説明会で気を付けたい!質問するときに名乗るべき?

説明会で気を付けたい!質問するときに名乗るべき?
就職活動において、面接やインターンシップと同じように説明会への出席も自分をアピールする大切なチャンスです。求人に応募できる条件の1つとして設定している企業もあります。実は、説明会での質問タイムは志望企業をより深く知るためだけのものではありません。企業によっては、説明のあとに設けられた質問タイムでの立ち振る舞いを、志望者を判断する材料としてチェックしていることがあります。志望企業への内定に近づく、説明会での質問タイムで気を付けたいマナーを紹介します。

質問をするときの基本的なマナー

質問したいことがある場合は、説明の途中に割り込んではいけません。基本的に説明のあとに出席者から質問を受け付ける「質問タイム」が設定されているので、採用担当者の話を聞いた後で質問しましょう。「質問がある場合は自由に、好きなタイミングでしてください」という注意が事前にない限りは、質問タイムの中で質問しましょう。 説明会の中で、質問の時間は限られています。余計な前置きや質問内容が長くなってしまうと、その分他の出席者が質問できる時間が減ってしまいます。また、シチュエーションに応じた適切な振る舞いができていないと判断されかねません。できるだけ簡潔にまとめて、ストレートに伝わるような質問をしましょう。

質問するときに名前を名乗るのはマナー?

1910_1_24 (2) 説明会で質問するうえで、自分の名前を名乗るべきかどうかという問題があります。社会にマナーの観点から述べると、オフィシャルな場で何か発言をする際にはとても大切なことです。社会では、自分の発言や行動に責任を持たなければならない場面に出会うことがあります。その発言に責任を持つという意志表示のためにも心がけましょう。 また、説明会の中で質問をするという行為は、企業側の時間を奪っていることになります。自分が質問をしなければ他の出席者が質問できますし、企業側もほかのことに時間を使えます。自分のために時間を割いてもらっているという意識を持ったうえで、自分の名前を名乗るべきです。

自分の名前を名乗るメリット

説明会で質問する際に名乗ることには、自分の名前を覚えてもらったうえでよい印象を与えることができるというメリットがあります。せっかくよい質問をしても、企業側が自分の名前を把握していなければ、良い印象を持ってもらうことが難しくなります。「質問をする=積極性がある」というイメージを持ってほしいのであれば、名乗ることはとても大切です。 しかし、質問の際の立ち振る舞いが好ましくなかった場合、名乗ることは自分のマイナスイメージを強くアピールしてしまうことになります。好ましくない立ち振る舞いがあると、仕事でも同じような立ち振る舞いをするのではないかという評価につながってしまうからです。名乗ることをデメリットにしないためにも、自分の立ち振る舞いや質問内容に十分に注意して、質問をすることが大切です。

名乗らなくてもいいシチュエーションがある!?

1910_1_24 (3) 発言の前に名乗ることは社会における基本的なマナーですが、参加する説明会によってはその必要がない場合もあります。それは、質問を受け付ける前に「質問の際は名前を名乗らないようにしてください」という説明があらかじめ企業側からあった場合です。その場合は、どんなに質問で自分をアピールしたくても、名乗らないようにしましょう。その指示に従わないと、かえって「人の話をよく聞いていない」というイメージを持たれる可能性があります。 企業側がそのような説明をする理由のひとつに、質問の時間が限られているものの、より多くの出席者に質問をしてほしいという企業側の意図があります。その意図を理解しているという意志表示のために名乗らないのが、このシチュエーションにおいてはマナーなのです。

名乗るかどうか、シチュエーションを見極めよう

基本的に、説明会で質問する際に名乗るというのは社会でのマナーです。しかし、シチュエーションによって名乗るべきかどうか変わります。ときにはマナー通りに名乗っても、その場にそぐわないというケースもあります。説明会で質問する際は、しっかりとシチュエーションを見極めましょう。

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