国際基督教大学(通称:ICU)は、東京都三鷹市にキャンパスを持つリベラルアーツ教育の名門私立大学であり、高度な英語力と幅広い教養を活かした就職実績で知られています。
ICUの就活について、「就職先はどこが多い?」「キャリアセンターの評判は?」「外資系企業に強いって本当?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、国際基督教大学のキャリアセンターの支援内容から就職率、就職先ランキング、外資系企業やコンサルティング業界への強みまで網羅的に解説します。
- ICUキャリアサポート・オフィスの支援内容とサポート体制
- ICUの就職率と主な就職先ランキング
- 外資系企業・コンサル業界への就職先と業界傾向
- リベラルアーツ教育を活かした就活戦略と語学力の武器
- 国際基督教大学の就活事情を知りたい在学生・受験生
- ICUからの就職先や就職率が気になる人
- ICUの語学力・国際性を活かした就職ルートを知りたい人
目次[目次を全て表示する]
【国際基督教大学の就活】キャリアセンター・就職支援の特徴
国際基督教大学のキャリアサポート・オフィスは、学生一人ひとりの自主性を尊重しながらきめ細やかな進路支援を提供しています。
ICUキャリアサポート・オフィスでできること
国際基督教大学のキャリアサポート・オフィスでは、全学年を対象に個別相談を実施しており、キャリアに関するあらゆる相談に対応しています。
個別面談では、エントリーシートの添削や履歴書の確認、模擬面接といった実践的なサポートが受けられるほか、業界研究や自己分析の方法についても相談できます。
年間を通じてキャリア形成や就職活動に役立つセミナー・ガイダンスを多数開催しており、内定者報告会では先輩の生の体験談を聞くことができます。
ICUの就職支援は「個別支援」と「集団支援」の2つの軸から構成されており、学生の多様な進路希望に対応できる柔軟な体制が特徴です。
外資系企業やコンサルティングファームを志望する学生が多いICUでは、英語での面接対策やケース面接の練習といった専門的なサポートも提供されています。
キャリアサポート・オフィスはERB棟(教育研究棟)内に設置されており、予約制で個別面談を受けることが可能です。
キャリア・サポーターズ制度とOB・OGネットワーク
ICUの就職支援で特筆すべきは、「キャリア・サポーターズ」制度の存在です。
キャリア・サポーターズとは、ICU卒業生が在学生の就職活動を支援するための仕組みであり、各業界で活躍するOB・OGから直接アドバイスを受けられます。
コンサルティング業界、金融業界、メディア業界、国際機関など多様な分野の卒業生が登録されており、業界の実情や選考対策について生の声を聞ける貴重な機会です。
ICUは1学年あたりの学生数が約620人と比較的小規模な大学であるため、卒業生との距離が近く、ネットワークが密であるのが強みです。
卒業生が各業界の第一線で活躍していることから、ICUのOB・OGネットワークは就活を有利に進めるための重要な武器となっています。
キャリア・サポーターズを活用する際は、事前に志望業界や聞きたいことを整理しておくと、より有意義な面談になります。
三鷹キャンパスの就活環境
国際基督教大学は三鷹キャンパスのみの1拠点体制で、東京都三鷹市大沢に位置しています。
キャンパスは武蔵境駅・三鷹駅からバスでアクセスでき、JR中央線沿線にあるため都心のオフィス街への移動は比較的スムーズです。
三鷹キャンパスは約62万平方メートルの広大な敷地を有しており、緑豊かな環境の中で学業と就活準備に集中できるのが特徴です。
キャリアサポート・オフィスはキャンパス内に設置されており、個別面談やセミナー参加のために別拠点に移動する必要がないのは1キャンパス体制のメリットです。
オンライン面接の環境も整備されているため、都心への移動が必要な対面面接と使い分けることで、効率的な就活が可能です。
ICUの寮に住んでいる学生も多く、キャンパス内で就活仲間と情報共有しやすい環境も就活において有利なポイントです。
【国際基督教大学の就活】就職率と就職実績データ
国際基督教大学は就職先の質の高さで知られる大学です。具体的な数値を見ていきましょう。
ICUの就職率はどれくらい?
国際基督教大学の就職率は91.8%(2023年6月・2024年3月卒業生実績)と、高い水準を維持しています。
この数値は就職希望者に対する就職決定率であり、就職を希望した学生の9割以上が内定を獲得していることを示しています。
ICUの卒業生の進路傾向は例年、就職約70%、進学約20%となっており、大学院への進学率が高いのもICUの特徴です。
進学先には東京大学大学院や海外の大学院を選ぶ学生も多く、リベラルアーツ教育を土台にさらに専門性を深める道を選ぶ卒業生が一定数います。
就職率だけでなく、就職先の質の高さがICUの就職実績の最大の特徴であり、コンサルティングファームや外資系企業への就職者数は小規模大学としては際立って多いです。
「少数精鋭で就職に強い大学」として、採用担当者からの評価も高い水準を維持しています。
有名企業への就職実績と業界分布
国際基督教大学の有名企業への就職実績は、1学年約620人という小規模大学とは思えないほど充実しています。
2023年度の就職先ランキング1位はアクセンチュア(15人)であり、学年の約2.4%がアクセンチュアに就職している計算になります。
2位は有限責任監査法人トーマツ(7人)、3位はPwCコンサルティング(6人)、デロイト トーマツ コンサルティング(6人)、日本航空(6人)と続いています。
ブルームバーグ(5人)、ゴールドマン・サックス証券など外資系金融機関への就職者もおり、金融業界でもICUの存在感は際立っています。
総合商社では伊藤忠商事、三菱商事、三井物産への実績があり、大手商社の採用においてもICUは一定の評価を得ています。
この就職実績は、ICUの学生が持つ高い英語力と論理的思考力が企業から評価されていることの証拠です。
「就活が悪い」と言われるケースの真相
「ICU 就活 悪い」と検索する人もいますが、データが示す通り就職実績は非常に優秀です。
ネガティブな印象が生まれる要因の一つは、ICUが1学部制(教養学部アーツ・サイエンス学科)であるため、「専門性がない」と誤解されるケースです。
しかし実際には、メジャー制(専修分野制度)を通じて専門性を深めた学生が、その知見と英語力を武器に外資系企業やコンサルティングファームから高い評価を受けています。
もう一つの要因は、就職率が91.8%と他大学と比べてやや低く見える点ですが、これは進学率が約20%と高いことが影響しており、就職を希望しない学生が一定数いるためです。
就職希望者に限定すれば、ICUの就職実績は早慶に匹敵する水準にあります。
就活の成否は大学名ではなく、リベラルアーツ教育で培った思考力と語学力をどれだけアピールできるかに左右されます。
【国際基督教大学の就活】主な就職先・人気企業
国際基督教大学の卒業生は、コンサルティング業界・外資系企業を中心に幅広い業界に就職しています。最新の実績データをもとに紹介します。
ICUの就職先ランキング
国際基督教大学の就職先で最も多いのはアクセンチュア(15人)であり、コンサルティング業界への就職がICUの就活の最大の特徴です。
2位の有限責任監査法人トーマツ(7人)、3位のPwCコンサルティング(6人)、デロイト トーマツ コンサルティング(6人)と、Big4コンサルティングファームが上位を占めています。
航空業界では日本航空(6人)への就職者が上位に入っており、全日本空輸(ANA)への実績もあります。
金融業界ではゴールドマン・サックス証券やブルームバーグ(5人)、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、日本銀行、国際協力銀行など国内外の大手金融機関への就職実績があります。
IT・メディア業界ではグーグル、サイバーエージェント、電通グループ、博報堂への就職者を輩出しています。
総合商社では伊藤忠商事、三菱商事、三井物産という五大商社への就職実績もあり、ICUの就職先の幅広さは際立っています。
- 1位:アクセンチュア(15人)
- 2位:有限責任監査法人トーマツ(7人)
- 3位:PwCコンサルティング(6人)
- 3位:日本航空(6人)
- 3位:デロイト トーマツ コンサルティング(6人)
- 6位:ブルームバーグ L.P.(5人)
- その他:ゴールドマン・サックス証券、三菱商事、グーグル、電通グループ
外資系企業・コンサルティングファームへの強み
ICUの就職実績で最も際立っているのは、外資系企業やコンサルティングファームへの就職力の高さです。
アクセンチュア(15人)を筆頭に、PwC、デロイト、EYといったBig4への就職者数は、1学年約620人の大学としては驚異的な数字です。
この強みの背景には、ICUのリベラルアーツ教育で培われる論理的思考力と問題解決能力がコンサルティング業界の求める人材像と合致している点があります。
さらに、日英バイリンガル環境で鍛えられた高度な英語力は、外資系企業の選考において決定的なアドバンテージになります。
外資系金融ではゴールドマン・サックス証券やブルームバーグへの就職実績があり、高年収の外資系キャリアを目指すICU生も少なくありません。
P&G、アマゾンジャパン、グーグルなど外資系メーカー・IT企業への就職者もおり、ICUの語学力と国際性が幅広い外資系企業で評価されています。
「勝ち組」と言われる就職先の傾向
ICUの就活で「勝ち組」と言われやすい就職先には、いくつかの特徴があります。
まず、マッキンゼーやBCG、ベインといった戦略系コンサルティングファームへの就職は、ICU生にとって最も評価される進路の一つです。
次に、ゴールドマン・サックス証券やモルガン・スタンレーなどの外資系投資銀行への就職は、高い報酬と国際的なキャリアの面で注目されます。
総合商社(伊藤忠商事・三菱商事・三井物産)への就職も「ICUらしい勝ち組ルート」として認知されており、語学力を活かしたグローバルビジネスへの関与が魅力です。
国際機関や外務省への就職も一定数あり、国際社会で活躍するキャリアはICUの建学の精神に沿った進路として評価されています。
ただし、何を「勝ち」とするかは価値観次第であり、自分のリベラルアーツの学びを活かせるキャリアを選ぶことが長期的な満足につながります。
【国際基督教大学の就活】学部・学科別の就職事情
国際基督教大学は教養学部アーツ・サイエンス学科の1学部1学科制ですが、メジャー(専修分野)によって就職先の傾向が異なります。
メジャー制と就職先の関係
ICUのメジャー制(専修分野制度)は、全31のメジャーから自分の学びを自由に設計できる独自のカリキュラムです。
メジャーの履修方法は「メジャーを1つ修める」「2つのメジャーを同時に履修する(ダブルメジャー)」「2つのメジャーを比率を変えて履修する(メジャー+マイナー)」の3通りがあり、文理の組み合わせも自由です。
経済学や経営学をメジャーに選んだ学生はコンサルティング業界や金融業界への就職が多い傾向にあります。
国際関係学や政治学をメジャーに選んだ学生は国際機関や官公庁、NGOへの就職や大学院進学を選ぶケースが目立ちます。
言語学や文学をメジャーにした学生はメディア・出版業界や教育業界への就職が多く、ICUで磨いた語学力を活かしたキャリアを選んでいます。
情報科学や数学をメジャーにした理系学生はIT企業やデータ分析関連企業への就職が中心であり、文理融合のメジャー選択が就職の幅をさらに広げています。
文系メジャー・理系メジャーの就職傾向
ICUの文系メジャーからの就職先は、コンサルティング・金融・商社・メディア・航空業界が中心です。
経済学・経営学メジャーの学生はアクセンチュアやPwC、デロイトなどコンサルティングファームへの就職率が高く、ICUの就職先ランキング上位を構成する主力層です。
国際関係学メジャーの学生は外務省や国際協力機構(JICA)、国際協力銀行などへの就職実績があり、ICUならではの国際性を活かした進路が特徴的です。
理系メジャーの学生は情報科学を中心にIT企業やテック系企業への就職が多く、プログラミングスキルと英語力の両方を武器にできるのが強みです。
自然科学系メジャーの学生は大学院進学率が比較的高く、研究者や専門職としてのキャリアを目指す学生が多い傾向にあります。
ICUのリベラルアーツ教育では文理の垣根を越えた学びが推奨されるため、「文系だけど数学に強い」「理系だけど語学力がある」という複合的なスキルが就活で武器になります。
就職に強いメジャー・弱いメジャーはある?
ICUの中で就職に強いメジャーとして名前が挙がるのは、経済学・経営学です。
経済学・経営学メジャーはコンサルティング業界や金融業界との相性が良く、就職先ランキング上位の企業に多くの卒業生を送り出しています。
国際関係学メジャーも外資系企業や国際機関への就職で強い実績を持っており、ICUのブランドと最も親和性の高いメジャーの一つです。
一方、就職に弱いメジャーと見られることがあるのは哲学・宗教学や美術・音楽などの人文系メジャーですが、これはメジャーの性質上、就職先が一般的な企業ランキングに反映されにくいだけです。
ICUではメジャーに関わらず、英語力とリベラルアーツの素養が就活における共通の武器となるため、メジャーだけで就職の有利・不利を判断するのは適切ではありません。
ダブルメジャーやメジャー+マイナーの組み合わせで専門性の幅を広げることが、就活での差別化につながります。
【国際基督教大学の就活】学校推薦の仕組みともらい方
国際基督教大学ではリベラルアーツ大学としての特性上、理工系大学のような推薦制度はありませんが、独自のキャリア支援体制があります。
ICUにおける推薦・紹介制度の実態
ICUでは一般的な理工系大学のような学校推薦制度は設けられていません。
リベラルアーツ大学としての特性上、特定の企業への推薦枠を設ける方式ではなく、学生の自主的なキャリア形成を重視するスタンスをとっています。
ただし、キャリアサポート・オフィスに届く求人票の中には「ICUの学生を積極的に採用したい」という企業からの指定校求人も含まれており、事実上の優遇措置として機能しています。
特に外資系コンサルティングファームや外資系金融機関は、ICUの学生に対して説明会や選考への優先案内を行うケースがあります。
OB・OGのリファラル(紹介)による採用も一定数あり、キャリア・サポーターズ制度を通じた卒業生との接点が実質的な推薦の役割を果たしています。
推薦制度に頼らなくても、ICUのブランド力と英語力で十分に戦えるのがICU生の強みです。
英語力・語学力を活かした就活戦略
ICUの最大の武器は、日英バイリンガル環境で鍛えられた高度な英語力です。
ICUでは授業の多くが英語で行われるため、TOEIC900点以上やTOEFL iBT100点以上のスコアを持つ学生が珍しくありません。
外資系企業の選考では英語面接が課されることが多いですが、ICU生にとっては日常的な環境であるため、英語面接が有利に働くケースが多いです。
ボストンキャリアフォーラムなどの日英バイリンガル向けキャリアイベントに参加するICU生も多く、海外大学の学生と同じ土俵で戦える語学力を持っています。
英語力に加えて、第三言語(フランス語・中国語・スペイン語など)を修得している学生もおり、マルチリンガルのキャリアを構築するICU生もいます。
語学力を就活で最大限に活かすためには、単に「英語ができる」だけでなく、英語で何を学び何を考えてきたかを伝えることが重要です。
リベラルアーツの学びを選考でアピールする方法
ICUのリベラルアーツ教育を選考でアピールするためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
まず、「リベラルアーツ=専門性がない」という誤解を面接官に持たれないように、メジャーでの学びの深さと幅広さの両方を具体的に説明できるようにしましょう。
ICUで身につけたクリティカルシンキング(批判的思考力)は、コンサルティング業界や企画職において特に高く評価されるスキルです。
授業のディスカッションやプレゼンテーションで培ったコミュニケーション能力は、面接の場で自然と発揮されます。
ダブルメジャーや文理融合の履修経験があれば、「複数の視点から問題を分析できる」という多角的な思考力をアピールする材料になります。
ICUの教育で得た力を就活で効果的に伝えるためには、具体的なエピソード(ゼミでの研究、留学経験、グループワークの成果)と結びつけて語ることが鍵です。
【国際基督教大学の就活】業界・職種別の就職傾向
ICUからどの業界・職種に就職する人が多いのかを把握しておくと、就活の方向性を定めやすくなります。
人気業界と就職先の傾向
ICU生に人気の業界は、コンサルティング、金融、商社、航空、IT・メディアです。
コンサルティング業界が最も多くの就職者を輩出しており、アクセンチュア・PwC・デロイト・EYの4社だけで就職先ランキングの上位を独占しています。
金融業界ではメガバンクから外資系投資銀行まで幅広い就職実績があり、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゴールドマン・サックス証券などへの就職者がいます。
航空業界ではJAL(6人)を筆頭にANAへの就職者もおり、語学力を活かしたグローバルなキャリアを志望するICU生に人気です。
IT業界ではグーグル、サイバーエージェント、NTTデータなど国内外の大手企業への就職実績があります。
メディア・広告業界では電通グループ、博報堂、ソニー・ミュージックエンターテインメントなどへの就職者を輩出しており、クリエイティブな分野でもICUの存在感は際立っています。
職種別の傾向と選考のポイント
ICUから就職する職種としては、コンサルタント、総合職、企画職、マーケティング職、アナリストが主流です。
コンサルタント職はICU生の就職先として最も多く、戦略コンサルから総合コンサルまで幅広い分野で活躍する卒業生がいます。
総合商社の総合職ではグローバルなビジネス環境で語学力を活かした仕事が求められるため、ICUの教育との親和性が高い職種です。
外資系金融のアナリスト職やトレーダー職は高い論理的思考力と英語力が求められるため、ICUでの学びが直接的に活きるキャリアです。
ICUの就活では「リベラルアーツの学び×語学力×思考力」のアピールが選考のカギになることが多く、ケース面接やグループディスカッションでの論理展開力が評価されます。
近年はデータサイエンスやDX(デジタルトランスフォーメーション)関連の職種への就職者も増えており、文理融合のスキルセットを持つICU生の需要が高まっています。
外資系と日系の選考の違いとICU生の戦い方
ICU生が就活で考慮すべき重要なポイントが、外資系と日系の選考スタイルの違いです。
外資系企業は選考が早期に始まり、ケース面接やジョブ型の選考が中心であるため、3年生の夏のインターンから本格的に動き出す必要があります。
日系企業は経団連のスケジュールに沿った選考が多く、面接では「人柄」や「志望動機」が重視される傾向にあります。
ICU生の強みは、外資系の選考で求められる英語力とロジカルシンキングを日常的に鍛えている点であり、外資系選考では他大学に対して明確なアドバンテージがあります。
一方、日系大手企業の選考では「なぜICUを選んだのか」「リベラルアーツで何を学んだのか」を分かりやすく伝えることが求められます。
外資系と日系の両方を併願する場合は、選考スケジュールの違いを踏まえた計画的な就活が成功のカギになります。
【国際基督教大学の就活】履歴書・GPA・選考への影響
就活ではES以外にも履歴書やGPAが選考材料になることがあります。ICU特有の注意点を押さえておきましょう。
国際基督教大学の履歴書の書き方と注意点
履歴書の大学名欄には「国際基督教大学」と正式名称で記載するのが原則です。
略称の「ICU」は公式書類では使用せず、必ず正式名称を記載してください。
学部・学科名は「教養学部アーツ・サイエンス学科」と記載し、メジャー(専修分野)も併せて書くと選考担当者に学びの内容が伝わりやすくなります。
キャリアサポート・オフィスでは履歴書の添削サービスを行っているため、提出前にプロのチェックを受けることをおすすめします。
英語の履歴書(Resume/CV)を求められる外資系企業も多いため、日本語と英語の両方の履歴書を準備しておくと安心です。
ICUでの学びの特徴(リベラルアーツ教育、メジャー制、英語での授業)を履歴書の自己PR欄で効果的に伝えることが、書類選考突破のポイントです。
GPAは就活にどこまで影響する?
ICUのGPAが就活にどの程度影響するかは、志望する企業や業界によって異なります。
外資系コンサルティングファームや外資系投資銀行は成績を重視する傾向が強く、GPA3.5以上を一つの目安としている企業もあります。
ICUは成績評価が厳格なことで知られており、他大学に比べてGPAが低めに出やすい傾向があるため、その点を考慮してくれる企業もあります。
GPAが悪い場合でも、インターンシップの実績や課外活動、語学スコアでカバーすることは可能ですが、外資系の書類選考でハードルが上がるリスクはあります。
日系企業ではGPAよりも人柄やコミュニケーション能力が重視される傾向にあるため、成績だけが全てではありません。
とはいえ、ICUでの学業成績はリベラルアーツの学びへの真剣さの証明になるため、日頃の学業に取り組んでおくのが賢明です。
欠席は就活に影響する?学業との両立
大学の欠席日数が直接的に就活の選考結果に影響することは、ほとんどの企業ではありません。
ただし、欠席が原因で単位を落として卒業が危うくなると、内定取り消しのリスクが生じるため注意が必要です。
ICUではディスカッションやグループワーク中心の授業が多いため、欠席すると授業の質に直接影響するという特有の事情があります。
外資系企業の選考は3年生の秋から始まることが多く、授業と選考スケジュールが重なるケースもあるため、計画的な時間管理が求められます。
キャリアサポート・オフィスでは就活スケジュールの相談にも応じているため、授業との両立に不安がある場合は早めに相談しましょう。
ICUでは留学する学生も多いため、留学中の就活準備やボストンキャリアフォーラムへの参加など、海外にいながら就活を進める方法についてもアドバイスを受けられます。
【国際基督教大学の就活】よくある質問
ICUの就活について寄せられることの多い質問に回答します。
ICUの就活は難しい?早慶との差はある?
「ICU 就活 難しい」と検索する学生もいますが、結論としてはコンサルティング業界や外資系企業においては非常に有利なポジションにあります。
アクセンチュアへの就職者数15人は、1学年約620人の大学としては極めて高い比率であり、早慶と比較しても遜色のない実績です。
外資系企業の選考では英語力が決定的な差別化要因になるため、ICU生は学歴フィルターで不利になることはほぼありません。
ただし、日系大手メーカーや金融機関の大量採用においては、早慶と比べて絶対的な就職者数が少ないため、その点では難しい面があるのは事実です。
ICUの強みを活かした就活戦略(外資系・コンサル・グローバル企業への集中)を立てれば、トップクラスの就職先を獲得することは十分に可能です。
1学部制の少人数大学であるがゆえに、一人ひとりの就活力が問われるのもICUの特徴です。
ICUで就職に有利な要素・不利な要素は?
ICUの就活で有利に働く最大の要素は、やはり高度な英語力です。
日英バイリンガル環境で4年間学んだ経験は、外資系企業だけでなく日系のグローバル企業でも高く評価されます。
リベラルアーツ教育で培った批判的思考力と多角的な視点は、コンサルティング業界や企画職において特に強いアドバンテージになります。
一方、不利に働く可能性があるのは、1学部制であるために「何を専門に学んだのか」が面接官に伝わりにくい点です。
メジャー制の仕組みを知らない面接官もいるため、自分の学びの内容を分かりやすく説明する準備は必須です。
ICUのブランドは採用担当者の間で「優秀な人材が多い」という評価が定着しているため、大学名で不利になる場面はほとんどありません。
内定獲得に向けて今からできること
ICUで内定を獲得するために、今からできることは以下の通りです。
まず、キャリアサポート・オフィスに足を運んで個別相談を受け、自分の就活スケジュールを立てましょう。
外資系を志望する場合は3年生の夏のサマーインターンが事実上の選考開始であるため、2年生のうちから業界研究とケース面接の対策を始めておくことが重要です。
キャリア・サポーターズ制度を活用し、志望業界で活躍するOB・OGとの接点を早い段階で作っておくことが内定への近道です。
英語力をさらに磨くために、TOEICやTOEFLのスコアアップに取り組み、英語面接の実践練習も並行して行いましょう。
就活は情報戦でもあるので、キャリアサポート・オフィスのイベント情報チェックとOB・OG訪問を今すぐ始めておきましょう。
まとめ
国際基督教大学の就活について、キャリアサポート・オフィスの支援体制から就職率、就職先ランキング、メジャー別の特徴、外資系への強みまで幅広く解説しました。
ICUは就職率91.8%と高い水準を維持しており、就職先ランキングではアクセンチュア(15人)を筆頭にコンサルティングファームや外資系企業が上位を占めています。
1学年約620人という小規模大学でありながら、ゴールドマン・サックス証券、三菱商事、グーグルといったトップ企業への就職実績は、ICUのリベラルアーツ教育と語学力が企業から高く評価されていることの証明です。
キャリア・サポーターズ制度によるOB・OGネットワークも就活の強い味方であり、少人数大学ならではの密な人脈を活かした就活が可能です。
ぜひこの記事を参考に、ICUでの就活を計画的に進めてください。
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