就職活動の適性検査で事務職を志望する人は、「SCOA-B」を受検する可能性があります。
SCOA-BはNOMA総研が提供する事務能力検査に特化した適性検査で、照合・分類・計算・言語の4分野から出題されます。
検査時間は約45分と短く、スピードと正確性の両立が求められるのが最大の特徴です。
この記事では、SCOA-Bの練習問題15選を4分野別に解答解説つきで紹介し、徹底対策できる形にまとめました。
- SCOA-B4分野別の練習問題と解法
- 照合・分類・計算・言語の出題傾向
- 練習問題が解けるおすすめ教材
- 事務能力検査を攻略するコツ
- 事務職・銀行志望でSCOA-Bを受検予定の人
- 照合・分類問題の解き方を知りたい人
- スピードと正確性を両立させたい人
- 解答解説つきの練習問題で学びたい人
目次[目次を全て表示する]
SCOA-Bとは?事務能力検査の特徴と出題構成
練習問題に取り組む前に、SCOA-Bの全体像を押さえておきましょう。ここでは基本情報を整理します。
SCOA-Bの出題構成
SCOA-Bは照合・分類・計算・言語の4分野で構成される事務能力検査です。
解答時間は約45分で、総問題数は120〜150問程度と多めに設定されています。
1問あたり約20秒という極めて短い時間で解く必要があり、瞬発力と集中力が問われます。
難問は少ないものの、大量の問題を時間内に捌くスピードが最大の課題です。
SCOA-Bが導入される企業の傾向
SCOA-Bは銀行・保険・信用金庫・事務職中心の企業で採用されています。
一般事務・営業事務・経理事務・データ入力など、正確な事務処理能力が求められる職種の選考で使われます。
SCOA-Aと併用されるケースもあり、両方の対策が必要な場合もあります。
選考案内に「事務能力検査」と記載されている場合は、SCOA-Bの可能性が高いと判断できます。
SCOA-B照合の練習問題4選
照合は文字や数字の並びを見比べて、同じか違うかを判定する問題です。
練習問題1:数字列の照合
問題:次の2つの数字列が同じか異なるかを判定しなさい。「8394572016」と「8394572016」
解法:左から順に1文字ずつ機械的に比較します。
8=8、3=3、9=9、4=4、5=5、7=7、2=2、0=0、1=1、6=6で全て一致します。
答え:同じ
練習問題2:アルファベット列の照合
問題:「KLMNOPQR」と「KLMNOPQB」を比較し、異なる箇所を答えなさい。
解法:左から順に比較していきます。
K、L、M、N、O、P、Qまで一致し、最後の8文字目でRとBが異なります。
答え:8文字目(R≠B)
練習問題3:住所の照合
問題:「東京都千代田区丸の内1-2-3」と「東京都千代田区丸の内1-3-3」の違いを答えなさい。
解法:文字列を区切りごとに分割して比較します。
番地部分の2番目が「2」と「3」で異なります。
答え:番地の2番目(2≠3)
練習問題4:氏名の照合
問題:「山田太郎」と「山田大郎」を比較しなさい。
解法:1文字ずつ比較すると3文字目の「太」と「大」が異なります。
形が似ている漢字は見落としやすいので注意が必要です。
答え:3文字目が異なる
SCOA-B分類の練習問題4選
分類は与えられた項目を指定されたカテゴリーに振り分ける問題です。
練習問題5:五十音順分類
問題:次の単語を五十音順に並べなさい。「さくら」「あじさい」「たんぽぽ」「かすみ」
解法:先頭の文字で五十音順に並べます。
あ→か→さ→たの順なので、「あじさい」「かすみ」「さくら」「たんぽぽ」となります。
答え:あじさい、かすみ、さくら、たんぽぽ
練習問題6:数値範囲分類
問題:次の数値を「100未満」「100以上500未満」「500以上」に分類しなさい。85、320、640、50、450
解法:各数値がどの範囲に該当するかを判定します。
100未満:85、50/100以上500未満:320、450/500以上:640となります。
答え:上記の通り
練習問題7:カテゴリー分類
問題:次の商品を「食品」「文具」「衣料」に分類しなさい。りんご、ノート、Tシャツ、パン、鉛筆
解法:商品の属性でカテゴリーを判定します。
食品:りんご、パン/文具:ノート、鉛筆/衣料:Tシャツとなります。
答え:上記の通り
練習問題8:日付分類
問題:次の日付を月別に分類しなさい。3/15、7/20、3/8、7/1、10/5
解法:月の数字で分類します。
3月:3/15、3/8/7月:7/20、7/1/10月:10/5となります。
答え:上記の通り
SCOA-B計算の練習問題4選
計算は四則演算を中心とした基本的な数値処理問題です。
練習問題9:四則演算
問題:345+678−123=?
解法:左から順に計算します。
345+678=1,023、1,023−123=900となります。
答え:900
練習問題10:掛け算
問題:25×48=?
解法:25×4=100を使って工夫します。
25×48=25×4×12=100×12=1,200となります。
答え:1,200
練習問題11:割り算
問題:1,440÷12=?
解法:1,440÷12を筆算または暗算で求めます。
12×100=1,200、1,440−1,200=240、240÷12=20なので、100+20=120となります。
答え:120
練習問題12:計算の工夫
問題:98×102=?
解法:(100−2)×(100+2)の公式を使います。
100²−2²=10,000−4=9,996となります。
答え:9,996
SCOA-B言語の練習問題3選
言語分野では語彙や文法の基礎知識が問われます。
練習問題13:同義語
問題:「迅速」の同義語を選びなさい。ア.遅延 イ.素早い ウ.確実 エ.丁寧
解法:迅速は「速やかなこと」という意味です。
素早いが最も近い同義語となります。
答え:イ(素早い)
練習問題14:反意語
問題:「増加」の反意語を選びなさい。ア.拡大 イ.上昇 ウ.減少 エ.増大
解法:増加は「増えること」の反対は「減ること」です。
答え:ウ(減少)
練習問題15:漢字の読み
問題:「煩雑」の読みを答えなさい。
解法:ビジネス頻出漢字として覚えておきましょう。
煩雑は「はんざつ」と読み、「込み入っていて面倒なこと」という意味です。
答え:はんざつ
SCOA-Bは「難問を解く力」より「簡単な問題を速く正確に解く力」が重要です。練習段階から1問20秒を意識してリズムを作ることが、本番のスピード向上に直結します。
練習問題が解けるおすすめ教材
SCOA-B対策には専用教材と汎用教材を組み合わせるのが効果的です。
市販のSCOA対策本
定番は『最新最強のSCOA超実戦問題集』で、SCOA-Bの4分野を網羅しています。
解答解説が丁寧で、照合・分類問題の解法パターンを学べます。
事務能力検査の汎用問題集
『事務職適性検査問題集』などの汎用教材もSCOA-B対策に使えます。
照合・分類問題は他の事務検査と共通するため、流用可能です。
無料Webサイト
「マイナビ」「キャリタス」の模擬WebテストではSCOA-B形式の練習問題が一部無料で解けます。
NOMA総研公式サイトにも例題が掲載されています。
SCOA-Bを攻略する学習ステップ
練習問題を効率的に進めるためのステップを紹介します。
ステップ1:4分野の出題形式を把握
まずは照合・分類・計算・言語の4分野それぞれの出題形式を理解します。
特に照合・分類はSCOA-B特有の形式なので、最初にしっかり慣れておきましょう。
ステップ2:時間を計って解く練習
慣れてきたら1問20秒のペースで解く練習に切り替えます。
ストップウォッチで時間を計り、本番のスピード感を体に染み込ませます。
ステップ3:本番形式の模擬演習
最後は45分通しで本番形式の演習を行います。
集中力が切れない持久力も本番では重要なので、通しで解く経験を積んでおきます。
照合問題で1問に時間をかけすぎると、後半の問題に手が回らなくなります。「わからなければ飛ばす」判断を徹底し、解ける問題を確実に取ることを優先しましょう。
SCOA-Bの練習問題に関するよくある質問
就活生から寄せられる質問をまとめました。
SCOA-Bの対策期間はどれくらい必要ですか?
最低2週間〜1ヶ月の対策期間を確保すると安心です。
照合・分類問題は慣れが必要なので、早めの対策開始がおすすめです。
SPI対策本でSCOA-Bに代用できますか?
言語・計算の一部は流用できますが、照合・分類は代用できません。
SCOA-B専用の教材を1冊購入することをおすすめします。
合格ラインはどれくらいですか?
企業によりますが、一般的に正答率7割が目安です。
事務職の選考では正確性が重視されるため、ケアレスミスを減らす練習が重要です。
まとめ
SCOA-Bは照合・分類・計算・言語の4分野で構成される事務能力検査です。
1問20秒という短時間で解く必要があり、スピードと正確性の両立が最大の課題となります。
本記事で紹介した15問の練習問題を解法ごと理解し、市販問題集で演習量を積み上げましょう。
時間を計った反復練習で、本番のスピード感を体に染み込ませることが合格への近道です。
事務職を志望する就活生は、早めにSCOA-B対策を開始して合格ラインを突破してください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート











