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【26卒】「就活がやばい」ってどんな状況?
まずは「就活がやばい」というのはどのような状況なのかを具体的に解説します。
やばいと感じやすい状況としては、以下の2点が挙げられます。
- まだ何もしてない
- 内定がない
まだ何もしていなかったり、動いているけれど内定がなかったりすると、自分の就活はやばいのではないかと焦るのではないでしょうか。
それぞれ、より詳しくみていきましょう。
1. まだ何もしていない
周囲の友人たちがインターンに参加したり、自己分析や業界研究を進めている中、自分はまだ何も手をつけていない。
そんな状況に焦りを感じる26卒の方も多いのではないでしょうか。
実際、多くの企業はすでに本選考を開始しており、就活の準備は大学3年の春〜夏から始めるのが一般的になりつつあります。
早期化の影響とはいえ、周りが始めている状況でまだ何もしていなければ、出遅れたと感じてしまうでしょう。
ただし、まだ何もしていなくても全然大丈夫、という時期もありますので、後ほど紹介する、時期別の就活がやばい人の特徴も参考にして、自分の就活が本当にやばいのかどうか判断してみてください。
2. 内定がない
就活を進めてはいるけれど、なかなか内定がもらえない…。
そんな状態も「やばい」と感じる状況の一つです。
周囲の友達や知り合いが内定を獲得した話をし始めると、不安や焦りが募ってしまいますよね。
ただ、選考は相性もあるものです。
納得のいく企業と出会い、その企業に内定をもらうまでには時間がかかることもあります。
落ち込むのではなく、これまでの選考を振り返って改善点を見つけることが、内定への近道になります。
ただし、まだ就活を始めていないがゆえに内定がない場合はかなり焦った方がいいかもしれませんね。
【26卒】時期別!就活がやばい人の特徴
続いて、時期別に就活がやばい人の特徴をお伝えしていきます。
近年の就活は早期化しており、大学3年の4月ごろから動き出す就活生の割合も年々増えています。
そんな中で、26卒の就活では、いつ何ができていなければやばいのでしょうか。
大学3年生、大学4年生の4月〜8月、9月〜12月、1月〜3月と分けて解説していきますので、今の自分の就活状況と読み比べてみてください。
大学3年の4月〜8月
この時期はサマーインターンが盛んに開催され、多くの就活生が参加を目指してエントリーし、選考に臨みます。
中にはインターンに応募したけれど、すべて不合格だった…という方もいるかもしれません。
しかし、この時期にサマーインターンに全落ちしたからといって、まだまだ就活がやばいとは言えません。
少し落ち込んでしまうかもしれませんが、この経験を活かして、なぜ通らなかったのかを振り返り、この後に開催されていく早期選考に向けて準備をしていくことが大切です。
また、インターンに参加できなかったとしても、自己分析や業界研究、面接対策は進められます。
巻き返すチャンスはまだ十分にあるので、焦らず自分のペースで選考対策を進めていきましょう。
大学3年の9月〜12月
この時期は早期選考が本格化します。
そのため、もしエントリーした企業の選考で全て不合格だったという場合、自分の就活はやばいのではないか、と焦るでしょう。
しかし、企業との相性や対策のポイントがずれていた可能性もあります。
そして早期選考の時期では、まだまだ本選考を開始していない企業も数多く存在します。
自己分析やES添削、模擬面接などを見直しながら、次の選考に備えましょう。
大学3年の1月〜3月
本選考が始まるこの時期、何もしていないままだと本格的に「やばい」と感じるかもしれません。
実際、就活はこの時期に本番になるため、大学3年生の1月になってもまだ就活を始められていなければ、少しやばいといえるでしょう。
ただし、まだまだ「就職できないのではないか」と焦る時期ではありません。
まずはエントリーを始め、自己分析や面接対策などを行い、不安な点は周囲に相談しながら進めていくことで、着実に前に進むことができます。
大学4年の4月〜8月
この時期は、多くの学生が内定を獲得し始める時期です。
実際、26卒の就活生の内定獲得率は大学4年生の4月時点で約6割にも上ります。
もし、しっかり就職活動をしているにもかかわらず内定が出ていない場合は、やばいと焦った方がいいかもしれません。
しかし、この時期でもまだ業界や企業の幅を広げたり、選考の振り返りを行って改善することで、まだまだチャンスはあります。
諦めず就活を続けていきましょう。
大学4年の9月〜12月
この時期になると、内定がない状態に焦りを感じ始める方が増えてきます。
特に就活を一時中断していたり、十分に動けていない場合は「かなりやばい」と思ってしまいがちです。
ただし、ここからでもリスタートは可能です。
近年では内定の獲得から実際に働くまでの期間が長くなっていることから内定辞退をする学生の数も増えています。
内定辞退をする学生が増えると、多くの企業で予定採用数に満たない状態となり、秋採用、二次募集と言った形で採用枠が設けられることになります。
大学4年生の9月以降にまだ内定を獲得できていない就活生の方は、こういったチャンスがまだまだあるということを覚えておきましょう。
大学4年の1月〜3月
卒業が近づいても進路が決まっていない場合、「やばい」と感じるのは当然のことです。
実際、4月からの自分がどうなっているのか全く予定が立っていない、想像がついていない状態の方は、少し焦った方が良いでしょう。
ただしここで注意していただきたいのは、卒業後の選択肢は就職することだけではないという点です。
第二新卒として就活をすることもできますし、専門学校に通ったり資格取得の勉強をしたりして専門知識を身につけ、新卒就活の時狙っていた企業よりもより良い企業への就職を狙うことも可能です。
将来の選択肢を広げ、幅広い視野で卒業後のことを計画してみましょう。
【26卒】26卒の就活がやばいと言われる理由
近年、就職活動の環境は大きく変化しており、特に26卒の皆さんが就活をしている今年は、これまで以上に「やばい」と言われているような年代になります。
その背景には、就活全体の早期化や、求人倍率の変動といった就活市場における大きな変化があります。
一部の学生が早くからインターンや選考に参加し、内定を獲得している一方で、「まだ何も始めていない」「動いているのに成果が出ない」と悩む学生も少なくありません。
また、情報があふれるようになった現代ならではの悩みとして、情報が多すぎてむしろどのように就活を進めていいのか分からず、迷ってしまうこともあるでしょう。
ここでは、26卒の就活が「やばい」と言われる2つの代表的な理由について、詳しく解説していきます。
早期化が進んでいるため
ここ数年、就活のスケジュールは年々早まっています。
企業側も優秀な学生をいち早く確保したいという思いから、早期インターンや早期選考を積極的に実施するようになっており、採用活動の開始を25卒のときよりも早めるようになってきているのです。
その結果、大学3年生の春から夏にかけて動き出す学生が増え、のんびり構えていると気づいた時には出遅れてしまった、ということも。
26卒の就活では、就活生の動きが早いだけではなく、企業の動きも早期化している、ということを頭にいれて進めていく必要があるのです。
求人倍率が上がっているため
26卒の就活では、これまでよりも1社に対する求人倍率が上がっています。
一見、求人倍率が高いと「就職しやすいのでは?」と思われがちですが、実際には人気企業に応募が集中する傾向が強くなっています。
そのため、選考の競争率が高まり、思うように内定が得られないというケースも少なくありません。
情報がすぐに手に入る時代だからこそ、より待遇や給与、業務内容の良い企業に応募が増え、倍率が上がっているのです。
企業研究を深めたり、自分の強みを明確に伝えられるような準備がこれまで以上に求められているといえるでしょう。
【26卒】就活がやばいと思う人が今すぐすべきこと
「就活がやばいかもしれない…」と不安を感じている方も、今この瞬間から行動を変えれば、流れを取り戻すことは十分に可能です。
大切なのは、やばいという感情をネガティブに捉えるのではなく、「今やばいと気づけたこと」を前向きに活かしていくことです。
焦りや不安に振り回されてしまうと、視野が狭くなったり、誤った方向に進んでしまうこともあります。
そんなときこそ、一度立ち止まって状況を整理し、今自分に必要な対策をとることが、就活成功への第一歩になります。
ここでは、今すぐ取り組むべき3つのステップを詳しくご紹介します。
できることから始めて、自分のペースで就活を整えていきましょう。
まずは焦らず就活スケジュールを見直す
「就活を始めるのが遅れた」「周りが内定をもらい始めていて焦る」と感じた時は、まず就活スケジュールの見直しから始めましょう。
いつ頃までに内定を取りたいかを設定し、それに向けて逆算で行動計画を立てていくことが大切です。
たとえば、1ヶ月以内に説明会に参加した企業の中から本命企業を探し、2ヶ月以内に一度面接を受ける、というような目標を置くと、今やるべきことが自然と明確になります。
また、自分がどこでつまずいているのかを客観的に把握することも重要です。
エントリー数が少ないのか、面接でうまく話せないのかなど、いま思うように内定を獲得できていない原因を明確にすることで、具体的な対策を立てることができるようになります。
無計画に動くのではなく、自分に合った就活スケジュールを立て直して、焦らず一歩ずつ進めていきましょう。
業界・業種を広げてエントリーする
特定の業界に強いこだわりを持っていると、なかなか選考に通らないこともあります。
人によって向き不向きがあるため、向いていない可能性がある業界にこだわったまま「この業界以外は考えていない」と思い込んでいると、チャンスを逃してしまう可能性があるのです。
そこで大切なのが、視野を広げて他の業界・業種にも目を向けてみることです。
自分では想像していなかった業界や業種の企業で、実は自分の強みが活かせる仕事があるかもしれません。
たとえば、「人と関わる仕事がしたい」という軸があるなら、営業職や接客だけでなく、地域密着型の施工管理なども視野に入れることができます。
また、第一志望ではなかった企業に内定をもらって働くことになったとしても、働く中で自分にとって意外な「やりがい」や「適性」に気づけるケースも多くあります。
内定獲得の可能性を高めるだけでなく、自分の将来の幅を広げる意味でも、業界を絞りすぎずにチャレンジする姿勢が大切です。
就活のプロに頼る
就活に行き詰まってしまったとき、「自分で何とかしなきゃ」と思いすぎてしまうと、逆に身動きが取れなくなることがあります。
そんなときこそ、就活のプロに相談することで、一気に状況がよくなることもあります。
頼りやすい就活のプロとしては、大学のキャリアセンターや就活エージェントがあげられます。
大学のキャリアセンターでは、自己分析のサポートや模擬面接、エントリーシートの添削など、就活に必要なあらゆるサポートが大学に専属のキャリア担当の方から受けられます。
また、就活エージェントを活用すれば、あなたに合った企業の紹介や、非公開求人への応募も可能になります。
プロの視点からのアドバイスは、自分では気づけなかった課題や改善点に気づくきっかけにもなりますし、何より「一人じゃない」と感じられる安心感があります。
周囲を頼ることは、決して甘えではありません。
より良い選択肢に出会うための、賢い就活の進め方のひとつですので、ぜひ食わず嫌いをせずに利用してみてください。
【26卒】やばいと思ったら就活エージェントを使ってみよう
「就活がうまくいかない」「何から始めればいいか分からない」
そんなときに、強い味方になってくれるのが就活エージェントです。
特に、就活のスタートが遅れてしまったと感じている26卒の方にとっては、短期間で効率的に就職活動を進めるための有効な手段といえるでしょう。
就活エージェントは、就職に関するあらゆるサポートを無料で提供してくれる、いわば就活のプロです。
就活生一人一人にマンツーマンで寄り添ってくれるため、一人で悩んでいるよりもスムーズに、そして自信を持って選考に臨めるようになります。
ここからは、「就活エージェントとは何か?」「どんなサポートが受けられるのか?」を詳しく解説し、最後におすすめのエージェントもご紹介します。
就活エージェントとは
就活エージェントとは、就職活動を無料でサポートしてくれる民間の支援サービスです。
多くの場合は人材業界に属する企業が展開していたり、民間団体が事業を行っていたりしています。
学生一人ひとりに担当者(エージェント)がつき、自己分析や書類作成、面接対策、企業紹介まで、幅広く支援をしてくれます。
就活のプロが味方についてくれ、企業によってはメールやLINE、電話でいつでも就活相談が可能なため、1人で就活をしてきた方にとってはとても心強い存在になるでしょう。
就活エージェントの特徴
基本的には就活エージェントとは、企業を紹介してくれるものです。
しかし、エージェントによってはあなたの希望や適性に合った企業を紹介してくれるだけでなく、選考対策から内定後のフォローまで一貫してサポートしてくれることもあります。
また、一般の求人サイトには掲載されていない「非公開求人」を紹介してもらえることもあるため、自力では見つからなかった企業と出会えるチャンスも広がります。
エージェントの種類によって得意な業界や業種、紹介できる企業の規模が異なるため、一つではなく様々な就活エージェントを利用してみるのもおすすめです。
ジョブコミットが最もおすすめ
数ある就活エージェントの中でも、「ジョブコミット」は特に満足度の高いサービスとして注目されています。
ジョブコミットでは、あなた専任の就活エージェントが準備から選考対策など内定獲得するまで徹底サポートいたします。
ES作成、企業ごとの面接対策などあなたに合わせた丁寧なサポートと、内定に直結する的確なアドバイスで、3年連続でお客様満足度No.1を獲得しています。
無料で相談ができますので、就活に不安を感じている方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。
【26卒】就活がやばいと感じた時にやってはいけないこと
「就活がやばい」と感じたときほど、気持ちが焦って冷静な判断ができなくなってしまうものです。
しかし、そんなときこそ落ち着いて、自分の行動を見直すことが大切です。
ここでは、就活がうまくいかないときにやってはいけないことを3つご紹介します。
これらを避けることで、無駄な遠回りをせず、やばいと感じた今からでもまだ間に合う就活を進めることができるようになりますので、ぜひ頭に入れておいてください。
何も行動を起こさない
「やばい」と感じていても、何も行動を起こさなければ状況は変わりません。
不安や落ち込みから動きたくなくなる気持ちもわかりますが、どんなに小さなことでも、一歩踏み出すことが大切です。
たとえば、「就活のスケジュールを立てる」「1社だけでもエントリーする」「誰かに相談する」といった行動が、次の就活ステップに繋がっていきます。
止まってしまうことが一番やばい、ということを理解しておきましょう。
一人で就活を進めようとする
就活は、情報収集と対策が成功のカギになります。
ですが、それをすべて一人で抱え込んでしまうと、正しい方向に進めているのか不安になったり、モチベーションが続かなくなったりします。
また、円滑に就活を進めるために必要な情報も足りなくなってしまいます。
そのため、大学のキャリアセンターや就活エージェント、信頼できる友人や先輩などに相談し、客観的なアドバイスが得られ、自分では見えなかった課題にも気づけるようにしておきましょう。
周りの人たちに頼ることで、就活の精度もスピードも上がります。
選考対策は絶対に怠らない
「とにかく数を受ければそのうち受かるだろう」と、選考スケジュールを詰め込みすぎてしまうのは危険です。
1社1社の対策がおろそかになり、結果的にすべて不合格…という悪循環に陥ってしまうこともあるためです。
特に面接では企業研究や自己PRの精度が問われるため、しっかりと準備して臨むことが必要です。
効率よく内定を得るためにも、質の高い対策を心がけましょう。
26卒の就活に関するよくある質問
Q. 就活を始めるのが遅れてしまったのですが、もう間に合いませんか?
A. 間に合います。
就活には「こうでなければいけない」という正解はありません。
重要なのは、「今の自分にできることを、一つずつ着実に進めていくこと」です。
今からでもスケジュールを立て直し、自己分析やエントリーを進めることで、十分に納得のいく内定を目指せます。
Q. インターンに参加していないと不利になりますか?
A. 必ずしも不利になるわけではありません。
確かにインターンは企業理解やアピールの材料として有効ですが、参加していなくても選考に通っている方はたくさんいます。
その分、自己分析や志望動機に説得力を持たせる工夫をしましょう。
ただし、インターンに参加した学生限定で早期選考のエントリーを受け付けている企業もありますので注意してください。
Q. 内定がないまま卒業しそうで不安です。
A. 卒業後の進路が決まっていないことに不安を感じるのは自然なことだと思います。
しかし、新卒でなくても既卒枠、第二新卒枠として就職を目指すことは可能です。
就職エージェントやハローワーク、大学のキャリアセンターなど、卒業後も使える就活支援(転職支援)がありますし、何より、いつ内定を取ったとしても働き始めるのが大学卒業後の4月だという事実は変わりません。
あきらめずに情報を集めて、3月末まで行動を続けることが大切です。
まとめ
「就活がやばいかも」と感じると、心がざわついてしまうこともありますよね。
でも、それは今の状況を変えたいと思うことができている証拠です。
大切なのは、その気づきを無駄にせず、今できることに目を向けて行動することです。
26卒の就活は、早期化や情報の多さから不安を感じやすいかもしれませんが、決していつ始めても遅いわけではありません。
やばいと思ったその時が最速で、最大のチャンスです。
視野を広げて業界を見直したり、就活エージェントに相談したりすることで、きっと新たなチャンスが見つかります。
一人で抱え込まず、誰かと一緒に進めていくことで、不安も軽くなり、前向きな気持ちを取り戻せるはずです。
焦らず、でも一歩ずつ。
あなたのペースで、自分らしい就活を進めていきましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート