Googleカレンダーや手帳に予定だけはぎっしり書き込んであるのに、実際に動こうとすると何から手を付けていいか分からない。
そんな状態で4月を迎えた27卒のみなさんは、けっこう多いのではないでしょうか。
説明会に行ったあと、本当はその場で「次に何をするか」を決めなきゃいけないのに、カレンダーには次の予定が並んでいるだけで、行動の手がかりがどこにもない。
気付けば1週間前の説明会の感想すら思い出せず、ESの締切だけが迫ってくる。
この記事では、Notionを使って「予定」を「次の行動」に変換するスケジュール管理の作り方を、設計図のレベルまで掘り下げて解説していきます。
カレンダー記事やタスク管理記事ではなく、あくまで予定と次アクションをワンセットで動かす、その一点に絞った内容です。
- カレンダーに予定を書いても動けなくなる本当の理由
- 予定と次アクションをセットで持つ考え方とNotionでの実装方法
- 説明会・面接・OB訪問など予定タイプ別のアクションテンプレ
- 予定が終わった瞬間に動ける自動チェックリストの作り方
- Googleカレンダーと無理なく併用するハイブリッド運用のコツ
- カレンダーや手帳に予定は書いているが、次の動きが分からない27卒
- 説明会や面接の振り返りがそのまま流れて消えてしまう人
- Notionを始めたいが、カレンダー管理から移行する手順を知りたい人
- 予定と行動を1か所にまとめた仕組みがほしい人
目次[目次を全て表示する]
カレンダーに予定を書いても動けない、就活生あるある
まずはみなさんがハマっている状態を言語化していきます。原因が見えると、Notionで何を作ればいいかがクリアになります。
予定が「点」のままで、次が見えない
多くの就活生が使っているGoogleカレンダーや紙の手帳は、基本的に「いつ・どこで・誰と」を記録するための道具です。
つまり予定が「点」として並んでいるだけで、その点と点をつなぐ「次に何をするか」という線が一切引かれていません。
たとえば「4月15日 14時 A社説明会 オンライン」と書いてあっても、説明会が終わったあとに何をすべきかは、自分の頭の中にしかありません。
頭の中にあるうちはまだいいですが、就活が本格化して説明会が週5本入り始めると、あっという間に処理しきれなくなります。
その結果、終わった予定は単なる過去の記録になり、未来の行動につながらないまま消えていく。
これがカレンダー管理の限界です。
振り返りメモがバラバラの場所に散る
もうひとつのよくあるパターンが、振り返りメモの分散です。
説明会のメモはNotionの別ページ、面接の感想はスマホのメモアプリ、OB訪問の記録はLINEの自分宛メッセージ。
こうなると、あとから「このA社の選考、前にどんな印象だったっけ」と振り返りたくても、どこに何を書いたか自分でも分からない状態になります。
企業ごとの蓄積が育たないので、面接対策も自己PRのブラッシュアップも、毎回ゼロからやり直す羽目になります。
本来なら、予定が終わった瞬間にその場でメモを残し、それが企業ごとに自動で集まっていく仕組みがあれば、振り返りは驚くほどラクになります。
Notionが向いているのはまさにこの部分です。
「次やること」を別アプリで管理する手間
カレンダーで予定を見て、ToDoアプリでタスクを管理して、メモアプリで振り返りを書く。
就活生のスマホにはこの3つが別々にインストールされていて、行ったり来たりしているうちに頭が疲れていきます。
しかも、ToDoアプリに書いたタスクが「どの予定から発生したのか」が見えないので、優先順位を付ける判断もぼんやりしてきます。
結果的に「重要なタスクが、ただ古いというだけで埋もれていく」現象が起きます。
Notionで予定とアクションをひとつのデータベースに統合してしまえば、アプリ間を移動する手間そのものがなくなるという、地味ですが効果の大きいメリットが生まれます。
これが本記事で紹介する「予定×アクション設計」の出発点です。
- カレンダーは予定を「点」でしか持てず、次の行動が見えない
- 振り返りメモが分散すると、企業ごとの蓄積が育たない
- カレンダー・ToDo・メモを1か所に統合するだけで負担が大幅に減る
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就活市場が配布している無料の選考管理テンプレは、説明会・ES締切・面接・OB訪問まで全部1ページで見渡せる設計になっています。
カレンダービュー、リストビュー、企業別ビューが最初から作り込まれているので、Notion初心者でもインポートした瞬間に使い始められます。
「予定」と「次にやること」がセットで入る列構成が標準装備されているのが、他のテンプレとの大きな違いです。
選考が走り始めて1日3件・4件と動き出す27卒のみなさんにこそ、最初からこのレベルで設計されたテンプレを土台にしてほしいところです。
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予定と次アクションをセットで持つ、という発想
ここからは本記事の核になる考え方を整理していきます。設計に入る前に、この発想を腹落ちさせておくことが何より大切です。
「予定」は終わったあとが本番という事実
就活の予定は、開催されている時間そのものよりも、終わった直後の数十分のほうが価値を持ちます。
説明会で得た情報は、終わった瞬間が一番鮮度が高く、24時間経つとほとんど忘れてしまいます。
面接で感じた手応えや反省も、その場で書き留めなければ、翌日には別の予定に押し流されて消えていきます。
つまり予定は「開催される時間」より「終わったあとに何をするか」のほうが、就活全体の質に効いてくるわけです。
ところがカレンダーは時間を記録するための道具なので、「終わったあと」の設計図を持っていません。
だからこそ、予定そのものに「次にやること」をくっつけて管理する仕組みが必要になります。
これが「予定×アクション設計」の根っこにある発想です。
1予定 = 1アクションの最小単位
みなさんに最初に意識してほしいのが、1つの予定には必ず1つ以上のアクションがぶら下がるというルールです。
たとえば「4月15日のA社説明会」という予定なら、「説明会で気になった部署を3つメモする」「翌日までに志望動機の素案を1段落書く」といったアクションが必ずセットになります。
このアクションを、予定を入れたタイミングで決めてしまうのがポイントです。
「終わってから考えればいい」と思うと、実際には終わったあとに考えるエネルギーが残っていなくて、結局ただ流れていくだけになります。
逆に、予定を入れる時点で次アクションまで決まっていれば、当日の終了ボタンを押した瞬間にすぐ動き出せます。
このたった一手間が、就活の進み方をまるごと変えてくれます。
アクションがないと予定の価値が半減する
もしアクションをセットにしないと何が起きるか、もう少し具体的に見てみましょう。
例として、4月から5月にかけて15社の説明会に参加した27卒の場合を考えてみます。
各説明会で得た情報を翌日までに整理しなかった結果、5月末の段階で覚えているのは「全部の会社が良さそうだった気がする」という曖昧な印象だけ、というケースは本当によくあります。
15社分の時間を使ったのに、自分の中に残るのが「ぼんやりした印象だけ」というのは、シンプルにもったいない話です。
一方、各説明会の終了直後に5分だけアクションを入れていれば、5月末には15社分の比較できる情報がNotionに残っています。
この差が、6月以降の本選考での志望動機の質に直結してきます。
予定にアクションを必ずぶら下げる、という小さなルールは、就活全体の燃費を大きく改善する仕組みです。
- 予定は終わったあとの数十分に価値が集中している
- 「1予定 = 1アクション以上」を固定ルールにする
- アクションをセットにしないと、予定の情報資産が積み上がらない
選考が動き出したらまずこのテンプレで整えませんか?
就活市場の選考管理テンプレには、予定タイプごとに次アクションを自動で表示する仕組みが組み込まれています。
説明会、面接、OB訪問など予定の種別を選ぶだけで、必要なチェック項目が自動で展開されるイメージです。
「終わったあとに何をすればいいか」が画面にそのまま並ぶので、振り返り漏れが起きにくい構造になっています。
初めてNotionを使う27卒のみなさんでも、設計のセンスを問われずに「動ける状態」をすぐ手に入れられます。
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NotionスケジュールDBの基本設計
考え方が整理できたら、いよいよNotion側でデータベースを作っていきます。最小構成と必須プロパティから順に解説します。
用意するプロパティと役割
まず作るのは「予定DB」1つだけです。
名前は「就活スケジュール」「予定リスト」など、自分が分かりやすければ何でも構いません。
このDBに最低限持たせたいプロパティは以下の通りです。
「予定名」(タイトル)、「日時」(日付プロパティ)、「予定タイプ」(セレクト:説明会/面接/OB訪問/グループワーク/その他)、「企業名」(リレーション、後述)、「ステータス」(未対応/実施済み/振り返り済み)、「次アクション」(テキストまたはチェックボックスの繰り返し)。
このうち最も大事なのが「予定タイプ」と「次アクション」のセットです。
予定タイプによって発生する次アクションが変わるので、後ほど紹介する自動チェックリストの仕組みが効いてきます。
逆にいうと、この2つのプロパティを持たないスケジュールDBは、ただのカレンダーの劣化版になりかねないので注意してください。
3つのビューで使い分ける
同じDBから3つのビューを作っておくと、シーンに応じて使い分けられるようになります。
1つ目はカレンダービューで、日時プロパティを軸に表示します。
これは「来週何が入っているか」をぱっと俯瞰するための画面です。
2つ目は「未対応の振り返り」リストビューで、ステータスが「実施済み」だが「振り返り済み」ではないものだけをフィルタリングします。
これが、終わったのに次アクションが片付いていない予定を炙り出すための救命ボートになります。
3つ目は企業別グループビューで、企業名プロパティでグルーピングします。
「A社でこれまでに何があったか」を時系列で振り返るときに役立ちます。
この3ビューを行き来するだけで、ほとんどの場面に対応できるようになります。
最初にやる初期設定の手順
テンプレートを使わず自作する場合、初日の設定にかける時間は30分以内に収めるのがコツです。
長時間かけて設計しようとすると、完璧主義の罠にハマって、結局1記事も作らずに終わるケースが本当に多いからです。
具体的な手順としては、Notionで新しいページを作り、「データベース インライン」を選びます。
そのままプロパティを上記の6つだけ追加して、適当な予定を3〜5件入れてみてください。
そのうえで、ビューを「カレンダー」「リスト」「企業別グループ」の3つ作って、フィルターを軽く設定すれば最小構成の完成です。
あとは使いながら不便を感じた箇所だけ拡張していくのが、続く運用のコツです。
最初から完璧を目指さない、これだけ覚えておいてください。
- 予定DBには「予定タイプ」と「次アクション」のプロパティを必ず入れる
- カレンダー / 未振り返り / 企業別の3ビューを最初に作っておく
- 初期設定は30分以内、あとは使いながら拡張する
予定タイプ別、アクションテンプレの中身
ここからは予定タイプごとに、ぶら下げるべき次アクションを具体的に並べていきます。そのままコピペで使える粒度にしています。
説明会の場合のアクション
説明会タイプの予定で、終了後にぶら下げたい次アクションは以下の3つです。
1つ目は「気になった事業・部署を3つメモする」、2つ目は「自分の経験と接続できそうなポイントを1つ書き出す」、3つ目は「ESを書くなら使えそうな志望動機の一節を1行だけメモする」。
このうち特に大事なのが3つ目です。
説明会直後の鮮度が高いうちに志望動機の素案を1行残しておくと、後でESを書くときの「真っ白な状態からのスタート」を回避できます。
これを15社分やっておけば、ESシーズンに入ったときに15個の志望動機の種を持っている状態になります。
説明会1回につき5分のアクションが、ESシーズンの徹夜を1日減らしてくれる、というイメージで取り組んでみてください。
たかが説明会、されど説明会です。
面接の場合のアクション
面接タイプの予定では、もう少し自己フィードバック寄りのアクションが必要になります。
具体的には「聞かれた質問を箇条書きで全部書き出す」「うまく答えられなかった質問に印を付ける」「次の面接までに直す回答を1つ決める」の3つです。
聞かれた質問を書き出すのは、後の面接で同じ業界・職種の傾向を読むためのデータになります。
3社、5社、10社と面接を受けていくうちに、業界ごとの「定番質問」が自然と浮かび上がってきます。
これがあると、未受験企業の面接対策がぐっと効率化されます。
うまく答えられなかった質問に印を付けるのは、次回までに改善するべき箇所を明確にするためです。
「印が付いた質問だけ復習する」というルールにしておけば、面接対策が短時間でも回るようになります。
面接後5分の振り返りが、合格率を地味に押し上げていきます。
OB訪問・グループワークの場合のアクション
OB訪問の場合は、「教えてもらった社内用語を3つメモする」「次に紹介してもらえる人がいるか聞きそびれていないか確認する」「お礼メールを24時間以内に送る」の3つが基本セットです。
特に「お礼メールを24時間以内に送る」は、Notionの次アクションとしてセットしておくと送り漏れを防げます。
このアクションは期日付きのチェックボックスにしておくのがおすすめです。
グループワーク・グループディスカッションの場合は、「自分の役割は機能していたか」「他のメンバーの強みで真似したい点を1つ」「次回試したい立ち回りを1つ」の3つを書き残します。
グループワークは1人で復習するのが難しいので、他人から学べた点を必ず1つ拾うというルールが効きます。
これらのアクションは、Notionのテンプレート機能で「予定タイプ」を選んだら自動展開されるようにしておくと、毎回考えなくて済むようになります。
仕組み化のコツは、頭を使わなくても動ける構造にしておくことです。
- 説明会では志望動機の種を1行残すのが最大価値
- 面接では質問リストと改善ポイントを必ず記録
- OB訪問はお礼メールの期日をチェックボックスで管理する
OB訪問や面接の振り返りメモを資産化する仕組みも用意しています!
就活市場の就活ノートテンプレは、振り返りメモを企業ごとに串刺しで検索できる構造になっています。
説明会・OB訪問・面接の3種類のメモが、企業マスタとリレーションで自動的に紐付く仕組みです。
「あの企業の前回の面接で何を聞かれたか」が3秒で引けるので、次の面接対策に直結します。
紙のノートやスマホメモから卒業したい27卒のみなさんに、ぜひ試してほしい構成です。
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予定終了後に動く、自動チェックリスト機能
アクションテンプレが決まったら、それを自動で展開する仕組みをNotionに組み込みます。少しテクニカルですが、ここを作ると一気にラクになります。
Notionテンプレートボタンの使い方
Notionには、データベースに新しい行を追加するときにあらかじめ決めた構造を自動展開する「テンプレート」機能があります。
これを使えば、予定タイプを選んだだけでアクションのチェックリストが自動で生まれる、という状態を作れます。
具体的には、予定DBの右上の「新規」ボタンの右にある下向き矢印をクリックして、「+ 新規テンプレート」を選びます。
そこで「説明会用」「面接用」「OB訪問用」「グループワーク用」の4種類のテンプレートを作ります。
それぞれのテンプレートには、ページ本文に前述のアクションをチェックボックス形式で並べておきます。
こうしておくと、新しい予定を追加するときにテンプレートを選ぶだけで、アクションが画面に並んだ状態でスタートできます。
毎回手で書く必要がなくなるので、設計時間の元はすぐ取れます。
チェックボックスを進捗バーに変える
応用テクニックとして、チェックボックスの進捗を1本の進捗バーに変換する方法があります。
Notionの「数式」プロパティを使えば、ページ内のチェックボックスの達成率を計算して表示できます。
これがあると、リストビューを見たときに「振り返りが何%終わっているか」が一目で分かるようになります。
たとえば30%しか進んでいない予定が複数並んでいると、「あ、まだ振り返りが残っているな」とすぐ気付けます。
ただしこの仕組みは数式が少し複雑になるので、最初から組み込まなくても大丈夫です。
使い始めて2週間ほど経って、運用が安定してきたら追加するくらいで十分です。
機能を盛り込むタイミングは、自分の運用が回るスピードに合わせるのがポイントです。
翌日リマインダーで取りこぼしを防ぐ
もうひとつおすすめしたいのが、翌日リマインダーの仕組みです。
Notionの日付プロパティには「リマインド」機能があり、指定した時間に通知を飛ばしてくれます。
予定の翌朝9時に通知が来るように設定しておくと、「昨日のアレ、振り返り終わってない!」と気付けるようになります。
これは予定を新しく入れるたびに毎回設定するのは面倒なので、テンプレート側にあらかじめ仕込んでおくのがコツです。
テンプレートの日付プロパティに、デフォルトで「翌日午前9時リマインド」を設定しておけば、新規追加のたびに自動でセットされます。
こういう小さな自動化を積み重ねていくと、頭で覚えておく必要があることが激減していきます。
就活の最大の敵は「忘れること」なので、忘れない仕組みに投資する価値は大いにあります。
- Notionのテンプレート機能でアクションを自動展開する
- 進捗バーは運用が安定してから追加でOK
- 翌日リマインダーで振り返りの取りこぼしを防ぐ
リレーションで企業マスタやESに繋ぐ
予定DBが単独で存在していてはもったいないので、他のデータベースと結びつけて情報の流通経路を作っていきます。
企業マスタとのリレーション
Notionの真価が発揮されるのは、複数のデータベースをリレーションでつないだときです。
就活で最初に作るべきは、企業マスタDBと予定DBのつながりです。
企業マスタDBには、志望する企業を1社1ページで管理しておきます。
予定DBの「企業名」プロパティをリレーション型にして、企業マスタDBを参照するように設定しましょう。
こうすると、企業マスタの1社のページを開いたときに、その企業に関する予定が自動的に時系列で並んで見えるようになります。
「A社とは1か月でこれだけのやり取りがあったんだな」というのが視覚的に分かるようになります。
選考が進んだ企業ほど、このタイムラインが詳しくなっていく快感があるので、続けるモチベーションにもつながります。
ES管理DBへのアクション流し込み
説明会の次アクションで「志望動機の素案を1行残す」と書きましたが、この素案を最終的にどこに流すかも設計しておきましょう。
おすすめは、ES管理DBを別途作っておいて、そこに志望動機ストックを溜めていく方法です。
予定DBのページから直接ES管理DBに新しいエントリを作るリンクを貼っておけば、説明会後のフローが「振り返り → 素案を書く → ES管理DBに転記」までシームレスに動きます。
このつなぎを設計するかしないかで、ES作成シーズンに入ったときの「素材ゼロからの執筆」のしんどさが雲泥の差になります。
ES管理DBの作り方の詳細は、別記事で解説しているのでそちらも参考にしてみてください。
振り返りメモの共通プールを作る
もう1つ作っておきたいのが、振り返りメモの共通プールです。
これは「就活ノート」DBと呼んでもいいですし、シンプルに「気付きメモ」と呼んでもOKです。
予定DBの各ページから、気付きメモへのリンクを貼って、「予定の振り返りで出てきた汎用的な学び」だけを抜き出してそちらに流します。
たとえば「逆質問では会社の弱みを聞くと印象がいい」みたいな、特定企業に依存しない学びは、企業ごとのページに埋もれさせず、共通プールに置いておく方が後で役に立ちます。
このプールが充実してくると、面接前の最終チェックリストとしても機能してくれます。
予定DBは「点」、共通プールは「線・面」という役割分担で考えておくと、設計が迷子になりません。
Notion全体を1本の情報経路として捉えるのが大事です。
- 企業マスタDBとリレーションを組むと企業ごとの履歴が見える
- ES管理DBへの素案の流し込みを仕組み化する
- 汎用的な学びは共通プールに置いて何度も活用する
企業マスタとの連携も最初から組み込まれた選考管理テンプレ!
就活市場の企業マスタテンプレは、志望企業1社1ページで情報を集約できる構造になっています。
予定DBや選考管理DBとリレーションで繋ぐことを前提に設計されているので、自分でつなぎ込みを考える必要がありません。
業界・選考フェーズ・志望度といった軸でフィルタや並び替えが効くので、戦略的に動きたい27卒には最適です。
予定×アクション設計と組み合わせると、企業ごとの履歴が時系列で見える快感があります。
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Googleカレンダーと併用するハイブリッド運用
Notionに全部移行するのは怖い、という27卒のために、Googleカレンダーとの併用パターンも紹介しておきます。実はこれが現実解だったりします。
カレンダーとNotionの役割分担
結論から言うと、Googleカレンダーは「時間の通知」、Notionは「予定の中身と次アクション」という役割分担がベストです。
カレンダー側には、最低限の予定タイトルと時間だけを入れておきます。
そして、その予定の詳細・振り返り・次アクションは全部Notion側に書きます。
カレンダーの予定の説明欄に、対応するNotionページのURLを貼り付けておけば、両者を行き来するのも1タップで済みます。
こうすることで、スマホの通知はGoogleカレンダーに任せつつ、振り返りと運用はNotionでやる、という形が作れます。
「全部Notionに統一しないとダメだ」と思い込まなくて大丈夫です。
使い慣れた道具と組み合わせるほうが、続けやすくなることが多いです。
NotionからGoogleカレンダーへの転記ルール
新しい予定が入ったとき、最初にどちらに書くかは明確に決めておきましょう。
おすすめは「Notionに先に書いて、そこからGoogleカレンダーにコピペする」というフローです。
Notionに先に書く理由は、書いた瞬間に予定タイプを選んでアクションテンプレを展開できるからです。
カレンダーに先に書いてしまうと、「Notionにも書かなきゃ」が後回しになって、結局抜け落ちます。
Notionで予定を作成 → 予定タイプを選ぶ → アクションが展開される → Googleカレンダーに時間だけ転記、という流れを癖になるまで30回繰り返すと、もう自然にできるようになります。
習慣化までの30回が一番しんどいですが、その壁を超えると一気にラクになります。
毎日2分の習慣化投資、と思って取り組んでみてください。
同期ツールに頼りすぎないコツ
NotionとGoogleカレンダーを自動同期するツールも世の中にはありますが、最初は使わなくて大丈夫です。
むしろ、自動同期を設定すると「どっちが正で、どっちが副なのか」が分からなくなって、データ管理が複雑になります。
最初の3か月は手動転記でいい、というのが個人的な結論です。
手動転記を3か月続けると、自分の運用フローのクセが見えてきます。
そのクセを把握したうえで、必要なら同期ツールを後から導入する、という順番のほうが、ツール選びの判断もブレません。
Notionに限らず、就活ツールは「使いこなせる量」より少なめにスタートするのがコツです。
まずは小さく始めて、必要になったら拡張していきましょう。
- Googleカレンダーは通知役、Notionは中身と次アクションの役割分担がベスト
- 新規予定はNotionに先に書く癖をつける
- 自動同期は3か月使い込んでから導入を検討
運用を続けるための小さな工夫
仕組みを作っただけでは続きません。日々の運用の中で挫折しないための工夫を、ここでまとめておきます。
毎朝5分のチェックタイム
Notionで予定×アクション設計を回し続けるなら、毎朝5分のチェックタイムを作るのが一番効きます。
朝起きて学校や移動の前に、Notionの「未振り返り」リストビューを開いて、昨日の予定のアクションが片付いているか確認するだけです。
片付いていなければ、その場でチェックを入れるか、今日の隙間時間にやる予定に組み込みます。
この5分があるかないかで、Notionの運用は1か月後にまったく違う姿になります。
就活の朝5分は、SNSを見るか自己投資に使うかの選択ですが、ここはぜひ自己投資側に倒してください。
習慣化の最初の壁を越えるための儀式、と思ってみるといいかもしれません。
週1の整理タイムを入れる
日次のチェックに加えて、週に1回30分の整理タイムを設けるのもおすすめです。
たとえば日曜日の夜、来週の予定を一通り眺めて、「アクションテンプレが入っていない予定はないか」をチェックします。
ついでに、企業マスタとの紐付けが漏れているものを直したり、次アクションに優先度を付けたりします。
この週1メンテナンスをやるだけで、データベースが「ぐちゃぐちゃ」になるのを防げます。
続かないNotionの典型は、日々の入力だけして整理しないパターンです。
整理する時間を最初からカレンダーに固定してしまうのが、一番ラクな解決策です。
30分で十分、お気に入りの音楽でもかけながらやってみてください。
完璧を目指さないという最大のコツ
最後にもっとも伝えたいことを書いておきます。
Notionでの予定管理は、最初から完璧を目指さないでください。
「全予定にアクションが紐付いている」「企業マスタと完璧にリレーションされている」「進捗バーがすべて100%」みたいな状態は、最初の3か月では絶対に作れません。
むしろ、抜け漏れがあっても止めない、というほうが100倍大事です。
カレンダーや手帳での就活管理に比べたら、抜け漏れだらけのNotion運用でも、振り返りや情報資産の蓄積量は段違いに増えます。
「8割回ればOK」という気持ちで、とにかく続けてみてください。
3か月続けば、4年目の春には就活全体を見渡せる強い武器がみなさんの手元にあります。
Notionは、完璧を求めると挫折し、ゆるく続けると育つ道具です。
- 毎朝5分のチェックタイムで取りこぼしをゼロにする
- 週1の整理タイムでデータベースの腐敗を防ぐ
- 完璧を目指さず、8割で回し続けるのが最大のコツ
予定×アクション設計をすぐ試せる無料テンプレ、最後にもう一度紹介します!
就活市場の選考管理テンプレは、本記事で紹介した「予定×アクション設計」をそのまま再現できる構造で作られています。
テンプレートをインポートした瞬間から、説明会・面接・OB訪問・グループワークの4種類のアクションが自動展開される設定済みです。
自分で設計する時間をゼロにして、いきなり運用フェーズから始められるのが最大のメリットです。
27卒の新生活と就活を両立させたいみなさんにとって、設計に1時間使うより、いきなり振り返りに5分使えるほうがどう考えても合理的です。
完全無料・会員登録1分で受け取れるので、本記事を読んでピンと来た27卒のみなさんはぜひ受け取ってみてください!
予定×アクション設計に関するよくある質問
記事を読んだあとに浮かびやすい疑問を、Q&A形式で先回りして答えておきます。導入前のもやもやを解消する手がかりにしてください。
Q. Notion初心者でも作れますか?
結論、十分作れます。
本記事で紹介した予定DBの最小構成は、Notionの新規データベース作成からプロパティ追加、ビュー切り替えまでの基本操作だけで完成します。
これらは公式チュートリアル動画を1本見れば30分以内に習得できるレベルの操作です。
もし「ゼロから作るのは不安」という方は、就活市場の無料テンプレートをインポートするのがいちばんの近道です。
テンプレートを使えば、データベース構造もアクションテンプレも全部出来上がった状態で手に入ります。
その状態から自分好みにカスタマイズしていく、という順番のほうが、初心者にとっては圧倒的にハードルが低いです。
「自分で1から作りたい派」と「既製品を改造する派」、どちらも正解なので、自分に合うほうを選んでみてください。
Q. スマホでも使えますか?
Notionはスマホアプリも提供されていて、データベースの閲覧と簡単な編集はスマホからでも問題なく行えます。
ただし、複雑なリレーション設定やテンプレート作成といった設計系の作業はPC推奨です。
運用イメージとしては、PCで仕組みを作って、日々の入力や振り返りはスマホからやる、というハイブリッドが現実的です。
説明会の直後にスマホでぱっとアクションのチェックを入れる、といった使い方は十分快適にできます。
むしろ、PCを開いてからじゃないと振り返りができないと、結局後回しになって続きません。
スマホで開いて30秒で終わる、という心理的な軽さが、続けやすさの肝になります。
アプリストアで「Notion」を検索して、無料インストールしておきましょう。
Q. 予定が多すぎて入力が追いつかないときは?
選考が本格化すると、1日に3〜4件の予定が入る日が出てきます。
そうなると、毎回テンプレートを展開して全アクションを書き込むのは正直しんどくなります。
そんなときの対処法は、入力する情報を「次アクションだけ」に絞ることです。
説明会の詳細な振り返りは省略してもいいので、「次に何をするか」だけは絶対に書く、というルールを優先します。
もうひとつのコツは、説明会中にメモアプリ(Notionのスマホアプリでも可)で要点を箇条書きしておいて、夜にまとめて整理するスタイルです。
リアルタイムの完璧な記録より、夜にまとめる5分のほうが、現実的かつ続けやすいです。
無理せず、自分のキャパに合わせて運用ルールを調整していってください。
- 初心者は無料テンプレから始めるのが最短ルート
- 運用はスマホ中心、設計だけPCでやるのがおすすめ
- 予定が多い日は「次アクションだけ」に絞って入力する
まとめ
カレンダーや手帳に予定だけを書き続けても、就活は前に進みません。
必要なのは、予定と次アクションをセットで管理する仕組みです。
本記事で紹介したように、Notionで予定DBを作り、予定タイプ別のアクションテンプレを用意して、振り返りを企業マスタやES管理DBに繋いでいけば、説明会1回が将来の選考を支える情報資産に変わります。
最初から完璧を目指す必要はありません。
毎朝5分のチェックタイムと週1の整理タイム、そして8割で回し続ける気持ちがあれば、3か月後には就活全体が驚くほど見渡せるようになっています。
Googleカレンダーを捨てる必要もなく、ハイブリッド運用で十分機能します。
27卒の今この時期にNotionで予定×アクション設計を始めれば、本選考が走り出す頃には自分だけの強い武器が育っています。
まずは就活市場の無料Notionテンプレートをダウンロードして、ベース構造を手元に置くところから始めてみてください!
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート














