電通総研(ISID)で出題されるWebテストの種類と形式(テストセンター形式のSPI)
電通総研のSPIボーダーライン・採用倍率・選考フローの全体像
言語・非言語・性格検査・構造的把握力検査の具体的な対策ポイント
電通総研(ISID)の本選考・インターン選考を控えている就活生
電通総研のSPIボーダーや通過率の目安を知りたい人
SPIの対策方法や効果的な勉強法を知り、確実に選考を突破したい人
電通総研(旧:電通国際情報サービス・ISID)は、電通グループのIT戦略を担うシンクタンク兼SIer企業です。
コンサルティングからシステム開発まで一貫したサービスを提供し、金融・製造・サービス業界に強みを持っています。
就活生からの人気も非常に高く、選考を突破するにはWebテスト対策が不可欠です。
この記事では、電通総研のWebテストの種類や形式、ボーダーライン、そして効果的な対策方法まで徹底的に解説します。
目次[目次を全て表示する]
電通総研(ISID)のWebテストの種類・形式
電通総研の選考を受けるにあたって、まず把握すべきはWebテストの種類と形式です。
適性検査の種類によって対策方法が大きく異なるため、事前の情報収集が極めて重要になります。
電通総研のSPIは出題科目が多いことで知られており、通常の言語・非言語に加えて追加科目が課される可能性がある点をしっかり押さえておきましょう。
電通総研(ISID)で出題されるWebテストの種類
電通総研の本選考では、テストセンター形式のSPIが実施されています。
SPIは就活において最も広く利用されている適性検査であり、テストセンター形式は正答率に応じて問題の難易度が変動します。正答率が高いほど難しい問題が出題される仕組みのため、試験中に難問が続くようであれば高得点圏にいるサインです。
電通総研のSPIは高難度の問題が出題されやすいと言われており、十分な対策が必要です。テストセンター形式は出題される問題が受検者ごとに異なるため、「何が出るか分からない」不安を感じる就活生も多いですが、基本的な対策をしっかり行っていれば問題の難易度が上がっても対応できます。
テストセンター形式のため、過去に他社で受検した結果を使い回すことが可能です。電通総研のボーダーは高いため、事前に複数の企業で受検して高スコアの結果を確保しておく戦略が有効です。
出題科目と試験時間
出題科目は言語、非言語、性格検査の3科目が基本です。
さらに、英語や構造的把握力検査が追加で出題されるケースも報告されています。構造的把握力検査はテストセンター形式のSPIでのみ出題される特殊な科目で、対策していない就活生が多いため差がつきやすい科目です。
構造的把握力検査は制限時間約20分で、文章の構造を読み取る問題が出題されます。具体的には「以下の5つの文のうち、構造が似ているものを2つ選べ」のような形式で、文章の論理構造を分析する能力が測定されます。例えば、「因果関係」「対比」「列挙」などの構造を見抜く力が求められます。
英語と構造的把握力が含まれる場合、出題科目は「言語・非言語・英語・構造把握・性格」の5科目となります。この場合の試験時間は全体で約1時間30分程度を見込んでおく必要があります。
言語と非言語を合わせて約35分、英語が約20分、構造的把握力が約20分、性格検査が約30分という構成です。性格検査は事前にオンラインで受検できるケースもあるため、会場での試験時間は短縮される場合があります。
受検方式(テストセンター/自宅受検など)
電通総研のSPIは、テストセンター形式で実施されます。
全国各地の専用会場またはオンラインで受検することが可能です。会場で受検する場合は、備え付けのパソコンとメモ用紙を使って解答します。本人確認のために顔写真付きの身分証明書が必要ですので、忘れないようにしましょう。
オンラインで受検する場合は、カメラ付きのパソコンと安定したインターネット環境が必要です。受検中はカメラで本人確認が行われるため、適切な環境を整えてから受検してください。
テストセンター形式であるため、過去に受検した結果を使い回すことが可能です。受検期間は通常2〜3週間程度が設けられますが、人気の会場や時間帯はすぐに予約が埋まるため、早めに予約を入れることをおすすめします。
電通総研(ISID)のWebテストのボーダー・合格ライン
Webテスト対策を行うにあたって、ボーダーラインの目安を知っておくことは非常に重要です。
電通総研はSPIのボーダーが高いことで知られており、入念な対策が求められます。
電通総研(ISID)のWebテストのボーダーはどのくらい?
電通総研のSPIボーダーは、業界内でもかなり高い水準に設定されていると言われています。
過去の選考体験談では「人気企業と同程度のボーダーラインが設定されている」という声が多く見られます。具体的には、総合コンサルティングファームや大手SIerと同水準のボーダーが設けられていると推測されています。
電通総研の一次選考を通過できるスコアであれば、大抵の企業で使い回しが可能とも言われており、それだけ高い水準が求められています。裏を返せば、電通総研用にSPIの対策をしっかり行えば、他の企業の選考にも自信を持って臨めるということです。
具体的な数値は非公開ですが、少なくとも75%以上を目標に対策を進めることをおすすめします。安全圏を狙うなら80%以上を目指すとより確実です。
なお、年度によってボーダーが変動する可能性があります。応募者数が増加している近年では、ボーダーが上がっている可能性も考えられるため、余裕を持った得点を目指しましょう。
電通総研(ISID)の採用倍率
電通総研は電通グループのIT企業として高い知名度を持ち、採用倍率は高い水準です。
シンクタンク・IT業界を志望する優秀な学生が数多くエントリーするため、Webテストで確実に高得点を取ることが重要です。推定では採用倍率は30〜50倍程度と言われています。
新卒採用数は例年100〜150名程度ですが、エントリー数は数千名に達するため、選考の各段階で厳しくふるいにかけられます。
学歴フィルターの有無について明確な情報はありませんが、選考通過者には早慶やGMARCH以上の大学出身者が多い傾向があります。ただし、SPIで高得点を取れれば学歴に関わらずチャンスがあるため、対策をしっかり行うことが何より重要です。
テスト結果の使い回しはできる?
テストセンター形式のSPIでは、過去に受検した結果を他の企業に使い回すことが可能です。
電通総研のボーダーは高いため、事前に他社で高得点を取っておき、その結果を提出するのが効果的です。具体的には、志望度がそこまで高くない企業で先にテストセンターを受検し、高い手応えを感じた結果を電通総研の選考に使い回す戦略が有効です。
手応えが悪かった場合は再受検することも選択肢の一つです。テストセンターでは直前に受検した結果のみが使い回し可能であるため、良い手応えの結果が出たら、それ以降は再受検しないようにしましょう。
ただし、構造的把握力検査や英語が含まれる場合、これらの科目を受検していない結果は使い回しができません。電通総研用に全科目を網羅した受検をする必要がある点に注意してください。
電通総研(ISID)の選考フロー
Webテスト対策を効果的に進めるためには、選考フロー全体を把握しておくことが重要です。
電通総研の選考は複数段階で構成されており、各ステップで異なる視点から評価されます。
新卒の選考フロー
電通総研の新卒選考フローは、「ES提出 → Webテスト(SPI) → 1次面接 → 2次面接 → 最終面接 → 内定」という流れが基本です。
ESとWebテストの提出は同時期に求められることが多いです。ES提出からWebテスト受検までの猶予は1〜2週間程度が一般的ですので、ES作成とSPI対策を並行して進めておく必要があります。
面接では論理的思考力やIT業界への関心度が深く問われます。1次面接では若手社員との個人面接が中心で、ガクチカや志望動機について深掘りされます。2次面接ではマネージャークラスの社員が面接官を務め、より具体的な業界理解やキャリアビジョンが問われます。
最終面接は役員面接で、入社への熱意と企業文化への適合度が確認されます。全体の選考期間は約1〜2ヶ月を見込んでおくとよいでしょう。
インターン参加者には早期選考ルートが用意されることもあり、通常の選考フローと異なるケースがあります。
中途(転職)の選考フロー
中途採用の場合も適性検査は実施される傾向にあります。
職務経歴や専門スキルが重視されますが、適性検査の結果も合否に影響するため対策は必要です。
中途採用では即戦力としてのスキルが厳しく問われます。特にコンサルタント職やSE職では、過去のプロジェクト実績や専門領域での知見を具体的に語れるかどうかが合否の鍵となります。
面接は通常2〜3回実施され、適性検査は書類選考後から1次面接までの間に受検するのが一般的です。
ESの通過率と頻出質問
電通総研のES通過率は年度によって変動しますが、人気企業であるため低い水準です。推定では30〜40%程度と言われています。
頻出質問は「志望動機」「学生時代に力を入れたこと」「ITで実現したいこと」が中心です。
電通グループの強みを理解し、電通総研ならではの価値を具体的に語ることが重要です。例えば、「電通のマーケティングデータとIT技術を掛け合わせたDXソリューション」「金融や製造業に特化した専門性」など、電通総研独自の強みに言及することで差別化を図りましょう。
また、「なぜ電通総研なのか」という質問に対しては、NRIやアクセンチュアなどの競合との違いを明確に述べられるよう準備しておくことが不可欠です。
電通総研(ISID)のWebテスト対策方法
ここからは、電通総研のWebテストを突破するための具体的な対策方法を解説します。
電通総研のSPIは出題科目が多い可能性があるため、幅広い対策が求められます。
言語分野の出題傾向と対策
言語分野では、文章の読解力、語彙力、文の並べ替えなどが出題されます。
テストセンター形式では正答するほど難しい問題が出るため、高得点を目指すには幅広い語彙知識が必要です。高得点圏に入ると長文読解の問題が連続して出題されるようになり、文章の論理構造を素早く把握する力が試されます。
二語の関係では、「包含」「同義」「対義」「原因と結果」「並列」などの関係パターンを暗記しておくことで瞬時に正解を導けます。語句の意味に関する問題では、日常的に使わない漢語や抽象的な表現が出題されることもあるため、対策本で語彙の範囲を広げておくことが重要です。
対策本の言語セクションを繰り返し解き、解答スピードを上げる練習をしましょう。言語分野は1問あたり30秒〜1分程度で解く必要があるため、問題文を読んですぐに答えを判断できるレベルまで練習を積むことが理想です。
新聞やビジネス書を日頃から読む習慣をつけておくと、長文読解への対応力が自然と身につきます。
非言語分野の出題傾向と対策
非言語分野では、推論、割合、確率、表の読み取りなどが出題されます。
テストセンター形式では推論問題の比重が高く、論理的に考える力が特に求められます。推論問題では「PはQより大きい」「RはSと同じ」のような複数の条件を整理し、正しい結論を導き出す力が必要です。
割合の問題では「濃度」「速度」「仕事算」などが出題されることがあり、公式の暗記と応用力の両方が求められます。確率では「順列」「組み合わせ」の基礎知識が必須であり、「5人の中から3人を選ぶ方法は何通りか」のような問題が典型です。
問題集を繰り返し解いて解法パターンを身につけ、制限時間内に正確に解く練習を重ねましょう。非言語分野は反復練習が最も効果的であり、同じ問題集を3周以上解くことで解答スピードが大幅に向上します。
苦手分野を放置すると全体の得点を大きく下げてしまうため、早い段階で弱点を特定し、集中的に克服することが重要です。
性格検査のポイント
性格検査では一貫性のある回答が重要です。
電通総研が求める人物像を意識しつつも、正直に回答することを心がけましょう。電通総研では論理的思考力やチームワーク、主体性を重視する傾向があります。
性格検査で落とされるケースもあるため、対策を怠らないようにしてください。特に「ライスケール」と呼ばれる虚偽回答を検出する仕組みがあるため、あまりに極端な回答は避けるべきです。
回答時間は約30分で約300問に答える必要があるため、テンポよく直感で回答していくことが大切です。1問に5秒以上かけないことを意識し、回答に迷ったら最初の直感を信じましょう。
おすすめの対策本・ツール
SPI対策には「これが本当のSPI3テストセンターだ!」が最も定番です。テストセンター形式に特化した問題集であり、出題傾向を的確に反映した内容になっています。
構造的把握力検査が出題される可能性があるため、「SPI3 構造的把握力検査」の対策本も準備しておくと安心です。構造的把握力は独特の問題形式であるため、事前に問題形式を把握しておかないと本番で全く対応できない可能性があります。
英語が出題される場合に備えて、「SPI3の英語」に対応した対策本にも目を通しておくことをおすすめします。SPIの英語は同意語・反意語、空欄補充、長文読解が中心です。
電通総研のボーダーは高いため、参考書を最低3周は繰り返して万全の準備を整えましょう。1周目は全体像の把握、2周目は弱点の重点対策、3周目は時間を計りながらの実戦練習という流れで進めると効率的です。
また、他社のテストセンターで事前に練習受検をして、本番の雰囲気に慣れておくことも合格率を上げるポイントです。
電通総研(ISID)の面接で聞かれる質問と対策
Webテストを通過した後の面接についても事前に準備しておきましょう。
電通総研の面接では、「なぜ電通総研なのか」「ITで解決したい社会課題」「チームで成果を出した経験」が頻出です。
電通グループの総合力と、電通総研独自のポジショニングを理解した上で志望動機を語ることが重要です。「広告代理店のグループ企業」という表面的な理解ではなく、電通総研が手がける金融システムや製造業向けソリューションの具体的な事例を把握しておきましょう。
面接でよく聞かれる質問としては、「学生時代に最も力を入れたこと」「あなたの強みと弱み」「困難な状況をどう乗り越えたか」「5年後・10年後のキャリアビジョン」「最近気になるIT技術やニュース」が挙げられます。これらの質問に対して、具体的なエピソードを交えた回答を事前に準備しておきましょう。
論理的思考力を問われる場面が多いため、結論ファーストで簡潔に答える練習を積んでおきましょう。面接では「PREP法」(Point-Reason-Example-Point)を意識して回答を組み立てると、論理的で分かりやすい説明ができます。
グループディスカッションが実施される場合もあるため、チーム内での発言の仕方や議論のまとめ方についても練習しておくと安心です。
電通総研(ISID)のWebテストに関するよくある質問
ここでは、電通総研のWebテストに関してよく寄せられる質問に回答します。
電通総研(ISID)のWebテストはいつ実施される?
Webテストの実施時期は、ES提出と同時期に案内されるのが一般的です。
本選考の場合、例年3月〜4月頃にESの受付が始まり、テストセンターの受検期間もその前後に設定されます。受検期間は2〜3週間程度が設けられますが、人気の会場はすぐに予約が埋まるため、案内が届いたら速やかに予約を入れましょう。
インターン選考の場合は、夏季インターンであれば5〜7月頃、冬季インターンであれば10〜12月頃にWebテストが実施されることが多いです。
テストセンターの結果は使い回しが可能なため、電通総研の受検案内が届く前に他社のテストセンターで高スコアを確保しておくという戦略も有効です。
Webテストで落ちることはある?
はい、Webテストで落ちることは十分にあり得ます。
電通総研はボーダーが高いため、対策を怠ると有名難関大学の学生でも不合格になります。実際に「SPIの対策が不十分で電通総研に落ちた」という体験談は少なくありません。
SPIのスコアがボーダーに達していなければ、ESの内容に関係なく不合格となるため、万全の対策が必須です。
特に構造的把握力検査は対策していない受検者が多く、この科目で大きく点数を落としてしまうケースが報告されています。構造的把握力は対策の有無で得点差が出やすいため、必ず事前に問題形式を把握し、練習してから受検しましょう。
インターン選考でもWebテストは出題される?
電通総研のインターン選考でも、Webテストが実施されるケースがあります。
インターンで好結果を残すと本選考で優遇される可能性があるため、早い段階から対策を始めましょう。電通総研のインターンは少人数制で実践的な内容が多く、参加者の満足度が高いことで知られています。
インターン参加者には早期選考ルートへの招待や本選考での一部ステップ免除などの優遇措置が設けられる場合があります。そのため、インターン選考に向けたSPI対策を大学3年生の夏前から始めておくことを強くおすすめします。
インターン選考でも本選考と同様にテストセンター形式のSPIが実施される可能性が高いため、早期から対策を始めて損はありません。
まとめ
電通総研のWebテストは、テストセンター形式のSPI(言語・非言語・性格検査)が実施され、英語や構造的把握力検査が追加されることもあります。
ボーダーラインは業界内でもかなり高い水準とされており、少なくとも75%以上を目標にしましょう。
テストセンターの結果は使い回しが可能なため、事前に他社で練習受検をしておくことが有効です。
構造的把握力検査は対策の有無で大きく差がつく科目のため、専用の対策本で必ず準備しておいてください。
Webテストは努力が結果に直結しやすい分野ですので、早めに対策を始めて確実に通過できる実力を身につけましょう。
しっかりと準備を整え、自信を持って選考に臨んでください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート










