CABの例題と解き方!出題パターン別にステップ解説

CABの例題と解き方!出題パターン別にステップ解説

就職活動の適性検査では、「CAB」を受検することがあります。

CABはIT・SE職を中心に採用される独特の出題形式の適性検査で、事前に例題で出題パターンを把握しておくことが合否を分けます。

この記事では、CABの例題4問を出題パターン別に掲載し、解き方ステップ・出題分野・対策法まで2026年版の最新情報でまとめます。

この記事を読んでわかること
  • CABの出題分野4つと難易度
  • 分野別の例題4問と解き方ステップ
  • CABで高得点を取るコツ
  • 無料で使える対策サイトと問題集
この記事をおすすめしたい人
  • CABの例題を実際に解いてみたい
  • CABの出題パターンを把握したい人
  • IT・SE職の選考でCABを受ける予定の人

CABとは?基本情報と試験概要

CABは日本SHL社が提供するSE・IT職向けの適性検査で、論理的思考力を測る独特の出題形式が特徴です。

例題に取り組む前に、まず試験の全体像を把握しておきましょう。

CABの概要と特徴

CABは日本SHL社が開発した適性検査で、SE・IT職向けに設計されています。

ペーパー版とWeb版(Web-CAB)があり、出題科目は暗算・法則性・命令表・暗号・性格検査の5つです。

SPIのような言語問題は出題されず、論理的思考とパターン認識を問う問題が中心となります。

難易度はSPIより高めとされており、特に法則性・暗号・命令表は事前対策なしでは時間内に解き切ることが困難です。

受検形式はテストセンター・自宅Web受検が主流で、IT業界・SIer・コンサル業界で多く採用されています。

制限時間は科目ごとに4〜10分と短く、1問あたり10〜30秒で解答するスピード感が求められます。

CABを導入している企業

CABはIT業界・SIer・コンサル業界を中心に導入が進んでいます。

システムエンジニアやコンサルタント職の採用で、論理的思考力と問題解決力を測る目的で選ばれます。

大手SIer・大手IT企業・コンサルファームなどで多く採用されています。

志望企業がCABを採用しているかは、就活掲示板や口コミサイトで事前に確認できます。

受検案内が届いてから慌てないよう、志望企業の選考傾向を早めに調べておきましょう。

CABの試験形式と所要時間

CABの能力検査は合計約30分で、各科目に4〜10分の短い制限時間が設けられています。

暗算は約10分・法則性は約4〜10分・命令表は約7分・暗号は約20分が目安です。

性格検査は別途20〜30分程度かかり、合計で50〜60分の試験時間です。

受検形式は自宅PCからのWeb受検(Web-CAB)と、テストセンター・企業会場でのペーパー受検があります。

受検案内に記載された形式を必ず確認し、該当する対策を行いましょう。

CABの出題分野4つと難易度

CABの能力検査は4つの出題分野で構成されており、それぞれ異なる対策が必要です。

各分野の出題傾向と難易度を把握してから例題に取り組みましょう。

暗算と法則性の出題範囲

暗算では基礎的な四則演算をスピード重視で解く問題が出題されます。

計算自体は中学レベルで難しくありませんが、1問10〜15秒で解答するスピードが求められます。

法則性では図形の変化ルールを見抜き、次に来る図形を選ぶ問題が出題されます。

回転・拡大縮小・反転・色反転・循環の5パターンを暗記しておけば、短時間で対応できます。

パターン暗記の効果が最も出やすい分野です。

命令表と暗号の出題範囲

命令表では記号の意味を表で理解し、命令通りに図形を変換する問題が出題されます。

「色を反転する」「上下を入れ替える」などの命令を、複数連続で適用する処理力が求められます。

暗号では入力から出力への変換ルールを推測する問題が出題されます。

加減算・順序入れ替え・記号置換などの変換パターンを覚えることで対応可能です。

命令表と暗号はCAB特有の難問で、事前対策の有無で大きな差がつく分野です。

性格検査の評価項目

性格検査では行動特性・思考パターンなどが測定されます。

SE・IT職に求められる「論理的思考力」「問題解決力」「対人関係力」などが評価されます。

「望ましそうな回答」を選ぶよりも、自分の本来の傾向を素直に答えることが信頼性スコアを保つ鍵です。

事前に自己分析で自分のIT職適性を整理しておきましょう。

能力検査と性格検査の両面で良いスコアを出すことが、CAB突破の王道です。

CABの例題4問【出題パターン別】

本記事内でCABの例題4問に挑戦してみましょう。

4分野の代表的な出題パターンを取り上げて、解答と解説を掲載します。

例題1:暗算

暗算は基礎的な四則演算をスピード重視で解く分野です。

例題1:暗算

次の計算結果として正しいものを選びなさい。

48 × 25 = ?

A. 1100 B. 1200 C. 1300 D. 1400

解答 B

解説

「25 = 100 ÷ 4」を利用すると、48 × 25 = 48 × 100 ÷ 4 = 4800 ÷ 4 = 1200と素早く求められます。

暗算分野では計算の工夫を覚えることで解答スピードが2〜3倍になります。

毎日10分の計算ドリルで反射的に解けるレベルまで仕上げましょう。

例題2:法則性

法則性は図形の変化ルールを見抜き、次に来る図形を選ぶ分野です。

例題2:法則性

以下の図形が一定の規則で変化する。次に来る図形として正しいものを選びなさい。

○→◎→●→?

A. ○ B. ◎ C. ● D. ◇

解答 A(白丸→二重丸→黒丸→白丸の循環)

解説

図形が3つで1セットの循環パターンになっていることを見抜けば、4番目は最初と同じ「○」が答えとなります。

法則性問題は回転・拡大縮小・反転・色反転・循環の5パターンに分類できます。

パターンを暗記しておくことで、本番で素早く対応可能です。

例題3:命令表

命令表は記号の意味を表で理解し、命令通りに図形を変換する分野です。

例題3:命令表

命令「★」は「色を反転する」を意味する。「○」に「★」を実行した結果として正しいものを選びなさい。

A. ○ B. ● C. ◎ D. □

解答 B

解説

「色を反転する」命令により、白丸(○)は黒丸(●)に変わります。

命令表の問題は命令の意味を素早く把握し、複数命令を順に適用する処理力が求められます。

本番では命令が3〜5個連続で出題されるため、メモを取りながら確実に処理する練習が必要です。

例題4:暗号

暗号は入力から出力への変換ルールを推測する分野です。

例題4:暗号

ある暗号で「1234」が「2345」に変換される。同じ暗号で「5678」を変換した結果として正しいものを選びなさい。

A. 6789 B. 7890 C. 5679 D. 6780

解答 A

解説

各桁に「+1」する変換ルールであることを見抜けば、5678→6789が答えとなります。

暗号問題は加減算・順序入れ替え・記号置換などの変換パターンを覚えることで対応可能です。

Noah's Arkで複数のパターンに触れて引き出しを増やしておきましょう。

CABの解き方ステップと時間配分

CABで高得点を取るには分野ごとの解き方ステップを確立することが重要です。

制限時間が短いため、解き方の効率化が合否を分けます。

分野別の解き方ステップ

暗算は「計算の工夫」を駆使して、1問10〜15秒で解答するスピード感を身につけましょう。

法則性は5つのパターン(回転・拡大縮小・反転・色反転・循環)を瞬時に判別する練習が必要です。

命令表は1命令ずつ動作を確認し、複数命令の連続処理に慣れておきましょう。

暗号は「加減算」「順序入れ替え」「記号置換」の3パターンを徹底演習することで対応できます。

各分野の解き方を体に染み込ませることが、本番でのスコアアップにつながります。

時間配分の戦略

CABは制限時間が短いため時間配分の戦略が必須です。

暗算は1問10〜15秒、法則性は1問15〜20秒、命令表は1問30秒、暗号は1問1〜2分が目安です。

分からない問題は即座に飛ばす判断力が、全体スコアを左右します。

難問1つに時間を使いすぎると、解ける問題を逃すリスクがあります。

事前に時間を計った演習で、各分野の時間感覚を体に染み込ませましょう。

解答スピードを上げるコツ

解答スピードを上げるにはパターン暗記と反復演習が最も効果的です。

同じ問題タイプを20問以上解くと、出題パターンが頭に入り解答時間が半減します。

暗算は概算と暗算技術を磨くことで、計算時間を短縮できます。

本番では分からない問題に時間をかけすぎない判断力が、全体のスコアを左右します。

難問1つにこだわるより、確実に解ける問題を全て取りに行く戦略が正解です。

CABで高得点を取るためのポイント

CABで高得点を取るには業界別の合格ラインと優先学習分野を理解することが重要です。

戦略的な対策で効率よくスコアを伸ばしましょう。

業界別の合格ライン目安

CABの合格ラインは一般的に5〜6割と言われており、SPIなどの他のWebテストと比べると低めの数値です。

大手SIer・コンサルファーム・人気IT企業では8割以上がボーダーとなるケースもあります。

ベンチャー企業や中堅IT企業では5〜6割でも通過できることが多く、無料対策のみで十分に到達可能です。

志望企業のレベルに合わせて、どこまで仕上げる必要があるかを明確にしましょう。

就活掲示板や口コミサイトで過去の受検者の体験記から、企業ごとのボーダーを推測できます。

優先して対策すべき分野

CABの4分野のうち命令表と暗号が得点差がつきやすい分野です。

命令表は1命令ずつの動作を完全に暗記してから複数命令の連続処理に進むことで、安定して得点できます。

暗号は加減算・順序入れ替え・記号置換の3パターンを徹底的に演習しましょう。

暗算と法則性はパターン暗記で短期間に得点アップが可能なため、後回しでも対応できます。

時間配分の重み付けに合わせて、対策時間を配分するのが効率的です。

性格検査での注意点

性格検査ではSE・IT職に求められる特性が評価されます。

「論理的思考力」「問題解決力」「対人関係力」などを意識した回答が、マッチング度を高めます。

「望ましそうな回答」を選ぶよりも、自分の本来の傾向を素直に答えることが信頼性スコアを保つ鍵です。

事前に自己分析で自分のIT職適性を整理しておきましょう。

能力検査と性格検査の両面で良いスコアを出すことが、CAB突破の王道です。

CAB対策におすすめの無料サイト・問題集

CAB専用の対策本は限られているため、無料サイトと専用アプリを組み合わせるのが最も効率的です。

無料で活用できる対策ツールを紹介します。

無料対策サイトおすすめ

CABの無料対策サイトとして最も活用すべきはNoah's Arkとキャリアワールドです。

Noah's ArkではCABの法則性・暗号・命令表・暗算の4分野を全て無料で練習できます。

キャリアワールドはブラウザ上で本番形式の問題に挑戦でき、スマホからでもアクセスできる気軽さが魅力です。

就活の教科書ではCABの例題と出題企業情報が網羅されています。

これら無料サイトを活用すれば、CAB対策の主軸を作れます。

CAB専用アプリの活用

「CAB・Web-CAB一問一答 適性試験対策問題集」は完全無料のCAB専用学習アプリです。

暗算・法則性・命令表・暗号の全分野が収録されており、1問ずつ解いて即解説で確認できる一問一答形式です。

全問題に分かりやすい解説が付いており、苦手分野を理解しながら演習を進められます。

Android版がGoogle Playで提供されており、スキマ時間に1問単位で取り組めるのが最大の強みです。

Noah's Arkで分野別に学習した後の反復演習用として最適です。

SPI対策本の流用

CABの暗算はSPIの非言語と内容が大きく重複します。

SPI対策本(「これが本当のSPI3だ」など)で、CABの暗算対策がそのまま可能です。

大学のキャリアセンターでSPI対策本を無料貸し出ししている場合もあるため、購入前に確認しましょう。

CAB特有の法則性・命令表・暗号はNoah's Arkの専用問題で対策しましょう。

無料・低コストで効率的に対策できる方法です。

CABの対策スケジュール

CAB対策に必要な期間は2〜3週間です。

残り日数別の対策方針を整理しました。

2〜3週間の学習スケジュール

CAB対策は2〜3週間前から始めるのが理想的です。

1週目はNoah's Arkで暗算・法則性・命令表・暗号の全4分野を1周し、自分の得意・苦手を把握する期間とします。

2週目は苦手分野を集中演習しつつ、CAB・Web-CAB一問一答アプリで反復学習を始めます。

3週目はキャリアワールドのブラウザ問題で本番形式の練習を重ね、PC操作と時間配分を体に染み込ませます。

残り1週間は間違えた問題のみを再演習し、本番で取りこぼさない状態に仕上げましょう。

苦手分野の克服法

苦手分野は解法パターンの暗記と反復で攻略するのが最短ルートです。

命令表が苦手なら、命令1個ずつの動作を完全に暗記してから複数命令の連続処理に進みます。

暗号が苦手なら、加減算・順序入れ替え・記号置換の3パターンを徹底的に演習しましょう。

法則性が苦手な場合は、回転・拡大縮小・反転・色反転・循環の5パターンをカード化して暗記する方法が有効です。

苦手分野ほど演習量を増やせば必ず克服できるため、諦めずに繰り返し取り組みましょう。

直前期にやるべきこと

本番直前1週間は、新規の問題には手を出さず復習に専念するのが鉄則です。

これまでに間違えた問題を3周以上繰り返し、解法を見ずに解けるレベルまで定着させましょう。

本番前日は早めに就寝し、体調を整えて当日に臨むことが重要です。

当日は受検開始30分前にPC・ネット環境のチェックを済ませ、トラブルを避けましょう。

性格検査は対策不要ですが、回答に矛盾が出ないよう自分の軸を事前に整理しておくと安心です。

CABの例題に関するよくある質問

CABの例題と対策に関してよくある疑問にお答えします。

事前に解消しておくことでスムーズに対策を進められます。

CABの例題はどこで入手できる?

CABの例題はNoah's Ark・キャリアワールド・就活の教科書などの無料サイトで入手できます。

本記事でも分野別に4問の例題と解説を掲載しているため、まずはこちらで出題形式を体験しましょう。

Noah's ArkではCABの全4分野(法則性・暗号・命令表・暗算)の練習問題が無料公開されています。

CAB専用アプリ「CAB・Web-CAB一問一答」も無料で十分な演習量を確保できます。

複数の情報源を組み合わせることで、CAB対策を効率的に進められます。

CABはSPIより難しい?

CABはSPIより独自性が高く、対策なしでは難しいテストです。

CABは命令表・暗号・法則性などSPIにない独自分野が出題されるため、SPI対策のみでは対応できません。

ただし出題パターンは限定的で、解法を覚えれば得点が伸びやすい構造です。

SPIは基本的な計算力と読解力で対応できる問題が多いのに対し、CABは論理的思考とパターン認識が中心です。

志望企業がCABを採用している場合は、SPIとは別に専用の対策時間を確保しましょう。

無料対策だけで本当に合格できる?

合格ラインが6〜7割の中堅企業や非IT企業であれば、無料対策のみで十分に合格圏内に到達できます。

Noah's ArkとCAB・Web-CAB一問一答アプリで反復演習を重ねれば、無料対策だけで合格ラインに乗せられます。

大手SIer・コンサルファームなど合格ラインが8割を超える企業を志望する場合は、無料対策+有料書籍1冊の併用が安心です。

有料教材を追加する場合も、SPIノートの会の「CAB・GAB完全突破法」1冊で十分です。

無料対策で全パターンを押さえてから有料教材で苦手補強、という流れが最もコストパフォーマンスに優れています。

まとめ

CABは、出題パターンを事前に把握すれば対応可能な適性検査です。

暗算・法則性・命令表・暗号の4分野で、特に命令表と暗号が得点差がつきやすい分野です。

CAB特有の出題形式のため、パターン暗記で得点が大きく伸びる構造です。

Noah's ArkとCAB・Web-CAB一問一答アプリで、無料・低コストで十分に対応可能です。

この記事の例題4問と対策法を活用し、CABを突破しましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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