相関があるからといって、防犯カメラが犯罪を増やしているとは考えにくいです。

現実的には、犯罪が多い地区だからこそ重点的にカメラが設置されるという因果関係が自然です。

選択肢Aは効果がないと断定していますが、カメラがなければさらに犯罪が多かった可能性もあり、データからは判断できません。

選択肢BとDは防犯カメラが犯罪を増やすという非合理的な因果を前提としています。

データの背後にある因果の方向性を正しく推測した選択肢Cが最も適切です。

論理的な根拠を見抜く練習問題

批判的思考力では、主張の根拠が論理的に妥当かどうかを判断する力も重要です。

議論の中で使われている論理に飛躍や矛盾がないかを見抜く訓練をしましょう。

以下の練習問題で、論理の妥当性を評価する力を鍛えましょう。

練習問題3:論理の妥当性

「A社の業績は5年連続で増収増益である。A社の経営方針は正しい。したがって、B社もA社と同じ経営方針を採用すれば業績が向上するだろう。」この主張に含まれる論理的な問題点として最も適切なものはどれか。

A. A社の5年連続増収増益というデータが信頼できない

B. A社で成功した方針が異なる環境のB社でも成功するとは限らない

C. 5年という期間が短すぎて判断材料にならない

D. 経営方針以外の要因が業績に影響している可能性がない

解答 B

解説

この主張の論理的問題点は「一般化の誤り」にあります。

A社で成功した経営方針が、業界・規模・市場環境が異なるB社でもそのまま通用する保証はありません。

選択肢Aはデータの信頼性を疑っていますが、問題文ではデータ自体は事実として提示されています。

選択肢Cの5年が短すぎるかどうかは主観的であり、主要な論理的問題点とはいえません。

選択肢Dは「可能性がない」という断定であり、むしろ問題を指摘する方向と逆です。

ある条件下での成功を異なる条件にそのまま適用できると仮定する論理の飛躍を指摘した選択肢Bが正解です。

GPSの思考力セクション:創造的思考力の練習問題

創造的思考力とは、問題の本質をとらえて解決の道筋を切り拓く力のことです。

複数の条件を整理し、最も効果的な解決策を導き出す練習をしましょう。

原因を分析して解決策を考える練習問題

創造的思考力の問題では、与えられた状況から問題の原因を特定し、最適な解決策を選ぶ力が試されます。

表面的な現象だけでなく、その背後にある原因まで掘り下げて考えることが重要です。

以下の練習問題で、原因分析と解決策の提案力を鍛えましょう。

練習問題4:原因分析と解決策

ある飲食チェーン店では、新メニューの売上が予想の30%にとどまっている。店舗スタッフへのヒアリングでは「お客様がメニューの存在を知らない」「新メニューの調理に時間がかかる」「価格が既存メニューより200円高い」という意見が出た。最も効果的な改善策として適切なものはどれか。

A. 新メニューの価格を既存メニューと同じ水準に下げる

B. テーブルに新メニューの紹介POPを設置し、注文動線を改善する

C. 調理工程を見直して提供時間を短縮する

D. 新メニューを廃止して既存メニューに注力する

解答 B

解説

この問題では最も根本的な原因にアプローチする選択肢を選ぶことがポイントです。

「お客様がメニューの存在を知らない」ということは、そもそも認知の段階で問題があり、価格や調理時間以前に新メニューが検討対象にすら入っていない可能性があります。

選択肢Aの値下げは利益率を下げるリスクがあり、認知の問題を解決しません。

選択肢Cは提供時間の短縮に効果がありますが、知られていなければ注文されません。

選択肢Dは売上低迷の原因を分析せずに撤退を判断しており、早計です。

まずは認知の問題を解決し、新メニューの注文数を増やすことが先決であるため、正解はBです。

複数の条件を整理する練習問題

創造的思考力では、複数の制約条件を同時に考慮して最適解を導く力も求められます。

すべての条件を満たすことが難しい場合に、優先順位をつけて判断する力を鍛えましょう。

以下の練習問題で、条件整理のスキルを磨きましょう。

練習問題5:条件整理

あなたはイベント企画担当者で、以下の条件を満たす会場を探している。①収容人数200人以上 ②駅から徒歩10分以内 ③予算50万円以内 ④プロジェクターとスクリーン完備。4つの会場候補があるが、すべての条件を満たす会場はない。最も優先すべき条件の組み合わせとして適切なものはどれか。ただし、参加予定者は180人、プレゼンテーションがメインコンテンツである。

A. ①と② — 収容人数とアクセスを優先

B. ①と④ — 収容人数と設備を優先

C. ②と③ — アクセスと予算を優先

D. ③と④ — 予算と設備を優先

解答 D

解説

この問題では状況に応じた優先順位付けがポイントです。

参加予定者は180人であるため、収容人数200人の条件は多少下回っても対応可能です。

プレゼンテーションがメインコンテンツであるため、プロジェクターとスクリーンは不可欠です。

予算50万円以内は組織としての制約であり、超過は原則として許容されません。

駅からの距離は参加者の利便性に影響しますが、案内の工夫やシャトルバスの手配で補完可能です。

したがって、予算(③)と設備(④)を最優先にし、収容人数とアクセスは柔軟に対応するのが最適解です。

GPSの思考力セクション:協働的思考力の練習問題

協働的思考力とは、他者とのコミュニケーションを客観的にとらえ、共に解決に向かう力のことです。

チームでの議論や意見調整の場面を想定した練習問題に取り組みましょう。

議論の論点を把握する練習問題

協働的思考力の問題では、複数の人物が参加する議論の論点を正確に把握する力が求められます。

誰がどのような立場で何を主張しているのかを整理し、議論の全体像を掴むことが重要です。

以下の練習問題で、議論の論点把握力を鍛えましょう。

練習問題6:議論の論点把握

社内会議で新しい人事評価制度について議論しています。Aさん「成果主義を導入すべきです。成果を出した人が正当に評価されるべきです」。Bさん「成果主義にすると短期的な成果ばかり追い求めて、長期的な人材育成がおろそかになります」。Cさん「チームワークが重要な業務では、個人の成果だけでは評価しにくいです」。この議論で最も重要な対立点はどれか。

A. 成果主義の導入に賛成か反対か

B. 短期的成果と長期的育成のどちらを重視するか

C. 個人評価とチーム評価のどちらが適切か

D. 成果主義における「成果」をどう定義するか

解答 D

解説

この問題では議論の本質的な対立点を見抜く力が試されます。

表面上はAさんが成果主義に賛成、BさんとCさんが懸念を示しているように見えます。

しかし、Bさんの懸念は「短期的成果だけが評価される」こと、Cさんの懸念は「個人の成果だけでは測れない」ことであり、いずれも成果主義そのものを否定しているわけではありません。

3人の意見を統合すると、「成果」の定義を広げれば(長期的な育成貢献やチームへの貢献も含める)、全員の懸念に対応できます。

したがって、この議論の最も重要な対立点は「成果をどう定義するか」であり、正解はDです。

立場の異なる意見を調整する練習問題

協働的思考力では、対立する意見を調整し、全員が納得できる着地点を見つける力も重要です。

どちらか一方の意見を採用するのではなく、双方の懸念を踏まえた折衷案を導き出す力を鍛えましょう。

以下の練習問題で、意見調整のスキルを磨きましょう。

練習問題7:意見の調整

プロジェクトリーダーとして、チームメンバー間の意見対立を調整する必要があります。Eさん「納期を守るために機能を絞り込むべきだ」。Fさん「品質を妥協するとクレームにつながるので、納期を延長してでもすべての機能を実装すべきだ」。この対立を解消するための発言として最も適切なものはどれか。

A. 「Eさんの言う通り、納期厳守で機能を削りましょう」

B. 「Fさんの言う通り、納期を延長して全機能を実装しましょう」

C. 「各機能の優先度を顧客視点で整理し、必須機能は納期内に実装、追加機能は次期リリースで対応しませんか」

D. 「2人でもう一度話し合ってください」

解答 C

解説

この問題では対立する2つの立場を両立させる折衷案を提示する力が求められます。

選択肢AはEさんの意見をそのまま採用しており、Fさんの品質への懸念を無視しています。

選択肢BはFさんの意見をそのまま採用しており、Eさんの納期に対する懸念を無視しています。

選択肢Dはリーダーとしての責任を放棄しており、問題解決につながりません。

選択肢Cは機能の優先度を客観的な基準(顧客視点)で整理し、必須機能の納期内実装と追加機能の次期対応を分けることで、納期と品質の両方に配慮しています。

協働的思考力の問題では、特定の立場に偏らず、全員の懸念を踏まえた建設的な提案が正解になる傾向があります。

GPSの基礎能力セクション:言語問題の練習問題

GPSの基礎能力セクションで出題される言語問題の練習問題を紹介します。

語彙力と長文読解力の両方を鍛えましょう。

語句の意味・用法の練習問題

GPSの言語問題では、ビジネスシーンで使われる語彙の正確な理解が問われます。

似た意味を持つ語句の中から、文脈に最も適切なものを選ぶ力を鍛えましょう。

以下の練習問題で、語句の意味・用法の理解を深めましょう。

練習問題8:語句の意味

次の文章の空欄に入る語句として最も適切なものを選べ。

「取引先との交渉が難航しているため、部長が直接出向いて事態の(  )を図ることになった。」

A. 打開 B. 展開 C. 開拓 D. 開発

解答 A

解説

この問題では文脈に最も適した語句を選ぶ力が試されます。

「打開」は行き詰まった状況を切り開くことを意味し、「交渉が難航している」という困難な状況を解決するという文脈に最も適しています。

「展開」は物事を広げることで、困難の解決というニュアンスは含みません。

「開拓」は未開の分野を切り開くこと、「開発」は新しいものを作り出すことを意味し、いずれも交渉の文脈では不適切です。

ビジネスシーンでは「事態の打開」「局面の打開」という表現がよく使われるため、こうした頻出表現を覚えておきましょう。

練習問題9:語句の用法

次の文中の下線部の語句と最も近い意味で使われているものを選べ。

「プロジェクトの進捗を踏まえて、スケジュールを修正する必要がある。」

A. 伝統を踏まえた新しいデザインを提案した

B. 危険を踏まえて安全対策を強化した

C. 先輩の教えを踏まえて行動した

D. 芝生を踏まえないように注意した

解答 B

解説

問題文の「踏まえて」は「〜を考慮に入れて」「〜を前提として」という意味で使われています。

選択肢Bの「危険を踏まえて安全対策を強化した」も、危険という状況を考慮に入れて対策を講じるという同じ意味で使われています。

選択肢Aの「伝統を踏まえた」は「伝統を基盤として」という意味に近く、微妙にニュアンスが異なります。

選択肢Cは「教えに従って」というニュアンスが強くなります。

選択肢Dは「踏む」の物理的な動作であり、比喩的用法ではありません。

長文読解の練習問題

GPSの言語問題には長文を読んで設問に答える読解問題も出題されます。

GPSの長文は玉手箱より文章量が多いため、要点を素早く把握する速読力が求められます。

以下の練習問題で、長文読解力を鍛えましょう。

練習問題10:長文読解

【文章】日本の少子高齢化は年々深刻化しており、労働力人口の減少が大きな課題となっている。これに対し、企業は大きく3つの方向性で対応を進めている。第一に、AIやロボティクスを活用した業務の自動化により、少ない人員でも生産性を維持する取り組みが拡大している。第二に、定年延長や再雇用制度の拡充により、シニア層の労働参加を促進する企業が増えている。第三に、外国人材の受け入れを積極的に進め、多様な人材を活用する動きが加速している。ただし、これらの対応にはそれぞれ課題がある。自動化には初期投資と技術人材の確保が必要であり、シニア活用には健康管理や業務適正の見直しが求められる。外国人材の活用には言語・文化の壁への対応が不可欠である。

この文章の構成として最も適切な説明はどれか。

A. 問題提起→3つの解決策→各解決策の課題

B. 問題提起→解決策→反論→結論

C. 現状分析→原因究明→対策提案

D. 過去の経緯→現状→将来の見通し

解答 A

解説

この問題では文章の論理構成を正確に把握する力が試されます。

文章はまず「少子高齢化による労働力人口の減少」という問題を提起しています。

次に「自動化」「シニア活用」「外国人材」の3つの解決策を順番に紹介しています。

最後に「ただし」という逆接で、各解決策に伴う課題を述べています。

この構成は「問題提起→3つの解決策→各解決策の課題」であり、選択肢Aが最も正確に文章の構造を表しています。

長文読解では、文章の全体構成を意識しながら読む習慣をつけると、素早く要点を把握できるようになります。

GPSの基礎能力セクション:数理処理の練習問題

GPSの基礎能力セクションで出題される数理処理問題の練習問題を紹介します。

推論・確率やデータ読み取りの力を鍛えましょう。

推論・確率の練習問題

数理処理問題では、与えられた情報から論理的に答えを導く推論力が問われます。

条件を整理して正確に計算する力を練習問題で身につけましょう。

以下の練習問題で、推論・確率の問題に取り組みましょう。

練習問題11:確率の計算

袋の中に赤玉が4個、白玉が6個入っている。この袋から同時に2個の玉を取り出すとき、2個とも赤玉である確率はいくらか。

A. 2/15 B. 4/25 C. 1/5 D. 2/5

解答 A

解説

この問題は組み合わせを使った確率計算の問題です。

全部で10個の玉から2個を取り出す組み合わせは、10C2=45通りです。

赤玉4個から2個を取り出す組み合わせは、4C2=6通りです。

したがって、2個とも赤玉である確率は6÷45=2/15となり、正解はAです。

確率の問題では、分母(全体の場合の数)と分子(求める場合の数)を正確に求めることが重要です。

練習問題12:推論

ある会社の営業部には5つのチーム(P、Q、R、S、T)がある。以下の条件から、成績が2位のチームはどれか。

・PはQより成績が良い

・RはSより成績が良い

・TはPより成績が悪いが、Rよりは良い

・Qは4位である

A. P B. R C. S D. T

解答 D

解説

この問題は条件を整理して順位を確定させる推論問題です。

まず条件を整理すると、P>T>R>Sという順序と、P>Qという関係がわかります。

Qが4位なので、Qより成績が良いP、T、Rの3チームが1〜3位に入り、Sが5位です。

P>T>Rの順序から、Pが1位、Tが2位、Rが3位となります。

したがって、2位はTチームであり、正解はDです。

表・データ読み取りの練習問題

数理処理問題では表やデータを正確に読み取って計算する力も重要です。

ビジネスシーンを想定したデータ分析の問題に取り組みましょう。

以下の練習問題で、データ読み取りのスキルを鍛えましょう。

練習問題13:データ読み取り

以下は、ある企業の4つの店舗の月間売上と来客数である。

【A店】売上:600万円 来客数:3,000人

【B店】売上:480万円 来客数:3,200人

【C店】売上:750万円 来客数:2,500人

【D店】売上:560万円 来客数:2,800人

客単価(売上÷来客数)が最も高い店舗と最も低い店舗の客単価の差はいくらか。

A. 500円 B. 1,000円 C. 1,500円 D. 2,000円

解答 C

解説

各店舗の客単価を計算して比較します。

A店:600万円÷3,000人=2,000円です。

B店:480万円÷3,200人=1,500円です。

C店:750万円÷2,500人=3,000円(最も高い)です。

D店:560万円÷2,800人=2,000円です。

最も高いC店(3,000円)と最も低いB店(1,500円)の差は3,000−1,500=1,500円であり、正解はCです。

データ読み取り問題では、単純な数値の大小ではなく、割り算や比率で比較する問題が多いため、計算ミスに注意しましょう。

GPS練習問題の効果的な活用法

練習問題を解くだけでなく、効果的に活用する方法を知ることで学習効率が大幅に上がります。

以下のポイントを意識して練習問題に取り組みましょう。

時間を計って本番を想定した練習をする

練習問題を解く際は、必ず時間を計って本番と同じ条件で取り組むことが重要です。

GPSの思考力セクションは45分で約35問、基礎能力セクションは25分で約30問と、1問あたりにかけられる時間が非常に限られています。

時間を気にせずゆっくり解いて正解できても、本番では時間切れになってしまう可能性があります。

思考力セクションの問題は1問あたり約1分17秒を目安にタイマーをセットして練習しましょう。

基礎能力セクションの問題は1問あたり約50秒を目安にし、スピードと正確さの両方を意識して解く練習を繰り返してください。

時間内に解けなかった問題は、時間無制限で解き直してから本番に向けた時間短縮の方法を考えましょう。

間違えた問題の復習方法

練習問題で間違えた問題の復習こそが最も学習効果が高い作業です。

間違えた問題は「なぜ間違えたのか」を必ず分析し、原因を3つのカテゴリに分類しましょう。

1つ目は「知識不足」で、語彙を知らなかった、公式を覚えていなかったなど知識面の不足が原因のケースです。

2つ目は「読解ミス」で、問題文や選択肢の読み間違い、条件の見落としが原因のケースです。

3つ目は「思考の方向性の誤り」で、問題の意図を正しく理解できなかったケースです。

原因を特定したら、同じタイプの間違いを繰り返さないように対策を立て、1週間後に同じ問題を再度解いて定着を確認しましょう。

練習問題以外のおすすめ対策法

練習問題での演習に加えて、日常生活の中でGPS対策を実践する方法もあります。

思考力セクションの対策として最も効果的なのは、ニュースや社会問題について「なぜそうなるのか」「別の視点から見るとどうか」を日常的に考える習慣をつけることです。

友人やゼミのメンバーとのディスカッションは、協働的思考力を鍛える絶好の機会です。

dodaキャンパスに登録してGPSのお試し受検を体験するのも、本番の出題形式に慣れるための最も直接的な方法です。

基礎能力セクションの対策としては、SPIや玉手箱の無料対策アプリで毎日10〜15分練習するのが効果的です。

複数の対策手段を組み合わせて、GPS本番に万全の状態で臨みましょう。

GPSの練習問題に関するよくある質問

GPSの練習問題について就活生からよく寄せられる質問にお答えします。

GPSの練習問題はどこで手に入りますか?

GPSの練習問題を入手できる場所は現時点では非常に限られています

最も確実なのは、GPS-Businessの公式サイトで公開されている例題を確認する方法です。

また、dodaキャンパスに無料登録すればGPSのお試し受検を体験でき、実際の出題形式で練習することが可能です。

就活情報サイト(就活の教科書、キャリアパークなど)でもGPSの例題が掲載されているため、複数のサイトを横断的にチェックして練習問題を集めるのがおすすめです。

GPSに特化した市販の問題集はほとんどないため、基礎能力セクションの対策にはSPIや玉手箱の問題集を活用しましょう。

練習問題は何問くらい解けば十分ですか?

GPSの練習問題に必要な問題数はセクションによって異なります

基礎能力セクション(言語・数理処理)は、SPIの問題集で100〜200問程度を解いておけば十分な基礎力が身につきます。

思考力セクションは暗記ではなく思考プロセスが重要なため、問題数よりも解き方の振り返りに時間をかけることが大切です。

目安としては、各思考力タイプ(批判的・創造的・協働的)で5〜10問ずつ解き、出題パターンに慣れておけば本番で対応できるでしょう。

問題数にこだわるよりも、間違えた問題の復習を丁寧に行い、同じタイプの間違いを繰り返さないことが重要です。

GPSの過去問は公開されていますか?

GPSの過去問は一般には公開されておらず、入手することはできません

これはSPIや玉手箱などの他のWebテストも同様で、テストの公正性を保つために問題の流出が厳しく管理されています。

インターネット上で「GPS 過去問」「GPS 解答集」として出回っている情報は正確性が保証されておらず、利用は推奨できません。

過去問に頼るのではなく、公式サイトの例題やお試し受検、本記事のような練習問題で出題傾向を把握するのが最も確実な方法です。

GPSは思考力を重視するテストであるため、パターンを暗記するよりも考え方を鍛える対策が有効です。

まとめ

GPSは、ベネッセi-キャリアが提供する思考力重視の適性検査です。

思考力セクションでは批判的・創造的・協働的思考力が測定され、基礎能力セクションでは言語・数理処理の力が問われます。

GPS専用の練習問題は限られていますが、本記事で紹介した練習問題を繰り返し解いて出題パターンに慣れておくことが重要です。

練習問題での演習に加えて、dodaキャンパスのお試し受検で本番の出題形式を体験しておくことも忘れずに行いましょう。

この記事の練習問題と解説を活用して、GPSテストを突破してください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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