6月の就活解禁って何?3月じゃないの?就活生向けに徹底解説!

6月の就活解禁って何?3月じゃないの?就活生向けに徹底解説!

「6月に就活が解禁される」という言葉を耳にしたことがあるけれど、具体的に何が解禁されるのかわからない——そんな就活生は多いです。

6月1日の「就活解禁」とは、企業が本選考の面接・筆記試験を正式に開始できる日のことです。

3月の「広報解禁」とはまったく意味が異なるため、この2つを混同していると就活スケジュールの設計を誤ります。

また、2021年以降は経団連による指針が撤廃されているため、「6月1日ルール」を守らない企業も増えており、実態はより複雑になっています。

この記事では、6月解禁とは何か・3月解禁との違い・現在の実態と、大学3年生・4年生がそれぞれ6月に向けて何をすべきかを解説します。

解禁のスケジュールを正確に理解することが、就活計画を立てる上での第一歩です。

この記事でわかること
  • 6月1日解禁=本選考(面接)の開始日
  • 3月1日解禁=企業の採用情報公開・説明会開始日
  • 2021年以降、経団連の指針は撤廃され各社が自由にスケジュールを設定
  • 大学3年生が6月にやるべきこと(インターンエントリー中心)
  • 大学4年生が6月にやるべきこと(本選考・内定獲得に向けた行動)
「解禁日」の変化をざっくり理解しよう

かつては経団連が「3月広報解禁・6月選考解禁」を加盟企業に定めていましたが、2021年以降この指針は撤廃されました。

現在は政府の一定の目安は残っているものの、外資系・ベンチャー・一部の大手は独自のスケジュールで動いています。

「6月解禁」はあくまで多くの企業が参考にする目安であり、絶対的なルールではありません。

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【就活6月解禁】6月1日に何が解禁されるのか

「6月解禁」とは、企業が新卒採用の本選考——具体的には面接・グループディスカッション・筆記試験などの選考活動——を正式に開始する日を指します。

つまり、6月1日以前は「選考をしてはいけない」という建前があったため、説明会やプレエントリーはできても、合否を決める選考は開始できないとされていました。

しかし実態として、6月1日を境に一斉に面接が始まる企業は今も多く、「選考解禁日」は就活市場で最も忙しい日の一つです。

大学4年生にとってはこの日から本格的な面接ラッシュが始まり、複数社の面接が1日に重なることも珍しくありません。

一方、大学3年生にとっての6月は「サマーインターンのエントリー開始・準備期間」というフェーズが正確な位置づけです。

大学4年生:6月1日から本選考の面接が本格化する

大学4年生の6月1日以降は、本選考の面接が一斉にスタートします。

多くの大手日系企業が6月1日に合わせて面接を開始するため、この日を起点に選考スケジュールが一気に過密になります。

4月・5月に企業研究・ES提出・Webテストを終えていた学生は、6月から面接に集中できます。

逆に6月1日の時点でESがまだ提出できていない企業がある場合は、今すぐ優先して提出作業を進めてください。

6月中に内定を取る学生の多くは、6月第1週から第2週の面接を突破して、6月中旬〜末に内定を受け取っています。

大学3年生:6月はインターンエントリーの本番

大学3年生の6月は、本選考とは直接関係のない時期です。

ただし、夏のサマーインターンのエントリーが6月から本格的に始まるため、インターン準備という観点では重要な月です。

人気企業のサマーインターンは6月中に募集が締め切られるものも多く、「まだ先の話」と思っていると気づいたときには締め切りが過ぎていることがあります。

大学3年生の6月のミッションは「インターンへのエントリーを開始すること」と「自己分析・業界研究を進めること」の2つです。

本選考は翌年3月以降なので焦る必要はありませんが、6月の準備量が秋以降の就活速度を大きく左右します。

【就活6月解禁】3月広報解禁と6月選考解禁の違い

就活スケジュールを正確に把握するために、「3月解禁」と「6月解禁」の違いを明確に理解しておいてください。

多くの就活生がこの2つを混同して、スケジュール設計を誤っています。

一言で言うと、3月は「企業が学生に情報を発信し始める日」、6月は「企業が学生の選考を始める日」です。

3月1日は「企業が採用情報を一斉公開する日」

大学3年生の3月1日は、企業が新卒採用に関する広報活動を一斉にスタートする日です。

採用サイトのオープン・エントリー受付の開始・説明会の案内発送などが、この日を境に解禁されます。

3月以降は、就活生が企業の情報収集・エントリー・説明会参加・ESの準備を進めるフェーズです。

この時点では「合否を決める選考」は原則として行われないため、ESを提出しても書類選考の結果が出るのは4〜5月以降になります。

3月は「情報収集と準備」の月であり、焦って選考対策に全力を注ぐよりも、幅広く企業・業界を見渡す時期として活用するのが得策です。

6月1日は「本選考の面接が解禁される日」

6月1日は、経団連加盟企業を中心に多くの企業が本選考の面接・グループディスカッションを開始する日です。

3月から5月にかけて積み上げてきたエントリー・ES提出・Webテストの成果が、6月1日以降の面接で試されます。

面接は場数を踏まないと上達しないため、6月解禁に向けて5月中に模擬面接を最低1〜2回こなしておくことが強く推奨されます。

「3月に情報収集→4〜5月にES提出と対策→6月から面接本番」というのが基本的な就活のサイクルです。

このサイクルから大きく外れないよう、自分のスケジュールを確認してください。

【就活6月解禁】2021年以降のルール変更と現在の実態

経団連が採用選考に関する指針を廃止した2021年以降、就活市場は「6月解禁」を参考にしつつも、実態として多様化しています。

ルールの変化を正確に理解することで、企業ごとに異なる採用スケジュールに対応できます。

「6月1日解禁」を前提にしすぎると、早期選考を実施している企業へのエントリーが遅れるリスクがあります。

経団連指針の撤廃で「解禁日」は目安になった

2021年以前は、経団連加盟企業が「3月広報解禁・6月選考解禁」を守ることが事実上の慣行でした。

しかし2021年春入社の学生を最後に、この指針は撤廃されています。

現在は政府(内閣官房)が一定の目安を示していますが、法的拘束力はなく、各企業が独自のスケジュールで採用活動を行えます。

実態として、引き続き6月解禁のスケジュールを参考にする大手日系企業は多い一方、外資系・ベンチャー・IT系は大幅に早期化しているのが現状です。

志望企業の採用スケジュールは必ず公式採用ページで個別に確認することが必須です。

業界ごとに解禁日の実態は大きく異なる

外資系金融・外資系コンサルは、インターン選考が夏・秋に行われ、本選考も12月〜2月に完了することが多いです。

ベンチャー・スタートアップは通年採用が多く、6月解禁とは無関係に選考を進めています。

大手メーカー・金融・インフラ・商社などの伝統的な大手日系企業は、引き続き6月解禁のスケジュールを参考にしているため、ES提出を5月中に完了させておくことが重要です。

マスコミ・テレビ局など一部の業界は、採用時期が遅く4年生の秋以降に面接が集中します。

志望業界によって動き方を変えることが、効率的な就活の前提条件です。

【就活6月解禁】解禁日前後の就活市場の変化

6月解禁の前後で、就活市場の雰囲気と学生の状況は大きく変化します。

この変化を事前に把握しておくことで、心理的な動揺を防いで計画的に動けます。

6月1日前後の市場変化を知ることは、「自分は今どのフェーズにいるか」を確認するためにも役立ちます。

6月解禁前(5月まで)の就活市場

5月は、大手企業を中心にES・Webテストの選考が進む一方、内定を獲得した学生が出始める時期です。

この時期に内定を得ているのは主に外資系・ベンチャー・早期選考参加者であり、大手日系企業を志望している学生の多くはまだ選考途中か待機中です。

5月に内定報告を見聞きして焦る必要はありません。本選考の面接はこれからスタートするため、5月はES提出と面接準備の完成に集中してください。

6月解禁直後の就活市場

6月1日以降は、多くの大手企業が一斉に面接を開始するため、1日に複数社の面接が重なる「面接ラッシュ」が始まります。

6月第1週〜第2週が最も過密なスケジュールになりやすく、体力・精神力の消耗が大きい時期です。

6月解禁に向けて、5月中に面接練習・模擬面接・頻出質問の回答準備を完了させておくことが、6月を乗り切る最大の備えです。

また、面接のスケジュール管理ツール(スプレッドシートや手帳)を5月中に用意しておくと、6月のスケジュール管理がスムーズになります。

【就活6月解禁】大学3年生が6月に向けてやるべきこと

大学3年生の6月は、本選考にはまだ遠い時期ですが、夏以降の就活速度を決める重要な準備期間です。

やることが多すぎて何から手をつければいいかわからない場合は、以下の優先順位で進めてください。

6月のうちに「自己分析・業界研究・インターンエントリー」の3つを完成させた学生は、秋以降の選考で圧倒的に優位に立てます。

自己分析と業界研究を進める

大学3年生の6月は、自己分析と業界研究に集中できる最後の比較的余裕のある時期です。

7月以降はサマーインターンの選考・参加が始まるため、6月中に「自分がどんな仕事に就きたいか」の方向性を絞っておくことが重要です。

自己分析は「なぜ働くのか」「どんな環境で力が発揮できるか」「過去に熱中した経験は何か」の3問に答えるところから始めてください。

業界研究は、一つの業界だけに絞らず、自分の軸に関連する2〜3業界を比較しながら進めると方向性が定まりやすくなります。

業界研究の情報収集には、企業の採用サイト・四季報・業界地図・OB訪問が有効です。

サマーインターンへのエントリーを6月中に完了させる

人気企業のサマーインターンは、6月中に募集が締め切られるものが多くあります。

「夏になってから考える」では遅く、6月中にエントリーを完了させることが最低条件です。

インターンのエントリーには自己PRや志望理由の記入が必要なため、自己分析が終わっていないと対応できません。

6月中旬〜末を「インターンエントリー期限」として逆算してスケジュールを組んでください。

エントリーする企業は、志望度の高い企業3〜5社+業界研究目的の企業3〜5社の計6〜10社程度が目安です。

インターンのES・選考対策を始める

サマーインターンには選考がある企業も多く、ES提出・Webテスト・面接・グループディスカッションが課される場合があります。

特に大手企業のインターンは倍率が高く、本選考と同様の対策が必要です。

インターンのES作成は、本選考のES練習にもなるため、6月中に1〜2本書いて大学キャリアセンターで添削を受けることをおすすめします。

Webテストの対策も6月から始めておくと、本選考シーズンに慌てずに済みます。

SPI問題集を1冊用意し、6月中に1周終わらせることを目標にしてください。

【就活6月解禁】大学4年生が6月解禁後にやるべきこと

大学4年生の6月1日以降は、本選考の面接ラッシュが始まります。

準備ができている学生にとっては「いよいよ勝負の時」であり、準備が遅れている学生にとっては「今すぐ動き出す時」です。

6月に内定を取るための行動と、6月時点で内定がない場合の対処法を、状況別に確認してください。

内定がある学生:企業研究を深め入社先を決める

すでに内定を持っている大学4年生は、6月を「入社先を冷静に選ぶ期間」として活用してください。

内定を持った状態で他の企業の選考を受けることは、何ら問題ありません。

「この会社で本当にいいのか」という迷いがあるなら、内定者懇親会・社員訪問・OB訪問を活用してリアルな職場の雰囲気を確認することをおすすめします。

納得して入社先を決めることが、就職後の満足度に直結します。

この夏を過ぎると「就活をやり直す」という選択肢がとりにくくなるため、6月中に決断の方向性を決めておいてください。

内定がない学生:今週から緊急モードで動く

大学4年生で6月時点で内定がない場合は、今すぐ行動量を上げてください。

6月以降もベンチャー企業・中小企業・通年採用企業を中心に、採用活動を続けている企業は多数存在しています。

就活エージェントに登録し、「6月中に内定が欲しい」と伝えて非公開求人の紹介を受けることが、最短ルートです。

エントリーを今週中に10社追加し、ES提出・Webテスト・模擬面接を今週中に1サイクル完了させることを目標にしてください。

6月末時点で内定がない場合でも、秋採用・通年採用企業を狙えばまだ間に合います。

【就活6月解禁】6月以降もエントリーできる企業の選び方

「6月解禁=大手企業の選考が始まる日」という理解だけでは不十分です。

6月以降も継続的にエントリーを受け付けている企業を知っておくことで、選択肢が広がります。

6月以降も積極的に採用を続ける企業のタイプを覚えておくと、エントリー先に困ったときに素早く候補を見つけられます。

通年採用企業・ベンチャー・中小企業

IT・人材・不動産・教育・コンサルなどの業界は、通年採用を導入している企業が多く、6月以降もエントリーを受け付けています。

ベンチャー・スタートアップは原則として通年採用のため、時期を気にせずエントリーできます。

就活ナビで「通年採用」「随時採用」で検索するか、就活エージェントに「6月以降もエントリーできる企業を紹介してほしい」と依頼することで、候補企業をスムーズに見つけられます。

秋採用・二次募集企業

春に採用予定人数を満たせなかった企業や、辞退者が出た企業が秋に二次募集を行うケースがあります。

9〜10月にかけて採用活動を再開する企業は、大手・中堅問わず一定数存在します。

6月末時点で内定が出ていない場合でも、秋採用を視野に入れてエントリーを継続することで、内定獲得のチャンスが残ります。

秋採用は春より応募者数が少ないため、競争率が下がりやすいという特徴があります。

【就活6月解禁】6月の選考で差がつく準備の進め方

6月から本選考の面接が始まる中で、同じ企業にエントリーした学生との差を生むのは「事前準備の質」です。

ここでは、6月の選考で通過率を上げるための具体的な準備の進め方を解説します。

6月解禁の1〜2週間前(5月中旬〜末)に準備を完成させておくことが、6月の面接ラッシュを乗り切る鍵です。

面接頻出質問への回答を事前に準備する

本選考の面接で必ず聞かれる質問は、自己PR・ガクチカ・志望動機・将来のキャリアビジョンの4パターンです。

これらに対する回答を、5月中に1〜2分で話せる形で準備しておいてください。

回答は丸暗記せず、「話の骨格(キーワードと順番)」だけを頭に入れておくと、面接本番でも自然に話せます。

準備した回答は必ず声に出して練習し、1分以内で結論から話せるかどうかを確認してください。

志望企業の情報を面接前日に必ず確認する

面接前日には、志望企業の採用サイト・直近のプレスリリース・代表インタビューを30分読んでおいてください。

「なぜ当社を選んだのか」という質問に対して、企業固有の情報を交えた回答ができる学生は面接官の印象に残ります。

「御社の〇〇という事業に興味があります」という一文を、面接を受けるすべての企業に対して準備しておくことが選考通過率を上げる最短手順です。

6月の就活解禁に関するよくある質問

2021年以降、経団連の指針は撤廃されているため、6月解禁前に内定を出すこと自体は法律違反ではありません。現在は各企業が独自にスケジュールを決められるため、外資系・ベンチャーなどは以前から自由な時期に内定を出しています。

大学3年生の6月は、①自己分析と業界研究を進める ②サマーインターンへのエントリーを完了させる ③インターンのES・選考対策を始める の3つが主なやることです。本選考は翌年3月以降なので焦る必要はありませんが、6月の準備量が秋以降の就活速度を大きく左右します。

5月中に完了させるべきことは、①エントリー先企業のES提出 ②Webテスト対策 ③模擬面接を1〜2回こなす の3点です。特に面接頻出質問(自己PR・ガクチカ・志望動機)への回答を声に出して練習しておくことが、6月の面接ラッシュを乗り切る最大の準備になります。

まとめ

6月の就活解禁とは、本選考の面接・グループディスカッションが正式に開始される日のことです。

3月の「広報解禁」と混同せず、「3月=情報収集・エントリー開始」「6月=面接本番」というサイクルで就活計画を立ててください。

2021年以降は経団連の指針が撤廃されているため、志望企業の採用スケジュールは必ず公式サイトで個別に確認することが必須です。

大学3年生は6月中にサマーインターンのエントリーを完了させることが最優先事項です。

大学4年生は6月1日以降の面接に備えて、5月中に面接練習と頻出質問の回答準備を完成させておきましょう。

スケジュールを正確に理解して、焦らず一歩ずつ準備を進めてください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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