リコーは、複合機やプリンターなどのオフィス向けソリューションで世界的に知られる大手精密機器メーカーです。
近年はデジタルサービス事業への転換を進めており、「はたらく人の創造力を支え、ワークプレイスを変えていく」というビジョンのもと、DX領域にも積極的に取り組んでいます。
そんなリコーの新卒採用は、毎年多くの就活生がエントリーする人気企業のひとつです。採用倍率は約15倍ともいわれており、しっかりとした面接対策が内定獲得のカギを握ります。
この記事では、27卒の皆さんに向けて、リコーの面接内容・質問・逆質問・選考フロー・通過率・服装まで徹底的に解説します。
正しい情報をもとに準備を進めれば、面接突破の道は必ず開けます。最後までぜひご覧ください。
目次[目次を全て表示する]
【リコー 面接対策】新卒の選考フローと面接回数
結論から申し上げますと、リコーの新卒本選考の選考フローは以下のとおりです。
エントリーシート提出 → 適性検査(SPI形式・約60分) → 一次面接 → 最終面接 → 内定
面接回数は基本的に2回(一次面接+最終面接)となっています。職種によっては動画面接が一次選考として実施されるケースもあります。
リコーは職種別採用を行っており、事務系・技術系それぞれで選考ルートが異なる場合があります。技術系では研究内容に関する深掘りが多くなる傾向です。
エントリーシートでは、ガクチカ・志望動機・強み・研究内容が問われます。ESの通過率は比較的高いといわれていますが、油断せず丁寧に仕上げましょう。
※上記は過年度の情報をもとに記載しています。2026年(27卒)の最新情報は、必ず企業の公式採用ページでご確認ください。
インターンからの優遇ルートはある?
リコーでは、インターンシップ参加者に対して早期選考の案内がある優遇ルートが存在します。
具体的には、インターンシップのステップ1〜4に参加すると、本選考よりも少ない人数での早期選考に進むことができます。大手企業のため、本選考と早期選考では倍率がかなり異なり、早期ルートはかなり有利になります。
さらに、インターンシップで高い評価を受けた場合は、社員からの個別の声かけがあるとの体験談もあります。27卒の皆さんでインターン未参加の場合は、本選考での対策をより入念に行いましょう。
【リコー 面接対策】一次面接の内容と対策
リコーの一次面接は、オンライン形式で実施されるケースが多く報告されています。一部の職種では、録画型の動画面接が一次選考として行われることもあります。
所要時間は約30〜40分程度で、面接官は1〜2名です。基本的な質問が中心ですが、ESに記載した内容についての深掘りも行われます。
主な質問内容としては、自己紹介・ガクチカ・志望動機・研究内容(技術系)・自己PRなどが挙げられます。特に研究内容については面接時間の半分近くを使って深掘りされることもあるため、しっかり準備しましょう。
一次面接の通過率は約30%前後といわれており、ここが最大の関門です。基本的なコミュニケーション力と論理的な受け答えが求められます。
リコーの一次面接は穏やかな雰囲気で行われることが多いですが、通過率は約30%と低めです。和やかな空気に安心しすぎず、しっかりと準備して臨みましょう。
結論ファーストで簡潔に話す
リコーの面接では、結論から話す姿勢が非常に重要です。面接官は限られた時間で応募者の適性を判断するため、要点が伝わりにくい話し方では評価が下がります。
「結論→理由→具体例→まとめ」のPREP法を意識して、簡潔に伝える練習をしておきましょう。特にガクチカや志望動機では、最初の一文で結論を明確にすることが大切です。
ESとの一貫性を意識する
リコーの一次面接では、エントリーシートの内容をもとに質問が展開されます。ESに書いた内容と面接での回答に矛盾があると、信頼性が大きく損なわれます。
ESに記載した内容は必ず見直し、深掘りされた場合の回答も準備しておきましょう。特にガクチカについては「なぜそれに取り組んだのか」「どのような困難があったか」「そこから何を学んだか」まで整理しておくことが重要です。
リコーへの志望理由を具体的に語る
「なぜリコーなのか」「なぜこの職種を希望するのか」という質問は、一次面接でも必ず聞かれます。競合他社との差別化を意識し、リコーならではの強みや事業方針に触れた志望動機を準備しましょう。
リコーが進めるデジタルサービス事業への転換や、「はたらく歓びをつなぐ」というパーパスに共感していることを、自分の経験と結びつけて語れると説得力が増します。
【リコー 面接対策】最終面接の内容と対策
リコーの最終面接は、オンラインまたは対面で実施されます。面接官は部長職クラスを含む2名程度で、所要時間は約30〜45分です。
最終面接は意思確認だけではなく、しっかりとした選考型の面接です。一次面接よりもさらに深い質問が飛んでくるため、入念な準備が必要です。
主な質問内容としては、志望動機の深掘り・入社後のキャリアビジョン・他社の選考状況・リコーの事業への理解度などが聞かれます。
「なぜ第一希望のジョブ(職種)を選んだのか」「リコーで何を実現したいのか」といった質問に対して、具体的かつ熱意を持って回答できるかが合否を分けます。
リコーの最終面接は選考型です。「最終は顔合わせ」と油断せず、一次面接以上に企業研究と自己分析を深めて臨みましょう。入社意思の強さを明確に伝えることが重要です。
入社意思の弱さを見抜かれる
最終面接で落ちるパターンとして最も多いのが、入社意思の弱さです。面接官は「本当にリコーに来たいのか」を慎重に見極めています。
他社と迷っている場合でも、最終面接の場では「リコーが第一志望です」と明確に伝えられるよう、自分の中での優先順位を整理しておきましょう。曖昧な態度は不合格に直結します。
キャリアビジョンが曖昧
「入社後に何がしたいですか」という質問に対して、具体性のない回答をしてしまうと評価が下がります。リコーの事業内容や職種の業務内容を理解したうえで、5年後・10年後のキャリアイメージを語れるようにしましょう。
リコーは「自律型人材」を求めています。自ら学び、キャリアアップしていく姿勢を示すことが大切です。単に「成長したい」ではなく、どの分野でどのように貢献したいかを具体的に伝えましょう。
他社比較で差別化できていない
「競合他社ではなく、なぜリコーなのか」という質問に対して、明確な差別化ポイントを示せないと苦しくなります。
リコーの強みとして、複合機で培った顧客基盤を活かしたデジタルサービス展開、ワークプレイス変革への取り組み、グローバルなビジネス展開などが挙げられます。これらを自分の志望動機と結びつけて準備しましょう。
面接では「なぜ?」「具体的には?」と繰り返し深掘りされます。自分の回答に「思考の穴」がないか、事前にチェックしておくことが選考突破のカギです。
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【リコー 面接対策】面接で聞かれる質問と逆質問
頻出質問まとめ
リコーの面接では、以下のような質問が頻出しています。事前に回答を準備しておきましょう。
「自己紹介をしてください」「学生時代に力を入れたことを教えてください」「リコーを志望する理由は何ですか」「なぜこの職種を希望しますか」
「あなたの強みと弱みを教えてください」「研究内容について教えてください(技術系)」「入社後にやりたいことは何ですか」「他社の選考状況を教えてください」
「学部・学科を選んだ理由は何ですか」「困難を乗り越えた経験を教えてください」「チームで取り組んだ経験を教えてください」
特に技術系の場合、研究内容について面接時間の半分近くを使って深掘りされることがあります。「なぜこの研究テーマを選んだのか」「卒業までにどこまで進める予定か」「この研究は社会にどう役立つか」なども聞かれるため、しっかり準備しましょう。
逆質問の重要性と評価ポイント
リコーの面接では、逆質問の時間がかなり多く設けられている点が特徴的です。一次面接・最終面接ともに逆質問の機会があります。
逆質問は「志望度の高さ」と「企業理解の深さ」を示す絶好のチャンスです。面接官は、逆質問の内容から応募者がどれだけ真剣にリコーを志望しているかを判断しています。
質の高い逆質問をするためには、事前にリコーの事業内容・中期経営計画・最近のニュースなどをしっかり調べておくことが不可欠です。
面接段階別・逆質問の具体例
一次面接では、現場の雰囲気や業務内容に関する逆質問が効果的です。例えば、「配属後の具体的な業務の流れを教えていただけますか」「チームで仕事をする際に、大切にされていることは何ですか」などが挙げられます。
最終面接では、経営方針や将来ビジョンに関する逆質問が好印象です。例えば、「リコーがデジタルサービス事業を強化していく中で、若手社員に期待する役割を教えてください」「今後のリコーの成長戦略において、最も注力していく領域はどこですか」などが効果的です。
逆質問が思いつかない場合の対処法
逆質問が思いつかないという方は、以下のフレームワークで考えてみましょう。「企業研究で感じた疑問」「実際に働くイメージを具体化する質問」「自分のキャリアビジョンに関連する質問」の3つの観点から整理すると、質問が見つかりやすくなります。
一方、NGな逆質問もあります。「ホームページを見ればわかること」「福利厚生や残業時間など待遇面だけの質問」「面接中にすでに説明されたことの繰り返し」は避けましょう。
「特にありません」は絶対にNGです。リコーでは逆質問の時間が長く設けられる傾向があるため、最低3つは質問を準備しておきましょう。逆質問を用意していないと、志望度が低いと判断される可能性があります。
【リコー 面接対策】各面接の通過率と落ちた場合の振り返り
各面接段階の通過率の目安
リコーの各選考段階の通過率の目安は以下のとおりです。
ES通過率は比較的高く、しっかり書ければ通過できる水準です。一方、一次面接の通過率は約30%前後と大幅に下がります。ここが最大の難関と言えるでしょう。
最終面接の通過率は約50〜60%程度と推定されます。最終面接まで進めば半数以上が内定を獲得できる可能性がありますが、決して油断はできません。
※上記は口コミサイト等を参考にした目安であり、年度や職種によって変動します。
落ちた場合に考えられる原因
一次面接で不合格となった場合は、「結論ファーストで話せていなかった」「ガクチカの深掘りに対応できなかった」「志望動機が漠然としていた」といった原因が考えられます。
最終面接で不合格となった場合は、「入社意思が明確に伝わらなかった」「キャリアビジョンが曖昧だった」「他社比較でリコーを選ぶ理由を示せなかった」といった原因が多いです。
不合格からの切り替え方・次に活かすポイント
もしリコーの面接で不合格になってしまった場合、まずは面接を振り返りましょう。「どの質問でうまく答えられなかったか」「面接官の反応が悪かったのはどの場面か」を具体的に書き出すことが大切です。
不合格は終わりではなく、次の面接に活かすための学びの機会です。リコーの面接で得た経験は、同業他社やメーカーの面接でも必ず役立ちます。
振り返りを行ったら、改善点を明確にして次の選考に向けて前向きに準備を進めましょう。
面接では「なぜ?」「具体的には?」と繰り返し深掘りされます。自分の回答に「思考の穴」がないか、事前にチェックしておくことが選考突破のカギです。
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【リコー 面接対策】面接の時間・服装・その他の注意点
面接の所要時間
リコーの面接の所要時間は、一次面接が約30〜40分、最終面接が約30〜45分が目安です。逆質問の時間が長めに設けられている場合もあるため、多少延びることも想定しておきましょう。
服装の注意点
リコーの面接では、基本的にスーツでの参加が無難です。特に対面での最終面接では、清潔感のあるリクルートスーツを着用しましょう。
オンライン面接の場合、面接官が私服のこともあるとの体験談がありますが、学生側はスーツで臨むのが安全です。「服装自由」と案内があった場合でも、オフィスカジュアル以上の清潔感ある服装を心がけましょう。
オンライン面接の注意点
リコーの一次面接はオンライン形式が多いため、通信環境の確認は必須です。事前にカメラの位置・照明・背景を整え、雑音が入らない静かな場所を確保しましょう。
また、動画面接が実施される場合は、録画の際に表情やトーンを意識し、カメラ目線で話すようにしましょう。対面と比べてリアクションが伝わりにくいため、やや大きめのリアクションを心がけると好印象です。
当日の持ち物・到着時間
対面での面接の場合、必要な持ち物は、筆記用具・メモ帳・提出済みのESのコピー・スマートフォン(緊急連絡用)・身分証明書です。
会場には面接開始の10〜15分前に到着するようにしましょう。早すぎる到着も迷惑になるため、近くのカフェ等で時間を調整するのがおすすめです。
【リコー 面接対策】中途との違いと新卒面接で意識すべきこと
新卒採用と中途採用の面接の違い
リコーの新卒面接と中途面接では、評価のポイントが大きく異なります。中途採用では即戦力としてのスキルや実務経験が重視されるのに対し、新卒採用ではポテンシャルや成長可能性が評価の中心です。
新卒面接では、学生時代の経験を通じて「どのような考え方をする人材か」「リコーの文化にフィットするか」が見られています。
新卒だからこそ評価されるポイント
リコーが新卒に求めているのは、自律的に学び成長できる人材です。自ら課題を見つけ、主体的に行動してきた経験があれば、積極的にアピールしましょう。
また、チームワークや協調性も重視されます。学生時代に仲間と協力して何かを成し遂げた経験は、リコーの面接で高く評価されるポイントです。素直さや成長意欲も大きな武器になります。
新卒面接で意識すべきマインドセット
新卒面接では「今、何ができるか」よりも「入社後、どのように成長し貢献できるか」を伝える姿勢が重要です。
リコーはデジタルサービス事業への転換期にあり、変化を楽しみながら自ら新しい価値を生み出せる人材を求めています。「現状に満足せず常に挑戦し続ける」というマインドをもって面接に臨みましょう。
【リコー 面接対策】まとめ
ここまで、リコーの面接対策について選考フローから逆質問・通過率・服装まで網羅的に解説してきました。
リコーの選考は、ES → 適性検査 → 一次面接 → 最終面接の流れで進み、面接回数は基本的に2回です。
一次面接では、結論ファーストの簡潔な受け答えとESの深掘りへの対応が重要です。通過率は約30%と厳しいため、十分な準備が必要です。
最終面接では、入社意思の強さ・具体的なキャリアビジョン・他社との差別化を明確に伝えることが求められます。
逆質問の時間が長く設けられるのがリコーの特徴です。最低3つ以上の質問を用意し、企業理解の深さと志望度の高さを示しましょう。
今すぐできるアクションとして、まずはリコーの中期経営計画と最新のニュースに目を通し、志望動機に盛り込める要素を洗い出してみてください。
27卒の皆さんが、万全の準備でリコーの面接を突破されることを心から応援しています。自信を持って面接に臨んでください。
※本記事の情報は、公式サイト・就活口コミサイト等を参考に作成したものであり、正確性を保証するものではありません。選考内容は年度や時期によって変更される場合があります。最新の正確な情報は、必ず企業の公式採用ページや説明会等でご自身でご確認ください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート



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柴田貴司
(就活市場監修者/新卒リクルーティング本部幹部)
柴田貴司
(就活市場監修者)
リコーは「自律型人材」を強く求める企業です。面接では、指示を待つのではなく自ら考え行動した経験をしっかりアピールしましょう。技術系の方は研究内容の深掘りに備え、事務系の方はリコーの事業変革への理解を示すことがポイントです。