就職活動の適性検査では、「SPI ENG」を受検することがあります。
SPI ENGは、SPIの英語セクションにあたる検査で、同意語、反意語、空欄補充、長文読解、英英辞典の5つの出題形式から英語力を測定します。
この記事では、SPI ENGの練習問題を分野別に掲載し、解答解説つきで対策できるようにまとめました。
- SPI ENGの基本情報と出題形式
- SPI ENGの同意語・反意語・空欄補充・長文読解の練習問題と解答解説
- SPI ENGの練習問題の効果的な取り組み方
- 本番までの学習スケジュールの立て方
- SPI ENGを初めて受検する人
- 外資系・商社・グローバル企業を志望している人
- 分野別に練習問題を解いて実力チェックしたい人
- 解答解説つきで効率的に対策したい人
目次[目次を全て表示する]
SPI ENGとは?基本情報と試験概要
SPI ENGはSPIの英語検査セクションで、英語力を重視する企業の選考で出題されます。ここでは、SPI ENGの基本情報と出題形式について解説します。
SPI ENGの概要と特徴
SPI ENGは、リクルートマネジメントソリューションズが提供するSPIの英語能力検査です。
通常のSPIは言語(国語)と非言語(数学)の2分野で構成されていますが、英語力を重視する企業ではこれに加えてSPI ENGが出題されます。
SPI ENGの最大の特徴は、単なる文法知識ではなく実践的な英語運用力を測定する点にあります。
出題内容は同意語、反意語、空欄補充、長文読解、英英辞典の5分野で、語彙力・文法力・読解力がバランスよく問われます。
TOEICとは出題形式が異なるため、TOEIC対策をしている人でもSPI ENG固有の対策が必要です。
外資系企業、商社、グローバルメーカー、航空業界など英語を業務で使う企業で出題されることが多いです。
SPI ENGの結果は通常のSPIの結果とは別に評価されるため、英語セクションだけで足切りされる場合もあります。
SPI ENGの出題形式と制限時間
SPI ENGの受検形式は、テストセンター方式とWebテスティング方式の2種類があります。
テストセンター方式では専用の試験会場でパソコンを使って受検し、制限時間は約20分です。
Webテスティング方式では自宅のパソコンから受検でき、同じく約20分の制限時間が設定されています。
出題数は約25問から30問で、1問あたり約40秒から1分のペースで解答する必要があります。
同意語と反意語は比較的短時間で解ける問題ですが、長文読解と英英辞典は時間がかかるため注意が必要です。
テストセンター方式ではSPIと同様にコンピュータ適応型テストが採用されており、正解すると難易度が上がる仕組みです。
英語セクションは通常のSPI(言語・非言語)の後に出題されるため、集中力を最後まで維持することが重要です。
SPI ENGの練習問題に取り組むべき理由
SPI ENGで高得点を取るためには、出題形式に慣れておくことが不可欠です。ここでは、練習問題に取り組むべき3つの理由を解説します。
出題パターンへの慣れがスコアを左右する
SPI ENGの問題は、5つの出題形式が明確に決まっているのが最大の特徴です。
同意語は提示された英単語と最も近い意味の選択肢を選ぶ問題で、語彙力が直接試されます。
反意語は提示された英単語と反対の意味の選択肢を選ぶ問題で、同意語と合わせて語彙力の幅が問われます。
空欄補充は英文の空所に適切な語句を入れる問題で、文法力と文脈理解力が必要です。
長文読解は英文パッセージを読んで設問に答える問題で、読解スピードと正確性が試されます。
英英辞典は英語の語義説明から該当する単語を選ぶ問題で、SPI ENG独自の出題形式として特に対策が必要です。
各形式の出題パターンを事前に把握しておくことで、本番で問題を見た瞬間に解法を判断できるようになります。
時間配分の感覚は反復でしか身につかない
SPI ENGは約20分で約25問から30問を解く必要があり、1問あたり40秒から1分程度しか使えません。
同意語・反意語は1問15秒から20秒で解きたい問題ですが、長文読解には1問2分から3分必要です。
この配分を体で覚えるためには、実際に時間を計りながら問題を解く練習を繰り返す必要があります。
練習の際はタイマーを活用し、語彙問題は素早く、読解問題にはじっくりという緩急をつける感覚を養いましょう。
特に英英辞典問題は慣れていないと時間がかかるため、事前に十分な練習をしておくことが大切です。
時間内に全問解き切れない場合は、得点効率の高い語彙問題を優先的に解く戦略も検討しましょう。
時間配分の感覚が身につくと、本番での焦りが軽減され、英語力を十分に発揮できるようになります。
練習量と本番スコアの相関
SPI ENGのスコアは、語彙力と練習量に比例して向上する傾向があります。
同意語・反意語は知っている単語の数がそのまま正答率に反映されるため、語彙を増やすほど確実に得点が上がります。
空欄補充は文法パターンと頻出イディオムを覚えることで、正答率が着実に改善されます。
長文読解はリーディングスピードの向上が鍵で、英文を多く読む練習を重ねるほど速く正確に読めるようになります。
SPI ENGの対策には最低でも2週間から1か月程度の準備期間が必要です。
毎日30分から1時間の英語学習を継続すれば、2週間後には目に見えて正答率が改善されるでしょう。
英語の基礎力がある人は短期間の対策でも効果が出やすいですが、苦手な人は1か月以上の準備を推奨します。
SPI ENGの練習問題|同意語・反意語
SPI ENGの同意語・反意語問題では、英単語の語彙力が直接試されます。ここでは、頻出レベルの練習問題を解答解説つきで掲載します。
同意語の練習問題と解答解説
同意語問題は、提示された英単語と最も近い意味を持つ単語を選択肢から選ぶ問題です。
大学受験レベルからTOEIC600点レベルの語彙が中心で、ビジネスシーンでよく使われる単語が出題されます。
語彙力がそのまま得点に直結するため、日頃から英単語の学習を習慣にしておくことが大切です。
以下の練習問題で、同意語に関する出題パターンを確認しましょう。
「abundant」と最も意味が近い単語を選びなさい。
A. scarce B. plentiful C. moderate D. expensive
解答 B. plentiful
解説
「abundant」は「豊富な、たくさんの」という意味の形容詞です。
「plentiful」も「豊富な、十分な」を意味し、最も近い同意語です。
「scarce」は「乏しい」でabundantの反意語、「moderate」は「適度な」、「expensive」は「高価な」を意味します。
「postpone」と最も意味が近い単語を選びなさい。
A. cancel B. delay C. advance D. arrange
解答 B. delay
解説
「postpone」は「延期する」という意味の動詞です。
「delay」も「遅らせる、延期する」の意味を持ち、最も近い同意語となります。
「cancel」は「取り消す」、「advance」は「前進させる」、「arrange」は「手配する」であり、それぞれ意味が異なります。
「diligent」と最も意味が近い単語を選びなさい。
A. intelligent B. industrious C. elegant D. negligent
解答 B. industrious
解説
「diligent」は「勤勉な、よく努力する」という意味の形容詞です。
「industrious」も「勤勉な」を意味し、最も近い同意語です。
「intelligent」は「知的な」、「elegant」は「優雅な」、「negligent」は「怠慢な」でdiligentの反意語にあたります。
反意語の練習問題と解答解説
反意語問題は、提示された英単語と反対の意味を持つ単語を選択肢から選ぶ問題です。
同意語問題と合わせて出題されることが多く、語彙の幅広さが試されます。
反意語は同意語よりも難易度が高いことが多いため、ペアでセットにして覚えておくのが効率的です。
以下の練習問題で、反意語に関する出題パターンを確認しましょう。
「optimistic」の反意語として最も適切なものを選びなさい。
A. realistic B. pessimistic C. enthusiastic D. fantastic
解答 B. pessimistic
解説
「optimistic」は「楽観的な」という意味の形容詞です。
その反意語は「pessimistic(悲観的な)」で、物事を否定的に捉える態度を意味します。
「optimistic⇔pessimistic」はSPI ENGの頻出ペアのため、確実に覚えておきましょう。
「temporary」の反意語として最も適切なものを選びなさい。
A. permanent B. ordinary C. contemporary D. voluntary
解答 A. permanent
解説
「temporary」は「一時的な」という意味の形容詞です。
その反意語は「permanent(永久的な、恒久的な)」です。
ビジネスでは「temporary employee(派遣社員)」「permanent employee(正社員)」のように使われる頻出ペアです。
同意語・反意語の攻略ポイント
SPI ENGの同意語・反意語問題を攻略するためには、語彙力の強化が最も重要です。
大学受験レベルの英単語帳を復習し、各単語の同意語と反意語もセットで覚えるのが効率的な学習法です。
特にビジネス英語でよく使われる単語は出題頻度が高いため、重点的に学習しましょう。
語彙問題は1問15秒から20秒で解くのが理想的なペースです。
瞬時に正解を判断できない場合は消去法を活用し、明らかに違う選択肢を除外してから選びましょう。
英単語学習アプリを活用して通勤・通学の移動時間に語彙を増やすのも効果的な方法です。
毎日20個から30個の新しい単語を覚えるペースで2週間継続すれば、語彙力は確実に向上します。
SPI ENGの練習問題|空欄補充
SPI ENGの空欄補充問題では、英文の空所に適切な語句を入れる文法力と文脈理解力が問われます。ここでは、頻出パターンの練習問題を解答解説つきで掲載します。
文法・イディオムの練習問題と解答解説
空欄補充問題は、英文中の空欄に文法的に正しく、意味的にも適切な語句を選ぶ問題です。
前置詞、接続詞、関係代名詞、時制などの文法知識に加えて、頻出イディオムの知識も問われます。
文法の基本ルールを理解した上で、文脈から適切な選択肢を判断する総合的な英語力が必要です。
以下の練習問題で、空欄補充に関する出題パターンを確認しましょう。
The meeting has been ( ) until next Monday due to the manager's absence.
A. put off B. put on C. put up D. put out
解答 A. put off
解説
「put off」は「延期する」という意味の句動詞です。
文脈は「マネージャー不在のため会議が来週月曜まで延期された」であり、「put off」が最も適切です。
「put on」は「身につける」、「put up」は「掲げる」、「put out」は「消す」という意味です。
She is ( ) responsible for managing the project budget.
A. primarily B. primary C. primal D. prime
解答 A. primarily
解説
空欄には形容詞「responsible」を修飾する副詞が必要です。
「primarily(主に)」は副詞で、「主にプロジェクト予算の管理を担当している」という意味になります。
「primary」「primal」「prime」はいずれも形容詞であり、形容詞を修飾する位置には使えません。
The report must be submitted ( ) the end of this week.
A. until B. by C. within D. during
解答 B. by
解説
「by」は「〜までに」という期限を表す前置詞です。
「今週末までにレポートを提出しなければならない」という文脈に最も適切です。
「until」は「〜まで(ずっと)」で継続を表し、「within」は「〜以内に」、「during」は「〜の間に」という意味です。
文脈から判断する練習問題と解答解説
空欄補充の一部には、文法だけでなく文脈の意味を理解して正解を導くタイプの問題もあります。
前後の文章の流れを正確に読み取り、論理的に最も適切な選択肢を選ぶ力が求められます。
接続詞や副詞の選択問題では、文と文の論理関係(因果、逆接、追加など)の理解が鍵です。
以下の練習問題で、文脈判断型の出題パターンを確認しましょう。
( ) the heavy rain, the outdoor event was held as scheduled.
A. Because of B. In spite of C. In addition to D. Instead of
解答 B. In spite of
解説
後半の「予定通り開催された」と前半の「大雨」は逆接の関係にあるため、「In spite of(〜にもかかわらず)」が正解です。
「Because of」なら「大雨のため中止」という文脈になり、後半と矛盾します。
文脈判断型の問題は、前後の論理関係を正確に把握することがポイントです。
空欄補充の攻略ポイント
SPI ENGの空欄補充を攻略するためには、基本文法の復習と頻出イディオムの暗記が不可欠です。
前置詞、接続詞、関係代名詞、時制、品詞の区別は最低限マスターしておく必要があります。
句動詞(put off, take over, look intoなど)は毎回出題される頻出テーマのため、重点的に覚えましょう。
空欄補充問題は1問30秒から45秒で解くのが理想的なペースです。
選択肢を見てすぐに品詞や意味の違いを判断できるよう、日頃から文法問題を解く習慣をつけましょう。
TOEIC対策の文法問題集もSPI ENGの空欄補充対策として十分に活用できます。
文法の基礎力があれば短期間で得点を伸ばせる分野なので、集中的に取り組む価値があります。
前置詞(by/until/within)、句動詞(put off/take over/look into)、接続詞(although/however/therefore)、品詞の使い分け(形容詞と副詞)、時制(現在完了/過去完了)がSPI ENGの空欄補充で特に出題されやすいテーマです。
SPI ENGの練習問題|長文読解・英英辞典
SPI ENGの長文読解と英英辞典は、高い英語力を求められる出題形式です。ここでは、実戦レベルの練習問題を解答解説つきで掲載します。
出題パターンと回答例
長文読解問題は、100語から200語程度の英文パッセージを読んで設問に答える形式です。
ビジネスや社会に関するテーマの英文が多く、大学受験レベルの読解力があれば対応できます。
英英辞典問題はSPI ENG独自の形式で、英語の語義説明から該当する単語を選ぶ問題です。
以下の練習問題で、長文読解と英英辞典の出題パターンを確認しましょう。
次の英語の説明に最も当てはまる単語を選びなさい。「A person who starts a new business, especially when this involves risks.」
A. employee B. entrepreneur C. engineer D. economist
解答 B. entrepreneur
解説
英語の説明は「特にリスクを伴う新しいビジネスを始める人」を意味しています。
これに該当するのは「entrepreneur(起業家)」です。
英英辞典問題では、説明文のキーワード(この場合は「starts a new business」「risks」)に注目して判断しましょう。
次の英語の説明に最も当てはまる単語を選びなさい。「To officially end a law, system, or institution.」
A. establish B. abolish C. accomplish D. publish
解答 B. abolish
解説
英語の説明は「法律、制度、機関を公式に廃止する」を意味しています。
「abolish」は「廃止する」の意味で、説明と一致します。
「establish」は「設立する」で反意語にあたり、「accomplish」は「達成する」、「publish」は「出版する」です。
回答時の注意点
長文読解問題では、先に設問を読んでから本文を読むのが効率的な解き方です。
何を聞かれているかを把握した上で本文を読むことで、答えに関連する箇所を素早く見つけられます。
本文の全てを完璧に理解する必要はなく、設問に関連する部分を正確に読み取れれば正解できます。
英英辞典問題では、説明文の核心的なキーワードに注目することが正解への近道です。
説明文を最初から全て訳そうとすると時間がかかるため、重要な動詞や名詞を手がかりに判断しましょう。
選択肢の中に知らない単語がある場合は、知っている単語から消去法で正解を絞り込む方法が有効です。
長文読解と英英辞典は配点が高い問題のため、時間をかけてでも正確に解答することを優先しましょう。
攻略ポイント
長文読解の攻略には、英文を速く正確に読む練習が欠かせません。
英字新聞やニュースサイトの記事を毎日1つ読む習慣をつけると、自然とリーディングスピードが上がります。
読む際は一語一語訳すのではなく、英語の語順のまま前から理解する「直読直解」を意識しましょう。
英英辞典問題の対策としては、普段から英英辞典を使う習慣をつけるのが最も効果的です。
英単語を調べる際に和英辞典ではなく英英辞典を使うことで、英語の語義説明に慣れることができます。
オンライン英英辞典のLongmanやOxfordを活用して、日常的に英語の定義文に触れておきましょう。
長文読解と英英辞典は短期間では伸ばしにくい分野ですが、地道な練習を続ければ確実に力がつきます。
SPI ENGの練習問題の効果的な取り組み方
練習問題はただ解くだけでは効果が薄く、正しい方法で取り組むことが重要です。ここでは、効率的に実力を伸ばすための取り組み方を解説します。
分野別に弱点を潰す方法
SPI ENGの対策で最も効率的なのは、5つの出題形式の中から弱点を特定して集中的に取り組む方法です。
まずは同意語、反意語、空欄補充、長文読解、英英辞典の全形式を一通り解いて、正答率を把握しましょう。
語彙問題(同意語・反意語)が弱い人は英単語の暗記を、文法問題(空欄補充)が弱い人は文法の復習を優先します。
長文読解が弱い人はリーディングスピードの向上を、英英辞典が弱い人は英語の定義文に慣れる練習を重点的に行いましょう。
語彙問題は対策の効果が出やすいため、英語が苦手な人はまず語彙力の強化から始めるのがおすすめです。
弱点分野を克服した後は、全形式をバランスよく練習して総合的なスコアアップを目指しましょう。
得意分野でも油断せず定期的に練習を続けることで、高い正答率を維持できます。
時間を計って解く練習法
SPI ENGの本番では厳しい時間制限があるため、時間を計って解く練習が不可欠です。
最初は時間を気にせず正確に解く練習から始め、解法パターンが身についたら時間制限を設けましょう。
語彙問題は1問15秒から20秒、空欄補充は1問30秒から45秒、長文読解は1問2分から3分が目標ペースです。
形式ごとに目標時間を設定して練習することで、本番と同じ時間配分の感覚が身につきます。
全問を通しで解く練習も取り入れて、20分の中での時間配分を体で覚えましょう。
時間内に解けなかった問題は後から分析し、何に時間がかかったのかを明確にすることが重要です。
語彙力不足で迷っているのか、文法の理解が不十分なのかによって、対策の方向性が変わります。
間違えた問題の復習法
練習問題の効果を最大化するためには、間違えた問題の復習が極めて重要です。
間違えた問題をそのままにしておくと、同じ単語や文法事項が出題されたときに再び間違えてしまいます。
間違えた問題は単語帳やノートにまとめて、正解の単語・文法ルールを記録しましょう。
特に語彙問題で間違えた単語は、同意語と反意語もセットで覚え直すことが効果的です。
空欄補充で間違えた場合は、該当する文法ルールを参考書で確認し、類似問題も合わせて解きましょう。
復習は問題を解いた翌日、3日後、1週間後の3回行うと記憶が定着しやすくなります。
英語力は日々の積み重ねで向上するため、間違えた問題の復習を習慣化することが最も重要です。
SPI ENGの練習問題に取り組むスケジュール
計画的に練習問題に取り組むことで、効率よく英語力を伸ばすことができます。ここでは、対策開始時期から本番までの学習プランを解説します。
対策開始時期の目安
SPI ENGの対策は、受検の1か月前から開始するのが理想的です。
英語力は短期間では大幅に伸ばすことが難しいため、できるだけ早い段階から対策を始めることが重要です。
英語に苦手意識がある人は、2か月前から基礎的な語彙と文法の復習を始めておくことをおすすめします。
TOEICの勉強をしている人や英語が得意な人は、2週間前からの対策でも十分に対応できるでしょう。
SPI ENGの出題形式はTOEICとは異なるため、英語力に自信がある人でも出題形式への慣れは必要です。
特に英英辞典問題はSPI ENG独自の形式のため、英語力が高い人でも事前に練習しておきましょう。
複数の企業でSPI ENGが出題される可能性がある場合は、計画的に早めの対策開始を心がけてください。
1日あたりの練習量の目安
SPI ENGの対策に必要な1日あたりの学習時間は30分から1時間です。
この時間を語彙学習と問題演習に分けて、バランスよく取り組むのが効果的です。
語彙学習は毎日20個から30個の新しい単語を覚えるペースで進めましょう。
問題演習は全5形式をローテーションで練習し、偏りなく対策することが大切です。
通勤・通学の移動時間は英単語アプリでの語彙学習に活用し、隙間時間を有効に使いましょう。
英語のニュースサイトを読む時間を毎日15分確保すると、リーディングスピードの向上にもつながります。
毎日の学習を継続することが英語力向上の鍵であり、一日でも休むと感覚が鈍ってしまいます。
本番までの学習プラン
1か月の対策期間を想定した場合、4週間を段階的に使い分けるのが効果的です。
1週目は全5形式の問題を一通り解いて、出題パターンと自分の弱点を把握することに集中します。
2週目は弱点分野の集中対策に充て、語彙不足なら単語暗記、文法不足なら文法の復習を重点的に行います。
3週目は時間を計って解く実戦練習に切り替え、本番と同じペースで問題を解く感覚を養います。
4週目は間違えた問題の最終復習と、全形式を通しで解く模擬テスト形式の練習を行いましょう。
試験前日は新しい単語を無理に覚えようとせず、これまでに学習した内容の確認に専念します。
本番当日は英語のウォーミングアップとして簡単な英文を読んでから受検に臨むと、スムーズに英語モードに入れます。
1週目:全5形式の実力チェック&弱点把握 → 2週目:弱点分野の集中対策(語彙or文法重点) → 3週目:時間計測つきの実戦練習&英文多読 → 4週目:間違えた問題の復習&模擬テスト
SPI ENGの練習問題に関するよくある質問
SPI ENGの対策に関して、就活生からよく寄せられる質問にお答えします。
SPI ENGはどのような企業で出題されますか?
SPI ENGは外資系企業、商社、グローバルメーカー、航空業界で出題されることが多い検査です。
英語を業務で日常的に使う企業や、海外拠点とのやり取りが多い企業が中心に導入しています。
総合商社では五大商社を中心に、SPI ENGが選考の必須項目になっていることが多いです。
外資系コンサルや外資系金融では、SPI ENGの結果を英語力の一次スクリーニングに使うケースがあります。
航空業界ではパイロットやCA職の選考で英語力を測定するために出題されることがあります。
国内企業でもグローバル展開を進める企業は導入が増えており、メーカーやIT企業でも出題実績があります。
志望企業でSPI ENGが出題されるかどうかは、就活口コミサイトで事前に確認しておきましょう。
TOEICの勉強はSPI ENG対策になりますか?
TOEICの勉強はSPI ENG対策に一定程度役立ちますが、それだけでは不十分です。
語彙力や文法力はTOEIC学習で培ったものがそのまま活きるため、TOEIC対策経験者は有利です。
ただし、SPI ENGにはTOEICにはない「英英辞典」問題があり、この形式は別途対策が必要です。
また、SPI ENGはTOEICよりも制限時間が厳しいため、スピード面での対策が重要になります。
TOEICのリーディングセクションで鍛えた読解力はSPI ENGの長文読解にも直接役立ちます。
TOEIC600点以上の英語力があれば、SPI ENGの出題形式に慣れる練習を2週間行えば十分に対応できるでしょう。
TOEICの勉強と並行してSPI ENGの過去問や練習問題にも取り組むと、効率よく対策できます。
英語が苦手でもSPI ENGは対策できますか?
英語が苦手でも、基礎からしっかり対策すれば得点は確実に伸ばせます。
SPI ENGの出題レベルは大学受験程度が中心で、高度な英語力が求められるわけではありません。
まずは大学受験レベルの英単語帳を復習して、基本的な語彙力を固めることから始めましょう。
文法も中学・高校レベルの基礎文法を確実にマスターしておけば、空欄補充問題に対応できます。
英語が苦手な人は1か月以上の対策期間を確保し、毎日少しずつ英語に触れる習慣をつけることが大切です。
全ての問題を完璧に解く必要はなく、語彙問題と空欄補充で確実に得点することで合格ラインを目指せます。
英語学習アプリや無料の練習問題サイトを活用して、楽しみながら継続的に学習することを心がけましょう。
まとめ
SPI ENGは、同意語、反意語、空欄補充、長文読解、英英辞典の5つの形式で英語力を測定する検査です。
外資系企業や商社を志望する場合は必須の対策項目であり、出題形式への慣れが高得点の鍵となります。
語彙問題は単語力がそのまま得点に反映されるため、毎日の英単語学習を習慣にすることが最も効果的です。
空欄補充は基本文法と頻出イディオムを押さえ、長文読解は英文を速く正確に読む練習を重ねましょう。
英英辞典問題はSPI ENG独自の形式のため、事前に十分な練習をして出題パターンに慣れておくことが大切です。
この記事で紹介した練習問題を活用して、SPI ENGの本番で自信を持って臨めるよう準備を進めてください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート











