「サンリオの選考を受けたいけれど、Webテストでつまずいてしまわないか不安」という人は多いのではないでしょうか。ハローキティをはじめとする世界的なキャラクターIPを抱えるサンリオは、就活生からの人気が非常に高く、その分エントリー数も膨大です。
サンリオの本選考では、エントリーシート提出のあとにWebテスト(適性検査)が課されます。ここで一定の基準点(ボーダー)に届かないと、面接にすら進めずに落ちてしまうケースが少なくありません。せっかく作り込んだESや志望動機を活かすためにも、Webテスト対策は早めに着手しておきたいところです。
サンリオで出題されるWebテストは玉手箱が中心と言われています。玉手箱はSPIとは出題形式が大きく異なり、同じ形式の問題が連続して出題される独特のスタイルが特徴です。形式に慣れていないと、時間内に解き切れずにボーダーを割ってしまうリスクがあります。
この記事では、サンリオのWebテストの種類・形式から、ボーダーや採用倍率の目安、選考フロー、具体的な対策方法、面接で聞かれる質問までを一気通貫で解説します。就活体験談ベースの情報も交えながら、サンリオ内定に向けて「何を・いつまでに・どう対策すればよいか」がクリアになる内容を目指しました。
サンリオは東証プライムに上場する企業で、ハローキティをはじめとする数多くのキャラクターIPを世界中に展開しています。近年は海外ライセンスの強化によって業績がV字回復し、就活市場での人気もさらに高まっています。それだけに選考のハードルも高く、Webテストの段階から多くの応募者がふるいにかけられます。だからこそ、早めの対策で他の就活生に差をつけることが内定への鍵になります。
キャラクタービジネスという独自の世界観を持つサンリオだからこそ、企業理解と選考対策の両輪が欠かせません。Webテストという最初の関門を確実に突破し、面接以降に自分の強みをぶつけられるよう、本記事を対策のスタートラインとして活用してください。
- サンリオのWebテストの種類・形式(玉手箱)と出題科目
- サンリオのWebテストのボーダーや採用倍率の目安
- サンリオの選考フローとES・面接の傾向と対策
- 玉手箱の例題と効率的な対策スケジュールの立て方
- サンリオの本選考を控えていてWebテストに不安がある人
- 玉手箱の対策を効率よく進めたい人
- サンリオのES・面接の傾向まで含めて選考対策を固めたい人
目次[目次を全て表示する]
サンリオのWebテストの種類・形式
まずはサンリオのWebテストがどの種類・形式で出題されるのかを押さえましょう。テストの種類を取り違えると対策の方向性ごとズレてしまうため、最初に正確に把握しておくことが重要です。
サンリオで出題されるWebテストの種類(玉手箱)
就活体験談ベースの情報を総合すると、サンリオの本選考で出題されるWebテストは玉手箱が中心とされています。玉手箱は日本エス・エイチ・エル(SHL社)が提供する適性検査で、金融・メーカー・人気企業の選考で広く採用されている定番のWebテストです。
玉手箱の最大の特徴は、同じ形式の問題が連続して出題されるという点にあります。たとえば計数分野であれば「四則逆算ばかりが連続する」「図表の読み取りばかりが連続する」というように、1つのセクション内では出題形式が統一されています。
そのため、最初に出題された問題の形式さえ見極めれば、あとは同じ解き方を高速で繰り返していくことになります。逆に言えば、形式に慣れていないと最初の数問で戸惑い、そのまま時間切れになってしまうリスクが高いテストでもあります。
サンリオのようにキャラクターIPやライセンスビジネスを軸とする企業では、企画力やセンスだけでなく、論理的に数字を扱える基礎能力も見られています。玉手箱はその基礎能力をスクリーニングする目的で使われているため、形式慣れと正確さの両方が求められる関門だと理解しておきましょう。
なお、年度や職種(総合職・クリエイター職など)によって出題形式が変わる可能性はゼロではありません。あくまで玉手箱を本命の想定としつつ、SPIなど他形式が出ても対応できるよう、基礎的な計算力・読解力は幅広く鍛えておくと安心です。
玉手箱とSPIの違いを理解しておくことも大切です。SPIが言語・非言語・性格の3領域をテストセンターやWEBテスティングで受けるのに対し、玉手箱は計数・言語・英語の各形式を「形式ごとにまとまって」出題します。SPIが幅広いタイプの問題をランダムに出すのに対し、玉手箱は1つの形式を集中的に解かせるため、対策の仕方も自ずと変わってきます。SPIの対策本だけをやっていた人がサンリオの玉手箱で面食らうのは、この出題構造の違いを知らないことが原因です。
サンリオの選考を受ける学生の体験談を見ても、「玉手箱だと知らずにSPIの対策しかしていなかったため、図表読み取りの形式に戸惑った」という声が見られます。玉手箱だと事前に分かっていれば、専用の対策で十分に得点できるテストです。まずは「サンリオ=玉手箱が本命」という前提を押さえ、形式に特化した準備を進めることが、ボーダー突破の最初の一歩になります。
出題科目と試験時間
玉手箱の出題科目は大きく計数・言語・英語の3分野と、性格検査で構成されます。サンリオの選考では計数と言語を中心に、企業によっては英語が加わる構成が想定されます。各分野で出題される形式はあらかじめ決まっているため、形式ごとの解法を押さえておけば効率よく対策できます。
計数分野は「四則逆算」「図表の読み取り」「表の空欄推測」の3パターンが代表的です。いずれも電卓の使用を前提とした設計になっており、暗算で解くのではなく、電卓を使って正確かつ高速に処理するスキルが問われます。図表の読み取りでは、割合や増加率などの計算を素早く行う必要があります。
言語分野は「論理的読解(GAB形式)」「趣旨判定」「趣旨把握」などのパターンがあり、長文を読んで設問の正誤を判断する形式です。設問が本文に対して「正しい・間違っている・本文からは判断できない」のどれに当たるかを見極める力が求められます。長文を素早く正確に読み取る読解力と、設問の意図を取り違えない注意力の両方が問われます。
これらの形式はいずれも、知識量を問うものではなく情報を素早く正確に処理する力を測るものです。そのため、対策の方向性は「知識を覚える」ことではなく「形式に慣れて処理速度を上げる」ことに尽きます。1つひとつの形式について、最適な解き方の手順を体に染み込ませ、考えなくても手が動く状態まで仕上げておくことが、玉手箱で高得点を取るための王道です。サンリオの選考でも、この基本姿勢で対策を進めれば着実にボーダーへ近づけます。
試験時間は各セクションごとに区切られており、1問あたりにかけられる時間は数十秒程度とかなりタイトです。スピードと正確さの両立が玉手箱攻略の最大のポイントになります。性格検査も加わるため、トータルでは50分前後を要する構成が一般的です。
科目ごとに必要なスキルが明確に分かれているため、対策の際は「計数の図表読み取り」「言語の論理的読解」といった形式単位で繰り返し演習し、それぞれの解法パターンを体に染み込ませておくことが、ボーダー突破の近道になります。
計数の「四則逆算」は、等式の□に当てはまる数を求める形式で、1問あたりにかけられる時間が特に短い(おおむね数十秒)のが特徴です。電卓を使って機械的に逆算するだけですが、出題数が多いため、ここでスピードを稼げるかどうかが全体の得点を左右します。「図表の読み取り」は与えられた表やグラフから数値を読み取り、割合や増加率を計算する形式で、必要な数字を素早く見つけ出す情報処理力が問われます。「表の空欄推測」は表の規則性から空欄の値を推測する形式で、論理的思考と計算の両方が必要です。
言語の論理的読解(GAB形式)は、長文を読み「設問が本文に照らして正しいか・誤っているか・本文だけでは判断できないか」を選ぶ形式です。ここでは本文に書かれていないことを推測で補ってはいけないのがポイントで、「判断できない」を正しく選べるかどうかで差がつきます。英語が出題される場合は、長文読解(GAB形式)や論理的読解の英語版が中心で、TOEIC500〜600点程度の読解力があれば対応できるレベルとされています。性格検査は正解のない設問ですが、回答の一貫性が見られているため、正直かつ矛盾のない回答を心がけましょう。
受検方式(テストセンター/自宅受検)
玉手箱の受検方式は、自宅などのパソコンから受検する自宅受検型(Webテスティング)が一般的です。サンリオの本選考でも、ES提出後に受検用URLが送られ、指定期間内に各自のPCで受検する形式が想定されます。
自宅受検型のメリットは、自分の慣れた環境で、電卓・筆記用具・メモ用紙を準備したうえで受けられる点です。一方で、通信環境のトラブルや時間配分の乱れが自己責任になるため、事前のセットアップと環境整備が欠かせません。受検前には安定したネット回線・静かな環境・予備の電卓を用意しておきましょう。
受検期間には締切が設けられているのが通常です。ギリギリに受けようとすると、回線トラブルや体調不良が起きた際にリカバリーが利かなくなります。締切の2〜3日前までに受検を済ませるくらいのスケジュール感が安全です。
なお、企業によっては不正防止の観点からテストセンター方式(指定会場での受検)やオンライン監視型を採用するケースもあります。サンリオの受検方式は年度によって変わる可能性があるため、案内メールに記載された方式・期間・必要な持ち物を必ず確認し、指示に沿って準備を進めてください。形式が自宅受検であっても、油断せず本番同様の集中力で臨むことが大切です。
自宅受検で意外と差がつくのが、受検環境の整え方です。具体的には、(1)安定したネット回線(できれば有線接続)、(2)使い慣れた電卓、(3)計算用のメモ用紙と筆記用具、(4)スマホの通知をオフにした静かな部屋、の4点を事前に準備しておきましょう。玉手箱は時間との勝負なので、受検中に電卓を探したり通信が途切れたりすると、それだけで数問分のロスになり、ボーダー割れに直結します。
また、自宅受検は「いつでも受けられる」という気軽さから、ついコンディションを整えずに受けてしまいがちです。しかし、サンリオのような人気企業の選考では1点の差が合否を分けることもあります。受検する時間帯は、頭が冴えている午前中や、十分に休息を取った後など、自分の集中力がピークになるタイミングを選びましょう。受検開始前にトイレを済ませ、水分を用意し、机の上を片付けておくといった基本的な準備が、本番のパフォーマンスを底上げします。本番だと思って臨むことが、結果的に高得点につながります。
サンリオのWebテストのボーダー・合格ライン
次に気になるのが、サンリオのWebテストでどのくらいの得点を取ればよいのかという点です。ボーダーや採用倍率の目安を把握し、目標スコアを定めましょう。
サンリオのWebテストのボーダーはどのくらい?
就活体験談ベースの情報を総合すると、サンリオのWebテスト(玉手箱)のボーダーは8割前後が目安とされています。あくまで体験談からの推測であり公式発表ではありませんが、人気企業らしく比較的高めのラインが設定されていると考えておくのが安全です。
サンリオは採用人数が少なく、エントリー数に対して採用枠が絞られるため、Webテスト段階で多くの応募者をスクリーニングしていると考えられます。そのため「とりあえず6割取れればよい」という感覚では危険で、8割以上を安定して取れる状態を目標にしておきたいところです。
ボーダーが高めに設定されている背景には、サンリオの仕事の性質もあります。ライセンスビジネスや商品企画では、契約条件の計算や売上データの分析など、数字を正確に扱う場面が日常的にあります。玉手箱の計数で高得点を求められるのは、こうした実務に必要な基礎的な数的処理能力を入社前にチェックする意味合いもあると考えられます。だからこそ、計数分野で確実に得点できる状態を作っておくことが、サンリオのボーダー突破において特に重要になります。
玉手箱は形式が決まっているぶん、対策を積めば得点が安定しやすいテストです。逆に言えば、ライバルもしっかり対策してくるため、未対策のまま臨むと相対的に大きく不利になります。ボーダーを「最低ライン」ではなく「対策後に余裕で超えるべき水準」と捉え、本番では9割近い得点を狙うつもりで準備しましょう。
サンリオを志望する学生は、もともと優秀で対策に余念のない人が多い傾向にあります。だからこそ、Webテストで周囲と同じ水準にとどまっていては差をつけられません。人気企業ほど対策の質と量がものを言うと心得て、ライバルより一歩踏み込んだ準備をしておくことが、狭き門を突破する力になります。「みんなが対策しているから自分も最低限やればいい」ではなく「みんなが対策しているからこそ自分はそれ以上やる」という意識が、合否を分けるポイントです。
特に計数の図表読み取りや四則逆算は、慣れれば短時間で高得点を狙える分野です。ここで取りこぼさないことが、ボーダー突破の現実的な戦略になります。言語も論理的読解のパターンを掴めば安定して得点できるため、分野ごとに「確実に取る形式」を作っておくことが通過率を引き上げる鍵になります。
ボーダーを考えるうえで意識したいのが「正答率」と「回答数」の両面です。玉手箱は問題数が多く、全問解き切れないまま時間切れになることも珍しくありません。そのため、解いた問題の正答率を高く保ちつつ、できるだけ多くの問題に手をつけることが高得点の条件になります。難問に時間を奪われて簡単な問題を落とすのは最も避けたいパターンです。分からない問題は割り切って飛ばし、解ける問題を確実に積み上げる姿勢が、結果的にボーダー超えにつながります。
サンリオの志望度が高いなら、ボーダーである8割を「ギリギリ超える」のではなく「余裕を持って超える」状態を目指しましょう。本番では緊張やトラブルで実力の8〜9割しか出せないことも多いため、練習段階では9割以上を安定して取れるレベルまで仕上げておくのが安全です。練習での余裕が本番での安心につながり、面接以降に体力を温存できます。
なお、ここで紹介しているボーダーの数値は、あくまで就活生の体験談や口コミから推測した目安であり、サンリオが公式に発表しているものではありません。実際のボーダーは年度や職種、応募者全体のレベルによって変動する可能性があります。数字に振り回されすぎず、「人気企業だから高めに見積もって対策する」という姿勢で臨むのが現実的です。具体的な数値はあくまで参考とし、できる限り高い得点を目指すことが、どんなボーダーが設定されていても通過できる確実な戦略になります。
サンリオの採用倍率
サンリオの採用倍率は公式には公表されていませんが、就活体験談や公開情報から推測するとかなりの高倍率になっていると考えられます。過去数年の採用実績は1年あたり十数名規模とされ、大手企業の中でも採用人数が少ない部類に入ります。
採用人数が少ない一方で、ハローキティをはじめとするキャラクターブランドの知名度から、エントリー数は非常に多くなります。その結果、単純計算でも倍率は数十倍から、職種によってはそれ以上に達する可能性が高いと見られます。あくまで目安ですが、人気企業特有の狭き門であることは間違いありません。
こうした高倍率の選考では、Webテストの段階で「足切り」が厳しく行われる傾向があります。エントリーシートの内容が魅力的でも、Webテストでボーダーを割ってしまえば面接に進めないため、Webテスト対策の優先度は非常に高いと言えます。
倍率の高さに萎縮する必要はありませんが、「人気企業だから対策しても無駄」と考えるのは禁物です。むしろ高倍率だからこそ、Webテストという定量的に差がつくポイントで確実に得点しておくことが、面接に進むための現実的な戦略になります。倍率はあくまで目安として捉え、自分がコントロールできる対策に集中しましょう。
高倍率の選考を勝ち抜くうえで意識したいのは、「全員が突破できる関門で落ちない」ことです。面接は相性や運の要素も絡みますが、Webテストは対策した分だけ確実に得点が伸びる数少ないステップです。ここで落ちるのは、いわば「対策すれば防げた失点」であり、最ももったいないパターンと言えます。倍率が高いからこそ、確実に得点できるWebテストで足切りされないことが、内定への土台になります。
また、サンリオは総合職・一般職・クリエイター職など職種によって採用枠や倍率の感覚が異なります。クリエイター職はポートフォリオの完成度が重視されるぶん、より専門性の高い競争になります。自分が志望する職種の選考特性を理解し、どこで差をつけられるかを見極めたうえで対策の比重を決めると、限られた時間を有効に使えます。倍率という数字に一喜一憂せず、目の前の対策に淡々と取り組むことが、最終的に狭き門を突破する力になります。
テスト結果の使い回しはできる?
玉手箱は受検方式によって、結果の使い回しができる場合とできない場合があります。一般的に、テストセンター方式であれば一度受検した結果を他社の選考でも使い回せるケースがありますが、自宅受検型(Webテスティング)の場合は企業ごとに個別受検となるのが通常です。
サンリオの選考が自宅受検型であれば、サンリオ専用に受検することになり、他社の結果を流用することは基本的にできないと考えておきましょう。逆に、サンリオで受けた結果を別の企業に使い回すこともできないのが一般的です。
使い回しを前提にせず、サンリオの選考に向けて改めて万全のコンディションで受検する心構えが大切です。志望度の高い企業であればなおさら、付け焼き刃ではなく、しっかり仕上げた状態で本番に臨みたいところです。
なお、就活全体を見渡すと、複数企業で玉手箱が課されるケースは珍しくありません。サンリオ対策で身につけた玉手箱の解法は、他の人気企業の選考でもそのまま活きます。玉手箱対策は1社のためだけの投資ではないと捉え、就活全体の武器として磨いておくと、結果的に選考突破率の底上げにつながります。
使い回しの可否を正確に知るには、受検案内のメールや受検画面の表示を確認するのが確実です。テストセンター方式の場合は受検後に「結果を他社に送信する」操作が選べることがありますが、自宅受検型ではそうした選択肢はなく、企業ごとに新規受検となります。サンリオが自宅受検型であれば、サンリオ専用に万全の状態で受け直す前提で準備しましょう。
仮に使い回しが可能な方式だったとしても、過去に低い点数で受けた結果をそのまま流用するのは得策ではありません。志望度の高い企業ほど、しっかり対策を仕上げてから受検し、自信を持って提出できるスコアを残すべきです。「一度受けたから大丈夫」と油断せず、サンリオの選考にベストな状態で臨むことが、後悔のない就活につながります。
サンリオの選考フロー
Webテストは選考フロー全体の一部です。サンリオの選考がどのような流れで進むのかを俯瞰し、各ステップで何が求められるのかを把握しておきましょう。
サンリオの選考フロー一覧
サンリオの本選考(総合職)の選考フローは、就活体験談ベースで整理するとエントリーシート提出 → Webテスト(適性検査) → WEB面接 → 対面面接という流れが一般的とされています。年度や職種によって細部は変わるため、あくまで目安として捉えてください。
最初の関門であるエントリーシートでは、自己PRやガクチカに加え、サンリオならではの設問が課されることがあります。続くWebテスト(玉手箱)でボーダーを超えると、面接フェーズに進みます。面接は複数回行われ、回を追うごとに役職者が登場し、評価の観点も深まっていきます。
クリエイター職(デザイナー職・商品プランナー職など)の場合は、エントリーシートの代わりにポートフォリオ選考が課され、その後に適性検査・WEB面接(作品プレゼン)・対面面接(課題作品プレゼン)と進む構成が想定されます。志望する職種によってフローが異なる点に注意しましょう。
注目すべきは、クリエイター職であっても適性検査(Webテスト)が課される点です。「デザイナー職だから筆記試験は関係ない」と思い込んでいると、ポートフォリオの準備に追われてWebテスト対策を怠り、思わぬところで足切りに遭うことになりかねません。サンリオを志望するなら、職種を問わずWebテスト対策は必須と考えておきましょう。ポートフォリオ制作と並行して、計数・言語の対策も計画的に進めることが大切です。
各選考ステップで評価される観点も整理しておきましょう。Webテストでは基礎的な能力と性格特性、ESでは企業理解と論理的な文章力、面接では人柄・志望度・ビジネス理解の深さが見られます。ステップごとに求められるものを意識し、それぞれに合わせた対策を打つことが、選考全体を効率よく突破するコツです。すべてを同時に完璧にしようとせず、締切順に1つずつ仕上げていく姿勢が、限られた就活期間を有効に使う鍵になります。
選考フロー全体を通じて見られているのは、「サンリオの世界観やビジネスをどれだけ理解し、自分がどう貢献できるかを語れるか」という点です。Webテストはあくまで通過点ですが、ここを突破しなければ面接で熱意を伝える機会すら得られません。フロー全体を逆算し、各ステップの締切と準備内容を早めにスケジュール化しておくことが、選考突破の土台になります。
サンリオの選考は、エントリーから内定までに複数の段階を踏むため、全体で1〜2か月程度の期間を要するのが一般的です。各ステップには提出締切や受検期間が設定されており、1つでも見落とすと選考から外れてしまいます。スケジュール管理そのものが選考の一部だと捉え、エントリー時点で全体の流れを把握しておきましょう。特にWebテストの受検期間は短いことが多いため、ES提出後すぐに受検できるよう、対策を前倒しで終えておくのが理想です。
また、サンリオは新卒採用において、複数の選考ルートやインターンシップ経由の早期選考を設けている年度もあります。サマーインターンや秋冬のインターンに参加することで、本選考で有利になったり、企業理解を深められたりするケースもあります。志望度が高いなら、本選考だけに絞らず、インターンを含めた接点を早めに持っておくと、選考フロー全体を有利に進められます。最新の募集要項は必ず公式採用ページで確認し、自分が狙うルートに合わせて準備を整えてください。
サンリオのESの傾向と対策
サンリオのエントリーシートでは、自己PRやガクチカといった定番設問に加えて、「サンリオの強みや改善点は何か」といった企業分析を問う設問が出題される傾向があります。これはサンリオならではの特徴的な設問で、表面的な企業理解では太刀打ちできません。
この設問に答えるためには、サンリオのビジネスモデルを深く理解しておく必要があります。サンリオはキャラクターIPのライセンス事業を中核とし、物販やテーマパーク(サンリオピューロランド)を展開しています。近年は海外ライセンスの強化によってV字回復を遂げており、こうした事業構造の理解がES作成の前提になります。
強みとしては「ハローキティを筆頭とする圧倒的なキャラクターIPの資産」「ライセンスモデルによる高収益性」「グローバル展開の伸びしろ」などが挙げられます。一方で改善点を問われた際は、批判ではなく「さらに伸ばせる余地」として建設的に語ることがポイントです。たとえば特定キャラクターへの依存度や、新規キャラクター育成・デジタル領域での展開といった切り口が考えられます。
こうした企業分析型の設問に答えるには、サンリオのIR情報や決算説明資料、ニュースリリースに目を通しておくと深みが出ます。同業他社(他のキャラクター企業やエンタメ企業)と比較し、サンリオならではの強みや独自性を言語化できると、表面的でない企業理解が伝わります。改善点を語る際は「自分ならこう貢献したい」という前向きな提案までセットにすると、当事者意識の高さをアピールできます。批判で終わらせず、建設的な視点で締めくくることが好印象につながります。
一般職では、自身の強みを最大3点A4用紙1枚で表現する「自己表現シート」の提出が求められるケースもあります。フォーマットの自由度が高いぶん、サンリオらしい表現力・企画力をアピールする好機です。ESは面接で深掘りされる前提で、一貫性のあるストーリーとして作り込みましょう。企業研究の深さがそのまま通過率に直結する設問構成だと意識してください。
ES作成で差をつけるには、サンリオの企業理念やビジョンに自分の経験を結びつけることが有効です。サンリオは「みんな仲良く」という理念のもと、キャラクターを通じて人と人とのコミュニケーションを豊かにすることを目指しています。志望動機を書く際は、この理念に共感した自分の原体験や、人を笑顔にした経験を絡めると、サンリオが求める人物像と自然にマッチします。単なる「キャラクターが好き」で終わらせず、ビジネスや理念への理解を示すことが重要です。
ガクチカや自己PRでは、サンリオの仕事で活きる力を意識してエピソードを選びましょう。たとえばライセンスビジネスでは交渉力や調整力が、商品企画では発想力やマーケット感覚が、テーマパーク運営ではホスピタリティが求められます。自分の強みがサンリオのどの仕事で活きるかを明確にし、再現性のあるエピソードで裏づけると説得力が増します。提出前には第三者に読んでもらい、論理の飛躍や誤字脱字がないかを必ずチェックしてから出すようにしましょう。
Webテスト後の選考対策
Webテストを突破したあとは、面接フェーズへの準備にスムーズに移行することが重要です。Webテストの結果が出てから面接対策を始めるのでは遅いため、Webテストと面接対策は並行して進めるのが理想です。
面接では、ESに書いた内容を軸に深掘りされます。そのため、ES提出時点で「なぜサンリオか」「入社して何をしたいか」を自分の言葉で語れるよう準備しておくことが、Webテスト後の選考対策の出発点になります。ESと面接で発言がぶれないよう、一貫したストーリーを用意しておきましょう。
また、サンリオの選考では作品プレゼンやプレゼンテーション形式が課される職種もあります。クリエイター職を志望する場合は、ポートフォリオや課題作品のブラッシュアップにも時間を割く必要があります。職種ごとに求められる準備が異なる点を踏まえ、自分の選考フローに合わせた対策スケジュールを組みましょう。
Webテスト通過はゴールではなくスタートです。高倍率の選考を勝ち抜くには、各ステップで一つずつ確実に評価を積み上げていく必要があります。Webテストで余計な体力を使わず、早めに高得点を確保して面接準備に注力できる状態を作ることが、結果的に内定への最短ルートになります。
Webテスト後の面接では、グループディスカッションや複数人での面接が行われる年度もあります。集団形式の選考では、自分の意見を主張する力だけでなく、他者の意見を尊重しながら議論を前に進める協調性も見られます。サンリオの「みんな仲良く」という理念にも通じる部分なので、周囲と協力して成果を出す姿勢を意識しておくと評価につながりやすいでしょう。
面接対策としては、想定質問への回答を準備するだけでなく、模擬面接で実際に声に出して話す練習をしておくことが効果的です。頭の中では整理できていても、いざ口に出すとうまく言葉にならないことは多いものです。大学のキャリアセンターや就活エージェント、友人同士での練習などを通じて、本番に近い緊張感で話す経験を積んでおきましょう。Webテストと並行して面接準備を進めておけば、通過後すぐに面接フェーズへ移行でき、貴重な準備時間を無駄にせずに済みます。
面接準備の具体的な進め方としては、まず頻出質問(自己PR・ガクチカ・志望動機・強みと弱み・キャリアビジョン)への回答を箇条書きで用意し、それを声に出して話せる状態に仕上げます。次に、サンリオならではの質問(企業の強み・改善点・携わりたい事業)への回答を準備します。これらはESの内容と一貫させることが重要で、提出したESを手元に置きながら、どこを深掘りされても矛盾なく答えられるよう整理しておきましょう。Webテスト対策と面接準備を同時並行で進めることで、選考全体をスムーズに突破できる態勢が整います。
サンリオのWebテスト対策方法
ここからは、サンリオのWebテスト(玉手箱)を突破するための具体的な対策方法を解説します。問題集・アプリの選び方から、スケジュールの立て方まで実践的に紹介します。
おすすめの問題集
玉手箱対策の基本は、専用の問題集を1冊やり込むことです。SPI用の問題集では玉手箱の独特な出題形式(四則逆算・図表読み取り・論理的読解など)をカバーしきれないため、必ず玉手箱に対応した問題集を選びましょう。
問題集を選ぶ際は、「玉手箱・C-GAB対応」と明記されているものを選ぶのがポイントです。計数・言語・英語の各形式が網羅されており、解法のコツが丁寧に解説されているものが望ましいです。複数冊に手を広げるよりも、1冊を最低3周は繰り返して解法パターンを完全に定着させるほうが、得点は安定します。
1周目は時間を気にせず解法を理解し、2周目は時間を計りながら解き、3周目は間違えた問題だけを重点的に潰す、という進め方が効率的です。玉手箱は同じ形式の問題を高速で繰り返すテストなので、解法が体に染み込むまで反復することが何より重要です。
特に計数の図表読み取りは、電卓の使い方に慣れているかどうかで解答スピードが大きく変わります。問題集を解く際は必ず本番と同じ電卓を使い、メモの取り方や計算の段取りまで含めて練習しておきましょう。ここまでやり込めば、ボーダーである8割は十分に射程に入ります。
問題集を選ぶ際は、自分のレベルや目的に合った1冊を見極めることも大切です。基礎から固めたい人は解説が詳しく丁寧なものを、ある程度形式を知っている人は問題数が豊富で演習量を稼げるものを選ぶとよいでしょう。書店で実際に中身を見比べ、レイアウトや解説の分かりやすさが自分に合うものを選ぶと、挫折せずにやり切れます。最新年度版を選べば、近年の出題傾向にも対応できて安心です。
問題集を進めるうえで重要なのは、間違えた問題を放置しないことです。間違えた問題には印をつけ、なぜ間違えたのか(計算ミスか、解法の理解不足か、時間不足か)を分析しましょう。原因が分かれば、次に同じミスを防げます。玉手箱は同じ形式の繰り返しなので、一度つまずいたパターンを潰しておけば、本番で同種の問題が出ても確実に得点できます。「解いて終わり」ではなく「間違いを潰して定着させる」ことを意識して取り組みましょう。
練習できるアプリ・サービス
問題集に加えて、スキマ時間に手軽に演習できるWebテスト対策アプリやオンラインサービスを併用すると、対策の質とスピードが上がります。通学時間や休憩時間に1日数問ずつでも触れておくと、形式への慣れが加速します。
アプリの強みは、本番と同じようにPCやスマホの画面上で解く感覚を養える点です。玉手箱は紙ではなく画面上で解くテストなので、画面で問題を読み、電卓を叩き、解答を選ぶという一連の動作に慣れておくことが本番でのスピードに直結します。無料で使えるWebテスト模試サービスを活用すれば、本番形式での実力チェックも可能です。
また、模試形式のサービスを使えば、自分の現在地(得点率)を客観的に把握できます。本番形式で時間を計って解くことで、どの分野が弱いか、時間配分のどこでつまずくかが明確になり、対策の優先順位をつけやすくなります。
カンニングや過去問の答えを探すといった近道に頼ろうとする人もいますが、自宅受検でも不正のリスクは年々高まっており、何よりボーダーが高いサンリオでは付け焼き刃では通用しません。アプリや模試で本番形式の演習を積むことこそが、遠回りに見えて最も確実な対策です。問題集とアプリを組み合わせ、インプットとアウトプットを両輪で回しましょう。
アプリやオンラインサービスを使う際は、ただ漫然と問題を解くのではなく、毎回時間を計って取り組むことをおすすめします。玉手箱は1問あたりの時間が非常に短いため、時間感覚を体に染み込ませることが何より重要だからです。スマホアプリなら通学中や休憩中のスキマ時間に取り組めるので、「1日10問」など無理のないノルマを決めて毎日継続すると、形式への慣れが着実に積み上がっていきます。
また、本番形式の模試サービスを定期的に受けて、自分の得点率の推移を記録しておくと、対策の効果を実感できてモチベーションの維持につながります。最初は5割しか取れなかった人でも、形式に慣れるにつれて7割、8割と伸びていくのが玉手箱の特徴です。「カンニングや過去問の答え探しに時間を使うより、本番形式の演習を1問でも多く解くほうが点数に直結する」という事実を念頭に置き、正攻法での対策を着実に積み重ねていきましょう。それが結果的にサンリオのボーダー突破への最短ルートになります。
対策スケジュールの立て方
玉手箱対策は、最低でも2〜3週間前から始めるのが理想です。形式に慣れて解答スピードを上げるには一定の反復が必要なため、ES作成と並行して早めに着手しましょう。サンリオは志望度が高い人が多いぶん、ライバルも早期から対策しています。
スケジュールの立て方の一例として、まず最初の1週間で問題集を1周し、全体像と各形式の解法を理解します。次の1週間で2周目に入り、時間を計りながら解いてスピードを意識します。最後の数日で苦手分野と間違えた問題を集中的に潰し、本番直前に模試形式で総仕上げを行う、という流れがおすすめです。
1日あたりの学習量は、まとまった時間が取れる日に問題集を進め、スキマ時間にアプリで形式に触れる、というハイブリッドが現実的です。毎日少しずつでも玉手箱に触れることで、解法が記憶に定着しやすくなり、本番での処理速度が上がります。
受検期間が始まったら、締切ギリギリではなく余裕を持った日程で受検しましょう。直前期は新しい教材に手を出すのではなく、これまでやってきた問題集の復習に徹するのが鉄則です。逆算してスケジュールを組み、ES・Webテスト・面接準備のすべてが間に合うよう、選考全体を見据えた計画を立ててください。
サンリオのように志望度が高い企業の場合、複数社の選考と並行して進めることがほとんどです。スケジュールを立てる際は、サンリオのWebテスト受検期間と、他社のES締切や面接日程が重ならないかを就活カレンダーで一元管理しておきましょう。手帳やアプリでタスクと締切を見える化しておけば、「受検期間を逃した」「対策が間に合わなかった」といった事故を防げます。
もし対策に使える期間が2週間を切ってしまっている場合でも、諦める必要はありません。その場合は計数(四則逆算・図表読み取り)に絞って集中対策するのが効率的です。計数は得点が伸びやすく、出題比重も大きいため、限られた時間で最も投資効果が高い分野です。言語は読解のコツを押さえるだけでも一定の点数が取れます。短期間でも優先順位をつけて取り組めば、ボーダーに届く可能性は十分にあります。大切なのは、残された時間で「何に集中すべきか」を見極めて、迷わず行動に移すことです。
【例題:玉手箱の頻出パターン】
ある商品の昨年の売上は2,400万円で、今年は前年比で15%増加した。今年の売上はいくらか。
A. 2,640万円 B. 2,760万円 C. 2,860万円
→ 答え:B. 2,760万円(2,400万円×1.15=2,760万円。図表の読み取りや四則逆算では、増加率の計算を電卓で素早く正確に処理することが求められます)
【例題:四則逆算】
次の□に当てはまる数値を求めよ。 □ × 8 = 360
A. 40 B. 45 C. 50
→ 答え:B. 45(360÷8=45。四則逆算は等式を変形して逆算するだけですが、連続出題されるため1問あたり数秒で処理するスピードが必要です)
サンリオの面接で聞かれる質問と対策
Webテストを突破したあとに待ち受けるのが面接です。サンリオの面接は複数回行われ、それぞれ評価の観点が異なります。各段階でよく聞かれる質問と対策を押さえておきましょう。
1次面接で聞かれる質問
1次面接では、自己PR・ガクチカ・志望動機といった基本的な質問が中心になります。エントリーシートに書いた内容をベースに、人柄やコミュニケーション能力、論理的に話せるかどうかが見られる段階です。
「学生時代に最も力を入れたことは何ですか」「あなたの強みと弱みを教えてください」「なぜサンリオを志望するのですか」といった定番質問に対し、結論ファーストで簡潔に答えられるよう準備しておきましょう。ESとの一貫性が崩れると深掘りで矛盾を突かれるため、ES提出時点で回答の軸を固めておくことが大切です。
サンリオの1次面接では、キャラクタービジネスへの興味や、サンリオの商品・サービスにどれだけ親しんでいるかが伝わると好印象です。なぜ数あるエンタメ企業の中でサンリオなのかを、自分の原体験と結びつけて語れると説得力が増します。表面的な「キティちゃんが好きだから」で終わらせず、ビジネスへの関心まで踏み込みましょう。
1次面接で評価される人物像として、サンリオの企業文化に合うかどうかも重視されます。サンリオは「人と人とのコミュニケーションを豊かにする」ことをミッションに掲げており、協調性やホスピタリティ、人を笑顔にすることへの情熱を持った人材を求めています。面接では、こうした価値観に通じる自分のエピソードを準備しておくと、企業文化とのマッチをアピールできます。アルバイトやサークル、ボランティアなどで人を喜ばせた経験は、サンリオの面接で特に響きやすいテーマです。
1次面接は、自分を偽らず素直に伝えることが基本です。緊張しすぎず、サンリオの世界観に合った明るさや前向きさを自然に表現できると、人物面での評価が高まります。基本質問への回答を声に出して練習し、スムーズに話せる状態にしておきましょう。
1次面接ではWEB面接(オンライン面接)が採用されることが多いため、オンライン特有の対策も必要です。カメラの目線・通信環境・背景・照明といった基本的な要素を事前に整えておきましょう。画面越しでは表情や声のトーンが伝わりにくいため、対面よりも少し大きめのリアクションを意識すると、明るく前向きな印象を与えられます。サンリオが大切にする「人を笑顔にする」価値観に通じる、温かい雰囲気を画面越しでも表現できると好印象です。
また、1次面接の段階では学生数が多いため、限られた時間で印象に残ることが重要です。質問に対しては結論から簡潔に答え、エピソードは具体的かつコンパクトにまとめましょう。話が長くなりすぎると要点が伝わらず、評価を下げてしまいます。1つの回答は30秒〜1分程度を目安に、面接官との会話のキャッチボールを意識すると、コミュニケーション能力の高さをアピールできます。逆質問の機会があれば、企業研究の深さが伝わる質問を1つ用意しておくと、志望度の高さを示せます。
2次面接で聞かれる質問
2次面接では、1次よりも一歩踏み込んだ志望動機の深掘りやキャリアビジョンに関する質問が増えます。「入社したらどんな仕事をしたいか」「サンリオでどんなキャリアを描きたいか」といった、より具体的な将来像を問われる段階です。
ここでは、サンリオのビジネス理解の深さが問われます。サンリオはキャラクターIPのライセンス事業を中核に、物販やテーマパーク(ピューロランド)を展開し、近年は海外ライセンス強化でV字回復を遂げています。こうした事業構造を踏まえ、自分が携わりたい事業領域を具体的に語れると評価が上がります。
「サンリオの課題は何だと思うか」「あなたならどんな新規事業を提案するか」といった、企画力や問題意識を問う質問が出ることもあります。日頃からサンリオの商品やキャンペーン、海外展開のニュースに触れ、自分なりの視点を持っておくと、こうした質問にも具体的に答えられます。
2次面接は、入社後の活躍イメージを面接官に持ってもらう場です。自分の強みとサンリオの事業をどう結びつけるかを明確にし、再現性のあるエピソードで裏づけながら語りましょう。抽象的な熱意だけでなく、具体的な貢献イメージを示すことが通過の鍵になります。
2次面接では、現場の社員やマネージャークラスが面接官を務めることが多く、より実務に踏み込んだ視点で質問されます。「サンリオのキャラクターの中で、どれをどう展開していきたいか」「海外市場でハローキティ以外のキャラクターをどう育てるか」といった、具体的な事業アイデアを問われることもあります。日頃からサンリオの商品ラインナップや海外展開のニュースに触れ、自分なりの考えを持っておくと、こうした実務的な質問にも具体的に答えられます。
この段階では、入社後のキャリアパスについても深掘りされます。「3年後、5年後にどんな仕事をしていたいか」「将来的にどんな役割を担いたいか」といった質問に、サンリオの事業に即した具体的なビジョンで答えられるよう準備しておきましょう。ライセンス事業・商品企画・テーマパーク運営など、自分が携わりたい領域を明確にし、そのために今の自分がどんな準備をしているかまで語れると、入社意欲と計画性の両方を示せます。面接官に「この学生は入社後に活躍してくれそうだ」と思わせることが、2次面接突破の最大のポイントです。
最終面接で聞かれる質問
最終面接では、入社意思の確認と価値観のマッチが主な評価ポイントになります。役員クラスが登場し、「本当にサンリオで長く活躍してくれる人材か」を見極める段階です。志望動機の一貫性と熱意が改めて問われます。
ここで志望動機を語る際は、サンリオの企業特有の事業に踏み込んだ内容にすることが重要です。たとえば「ハローキティをはじめとするキャラクターIPを、ライセンスビジネスを通じて世界中に広げていきたい」「ピューロランドのようなリアル体験の場で、ブランドの世界観をファンに届けたい」といった具体的な事業に紐づく志望動機を語れると、企業理解の深さが伝わります。
さらに、近年サンリオが海外ライセンスの強化によってV字回復を遂げている点に触れ、「グローバルにIPを展開する成長フェーズで自分も挑戦したい」と語れば、ビジネスの現状をきちんと理解していることを示せます。東証プライム上場企業として持続的な成長を目指すサンリオに、自分がどう貢献できるかを自分の言葉で表現しましょう。
最終面接では、奇をてらった回答よりも、これまでの選考で語ってきた軸を最後まで一貫して伝えることが大切です。「なぜサンリオなのか」「入社して何を成し遂げたいか」を、キャラクターIP・ライセンス・テーマパークといった事業の具体に落とし込み、熱意とともに語りきってください。企業理解の深さと入社意欲の強さが、最終面接突破の決め手になります。
最終面接でよく問われるのが「他社の選考状況」と「内定を出したら入社するか」という確認です。役員は、限られた採用枠を本当にサンリオへの入社意欲が高い学生に充てたいと考えています。ここで迷いを見せると評価を下げかねないため、サンリオが第一志望である理由を、他社との比較も交えて明確に語れるよう準備しておきましょう。サンリオならではのキャラクタービジネスの魅力を、自分の言葉で説得力を持って伝えることが重要です。
志望動機をより具体的にするには、サンリオの近年の動向を踏まえるのが効果的です。サンリオは海外ライセンスの強化により業績がV字回復し、東証プライム上場企業として持続的な成長フェーズにあります。「成長していくサンリオで、自分も新しい挑戦に取り組みたい」という前向きな姿勢を示せば、企業の現状をきちんと理解していることが伝わります。最終面接は、これまで積み上げてきた選考の集大成です。緊張しすぎず、サンリオで働きたいという純粋な想いを、自分らしい言葉で最後まで伝えきってください。それが内定を引き寄せる最後の一押しになります。
サンリオのWebテストに関するよくある質問
最後に、サンリオのWebテストに関して就活生からよく寄せられる質問にまとめて回答します。対策の不安を解消し、自信を持って本番に臨みましょう。
対策はいつから始めるべき?
サンリオのWebテスト対策は、エントリーシートの準備と並行して、本選考エントリーの2〜3週間前から始めるのが理想です。玉手箱は形式に慣れることで得点が大きく伸びるため、直前に詰め込むよりも、ある程度の期間をかけて反復するほうが効果的です。
就活が本格化すると、ES作成・説明会参加・他社の選考などでスケジュールが一気に埋まります。Webテスト対策を後回しにすると、気づいたときには十分な準備時間が取れず、ボーダーを割ってしまうリスクが高まります。サンリオのように志望度の高い企業ほど、早めの着手が安心です。
具体的には、玉手箱の問題集を1冊用意し、まずは1周してどの形式が苦手かを把握するところから始めましょう。苦手分野が分かれば、残りの期間で重点的に対策できます。早く始めるほど余裕を持って仕上げられるため、思い立ったらすぐに着手するのが正解です。
すでに就活が始まっている人でも、今からでも十分間に合います。1日30分でも玉手箱に触れる習慣をつければ、2〜3週間でボーダー突破レベルに到達できます。大切なのは「いつか」ではなく「今日から」始めることです。
余裕があれば、大学3年生の夏や秋のうちに玉手箱の基礎対策を済ませておくのが理想的です。サマーインターンや早期選考でも玉手箱が課されるケースがあり、早めに対策しておけば就活全体を通して何度も役立ちます。サンリオに限らず多くの人気企業が玉手箱を採用しているため、早期の対策は就活全体の選択肢を広げることにつながります。
逆に、対策を後回しにして本選考の直前期に慌てて詰め込もうとすると、ES作成や面接準備、他社の選考と重なって時間が足りなくなりがちです。Webテスト対策は早く終わらせるほど後が楽になる性質のものなので、「思い立った今が最も早いタイミング」と考えて、まずは問題集を1冊手に取ることから始めましょう。早期に対策の目処が立てば、その分だけ面接準備や企業研究に時間を割けるようになり、選考全体を有利に進められます。
Webテストは難しい?
サンリオのWebテスト(玉手箱)は、形式に慣れていない人にとっては難しく感じられるテストです。問題そのものの難易度は中学〜高校レベルの計算や読解が中心ですが、1問あたりの制限時間が非常に短いため、スピードが追いつかずに難しいと感じる人が多いのが実情です。
逆に言えば、対策をしっかり積んで形式に慣れた人にとっては、決して攻略できないテストではありません。玉手箱は同じ形式が連続するという特性上、解法パターンを覚えてしまえば機械的に高速処理できるようになります。慣れがそのまま得点に直結するのが玉手箱の特徴です。
難しいと感じる主な原因は「時間が足りない」「電卓の操作に手間取る」「形式を知らずに本番で初見だった」という3点です。これらはすべて事前対策で解消できるものばかりです。問題集とアプリで本番同様の演習を積んでおけば、難しさは大きく軽減されます。
サンリオはボーダーが8割前後と高めとされるため、油断は禁物ですが、正しく対策すれば十分に届くラインです。「難しそう」という漠然とした不安は、実際に問題を解いて形式を知ることで解消されます。まず1問解いてみることが、難しさを克服する第一歩です。
難易度の感じ方は、対策の有無によって大きく変わります。未対策の人が本番で初めて玉手箱に触れると「こんなに速く解けない」と難しく感じますが、問題集を3周した人にとっては「見慣れたパターンの繰り返し」に過ぎません。つまり、玉手箱の難しさの正体は問題そのものの難しさではなく、慣れの差なのです。この事実を理解すれば、「対策さえすれば乗り越えられる」と前向きに捉えられるはずです。
もし問題集を解いてみて特定の形式(たとえば図表の読み取りや論理的読解)が極端に苦手だと感じたら、その分野を集中的に練習しましょう。苦手分野を放置すると、本番でその形式が出たときに大きく失点してしまいます。逆に、苦手をつぶしておけばどの形式が出ても安定して得点できるようになります。難しいと感じる分野こそ、伸びしろが大きいと前向きに捉え、重点的に取り組むことが高得点への近道です。
落ちる原因は?
サンリオのWebテストで落ちる主な原因は、対策不足によるボーダー未達です。玉手箱の形式を知らないまま本番に臨み、時間配分に失敗して解き切れないまま終了してしまうケースが最も多く見られます。形式慣れの差が、そのまま得点差になって表れます。
2つ目の原因は、時間配分のミスです。玉手箱は1問あたりの時間が短いため、1問に時間をかけすぎると後半の問題に手が回らなくなります。分からない問題は潔く飛ばし、解ける問題を確実に取る取捨選択の判断ができないと、得点が伸びません。
3つ目は、性格検査での回答のブレです。玉手箱には性格検査も含まれており、ここで回答に一貫性がないと、虚偽回答を疑われたり、求める人物像と合わないと判断されたりする可能性があります。正直かつ一貫した回答を心がけ、企業が求める人物像を意識しつつも、自分を偽らないバランスが大切です。
これらの原因はいずれも、事前の対策で防げるものばかりです。問題集とアプリで形式に慣れ、時間を計った演習で時間配分の感覚を身につけ、性格検査では一貫した回答を心がける。この3点を押さえれば、落ちるリスクは大幅に下げられます。高倍率のサンリオだからこそ、Webテストでの取りこぼしを徹底的に防ぎましょう。
意外な落とし穴として、受検前の準備不足やトラブルもあります。電卓の電池が切れていた、通信が不安定で問題が表示されなかった、受検期間を勘違いして締切を過ぎてしまった、といったケアレスミスで実力を発揮できないのは非常にもったいないことです。受検前には機材と環境のチェックを必ず行い、余裕を持った日程で受検することで、こうした事故を防ぎましょう。
また、サンリオのWebテストには性格検査も含まれているため、能力検査の点数が高くても性格面での評価が合否に影響する可能性があります。性格検査では、企業が求める人物像を意識しつつも、自分を大きく偽った回答をすると一貫性が崩れ、かえってマイナスになります。サンリオが大切にする「協調性」「人を大切にする姿勢」といった価値観を念頭に置きつつ、正直に一貫した回答を心がけることが、性格検査で落ちないためのポイントです。能力・性格の両面でバランスよく対策しておくことが、サンリオのWebテスト突破の総合的な戦略になります。
まとめ
本記事では、サンリオのWebテスト(玉手箱)の種類・形式から、ボーダー・採用倍率の目安、選考フロー、対策方法、面接対策までを解説してきました。サンリオで出題されるWebテストは玉手箱が中心で、計数・言語・英語と性格検査で構成され、同じ形式が連続出題される独特のスタイルが特徴です。形式に慣れることで得点が安定するため、専用の対策が欠かせません。
サンリオのWebテストのボーダーは8割前後が目安とされ、採用人数が少なく高倍率であることから、Webテスト段階での足切りは厳しいと考えられます。だからこそ、玉手箱専用の問題集を1冊やり込み、アプリや模試で本番形式の演習を積み、時間配分の感覚を身につけておくことが、通過率を高める確実な対策になります。
選考フローはエントリーシート提出からWebテスト、複数回の面接へと進みます。ESではサンリオの強みや改善点を問う企業分析型の設問が出題される傾向があり、面接では志望動機の深掘りが行われます。キャラクターIPのライセンス事業やテーマパーク(ピューロランド)、海外ライセンス強化によるV字回復といった事業理解を踏まえ、自分の言葉で志望動機を語れるよう準備しておきましょう。
Webテストはあくまで最初の関門ですが、ここを突破しなければ面接で熱意を伝える機会は得られません。対策はエントリーの2〜3週間前から、ES準備と並行して早めに着手するのが理想です。形式に慣れ、ボーダーを安定して超えられる状態を作り、自信を持って本番に臨んでください。
最後に、サンリオの選考を成功させるために最も大切なのは「サンリオで働きたい」という純粋な想いを、企業理解と選考対策の両面で形にすることです。Webテストの得点も、ESの完成度も、面接での受け答えも、すべてはサンリオへの本気度を伝えるための手段です。一つひとつの関門を丁寧に対策し、自分の強みとサンリオの事業を結びつけて語れるよう準備しておけば、高倍率の選考でも十分に道は開けます。本記事が、あなたのサンリオ内定への一助となれば幸いです。今日から対策を始めて、Webテストという最初の関門を確実に突破していきましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート











