GPSの対策法を徹底解説|思考力テストの攻略ロードマップ

GPSの対策法を徹底解説|思考力テストの攻略ロードマップ

就職活動の適性検査では、「GPS(Global Proficiency for Students)」を受検することがあります。

GPSはベネッセが提供する思考力を測定する適性検査であり、批判的思考力・協働的思考力・創造的思考力の3つの力が問われます。

この記事では、GPSの対策法についてテストの特徴から分野別の攻略法スケジュールの立て方まで徹底的に解説します。

この記事を読んでわかること
  • GPSの基本情報と出題傾向
  • 批判的思考力・協働的思考力・創造的思考力の分野別対策法
  • 効率的な対策スケジュールの立て方
  • 本番で高得点を取るための戦略
この記事をおすすめしたい人
  • GPSを初めて受検する人
  • GPSの対策方法がわからない人
  • 思考力テストに苦手意識がある人

GPSとは?基本情報をわかりやすく解説

GPSは、ベネッセi-キャリアが提供する思考力測定型の適性検査です。

ここでは、GPSの基本的な特徴と出題形式について解説します。

GPSの概要と特徴

GPS(Global Proficiency for Students)は、ベネッセi-キャリアが開発した思考力測定テストで、大学教育を通じて身についた汎用的な思考力を評価することを目的としています。

最大の特徴は、単なる知識量ではなく「考える力」そのものを測定する点にあります。

テストは「批判的思考力」「協働的思考力」「創造的思考力」の3領域で構成されており、日常的な場面や仕事の場面を想定した問題が出題されます。

SPIのように計算問題や語彙問題が中心ではないため、従来の適性検査とは対策のアプローチが大きく異なるテストです。

問題形式はテキストや図表を読み取って最適な選択肢を選ぶものが多く、情報を整理して論理的に判断する力が試されます。

受検時間は約35分と比較的短めですが、1問あたりにかけられる時間が限られるため、スピーディーな思考が求められます。

GPSを導入している企業の傾向

GPSは、大手企業からベンチャー企業まで幅広い業界で導入が進んでいます。

特にコンサルティング業界やIT業界、商社など、論理的思考力やクリエイティブな発想力を重視する企業での採用実績が目立ちます。

ベネッセi-キャリアの「dodaキャンパス」と連携しているため、dodaキャンパスに登録している学生がスカウト選考の一環として受検するケースも増えています。

SPIや玉手箱に比べるとまだ知名度は高くありませんが、思考力を重視する企業を中心に導入数は年々増加傾向にあります。

志望企業がGPSを採用しているかどうかは、就活口コミサイトや先輩の体験談で事前に確認しておくとよいでしょう。

他の適性検査との違い

GPSと他の適性検査の最大の違いは、知識の暗記量ではなく思考プロセスそのものを評価する点にあります。

SPIでは語彙や計算の正確さが問われ、玉手箱では大量の問題を素早く処理するスピードが重視されます。

一方でGPSは、与えられた情報を分析し、複数の視点から検討して結論を導く「思考の質」が評価対象です。

そのため、SPI対策本を暗記するような勉強法だけでは十分な対策にならず、日頃から「なぜそうなるのか」を考える習慣が重要になります。

また、GPSには性格検査のパートも含まれており、思考力テストと合わせて受検者の総合的な特性が測定されます。

企業がGPSを実施する理由

企業がGPSを選考に取り入れる背景には、従来のテストでは測れなかった能力を評価したいというニーズがあります。

ここでは、企業がGPSを実施する主な理由を3つ紹介します。

思考力を多面的に評価できる

企業がGPSを導入する最大の理由は、受検者の思考力を「批判的」「協働的」「創造的」の3つの観点から多面的に評価できる点です。

従来のSPIや玉手箱では、言語能力や計算能力は測定できるものの、「情報を疑い検証する力」や「他者と協力して問題を解決する力」を正確に評価することは困難でした。

GPSでは、日常やビジネスの場面を想定した問題を通じて、受検者がどのような思考回路で判断を下すかが可視化されます。

これにより、単に勉強ができる学生ではなく、入社後に実際の業務で成果を出せる人材かどうかを見極めやすくなります。

特に、チームでのプロジェクトワークが中心となる企業では、協働的思考力の評価が採用判断に大きく影響します。

学歴に依存しない選考ができる

GPSは知識量ではなく思考力を測定するテストであるため、学歴や偏差値に依存しない公平な選考が可能になります。

大学の専攻や学部に関係なく、どのような学生でも思考力次第で高スコアを獲得できるのがGPSの特徴です。

企業側としては、いわゆる「学歴フィルター」に頼らず、本質的な能力を持った人材を発掘するツールとしてGPSを活用しています。

ダイバーシティ推進を掲げる企業にとって、多様なバックグラウンドを持つ学生を公正に評価できるGPSは非常に相性が良いテストといえるでしょう。

採用基準の透明性を高めたい企業が増えている背景も、GPS導入の追い風となっています。

入社後の活躍予測に活用できる

GPSのスコアは、入社後の業務パフォーマンスとの相関が高いとされており、採用のミスマッチを減らすために活用されています。

ベネッセi-キャリアの研究データによると、GPSで高い思考力スコアを示した学生は、入社後のプロジェクト推進力やコミュニケーション能力が高い傾向にあるとされています。

企業は採用活動に多大なコストをかけているため、入社後に早期離職されたり期待通りの成果が出なかったりするリスクを最小限にしたいと考えています。

GPSの結果を採用判断の一つの指標とすることで、配属先の適性も含めたマッチング精度を高めることが可能です。

こうした予測妥当性の高さが、GPSを導入する企業が増えている大きな理由の一つです。

批判的思考力の対策法

GPSの3領域の中でも、批判的思考力は論理的に情報を分析し正確な判断を下す力を測定するパートです。

ここでは、批判的思考力の具体的な対策法を解説します。

批判的思考力とは何が問われるか

批判的思考力パートでは、与えられた情報や主張を鵜呑みにせず、根拠を検証して妥当な結論を導く力が問われます。

具体的には、文章や図表に含まれるデータを読み取り、その情報から論理的に導ける結論を選択する問題が出題されます。

たとえば、ある主張に対して「この根拠は十分か」「別の解釈はないか」「前提条件は正しいか」といった観点で分析する力が求められます。

SPIの非言語問題のように公式を当てはめれば解ける問題ではなく、情報の信頼性や論理の妥当性を見抜く力がスコアに直結します。

日常生活ではなかなか意識しない思考パターンであるため、事前に問題形式に慣れておくことが対策の第一歩です。

情報を整理する練習法

批判的思考力を高めるには、日頃から情報を構造的に整理する習慣をつけることが効果的です。

まず、ニュース記事やコラムを読んだ際に「主張は何か」「根拠は何か」「反論はないか」の3点を意識して整理する練習を行いましょう。

この練習を繰り返すことで、テスト本番でも情報を素早く構造化し、論理の飛躍や矛盾に気づけるようになります。

また、図表やグラフが含まれる問題に慣れるために、統計データやアンケート結果を読み解く練習も取り入れると効果的です。

新聞の経済面やビジネス系Webメディアの記事は、こうした練習素材として手軽に活用できます。

毎日15〜20分程度の練習を2週間ほど続けるだけでも、情報整理のスピードと精度は大きく向上します。

批判的思考力を鍛える日常トレーニング
  • ニュース記事の「主張・根拠・反論」を整理する
  • グラフや図表を見て「読み取れること」を箇条書きにする
  • SNSの意見に対して「根拠は何か」を考える
  • 友人とディベート形式で議論する

論理的推論問題の解き方のコツ

GPS本番の批判的思考力パートでは、限られた時間内で正確に論理を組み立てる必要があるため、解き方のコツを押さえておくことが重要です。

まず、問題文を読んだら「何が問われているか」を最初に把握しましょう。

結論を求めているのか、前提の誤りを指摘する問題なのかによって、着目すべきポイントが異なるためです。

次に、選択肢を見る前に自分なりの結論を仮に立ててから選択肢を確認すると、選択肢に惑わされずに正解を選びやすくなります。

また、「必ず正しい」「絶対に誤り」といった極端な表現が含まれる選択肢は不正解であるケースが多いため、注意深く検討しましょう。

消去法を活用し、明らかに根拠が不足している選択肢から除外していくことで、正答率を高めることができます。

協働的思考力の対策法

協働的思考力は、他者と協力して問題を解決する場面での思考力を測定するパートです。

ここでは、協働的思考力パートの攻略法を具体的に紹介します。

協働的思考力で問われる能力

協働的思考力パートでは、チームでの意思決定や合意形成の場面を想定した問題が出題されます。

具体的には、複数の人物がそれぞれ異なる意見や立場を持っている状況が提示され、その中で最適な判断や行動を選択する形式です。

たとえば、プロジェクトメンバーの意見が対立している場面で「全員が納得できる解決策はどれか」を考える問題が出されます。

単に自分の意見を押し通すのではなく、各メンバーの視点を理解した上で建設的な結論を導く思考力が評価のポイントです。

グループディスカッションの経験がある学生は比較的イメージしやすいですが、問題形式に慣れていないと時間内に最適解を選ぶのは難しいでしょう。

多角的な視点を身につける方法

協働的思考力を高めるためには、物事を一つの視点だけでなく複数の角度から見る訓練が欠かせません。

まず、何か意見を持ったときに「反対の立場の人はどう考えるか」を必ず考える癖をつけましょう。

この習慣だけでも、テスト本番で複数の登場人物の視点を素早く理解する力が格段に向上します。

また、グループディスカッションの練習に参加したり、ゼミの討論で意識的に他者の意見を整理する役割を担ったりすることも有効です。

「自分の意見」と「他者の意見」を分けて整理する力は、協働的思考力パートで高得点を取るための基盤になります。

日常の会話やSNSでも、異なる意見に触れたときに「なぜその人はそう考えるのか」を想像する習慣を持つと、自然と多角的な視点が身につきます。

協働的思考力を鍛えるポイント
  • 反対意見を想定してから自分の意見を述べる
  • グループディスカッションに積極的に参加する
  • 他者の意見を要約・整理する練習をする
  • 「全員が納得する結論」を意識する

チーム場面の問題で意識すべきこと

テスト本番のチーム場面の問題では、「最も合理的かつ建設的な行動・判断はどれか」を基準に選択肢を選ぶことが重要です。

問題文には複数の登場人物が登場し、それぞれの意見や立場が異なります。

ここで、一人だけの意見を優先する選択肢や、問題の本質を無視して妥協する選択肢は不正解になりやすいです。

正解となる選択肢は、全員の意見を踏まえた上で最適なバランスを取っているものであることがほとんどです。

また、問題文の中にヒントが隠されているケースも多いため、各人物の発言内容を丁寧に読み取ることが大切です。

時間配分としては、問題文の読み取りに十分な時間をかけ、選択肢の検討は素早く行うバランスを心がけましょう。

創造的思考力の対策法

創造的思考力は、既存の枠にとらわれない発想力や新しいアイデアを生み出す力を測定するパートです。

ここでは、創造的思考力パートの対策法を具体的に解説します。

創造的思考力の出題パターン

創造的思考力パートでは、既存の情報や制約条件をもとに、新しいアイデアや解決策を考える問題が出題されます。

たとえば、ある課題に対して複数の解決策が提示され、「最も創造的で実現可能な案はどれか」を選ぶ形式の問題があります。

また、一見関連性のない情報同士を結びつけて新しい価値を生み出す発想力を問う問題も出題されます。

SPIのように正解が一つに定まる計算問題とは異なり、「より良い解」を選ぶ判断力が求められるのが大きな特徴です。

問題によっては、制約条件を満たしつつ最大の効果を得られる案を選択するなど、実践的なビジネスセンスも問われます。

発想力を鍛えるトレーニング

創造的思考力を高めるには、日常的に「別のやり方はないか」を考える習慣をつけることが最も効果的です。

たとえば、通学中に見かけた広告に対して「自分ならどう改善するか」を考えたり、身の回りの不便なことに対して解決策を3つ以上出す練習をしたりするとよいでしょう。

また、ブレインストーミングの手法を取り入れて、一つのテーマに対して制限時間内にできるだけ多くのアイデアを書き出す練習も有効です。

このとき重要なのは、アイデアの質にこだわらず、まず量を出すことです。

量を出す練習を重ねることで、自然とユニークで実用的なアイデアが出やすくなります。

週に2〜3回、10分程度のアイデア出し練習を行うだけでも、テスト本番で柔軟な発想がしやすくなります。

創造的思考力のトレーニング例

「コンビニの売上を2倍にする方法を5つ考えなさい」のようなお題を自分で設定し、制限時間3分以内にアイデアを書き出す練習を毎日行いましょう。

制約条件の中で最適解を選ぶ方法

テスト本番では、自由にアイデアを出すのではなく、与えられた制約条件の中で最も優れた解を選ぶ形式が中心です。

まず、問題文に書かれている制約条件を漏れなく把握することが大前提です。

制約を見落としてしまうと、一見優れたアイデアでも条件を満たさない不正解を選んでしまうリスクがあります。

次に、各選択肢を「制約を満たしているか」と「効果の大きさ」の2軸で評価しましょう。

制約をすべて満たした上で最も効果が高い選択肢が正解となる可能性が高いです。

また、「ありきたりな解」と「斬新だが非現実的な解」の中間にある「実現可能かつ独自性のある解」が高評価を得やすい傾向にあります。

GPS対策のスケジュールの立て方

GPSの対策は、計画的にスケジュールを組んで進めることで効率よく実力を伸ばせます。

ここでは、受検までの期間別に最適な対策スケジュールを紹介します。

受検1ヶ月前からの対策プラン

GPSの受検まで1ヶ月ある場合は、最初の2週間で思考力の基礎トレーニングを行い、後半2週間で実践演習に移るのが理想的なプランです。

1週目は、批判的思考力の土台となる「情報整理」の練習に集中しましょう。

ニュース記事を毎日1本読み、「主張・根拠・反論」を書き出す練習を行います。

2週目は、協働的思考力と創造的思考力のトレーニングを並行して進めます。

グループディスカッションの練習やアイデア出しのブレインストーミングを取り入れましょう。

3〜4週目は、GPSの過去問や類似問題を使った実践演習に切り替え、本番の時間配分に慣れることを最優先にします。

受検2週間前からの短期対策

受検まで2週間しかない場合は、GPSの問題形式に慣れることに全力を注ぐのが最も効率的な対策です。

GPSはSPIのように暗記で得点できるテストではないため、短期間で思考力を大幅に向上させることは現実的ではありません。

しかし、問題形式や時間配分に慣れるだけでも、本番でのパフォーマンスは大きく変わります。

具体的には、1日30分〜1時間の練習時間を確保し、ベネッセが公開しているサンプル問題や思考力テストの類似問題に取り組みましょう。

解き終わった後は必ず解説を読み、自分の思考プロセスのどこに改善の余地があるかを振り返ることが大切です。

短期間であっても、毎日の振り返りを積み重ねることで確実にスコアを伸ばせます。

前日〜当日の準備

受検前日は新しい問題に取り組むのではなく、これまでの練習で間違えた問題の振り返りに時間を使いましょう。

間違えた問題の解説を再度読み、なぜ間違えたのかを言語化しておくことで、本番で同じミスを防げます。

また、十分な睡眠を取ることも重要です。

思考力テストは頭の回転速度がスコアに直結するため、睡眠不足の状態では実力を発揮しにくい点に注意してください。

当日は、受検開始の30分前にはパソコンの前に座り、通信環境やブラウザの動作確認を済ませておきましょう。

GPSはWebテスト形式での受検が基本であるため、接続トラブルで焦らないよう事前準備を徹底することが大切です。

GPSで高得点を取るための戦略

GPSで高いスコアを獲得するには、各パートの特性を理解した上で効率的な解答戦略を持つことが重要です。

ここでは、本番で実力を最大限に発揮するための戦略を紹介します。

時間配分の最適化

GPSは受検時間が約35分と短いため、1問あたりの時間配分を事前に決めておくことが高得点の鍵になります。

全体の問題数から逆算して、1問あたり何分かけられるかを把握し、その時間内で解ききれない問題は一旦飛ばす判断力が求められます。

特に批判的思考力パートは問題文が長い傾向にあるため、文章を読む時間と選択肢を検討する時間を意識的に区切りましょう。

一方で、協働的思考力パートはシチュエーションを理解すれば選択肢の判断は比較的素早く行えるため、ここで時間を節約して難しい問題に回すのが効果的です。

練習時から時間を計って問題を解く習慣をつけておくと、本番でも焦らず冷静に対応できます。

問題文の読み取り精度を上げるコツ

GPSでは、問題文の読み取りミスがそのまま不正解につながるケースが多いため、正確な読解力が求められます。

まず、問題文を読む際は「何が聞かれているか」を最初に確認しましょう。

設問の意図を正確に把握してから本文を読むことで、必要な情報に焦点を当てて読み進められます。

また、図表が含まれる問題では、グラフのタイトル・軸の単位・注釈を見落とさないように注意してください。

細部のデータを正確に読み取れるかどうかで正答率が大きく変わります。

練習時から「問題文を2回読む」習慣をつけておくと、本番での読み取りミスを大幅に減らせます。

消去法の効果的な活用

GPSの選択式問題では、正解を直接選ぶよりも消去法で不正解を除外する方が効率的なケースが多くあります。

まず、明らかに論理が破綻している選択肢や、制約条件を満たしていない選択肢を先に除外しましょう。

2〜3つの選択肢を消去できれば、残りの選択肢から正解を選ぶ精度が格段に上がります。

特に創造的思考力パートでは、「現実的でない案」や「課題の解決に直結しない案」は比較的判断しやすいため、積極的に消去法を使いましょう。

迷った場合は「より多くの条件を満たしている選択肢」を選ぶのが基本的な方針です。

消去法は練習で使い慣れておくことが大切であり、模擬問題を解く際にも意識的に活用しましょう。

GPSの受検形式と注意点

GPSはWebテスト形式で受検するため、受検環境の準備も得点に影響します。

ここでは、受検形式の詳細と注意点について解説します。

受検環境の準備

GPSはオンラインで受検するWebテストであるため、安定したインターネット環境とパソコンが必須です。

推奨ブラウザはGoogle ChromeまたはMicrosoft Edgeで、古いバージョンのブラウザでは正常に動作しない可能性があるため、事前にアップデートしておきましょう。

Wi-Fi接続が不安定な場合は、有線LANの使用を強くおすすめします。

受検中にインターネット接続が切れてしまうと、回答データが失われるリスクがあるため、通信環境の確認は必ず行ってください。

また、受検中は他のブラウザタブやアプリケーションを閉じ、パソコンの動作を軽くしておくことも大切です。

受検時の操作方法

GPSの受検画面は直感的に操作できる設計ですが、事前にサンプル問題で操作感を確認しておくと安心です。

問題は画面上に表示され、選択肢をクリックして回答する形式が基本です。

一度回答した問題に戻れるかどうかはテストの設定によって異なるため、受検開始前の注意事項をよく読んでおきましょう。

画面上部または下部に残り時間が表示されるため、定期的に残り時間を確認しながら解き進めることが重要です。

回答に迷った場合は、一旦仮の回答を入力して先に進み、時間が余ったら戻って見直す戦略がおすすめです。

よくあるトラブルと対処法

GPS受検中に最も多いトラブルは、インターネット接続の切断やブラウザのフリーズです。

接続が切れた場合は、慌てずにページを再読み込みすることで、多くの場合は回答途中の状態から再開できます。

ただし、必ず復旧できるとは限らないため、受検前に通信環境のテストを行い、問題がある場合は場所を変えて受検しましょう。

ブラウザがフリーズした場合は、ブラウザを一度閉じて再度開くことで対応できるケースがほとんどです。

万が一、受検中に深刻なトラブルが発生した場合は、速やかに企業の採用担当者に連絡して状況を説明しましょう。

多くの企業では、やむを得ない事情による受検トラブルに対して再受検の機会を設けてくれます。

GPSに関するよくある質問

GPSについては、受検前に不安や疑問を感じる就活生が多くいます。

ここでは、よくある質問とその回答をまとめました。

GPSは対策しないと落ちる?

GPSは思考力を測定するテストであるため、対策なしでも一定のスコアは取れますが、高得点を狙うなら対策は必須です。

SPI対策のように公式を暗記するタイプのテストではないため、「対策本を解けば安心」という発想は通用しません。

しかし、問題形式に慣れていないと本来の実力を発揮できないため、少なくともサンプル問題には目を通しておくべきです。

特に、時間配分の感覚をつかんでおくことが重要で、ぶっつけ本番では時間が足りなくなるリスクが高いです。

最低でも受検の1週間前からサンプル問題を解き、問題の傾向と時間感覚を把握しておきましょう。

GPSの結果はいつわかる?

GPSの受検結果は、企業側にはリアルタイムで通知されるのが一般的です。

受検者本人にスコアが開示されるかどうかは、企業やサービスの方針によって異なります。

dodaキャンパス経由で受検した場合は、自分のマイページから結果を確認できることが多いです。

企業の選考として受検した場合は、スコアの詳細は開示されず、選考通過・不通過の結果のみが通知されるケースがほとんどです。

結果が気になる場合は、受検後の案内メールや企業の採用ページを確認しましょう。

GPSとSPIは同時に対策できる?

GPSとSPIは出題形式が大きく異なるため、別々のテストとして対策するのが基本です。

ただし、情報を正確に読み取る力や論理的に考える力は両テストに共通するため、完全に無関係ではありません。

SPIの非言語問題で鍛えた論理的思考力は、GPSの批判的思考力パートにもある程度活きます。

両方を受検する可能性がある場合は、まずSPIの対策を先に行い、次にGPSの問題形式に慣れる順番がおすすめです。

SPIは対策本で効率的に学習でき、GPSは思考の練習で対策するため、それぞれ適切な方法で取り組みましょう。

まとめ

GPSは、ベネッセi-キャリアが提供する思考力測定型の適性検査です。

批判的思考力・協働的思考力・創造的思考力の3領域を通じて、知識量ではなく「考える力」が評価されます。

コンサルティングやIT業界など、論理的思考力を重視する企業を中心に導入が増えています。

対策としては、情報整理の練習問題形式への慣れが最も重要です。

本記事で紹介した分野別の対策法とスケジュールを参考に、計画的に準備を進めて自信を持って本番に臨みましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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