就職活動の適性検査では、「OPQ」を受検することがあります。
OPQの対策を効率よく進めるなら、自己分析アプリや適性診断ツールの活用がおすすめです。
この記事では、OPQの対策に使えるおすすめアプリを無料・有料別に紹介し、効果的な使い方まで解説します。
- OPQの対策に役立つおすすめアプリ・ツール
- OPQの出題形式と回答のコツ
- OPQで落ちないための注意点
- OPQとSPIの性格検査との違い
- OPQの対策をアプリやツールで進めたい人
- OPQの性格検査が不安な人
- OPQで落ちたくない人
目次[目次を全て表示する]
OPQとは?基本情報と特徴
OPQは、日本エス・エイチ・エル(SHL社)が提供する性格検査(パーソナリティ検査)です。
GABや玉手箱と同じSHL社の製品であり、受検者の仕事に関連する性格特性を詳細に測定するテストです。
OPQの概要
OPQは「Occupational Personality Questionnaire」の略称で、職業場面における性格特性を測定するために開発された検査です。
能力検査は含まれておらず、性格検査のみで構成されているのが大きな特徴です。
全104問の質問に回答し、30の性格因子を測定する仕組みになっています。
各質問では複数の記述文が提示され、「自分に最も当てはまるもの」と「最も当てはまらないもの」を選択するips形式(Ipsative形式)が採用されています。
所要時間は約30〜40分であり、能力検査と比較するとプレッシャーは少ないものの、質問数が多いため集中力が求められます。
OPQを導入している企業の傾向
OPQは大手企業や外資系企業を中心に導入されている性格検査です。
GABや玉手箱と同じSHL社が提供しているため、これらの能力検査と組み合わせて使用されるケースが多く見られます。
コンサルティングファームや金融機関、総合商社など、応募者の性格特性を詳細に把握したい企業で採用されています。
能力検査とは別に性格検査だけを実施する企業もあり、選考の早い段階で受検を求められることもあります。
OPQの結果は面接での質問にも活用されるため、回答内容と面接での発言に一貫性を持たせることが重要です。
OPQの出題形式と制限時間
OPQは全104問の性格検査で、所要時間は約30〜40分です。
各質問では4つの記述文が提示され、自分に「最も当てはまるもの」と「最も当てはまらないもの」を1つずつ選択する形式です。
この回答形式により、受検者の性格を30の因子にわたって多角的に測定します。
測定される30の性格因子は「対人関係」「思考スタイル」「感情・エネルギー」の3つの大カテゴリに分類されています。
制限時間は比較的余裕がありますが、質問文をよく読まずに回答すると一貫性が崩れるため、丁寧に読み進めることが大切です。
OPQの対策にアプリを活用するメリット
OPQ専用の対策アプリは存在しませんが、自己分析アプリや適性診断ツールを活用することでOPQ対策につなげることができます。
ここでは、アプリ活用のメリットを解説します。
自分の性格特性を客観的に把握できる
OPQ対策で最も重要なのは、自分自身の性格特性を正確に理解しておくことです。
OPQでは30の性格因子が測定されるため、事前に自分の性格傾向を多角的に把握しておくと回答に一貫性を持たせやすくなります。
自己分析アプリや適性診断ツールを利用することで、「自分はどのようなタイプか」を客観的なデータとして確認できます。
「対人関係のスタイル」「思考の傾向」「ストレスへの対処法」など、OPQで測定される項目に近い内容を事前に分析しておくと安心です。
複数の診断ツールを使って自分の性格を多角的に確認しておくことで、本番でも迷いなく回答できるようになります。
性格検査の回答形式に慣れることができる
OPQの回答形式は独特であり、事前に性格検査の回答に慣れておくことが大きなアドバンテージになります。
適性診断アプリでは性格に関するさまざまな質問に回答するため、性格検査特有の回答リズムを体験できます。
OPQでは「最も当てはまるもの」と「最も当てはまらないもの」を同時に選択する形式のため、自分の特性を素早く判断する力が必要です。
事前にアプリで多くの性格検査を受けておくことで、質問文を読んで即座に判断する感覚を身につけられます。
特に104問という多い質問数に対して集中力を維持するためにも、事前の練習は有効です。
面接との一貫性を確保できる
OPQの結果は面接の質問に活用されることがあるため、OPQの回答と面接での発言に一貫性を持たせることが重要です。
自己分析アプリで自分の性格特性を整理しておくことで、OPQでも面接でも同じ方向性の回答ができるようになります。
例えば「リーダーシップがある」とOPQで回答した場合、面接でもリーダーシップを発揮したエピソードを話せるよう準備しておく必要があります。
自己分析アプリの結果を活用して自分の強み・弱みを言語化しておくと、OPQの回答にも自然と反映されます。
OPQ対策と面接対策を同時に進められるのが、自己分析アプリを活用する大きなメリットです。
OPQの対策に活用できるおすすめアプリ【無料】
OPQ専用の対策アプリは存在しませんが、自己分析や適性診断ができる無料アプリがOPQ対策に役立ちます。
ここでは、OPQの準備に活用できる無料アプリを紹介します。
適性診断AnalyzeU+(オファーボックス)
適性診断AnalyzeU+は、オファーボックスが提供する本格的な適性診断ツールです。
全251問の質問に回答することで、自分の強み・弱み・性格傾向を詳細に分析してくれます。
OPQで測定される「対人関係のスタイル」「思考の傾向」「感情・エネルギーの特性」に近い項目が診断されるため、OPQ対策の事前準備として最適です。
診断結果をもとに自分の性格特性を客観的に把握しておくことで、OPQの回答に一貫性を持たせられます。
登録も利用も完全無料であり、就活生であれば誰でも気軽に利用できる点が魅力です。
- 対応:Webブラウザ / アプリ
- 料金:無料
- 全251問の本格的な適性診断
- 強み・弱み・性格傾向を詳細に分析
キミスカ(適性検査)
キミスカは、適性検査機能を搭載した就活スカウトサービスです。
性格検査を含む適性検査を無料で受検でき、自分の性格タイプやコミュニケーションスタイルを把握することができます。
検査結果は9つの性格因子に基づいた詳細なレポートとして表示され、OPQの30因子に通じる性格傾向を事前に確認できます。
OPQで問われる対人関係の傾向やストレス耐性を事前に理解するのに役立ちます。
スカウト機能も搭載されているため、自己分析をしながら就活も進められる一石二鳥のサービスです。
- 対応:Webブラウザ / アプリ(iOS / Android)
- 料金:無料
- 適性検査機能搭載のスカウトサービス
- 性格タイプ・コミュニケーションスタイルを分析
Lognavi(ログナビ)
Lognaviは、適性検査対策機能を搭載した就活アプリです。
性格検査を含むWebテスト対策が無料で利用でき、自分の適性や性格傾向を把握することができます。
テスト結果から偏差値が算出されるため、自分の特性を客観的な数値で確認できる点が魅力です。
OPQのような性格検査では自分の特性を数値化して理解しておくことが重要であり、Lognaviの偏差値表示機能はその準備に役立ちます。
動画による企業紹介機能も搭載されており、企業研究と自己分析を同時に進められます。
- 対応OS:iOS / Android
- 料金:無料
- 適性検査対策機能搭載
- 偏差値表示で客観的に実力を把握
OPQの対策に活用できるツール【有料・課金あり】
OPQ専用の有料対策アプリはありませんが、自己理解を深めるための有料ツールがOPQ対策に役立ちます。
ここでは、有料ツールと選び方を紹介します。
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)
ストレングスファインダーは、ギャラップ社が提供する有料の強み診断ツールです。
34の資質から自分の強みを分析でき、OPQの30因子に通じる性格特性を深く理解するのに役立ちます。
「対人関係」「思考力」「実行力」「影響力」の4つの領域で自分の資質を整理できるため、OPQの回答に一貫性を持たせる準備として最適です。
診断結果は非常に詳細であり、自分の性格を具体的な言葉で説明できるようになるため、面接対策にも直結します。
OPQ対策だけでなく就活全体で活用できる投資として、利用する価値の高いツールです。
- 対応:Webブラウザ / アプリ
- 料金:約2,340円〜(書籍付属コード利用の場合)
- 34の資質から強みを詳細分析
- 面接対策にも直結する自己理解ツール
有料自己分析サービス(キャリアカウンセリング)
就活エージェントが提供する有料のキャリアカウンセリングでは、プロのカウンセラーによる性格分析を受けられます。
AIやアプリでは把握しきれない自分の深層的な性格特性を、専門家との対話を通じて明らかにすることができます。
OPQでは表面的な回答だけでなく、回答パターンの一貫性も分析されるため、深い自己理解が結果に好影響を与えます。
自分では気づいていない性格傾向をプロの視点で指摘してもらえるため、OPQの回答に自信を持てるようになります。
費用はサービスによって異なりますが、無料の初回相談を提供しているエージェントも多いので、まずは試してみることをおすすめします。
有料ツールを選ぶ基準
OPQ対策で有料ツールを選ぶ際は、性格特性を多角的に分析できるかどうかを重視しましょう。
OPQは30の性格因子を測定するテストであるため、できるだけ多くの項目で自分の性格を分析できるツールが理想的です。
有料ツールは無料ツールよりも診断の精度や項目数が充実していることが多く、より深い自己理解につながります。
ただし、OPQ対策のためだけに高額なツールを購入する必要はなく、まずは無料ツールで基本的な自己分析を行うことが優先です。
無料ツールで把握しきれなかった部分を有料ツールで補完するという使い方が、コストパフォーマンスに優れています。
OPQの対策アプリの選び方
OPQ対策に活用するアプリを選ぶ際は、自己理解を深められるものを重視しましょう。
ここでは、アプリ選びのポイントを解説します。
性格診断の精度と項目数で選ぶ
OPQ対策に使うアプリは、性格診断の精度と分析項目の多さを重視して選びましょう。
OPQが30の性格因子を測定するテストであることを考えると、できるだけ多くの性格項目を分析できるツールが理想的です。
適性診断AnalyzeU+のように251問の詳細な診断ができるツールは、OPQの事前準備として特に効果的です。
簡易的な性格診断では表面的な結果しか得られないため、質問数が多く本格的な診断ツールを選ぶことをおすすめします。
複数のツールを利用して、異なる角度から自分の性格を分析するとより深い自己理解が得られます。
対人関係・コミュニケーション傾向を分析できるもので選ぶ
OPQでは対人関係のスタイルが重要な測定項目の一つです。
「チームでの役割」「リーダーシップの発揮度」「他者との関わり方」を分析できるアプリを選ぶことで、OPQで問われる対人関係の因子への理解が深まります。
キミスカの適性検査ではコミュニケーションスタイルに関する項目が充実しており、OPQ対策との相性が良いです。
「自分はどのような場面でリーダーシップを発揮するか」「協調性と主体性のバランスはどうか」を事前に言語化しておくことが大切です。
OPQの回答で迷ったときに、自分のスタイルを把握しておけば一貫性のある回答がしやすくなります。
結果をわかりやすく表示してくれるもので選ぶ
OPQ対策に使うアプリは、診断結果がわかりやすく表示されるものを選びましょう。
グラフやチャートで性格傾向を視覚的に表示してくれるアプリは、自分の特性を直感的に理解しやすいです。
Lognaviの偏差値表示のように数値化された結果は、自分の特性を客観的に把握するのに役立ちます。
結果を保存して後から見返せる機能があるアプリなら、OPQ受検前の最終確認にも活用できます。
複数のアプリの結果を比較することで、自分の性格特性をより正確に理解することが可能です。
OPQの対策アプリの効果的な使い方
OPQ対策にアプリを活用する際は、正しい使い方を実践することで効果を最大限に引き出せます。
ここでは、効果的な活用法を解説します。
複数のアプリで自己分析を行う
OPQ対策では、1つのアプリだけでなく複数のアプリで自己分析を行うことが効果的です。
1つの診断ツールだけでは偏った結果になる可能性があるため、異なるアプリの結果を比較して共通する特性を見つけましょう。
複数のアプリで同じような結果が出れば、それが自分の本来の性格特性である可能性が高いです。
適性診断AnalyzeU+、キミスカ、Lognaviの3つのアプリを併用するのがおすすめです。
それぞれの診断結果をノートにまとめ、自分の性格特性の全体像を整理しておくとOPQ本番で迷いが減ります。
診断結果をもとに回答の軸を作る
自己分析アプリの結果をもとに、OPQでの回答の軸を事前に作っておきましょう。
OPQでは104問の質問に対して一貫性のある回答が求められるため、「自分はこういう人間だ」という軸を持っておくことが重要です。
診断結果から「自分の強み」「弱み」「対人関係のスタイル」「仕事への取り組み方」をそれぞれ整理しておきます。
ただし、回答を作り込みすぎると不自然になり、一貫性チェックに引っかかるリスクがあるため注意が必要です。
あくまでも自分の本来の性格を軸にしつつ、自信を持って回答できる状態を目指しましょう。
OPQ受検前の最終チェックに活用する
OPQの受検直前には、アプリの診断結果を見返して自分の性格特性を再確認しましょう。
受検当日に改めて自分の性格傾向を確認しておくことで、回答にブレが生じにくくなります。
「対人関係では協調性を重視するタイプ」「仕事では計画的に進めるタイプ」など、自分の特性をキーワードで整理しておくと効果的です。
直前に新しいアプリで診断を受けるのではなく、すでに把握している結果を再確認することに集中しましょう。
落ち着いた状態で受検に臨むことが、OPQで本来の自分を正確に表現することにつながります。
OPQでは回答を偽ることは逆効果です。
回答パターンの矛盾は検出されるため、自分の本来の性格を素直に反映させることが最も重要です。
OPQの対策アプリ以外のおすすめツール
アプリに加えて、Webサービスや書籍も併用することで、より万全なOPQ対策が可能です。
ここでは、アプリ以外のおすすめツールを紹介します。
SHL社の公式情報を活用する
OPQを提供するSHL社の公式サイトでは、OPQの概要や測定内容に関する情報が公開されています。
公式サイトを確認することで、OPQがどのような性格因子を測定しているかを正確に把握できます。
30の性格因子の具体的な内容を事前に知っておくことで、各質問が何を測定しているかを理解しながら回答できます。
SHL社はGABや玉手箱も提供しているため、SHL社のテスト全般の傾向を理解しておくことがOPQ対策に役立ちます。
公式情報は最も信頼性が高いため、対策の第一歩として必ず確認しておきましょう。
就活情報サイトの体験談を参考にする
就活情報サイトでは、OPQを実際に受検した先輩の体験談が多数掲載されています。
「就活の教科書」「ONE CAREER」「外資就活ドットコム」などのサイトでは、OPQの具体的な出題形式や回答のコツが詳しく紹介されています。
実際にOPQを受けた就活生の体験談からは、アプリの診断では得られないリアルな情報を入手できます。
「どのような質問が出たか」「どのくらいの時間がかかったか」「面接でOPQの結果に基づく質問があったか」など、実体験に基づく情報は非常に参考になります。
アプリでの自己分析と体験談の情報を組み合わせることで、OPQ対策の精度が格段に向上します。
性格検査対策の書籍を活用する
性格検査全般の対策について解説した書籍は、OPQ対策にも有効です。
「Webテスト完全突破法」シリーズなどでは、SHL社の性格検査の傾向と回答のポイントが体系的に解説されています。
書籍はアプリよりも情報が体系的に整理されているため、OPQの全体像を把握するのに適しています。
性格検査では「どのような性格特性が企業に求められるか」を理解することも重要であり、書籍でその傾向を学んでおくと有利です。
ただし、求められる性格特性は企業や職種によって異なるため、自分を偽るのではなく、自分の性格を正確に理解するために活用しましょう。
OPQの対策アプリに関するよくある質問
OPQ対策について、就活生からよく寄せられる質問にお答えします。
OPQは対策しなくても大丈夫ですか?
OPQは性格検査のため、特別な勉強をしなくても受検すること自体は可能です。
ただし、OPQでは回答の一貫性が重視されるため、事前に自分の性格特性を把握しておかないと回答にブレが生じるリスクがあります。
また、OPQの結果は面接での質問にも活用されるため、回答内容と面接での発言が矛盾すると不利になる可能性があります。
最低限、自己分析アプリで自分の性格傾向を確認し、一貫性のある回答ができる状態で臨むのが理想的です。
「対策不要」とは言い切れないため、余裕があれば事前準備をしておくことをおすすめします。
OPQとSPIの性格検査の違いは何ですか?
OPQとSPIの性格検査は、提供元と測定内容が大きく異なります。
OPQはSHL社が提供し、30の性格因子を104問で測定する詳細な検査です。
一方、SPIの性格検査はリクルートマネジメントソリューションズが提供し、情緒的側面・行動的側面・社会関係的側面などを測定します。
回答形式もOPQは「最も当てはまるもの」と「最も当てはまらないもの」を選ぶips形式であるのに対し、SPIは「はい」「いいえ」の2択や段階評価が中心です。
どちらも性格を測定する検査ですが、OPQのほうがより職業場面に特化した詳細な性格分析を行う点が特徴です。
OPQで落ちる原因は何ですか?
OPQで不合格になる主な原因は、回答の一貫性がないことと企業が求める人物像との不一致の2つです。
似たような質問に対して矛盾する回答をすると、一貫性の低さとして測定され、結果に悪影響を与えます。
また、企業は「自社で活躍できる人材か」という観点でOPQの結果を評価するため、企業の求める人物像と大きくかけ離れた結果は不利に働きます。
ただし、企業の求める人物像に合わせて回答を偽ると一貫性が崩れるため、素直に回答することが最善の対策です。
自分の性格と企業の相性が合わなかった場合は、その企業との相性が合わなかっただけと割り切ることも大切です。
まとめ
OPQの対策には、自己分析アプリや適性診断ツールを活用して自分の性格特性を理解しておくことが最も効果的です。
「適性診断AnalyzeU+」「キミスカ」「Lognavi」などの無料アプリで事前に自己分析を行い、回答の一貫性を高めましょう。
OPQは30の性格因子を測定する詳細な検査であり、回答の一貫性と面接との整合性が重要なポイントです。
SHL社の公式情報や就活情報サイトの体験談も活用して、OPQの出題形式を事前に把握しておくと安心です。
自分の性格を素直に表現しつつ、一貫性のある回答を心がけることがOPQ通過の鍵です。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート











